YPG(アフリーン地区)総司令部が「革命家軍」(自由シリア軍)に好意的な声明を発表(2015年5月4日)

西クルディスタン移行期民政局(アフリーン地区)の人民防衛隊総司令部は声明を出し、自由シリア軍を名乗る武装集団が「革命家軍」の結成を発表したことに関して、「多元的民主的シリアに向けた変革プロセスのなかでもたらされた前向きなステップ」だと高く評価した。

「革命家軍」は、アレッポ県北部などで活動するヒムス革命家連合、北の太陽台がい、特殊任務旅団、クルド人戦線、第777連隊、第99歩兵旅団、スルターン・サリーム旅団などが結成した武装集団。

AFP, May 5, 2015、AP, May 5, 2015、ARA News, May 5, 2015、Champress, May 5, 2015、al-Hayat, May 6, 2015、Iraqi News, May 5, 2015、Kull-na Shuraka’, May 5, 2015、al-Mada Press, May 5, 2015、Naharnet, May 5, 2015、NNA, May 5, 2015、Reuters, May 5, 2015、SANA, May 5, 2015、UPI, May 5, 2015などをもとに作成。

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ヒムス県でシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦(2015年5月4日)

ヒムス県では、SANA(5月4日付)によると、ラッフーム村、マスアダ村、ラジャム・アーリー村、東サラーム村、西サラーム村、ウンム・サフリージュ村、シャーイル・ガス採掘所一帯、ヒンダーウィー村、マヌーフ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イスラーム軍のイスラーム・アッルーシュ報道官(駐トルコ)は、ザブディーン村でイスラーム軍がヒズブッラー戦闘員6人を捕捉したと発表した。

クッルナー・シュラカー(5月5日付)が伝えた。 

AFP, May 4, 2015、AP, May 4, 2015、ARA News, May 4, 2015、Champress, May 4, 2015、al-Hayat, May 5, 2015、Iraqi News, May 4, 2015、Kull-na Shuraka’, May 4, 2015、May 5, 2015、al-Mada Press, May 4, 2015、Naharnet, May 4, 2015、NNA, May 4, 2015、Reuters, May 4, 2015、SANA, May 4, 2015、UPI, May 4, 2015などをもとに作成。

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米軍はアレッポ県での有志連合の誤爆での民間人殺害を否定(2015年5月4日)

米中央軍司令部は、アレッポ県スッリーン町一帯に対する有志連合の空爆(4月30日)で50人以上の民間人が死亡したとの報道に関して、「我々はこの空爆で民間人が殺害されたとの証拠を今のところ得ていない」と述べ、誤爆を否定した。

『ハヤート』(5月5日付)などが伝えた。

AFP, May 4, 2015、AP, May 4, 2015、ARA News, May 4, 2015、Champress, May 4, 2015、al-Hayat, May 5, 2015、Iraqi News, May 4, 2015、Kull-na Shuraka’, May 4, 2015、al-Mada Press, May 4, 2015、Naharnet, May 4, 2015、NNA, May 4, 2015、Reuters, May 4, 2015、SANA, May 4, 2015、UPI, May 4, 2015などをもとに作成。

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シャーム軍団はシャーム自由人イスラーム運動との合併を否定(2015年5月4日)

シャーム軍団は声明を出し、ダマスカス郊外県東グータ地方でシャーム自由人イスラーム運動と合併したとの『ハヤート』(5月4日付)の報道に関して、「独立した組織であり…、いかなる集団、党、武装部隊にも従属しない」と発表し、否定した。

Kull-na Shuraka', May 5, 2015
Kull-na Shuraka’, May 5, 2015


AFP, May 4, 2015、AP, May 4, 2015、ARA News, May 4, 2015、Champress, May 4, 2015、al-Hayat, May 5, 2015、Iraqi News, May 4, 2015、Kull-na Shuraka’, May 4, 2015、May 5, 2015、al-Mada Press, May 4, 2015、Naharnet, May 4, 2015、NNA, May 4, 2015、Reuters, May 4, 2015、SANA, May 4, 2015、UPI, May 4, 2015などをもとに作成。

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イスラエル占領下ゴラン高原でUNDOF隊員がシリア領からの迫撃砲弾によって負傷(2015年5月4日)

イスラエル軍報道官は、シリア領内から発射された迫撃砲弾複数発がイスラエル占領下のゴラン高原(クナイトラ県)に着弾し、UNDOF隊員2人が負傷し、イスラエル国内の病院に搬送されたと発表した。

報道官によると、迫撃砲はシリア領内での戦闘での流れ弾だと思われるという。

『ハヤート』(5月5日付)が伝えた。

AFP, May 4, 2015、AP, May 4, 2015、ARA News, May 4, 2015、Champress, May 4, 2015、al-Hayat, May 5, 2015、Iraqi News, May 4, 2015、Kull-na Shuraka’, May 4, 2015、al-Mada Press, May 4, 2015、Naharnet, May 4, 2015、NNA, May 4, 2015、Reuters, May 4, 2015、SANA, May 4, 2015、UPI, May 4, 2015などをもとに作成。

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デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表とシリア反体制派170人以上との個別協議は5日から4~6週間の予定で開始(2015年5月4日)

国連のアフマド・ファウズィー報道官(シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表付)は、5月4日に開始予定だったスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表による反体制派の代表らとの個別協議に関して、5日から開始されると発表した。

ファウズィー報道官によると、シリア政府と反体制派の和平交渉「ジュネーブ3」に向けたこの個別協議は4~6週間にわたって続けられ、その間170人以上の反体制派代表が招聘される予定だという。

