ロシア軍戦闘機がダイル・ザウル県マヤーディーン市近郊の砂漠地帯で、ダーイシュの拠点や車輌を狙って75回あまりの爆撃を実施(2021年4月8日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機7機が、ダイル・ザウル県マヤーディーン市近郊の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点や車輌を狙って75回あまりの爆撃を実施した。

また、地上では、シリア軍、国防隊、パレスチナ人からなるクドス旅団が掃討作戦を継続した。

AFP, April 8, 2021、ANHA, April 8, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 8, 2021、Reuters, April 8, 2021、SANA, April 8, 2021、SOHR, April 8, 2021などをもとに作成。

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トルコ国防省はアレッポ県北部でトルコ軍兵士2人が死亡したと発表、同地への砲撃を続ける(2021年4月8日)

トルコ国防省はツイッターの公式アカウント(https://twitter.com/tcsavunma/)などを通じて声明を出し、「オリーブの枝」作戦地域(アレッポ県アフリーン郡)でのトルコ軍兵士2人が死亡したと発表した。

2人は、4月7日にトルコ軍とシリア国民軍によるシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下のタッル・リフアト市近郊への攻撃に対する、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の反撃で死亡していた。

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アレッポ県では、ANHA(4月8日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のアイン・ダクナ村とマンナグ村を砲撃した。

これに対して、シリア民主軍は、バイナ村上空を旋回していたトルコ軍の小型無人航空機(ドローン)を撃墜した。

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ラッカ県では、ANHA(4月8日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のサイダー村への侵攻を試みたが、シリア民主軍が迎撃、トルコ軍の車輌1輌を破壊した。

AFP, April 8, 2021、ANHA, April 8, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 8, 2021、Reuters, April 8, 2021、SANA, April 8, 2021、SOHR, April 8, 2021などをもとに作成。

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アサド大統領は、ロシアのアレクサンドル・ラヴレンチエフ・シリア問題担当大統領特使を代表とする使節団と会談(2021年4月8日)

アサド大統領は、ロシアのアレクサンドル・ラヴレンチエフ・シリア問題担当大統領特使を代表とする使節団と首都ダマスカスで会談した。

SANA(4月8日付)によると、会談では、両国をめぐる情勢について意見が交わされ、一部西側諸国のシリア政策がもたらす困難の解決と対シリア制裁の影響軽減に向けた二国間の行動と取り組みを継続することを確認した。

会談には、アリー・マムルーク国民安全保障会議議長、ブサイナ・シャアバーン大統領府特別顧問、アイマン・スーサーン外務在外居住者省次官、ルーナ・シブル大統領府特別顧問らが同席した。

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/4102610406449427

AFP, April 8, 2021、ANHA, April 8, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 8, 2021、Reuters, April 8, 2021、SANA, April 8, 2021、SOHR, April 8, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で122人、北・東シリア自治局支配地域で200人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で22人(2021年4月8日)

保健省は政府支配地域で新たに122人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者117人が完治し、10人が死亡したと発表した。

これにより、4月8日現在の同地での感染者数は計19,883人、うち死亡したのは1,352人、回復したのは13,666人となった。

SANA(4月8日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに200人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者9人が完治し、5人が死亡したと発表した。

これにより、4月8日現在の同地での感染者数は計11,533人、うち死亡したのは410人、回復したのは1,351人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性121人、女性79人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市37人、カーミシュリー市62人、マーリキーヤ(ダイリーク)市39人、ダルバースィーヤ市6人、ラッカ県のラッカ市17人、タブカ市26人、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市8人、マンビジュ市5人、ダイル・ザウル県17人。

ANHA(4月8日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で4月8日に新たに22人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、1人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡0人、ハーリム郡4人、アリーハー郡1人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡1人、バーブ郡1人、アフリーン郡13人、アアザーズ郡2人。

これにより、同地での感染者数は計21,458人、うち回復したのは19,569人、死亡したのは639人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1551968161674736/

AFP, April 8, 2021、ACU, April 8, 2021、ANHA, April 8, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 8, 2021、Reuters, April 8, 2021、SANA, April 8, 2021、SOHR, April 8, 2021などをもとに作成。

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イドリブ県でトルコ軍の車列に合わせて爆弾が爆発する一方、シリア軍のミサイル攻撃で子供3人と女性2人を含む7人死亡(2021年4月8日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍の車輌10輌からなる車列が、カフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入し、「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方に設置されているトルコ軍の拠点に向かった。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

だが、バーラ村とイフスィム町を結ぶ街道に到着したところで、道路に仕掛けられていた爆弾が爆発した。

一方、シリア軍は、「決戦」作戦司令室の支配下にあるM4高速道路沿線のジスル・シュグール市に近いナージヤ村で車輌1輌をミサイルで攻撃し、乗っていた7人が死亡した。

7人のうち3人が子供、2人が女性だった。

シリア軍はこのほかにも、「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、バーラ村、スフーフン村、カンスフラ村、フライフィル村、バイニーン村を砲撃した。

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ハマー県では、SANA(4月8日付)によると、「テロ集団」が前日に続いて、シリア政府の支配下にあるナーウール・ジューリーン村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるアムキーヤ町を砲撃、「決戦」作戦司令室も応戦した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるシャイフ・マスキーン市で県の執行局メンバーの男性が兄弟とともに何者かの襲撃を受け、重傷を負い、その後死亡した。

