新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で52人、北・東シリア自治局支配地域で83人(2021年5月13日)

保健省は政府支配地域で新たに52人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者298人が完治し、6人が死亡したと発表した。

これにより、5月13日現在の同地での感染者数は計23,595人、うち死亡したのは1,682人、回復したのは19,908人となった。

SANA(5月13日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに83人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者3人が完治し、4人が死亡したと発表した。

これにより、5月13日現在の同地での感染者数は計16,911人、うち死亡したのは694人、回復したのは1,739人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性41人、女性42人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市16人、カーミシュリー市11人、マーリキーヤ(ダイリーク)市5人、フール・キャンプ6人、ナウルーズ・キャンプ1人、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市3人、マンビジュ市2人、シャフバー地区(タッル・リフアト市)1人、ラッカ県のラッカ市8人、タブカ市17人、ダイル・ザウル県13人。

ANHA(5月13日付)が伝えた。

AFP, May 13, 2021、ANHA, May 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 13, 2021、Reuters, May 13, 2021、SANA, May 13, 2021、SOHR, May 13, 2021などをもとに作成。

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トルコのソイル内務大臣はイドリブ県に不法入国し、建設中のIDPsキャンプを視察(2021年5月13日)

トルコのシュレイマン・ソイル内務大臣は、イドリブ県に不法入国し、避難民(IDPs)キャンプ3カ所を建設に携わるAFAD(内務省災害緊急事態対策庁)などの関係者とともに、視察し、住民にレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領のメッセージを伝えるとともに、子供たちにプレゼントを配った。

イェニ・シャファク(5月13日付)が伝えた。

一方、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるジスル・シュグール市で、クファイル村出身の戦闘員1人が、バズィート村出身の戦闘員複数人と撃ち合いとなり、バズィート村の戦闘員1人が死亡、1人が負傷した。

これを受け、両村の戦闘員どうしの緊張が高まったが、シャーム解放機構が介入し、事態を収束させた。

他方、「決戦」作戦司令室は、シリア政府の支配下にあるカフルナブル市などを砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山各所を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原各所を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるムザイリーブ町で、5月26日に投票が予定されている大統領選挙のボイコットを訴える張り紙が発見された。

張り紙には、「占領国イランの手先を選出するな」、「シリアの人口の半分を強制移住させた者を選出するな」などと書かれていたという。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を66件(イドリブ県39件、ラタキア県17件、アレッポ県3件、ハマー県7件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は58件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を46件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, May 13, 2021、ANHA, May 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 13, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 13, 2021、Reuters, May 13, 2021、SANA, May 13, 2021、SOHR, May 13, 2021、Yeni Safak, May 13, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民291人と国内避難民(IDPs)61人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は665,070人、2019年以降帰還したIDPsは86,104人に(2021年5月13日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月13日付)を公開し、5月12日に難民291人(うち女性88人、子供148人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民291人(うち女性88人、子供148人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は665,070人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者269,822人(うち女性81,104人、子ども137,335人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,749,518人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は894,350人(うち女性268,380人、子供455,826人)となった。

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一方、国内避難民61人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは61人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は86,104人(うち女性31,955人、子供31,461人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,354,700人(うち女性414,514人、子供675,227人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 13, 2021をもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がハマー県、ダイル・ザウル県の砂漠地帯でダーイシュを狙って25回以上の爆撃を実施(2021年5月12日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は声明を出し、5月9日にダイル・ザウル県ユーフラテス川東岸のアジージュ渓谷で開始したダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を完了したと発表した。

作戦では、ダーイシュ・メンバーの潜伏地複12カ所を突き止め、これを破壊したという。

ANHA(5月12日付)が伝えた。

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シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がハマー県、ダイル・ザウル県の砂漠地帯、とりわけビシュリー山一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)を狙って25回以上の爆撃を実施した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプで、イラク人難民1人の遺体が銃で撃たれて死亡した。

ダーイシュ(イスラーム国)メンバーの犯行と見られる。

AFP, May 12, 2021、ANHA, May 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 12, 2021、Reuters, May 12, 2021、SANA, May 12, 2021、SOHR, May 12, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊を砲撃(2021年5月12日)

