イドリブ県の反体制派支配地の物価高騰への対応を協議する会合にシャーム解放機構のジャウラーニー指導者が洋服姿で出席し、対応策を示す(2021年11月23日)

イドリブ県では、シリア人権監視団、イスタンブールを拠点とする反体制系サイトのシリア・テレビ(11月23日)、バラディー・ニュース(11月23日付)によると、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るバーブ・ハワー国境通行所で「シューラー総会」を開催し、同機構に自治を委託されているシリア救国内閣閣僚(アリー・カッダ首班ら)、経済関係の専門家、メディア関係者らとともに、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者が洋服姿で出席した。

会合では、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握る地域の経済状況、とりわけトルコ・リラの下落に伴う物価高騰、とりわけパンと燃料の価格上昇への対応が協議された。





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シリア・テレビによると、ジャウラーニー指導者は会合で、2.5トルコ・リラで販売されているパン1袋の目方を増量すること、パンの価格を固定するため3億米ドルの補助金を緊急措置として供出することなどを約束した。

ジャウラーニー指導者の発言は以下の通り:

https://www.youtube.com/watch?v=F4CHap_APVw

人々のニーズを満たす解放区における食糧安全保障が欠如していた…。だが、資源開発は加速しており、まもなく成果をあげるだろう。

経済成長は生産を必要とする。だから、我々は、国外からの輸入に代えて、国内市場をカバーするための国内生産を実現する段階に向かわねばならない。

経済成長は3年前に始められた戦略的計画の一環をなしている。第1ステップは大学教育機関、医師、エンジニアに関心を向けていた。

我々は原価の危機に対処するために段階的に資源を再分配した。これは、我々が解放区において行っているそのほかの優先課題に先んじて行われた。

解放区には豊かな農業資源があり、我々は何年にもわたって多くの農業プロジェクトに取り組み、現在のパン不足に代表されるような諸々の危機を克服しようとしてきた。

農業に適した土地を拡大するための研究や議論は終わり、そのための計画も策定された。農地が拡大されるたびに、十分な基本食糧物資を得てきた。

工業における経済開発は、農業を犠牲することなく、これを維持、開発しつつ行われている。なぜなら、農業は解放区の経済の背骨だからだ。だから、工業と農業のプロジェクトは補完的に並行して行われてきた。

我々はこの地域における根本的な問題を特定し、優先順位に沿って、教育、学校・大学不足、下水道や道路の問題などを解決するべく取り組みを始めた。我々は解放区のすべての問題を解決しようとしている。

道路の舗装は重要懸案だ。なぜなら、人口が急増し、交通事故が多発しているからだ。解放区では、短期間のうちに交通事故で40人がなくなっている。

住宅の確保や道路の舗装など、この地域での開発は進んでいる。我々の地域において、我々の計画やプロジェクトの成果が我々の祝福された革命にふさわしいかたちで目に見えるようになるには、弱化の時間が必要です。

我々は、この地域で開始された開発プロジェクトを通じて、採石場や道路などで2,500近くの雇用機会を提供した。それによって、人々は危機に対処するうえで助けとなる収入を確保している。

解放区内のパン製造所40カ所以上に対してパンの材料を支援することで、パン1袋の価格を2.5(トルコ・リラ)に設定したまま、目方を増すことになるだろう。我々はパンの材料の支援を続ける。たとえ、トルコ・リラが暴落しようと、300万米ドル以上が支援されるだろう。

解放区を襲うあらゆる危機に便乗しようとする者もいるだろう。だが、解放区の高官は賢明に自らの責任に向き合わねばならない。責任を逃れたり、背いたりしてはならない。一般大衆のように危機の前に立ちつくすのなら、我々は過ちを犯すことになる。
解放区にいる我々にアッラーが与えてくださった祝福に感謝しなければならない。解放区にいる我々には、真摯に、そして正しく建てられた建造物がある。アッラーのお許しのもと、この犯罪者体制を打倒し、シリア全土に善を広めることで、我々が希求する段階へと到達するだろう。

