シリア民主軍傘下のダイル・ザウル軍事評議会が拡大会議を開催し、治安強化とダーイシュ対策にかかる新たな措置を承認(2025年10月29日)

シリア民主軍は、フェイスブックを通じて声明を出し、ダイル・ザウル軍事評議会が拡大会議を開催し、治安強化とダーイシュ(イスラーム国)対策にかかる新たな措置を承認したと発表した。

承認された主な措置は以下の通り:

・戦闘員の戦術・戦闘能力向上を目的とした高度訓練・再教育プログラムの開始
・旅団・軍事評議会・女性防衛部隊間での情報共有・諜報活動の強化
・軍事評議会内での指揮・管理能力の発展による高い即応体制の確保
・補給路および作戦路線の安全確保、インフラ防護に向けた協調体制の拡充

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シャルア暫定大統領はサウジアラビアでの第9回未来投資イニシアティブ(FII)会議の一環として行われた特別対話セッションに登壇:「シリアは地域的および国際的水準で均衡の取れた経済的地位を占めるだろう」(2025年10月29日)


大統領府(フェイスブック)によると、アフマド・シャルア暫定大統領はサウジアラビアの首都リヤドで開催された第9回未来投資イニシアティブ(FII)会議の一環として行われた特別対話セッションに登壇し、「シリアは地域的および国際的水準で均衡の取れた経済的地位を占めるだろう」と述べた。

SANAによると、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン皇太子をはじめ、各国首脳、閣僚、政府代表、大手企業や世界的投資基金の関係者が出席したセッションのなかで、シャルア暫定大統領は、経済復興期におけるシリアのビジョンと、とりわけ復興分野での広大な投資機会について説明した。

さらに、シリアは国際的なパートナーシップに開かれており、投資家たちに対して、投資法の最新改正のもとで、投資家とシリア国家の利益の均衡を実現する形で開発の歩みに参加するよう呼びかけていると述べた。

大統領はまた、地域的および国際的パートナーの支援と拡大する協力関係により、シリアが新たな開放と投資の段階に入っていると強調、サウジアラビアの「ビジョン2030」について、同国を地域の投資家の羅針盤・中心地にしたと称賛し、同国が改革・近代化・持続可能な発展における成功モデルを体現していると述べた。

シャルア暫定大統領の主な発言は以下の通り。

我々の最初の外訪はサウジアラビアだった。それは、この国が地域の安定と発展において中心的な役割を果たしていることを理解しているからだ。安全と安定は経済発展と結びついており、経済発展は安全と安定と結びついている。現在、サウジアラビアはこの両者を体現する先駆的な例である。
世界は14年にわたりシリアの失敗を経験した。また過去60年にわたってシリアが不安定で危機と移民、カプタゴンの源であったことを経験した。かつて文明と歴史の国であったにもかかわらず、世界最大のカプタゴン供給国となってしまった。
このような状況は地域レベルで戦略的な危険を生み、国内は騒乱をもたらそうとする野心的な政策の足場となった。
今日、シリアは成功を経験する時であり、投資・開放・相互利益に基づく均衡的な地域関係を築く時である。
今日、世界はシリアを東西を結ぶ重要な商業回廊として利用できる。供給網やエネルギーの世界的危機の中で、特に欧州向けガス供給の問題は深刻であるが、シリアにはその潜在力が十分にある。
ダマスカスは歴史的に東の門として重要な戦略的地位を持ち、人材・多様な経済を備えている。そのため歴史を通じて多くの帝国の標的となってきた。
過去10ヵ月間にシリアに流入した投資額が約280億ドルに達している。
シリアは援助ではなく投資と生産の道を選んだ…。投資による復興を選んだのは、すべての関係者にとって利益をもたらし、経済協力の新たな道を開くからだ。
不動産分野は戦争による破壊の規模から大きな投資機会を生み、需要の高さが一部世界市場並みの価格競争を生んでいる。また、シリアは農業と観光に優れ、地理的・気候的多様性に恵まれ、大きな食料余剰を達成できる潜在力を持つ。さらに、戦略的位置と陸海の石油・ガス資源がある。
サウジアラビアの「ビジョン2030」は同国の枠を超えて地域全体のビジョンである…。最初にサウジアラビアに向かったとき、我々はその鍵を見つけた。同国は繁栄・安定・広範な発展へと進んでおり、これは地域で独自の経験だ。シリアとサウジ、カタール、UAE、トルコ、エジプト、イラクの成功するアラブ諸国との統合が、包括的なアラブ経済サイクルを形成するだろう。
私はシリア国民に賭けている…。過去14年間、この国民は苦しみ、何度も殺され、戦争はあらゆる家庭の扉を叩いた。それでも信念を失わず耐え抜き、無から勝利をつかんだ。だからこそ、この国民は無からシリアを再建するだろう。
イドリブのような資源の乏しい小さな地域でさえ、我々は意志と決意によってささやかな経済環境を築いた。援助は怠惰を生むが、労働と投資は建設の文化を生む。
どんな国にとっても真の資本とは人材である。資源があっても生産的な知性がなければ浪費されるが、生産できる頭脳があれば富を創造できる。
シリアには訓練された人的基盤と多様な自然資源があるため、援助に頼らず持続的な発展経済を築ける。投資を通じて互いに助け合い、誰もが勝者となることを望む…。シリアが誰かの負担になるのではなく、自らの力で立つことを望む。
私は人生の半分を、そして魂を、シリア国民を圧政から救うために捧げてきた。残りの人生も、強く立ち上がるシリアを見るために捧げる覚悟だ。
今日、シリアは自らの手で自らを再建しつつあり、地域経済の強国として本来の地位を取り戻すだろう。
我々は在外居住者らを呼び戻し、祖国建設に参加させなければならない。未来は有望であり、シリアは最短期間で復興を果たす能力を持つ。地域的・国際的水準で均衡の取れた経済的地位を占め、数年以内に経済的に主要国の一員となるだろう。

