モゲリーニEU外務・安全保障政策上級代表「ダーイシュ(イスラーム国)を根絶するにはイラクとシリアで「民主化」が必要」(2015年5月25日)

欧州連合(EU)のフェデリカ・モゲリーニ外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は、シリアとイラクでのダーイシュ(イスラーム国)の勢力伸長・維持に関して「軍事的な対応は必要だが、それが唯一の解決策ではない」としたうえで、「ダーイシュの根絶は、シリアとイラクでのその存在の背後にある根本的な原因に対処しなければ実現しない…。イラクが安定し、民主化し…、シリアが民主的移行と国民和解への道に向かえば、ダーイシュに勝利できるだろう…」と述べた。

ARA News(5月26日付)が伝えた。

AFP, May 26, 2015、AP, May 26, 2015、ARA News, May 26, 2015、Champress, May 26, 2015、al-Hayat, May 27, 2015、Iraqi News, May 26, 2015、Kull-na Shuraka’, May 26, 2015、al-Mada Press, May 26, 2015、Naharnet, May 26, 2015、NNA, May 26, 2015、Reuters, May 26, 2015、SANA, May 26, 2015、UPI, May 26, 2015などをもとに作成。

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ハルキー首相がヒムス市東部の油田、シリア軍の陣地を視察(2015年5月25日)

SANA(5月25日付)は、ワーイル・ハルキー首相がアサド大統領の支持を受け、ヒムス県東部の製油所複数カ所を視察訪問したと報じた。

ハルキー首相が訪問したのは、ハヤーン製油所(ハヤーン石油会社)、ライヤーン製油所(ライヤーン・ガス会社)の精製施設など。

ハルキー首相はまた、タドムル市郊外のシリア軍部隊の陣地複数カ所も訪問した。

視察にはスライマーン・アッバース石油資源鉱物大臣、タラール・バラーズィー・ヒムス県知事らが同行した。

SANA, May 25, 2015
SANA, May 25, 2015

 

AFP, May 25, 2015、AP, May 25, 2015、ARA News, May 25, 2015、Champress, May 25, 2015、al-Hayat, May 26, 2015、Iraqi News, May 25, 2015、Kull-na Shuraka’, May 25, 2015、al-Mada Press, May 25, 2015、Naharnet, May 25, 2015、NNA, May 25, 2015、Reuters, May 25, 2015、SANA, May 25, 2015、UPI, May 25, 2015などをもとに作成。

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シリア外務省はダーイシュ(イスラーム国)のタドムル市制圧が、サウジアラビア、トルコ、カタール、イスラエルのテロ支援の結果と非難(2015年5月25日)

外務在外居住者省は国連安保理議長と事務総長宛に書簡を送り、ヒムス県タドムル市一帯を制圧したダーイシュ(イスラーム国)が同市内で住民多数を「虐殺」する一方、住民の市外への非難を禁止し、また同市南西部にあるUNESCO世界文化遺産のパルミラ遺跡が破壊の危機に曝されていると報告、非難した。

また「こうしたテロ行為は、「周知の国々」がダーイシュ、シャームの民のヌスラ戦線、そしてヌスラ戦線が現在隠れ蓑にしているいわゆるファトフ軍、そのほかのアル=カーイダ系組織、自由シリア軍などのテロ集団への4年にわたってさまざまな支援を続けていなければ起きなかった」と指摘、サウジアラビア、トルコ、カタール、イスラエルを名指しで非難した。

そのうえで、国連安保理に関して、国連安保理決議第2170、2178、2199号に従い、シリアと連携してテロ撲滅に向けて対処するよう求めた。


AFP, May 25, 2015、AP, May 25, 2015、ARA News, May 25, 2015、Champress, May 25, 2015、al-Hayat, May 26, 2015、Iraqi News, May 25, 2015、Kull-na Shuraka’, May 25, 2015、al-Mada Press, May 25, 2015、Naharnet, May 25, 2015、NNA, May 25, 2015、Reuters, May 25, 2015、SANA, May 25, 2015、UPI, May 25, 2015などをもとに作成。

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レバノン東部でアル=カーイダ系のヌスラ戦線とダーイシュ(イスラーム国)が交戦(2015年5月25日)

NNA(5月25日付)によると、ベカーア県バアルベック郡アルサール村郊外一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)とシャームの民のヌスラ戦線が交戦した。

