ダーイシュがヒムス県でシリア軍とパレスチナ人民兵のクドス旅団を襲撃し12人を殺害(2021年9月18日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がタドムル市近郊のアムール山にあるパレスチナ人民兵組織のクドス旅団の拠点複数カ所を襲撃し、民兵5人を殺害した。

ダーイシュはまた、スフナ市近郊の砂漠地帯でシリア軍と交戦、兵士7人を殺害した。

AFP, September 18, 2021、ANHA, September 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 18, 2021、Reuters, September 18, 2021、SANA, September 18, 2021、SOHR, September 18, 2021などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県バーグーズ村の若者がユーフラテス川で漁をしているところをシリア軍の発砲を受け負傷(2021年9月18日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(9月18日付)によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるバーグーズ村の若者1人が、ユーフラテス川で漁をしているところをシリア軍の発砲を受け、負傷した。

AFP, September 18, 2021、ANHA, September 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 18, 2021、Reuters, September 18, 2021、SANA, September 18, 2021、SOHR, September 18, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県タッル・リフアト市近郊のマンナグ村とシャイフ・イーサー村を砲撃し、シリア軍兵士1人が負傷(2021年9月18日)

アレッポ県では、ANHA(9月18日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマンナグ村とシャイフ・イーサー村を砲撃し、シリア軍兵士1人が負傷した。

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ハサカ県では、ANHA(9月18日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるダルダーラ村を砲撃した。

AFP, September 18, 2021、ANHA, September 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 18, 2021、Reuters, September 18, 2021、SANA, September 18, 2021、SOHR, September 18, 2021などをもとに作成。

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ダーイシュ・シャーム州は声明でダマスカス郊外県のヒッラーン・アワーミード町近郊でのアラブ・ガス・パイプラインへの爆破攻撃への関与を認める(2021年9月18日)

ダーイシュ(イスラーム国)は「シャーム州」名義で声明を出し、ダマスカス郊外県ヒッラーン・アワーミード町近郊のアラブ・ガス・パイプラインで9月17日に発生した爆破攻撃への関与を認めた。

声明の内容は以下の通り。

全能のアッラーのお恵みのもと、経済戦争の一環として、カリフ国の兵士たちは昨日(9月17日)、ティシュリーン火力発電所、ダイル・アリー発電所、ダイル・アリー発電所の鉄塔を結ぶガス・パイプラインに爆弾を仕掛け、これを爆発させた。これにより、南部地区全域への送電を遮断した。アッラーに讃えあれ。

AFP, September 19, 2021、ANHA, September 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 19, 2021、Reuters, September 19, 2021、SANA, September 19, 2021、SOHR, September 19, 2021、‘Inab Baladi, September 19, 2021などをもとに作成。

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テロ攻撃で被害を受けていたアラブ・ガス・パイプラインが復旧(2021年9月18日)

石油鉱物資源省は声明を出し、9月17日にアラブ・ガス・パイプラインがダマスカス郊外県のヒッラーン・アワーミード町近郊でテロ攻撃で被害を受け、ダイル・アリー火力発電所、ティシュリーン火力発電所へのガス供給量が低下していた問題に関して、技術者による復旧作業が完了したと発表した。

SANA(9月18日付)が伝えた。

AFP, September 18, 2021、ANHA, September 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 18, 2021、Reuters, September 18, 2021、SANA, September 18, 2021、SOHR, September 18, 2021などをもとに作成。

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ダルアー県タファス市で、元反体制武装集団メンバー、指名手配者、兵役忌避者らが所持していた武器のシリア軍への引き渡しと社会復帰にかかる手続きが開始(2021年9月18日)

ダルアー県では、SANA(9月18日付)によると、タファス市で、元反体制武装集団メンバー、指名手配者、兵役忌避者らが所持していた武器のシリア軍への引き渡しと社会復帰にかかる手続きが開始された。


シリア人権監視団によると、タファス市の名士は9月15日に、同市の住民代表や元反体制武装集団メンバーの代表と会合を開き、シリア軍との戦闘を回避することで合意し、ロシアの仲介のもと、武装解除と社会復帰を骨子とするシリア政府の治安委員会の停戦案を受け入れていた。

シリア人権監視団によると、310人が手続きを済ませた。

AFP, September 18, 2021、ANHA, September 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 18, 2021、Reuters, September 18, 2021、SANA, September 18, 2021、SOHR, September 18, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で182人、北・東シリア自治局支配地域で273人、アル=カーイダとトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で501人(2021年9月18日)

保健省は政府支配地域で新たに182人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者40人が完治し、8人が死亡したと発表した。

これにより、9月18日現在の支配地内での感染者数は計30,519人、うち死亡したのは2,120人、回復したのは23,007人となった。

SANA(9月18日付)が伝えた。

https://www.facebook.com/syrianarabnews/posts/605594900823591

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに273人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。

これにより、9月18日現在の支配地内での感染者数は計24,520人、うち死亡したのは835人、回復したのは2,046人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性163人、女性110人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市114人、カーミシュリー市31人、マーリキーヤ(ダイリーク)市34人、マアバダ(カルキールキー)町1人、ルマイラーン町1人、アームーダー市9人、ロジュ・キャンプ1人、フール・キャンプ1人、ユーフラテス地域0人、ラッカ県のラッカ市51人、タブカ市0人、アレッポ県マンビジュ市13人、シャフバー地区0人、ダイル・ザウル県3人。

https://www.facebook.com/smensyria/posts/1687250861464844

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で9月18日に新たに501人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、426人が完治し、12人が死亡したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡5人、イドリブ郡56人、ハーリム郡217人、アリーハー郡2人、アレッポ県スィムアーン山郡10人、ジャラーブルス郡0人、バーブ郡0人、アフリーン郡97人、アアザーズ郡114人。

これにより、同地での感染者数は計60,074人、うち死亡したのは969人、回復したのは31,346人となった。
https://www.facebook.com/ACUSyria/posts/1668324550039096

AFP, September 18, 2021、ACU, September 18, 2021、ANHA, September 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 18, 2021、Reuters, September 18, 2021、SANA, September 18, 2021、SOHR, September 18, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民297人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は703,962人に(2021年9月18日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、9月17日に難民297人(うち女性989人、子供152人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民297人(うち女性989人、子供152人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は703,962人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者308,714人(うち女性92,781人、子ども157,163人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,795,085人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は933,242人(うち女性280,057人、子供475,654人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は100,261人(うち女性38,532人、子供33,376人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,368,857人(うち女性421,091人、子供677,142人)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3045300485712687

Ministry of Defence of the Russian Federation, September 18, 2021をもとに作成。

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