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大統領府(フェイスブック)によると、シャルア暫定大統領、サウジアラビア・アルマライ社のナーイフ・ビン・スルターン・アール・サウード会長と会談した。

会談には、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣、シリア投資庁のタラール・ハラーリー長官が同席した。

大統領府(フェイスブック)によると、シャルア暫定大統領、サウジアラビア公的投資基金(PIF)のヤズィード・ハミード副総裁、サウジ通信会社(STC)のアルヤーン・ワティード最高経営責任者およびムウタッズ・アンカリー投資最高責任者と会談した。

会談には、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣、ハイカル通信情報技術大臣が同席した。

大統領府(フェイスブック)によると、シャルア暫定大統領は、サウジ仏銀行(BSF)のマーズィン・ルマイフ取締役会会長氏、開発銀行アブドゥルマリク・ハキール会長と会談した。

会談にはシャイバーニー暫定外務在外居住者大臣、ニダール・シャッアール経済産業大臣、ムハンマド・ヤスル。バルニーヤ財務大臣が同席した。


大統領府(フェイスブック)によると、シャルア暫定大統領、イスラーム開発銀行グループのムハンマド・ジャースィル総裁と会談した。

会談には、シャッアール経済産業大臣、バルニーヤ財務大臣が同席した。

大統領府(フェイスブック)によると、シャルア暫定大統領は、サウジ・シリア経済評議会ムハンマド・アブー・ナイヤーン議長と会談した。

会談には、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣、シャッアール経済産業大臣、バルニーヤ財務大臣が同席した。

大統領府(フェイスブック)によると、シャルア暫定大統領は、サウジアラビアのアブドゥッラー・スワーハ通信情報技術大臣と会談した。

会談には、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣、ハイカル通信・情報技術大臣が同席した。

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イラク高等司法評議会はナジャフ刑事裁判所が現シリア大統領を称賛する映像を投稿し、携帯電話に自由シリア軍に関する資料を所持していたシリア人に有罪判決を下したとの一部報道を否定(2025年10月28日)


イラク高等司法評議会は、フェイスブックを通じて説明声明を出し、ナジャフ刑事裁判所がシリア国籍を有する被告に対して死刑判決を下したとする文書の画像が投稿され、その理由が「現シリア大統領を称賛する映像を投稿し、携帯電話に自由シリア軍に関する資料を所持していたため」と報じたことに関して、事実無根だとしたうえで、被告がダーイシュ(イスラーム国)元指導者のアブー・バクル・バグダーディーを称賛したこと、イラク軍と人民動員隊メンバーの殺害を称賛・扇動する内容の映像の拡散、ダーイシュへのメンバー加入を唱道したことで有罪となったと発表した。

