地元武装集団がダイル・ザウル県ジャルズィー村、アブー・ハルドゥーブ村にあるシリア民主軍の陣地複数ヵ所を襲撃(2024年7月19日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、地元武装集団がダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるジャルズィー村、アブー・ハルドゥーブ村にある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の陣地複数ヵ所を襲撃した。

AFP, July 20, 2024、ANHA, July 20, 2024、‘Inab Baladi, July 20, 2024、Reuters, July 20, 2024、SANA, July 20, 2024、SOHR, July 20, 2024などをもとに作成。

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イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)はアデン湾で貨物船ロビビアを標的としたと発表(2024年7月19日)

イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)のヤフヤー・サリーア報道官は午後4時11分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/army21ye)を通じて声明を出し、アデン湾で貨物船ロビビアを標的としたと発表した。

AFP, July 19, 2024、ANHA, July 19, 2024、‘Inab Baladi, July 19, 2024、Reuters, July 19, 2024、SANA, July 19, 2024、SOHR, July 19, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍が占領下ゴラン高原から兵力引き離し地域の南部に侵入し、住民1人を拉致(2024年7月19日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍が占領下ゴラン高原から、兵力引き離し地域の南部に侵入し、ズラーティーヤ村で、首都ダマスカスに牛乳を輸送する運送業者の車のドライバーをしていた住民1人を拉致した。

兵力引き離し地域に侵入したイスラエル軍は、車輛3輌と装甲車1輌からなり、村でこの住民1人を拘束し、占領下のゴラン高原に連れ去った。

AFP, July 19, 2024、ANHA, July 19, 2024、‘Inab Baladi, July 19, 2024、Reuters, July 19, 2024、SANA, July 19, 2024、SOHR, July 19, 2024などをもとに作成。

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ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部(イスラエル占領下のレバノン南部)を15回攻撃する一方、戦闘員1人が死亡したと発表(2024年7月19日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、7月18日の戦果について以下の通り発表した。

(時刻明示せず)サファド・バッティーフ村、マジュダル・スィルム村、シャクラー村などに対するイスラエル軍の攻撃への報復として、アビリム村をカチューシャ砲複数発で初めて攻撃。

午前9時30分、占領下カフルシューバー村丘陵地帯のルワイサート・イルム陣地を自作のワービル重ロケット弾1発で攻撃、陣地の一部を破壊、火災を発生させた。

(時刻明示せず)ラーミーム陣地一帯に展開するイスラエル軍部隊をブルカーン重ロケット砲1発で攻撃し、火災を発生させ、直接の損害を与える。

午後12時00分、メトゥラ町を砲撃し、直接の損害を与える。

午後12時13分、ヒルバト・マーイル基地の砲台複数ヵ所と同地一帯に展開するイスラエル軍部隊をカチューシャ砲とファルク1ロケット弾数十発で攻撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)同じく報復として、ネフェフ入植地をカチューシャ砲複数発で初めて攻撃。

(時刻明示せず)同じく報復として、マノット入植地をカチューシャ砲数十発で初めて攻撃。

(時刻明示せず)フーラー村、ブライダー村に対する攻撃への報復として、イスラエル軍が使用するマナラ入植地の建物複数棟を攻撃し、直接の損害を与える。

午後4時10分、マルジュ陣地を砲撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)アッバード陣地にある技術システムを自爆型無人航空機1機で攻撃し、これを破壊。

午後5時23分、占領下シャブアー農場のルサイワト・カルン陣地をロケット弾複数発で攻撃し、直接の損害を与える。

午後5時54分、カフルシューバー村丘陵地帯のサンマーカ陣地をロケット弾複数発で攻撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)アイン・ヤコフ入植地北に設置されている砲台複数ヵ所を砲撃。

午後6時50分、マルキヤ入植地を砲撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)サファド・バッティーフ村に対する攻撃への報復として、イフタ(キブツ)をジハード・ロケット砲1発で攻撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)同じく報復として、アイレット・ハシャハルの第91師団司令部を自爆型無人航空機1機で攻撃し、確実に損害を与える。

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レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員1人が死亡したと発表した。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前0時12分、ジュマイジュマ村地域とマジュダル・スィルム村地域にあるヒズブッラーのラドワーン部隊の司令部2ヵ所を攻撃。これにより、アリー・ジャアファル・マアトゥーク司令官を含む司令官2人やテロリストらを殺害。