アレッポ県では、ANHA(5月12日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、アルカミーヤ村を砲撃した。

AFP, May 12, 2021、ANHA, May 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 12, 2021、Reuters, May 12, 2021、SANA, May 12, 2021、SOHR, May 12, 2021などをもとに作成。

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ハサカ市南のアジャージャ村でシリア民主軍による青年らの拉致に抗議するデモが発生(2021年5月12日)

ハサカ県では、SANA(5月12日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ市南のアジャージャ村で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍による村の青年らの拉致に抗議するデモが発生した。

AFP, May 12, 2021、ANHA, May 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 12, 2021、Reuters, May 12, 2021、SANA, May 12, 2021、SOHR, May 12, 2021などをもとに作成。

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シリア軍とトルコの支援を受けるシリア国民軍が捕虜交換(2021年5月12日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの支援を受けるシリア国民軍とシリア軍が捕虜交換を行い、シリア軍が女性1人と青年2人を含む多数を解放し、バーブ市近郊のアブー・ザイダーン村に設置された通行所で、シリア国民軍側に身柄を引き渡した。

一方、SANA(5月12日付)は、バーブ市一帯で活動する「テロ・グループ」によって拉致されていたシリア軍兵士多数が解放されるとともに、同グループによって殺害されたシリア軍兵士1人の遺体が遺族に引き渡されたと伝えた。

AFP, May 12, 2021、ANHA, May 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 12, 2021、Reuters, May 12, 2021、SANA, May 12, 2021、SOHR, May 12, 2021などをもとに作成。

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アサド大統領はイランのザリーフ外務大臣と会談(2021年5月12日)

アサド大統領はシリアを訪問したイランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣と首都ダマスカスで会談した。

SANA(5月12日付)によると、会談では、経済などさまざまな分野での連携強化の方途、制憲委員会(憲法制定委員会)の活動の進捗、米国とトルコの違法な占領、「テロとの戦い」、イスラエルによるパレスチナ領内での侵犯行為などについて意見が交わされた。

会談には、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣、ブサイナ・シャアバーン大統領府特別顧問、バッシャール・ジャアファリー外務在外居住者副大臣、ルーナ・シブル大統領府特別顧問らが同席した。

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ザリーフ外務大臣はまた、ミクダード外務在外居住者大臣と個別に会談を行い、パレスチナ情勢、イラン核合意などについて意見を交わした。

ミクダード外務在外居住者大臣は、イランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣との会談後、記者団らから駐シリア・サウジアラビア大使館の再開について質問され、「大使館についてはサウジ人に訊いてください」と答えた。

一方、ザリーフ外務大臣は、アレッポ市にイラン領事館を新設すると発表した。

AFP, May 12, 2021、ANHA, May 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 12, 2021、Reuters, May 12, 2021、SANA, May 12, 2021、SOHR, May 12, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で53人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で19人(2021年5月12日)

保健省は政府支配地域で新たに53人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者294人が完治し、6人が死亡したと発表した。

これにより、5月12日現在の同地での感染者数は計23,543人、うち死亡したのは1,676人、回復したのは19,610人となった。

SANA(5月12日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で5月12日に新たに19人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、23人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡2人、ハーリム郡2人、アリーハー郡3人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡4人、バーブ郡5人、アフリーン郡2人、アアザーズ郡1人。

これにより、同地での感染者数は計22,237人、うち回復したのは20,317人、死亡したのは655人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1575789082625977/

AFP, May 12, 2021、ACU, May 12, 2021、ANHA, May 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 12, 2021、Reuters, May 12, 2021、SANA, May 12, 2021、SOHR, May 12, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機1機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるラタキア県カッバーナ村の丘陵地帯を燃料気化爆弾で攻撃(2021年5月12日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機1機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカッバーナ村の丘陵地帯を燃料気化爆弾で攻撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

またシリア軍もハッダーダ村を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバイニーン村、ファッティーラ村、サーン村、カドゥーラ村、カンダ村を砲撃した。

