イスラエル軍はシリア領内で同軍所属のドローンが墜落したと発表(2021年9月23日)

イスラエル軍はツイッターの公式アカウント(https://twitter.com/idfonline/)などを通じて、同軍所属の無人航空機(ドローン)がシリア領空での通常の偵察任務中に技術的原因で故障し、墜落したと発表した。

原因については調査中だという。

AFP, September 23, 2021、ANHA, September 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 23, 2021、Reuters, September 23, 2021、SANA, September 23, 2021、SOHR, September 23, 2021などをもとに作成。

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アサーイシュがアレッポ県アイン・アラブ市で政府が定めたカリキュラムでの教育を求める学生のデモを阻止(2021年9月23日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・アラブ(コバネ)市で、中学生と高校生らが政府が定めたカリキュラムでの教育を求めてデモを行おうとしたが、北・東シリア自治局内務治安部隊(アサーイシュ)がこれを阻止した。

AFP, September 23, 2021、ANHA, September 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 23, 2021、Reuters, September 23, 2021、SANA, September 23, 2021、SOHR, September 23, 2021などをもとに作成。

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シリア民主軍がダイル・ザウル県でトルコの支援を受けるシリア国民軍の内通者らを拘束(2021年9月23日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の特殊部隊と内務治安部隊(アサーイシュ)の緊急対応部隊(HAT)が、米主導の有志連合の航空支援を受けて、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるアブー・ハシャブ村および周辺の村々で、トルコの支援を受けるシリア国民軍の内通者と見られる8人を拘束した。

シリア民主軍の特殊部隊とHATはまた、ジャースィミー村でもダーイシュ(イスラーム国)メンバーと思われる4人を拘束した。

一方、ブサイラ市では、オートバイに乗ったダーイシュ(イスラーム国)メンバーと思われる武装集団が、元シリア民主軍兵士を銃で撃ち殺害した。

AFP, September 23, 2021、ANHA, September 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 23, 2021、Reuters, September 23, 2021、SANA, September 23, 2021、SOHR, September 23, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアレッポ県、ラッカ県を砲撃(2021年9月23日)

アレッポ県では、ANHA(9月23日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のシャイフ・イーサー村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるアフリーン市のアシュラフィーヤ地区で、車に仕掛けられていた爆弾が爆発した。

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ラッカ県では、ANHA(9月23日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のディブス村を砲撃した。

AFP, September 23, 2021、ANHA, September 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 23, 2021、Reuters, September 23, 2021、SANA, September 23, 2021、SOHR, September 23, 2021などをもとに作成。

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ミクダード外務在外居住者大臣がニューヨークで国連憲章を守る友グループの第1回閣僚会合に出席、ロシアのラヴロフ外務大臣らと会談(2021年9月23日)

第76回国連総会(9月14日開幕)に出席するために米国のニューヨークを訪問中のファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣が国連憲章を守る友グループの第1回閣僚会合に出席した。

会合には、ロシア、中国、パレスチナ、イラン、アルジェリア、アンゴラ、ベラルーシ、ボリビア、カンボジア、キューバ、赤道ギニア、エリトリア、ラオス、ニカラグア、北朝鮮、ベネズエラ、セントビンセント・グレナディーンの閣僚が出席した。

ミクダード外務在外居住者大臣はまた、ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外務大臣、ヨルダンのアイマン・サファディー外務大臣、キプロスのニコス・フリストドゥリディス外務大臣、ベトナムのブイ・タイン・ソン外務大臣と会談した。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/3091175341169572
https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/3091107204509719
https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/3090656267888146
https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/3090650374555402

SANA(9月23日付)が伝えた。

AFP, September 23, 2021、ANHA, September 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 23, 2021、Reuters, September 23, 2021、SANA, September 23, 2021、SOHR, September 23, 2021などをもとに作成。

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ハサカ県アームーダー市で、地元住民がシリア民主軍による住民らの拉致、自由の抑圧、生活様式の改悪などに抗議するデモ(2021年9月23日)

ハサカ県では、SANA(9月23日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアームーダー市で、地元住民が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍による住民らの拉致、自由の抑圧、生活様式の改悪などに抗議するデモを行った。