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なお、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県中北部、ラタキア県北東部、アレッポ県西部、ハマー県北西部のいわゆる「解放区」では、トルコ・リラの下落を受けて、シリア救国内閣は2.5トルコ・リラで販売されているパン1袋の目方を650グラムから段階的に450グラムにまで引き下げる一方、シャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握する地域で燃料の販売を統括するワタド石油社も家庭用プロパンガス・ボンベの価格を1本137トルコ・リラに、ガソリンを1リットル9.83トルコ・リラに、灯油を1リットル9.14トルコ・リラに値上げするなどの措置をとっていた。

これを受け、10月15日には、イドリブ市で燃料、パン、野菜、水、電気などの価格引き下げを求める抗議デモが発生していた。

AFP, November 23, 2021、ANHA, November 23, 2021、Baladi-News, November 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, November 23, 2021、Reuters, November 23, 2021、SANA, November 23, 2021、SOHR, November 23, 2021、Syria TV, November 23, 2021などをもとに作成。

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『ガーディアン』:北・東シリア自治局(PYD、YGP、シリア民主軍)は拘留中のダーイシュ・メンバーから賄賂を受け取り、見返りとして彼らを釈放(2021年11月23日)

英日刊紙『ガーディアン』(11月23日付)は、北・東シリア自治局(民主統一党(PYD)、人民動員隊(YPG)、シリア民主軍、シリア民主評議会)が、支配地域内の刑務所に収容しているダーイシュ(イスラーム国)のメンバーから賄賂を受け取り、その見返りとして彼らを釈放していると伝えた。

同紙は、釈放されたというダーイシュ元メンバーの男性2人と複数の公式文書をもとに、8,000米ドルの「罰金」を支払うとともに、今後いかなる武装組織に参加せず、北・東シリア自治局の支配地域を離れることを誓約する文書に署名することで、裁判を受けることなく釈放されるという。

証言した男性2人はその後、ハサカ県のフール・キャンプから脱走した家族と再開を果たし、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県を経由して、トルコに入ったという。

なお、同様の方法で「自由」を得たダーイシュの元メンバーの数は不明だという。

シリア民主軍のハルハド・シャーミー報道官は『ガーディアン』の取材に関して、事実を否定している。

AFP, November 23, 2021、ANHA, November 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, November 23, 2021,The Guardian, November 23, 2021、Reuters, November 23, 2021、SANA, November 23, 2021、SOHR, November 23, 2021などをもとに作成。

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シリア民主評議会のアフマド共同議長がロシアを訪問し、ラヴロフ外務大臣と会談(2021年11月23日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会のイルハーム・アフマド執行委員会共同議長を代表とする使節団がロシアの正式な正体を受けて、首都モスクワを訪問し、セルゲイ・ラヴロフ外務大臣、セルゲイ・ボグダノフ外務副大臣(中東・北アフリカ問題担当大統領特使)と個別に会談した。

https://www.facebook.com/SDCPress/posts/4337187203074324

ロシア外務省によると、会談では、シリア情勢、とりわけ北・東シリア自治局の支配下にある北東部の状況、シリアの紛争解決に向けた政治プロセスの活性化、経済復興、難民・国内避難民(IDPs)の帰還、人道支援などについて意見が交わされた。

ロシア側は、シリア人がシリアの主権と領土の一体性を一刻も早く回復することを支援するための取り組みを続けることを確認した。

ANHA(11月23日付)、RT(11月23日付)が伝えた。

AFP, November 23, 2021、ANHA, November 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, November 23, 2021、Reuters, November 23, 2021、RT, November 23, 2021、SANA, November 23, 2021、SOHR, November 23, 2021などをもとに作成。

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大統領選挙に立候補して敗れたマフムード・マルイー氏はPYDが支配地域へのシリア軍の展開に同意したと主張(2021年11月23日)

シリア政府支配地域内で活動する反体制派組織で、6月の大統領選挙に立候補して敗れたマフムード・マルイー氏が指導するシリア民主戦線が、クルド民族主義組織の民主統一党(PYD)の使節団と首都ダマスカスで会見し、PYDが北・東シリア自治局の支配地域へのシリア軍の展開に同意したと伝えた。

『ワタン』(11月23日付)が伝えた。

マルイー氏によると、会見に参加したPYDメンバーは、マズルーム・ユースフ氏、ムスタファー・ダルウィーシュ氏、アブドゥルカーディル・ムハンマド氏、ムハンマド・アバシュ氏の4人。