一方、アブザムー町にあるシャーム解放機構の本部内で爆発が発生し、メンバー1人が死亡、2人が負傷した。

死傷したのは爆発性戦争残存物(ERW)の処理を担当するメンバーだという。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のヒルバト・ナークース村、マンスーラ村を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるナーフィア村とジャムラ村を結ぶ街道で住民が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を41件(イドリブ県21件、ラタキア県14件、アレッポ県3件、ハマー県3件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は36件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を20件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, May 12, 2021、ANHA, May 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 12, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 12, 2021、Reuters, May 12, 2021、SANA, May 12, 2021、SOHR, May 12, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民275人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は664,779人に(2021年5月12日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月12日付)を公開し、5月11日に難民275人(うち女性83人、子供140人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民275人(うち女性83人、子供140人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は664,779人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者269,531人(うち女性81,016人、子ども137,187人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,749,518人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は894,059人(うち女性268,292人、子供455,678人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は86,043人(うち女性31,930人、子供31,449人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,354,639人(うち女性414,489人、子供675,125人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 12, 2021をもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が、ハマー県、ラッカ県、ダイル・ザウル県の砂漠地帯でダーイシュを狙って45回以上の爆撃を実施(2021年5月11日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、ハマー県、ラッカ県、ダイル・ザウル県の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)を狙って45回以上の爆撃を実施した。

一方、ダーイシュは、県西部の砂漠地帯にあるシリア軍と親民兵の拠点複数カ所を攻撃、パレスチナ人民兵のクドス旅団の戦闘員複数が死傷した。

AFP, May 11, 2021、ANHA, May 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 11, 2021、Reuters, May 11, 2021、SANA, May 11, 2021、SOHR, May 11, 2021などをもとに作成。

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アンサール・アブー・バクル・スィッディーク連隊を名乗る組織がイドリブ県でトルコ軍の車列を報復として襲撃したと発表(2021年5月11日)

シリア人権監視団によると、イドリブ県のカフルルースィーン村とバーブ・ハワー国境通行所で5月10日に発生したトルコ軍車列襲撃事件に関して、アンサール・アブー・バクル・スィッディーク連隊を名乗る組織が声明を出し、ナイラブ村でトルコ軍車輌によって子供をひき殺されたたことへの報復だと発表し、犯行を認めた。

シリア人権監視団によると、アンサール・アブー・バクル・スィッディーク連隊は「ジハード主義組織」だという。

「NATOトルコ」軍所属の軍用車列がイドリブ県北部のバーブ・ハワー国境通行所を通過するのを狙う」と題された声明の内容は以下の通り:

アンサール・アブー・バクル・スィッディーク連隊の分隊が月曜日(5月10日)晩、カフルルースィーン村・バーブ・ハワー国境通行所間の街道に仕掛けた爆弾で、NATOトルコ軍の車列を狙った。これは、ナイラブ村で彼らが女児を殺害したことへの報復であり、装甲車1輌が破壊され、乗っていた兵士多数が死傷した。

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襲撃事件に関して、トルコ国防省はツイッターの公式アカウント(https://twitter.com/tcsavunma/)などを通じて声明を出し、兵士1人が死亡、4人が負傷したと発表した。

春の盾作戦地域(イドリブ県)の補給部隊が2021年5月10日にロケット攻撃を受け、兵士1人が殉教し、4人が負傷し直ちに病院に移送された。

 

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一方、シリア人権監視団によると、トルコ軍兵士1人が死亡、8人以上が負傷した。

AFP, May 11, 2021、ANHA, May 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 11, 2021、Reuters, May 11, 2021、SANA, May 11, 2021、SOHR, May 11, 2021などをもとに作成。

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シリア民主軍はダイル・ザウル県アジージュ渓谷でダーイシュに対する掃討作戦を開始、3日間で潜伏地複数カ所を突き止めたと発表(2021年5月11日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は声明を出し、ダイル・ザウル県ユーフラテス川東岸のアジージュ渓谷で5月9日からダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を開始、3日間で潜伏地複数カ所を突き止めたと発表した。