午後8時52分、多連装ミサイルが、8時22分に北部で警戒警報が発令されたのを受けて、不審な航空標的1つを撃破することに成功。

午後3時54分、レバノンからイスラエルに終日にわたって約65発の飛翔体の飛来が確認される。一部は多連装ミサイルが迎撃、それ以外は空地に着弾。イスラエル軍は飛翔体発射地点複数ヵ所を砲撃。イスラエル軍はまた、アビリム村地域に対する攻撃に使用されたロケット弾発射基を攻撃、アイター・シャアブ村地域のヒズブッラーの軍事施設1ヵ所も攻撃。さらに、先ほど、ブライダー村、フーラー村地域にあるヒズブッラーの武器貯蔵施設やテロ・インフラを攻撃。シャブアー農場、カフルカラー村、ラーミヤー村、ダヒーラ村、ヤーリーン村地域も砲撃。

午後9時39分、ティールハルファー村、ブライダー村地域にあるヒズブッラーの武器貯蔵施設を攻撃。


AFP, July 19, 2024、ANHA, July 19, 2024、‘Inab Baladi, July 19, 2024、Qanat al-Manar, July 19, 2024、Reuters, July 19, 2024、SANA, July 19, 2024、SOHR, July 19, 2024などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による「非紛争議定書」違反を7件、55キロ地帯への侵犯を6件確認したと発表(2024年7月19日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、過去24時間にシリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を7件確認したと発表した。

イグナシュク副センター長はまた、米国が違法に占領するヒムス県ヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、ラファール戦闘機2機、A-10サンダーボルト攻撃機4機による領空侵犯を6件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(7月19日付)、タス通信(7月19日付)が伝えた。

RIA Novosti, July 19, 2024、TASS, July 19, 2024をもとに作成。

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イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)は無人航空機でイスラエルの首都テルアビブを攻撃、1人が死亡、10人が負傷(2024年7月19日)

イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)のヤフヤー・サリーア報道官は午前8時3分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/army21ye)を通じて声明を出し、イスラエルの首都テルアビブを新型無人航空機「ヤーファー」(ヤッファ、テルアビブのアラビア語名)1機が迎撃システムとレーダーを掻い潜って攻撃したと発表した。

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これに関して、イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前4時47分、首都テル・アビブ中心部で本日早く、1回の爆発が発生。航空標的1つが飛来てたとの報告について調査中。

午前5時26分、初期調査によると、爆発は航空標的1つの着弾によってもたらされたもので、この時、警報は発令されなかった。事件は現在も調査中。

午後1時42分、ダニエル・ハガリ報道官は、初期調査によると、爆発はイエメンから首都テルアビブに飛来したサマド-3無人航空機1機によるもの。サマド-3はイラン製の兵器で、航続距離を伸ばしたものと見られる。

 

AFP, July 19, 2024、ANHA, July 19, 2024、‘Inab Baladi, July 19, 2024、Reuters, July 19, 2024、SANA, July 19, 2024、SOHR, July 19, 2024などをもとに作成。

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イラク・イスラーム抵抗はイスラエルのハイファー市にある軍事標的1ヵ所をアルカブ巡航ミサイル1発で攻撃したと発表(2024年7月19日)

イラク・イスラーム抵抗は午後9時12分、テレグラムのアカウント(https://t.me/ElamAlmoqawama)を通じて声明を出し、イスラエルのハイファー市にある軍事標的1ヵ所をアルカブ巡航ミサイル1発で攻撃したと発表した。



AFP, July 19, 2024、ANHA, July 19, 2024、‘Inab Baladi, July 19, 2024、Reuters, July 19, 2024、SANA, July 19, 2024、SOHR, July 19, 2024などをもとに作成。

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米中央軍(CENTCOM)はフーシー派の支配下にあるイエメン領内で地対空ミサイル(SAM)2発と無人航空機(UAV)4機を破壊することに成功したと発表(2024年7月19日)

米中央軍(CENTCOM)は現地時間の午前0時35分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM)を通じて声明を出し、過去24時間内にフーシー派の支配下にあるイエメン領内で地対空ミサイル(SAM)2発と無人航空機(UAV)4機を破壊することに成功したと発表した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあり、米軍が違法に基地を設置しているハッラーブ・ジール村の農業用空港に、輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送した。

AFP, July 19, 2024、ANHA, July 19, 2024、‘Inab Baladi, July 19, 2024、Reuters, July 19, 2024、SANA, July 19, 2024、SOHR, July 19, 2024などをもとに作成。

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トルコの『テュルキイェ』紙:6月以降、シリア難民10万人以上が帰国、一部はカサブ国境通行所を経由して政府支配地に帰還(2024年7月19日)