戦闘は、ヌスラ戦線メンバーとされるアフマド・サイフッディーン氏をダーイシュが射殺したことがきっかけだったという。

ダーイシュとヌスラ戦線は、2014年8月のアルサール村襲撃などで共闘する一方、最近ではシリアのダマスカス郊外県東カラムーン地方で対立を深めている。

AFP, May 25, 2015、AP, May 25, 2015、ARA News, May 25, 2015、Champress, May 25, 2015、al-Hayat, May 26, 2015、Iraqi News, May 25, 2015、Kull-na Shuraka’, May 25, 2015、al-Mada Press, May 25, 2015、Naharnet, May 25, 2015、NNA, May 25, 2015、Reuters, May 25, 2015、SANA, May 25, 2015、UPI, May 25, 2015などをもとに作成。

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トルコ外相「シリアの穏健な反体制派に航空支援を行うことで米国と原則合意ができている」(2015年5月25日)

トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、MITKA(メキシコ、インドネシア、トルコ、韓国、オストラリア)諸国会合に出席するために訪問中の韓国の首都ソウルで、トルコ南部の基地での米軍によるシリアの「穏健な反体制派」の教練に関して、教練が行われる予定の反体制派の一部に対して航空支援を行うことで「原則合意している」と述べた。


AFP, May 25, 2015、AP, May 25, 2015、ARA News, May 25, 2015、Champress, May 25, 2015、al-Hayat, May 26, 2015、Iraqi News, May 25, 2015、Kull-na Shuraka’, May 25, 2015、al-Mada Press, May 25, 2015、Naharnet, May 25, 2015、NNA, May 25, 2015、Reuters, May 25, 2015、SANA, May 25, 2015、UPI, May 25, 2015などをもとに作成。

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ギリシャ当局がトルコに銃弾数十万発を密輸しようとしたシリア人男性を逮捕、捜査(2015年5月25日)

AFP(5月25日付)は、ギリシャの検察当局が先週、トルコに銃弾数十万発を密輸しようとしていたシリア人男性1人(28歳)を逮捕し、取り調べを行っていると伝えた。

AFP, May 25, 2015、AP, May 25, 2015、ARA News, May 25, 2015、Champress, May 25, 2015、al-Hayat, May 26, 2015、Iraqi News, May 25, 2015、Kull-na Shuraka’, May 25, 2015、al-Mada Press, May 25, 2015、Naharnet, May 25, 2015、NNA, May 25, 2015、Reuters, May 25, 2015、SANA, May 25, 2015、UPI, May 25, 2015などをもとに作成。

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ラタキア市での爆発で4人が死亡、原因は不明(2015年5月25日)

ラタキア県では、AFP(5月25日付)などによると、ラタキア市内のマール・タクラー地区の建物内で爆発があり、子供2人、女性1人を含む4人が死亡した。

爆発の原因に関して、シリア人権監視団は、「ラタキア港に展開するシリア海軍の戦艦が誤写した」、「国籍・所属不明の戦闘機が空爆を行った」、「港の方向からロケット弾2発が発射されるのが目撃され、うち1発はワクフ庁舎に着弾した」といった情報が錯綜していると発表した。

AFP, May 25, 2015、AP, May 25, 2015、ARA News, May 25, 2015、Champress, May 25, 2015、al-Hayat, May 26, 2015、Iraqi News, May 25, 2015、Kull-na Shuraka’, May 25, 2015、al-Mada Press, May 25, 2015、Naharnet, May 25, 2015、NNA, May 25, 2015、Reuters, May 25, 2015、SANA, May 25, 2015、UPI, May 25, 2015などをもとに作成。

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アル=カーイダ系のヌスラ戦線がダーイシュ(イスラーム国)系のヤルムーク殉教者旅団との戦闘の末、ダルアー県における拠点を奪還、ダーイシュが機関誌でヌスラ戦線、イスラーム戦線、自由シリア軍を「暴君どもに忠誠を誓っている」と非難(2015年5月25日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団が、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うヤルムーク殉教者旅団との戦闘の末、サフム・ジャウラーン村を奪還、制圧した。

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一方、ダーイシュ(イスラーム国)は機関誌『ダービク』最新号(第9号)で、シャームの民のヌスラ戦線に近いサウジアラビア人説教師のアブドゥッラー・ムハイスィニー氏(ジハード布教者センター代表)に関して、「覚醒評議会の支援者の一人」と非難した。

また「自由シリア軍」を名乗る反体制武装集団やシャームの民のヌスラ戦線に代表されるアル=カーイダ系組織、イスラーム戦線などのイスラーム過激派に関しても、「暴君どもに忠誠を誓っている」と非難した。

クッルナー・シュラカー(5月25日付)が伝えた。

AFP, May 25, 2015、AP, May 25, 2015、ARA News, May 25, 2015、Champress, May 25, 2015、al-Hayat, May 26, 2015、Iraqi News, May 25, 2015、Kull-na Shuraka’, May 25, 2015、al-Mada Press, May 25, 2015、Naharnet, May 25, 2015、NNA, May 25, 2015、Reuters, May 25, 2015、SANA, May 25, 2015、UPI, May 25, 2015などをもとに作成。