シリア民主軍はまた、米主導の有志連合の航空支援を受けて、同地に対して砲撃を実施したという。

ANHA(5月11日付)が伝えた。

AFP, May 11, 2021、ANHA, May 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 11, 2021、Reuters, May 11, 2021、SANA, May 11, 2021、SOHR, May 11, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍の砲撃でアレッポ県ウンム・フーシュ村一帯の小麦・大麦畑数十ヘクタールが焼失(2021年5月11日)

アレッポ県では、SANA(5月11日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のアイン・ダクナ村を砲撃した。

ANHA(5月11日付)やシリア人権監視団によると、トルコ軍とシリア国民軍はまた、ウンム・フーシュ村一帯を砲撃、これによって火災が発生し、小麦・大麦畑数十ヘクタールが焼失した。

一方、ANHA(5月11日付)によると、トルコの占領下にあるバーブ市で、警察(内務治安部隊、いわゆる「自由警察」)、ワーキー家、ファーキー家の民兵が撃ち合いなり、住民1人が負傷した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍とシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるバーブ・ハイル村、ダーウーディーヤ村、ウンム・ウシュバ村を砲撃した。

AFP, May 11, 2021、ANHA, May 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 11, 2021、Reuters, May 11, 2021、SANA, May 11, 2021、SOHR, May 11, 2021などをもとに作成。

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フール・キャンプに収容されていたダーイシュ・メンバーの家族265人がダイル・ザウル県に帰還(2021年5月11日)

ハサカ県では、ANHA(5月11日付)によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプに収容されている国内避難民(IPDs)のうち、ダイル・ザウル県出身者81世帯、265人が、地元部族長と名士らの身元保証を受けて帰村した。

IDPsの帰村は、北・東シリア自治局が2020年10月10日の難民・IDPs帰還にかかる決定を受けたもので、今回で14回目。



シリア人権監視団によると、帰村したのはダーイシュ(イスラーム国)メンバーの家族。

AFP, May 11, 2021、ANHA, May 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 11, 2021、Reuters, May 11, 2021、SANA, May 11, 2021、SOHR, May 11, 2021などをもとに作成。

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米軍が前日に続いて、ワリード国境通行所から石油や小麦をトレーラー27輌に積んでイラク領内に持ち出す(2021年5月11日)

ハサカ県では、SANA(5月11日付)によると、シリア領内に違法に基地を設置し駐留を続ける米軍が前日に続いて、ワリード国境通行所から、石油や小麦をトレーラー27輌に積んで、イラク領内に持ち出した。

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SANA(5月11日付)によると、シャンマル族の部族長と名士らが共同声明を出し、ハサカ県の他の部族に向けて、米国とトルコの占領拒否、人民抵抗運動の活性化を呼びかけた。

AFP, May 11, 2021、ANHA, May 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 11, 2021、Reuters, May 11, 2021、SANA, May 11, 2021、SOHR, May 11, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で51人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で21人(2021年5月11日)

保健省は政府支配地域で新たに51人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者292人が完治し、6人が死亡したと発表した。

これにより、5月11日現在の同地での感染者数は計23,490人、うち死亡したのは1,670人、回復したのは19,316人となった。

SANA(5月11日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で5月11日に新たに21人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、58人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡1人、ハーリム郡2人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡0人、バーブ郡3人、アフリーン郡8人、アアザーズ郡7人。

これにより、同地での感染者数は計22,218人、うち回復したのは20,294人、死亡したのは655人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1575299056008313/

AFP, May 11, 2021、ACU, May 11, 2021、ANHA, May 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 11, 2021、Reuters, May 11, 2021、SANA, May 11, 2021、SOHR, May 11, 2021などをもとに作成。

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シリア軍が「決戦」作戦司令室のアレッポ県、イドリブ県、ハマー県各所を砲撃(2021年5月11日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるアターリブ市一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のカンスフラ村、フライフィル村、バイニーン村を砲撃した。

