イドリブ県のヌスラ戦線教練キャンプでの軍事教練コース修了(2015年5月18日)

シャームの民のヌスラ戦線のマナール・バイダー広報制作機構は、イドリブ県ザーウィヤ山の教練キャンプでムジャーヒディーン約100人が軍事教練コースを修了したと発表、その写真を公開した。

Kull-na Shuraka', May 19, 2015
Kull-na Shuraka’, May 19, 2015
Kull-na Shuraka', May 19, 2015
Kull-na Shuraka’, May 19, 2015
Kull-na Shuraka', May 19, 2015
Kull-na Shuraka’, May 19, 2015
Kull-na Shuraka', May 19, 2015
Kull-na Shuraka’, May 19, 2015
Kull-na Shuraka', May 19, 2015
Kull-na Shuraka’, May 19, 2015
Kull-na Shuraka', May 19, 2015
Kull-na Shuraka’, May 19, 2015
Kull-na Shuraka', May 19, 2015
Kull-na Shuraka’, May 19, 2015

 

AFP, May 19, 2015、AP, May 19, 2015、ARA News, May 19, 2015、Champress, May 19, 2015、al-Hayat, May 20, 2015、Iraqi News, May 19, 2015、Kull-na Shuraka’, May 19, 2015、al-Mada Press, May 19, 2015、Naharnet, May 19, 2015、NNA, May 19, 2015、Reuters, May 19, 2015、SANA, May 19, 2015、UPI, May 19, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラーム軍のザフラーン・アッルーシュ司令官、アル=カーイダ系組織(シャーム自由人イスラーム運動)との連携を認める(2015年5月18日)

イスラーム軍のザフラーン・アッルーシュ司令官は、スーリーヤ・ネット(5月18日付)に対し、アル=カーイダ系組織であるシャーム自由人イスラーム運動と連携していることを認めた。

アッルーシュ司令官は「我々とシャーム自由人イスラーム運動の兄弟の間で調整がなされており、我々は一部の戦線においてともに戦っている…。この調整はシャーム自由人イスラーム運動に限られず、我々はほかの組織とも調整を行っている…。イスラーム軍は東グータ地方のすべての組織が統合司令部の傘下に入ることを臨んでいる…。現時点において、一つの司令部のもとにこれらの組織が合併されることが必要だと考えるに至っている」と述べた。

また政権打倒後のヴィジョンについては「具体的なプランがあり、東グータ地方ですでに採用されている。我々は司法を通じて、グータ地方の治安を維持し、混乱の拡大を防ぐのに資してきた…。東グータ地方の状況はダマスカスよりも安定しており、誘拐や窃盗は発生していない…。我々のプランは、公共施設を保護し、市民の財産の不可侵を保障することを基礎としている…。また国家機関の維持は我々にとって優先事項だ。なぜならこれらの機関は人民の財産だからだ」と述べた。

また「我々は(体制打倒後に)シリア軍の一部となり、祖国と民間人の保護を任務としたいと願っている。そのためには道徳的に律せられ、国民を殺害するのではなく、彼らのためにその能力を高める軍事的機関とならねばならない…。将来のシリア軍は政権に対して武器をとった者を必要としている」と答えた。
一方、ダーイシュ(イスラーム国)との関係については、「イスラーム軍などの組織において、我々はこの組織に対抗し続ける…。シリアのダーイシュに未来はない」と述べた。

またアサド政権については「民兵の連合組織になりさがり、イラン人が政権の決定権を掌握している」と断じた。

**

クッルナー・シュラカー(5月19日付)は、イスラーム軍のイスラーム・アッルーシュ報道官は、ザフラーン・アッルーシュ司令官の「我々は(体制打倒後に)シリア軍の一部となることを願っている」という発言に関して、「現在のシリア軍はあらゆる意味で腐敗しきっており、反体制武装部隊による根絶、武器および兵舎の接収が必要だ…。我々は清廉な武装部隊を統合し、未来のシリアを担う軍隊にしたい」と否定した。

