シリア軍とダーイシュが交戦するなか、ロシア軍とシリア軍がハマー県東部を爆撃(2021年1月8日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が県東部のシャークーズィーヤ村、ラフジャーン村一帯にあるシリア軍の拠点複数カ所を襲撃した。

これに対して、ロシア軍戦闘機複数機とシリア軍戦闘機が、同地一帯のダーイシュの拠点に対して4回の爆撃を実施した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、カバージブ村で、ダーイシュ(イスラーム国)の掃討作戦に参加しているパレスチナ人民兵組織のクドス旅団の車輌に仕掛けられていた爆弾が爆発し、司令官1人が死亡、3人が負傷した。

AFP, January 8, 2021、ANHA, January 8, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 8, 2021、Reuters, January 8, 2021、SANA, January 8, 2021、SOHR, January 8, 2021などをもとに作成。

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ハサカ県フール・キャンプで北・東シリア自治局にIDPsの情報提供や治安協力を行う「シリア評議会」の議長と息子が暗殺される(2021年1月8日)

ハサカ県では、シリア人権監視団などによると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプの第4区でシリア評議会のアブー・アフマド・シャムリー議長、息子のアフマド・シャムリー氏が、正体不明の武装集団によって撃たれて死亡した。

反体制系のシリア・テレビ(1月8日付)によると、フール・キャンプで活動するシリア評議会は、北・東シリア自治局に対して、IDPs(国内避難民)の身分証明、IDPs個人・世帯の情報の提供、過激派の存在や治安紊乱行為の通報などを行ってきた組織。

またシリア人権監視団によると、キャンプの第3区では、内務治安部隊(アサーイシュ)の隊員が追われていた男性が身につけていた爆弾ベルトを爆破させて死亡し、追跡していたアサーイシュの隊員1人も負傷した。

男性の追跡は、アサーイシュの隊員1人がサイレンサー付きの銃で撃たれて殺害されたのを受けて行われていた。

AFP, January 8, 2021、ANHA, January 8, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 8, 2021、Reuters, January 8, 2021、SANA, January 8, 2021、SOHR, January 8, 2021、Syria TV, January 8, 2021などをもとに作成。

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北・東シリア自治局の支配下にあるアズバ村の住民が、シリア政府下の7カ村の住民とともにシリア民主軍の徴兵を拒否するデモを行い、シリア民主軍部隊を放逐(2021年1月8日)

ダイル・ザウル県では、SANA(1月8日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるアズバ村では、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の部隊が住民の男性1人を拘束、連行しようとしたが、住民が抵抗し、この部隊を同村から放逐した。

これに関して、シリア人権監視団は、アズバ村で、住民がシリア民主軍による徴兵を拒否する抗議デモを行い、これにシリア政府の支配下にある7カ村の住民も参加、ダイル・ザウル県とハサカ県を結ぶ街道をタイヤを燃やすなどして封鎖したと発表した。

ブサイラ市でも、シリア民主軍の部隊が強制捜査を行い、住民多数を拘束、連行した。

一方、シリア人権監視団によると、ブサイラ市で、リア民主軍の兵士1人が正体不明の武装集団に撃たれて死亡した。

また、ズガイル・ジャズィーラ村でも、シリア民主軍2人が撃たれて死亡した。

AFP, January 8, 2021、ANHA, January 8, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 8, 2021、Reuters, January 8, 2021、SANA, January 8, 2021、SOHR, January 8, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍はシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ県タッル・タムル町の変電所を再び砲撃(2021年1月8日)

ハサカ県では、ANHA(1月8日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町北のダルダーラ村を砲撃した。

トルコ軍と国民軍はまた、タッル・タムル町西のM4高速道路沿線のクーズリーヤ村、タッル・ラバン村、ウンム・ハイル村、マハッル村を砲撃した。

ハサカ県では、SANA(1月8日付)によると、1月6日のトルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍の砲撃で利用不能となっていたタッル・タムル町の20/66KF変電所を、ハサカ県電力公社の復旧チームが修理し、送電作業を再開した。

しかし、トルコ軍と国民軍は20/66KF変電所が復旧作業が完了する直前に20KF変電所を砲撃し、3本の送電線が切断され、電力供給が不能となった。

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アレッポ県では、ANHA(1月8日付)によると、トルコの占領下にあるジンディールス町近郊のカフルサフラ村で車に仕掛けられていた爆弾が爆発した。