これに対して「決戦」作戦司令室もシリア政府の支配下にあるカフルナブル市などを砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原一帯を砲撃した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるタルフィーター村で共和国護衛隊の傘下にある自警団が住民2人(兄弟)と口論となり、殺害した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるマハッジャ町近郊で、シリア軍第38航空旅団の士官(中尉)1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を44件(イドリブ県19件、ラタキア県16件、アレッポ県6件、ハマー県3件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は36件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を34件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, May 11, 2021、ANHA, May 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 11, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 11, 2021、Reuters, May 11, 2021、SANA, May 11, 2021、SOHR, May 11, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民302人と国内避難民(IDPs)595人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は664,504人、2019年以降帰還したIDPsは86,043人に(2021年5月11日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月11日付)を公開し、5月10日に難民302人(うち女性90人、子供154人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民302人(うち女性90人、子供154人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は664,504人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者269,256人(うち女性80,933人、子ども137,047人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,749,518人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は893,784人(うち女性268,209人、子供455,538人)となった。

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一方、国内避難民595人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは4人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所経由の帰還者のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は86,043人(うち女性31,930人、子供31,449人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,354,639人(うち女性414,489人、子供675,125人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 11, 2021をもとに作成。

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野党連合組織の変革解放戦線は大統領選挙のボイコットを表明(2021年5月10日)

野党連合組織の変革解放戦線は声明を出し、5月26日に投票が予定されている大統領選挙の立候補、投票に参加しないとして、ボイコットを宣言するとともに、国連安保理決議第2254号に基づいた選挙の実施、国民統合、領土保全、自決を訴えた。

https://www.facebook.com/aljabha.alsha3bia/photos/4224686150931111/

AFP, May 11, 2021、ANHA, May 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 11, 2021、Reuters, May 11, 2021、SANA, May 11, 2021、SOHR, May 11, 2021などをもとに作成。

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イスラエル軍ヘリコプターがシリア領空を侵犯し、ヒズブッラーに協力する男性1人を殺害(2021年5月10日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍ヘリコプターがシリア領空を侵犯、ハドル村西のアイン・ティーナ村近くにある拠点を攻撃し、レバノンのヒズブッラーに協力する男性1人を殺害した。

殺害されたのは、イスラエル占領下のマジュダル・シャムス村出身で、ハドル村に在住、父親がイスラエルの刑務所に収監されており、兄弟2人をクナイトラ県北部での反体制派との戦闘で失っている男性だという。

AFP, May 10, 2021、ANHA, May 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 10, 2021、Reuters, May 10, 2021、SANA, May 10, 2021、SOHR, May 10, 2021などをもとに作成。

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ハマー県でダーイシュの襲撃により親政権民兵4人死亡、ダイル・ザウル県スワル町ではシリア民主軍兵士1人が殺害される(2021年5月10日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるラフジャーン村近郊一帯に展開するシリア軍および親政権民兵の部隊が、ダーイシュ(イスラーム国)の襲撃を受けて、民兵4人が死亡した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるスワル町で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の兵士1人がダーイシュ(イスラーム国)と見られる武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, May 10, 2021、ANHA, May 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 10, 2021、Reuters, May 10, 2021、SANA, May 10, 2021、SOHR, May 10, 2021などをもとに作成。

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イドリブ県でトルコ軍の車列が正体不明の武装集団の襲撃を受けて兵士ら負傷、死者が出たとの情報も(2021年5月10日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室の支配下にあるバーブ・ハワー国境通行所とカフルルースィーン村を結ぶ街道で、トルコ軍の車輌7輌からなる車列の通過に合わせて、仕掛けられていた爆弾が爆発、正体不明の武装集団からRPG弾の攻撃を受け、複数の兵士が負傷、車輌が被害を受けた。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

周辺地域では、現場に向かう救急車輌複数輛のサイレン音が聞こえ、一部兵士が死亡したとの情報もある。

一方、「決戦」作戦司令室の支配下にあるナイラブ村近郊で、トルコ軍の装甲車が女児1人をはねて、死亡させた。

AFP, May 10, 2021、ANHA, May 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 10, 2021、Reuters, May 10, 2021、SANA, May 10, 2021、SOHR, May 10, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊を砲撃(2021年5月10日)