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アレッポ市南部でシリア軍と反体制武装集団各派の戦闘が激化(2015年5月25日)

アレッポ県では、『ハヤート』(5月26日付)が複数の反体制サイトからの情報として、反体制武装集団が、ハナースィル市近郊のシャイフ・ムハンマド丘とラシャーディーヤ村を制圧し、大量の武器・弾薬を捕獲したと伝えた。

両村はシリア軍のアレッポ市南部と東部の戦線を結ぶ兵站線上に位置するという。

またシリア人権監視団によると、アレッポ市ラームーサ地区、シャイフ・サイード地区で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線、アンサール・ディーン戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

このほかにも、アレッポ市ハミーディーヤ地区、ナイル通り地区、サーフール地区、バニー・ザイド地区、カーティルジー地区、フール村、タッル・ダマーン村をシリア軍が「樽爆弾」などで空爆した。

一方、イスラーム覚醒大隊と第一連隊は声明を出し、アレッポ市旧市街アウジャト・キヤーリー地区でシリア軍と交戦の末、建物複数棟を制圧したほか、ラームーサ地区とシャイフ・サイード地区を結ぶジャンクションも掌握したと発表した。

他方、シリア人権監視団によると、アフリーン市でシャームの民のヌスラ戦線がクルド人住民20人を誘拐した。

このほか、SANA(5月25日付)によると、アレッポ市ハミーディーヤ地区、カースティールー地区、シャイフ・サイード地区、シャイフ・マクスード地区、バニー・ザイド地区、カフルハムラ村、ハナースィル市で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、バドル殉教者旅団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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同じく、アレッポ県では、ARA News(5月25日付)によると、アレッポ市マサーキン・ハナーヌー地区、ハイダリーヤ地区で深夜から未明にかけて、バドル殉教者旅団とシャーム戦線が交戦した。

この戦闘で双方の戦闘員複数が死傷したほか、住民1人が巻き添えとなって死亡したという。

地元消息筋によると、バドル殉教者旅団の前司令官のハーリド・ハヤーニー氏の兄弟アブドゥルハーリク・ハヤーニー氏がシャーム戦線によって射殺されたことが戦闘のきっかけだったという。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、アリーハー市西部のムウタリム村一帯のシリア軍部隊をファトフ軍が迫撃砲で攻撃した。

これに対して、シリア軍はイドリブ市郊外(およびハマー県北部)の医療センター、病院などを砲撃したという。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が、アムキーヤ町、ラターミナ町を「樽爆弾」で空爆した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ウンム・シャルシューフ村一帯で、シリア軍、国防隊がシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(5月25日付)によると、ガジャル村、ファルハーニーヤ村などで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、ヒムス軍団、タウヒード軍、アフル・スンナ・ワ・ジャマーア、アジュナード・ヒムスの戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、マナール・チャンネル(5月25日付)によると、ヒズブッラー戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線との戦闘の末、戦闘員数十人を殲滅し、レバノン国境に位置するカブア丘、ナッカール丘を制圧した。

これに関して、シリア人権監視団は、シリア軍、国防隊も参加したこの戦闘で、ヒズブッラー側にも士官1人を含む9人の死者が出たと発表した。

また、シリア人権監視団によると、シリア軍はザブディーン村を地対地ミサイルで攻撃した。

一方、クッルナー・シュラカー(5月25日付)によると、ハーン・シャイフ・キャンプ郊外の第68旅団基地一帯で、シリア軍と反体制武装集団が交戦した。

他方、SANA(5月25日付)によると、ザバダーニー市、ザブディーン村・バーラー村間、ハラスター市、アイン・タルマー村、アーリヤ農場、シャイフーニーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、バルザ区で科学研究センターの職員(局長)1人が何者かに撃たれ死亡した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダルアー市各所を「樽爆弾」で空爆した。

一方、SANA(5月25日付)によると、カラク村、西ガーリヤ村、フラーク市、ナーフタ町、ガズラーン農場、ジャースィム市、カフルシャムス町、カフル・ナースィジュ村、サムリーン村、アトマーン村、ダルアー市各所で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、ハミーディーヤ村一帯で、シリア軍、国防隊がシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(5月25日付)によると、ハミーディーヤ村、マスハラ村、マスハラ丘で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, May 25, 2015、AP, May 25, 2015、ARA News, May 25, 2015、Champress, May 25, 2015、al-Hayat, May 26, 2015、Iraqi News, May 25, 2015、Kull-na Shuraka’, May 25, 2015、al-Mada Press, May 25, 2015、Naharnet, May 25, 2015、NNA, May 25, 2015、Qanat al-Manar, May 25, 2015、Reuters, May 25, 2015、SANA, May 25, 2015、UPI, May 25, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)が占拠するタドムル市一帯をシリア軍が爆撃する一方、ダーイシュはサワーナ町郊外のリン酸塩鉱山を掌握(2015年5月25日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が、ダーイシュ(イスラーム国)に占拠されたタドムル市各所を15回以上にわたり空爆した。