AFP, September 23, 2021、ANHA, September 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 23, 2021、Reuters, September 23, 2021、SANA, September 23, 2021、SOHR, September 23, 2021などをもとに作成。

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ダルアー県ダーイル町で元反体制武装集団メンバー、指名手配者、兵役忌避者らが所持していた武器のシリア軍への引き渡しと社会復帰にかかる手続きが行われる(2021年9月23日)

ダルアー県では、SANA(9月23日付)によると、ダーイル町で元反体制武装集団メンバー、指名手配者、兵役忌避者らが所持していた武器のシリア軍への引き渡しと社会復帰にかかる手続きが実施された。

AFP, September 23, 2021、ANHA, September 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 23, 2021、Reuters, September 23, 2021、SANA, September 23, 2021、SOHR, September 23, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県各所を6回にわたって爆撃(2021年9月23日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバイニーン村の森林地帯を4回にわたり爆撃、マアッラトミスリーン市一帯を2回にわたって爆撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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タルトゥース県では、シリア人権監視団やドゥラル・シャーミーヤ(9月23日付)によると、タルトゥース市の裁判所入口で、男性が裁判所の入口で弁護士とその兄弟と口論の末、持っていた手りゅう弾を爆発させた。

これにより、口論相手の弁護士とその兄弟が死亡した。

https://www.youtube.com/watch?v=a-WZPJJuICI&t=34s

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を26件(イドリブ県11件、ラタキア県11件、アレッポ県3件、ハマー県1件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は23件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を11件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3049220085320727

AFP, September 23, 2021、ANHA, September 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 23, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 23, 2021、Reuters, September 23, 2021、SANA, September 23, 2021、SOHR, September 23, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で315人、北・東シリア自治局支配地域で170人、アル=カーイダとトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で1,066人(2021年9月23日)

保健省は政府支配地域で新たに315人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者75人が完治し、14人が死亡したと発表した。

これにより、9月23日現在の支配地内での感染者数は計31,741人、うち死亡したのは2,172人、回復したのは23,298人となった。

SANA(9月23日付)が伝えた。

https://www.facebook.com/syrianarabnews/posts/608830623833352

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに170人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、3人が完治し、10人が死亡したと発表した。

これにより、9月23日現在の支配地内での感染者数は計25,749人、うち死亡したのは873人、回復したのは2,093人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性84人、女性86人。

また地域の内訳は、ハサカ県のカーミシュリー市100人、ハサカ市11人、マーリキーヤ(ダイリーク)市4人、アームーダー市8人、ルマイラーン町8人、ジュワーディーヤ(ジャッル・アーガー)村1人、ロジュ・キャンプ1人、ナウルーズ・キャンプ3人、ラッカ県のラッカ市26人、タブカ市8人、アレッポ県マンビジュ市0人、シャフバー地区0人、ダイル・ザウル県0人。

https://www.facebook.com/smensyria/posts/1690629377793659

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で9月23日に新たに1,066人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、254人が完治し、6人が死亡したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡55人、イドリブ郡147人、ハーリム郡252人、アリーハー郡84人、アレッポ県スィムアーン山郡41人、ジャラーブルス郡10人、バーブ郡59人、アフリーン郡182人、アアザーズ郡236人。

これにより、同地での感染者数は計66,488人、うち死亡したのは1,076人、回復したのは33,977人となった。
https://www.facebook.com/ACUSyria/posts/1672377449633806

AFP, September 23, 2021、ACU, September 23, 2021、ANHA, September 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 23, 2021、Reuters, September 23, 2021、SANA, September 23, 2021、SOHR, September 23, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民308人と国内避難民(IDPs)205人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は705,418人、2019年以降帰還したIDPsは100,964人に(2021年9月23日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、9月22日に難民308人(うち女性93人、子供157人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民308人(うち女性93人、子供157人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は705,418人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者310,170人(うち女性93,218人、子ども157,905人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,798,053人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は934,698人(うち女性280,494人、子供476,396人)となった。

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一方、国内避難民199人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは192人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは7人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所経由の帰還者のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は7人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は100,964人(うち女性38,925人、子供33,435人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,369,560人(うち女性421,484人、子供677,201人)となった。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3048471888728880

Ministry of Defence of the Russian Federation, September 23, 2021をもとに作成。

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