アレッポ県では、ANHA(5月10日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のアイン・ダクナ村、バイルーニーヤ村、ウンム・フーシュ村を砲撃した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の兵士1人が正体不明の武装集団によって殺害された。

また、ラッカ市郊外のカラーマ村の道路に仕掛けられていた爆弾が爆発し、男性1人が死亡、女性2人と子供1人が負傷した。

AFP, May 10, 2021、ANHA, May 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 10, 2021、Reuters, May 10, 2021、SANA, May 10, 2021、SOHR, May 10, 2021などをもとに作成。

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アサド大統領は、予備役の士官、軍医の召集猶予を終了し、予備役を解くことを定めた行政令を発出(2021年5月10日)

アサド大統領は、予備役の士官、軍医の召集猶予を終了し、予備役を解くことを定めた行政令を発出した。

予備役が解かれるのは2021年5月31日までに予備役が2年以上となる士官、軍医など。

SANA(5月10日付)が伝えた。

AFP, May 10, 2021、ANHA, May 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 10, 2021、Reuters, May 10, 2021、SANA, May 10, 2021、SOHR, May 10, 2021などをもとに作成。

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米軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ県から石油や小麦をトレーラー輌に積んで、イラク領内に持ち出す(2021年5月10日)

ハサカ県では、SANA(5月10日付)によると、シリア領内に違法に基地を設置し駐留を続ける米軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるヤアルビーヤ(タッル・クージャル)町近郊から、石油や小麦をトレーラー88輌に積んで、イラク領内に持ち出した。

AFP, May 10, 2021、ANHA, May 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 10, 2021、Reuters, May 10, 2021、SANA, May 10, 2021、SOHR, May 10, 2021などをもとに作成。

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最高憲法裁判所は大統領選挙立候補者3人の審査を終え、3人の届出を正式に受理したと発表(2021年5月10日)

最高憲法裁判所のムハンマド・ジハード・ラッハーム議長は記者会見を開き、同裁判所が大統領選挙への立候補届を受理した立候補者3人の審査を終え、3人の申請に法律上の不備がないことを確認し、正式にこれを受理したと発表した。

ラッハーム議長はまた、立候補届の受理にかかる最高憲法裁判所の決定に対して6件の異議申し立てが行われたとしたうえで、裁判所がその内容を精査、これらすべてを却下したことを明らかにした。

なお、選挙活動期間は5月16日から24日まで、投票は5月26日に予定されている。

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最高憲法裁判所は、立候補届が正式に受理された3人の立候補者の略歴を発表した。

発表された3人の略歴は以下の通り:

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アブドゥッラー・サッルーム・アブドゥッラー氏

1956年アレッポ県生まれ。法学士。統一社会主義者党アレッポ支部学生局、生活局での勤務を経て、1993年に同党中央委員会委員に就任。2001年に同党ダマスカス支部指導部メンバーとなり、指導部書記長に就任。2002年に同党政治局員に就任。1985年から2005年にかけてシリア学生国民連合執行局メンバーを務め、在任期間中、アラブ諸国における会議や国際会議でシリア・アラブ共和国の代表を務める。人民議会では、2003年から2007年の第8期(旧憲法)人民議会議員、2012年から2016年の第1期(現行憲法)人民議会議員を務める。2016年から2020年には人民議会担当国務大臣を務める。既婚。2女3男の父。