AFP, January 8, 2021、ANHA, January 8, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 8, 2021、Reuters, January 8, 2021、SANA, January 8, 2021、SOHR, January 8, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で95人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で23人(2021年1月8日)

保健省は政府支配地域で新たに95人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者65人が完治し、8人が死亡したと発表した。

これにより、1月8日現在の同地での感染者数は計12,179人、うち死亡したのは763人、回復したのは5,889人となった。

SANA(1月8日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で1月8日に新たに23人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、50人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡4人、イドリブ郡2人、ハーリム郡10人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡1人、バーブ郡1人、アフリーン郡3人、アアザーズ郡2人。

これにより、同地での感染者数は計20,618人、うち回復したのは13,549人、死亡したのは355人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1486656741539212/

AFP, January 8, 2021、ACU, January 8, 2021、ANHA, January 8, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 8, 2021、Reuters, January 8, 2021、SANA, January 8, 2021、SOHR, January 8, 2021などをもとに作成。

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シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ市で同組織に2人を殺害された遺族が抗議デモ(2021年1月8日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ市で、2ヶ月前に同機構によって銃殺された若者2人の遺族(ガンヌーム家)が抗議デモを行い、若者2人を殺害したメンバーの処刑を求めた。

またイドリブ市のマストゥーマ村側の入り口に設置されているシャーム解放機構の検問所が正体不明の武装集団の襲撃を受けて、戦闘員2人が死亡した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、キスワ市で国防隊の兵士1人が正体不明の武装集団の襲撃を受けて死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を23件(イドリブ県11件、ラタキア県10件、アレッポ県1件、ハマー県1件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は16件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を13件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, January 8, 2021、ANHA, January 8, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 8, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 8, 2021、Reuters, January 8, 2021、SANA, January 8, 2021、SOHR, January 8, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民496人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は643,587人に(2021年1月8日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月8日付)を公開し、1月7日に難民496人(うち女性148人、子供253人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民496人(うち女性148人、子供253人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は643,587人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者248,339人(うち女性74,650人、子ども126,383人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,735,845人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は872,867人(うち女性261,926人、子供444,874人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 8, 2021をもとに作成。

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財務省はシリア初の国産車生産工場の経営者のイマード・フマイシュー氏らの動産・不動産を差し押さえ、密輸に対する罰金として332億シリア・ポンドの追徴金支払いを命じる(2021年1月7日)

財務省は、シリア初の国産車生産工場の経営者でフマイシュー金属社会長、タアミール輸出入社社長を務めるビジネスマンのイマード・フマイシュー氏、親族のムハンマド・ワリード・フマイシュー氏、アフマド・ワリード・フマイシュー氏、ヒバ・ワリード・フマイシュー氏、イヤード・ワジーフ・スカイフ氏、アブドゥルカーディル・ヤーズジー(ゴールデン・ベイ船首・船長)、シャーディー・マールティーニー氏(配送業者、ナスル通商輸出入機構)、彼らが経営にかかわる複数の企業の動産、不動産を差し押さえるとする決定(差押決定第5/J’号)を発出した。

決定は、フマイシュー氏らが77億3519万9959シリア・ポンド以上の商人を密輸したことを受けた措置で、フマイシュー氏らは332億223万2533シリア・ポンドの追徴金の支払いが命じされている。

AFP, January 13, 2021、ANHA, January 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 13, 2021、Reuters, January 13, 2021、SANA, January 13, 2021、SOHR, January 13, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍がハマー県、ラッカ県、ヒムス県の県境の砂漠地帯でダーイシュの拠点に対して70回あまりの爆撃を実施(2021年1月7日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、県東部のイスリヤー村に至る街道で、シリア軍第25師団の車輌にダーイシュ(イスラーム国)が仕掛けたと思われる爆弾が爆発し、乗っていた大尉が死亡した。

一方、ロシア軍戦闘機は6日晩から7日にかけて、ハマー県、ラッカ県、ヒムス県の県境の砂漠地帯でダーイシュの拠点に対して70回あまりの爆撃を実施した。

AFP, January 7, 2021、ANHA, January 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 7, 2021、Reuters, January 7, 2021、SANA, January 7, 2021、SOHR, January 7, 2021などをもとに作成。

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ハサカ県フール・キャンプで再びイラク人難民の女性が遺体で発見される(2021年1月7日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプの第2区で、内務治安部隊(アサーイシュ)が、頭に銃弾2発を受けたイラク人難民の女性1人の遺体を発見した。