いずれも首都ダマスカス在住で、組織の幹部ではない。

会談のなかで、PYD使節団は、シリアの統一と独立の維持、主権の尊重、そしてシリア民主軍支配地位へのシリア軍の展開、暗礁に乗り上げている問題の解決を前提として、ダマスカスと対話を行う準備ができていると述べたという。

なお、シリア民主戦線は、PYDの幹部の1人アルダール・ハリール氏が11月3日に、シリア政府との対話、北・東シリア自治局の支配地域内の油田地帯の引き渡しへの意思を示して以降、PYDと連絡を撮り続けていたという。

AFP, November 23, 2021、ANHA, November 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, November 23, 2021、Reuters, November 23, 2021、SANA, November 23, 2021、SOHR, November 23, 2021、al-Watan, November 23, 2021などをもとに作成。

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ダイル・ザウル市で指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが続く(2021年11月23日)

ダイル・ザウル県では、SANA(11月23日付)によると、11月14日にシリア政府の支配下にあるダイル・ザウル市で開始された指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが続けられ、多数が手続きを済ませた。

AFP, November 23, 2021、ANHA, November 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, November 23, 2021、Reuters, November 23, 2021、SANA, November 23, 2021、SOHR, November 23, 2021などをもとに作成。

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北・東シリア自治局がダーイシュのノルウェー人戦闘員の孤児1人の身柄をノルウェー外務省使節団に引き渡す(2021年11月23日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局が、同自治局とシリア政府の共同支配下にあるカーミシュリー市でノルウェー外務省の使節団と会談し、ダーイシュ(イスラーム国)のノルウェー人戦闘員の孤児1人(女児)の身柄を引き渡した。

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シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機3機がラッカ県ラサーファ砂漠からダイル・ザイル県に至る砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)に対して20回余りの爆撃を実施した。

AFP, November 23, 2021、ANHA, November 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, November 23, 2021、Reuters, November 23, 2021、SANA, November 23, 2021、SOHR, November 23, 2021などをもとに作成。

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ハサカ県カーミシュリー市南東でシリア軍がカーミシュリー市に向かおうとする米軍車列の進行を阻止する一方、ハッラーブ・ジール村にある米軍基地が砲撃を受ける(2021年11月23日)

ハサカ県では、SANA(11月23日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市の南東に位置するアークーラ村のシリア軍検問所が、カーミシュリー市方面に向かおうとしていた米軍の軍用車輌5輌からなる車列の進行を阻止し、退却させた。

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SANA(11月23日付)は、ヤアルビーヤ町近郊の複数の地元筋の話として、米国が違法に設置しているハサカ県北東部のハッラーブ・ジール村の航空基地を何者かがロケット弾5発で砲撃したと伝えた。

この砲撃による人的・物的被害はなかった。

爆発発生を受けて、同地上空には米主導の有志連合のヘリコプターと戦闘機多数が飛来した。

『ワタン』(11月24日付)によると、砲撃は午前1時45分ごろに行われ、近隣の住民らが砲弾が落ちる風切り音と4回にわたる爆発音を耳にしたという。

ロシアのスプートニク・ニュース(11月23日付)も、複数の地元筋の話として、ハッラーブ・ジール村にある米軍に何者かが発射したロケット弾4発が着弾し、その直後に大きな爆発が複数回発生したと伝えた。

しかし、シリア人権監視団は、複数の情報筋から得た情報として、報じられたような攻撃は行われていないと発表した。

また、米国防総省のジェシカ・マクナルティ報道官は、タス通信(11月24日付)の取材に対して「国防総省には、ハッラーブ・ジール基地が火曜日にロケット弾攻撃を受けたとの情報はない」と述べ、砲撃を受けたことを否定した。

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このほか、SANA(11月23日付)がヤアルビーヤ町近郊の複数の地元筋の話として伝えたところによると、ハッラーブ・ウシュク村航空基地に駐留する米軍の約110輌からなる車列が、米軍のヘリコプターの護衛を受けて、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所を経由し、イラクに出国した。

