北・東シリア自治局が管理するシリア北部の収容キャンプからダーイシュ・メンバーのフランス人妻9人が脱走(2019年10月16日)

フランスのジャン=イヴ・ル=ルドリアン外務大臣は、北・東シリア自治局が管理するシリア北部の収容キャンプからダーイシュ(イスラーム国)のメンバーのフランス人妻9人が脱走したことを明らかにした。

ドゥラル・シャーミーヤ(10月16日付)が伝えた。

AFP, October 16, 2019、ANHA, October 16, 2019、AP, October 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 16, 2019、Reuters, October 16, 2019、SANA, October 16, 2019、SOHR, October 16, 2019、UPI, October 16, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア政府の支配下にあるダイル・ザウル市とジャフラ村で、トルコの侵攻に抗議し、トルコ軍と米軍の撤退を求めるデモ(2019年10月16日)

ダイル・ザウル県では、SANA(10月16日付)によると、シリア政府の支配下にあるダイル・ザウル市ハラービシュ地区とジャフラ村で、トルコによるシリア北東部への侵攻(「平和の泉」作戦)に抗議し、トルコ軍と米軍の撤退を求めるデモが行われ、住民らが参加した。

AFP, October 16, 2019、ANHA, October 16, 2019、AP, October 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 16, 2019、Reuters, October 16, 2019、SANA, October 16, 2019、SOHR, October 16, 2019、UPI, October 16, 2019などをもとに作成。

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シリア軍地上部隊はロシア軍とともに、アレッポ県東部のトルコ国境に位置する北・東シリア自治局支配下のアイン・アラブ市(クルド語名コバネ)に展開、ラッカ市への展開も開始(2019年10月16日)

アレッポ県では、SANA(10月16日付)やシリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊が、ロシア軍(憲兵隊)とともに、県北東部のトルコ国境に面する北・東シリア自治局支配下のアイン・アラブ(コバネ)市に展開した。

シリア軍地上部隊は車列をなして、ユーフラテス川西岸の北・東シリア自治局の拠点都市マンビジュ市を出発し、ユーフラテス川のカラ・クーザーク橋を渡河し、同川東岸に入り、アイン・アラブ市に到着した。

米軍は、アイン・アラブ市へのシリア軍の進駐を3日前から阻止しようとしていたが、最終的には展開を黙認した。

シリア軍地上部隊の展開は、ロシア仲介によるシリア政府と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍との合意を受けたもの。

https://www.sana.sy/?p=1036491

https://youtu.be/6OFafyUSOeg

 

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ハサカ県では、SANA(10月16日付)によると、シリア軍地上部隊が、タッル・タムル町近郊のアルバーン村、ライラーン村、アーミリーヤ村、タウィーラ村、アフラーシュ村、マナージール村に入り、同地における展開地域を拡大した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍からなる合同部隊がアイン・イーサー市に近い第93旅団基地に展開した。

シリア軍が同基地に展開するのは、ダーイシュ(イスラーム国)の勢力拡大を受けて撤退して以降、5年ぶり。

スプートニク・ニュース(10月16日付)によると、シリア軍地上部隊はさらに、ラッカ市にも展開を開始した。

AFP, October 16, 2019、ANHA, October 16, 2019、AP, October 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 16, 2019、Reuters, October 16, 2019、SANA, October 16, 2019、SOHR, October 16, 2019、Sputnik News, October 16, 2019、UPI, October 16, 2019などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍はシリア北東部で侵攻を続け11カ村を新たに制圧(2019年10月16日)

トルコ軍が反体制武装集団の国民軍とともに開始したシリア北東部への侵攻作戦「平和の泉」作戦は8日目に入り、トルコ軍はハサカ県タッル・タムル町および同地一帯、ラアス・アイン市および同市一帯、ラッカ県タッル・アブヤド市および同市一帯、アイン・イーサー市および同市一帯、アレッポ県アイン・アラブ市および同市一帯などへの爆撃・砲撃を続け、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と交戦した。

国民軍によると、トルコ軍と国民軍は、ラアス・アイン市近郊のヒルバト・ナイーマ村、アーリヤ村、アッターミーヤ村、ヒーラ村、タッル・アブヤド市西のムカッリタ村、キンディール村、タンヌーラ村、タンヌーザ村、ディームー村、アッブー村、ウスマーニーヤ村を制圧した。

シリア人権監視団によると、「平和の泉」作戦が開始されて以降の死者数は、シリア民主軍戦闘員が185人、トルコの支援を受ける国民軍の戦闘員が164人、トルコ軍兵士が9人。

また、民間人72人が死亡、30万人が戦闘地域から避難したという。

AFP, October 16, 2019、ANHA, October 16, 2019、AP, October 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 16, 2019、Reuters, October 16, 2019、SANA, October 16, 2019、SOHR, October 16, 2019、UPI, October 16, 2019などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がラタキア県、イドリブ県のシャーム解放機構支配地域を爆撃(2019年10月16日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がシャーム解放機構などの支配下にあるカッバーナ村一帯を爆撃した。