AFP, January 7, 2021、ANHA, January 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 7, 2021、Reuters, January 7, 2021、SANA, January 7, 2021、SOHR, January 7, 2021などをもとに作成。

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所属不明のドローンがシリア領内に入ろうとしたイラク人民動員隊を攻撃し、4人を殺害(2021年1月7日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、所属不明の無人航空機(ドローン)がブーカマール市近郊に非公式に設置されている国境通行所からシリア領内に入ろうとしていたイラク人民防衛隊の車輌1輌を攻撃し、乗っていた4人が死亡、複数人が負傷した。

AFP, January 7, 2021、ANHA, January 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 7, 2021、Reuters, January 7, 2021、SANA, January 7, 2021、SOHR, January 7, 2021などをもとに作成。

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アサド大統領のいとこのラーミー・マフルーフ氏は大統領の退陣を暗に呼びかける(2021年1月7日)

アサド大統領のいとこでビジネスマンのラーミー・マフルーフ氏は、自身のフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/RamiMakhloufSY/)にメッセージとビデオ映像を投稿し、政府を改めて批判した。

ビデオ映像のなかで、マフルーフ氏は「奇跡がなければ、シリアのこの暗いトンネルと聞きから抜け出すことはできない」として、アサド大統領の退陣を暗に呼びかけた。

マフルーフ氏はまた「2020年を通じて世界が目の当たりにした悲劇は、小さな兆候に過ぎない。2021年こそが決定的な年になる…。火山噴火、地震、隕石落下、大洪水、さらには金融崩壊、さらなる死者発生が起きれば、我々は終末の兆候が現れる時代にいることになる。それに対処するため、これまでとは違った姿勢が必要になる…。一丸となって一つのことを求めれば、我々は奇跡を作り出すことができる。私はあなた方にこう求めたい。一人の男として、我々の状況の改善を求めるという姿勢をとることを。散り散りはもうたくさんだ。これが最後のチャンスだ」と述べた。

https://www.facebook.com/RamiMakhloufSY/posts/3147889201979979

AFP, January 7, 2021、ANHA, January 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 7, 2021、Reuters, January 7, 2021、SANA, January 7, 2021、SOHR, January 7, 2021などをもとに作成。

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ラッカ県、ハサカ県、アレッポ県で、トルコと国民軍の砲撃が続く一方、トルコ占領地で国民軍への襲撃相次ぐ(2021年1月7日)

ラッカ県では、ANHA(1月7日付)によると、トルコとその支援を受ける国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のムシャイリファ村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のいわゆる「平和の泉」地域の中心都市であるタッル・アブヤド市で国民軍第1軍団の司令官が正体不明の武装集団の襲撃を受けて死亡した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍の支援を受ける国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町一帯を砲撃した。

一方、トルコ軍は、トルコの占領下にあるラアス・アイン市で爆破事件が相次いでいることに対処するため、250人からなる部隊を同市に派遣した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のいわゆる「ユーフラテスの盾」地域の中心都市の一つバーブ市では、正体不明の武装集団の襲撃により、1人が死亡、2人が負傷した。

AFP, January 7, 2021、ANHA, January 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 7, 2021、Reuters, January 7, 2021、SANA, January 7, 2021、SOHR, January 7, 2021などをもとに作成。

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米主導の有志連合がユーフラテス川東岸のCONOCO油田に武器や兵站物資を搬入し、同地の基地を増強(2021年1月7日)

ダイル・ザウル県では、SANA(1月7日付)によると、米主導の有志連合が北・東シリア自治局の支配下にあるユーフラテス川東岸のCONOCO油田に違法に設置されている基地に武器や兵站物資を搬入し、基地を増強した。

シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の車輌約50輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、ダイル・ザウル県とハサカ県内に設置されている基地に向かった。

AFP, January 7, 2021、ANHA, January 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 7, 2021、Reuters, January 7, 2021、SANA, January 7, 2021、SOHR, January 7, 2021などをもとに作成。

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ハサカ県カーミシュリー市ハラクー地区とタイ地区で国防隊とシリア民主軍の緊張続く(2021年1月7日)

ハサカ県では、SANA(1月7日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市のハラクー地区とタイ地区を包囲し、パンなどの食糧物資を住民から没収し、その搬入を阻止するとともに、違反者の摘発を開始してから5日が経った。