AFP, November 23, 2021、ANHA, November 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, November 23, 2021、Reuters, November 23, 2021、SANA, November 23, 2021、SOHR, November 23, 2021、Sputnik News, November 23, 2021、TASS, November 24, 2021、al-Watan, November 24, 2021などをもとに作成。

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国連ジュネーブ事務局シリア政府代表大使はパルミラ遺跡から盗まれた遺物3点をジュネーブ美術・歴史博物館から受け取る(2021年11月23日)

国連ジュネーブ事務局・国際機関シリア政府代表部のフサームッディーン・アーラー大使は、ヒムス県タドムル市にあるUNESCO世界文化遺産のパルミラ遺跡から盗まれた遺物3点をジュネーブ美術・歴史博物館から受け取った。

シリアに返還された遺物は、スイス国内に違法に持ち込まれたもので、2016年に当局によって押収され、ジュネーブ美術・歴史博物館に保管されていた。

3点のうち2点は、胸像、ライオンの頭、司祭の顔、円筒と装飾が施された石像。

1点は司祭の顔の石像。

AFP, November 23, 2021、ANHA, November 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, November 23, 2021、Reuters, November 23, 2021、SANA, November 23, 2021、SOHR, November 23, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアレッポ県北部を砲撃(2021年11月23日)

アレッポ県では、SANA(11月23日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマーリキーヤ村、シャワーリガ村を砲撃した。

また、ANHA(11月23日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市北西のムフスィンリー村を砲撃した。

AFP, November 23, 2021、ANHA, November 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, November 23, 2021、Reuters, November 23, 2021、SANA, November 23, 2021、SOHR, November 23, 2021などをもとに作成。

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イドリブ県でロシア軍とトルコ軍の士官が異例の会談、目的は不明(2021年11月23日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバニー・アイユーブ丘一帯を砲撃した。

同丘頂上にはトルコ軍が拠点を設置している。

シリア軍はまた、バルユーン村、ヒルバト・マアッラーター村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、シリア政府の支配下にあるサラーキブ市と「決戦」作戦司令室の支配下にあるタルナバ村を隔てる通行所では、ロシア軍とトルコ軍の士官が異例の会談を行った。

会談の目的は不明。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、ナブア・サフル村でシリア軍の車輌の仕掛けられていた爆弾が爆発し、兵士1人が死亡、1人が負傷した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を11件(イドリブ県1件、ラタキア県0件、アレッポ県9件、ハマー県1件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は0件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を5件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3097170100525725

AFP, November 23, 2021、ANHA, November 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, November 23, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, November 23, 2021、Reuters, November 23, 2021、SANA, November 23, 2021、SOHR, November 23, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で117人、アル=カーイダとトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で90人(2021年11月23日)

保健省は政府支配地域で新たに117人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者93人が完治し、5人が死亡したと発表した。

これにより、11月23日現在の支配地内での感染者数は計47,448人、うち死亡したのは2,714人、回復したのは28,517人となった。

SANA(11月23日付)が伝えた。

https://www.facebook.com/syrianarabnews/posts/649036319812782

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で11月23日に新たに90人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、393人が完治し、8人が死亡したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡1人、イドリブ郡27人、ハーリム郡24人、アリーハー郡7人、アレッポ県スィムアーン山郡3人、ジャラーブルス郡3人、バーブ郡3人、アフリーン郡22人、アアザーズ郡0人。

これにより、同地での感染者数は計91,756人、うち死亡したのは2,178人、回復したのは59,903人となった。
https://www.facebook.com/ACUSyria/posts/1716900068514877

AFP, November 23, 2021、ACU, November 23, 2021、ANHA, November 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, November 23, 2021、Reuters, November 23, 2021、SANA, November 23, 2021、SOHR, November 23, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民282人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は725,175人に(2021年11月23日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、11月22日に難民282人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民266人(うち女性80人、子供136人)、ヨルダンから帰国したのは16人(うち女性5人、子供8人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は725,175人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者328,553人(うち女性98,738人、子ども167,277人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者396,622人(うち女性119,035人、子ども202,276人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,815,643人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は954,455人(うち女性286,431人、子供486,475人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,527人(うち女性41,245人、子供33,987人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,123人(うち女性423,804人、子供677,753人)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3097168283859240

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 23, 2021をもとに作成。

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