AFP, May 19, 2015、Alsouria.net, May 18, 2015をもとに作成、AP, May 19, 2015、ARA News, May 19, 2015、Champress, May 19, 2015、al-Hayat, May 20, 2015、Iraqi News, May 19, 2015、Kull-na Shuraka’, May 19, 2015、al-Mada Press, May 19, 2015、Naharnet, May 19, 2015、NNA, May 19, 2015、Reuters, May 19, 2015、SANA, May 19, 2015、UPI, May 19, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ副首相「中東でサイクス・ピコの分割に代わる新たな分割が行われる」(2015年5月18日)

トルコのヌマン・クルトゥルムシュ副首相は、黒海沿岸のオルドゥ市でアラブ諸国など外国メディアの記者らが出席した会見で、サイクス・ピコ条約での分割に代わる新たな分割が中東で行われようとしているとの見方を示した。

クルトゥルムシュ副首相は「(列強)諸国によって画定された国境は歴史的背景に基づくものではなかった…。イラクは今や三つに分かれ、リビアは二つに分かれている。イエメンも同様だ。エジプトは政治的に二つに割れている、シリアは数十に分裂している。アルジェリア、チュニジアは比較的安定している」としたうえで、「100年前の第一次大戦後に国境を画定したサイクス・ピコの分割と同じような新たな分割が行われようとしている」と述べた。

ARA News(5月19日付)が伝えた。

ARA News, May 19, 2015
ARA News, May 19, 2015

AFP, May 19, 2015、AP, May 19, 2015、ARA News, May 19, 2015、Champress, May 19, 2015、al-Hayat, May 20, 2015、Iraqi News, May 19, 2015、Kull-na Shuraka’, May 19, 2015、al-Mada Press, May 19, 2015、Naharnet, May 19, 2015、NNA, May 19, 2015、Reuters, May 19, 2015、SANA, May 19, 2015、UPI, May 19, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アサド大統領がイラン・シリア経済関係開発委員会使節団と会談(2015年5月18日)

アサド大統領はシリアを訪問中のイラン・シリア経済関係開発委員会のロストム・カーセミー委員長ら使節団と会談し、両国の経済関係などについて意見を交わした。

カーセミー委員長ら一行はまた、ワイール・ハルキー首相とも会談し、両国間の経済関連の合意の活性化の方途などについて協議した。

SANA(5月18日付)が伝えた。

SANA, May 18, 2015
SANA, May 18, 2015

 

AFP, May 18, 2015、AP, May 18, 2015、ARA News, May 18, 2015、Champress, May 18, 2015、al-Hayat, May 19, 2015、Iraqi News, May 18, 2015、Kull-na Shuraka’, May 18, 2015、al-Mada Press, May 18, 2015、Naharnet, May 18, 2015、NNA, May 18, 2015、Reuters, May 18, 2015、SANA, May 18, 2015、UPI, May 18, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米ロ高官がモスクワでシリア情勢への対応を協議(2015年5月18日)

米国務省のダニエル・ロビンスタイン・シリア問題担当特使がロシアを訪問し、ロシア外務省のセルゲイ・ヴェルシヒン中東北アフリカ局長と会談し、シリア情勢などについて意見を交わした。

『ハヤート』(5月19日付)が伝えた。

AFP, May 18, 2015、AP, May 18, 2015、ARA News, May 18, 2015、Champress, May 18, 2015、al-Hayat, May 19, 2015、Iraqi News, May 18, 2015、Kull-na Shuraka’, May 18, 2015、al-Mada Press, May 18, 2015、Naharnet, May 18, 2015、NNA, May 18, 2015、Reuters, May 18, 2015、SANA, May 18, 2015、UPI, May 18, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アル=カーイダ系組織がイドリブ県マストゥーマ市一帯で、イスラーム軍がダマスカス郊外県で攻勢を強める(2015年5月18日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、アル=カーイダ系組織からなるファトフ軍作戦司令室が、マストゥーマ村の野営キャンプ(マストゥーマ基地)に向かって進軍を続け、同市周辺およびマクバラ村でシリア軍と交戦、シリア軍が同地を激しく空爆した。