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ダマスカス郊外県で民間旅客バスが攻撃を受け8人が死傷:ドゥルーズ派はシャルア移行期政権による「テロ」と非難(2025年10月28日)

ダマスカス郊外県では、スワイダー24によると、首都ダマスカスとスワイダー県を結ぶ街道で、民間旅客バスが攻撃を受け、2人が死亡、6人が負傷した。

攻撃は、アフマド・シャルア移行期政権の「治安総局」(内務治安部隊)が管轄する地域で発生し、バスは首都ダマスカスからスワイダー市に向かっていた。

スワイダー24によると、死亡したのは、アーヤー・サラームさん(女性)とカマール・アブドゥルバーキーさん。

攻撃は、内務治安部隊の検問所が多数設置されているマルジャーナ給油所付近で発生した。

スワイダー24によると、負傷者のうち2人は子供。

また、スワイダー24が取材した男性2人と女性1人によると、バスはマルジャーナ給油所近くの放棄された検問所に停車したところ、武装し、黒服を着た覆面姿の2人が現れ、運転手の助手に「乗客はどこから来たのか、どこへ向かうのか」と尋ねた。

助手が「スワイダーから来た人々で、目的地もスワイダーだ」と答えると、この2人とその近くに潜んでいた者たちがバスに向かって一斉に発砲、運転手は即座に発進して逃走した。

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シリア人権監視団によると、負傷者は11人が負傷した。

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この事件に関して、SANAは、関係当局が事件の調査および犯人の追跡を開始したと伝えた。

スワイダー県のフサーム・タッハーン内務治安部隊司令官(准将)はSANAに対し、以下の通り述べた。

この卑劣なテロ攻撃は罪のない人々の命を狙うものであり、治安を混乱させ、安定を求める市民を脅かそうとする絶望的な試みである。
犯行は、2日前に(スワイダー)市郊外で発生した、市民や治安部隊パトロールを狙った組織的攻撃に続くものであり、法を無視する無秩序な集団によるもので、彼らの目的はスワイダーに混乱と破壊をもたらすことだ。
こうした攻撃の繰り返しは、一つの計画のもとに行われており、その目的は地域の安定を損ない、住民を恐怖に陥れることにある。
いかなるテロ行為も治安部隊が任務を遂行する意志を挫くことはできない。捜査は断固たる姿勢で進められ、犯人の特定と再発防止に努める。

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国民防衛隊司令部はフェイスブックを通じて声明を出し、事件を「組織的テロ犯罪」の一環と位置付け、「ジャウラーニー政権に属する犯罪集団」の犯行と断じたうえで、「最も強い言葉」でこれを非難した。

国民防衛隊司令部また、フェイスブックを通じて別の声明を出し、ダマスカスのテロ・過激主義政権に属する武装組織が、スワイダー市の西側戦線に対して銃撃と潜入を試みる攻撃を行ったと指摘、これを非難した。

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スワイダー高等法務委員会は、フェイスブックを通じて声明を出し、いわゆる「暫定政権」に属する「公安」部門の支配地域内で発生した「テロ攻撃」だとして「最も強い言葉」で非難した。

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スワイダー24シリア人権監視団によると、世界食糧計画(WFP)から提供された151トンの小麦粉が積載したトラックと冬用の衣類、毛布、寝具などを搭載したトラックがシリア・アラブ赤新月社の車輛とともに、スワイダー県に入った。

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イスラエルの偵察機がスワイダー市および同市南部地域上空で約1時間にわたって飛行(2025年10月28日)

スワイダー県では、スワイダー24によると、イスラエルの偵察機が、スワイダー市および同市南部地域上空で約1時間にわたって飛行を続けた。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、ビイル・アジャム村の国連施設周辺で、新たな道路を開削し、掘削作業を開始した。

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アレッポ市、ラタキア市、首都ダマスカスでラッカ県出身の学生たちが抗議行動を行い、東部地域の学生に対する一時的受け入れ制度の廃止決定に反対(2025年10月28日)

シリア人権監視団によると、ラッカ県出身の学生たちが、アレッポ市とラタキア市(ティシュリーン大学前)で抗議行動を行い、東部地域の学生に対する一時的受け入れ制度の廃止決定に反対の声を上げた。