また、ナワー市では、シリア政府との和解に応じ、シリア軍に従軍する元反体制武装集団が、住民と口論となり、車に発砲、乗っていた2人が死亡、3人が負傷した。

さらに、クナイトラ県に隣接するシリア政府支配下のバッカール村にある空軍情報部の検問所が正体不明の武装集団の発砲を受け、兵士3人が死亡、複数人が負傷した。

AFP, April 8, 2021、ANHA, April 8, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 8, 2021Reuters, April 8, 2021、SANA, April 8, 2021、SOHR, April 8, 2021などをもとに作成。

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米『ワシントン・ポスト』:ダーイシュのクラシー現指導者はかつて米情報当局の情報部員だった(2021年4月8日)

米『ワシントン・ポスト』紙(4月8日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)のアブー・イブラーヒーム・クラシー指導者が過去に米情報当局の情報部員だったとする記事「テロリストのリーダーになる前、ISISの指導者は、イラクで米国に情報提供する囚人だったと記録が示す」(ジョビー・ウォリック)を掲載した。

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記事によると、ウェストポイント大学に設置され、国防総省が運営するテロ対策センター(CTC)は最近になって、クラシー指導者がイラク国内の米国の拘留キャンプに収監されていたときの尋問の様子などを記録した53極秘文書を一部編集して公開した。

本名はアミール・ムハンマド・サイード・アブドゥッラフマーン・マウラーで、報告書のなかでは「M060108-01」という呼称番号で呼ばれている。

複数の報告書のなかで、クラシーは、米国人看守に「協力的」で、異常なほどおしゃべりな模範囚として描かれいる。

また、彼が所属するイラク・イスラーム国内のライバルについての情報を提供するときなど、役に立とうとしているようだったという。

2008年のある報告書によると、本名、「囚人は面談する度に協力的になっているようである」と記している。また別の報告書には、「囚人はISIの仲間について多くの情報を提供している」と書かれている。

例えば、クラシーは、ある面談で、拘束時に押収された自身の黒い手帳の電話帳に記載されているダーイシュ幹部19人の電話番号を取り調べ官に指し示し、彼らの一部がどのくらいのカネを稼いでいるかを暴露したという。

米軍への協力は、最重要テロ容疑者の似顔絵作成、かつての仲間が好んで食事をするレストランやカフェの特定にも及んだ。

また、反体制グループのメディア部門の極秘本部をどのように突き止めるか、玄関のドアの色、オフィスに人がいる時間などについて正確な情報を提供した。

組織のナンバー・ツーと目されるモロッコ生まれのスウェーデン人、アブー・クスーラについて訊かれた際も、彼が身を寄せている集合住宅の地図を描き、その世話人の名前を教えたという。

情報提供から数週間後、米軍はイラクのモスル市でアブー・クスーラを急襲、殺害することに成功した。

報告書によると、クラシーはとくに米国が組織の宣伝部門だけでなく、米軍によるイラク占領中に中東・北アフリカから集まり、組織に参加した非イラク人を追跡するのを手助けした。

報告書は「彼は自分を守るために多くのことをした。彼はISISの外国人に対して長らく(そして尋問中も)敵意を抱いていた」と記録している。

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クラシー指導者は、2007年末から2008年初め頃にイラク国内で米軍によって捉えられ、拘留キャンプで数十回にわたって取り調べを受けた。

当時の年齢は31才で、イラク・イスラーム国の中堅幹部だった。

釈放された正確な日付は不明だが、尋問記録は2008年7月に作成されたものが最後となっている。

その頃までに、複数の報告書によると、彼は協力的でなくなり、自分の立場を心配するようになり、提供した情報に対する報酬を期待するようになっていたという。

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ダーイシュは、2019年10月、アブー・バクル・バグダーディー指導者が米軍によって暗殺された直後にクラシーを新指導者に任命した。

記事によると、当初この人物が誰であるかは明らかではなかったが、その後米国は彼がマウラーであると特定した。

AFP, April 8, 2021、ANHA, April 8, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 8, 2021、Reuters, April 8, 2021、SANA, April 8, 2021、SOHR, April 8, 2021、The Washington Post, April 8, 2021などをもとに作成。

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イスラエル軍がレバノン領空を侵犯し、首都ダマスカス一帯に向かってミサイル複数発を発射(2021年4月8日)

SANA(4月8日付)によると、イスラエル軍が未明(0時56分)、レバノン領空を侵犯し、首都ダマスカス一帯に向かってミサイル複数発を発射、シリア軍防空部隊が迎撃し、これを撃破した。

この爆撃で、兵士4人が負傷、若干の物的被害が出た。

これを受けて、外務在外居住者省は声明を出し、国連安保理に対して、イスラエルの再三にわたるシリア領内への攻撃を阻止するため、即時に断固たる措置を講じるよう求めるとともに、シリア、パレスチナ両国民への権利を侵害する占領国(イスラエル)のテロと犯罪を処罰する必要があると強調した。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/2966804000273374

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シリア人権監視団によると、攻撃により、ダマスカス郊外県ディーマース町近郊にあるレバノンのヒズブッラーが使用すると思われる武器弾薬庫1カ所が破壊され、3人が死亡した。

3人の国籍は不明。

AFP, April 8, 2021、ANHA, April 8, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 8, 2021、Reuters, April 8, 2021、SANA, April 8, 2021、SOHR, April 8, 2021などをもとに作成。

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