SANA(5月4日付)などが伝えた。

AFP, May 4, 2015、AP, May 4, 2015、ARA News, May 4, 2015、Champress, May 4, 2015、al-Hayat, May 5, 2015、Iraqi News, May 4, 2015、Kull-na Shuraka’, May 4, 2015、al-Mada Press, May 4, 2015、Naharnet, May 4, 2015、NNA, May 4, 2015、Reuters, May 4, 2015、SANA, May 4, 2015、UPI, May 4, 2015などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県カラムーン地方でヌスラ戦線がシリア軍、ヒズブッラーの拠点を攻撃(2015年5月4日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団が、カラムーン地方(アッサール・ワルド町郊外無人地帯)のシリア軍、ヒズブッラー戦闘員の拠点複数カ所に「先制攻撃」を行い、同地の無人地帯で両者が交戦した。

カラムーン地方をめぐっては、ヒズブッラー戦闘員、シリア軍がヌスラ戦線などの掃討に向けた準備を行っているとの情報が出ていた。

また複数の活動家によると、イスラーム軍がザブディーン村周辺でシリア軍、ヒズブッラー戦闘員と交戦し、ヒズブッラー戦闘員多数を捕捉した。

これに対して、シリア軍は同地を地対地ミサイルなどで攻撃した。

一方、SANA(5月4日付)によると、ジュッバ市無人地帯、ザブディーン村・ダイル・アサーフィール市回廊、マルジュ・スルターン村一帯、ドゥーマー市で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム自由人イスラーム運動がアルバイーン山のSyriatel通信塔に進軍するシリア軍部隊を撃退した。

またシリア軍は、イドリブ市各所、アブー・ズフール航空基地周辺、ラーミー村、バシーリーヤ村、イフスィム町、バルユーン村、クーカフィーン村などを空爆した。

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アレッポ県では、SANA(5月4日付)によると、アレッポ市ムーカーンブー地区、アシュラフィーヤ地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が着弾し、子供1人が死亡、13人が負傷した。

また、アレッポ市アーミリーヤ地区、サラーフッディーン地区、ラーシディーン地区、マシュハド地区、スッカリー地区、ライラムーン地区、ラームーサ地区、シャイフ・サイード地区、バニー・ザイド地区、シュカイフ地区、航空士官学校一帯、カフルナーハー町で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、SANA(5月4日付)によると、シリア軍がハサカ市南部郊外のサラーリーヤ村、ハムル村、ラッド・シャクラー村、サフル村、サラブ村、ムジャイビラ村、ラジュマーン村、ティッバ村でのダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、同地を制圧した。

シリア軍はまた、アリーシャ町、シャッダーダー市郊外で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

SANA, May 4, 2015
SANA, May 4, 2015

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ダルアー県では、SANA(5月4日付)によると、カフルシャムス町、東ガーリヤ村、シャイフ・マスキーン市、インヒル市、イーブ村、ダルアー市カルク地区などで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(5月4日付)によると、アジュラフ村西部、ナブア・サフル村北部、マスハラ村、ハミーディーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(5月4日付)によると、カフルラーハー市で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(5月4日付)によると、ジュブ・アフマル村、カストゥーン村、カフルズィーター市で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, May 4, 2015、AP, May 4, 2015、ARA News, May 4, 2015、Champress, May 4, 2015、al-Hayat, May 5, 2015、Iraqi News, May 4, 2015、Kull-na Shuraka’, May 4, 2015、al-Mada Press, May 4, 2015、Naharnet, May 4, 2015、NNA, May 4, 2015、Reuters, May 4, 2015、SANA, May 4, 2015、UPI, May 4, 2015などをもとに作成。

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首都ダマスカス(ルクン・ディーン地区)でヌスラ戦線が自爆テロ(2015年5月4日)

ダマスカス県では、『ハヤート』(5月5日付)などによると、ルクン・ディーン区で自爆テロが発生し、住民6人が負傷した。

AFP(5月4日付)は、シリア治安筋の話として、「テロ集団がバイクに乗って侵入、ルクン・ディーン区東部で発見され、当局と交戦し…、逃げることができないと悟り、1人が自爆ベルトを爆発させ、6人が負傷した。残るメンバー複数人は関係当局によって射殺された」と伝えた。

SANA(5月4日付)も自爆テロの経緯に関して同様に報じた。

目撃者によると、戦闘は約4時間にわたって続いた。

これに関して、シャームの民のヌスラ戦線の「ダマスカス特派員」を名乗る活動家がツイッターを通じて、「ヌスラ戦線の3人の男が、(ルクン・ディーン区の)バルニーヤ通りにある軍兵站局を破壊することに成功した」との犯行声明を発表した。

シリア人権監視団は、この自爆テロによって、兵站局長のムハンマド・イード少将と随行者2人が負傷したと発表、テロがイード少将を狙ったものだとの見方を示した。

なおクッルナー・シュラカー(5月4日付)によると、「自爆攻撃」は2回にわたって行われたという。

Kull-na Shuraka', May 4, 2015
Kull-na Shuraka’, May 4, 2015
Kull-na Shuraka', May 4, 2015
Kull-na Shuraka’, May 4, 2015
ARA News, May 4, 2015
ARA News, May 4, 2015

 

AFP, May 4, 2015、AP, May 4, 2015、ARA News, May 4, 2015、Champress, May 4, 2015、al-Hayat, May 5, 2015、Iraqi News, May 4, 2015、Kull-na Shuraka’, May 4, 2015、al-Mada Press, May 4, 2015、Naharnet, May 4, 2015、NNA, May 4, 2015、Reuters, May 4, 2015、SANA, May 4, 2015、UPI, May 4, 2015などをもとに作成。

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