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シリア人権監視団によると、首都ダマスカスでも同様の抗議デモが発生した。

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ヒムス県でアラウィー派の技師が職場であるジャンダル発電所に向かう途中、正体不明の武装グループに銃撃され死亡:タルトゥース県、ラタキア県で爆発が相次ぐ(2025年10月28日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ラジャート高原地方の南カリーム村で、シリア軍(アフマド・シャルア移行期政権の国防省部隊)第40師団所属の兵士が自宅内で正体不明の2人組にに銃撃され、殺害された。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市のスッカリー地区で若者が犯行は正体不明の武装グループの銃撃を受け死亡した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、アラウィー派の技師が職場であるジャンダル発電所に向かう途中、正体不明の武装グループに銃撃され死亡した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ガズラーニーヤ町で、シーア派の男性が正体不明の武装グループに銃撃され死亡した。

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タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、ダブースィーヤ国境通行所で、爆発物が爆発し、職員4人が負傷した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ラタキア市のクナイニス地区の警察署の入り口付近に爆発物が投げ込まれ、爆発が発生した。

これに関連して、中・西部シリア政治評議会(PCCWS)は29日、フェイスブックを通じて声明を出し、ラタキア市のクナイニス地区の警察分所まえで「治安総局」(県内務治安部隊)の要員が宗派対立を煽る示威行動を行ったことを非難した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、マイヤーディーン市東部のタイバ地区でアフマド・シャルア移行期政権の内務治安部隊が特殊部隊と協力して、電力網の電線を盗む窃盗団のメンバー3人を摘発・逮捕した。

また、ダイル・ザウル県(テレグラム)によると、内務治安部隊がブーマカール市一帯で、前政権と「イランの民兵」が放棄したと見られる19個の電気式起爆装置と17個の地雷を保管した倉庫を発見した。

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ダイル・ザウル県カスラ村でシリア民主軍の兵士の若者と口論の末に発砲・殺害したことを受け、住民が道路を封鎖するなどして抗議(2025年10月28日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、カスラ村で27日、シリア民主軍の兵士の若者と口論の末に発砲、撃たれた若者は死亡した。

事件を受けて、住民らは村内で道路を封鎖するなどして抗議した。

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シリア民主軍は、公式サイトを通じて声明を出し、27日にダイル・ザウル県カスラ村で兵士が若者を射殺したことに対して、遺憾と哀悼の意を表明、事件について緊急調査を開始し、関係者を逮捕して管轄司法当局に送致したと発表した。

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欧州の市民社会組織からなる共同代表団が、北・東シリア地域民主自治局の渉外関係委員会を訪問(2025年10月28日)


ANHAによると、欧州の市民社会組織からなる共同代表団が、北・東シリア地域民主自治局の渉外関係委員会を訪問した。

渉外関係委員会を訪問したのは、ヨーロッパ・クルド連邦調整評議会、ドイツ・クルド弁護士連合、ドイツ・クルド社会機構、ヨーロッパ・クルディスタン女性連合の代表らで、ファナル・カイート渉外関係委員会共同議長らが応対した。

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アブー・カスラ国防大臣がロシアを訪れアンドレイ・ベロウソフ国防大臣と会談(2025年10月28日)

SANAによると、ムルハフ・アブー・カスラ国防大臣はロシアを訪れ、首都モスクワでアンドレイ・ベロウソフ国防大臣と会談し、両国の国益に資する複数の共通軍事課題について協議した。

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シャルア暫定大統領と随行代表団は第9回未来投資イニシアティブ(FII)会議に参加するためサウジアラビアの首都リヤドを訪問、ファイサル外務大臣らと会談(2025年10月28日)


大統領府(フェイスブック)によると、アフマド・シャルア暫定大統領と随行代表団は、サウジアラビアの首都リヤドにあるキング・ハーリド国際空港に到着した。

今回の公式訪問は、第9回未来投資イニシアティブ(FII)会議への参加が目的目的。

SANAによると、シャルア暫定大統領に同行している閣僚は、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣、ニダール・シャッアール経済産業大臣、ムハンマド・ヤスル・バルニーヤ財務大臣、ムハンマド・バシール・エネルギー大臣、アブドゥッサラーム・ハイカル通信情報技術大臣、シリア投資庁のタラール・ハラーリー長官が出席。