スマート・ニュース(5月18日付)によると、この戦闘でファトフ軍作戦司令室はマクバラ村を制圧した。

クッルナー・シュラカー(5月18日付)によると、シリア軍はマクバラ村の奪還を試みたが、ファトフ軍作戦司令室はこれを撃退、兵士20人以上を殺害したという。

またシャーム自由人イスラーム運動広報局によると、ファトフ軍作戦司令室は、マストゥーマ村内外のシリア軍検問所10カ所以上を制圧したという。

一方、SANA(5月18日付)によると、マストゥーマ高地、ファイルーン村一帯、ファイルーン村、クマイナース村、クーリーン村・ファイルーン村回廊、バシュラームーン村、下カスタン村、アイン・スーダ村、カフルナジュド村、ナリラヤー村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、マストゥーマ村に潜入しようとした「テロリスト」を撃退した。

**

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、イスラーム軍がマイダアー町近郊のシリア軍第39旅団基地への兵站路を遮断と同基地制圧に向けた軍事作戦を開始し、フーシュ・ファーラ村とマイダアー町を結ぶ戦略的要衝に位置するアズム・モスク、サフィール哨所、バワーイク哨所などを制圧した。

一方、SANA(5月18日付)によると、ナシャービーヤ、ドゥーマー市郊外のフーシュ・ファーラ村、アルバイン市、ムーサー丘周辺の丘陵地帯(ラアス・マアッラ町郊外無人地帯)、フライタ村郊外無人地帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、ラフマーン軍団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

ラタキア県では、SANA(5月18日付)によると、シリア軍が、ラヤーナ村、バイト・ウユーシュ村、マズラア町およびどうち周辺の丘陵地帯を、シャームの民のヌスラ戦線との戦闘の末に制圧した。

**

ハマー県では、SANA(5月18日付)によると、ラターミナ町、アンカーウィー村、マラーナ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

ヒムス県では、SANA(5月18日付)によると、ガントゥー市で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

アレッポ県では、SANA(5月18日付)によると、アアザーズ市、アブティーン村、アッザーン山、ハーン・アサル村、アーミリーヤ村、マンスーラ村、ハンダラート・キャンプ一帯、アレッポ市バーブ・ハディード地区、カルム・マイサル地区、カルム・タッラーブ地区、ラーシディーン地区、サイフ・ダウラ地区、シャイフ・サイード地区、シャッアール地区、サラーフッディーン地区、ブスターン・バーシャー地区、スッカリー地区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

ダルアー県では、SANA(5月18日付)によると、ヤードゥーダ村、ヌアイマ村、サイダー町、ウンム・マヤーズィン町、ヒルバト・ガザーラ町、ダルアー市東部入口一帯、カラク地区などで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

クナイトラ県では、SANA(5月18日付)によると、マスハラ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, May 18, 2015、AP, May 18, 2015、ARA News, May 18, 2015、Champress, May 18, 2015、al-Hayat, May 19, 2015、Iraqi News, May 18, 2015、Kull-na Shuraka’, May 18, 2015、al-Mada Press, May 18, 2015、Naharnet, May 18, 2015、NNA, May 18, 2015、Reuters, May 18, 2015、SANA, May 18, 2015、SMART News, May 18, 2015、UPI, May 18, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アレッポ市北東部のシャイフ・ナッジャール市郊外の丘陵地帯にダーイシュ(イスラーム国)が進軍し制圧(2015年5月18日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャイフ・ナッジャール市工業団地地区東部郊外にダーイシュ(イスラーム国)が進軍し、シリア軍、国防隊、外国人部隊と交戦、反体制消息筋によると、ダーイシュはマクバラ村、ラフマーニーヤ村および同地周辺の丘陵地帯を制圧した。

一方、SANA(5月18日付)によると、アレッポ市東部の航空士官学校一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