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バッシャール・ハーフィズ・アサド博士

1965年9月11日ダマスカス県生まれ。ダマスカスの殉教者バースィル・アサド学校(旧ラーイーク学校)で学んだのち、1982年にイフワ学校で高等教育を修了。1979年にバアス党に入党。ダマスカス大学医学部に入学し、1988年に卒業。大学3年次に軍武装部隊に志願。医学士取得後、1992年から1994年にかけてティシュリーン軍事病院で医学を専攻し、研修を行う。その後、英国の専門病院(ウェスタン・アイ病院)で研修と研究を続ける。帰国後は、軍の道に進み、機甲科をはじめとする多くの課程を修了するとともに、軍務および医務に従事する。1996年から2000年にかけてシリア情報科学協会(SCS)の会長を務め、シリア社会への情報文化の普及に努める。また在任中に国民情報プログラムを開設し、シリアでテクノロジーの活動を拡大するため、無償での研修センターを開設するなどして、すべての人がインターネットにアクセスできる環境作りに努める。2000年7月にシリア・アラブ共和国大統領に選出され、2012年に施行された新憲法のもと、2014年には複数の候補者との選挙戦に勝利し、大統領に就任している。既婚。2男1女の父。

https://youtu.be/IXxAkV2D5Iw

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マフムード・アフマド・マルイー氏

1957年ダマスカス郊外県生まれ。1993年にダマスカス大学で法学士を取得。1993年に弁護士組合に弁護士として登録。シリア・アラブ人権機構の創設者の一人で、2010年まで同機構理事会の会長を務める。民主的変革国民調整委員会創設者の一人で、同委員会の執行局メンバーと青年局長を2年にわたって務めるが、2012年に委員会を退会する。アラブ社会主義連合民主党の政治局メンバーを務めていた。2012年には「民主主義のためのシリア人」潮流を結成。2012年以降、現在に至るまでシリア連邦副議長を務める。また2014年以降、現在にいたるまで国民民主行動委員会の書記長を務める。シリア政府と反体制派の対話が行われた「モスクワ1」、「モスクワ2」に出席。ジュネーブで開催された数々の会合に、国内の反体制派の使節団として参加、シリア人どうしの対話ラウンド(制憲委員会)に出席した。2018年には野党のシリア民主戦線の書記長に就任した。同戦線は、6つの組織(認可を受けている政党、未認可の政党、そして無所属の個人)からなる。既婚。5男の父。

 

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SANA(5月10日付)が伝えた。

AFP, May 10, 2021、ANHA, May 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 10, 2021、Reuters, May 10, 2021、SANA, May 10, 2021、SOHR, May 10, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で60人、北・東シリア自治局支配地域で60人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で28人(2021年5月10日)

保健省は政府支配地域で新たに60人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者287人が完治し、7人が死亡したと発表した。

これにより、5月10日現在の同地での感染者数は計23,439人、うち死亡したのは1,664人、回復したのは19,024人となった。

SANA(5月10日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに60人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者7人が完治し、7人が死亡したと発表した。

これにより、5月10日現在の同地での感染者数は計16,691人、うち死亡したのは677人、回復したのは1,718人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性28人、女性32人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市16人、カーミシュリー市10人、マーリキーヤ(ダイリーク)市4人、ダルバースィーヤ市1人、ラッカ県のラッカ市25人、ダイル・ザウル県4人。

ANHA(5月10日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で5月10日に新たに28人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、40人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡1人、ハーリム郡0人、アリーハー郡1人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡2人、バーブ郡6人、アフリーン郡16人、アアザーズ郡2人。

これにより、同地での感染者数は計22,197人、うち回復したのは20,236人、死亡したのは655人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1574416279429924/

AFP, May 10, 2021、ACU, May 10, 2021、ANHA, May 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 10, 2021、Reuters, May 10, 2021、SANA, May 10, 2021、SOHR, May 10, 2021などをもとに作成。

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イドリブ県でシリア軍と「決戦」作戦司令室が交戦(2021年5月10日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室が、シリア政府の支配下にあるジャッラーダ村、ハントゥーティーン村に向かって地対地ミサイルを発射した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方各所を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるサフワ村で地元のバアス党幹部1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

また、ダルアー市とナスィーブ村を結ぶ街道で、住民が正体不明の武装集団によって殺害された。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を42件(イドリブ県23件、ラタキア県12件、アレッポ県5件、ハマー県9件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は42件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を32件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, May 10, 2021、ANHA, May 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 10, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 10, 2021、Reuters, May 10, 2021、SANA, May 10, 2021、SOHR, May 10, 2021などをもとに作成。

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