ハラクー地区には300棟以上、タイ地区には1,000棟以上の住居がある。

一方、ANHA(1月7日付)によると、親政権民兵の国防隊がハラクー地区南で住民1人に向けて発砲、脚を負傷させた。

AFP, January 7, 2021、ANHA, January 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 7, 2021、Reuters, January 7, 2021、SANA, January 7, 2021、SOHR, January 7, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で96人、北・東シリア自治局支配地域で50人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で30人(2021年1月7日)

保健省は政府支配地域で新たに96人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者71人が完治し、8人が死亡したと発表した。

これにより、1月7日現在の同地での感染者数は計12,084人、うち死亡したのは755人、回復したのは5,824人となった。

SANA(1月7日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに50人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者1人が完治し、2人が死亡したと発表した。

これにより、1月7日現在の同地での感染者数は計8,203人、うち死亡したのは282人、回復したのは1,158人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性27人、女性23人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市4人、カーミシュリー市6人、マーリキーヤ(ダイリーク)市5人、ダルバースィーヤ市1人、ルマイラーン町1人、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市3人、マンビジュ市6人、ラッカ県のラッカ市2人、タブカ市20人、ダイル・ザウル県2人。

ANHA(1月7日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で1月7日に新たに30人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、98人が完治し、1人が死亡したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡3人、イドリブ郡6人、ハーリム郡3人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡1人、ジャラーブルス郡1人、バーブ郡2人、アフリーン郡13人、アアザーズ郡1人。

これにより、同地での感染者数は計20,595人、うち回復したのは13,499人、死亡したのは355人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1485902554947964/

AFP, January 7, 2021、ACU, January 7, 2021、ANHA, January 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 7, 2021、Reuters, January 7, 2021、SANA, January 7, 2021、SOHR, January 7, 2021などをもとに作成。

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イドリブ県に対するシリア軍の砲撃でシャーム解放機構のメンバー1人と新興のアル=カーイダ系組織アンサール・タウヒードの戦闘員1人が死亡(2021年1月7日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村一帯を砲撃し、シャーム解放機構のメンバー1人と、アンサール・タウヒードの戦闘員1人が死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

アンサール・タウヒードは新興のアル=カーイダ系組織の一つで、同じく新興のアル=カーイダ系組織で、シャーム解放機構と対立関係にあるフッラース・ディーン機構と共闘する組織。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるティブナ村近郊で、ジャースィム市議会の議長が正体不明の武装集団の襲撃を受けて死亡した。

また、タファス市でも、住民1人が正体不明の武装集団に撃たれて死亡した。

さらに、シリア政府の支配下にあるナスィーブ国境通行所では、冷蔵・冷凍トラックが爆発した。

爆発の原因は不明。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるマムティナ村近郊の街道で、シリア政府と和解し軍事情報局に勤務していた反体制武装集団(クナイトラ殉教者旅団)の元司令官の車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、元司令官1人が死亡、3人が負傷した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を16件(イドリブ県8件、ラタキア県4件、アレッポ県1件、ハマー県3件)確認したと発表した。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を8件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, January 7, 2021、ANHA, January 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 7, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 7, 2021、Reuters, January 7, 2021、SANA, January 7, 2021、SOHR, January 7, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民517人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は643,091人に(2021年1月7日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月7日付)を公開し、1月6日に難民517人(うち女性155人、子供264人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民517人(うち女性155人、子供264人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は643,091人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者247,843人(うち女性74,502人、子ども126,130人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,735,845人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は872,371人(うち女性261,778人、子供444,621人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 7, 2021をもとに作成。

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イスラエル軍戦闘機がシリア領内に向けてミサイルを発射、防空部隊がそのほとんどを撃破(2021年1月6日)

SANA(1月6日付)は、シリア軍筋の話として、イスラエル軍戦闘機が午後11時10分、占領下のゴラン高原上空からシリア南部の複数カ所にミサイル複数発を発射、シリア軍防空部隊が迎撃し、そのほとんどを撃破したと伝えた。

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シリア人権監視団によると、攻撃では、スワイダー県ダウル村西のレーダー大隊基地、同県北西部のナジュラーン村の大隊基地、「イランの民兵」、レバノンのヒズブッラー、親政権民兵が展開するダマスカス郊外県キスワ市の第1師団基地一帯などが標的となり、レーダー大隊基地で1人、第1師団基地一帯で2人が死亡、各所で合わせて11人が負傷した。

