米主導の有志連合はシリア領内で3回の爆撃を実施(2016年1月25日)

米中央軍(CENTCOM)は、1月25日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して18回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は3回でフール町近郊(1回)、ラッカ市近郊(1回)、マーリア市近郊(1回)のダーイシュの施設に対して攻撃が行われた。

CENTCOM, January 26, 2016などをもとに作成。

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イドリブ県サルキーン市、ハーリム市で対立を深めていた二つのアル=カーイダ系組織(ヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動)が和解(2016年1月25日)

アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線とシャーム自由人イスラーム運動は、イドリブ県サルキーン市、ハーリム市での支配をめぐる対立解消に向け、サルキーン市内の裁判所で会合を開き、和解合意に達した。

クッルナー・シュラカー(1月25日付)によると、両者は、イーマーン大隊を仲裁者として認めたうえで、同大隊に武力衝突のきっかけを作った戦闘員の身柄引き渡し、ヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、イーマーン大隊が設置するシャリーア委員会で裁定を行うこと、今回の衝突でのヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動による拘束者、押収・略奪品を返還することなどで合意した。

和解合意は、ヌスラ戦線のアブー・アリー・クサイル代表、シャーム自由人イスラーム運動の「アブー・ターリブ」氏、そしてイーマーン大隊のアブー・アブドゥー・サイヤーフ代表の間で交わされた。

AFP, January 25, 2016、AP, January 25, 2016、ARA News, January 25, 2016、Champress, January 25, 2016、al-Hayat, January 26, 2016、Iraqi News, January 25, 2016、Kull-na Shuraka’, January 25, 2016、al-Mada Press, January 25, 2016、Naharnet, January 25, 2016、NNA, January 25, 2016、Reuters, January 25, 2016、SANA, January 25, 2016、UPI, January 25, 2016などをもとに作成。

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アレッポ市スッカリー地区でアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動の本部で爆発が発生し、戦闘員19人を含む23人が死亡(2016年1月25日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動が「治安厳戒地区」として占拠するアレッポ市スッカリー地区内の街区で爆弾が仕掛けられたタンクローリーが爆発し、建物3棟が全回、シャーム自由人イスラーム運動戦闘員19人を含む23人が死亡、数十人が負傷した。

ARA News(1月25日付)によると、爆発が起こったのはシャーム自由人イスラーム運動の本部の一つ。

またハーン・トゥーマーン村、アレッポ市ラーシディーン地区などで、シリア軍、国防隊、外国人戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線、ジュンド・アクサー機構、トルキスターン・イスラーム党などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

このほか、タッル・リフアト市では、ロシア軍と思われる戦闘機が空爆を行い、複数人が負傷した。

一方、SANA(1月25日付)によると、シリア軍がアレッポ市ラーシディーン地区、バニー・ザイド地区、バーシュカウィー村、アルド・マッラーフ地区、マーイル町、アイン・ジャマージマ村、ハーン・アサル村などで反体制武装集団と交戦し、アレッポ市ライラムーン地区内の建物群複数カ所を新たに制圧した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、イラン人士官がシャイフ・マスキーン市一帯で、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、シリア軍が同市北西部などに進軍し、シリア政府に近い複数のメディアによると、市内の約90%を制圧した。

またこの進軍と並行して、戦闘機(所属明示せず)がシャイフ・マスキーン市の東部地区を少なくとも25回にわたり空爆した。

一方、SANA(1月25日付)によると、シリア軍がシャイフ・マスキーン市に対して全方位から進軍を続け、シャイフ・マスキーン市とイブタア町を結ぶ街道、シャイフ・マスキーン市とナワー市を結ぶ街道一帯を制圧した。

シリア軍はまた、ダルアー市ダルアー・バラド地区、マハッタ地区各所でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、サルキーン市でシャームの民のヌスラ戦線が使用していた施設に、弾道ミサイルと思われる砲弾が着弾し、ヌスラ戦線などの戦闘員11人と民間人5人の合わせて16人が死亡した。

この砲弾がロシア軍、シリア軍のいずれの攻撃によるものか、そしてどこから飛来したのかは不明だが、攻撃は、サルキーン市やハーリム市の支配をめぐって対立していたヌスラ戦線とシャーム自由人イスラーム運動の和解に向けた会合(サルキーン市裁判所で開催)終了直後に行われたという。

これに関して、スマート・ニュース(1月25日付)は、民間人11人が死亡したとしたうえで、砲弾が地中海沖の艦船から発射されたと思われると伝えた。

AFP, January 25, 2016、AP, January 25, 2016、ARA News, January 25, 2016、Champress, January 25, 2016、al-Hayat, January 26, 2016、Iraqi News, January 25, 2016、Kull-na Shuraka’, January 25, 2016、al-Mada Press, January 25, 2016、Naharnet, January 25, 2016、NNA, January 25, 2016、Reuters, January 25, 2016、SANA, January 25, 2016、SMART News, January 25, 2016、UPI, January 25, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はダイル・ザウル市一帯、アレッポ県東部でダーイシュとの戦闘を続ける(2016年1月25日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル市西部一帯、ブガイリーヤ村一帯で、爆弾を仕掛けた車を爆破するなどして攻勢をかけ、シリア軍と交戦するなか、戦闘機(所属明示せず)の護衛を受けた輸送機がダイル・ザウル市内のシリア政府支配地域に物資を投下した。