大統領府(フェイスブック)によると、シャルア暫定大統領はサウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハーン・アール・サウード外務大臣と会談した。

会談には、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣が同席した。

大統領府(フェイスブック)によると、シャルア暫定大統領は、サウジアラビアのアブドゥルアズィーズ・ビン・サウード・ビン・ナーイフ・アール・サウード内務大臣と会談した。

会談には、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣が同席した。

大統領府(フェイスブック)によると、シャルア暫定大統領は、サウジアラビアのハーリド・ファーリフ投資大臣と会談した。

SANAによると、会談には、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣とシャッアール財務大臣が同席した。

大統領府(フェイスブック)によると、シャルア暫定大統領は、国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長と会談した。

会談にはシャイバーニー暫定外務在外居住者大臣が同席した。

大統領府(フェイスブック)によると、欧米諸国の有力な投資家らと会合を行った。

SANAによると、出席者は以下の通り。

・リシャール・アッティアス:未来投資イニシアティブ研究所執行委員会議長、理事会メンバー兼代行最高経営責任者(CEO)。
・エリック・マルティル:カナダの航空機メーカー「ボンバルディア(Bombardier)」の社長兼CEO。
・オミード・マリクおよびクリス・ボスカーク:米国投資会社「1789キャピタル(1789 Capital)」共同設立者。
・パトリック・プイヤネ:フランスのエネルギー企業「トタルエナジーズ(TotalEnergies)」会長兼CEO。
・クリストファー・J・ナシタ:世界的ホテル・ホスピタリティ企業「ヒルトン・ワールドワイド(Hilton Worldwide)」社長兼CEO。
・セバスチャン・バザン:世界最大級のホテルグループ「アコー(Accor)」会長兼CEO。
・メアリー・エルドス:国際金融機関「JPモルガン・チェース(J.P. Morgan)」資産運用・富裕層部門CEO。
・エリック・シュミット:米国の宇宙ロケット製造会社「リラティビティ・スペース(Relativity Space)」CEO。
・マッテオ・レンツィ:2014年から2016年までイタリア首相を務め、現職はイタリア上院議員。

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イスラエルでシリア人らがイスラエル人とともに「マイノリティ会議」を開催、シャルア暫定大統領と移行期政権を批判、シリア国内でのマイノリティの分離独立国家の樹立を求める(2025年10月27日)


イナブ・バラディーが28日に伝えたところによると、イスラエルの記者イディ・コーヘン氏の招待により、ハサン・マルハジュ(中東問題専門家を自称)、米マシュリク評議会のタミーム・ハルマシュ氏らシリア人、イスラエル在住のヨルダン人政治家アブドゥイラー・ムッラー氏らを含むアラブ人がイスラエル人と共に首都テルアビブに集まり、「マイノリティ会議」と題した会合を開いた。

約30名が参加した会議では、アフマド・シャルア暫定大統領と移行期政権を批判、シリア国内でのマイノリティの分離独立国家の樹立を求める発言が相次いだ。

会議には、スワイダー県のドゥルーズ派指導者の1人であるマルワーン・キヤワーン師もオンライン参加した。

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アレッポ県とダマスカス県で、ラッカ県、ハサカ県、ダイル・ザウル県出身の学生たちがデモを行い、大学当局が受け入れ制度を廃止し、彼らをダイル・ザウル大学に移籍させる決定を下したことに抗議(2025年10月27日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ大学で、ラッカ県、ハサカ県、ダイル・ザウル県出身の学生たちがデモを行い、大学当局が受け入れ制度を廃止し、彼らをダイル・ザウル大学に移籍させる決定を下したことに抗議した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ユーフラテス大学の学生数十名が、高等教育科学技術省庁舎前で抗議デモを行い、同様の抗議活動を行った。

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アサーイシュは逃亡者と服務離脱者に対して恩赦を行うと発表(2025年10月27日)

ダイル・ザウル県では、イナブ・バラディーによると、シリア民主軍のパトロール部隊がカスラ村でバッカーラ部族の若者1人を殺害、これを受けて地元の部族勢力とシリア民主軍の拠点を襲撃、同村に駐留していた特殊部隊との間に衝突が発生した。

