アスマー・アフラス大統領夫人がシリア科学オリンピック運営チームと会合を開き、シリア代表チームの活動成果を受けた今後の出資方針や教育体制について意見を交わす(2021年9月21日)

優秀創造機構はフェイズブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/DCC.SY)で、アスマー・アフラス大統領夫人が、同機構のシリア科学オリンピック(SSO)運営チームと会合を開き、国際科学オリンピックにおけるシリア代表チームの活動成果を受けた今後の出資方針や教育体制について意見を交わしたと発表し、会合の様子を撮影した写真を公開した。

https://www.facebook.com/DCC.SY/posts/4224208087634240

AFP, September 21, 2021、ANHA, September 21, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 21, 2021、Reuters, September 21, 2021、SANA, September 21, 2021、SOHR, September 21, 2021などをもとに作成。

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ハサカ県カーミシュリー市でアサーイシュが「汚職撲滅」の一環で逮捕した北・東シリア自治局職員の家族による抗議デモ(2021年9月21日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市の国連事務所前で、北・東シリア自治局内務治安部隊(アサーイシュ)が「汚職撲滅」の一環で逮捕した同自治局職員の家族が抗議デモを行い、逮捕者の消息を明らかにし、身柄を釈放するよう求めた。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるブサイラ市でダーイシュ(イスラーム国)メンバーと思われる武装集団が、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍傘下のダイル・ザウル軍事評議会の元メンバーとその家族を襲撃し、元メンバーが死亡した。

AFP, September 21, 2021、ANHA, September 21, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 21, 2021、Reuters, September 21, 2021、SANA, September 21, 2021、SOHR, September 21, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市近郊を攻撃、住民1人負傷(2021年9月21日)

ラッカ県では、ANHA(9月21日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のディブス村を砲撃した。

トルコ軍はまた、ファーティサ村で住民を狙撃、1人が負傷した。

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アレッポ県では、ANHA(9月21日付)によると、トルコ軍がシリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市北西のウンム・アダサ村を砲撃した。

AFP, September 21, 2021、ANHA, September 21, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 21, 2021、Reuters, September 21, 2021、SANA, September 21, 2021、SOHR, September 21, 2021などをもとに作成。

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ダルアー県タッル・シハーブ町で元反体制武装集団メンバー、指名手配者、兵役忌避者らが所持していた武器のシリア軍への引き渡しと社会復帰にかかる手続きが開始される(2021年9月21日)

ダルアー県では、SANA(9月21日付)によると、タッル・シハーブ町で元反体制武装集団メンバー、指名手配者、兵役忌避者らが所持していた武器のシリア軍への引き渡しと社会復帰にかかる手続きが開始された。

シリア人権監視団によると、300人以上が手続きを済ませた。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(9月21日付)によると、正体不明の武装集団がジッリーン村のシリア軍検問所を襲撃し、複数が死傷した。

AFP, September 21, 2021、ANHA, September 21, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 21, 2021、Reuters, September 21, 2021、SANA, September 21, 2021、SOHR, September 21, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で235人、北・東シリア自治局支配地域で270人、アル=カーイダとトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で1,312人(2021年9月21日)

保健省は政府支配地域で新たに235人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者62人が完治し、10人が死亡したと発表した。

これにより、9月21日現在の支配地内での感染者数は計31,148人、うち死亡したのは2,146人、回復したのは23,155人となった。

SANA(9月21日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに270人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。

これにより、9月21日現在の支配地内での感染者数は計25,288人、うち死亡したのは852人、回復したのは2,079人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性148人、女性122人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市68人、カーミシュリー市77人、マーリキーヤ(ダイリーク)市42人、ダルバースィーヤ市2人、アームーダー市10人、ジュワーディーヤ(ジャッル・アーガー)村1人、ナウルーズ・キャンプ3人、ラッカ県のラッカ市40人、タブカ市27人、アレッポ県マンビジュ市0人、シャフバー地区0人、ダイル・ザウル県0人。

https://www.facebook.com/smensyria/posts/1689256574597606

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で9月21日に新たに1,312人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、697人が完治し、8人が死亡したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡88人、イドリブ郡254人、ハーリム郡384人、アリーハー郡67人、アレッポ県スィムアーン山郡72人、ジャラーブルス郡6人、バーブ郡45人、アフリーン郡249人、アアザーズ郡147人。

これにより、同地での感染者数は計64,316人、うち死亡したのは1,038人、回復したのは33,206人となった。
https://www.facebook.com/ACUSyria/posts/1671176099753941

AFP, September 21, 2021、ACU, September 21, 2021、ANHA, September 21, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 21, 2021、Reuters, September 21, 2021、SANA, September 21, 2021、SOHR, September 21, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が爆撃を再開、「決戦」作戦司令室の支配下のイドリブ県シャイフ・バフル村を狙う(2021年9月21日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下のシャイフ・バフル村を爆撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

ロシア軍戦闘機が爆撃を実施したのは2日ぶり。

シリア軍もザーウィヤ山地方のバイニーン村、フライフィル村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のズィヤーラ町、ヒルバト・ナークース村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を17件(イドリブ県7件、ラタキア県3件、アレッポ県5件、ハマー県2件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は12件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を6件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3047623792147023

AFP, September 21, 2021、ANHA, September 21, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 21, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 21, 2021、Reuters, September 21, 2021、SANA, September 21, 2021、SOHR, September 21, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民259人と国内避難民(IDPs)205人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は704,796人、2019年以降帰還したIDPsは100,765人に(2021年9月21日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、9月20日に難民259人(うち女性78人、子供132人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民259人(うち女性78人、子供132人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は704,796人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者309,548人(うち女性93,031人、子ども157,588人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,798,053人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は934,076人(うち女性280,307人、子供476,079人)となった。

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一方、国内避難民205人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは205人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は100,765人(うち女性38,811人、子供33,411人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,369,361人(うち女性421,370人、子供677,177人)となった。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3047618682147534

Ministry of Defence of the Russian Federation, September 21, 2021をもとに作成。

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