またシリア軍がダイル・ザウル市ジャウラ地区、クスール地区で強制捜査を行い、若者多数を拘束した。

一方、ARA News(1月25日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル市内のシリア政府支配地域を砲撃し、複数人が死傷した。

他方、SANA(1月25日付)によると、シリア軍がブガイリーヤ村、ダイル・ザウル市ラシュディーヤ移築でダーイシュ(イスラーム国)を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、バーブ市近郊のアイシャ村、タッル・ハッターバート村、カタル村一帯で、シリア軍、国防隊、イラン系・アジア系民兵がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、ARA News(1月25日付)は、地元住民らの話として、西クルディスタン移行期民政局が実効支配する西部のアフリーン市上空を所属不明のヘリコプターが最近になって頻繁に飛行していると伝えた。

またARA Newsによると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がジャラーブルス市でダーイシュ(イスラーム国)の車輌を攻撃、破壊した。

他方、SANA(1月25日付)によると、シリア軍がバーブ市近郊のタッル・ファーウーリー村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(1月25日付)によると、シリア軍がタドムル市郊外柑橘園に近いラジュマ地区、カルヤタイン市近郊のスード丘一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, January 25, 2016、AP, January 25, 2016、ARA News, January 25, 2016、Champress, January 25, 2016、al-Hayat, January 26, 2016、Iraqi News, January 25, 2016、Kull-na Shuraka’, January 25, 2016、al-Mada Press, January 25, 2016、Naharnet, January 25, 2016、NNA, January 25, 2016、Reuters, January 25, 2016、SANA, January 25, 2016、UPI, January 25, 2016などをもとに作成。

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西クルディスタン移行期民政局アサーイシュはハサカ県カーミシュリー市での自爆テロに親政権民兵の国防隊が関与していると主張(2016年1月25日)

西クルディスタン移行期民政局アサーイシュは声明を出し、2015年12月30日にハサカ県カーミシュリー市で発生した連続自爆テロと24日に同市で発生したに関して、「国防隊が関与していることが明らかになった」と発表した。

12月30日の連続自爆テロは、ダーイシュ(イスラーム国)の通信部門アアマーク通信が31日にダーイシュが関与したと犯行を認めている。

AFP, January 25, 2016、AP, January 25, 2016、ARA News, January 25, 2016、Champress, January 25, 2016、al-Hayat, January 26, 2016、Iraqi News, January 25, 2016、Kull-na Shuraka’, January 25, 2016、al-Mada Press, January 25, 2016、Naharnet, January 25, 2016、NNA, January 25, 2016、Reuters, January 25, 2016、SANA, January 25, 2016、UPI, January 25, 2016などをもとに作成。

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ロシア軍は22~24日の3日間で169回の出撃を行い、484カ所を爆撃(2016年1月25日)

ロシア外務省は、1月22~24日の3日間で、シリア駐留ロシア軍戦闘機の出撃回数が169回に達し、「テロリストのインフラ」484カ所を攻撃・破壊したと発表した。

空爆はラタキア県北部(ラビーア町一帯)、ダイル・ザウル市一帯に対して実施されたという。

AFP, January 25, 2016、AP, January 25, 2016、ARA News, January 25, 2016、Champress, January 25, 2016、al-Hayat, January 26, 2016、Iraqi News, January 25, 2016、Kull-na Shuraka’, January 25, 2016、al-Mada Press, January 25, 2016、Naharnet, January 25, 2016、NNA, January 25, 2016、Reuters, January 25, 2016、SANA, January 25, 2016、UPI, January 25, 2016などをもとに作成。

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デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表は29日にジュネーブ3会合を開催すると発表(2016年1月25日)

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表はスイスのジュネーブで記者会見を開き、1月25日に開催を予定していたシリア政府と反体制派の和平交渉「ジュネーブ3会議」の開催を1月29日に延期し、参加者への招聘状を26日に発送すると発表した。

SANA, January 25, 2016
SANA, January 25, 2016

AFP, January 25, 2016、AP, January 25, 2016、ARA News, January 25, 2016、Champress, January 25, 2016、al-Hayat, January 26, 2016、Iraqi News, January 25, 2016、Kull-na Shuraka’, January 25, 2016、al-Mada Press, January 25, 2016、Naharnet, January 25, 2016、NNA, January 25, 2016、Reuters, January 25, 2016、SANA, January 25, 2016、UPI, January 25, 2016などをもとに作成。

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