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北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)は、フェイスブックを通じて声明を出し、以下を決定したと発表した。

1. 逃亡または服務離脱の罪に対し恩赦を与える。ただし、該当者は本通達の発効日から45日以内に自首しなければならず、所定の手続きに従い自己出頭報告書を規律・職務局の承認様式に基づいて作成すること。
2. 裁判判決や公序良俗違反により除隊された者を除き、退職者はアサーイシュへの復帰申請を行うことができる。
3. 上記期間内に出頭した者に対し、いかなる刑事または懲戒処分も科してはならない。

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米国務省はシリア南部に対する人道支援を行っているとの報道声明を発表(2025年10月27日)

米国務省は、公式サイトを通じて、シリア南部に対する人道支援を行っているとの報道声明を発表した。

声明の内容は以下の通り。

米国は南シリアの安定回復に向けた取り組みの一環として、スワイダー県のドゥルーズ派、キリスト教徒、ベドウィンの各共同体に対し人道支援を実施する。これらの人々は、暴力や家屋の破壊により生活手段を失っており、今回の支援は約6万人の人々の生命を守るため、食料・水・衛生用品の供給に加え、住宅および水供給システムの復旧を支援するものである。
戦闘は概ね沈静化しているものの、治安情勢はいまだ予測不能な状態が続いている。このため物資の流通が制限され、民間人の安全や、約187,000人に及ぶ避難民の帰還が妨げられている。今回の食料および安全な飲料水の提供は、緊急避難所や受け入れ地域にいる避難家族、さらに流通の停滞によって市場や商店にアクセスできない人々の緊急の生活需要を満たすことを目的としている。
米国は、シリアの人々が再建に向け歩みを進める中で、協力国に対し、生命を守る支援への参加を呼びかける。これは、中東地域における恒久的な平和と安定を確保するために極めて重要である。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ハッラーブ・ジール村の基地に米主導の有志連合の貨物機1機が電子装備、重火器、兵士などを輸送した。

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ムワッヒド・ドゥルーズ精神指導部のヒクマト・ヒジュリー師:「我々のヴィジョンはスワイダー県の完全独立に基づいている」(2025年10月27日)


スワイダー県のムワッヒド・ドゥルーズ精神指導部の長を務めるヒクマト・ヒジュリー師は、スカイ・ニュース(アラビア語版)のインタビューに応じ、「我々のヴィジョンはスワイダー県の完全独立に基づいている」と述べた。

インタビュー記事で紹介されたヒジュリー師の発言は以下の通り。

自決権は絶対的な権利であり、撤回することはできない。
我々のヴィジョンはスワイダー県の完全独立に基づいている。
誘拐された人々の数は600人を超えており、その中には女性も含まれている。ダマスカスの政府は彼らに関するいかなる交渉も妨害している。
ダマスカス政府は、いまだに被災した村々の避難措置を履行しておらず、事実の歪曲を続けている。
我々は国際社会に対し、スワイダー住民が直面した「虐殺」を認定するよう求める。また、何が起こったのかを明らかにすることが不可欠である。

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シャルア移行期政権の国防省部隊(シリア軍)がドゥルーズ派支配下のスワイダー県西部を無人航空機などで激しく攻撃、国民防衛隊部隊の隊員7人が負傷(2025年10月27日)

スワイダー県では、スワイダー24によると、スワイダー市西方の前線で、朝からアフマド・シャルア移行期政権の国防省部隊(シリア軍)による停戦違反が繰り返された。

シリア軍は無人航空機などによって10回以上の攻撃を実施、複数の者が負傷、病院に搬送されたという。

これに関して、シリア人権監視団によると、シリア軍は、無人航空機で、スワイダー市西のウムラーン交差点からウルガー村に至る街道沿線に設置されている輸送検問所周辺の3ヵ所を爆撃、またタアラー村とハイヤート村に対して重火器で激しい砲撃を行った。

シリア人権監視団によると、運輸検問所周辺に対する爆撃は12機の無人航空機によって行われ、国民防衛部隊の隊員7人が負傷し、付近の病院に搬送された。

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この攻撃に対して、国民防衛部隊は、フェイスブックを通じて司令部声明を発表した。