ハサカ県では、ARA News(5月18日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が、有志連合による援護空爆を受け、ラアス・アイン市郊外のウンム・マサーミール・アラブ村、西ウンム・マサーミール村、ハッジーカドリー村でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、同地を制圧した。

人民防衛隊はまたタッル・タムル市郊外のカーヒラ村からもダーイシュを放逐し、制圧した。

また、シリア人権監視団によると、有志連合がタッル・タムル市一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点などを空爆する一方、タッル・タムル市・ハサカ市間一帯で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊、ハーブール護衛部隊、シリア正教軍事評議会民兵、サナーディード軍(シャンマル部族の民兵組織)からなる合同部隊がダーイシュと交戦、進軍を続けた。

一方、SANA(5月18日付)によると、シリア軍、国防隊がハサカ市郊外のスィッリーン村に対するダーイシュ(イスラーム国)の侵入を撃退、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ内の複数カ所で、激しい戦闘が行われた。

AFP, May 18, 2015、AP, May 18, 2015、ARA News, May 18, 2015、Champress, May 18, 2015、al-Hayat, May 19, 2015、Iraqi News, May 18, 2015、Kull-na Shuraka’, May 18, 2015、al-Mada Press, May 18, 2015、Naharnet, May 18, 2015、NNA, May 18, 2015、Reuters, May 18, 2015、SANA, May 18, 2015、UPI, May 18, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

タドムル市周辺でダーイシュ(イスラーム国)とシリア軍の交戦が続くなか、ダーイシュが同市近郊の油田を制圧(2015年5月18日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がスフナ市・タドムル市間に位置するアーラーク油田、ハイル油田を、シリア軍、国防隊との交戦の末に制圧した。

この戦闘で、シリア軍兵士・国防隊隊員56人(うち士官9人)が死亡、その一部は斬首により殺害されたという。

これにより、5月13日のダーイシュによるスフナ市、市攻撃以降のシリア軍側の死者数はこれで167人にのぼった。

これに対して、シリア軍は、タドムル市周辺各所のダーイシュ拠点に対して、少なくとも14回にわたって、「樽爆弾」などを使用して空爆を行った。

マサール・プレス(5月18日付)によると、シリア軍の空爆はタドムル市北部郊外のヴィーラート地区などに対して行われ、住民2人が死亡したという。

またダーイシュがタドムル市が撃ったと思われる迫撃砲弾複数発が、タドムル市内の国立博物館近くなどに着弾し、子供2人を含む住民5人が死亡した。

シリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表によると、ダーイシュがタドムル市を迫撃砲で集中的に攻撃したのはこれが初めて。

これに対して、AFP(5月18日付)は、シリア治安筋の話として、シリア軍がタドムル市北東部一帯でダーイシュを駆逐、戦闘員らはスフナ市方面に敗走したと伝えた。

Kull-na Shuraka', May 18, 2015
Kull-na Shuraka’, May 18, 2015

一方、SANA(5月18日付)によると、タドムル市周辺、スフナ市・フライヒラ村回廊、アーミリーヤ村北部、サッド検問所一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またタドムル市への潜入を試みたダーイシュ戦闘員を撃退、複数を殺傷した。

このほか、ラジャム・カスル村、ヒブラ村、ウンム・サフリージュ村、東サラーム村、ウンム・サフリージュ村、アブー・ハワーディード村、ガジャル・アミーン村、ムシャイリファ村東部丘陵地帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュの戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ヒムス県に隣接するマフカル村一帯で、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

また、SANA(5月18日付)によると、マフカラ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, May 18, 2015、AP, May 18, 2015、ARA News, May 18, 2015、Champress, May 18, 2015、al-Hayat, May 19, 2015、Iraqi News, May 18, 2015、Kull-na Shuraka’, May 18, 2015、al-Mada Press, May 18, 2015、Masar Press Agency, May 18, 2015、Naharnet, May 18, 2015、NNA, May 18, 2015、Reuters, May 18, 2015、SANA, May 18, 2015、UPI, May 18, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.