AFP, January 6, 2021、ANHA, January 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 6, 2021、Reuters, January 6, 2021、SANA, January 6, 2021、SOHR, January 6, 2021、January 7, 2021などをもとに作成。

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トルコがリビアに派遣していたシリア人傭兵10人以上が基地を脱走し、イタリアに向かう(2021年1月6日)

ドゥラル・シャーミーヤ(1月6日付)は、複数のメディア筋の話として、国民合意政府(GNA)を支援するため、トルコによってリビアに派遣されていたシリア人傭兵(国民軍)の戦闘員多数が、首都トリポリの基地を脱出し、ヨーロッパに向かったと伝えた。

ヨーロッパに脱走したのは、国民軍に所属するハムザ師団とスルターン・ムラード師団の戦闘員10人以上で、トリポリ市内の基地を抜け出し、海路でイタリアに向かったという。

戦闘員らは、リビア人密輸業者に金を支払い、逃走の手助けを受けており、同様の事案はこれまでにも多数発生しているという。

AFP, January 6, 2021、ANHA, January 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 6, 2021、Reuters, January 6, 2021、SANA, January 6, 2021、SOHR, January 6, 2021などをもとに作成。

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ハサカ県のフール・キャンプで頭を強打されて死亡したとみられるイラク人難民の女性1人が発見される(2021年1月6日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプの第3区で、内務治安部隊(アサーイシュ)が頭を強打されて死亡したとみられるイラク人難民の女性1人の遺体を発見した。

AFP, January 6, 2021、ANHA, January 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 6, 2021、Reuters, January 6, 2021、SANA, January 6, 2021、SOHR, January 6, 2021などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県ではシリア民主軍がユーフラテス川東岸から西岸のシリア軍拠点を砲撃(2021年1月6日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるユーフラテス川東岸のザッル村に展開する人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、シリア政府の支配下にある同川西岸のザバーリー村に設置されているシリア軍拠点複数カ所に対して砲撃を行った。

砲撃の理由は不明だが、死傷者はなかった。

AFP, January 6, 2021、ANHA, January 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 6, 2021、Reuters, January 6, 2021、SANA, January 6, 2021、SOHR, January 6, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍がハサカ県、ラッカ県、アレッポ県の各所を砲撃、ハサカ県タッル・タムル町近郊のロシア軍基地にも攻撃が及ぶ(2021年1月6日)

ハサカ県では、ANHA(1月6日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町北のダルダーラ村、ファッカ村、タッル・タムル町とアブー・ラースィーン(ザルカーン)町を結ぶM4高速道路沿線の村々、タッル・タムル町とトルコ占領下のラアス・アイン市を結ぶ街道沿線の村々を砲撃した。

この砲撃により、タッル・タムル町から北東2キロのM4高速道路沿線に位置する発電所が被弾し、同町とその近郊一帯で停電が発生した。

トルコ軍と国民軍の砲撃はさらに、変電所に隣接するロシア軍基地にも及んだ。

だが、ロシア軍側は応戦しなかった。

一方、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるラアス・アイン市で、市の「戸籍局」の車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、国民軍の戦闘員1人が死亡、民間人4人が負傷した。

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ラッカ県ではANHA(1月6日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のM4高速道路沿線を砲撃した。

シリア人権監視団によると、アイン・イーサー市近郊のマアラク村一帯では、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と国民軍が交戦、シリア民主軍は国民軍の車輌1輌を破壊した。

一方、SANA(1月6日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ市東のマールーダ村に設置されているシリア民主軍の検問所と、マンハル村に至る街道を移動中のシリア民主軍の車輌が相次いで襲撃を受け、兵士5人が死亡、多数が負傷した。

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アレッポ県では、ANHA(1月6日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のハルバル村を砲撃した。

AFP, January 6, 2021、ANHA, January 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 6, 2021、Reuters, January 6, 2021、SANA, January 6, 2021、SOHR, January 6, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で98人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で65人(2021年1月6日)

保健省は政府支配地域で新たに98人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者67人が完治し、6人が死亡したと発表した。

これにより、1月6日現在の同地での感染者数は計11,988人、うち死亡したのは747人、回復したのは5,753人となった。

SANA(1月6日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で1月6日に新たに65人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、79人が完治し、1人が死亡したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡0人、ハーリム郡32人、アリーハー郡3人、アレッポ県スィムアーン山郡1人、ジャラーブルス郡1人、バーブ郡1人、アフリーン郡23人、アアザーズ郡4人。