声明の内容は以下の通り。

テロ組織は、停戦合意を体系的に違反し続け、地域の安定を揺るがし、住民への圧力を強めようとしている。
本日、無人航空機を大量投入した攻撃を新たに実施し、(スワイダー)市の西部戦線を狙った。
この卑劣な攻撃により複数の負傷者が発生したが、当該地域に展開していた国民防衛部隊は、高度な警戒態勢と精密な監視の結果、複数の無人航空機を目標到達前に撃墜することに成功した。
国民防衛部隊司令部は、この明白な停戦違反を強く非難するとともに、こうした攻撃によって、国土と住民を守るという我々の義務が揺らぐことはないと明言する。
我々は、山の尊厳を守り、攻撃者を抑止するために、あらゆる侵害行為に対して断固として応戦する決意である。
また、民間人の保護と山の安全・安定を脅かすあらゆる試みに対抗するという完全な責務を改めて表明する。
スワイダー、ジャバル・バシャン(バシャン山)

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シリア人権監視団によると、国際医療機関(IMC)が提供した医療物資と食糧を積んだ5台のトラックがシリア・アラブ赤新月社の車輛を伴い、スワイダー市に向かった。

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バーニヤース市の南部コルニーシュ通りで警察車輛に仕掛けられた爆弾が爆発(2025年10月27日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、キリスト教徒が多く住むスカイラビーヤ市で「部族系」武装グループのメンバー1人が住民を挑発、これれを阻止しようとした若者数人と衝突した。

その数時間後、このメンバーは他のメンバー数人と共にバイクで戻り、複数の民間人を殴打して逃走した。

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タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、バーニヤース市の南部コルニーシュ通りで大きな爆発が発生した。

爆発は、バーニヤース・バスターミナル入り口近くにある警察署の付近で、現場では車輛が炎上しているのが確認された。

これに関して、タルトゥース県(フェイスブック)は、警察車輛に仕掛けられた爆弾の爆発によるものだと発表した。

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ラタキア県では、内務省(フェイスブック)によると、県内務治安部隊が、テロ対策局との連携のもと、前政権下で軍事法廷の検事総長などを務めてきた旧シリア軍少将のナーイフ・サーリフ・ディルガーム容疑者を逮捕した。

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フール・キャンプに収容されていたイラク人難民249世帯約840人がイラクのニーナワー県にあるジャドア・キャンプに向かう(2025年10月27日)


ハサカ県では、ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の管理下にあるフール・キャンプに収容されていたイラク人難民249世帯約840人が、自治局とイラク国民議会安全保障委員会、移民避難民委員会と調整のもとでイラクのニーナワー県にあるジャドア・キャンプに向かった。

イラク難民の移送作業は、2025年に入ってかれ今回で13回目、通算で30回目となる。

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保健省は国際赤十字委員会との共催で2025年法医学全国会議を開催、アリー保健大臣、ワイス法相大臣、アフマド・シャルア暫定大統領の兄のマーヒル・シャルア大統領府事務局長らが出席(2025年10月27日)


SANAによると、保健省は首都ダマスカスのウマイヤ・ホテルで、国際赤十字委員会との共催で、2025年法医学全国会議「シリアにおける法医学の将来の方向性と実務の進展」を3日間の予定で開催し、ムスアブ・アリー保健大臣、マズハル・ワイス法相大臣、アフマド・シャルア暫定大統領の兄のマーヒル・シャルア大統領府事務局長らが出席した。

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サウジアラビアの首都リヤドでシリア・サウジアラビア円卓会議が開催:シャッアール経済産業大臣、バルニーヤ財務大臣、バシール・エネルギー大臣、ハイカル通信情報技術大臣、ヒラ―リー投資庁長官らが参加(2025年10月27日)


SANAによると、サウジアラビアの首都リヤドでシリア・サウジアラビア円卓会議が開催された。シリア側からは、ニダール・シャッアール経済産業大臣、ムハンマド・ヤスル・バルニーヤ財務大臣、ムハンマド・バシール・エネルギー大臣、アブドゥッサラーム・ハイカル通信情報技術大臣、タラール・ヒラ―リー投資庁長官らが、サウジアラビア側からは、ハーリド・ビン・アブドゥルアズィーズ・ファーリフ投資大臣らが参加し、両国の政府および民間部門代表も同席した。