空爆は、市内の国立病院一帯、軍事情報局一帯、UNESCO世界文化遺産に指定されているパルミラ遺跡に近い市内南西部などに対して行われた。

同監視団によると、シリア軍がタドムル市に対して本格的な空爆を行ったのが今回が初めてで、標的となったダーイシュ拠点では戦闘員が死傷、また住民4人が死亡、数十人が負傷したという。

これに関してタドムル市シリア革命調整は、フェイスブックを通じて、空爆により少なくとも2人が死亡(身元は不明)、多数が負傷したと発表した。

またAFP(5月25日付)は、シリア治安筋の話として、シリア軍による空爆はスフナ市一帯、ハイル油田、アーラーク油田、タドムル市にいたるすべての街道に対しても行われた。

これに対して、シリア人権監視団によると、ダーイシュもタドムル市・ダマスカス県街道を西進し、サワーナ町とフナイフィース村の郊外にあるリン酸塩鉱山と鉱山職員らの住宅を占拠した。

また、複数の活動家によると、ダーイシュは、シリア軍兵士17人が潜伏していたタドムル市北部ジャムイーヤート地区内の民家に突入し、戦闘の末、複数の兵士を殺害、残った兵士を捕捉した。

Kull-na Shuraka', May 25, 2015
Kull-na Shuraka’, May 25, 2015

一方、SANA(5月25日付)によると、シリア軍が、タイバ村、アーミリーヤ村、タドムル航空基地、スフナ市、カルヤタイン市、アイン・バーリダ村、ジャズル・ガス採掘所地帯、シャーイル・ガス採掘所一帯、フルクルス町、ジバーブ・ハマド村、シャンダーヒーヤ村、ウンム・サフリージュ村、タドムル市・T3ステーション間などのダーイシュ(イスラーム国)の拠点、車列に対して空爆を行い、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、マスアダ村、ラジャム・カスル村、ラジャム・アーリー村、西サラーム村、アブー・ハワーディード村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュの戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)によって占拠されているハマーダト・ウマル村、ウカイリバート町、ナイーミーヤ村、ハッダージュ村、ハディーラ村、スーフ村などに対して、シリア軍が空爆を行った。

この空爆で、ウカイリバート町では女児1人が死亡した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)によって包囲されているクワイリス航空基地一帯をシリア軍が空爆した。

一方、SANA(5月25日付)によると、アレッポ市東部の航空士官学校一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ一帯で、シリア軍、PFLP-GC民兵などが、ダーイシュ(イスラーム国)、シャームの民のヌスラ戦線と交戦、シリア軍が同地各所を砲撃した。

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ハサカ県では、SANA(5月25日付)によると、ハサカ市南部のバーブ・ハイル村東部で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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米中央軍(CENTCOM)は、有志連合が現地時間の24日8時から25日8時までの24時間で、シリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して35回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は8回におよび、ハサカ県、ラッカ県、ダイル・ザウル県のダーイシュに対して攻撃が行われたという。

AFP, May 25, 2015、AP, May 25, 2015、ARA News, May 25, 2015、Champress, May 25, 2015、al-Hayat, May 26, 2015、Iraqi News, May 25, 2015、Kull-na Shuraka’, May 25, 2015、al-Mada Press, May 25, 2015、Naharnet, May 25, 2015、NNA, May 25, 2015、Reuters, May 25, 2015、SANA, May 25, 2015、UPI, May 25, 2015などをもとに作成。

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シリア人権監視団:タドムル市一帯などでダーイシュ(イスラーム国)は217人を処刑(2015年5月25日)

シリア人権監視団は、ヒムス県タドムル市一帯での戦闘が本格化した5月16日以降、同市などでのダーイシュ(イスラーム国)による処刑者の数が民間人67人を含め217人に達していると発表した。

またダーイシュは、シリア軍兵士、国防隊隊員、さらには「シリア政府に内通している」との容疑で民間人多数を捕捉しており、その数は600人以上に上るという。

AFP, May 25, 2015、AP, May 25, 2015、ARA News, May 25, 2015、Champress, May 25, 2015、al-Hayat, May 26, 2015、Iraqi News, May 25, 2015、Kull-na Shuraka’, May 25, 2015、al-Mada Press, May 25, 2015、Naharnet, May 25, 2015、NNA, May 25, 2015、Reuters, May 25, 2015、SANA, May 25, 2015、UPI, May 25, 2015などをもとに作成。

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