トルコの『テュルキイェ』紙(7月19日付)は、トルコとシリア政府の関係改善に向けた兆候が見られるようになった6月以降、シリア難民10万人以上がトルコからシリアに帰国していると伝えた。

同紙によると、6月には100世帯以上がトルコ占領下のアレッポ県に帰国したたが、それだけでなく、シリア政府の支配下にあるラタキア県のカサブ国境通行所もシリア人で混雑しているという。

シリア政府の支配地には1日につき、300人から500人が帰還しているが、ほとんどのシリア難民はシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県のイドリブ市などへの帰還を希望しているという。

AFP, July 19, 2024、ANHA, July 19, 2024、‘Inab Baladi, July 19, 2024、Reuters, July 19, 2024、SANA, July 19, 2024、SOHR, July 19, 2024、Turkiye, July 19, 2024などをもとに作成。

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シリア軍とシャーム解放機構がハマー県、イドリブ県、アレッポ県で砲撃戦(2024年7月19日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍とシャーム解放機構のザイン・ブンハーリサ旅団がガーブ平原のハークーラ村一帯で砲撃戦となった。

シリア軍はまた、ヒルバト・ナークーラー村、カーヒラ村、アンカーウィー村、クライディーン村を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村を砲撃した。

シリア軍はまた、シャンナーン村一帯を自爆型無人航空機1機で攻撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・アンマ村を砲撃した。

AFP, July 19, 2024、ANHA, July 19, 2024、‘Inab Baladi, July 19, 2024、Reuters, July 19, 2024、SANA, July 19, 2024、SOHR, July 19, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県とアレッポ県の各所で金曜日午後の集団礼拝後、住民らがジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモ(2024年7月19日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるサルキーン市、アルマナーズ市、イドリブ市、カッリー町、カフルタハーリーム町、アビーン・サムアーン村、アリーハー市、カフルルースィーン村の国内避難民(IDPs)キャンプ、クールカーニヤー村、カフルルーマー村のIDPsキャンプで、金曜日午後の集団礼拝後、住民らがアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモを行った。










同様のデモは、アレッポ県のダーラト・イッザ市、アターリブ市でも行われた。


一方、イドリブ県のハーリム市では、シャーム解放機構を支持するデモが行われた。

AFP, July 19, 2024、ANHA, July 19, 2024、‘Inab Baladi, July 19, 2024、Reuters, July 19, 2024、SANA, July 19, 2024、SOHR, July 19, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、山岳(ジャバル)旅団の司令官のマルハジュ・ジュルマーニー氏を追悼するとともに、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を訴える(2024年7月19日)

スワイダー県では、スワイダー24(7月19日付)、ANHA(7月19日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を訴えた。

デモでは、17日にスワイダー市の自宅で頭を何者かによって銃で撃たれて死亡した山岳(ジャバル)旅団の司令官のマルハジュ・ジュルマーニー氏を追悼するための黙とうが捧げられた。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ムザイリーブ町で麻薬密売人が何者かによって銃で撃たれて死亡した。

AFP, July 19, 2024、ANHA, July 19, 2024、‘Inab Baladi, July 19, 2024、Reuters, July 19, 2024、SANA, July 19, 2024、SOHR, July 19, 2024、Suwayda 24, July 19, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるハサカ県北部とアレッポ県北部を砲撃(2024年7月19日)

ハサカ県では、ANHA(7月19日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町東のハシュマ村を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(7月19日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるマンビジュ市近郊のアラブ・ハサン村、マフムーディーヤ村、ジャッラード裏を砲撃した。

AFP, July 19, 2024、ANHA, July 19, 2024、‘Inab Baladi, July 19, 2024、Reuters, July 19, 2024、SANA, July 19, 2024、SOHR, July 19, 2024などをもとに作成。

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ロシアの首都モスクワでシリア・ロシア国交樹立80年を記念して両国関係を振り返る写真展が開催される(2024年7月19日)

ロシアでは、シリア・ロシア国交樹立80年を記念して、首都モスクワの外務省本舎で、両国関係を振り返る写真展が開催され、セルゲイ・ラヴロフ外務大臣、バッシャール・ジャアファリー駐ロシア・シリア大使らが参列した。




SANA(7月19日付)が伝えた。

AFP, July 19, 2024、ANHA, July 19, 2024、‘Inab Baladi, July 19, 2024、Reuters, July 19, 2024、SANA, July 19, 2024、SOHR, July 19, 2024などをもとに作成。

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