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中国船籍の「クイーン・ヴィヴィアン号」が前政権崩壊後初めて1万6000トンを超える鉄鋼および各種機材を積載してタルトゥース港に到着(2025年10月27日)


SANAによると、中国船籍の「クイーン・ヴィヴィアン号」が、1万6000トンを超える鉄鋼および各種機材を積載してタルトゥース港に到着した。これは、前政権崩壊後に同港を通じて行われた初の中国からの直接輸入となる。

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ダマスカス県マッザ86地区での内務治安部隊の家宅捜索中、40歳前後のアラウィー派の男性が恐怖に駆られて、自宅のバルコニーから飛び降りて死亡(2025年10月26日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ハサカ県ダルバースィーヤ市近郊出身の青年がダイル・アリー町の農場で殺害され、遺体となって発見された。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ジャブラ市郊外の林で、16日から行方不明となっていた青年の遺体が発見された。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの支援を受けるシリア国民軍諸派の戦闘員2人が、アル=バーブ市近郊のアブー・ザンディーン村の検問所近くで何者かによって銃で撃たれて死亡した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、マッザ86地区での内務治安部隊の家宅捜索中、40歳前後のアラウィー派の男性が恐怖に駆られて、自宅のバルコニーから飛び降りて死亡した。

また、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権所属の武装勢力(予備部隊)が、ザフリーヤート住宅地区の住宅を強襲し、住民に強制退去を通告、略奪を行った。

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シャルア移行期政権の支配地と北・東シリア地域民主自治局の支配地を結ぶラッカ市・イスリヤー村の道路が再び閉鎖(2025年10月26日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シャルア移行期政権の支配地と北・東シリア地域民主自治局の支配地を結ぶラッカ市・イスリヤー村の間の道路に設置されている検問所が再び閉鎖された。

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軍事・後方支援物資を積んだトラックの車列からなる米主導の有志連合の車列がイラクから進入し、ハサカ県カスラク村の基地に向かう(2025年10月26日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、軍事・後方支援物資を積んだトラックの車列からなる米主導の有志連合の車列がイラクから進入し、カスラク村の基地に向かった。

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ダマスカス郊外県ダーヒヤト・シャーム町で住民が前政権時代に国家によって接収された自らの財産の返還を求めて抗議デモ(2025年10月26日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ダーヒヤト・シャーム(ダーヒヤト・ハラスター、旧ダーヒヤト・アサド)町で住民数十人が、前政権時代に国家によって接収された自らの財産の返還を求めて抗議デモを行った。

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イスラエル軍部隊がクナイトラ県ブライカ村に検問所を設置中にダマスカス大学法学部の学生を拘束(2025年10月26日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、4台の軍用車輛からなるイスラエル軍部隊が、サイダー・ハーヌート村方面に侵入し、臨時検問所を設置、その後撤退した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍部隊が、ブライカ村に検問所を設置中に、マアラカ村出身のダマスカス大学法学部の学生を拘束した。

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フール・キャンプに収容されていたアレッポ県、ハマー県、ヒムス県、イドリブ県出身の国内避難民(IDPs)55人が出身地に帰還(2025年10月26日)


ハサカ県では、ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の管理下にあるフール・キャンプに収容されていたアレッポ県、ハマー県、ヒムス県、イドリブ県出身の国内避難民(IDPs)12世帯55人が「希望のキャラバン」と名付けられた帰還プロジェクトの一環として出身地に帰還した。

同プロジェクトは、弁務官事務所(UNHCR)との連携のもとに実施され、帰還者の多くは女性と子供。

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シャルア暫定大統領は首都ダマスカスの旧市街にある聖母マリア教会を訪れ、ギリシャ正教のヨハンナ10世ヤズジー猊下総主教と会談(2025年10月26日)


大統領府(フェイスブック)によると、アフマド・シャルア暫定大統領は、首都ダマスカスの旧市街にある聖母マリア教会を訪れ、ギリシャ正教アンティオキアおよび全東方総主教区のヨハンナ10世ヤズジー総主教と会談、キリスト教コミュニティの現況について説明を受けた。

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SANAは、シャルア暫定大統領が28日にサウジアラビアの首都リヤドを訪問し、ムハンマド・ビン・サルマーン皇太子と会談、また未来投資イニシアティブ(FII)第9回会議に出席する予定であると伝えた。

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