これにより、同地での感染者数は計20,565人、うち回復したのは13,403人、死亡したのは351人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1484903778381175/

AFP, January 6, 2021、ACU, January 6, 2021、ANHA, January 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 6, 2021、Reuters, January 6, 2021、SANA, January 6, 2021、SOHR, January 6, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍がイドリブ県のM4高速道路沿線に設置した警備用の詰所に国民解放戦線の戦闘員が配置(2021年1月6日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のフライフィル村、スフーフン村、ファッティーラ村、バーラ村、カフル・ウワイド村、マジュダリヤー村などを砲撃、「決戦」作戦司令室がこれに応戦した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

また、マアーッラト・ナアサーン村では、シリア軍からの発砲で女児1人が負傷した。

一方、「決戦」作戦司令室の支配下にあるM4高速道路沿線では、1月5日にトルコ軍がクファイル村、ビダーマー町、ズアイニーヤ村、ラタキア県のアイン・フール村に至る区間に設置した警備用の詰所に国民解放戦線の戦闘員が配置された。

https://www.facebook.com/syriahro/posts/10159692193203115%20https://meganews27.com/wp-content/uploads/2021/01/1609830300.jpg

トルコ軍はまた、兵站物資を積んだ車輌約15輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のクライディーン村、アンカーウィー村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を26件(イドリブ県19件、ラタキア県5件、アレッポ県0件、ハマー県2件)確認したと発表した。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を9件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, January 6, 2021、ANHA, January 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 6, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 6, 2021、Reuters, January 6, 2021、SANA, January 6, 2021、SOHR, January 6, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民408人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は642,574人に(2021年1月6日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月6日付)を公開し、1月5日に難民408人(うち女性123人、子供208人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民408人(うち女性123人、子供208人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は642,574人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者247,326人(うち女性74,347人、子ども125,866人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,735,845人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は871,854人(うち女性261,623人、子供444,357人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 6, 2021をもとに作成。

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トルコの占領下にあるハサカ県ラアス・アイン市で国民軍に所属する武装集団どうしが交戦(2021年1月5日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるラアス・アイン市で、国民軍に所属する武装集団どうしが交戦した。

交戦したのは、スルターン・ムラード師団とハサカの盾旅団。

スルターン・ムラード師団のメンバーが地元の女性に嫌がらせしたことが発端だったという。

AFP, January 5, 2021、ANHA, January 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 5, 2021、Reuters, January 5, 2021、SANA, January 5, 2021、SOHR, January 5, 2021などをもとに作成。

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「イランの民兵」の影響力が強いダイル・ザウル県ブーカマール市にロシア軍が部隊を派遣(2021年1月5日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあり、「イランの民兵」の影響力が強いブーカマール市にロシア軍の装甲車、四輪駆動車などからなる部隊が入り、シリア政府に近いカーティルジー・インターナショナル・グループ社の民兵が拠点としている市内中心部に位置するサッカー場に進駐した。

AFP, January 5, 2021、ANHA, January 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 5, 2021、Reuters, January 5, 2021、SANA, January 5, 2021、SOHR, January 5, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機複数機が、ダイル・ザウル県マヤーディーン市近郊の砂漠地帯でダーイシュに対して20回以上の爆撃を実施(2021年1月5日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機が、シリア政府の支配下にあるマヤーディーン市近郊の砂漠地帯(ファイダト・ブン・ムワイニア地区)でダーイシュ(イスラーム国)の拠点複数カ所に対して20回以上の爆撃を実施した。

AFP, January 5, 2021、ANHA, January 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 5, 2021、Reuters, January 5, 2021、SANA, January 5, 2021、SOHR, January 5, 2021などをもとに作成。

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シリア民主評議会執行委員会のアフマド共同議長「今年の目標は反体制派との共同プロジェクトを立ち上げ、北・東シリアを参加型民主主義の中心とすること」(2021年1月5日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会執行委員会のイルハーム・アフマド共同議長は年始の声明を出し、北・東シリア自治局が、反体制派との関係改善に前向きな姿勢を示した。

アフマド共同議長は「北・東シリア自治局の今年の目標は、反体制派、そしてすべての紛争解決当事者との共同プロジェクトを立ち上げ、シリア北部および東部をこの国の参加型民主主義の中心とすることだ」と述べた。

AFP, January 5, 2021、ANHA, January 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 5, 2021、Reuters, January 5, 2021、SANA, January 5, 2021、SOHR, January 5, 2021などをもとに作成。

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