またシリア軍地上部隊が同地一帯に増援部隊を派遣し、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦、ヘリコプターが「樽爆弾」で爆撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍がラカーヤー・サジュナ村、タッル・ナール村、タフターヤー村一帯を爆撃した。

シリア軍地上部隊もハーン・シャイフーン市一帯を砲撃し、カフルサジュナ村一帯で反体制武装集団と交戦した。

また、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が自治を委託するシリア救国内閣とつながりがあるシューラー評議会元メンバーで、ビンニシュ市の宗教関係委員会メンバーでもあるシャイフ・アブドゥルムンイム氏がイドリブ市とサルミーン市を結ぶ街道で何者かによって殺害され、遺体で発見された。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊と反体制武装集団がフワイズ村一帯で交戦した。

AFP, October 16, 2019、ANHA, October 16, 2019、AP, October 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 16, 2019、Reuters, October 16, 2019、SANA, October 16, 2019、SOHR, October 16, 2019、UPI, October 16, 2019などをもとに作成。

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所属不明の戦闘機がダイル・ザウル県南東部にある「イランの民兵」の拠点を爆撃(2019年10月15日)

ダイル・ザウル県では、ユーフラテス・ポスト(10月15日付)によると、所属不明の戦闘機が県南東部のブーカマール市に近い国境地帯にある「イランの民兵」の拠点に対して爆撃を行った。

AFP, October 15, 2019、ANHA, October 15, 2019、AP, October 15, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 15, 2019、Euphrates Post, October 15, 2019、Reuters, October 15, 2019、SANA, October 15, 2019、SOHR, October 15, 2019、UPI, October 15, 2019などをもとに作成。

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シリア軍がダイル・ザウル県南東部のユーフラテス川東岸を砲撃、米主導の有志連合がこれに反撃し西岸のシリア軍拠点を砲撃(2019年10月15日)

ダイル・ザウル県では、ダイル・ザウル24(10月15日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるユーフラテス川東岸のバーグーズ村をシリア軍が砲撃、米主導の有志連合がこれに応戦し、ユーフラテス川西岸のフシャーム町にあるシリア軍の拠点複数カ所を砲撃した。

AFP, October 15, 2019、ANHA, October 15, 2019、AP, October 15, 2019、Dayr al-Zawr 24, October 15, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 15, 2019、Reuters, October 15, 2019、SANA, October 15, 2019、SOHR, October 15, 2019、UPI, October 15, 2019などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領はトランプ米大統領によるシリア北東部での停戦要求を拒否(2019年10月15日)

マイク・ペンス米副大統領は、ドナルド・トランプ大統領が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官と電話会談を行い、シリアで即時停戦を行うよう求めたことを明らかにした。

ペンス副大統領はまた、トランプ米大統領が自身に対して、上級使節団を率いてトルコを訪問し、レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領に停戦を求めるよう要請されたことを明らかにした。

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トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、シリア北東部への侵攻作戦(「平和の泉」作戦)の停止の是非に関して、ドナルド・トランプ米大統領に、「トルコはシリアでの停戦を決して発表しない」旨、通告した。

ロイター通信(10月15日付)が伝えた。

AFP, October 15, 2019、ANHA, October 15, 2019、AP, October 15, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 15, 2019、Reuters, October 15, 2019、SANA, October 15, 2019、SOHR, October 15, 2019、UPI, October 15, 2019などをもとに作成。

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米主導の有志連合はマンビジュ市、アイン・アラブ市近郊、タブカ市西から部隊を撤退させる(2019年10月15日)

米主導の有志連合のマイルス・B・カギンズIII報道官は、ツイッターのアカウント(https://twitter.com/oirspox)でアレッポ県のユーフラテス川西岸に位置するマンビジュ市から部隊を撤退させたことを認めた。

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スマート・ニュース(10月15日付)によると、米軍はアレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市近郊のハッラーブ・ウシュク村にある基地を撤収し、部隊を撤退させた。

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ユーフラテス・ポスト(10月15日付)によると、米軍はまたタブカ市西の拠点を破壊し、同地から部隊を撤退させた。

AFP, October 15, 2019、ANHA, October 15, 2019、AP, October 15, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 15, 2019、Euphrates Post, October 15, 2019、Reuters, October 15, 2019、SANA, October 15, 2019、SOHR, October 15, 2019、UPI, October 15, 2019などをもとに作成。

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北・東シリア自治局支配下のラッカ市ではシリア軍の展開を支持するデモ、マンビジュ市では反対するデモ(2019年10月15日)

ラッカ県では、SANA(10月15日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるラッカ市で、同自治局支配地域へのシリア軍の展開を歓迎する集会や行進が行われ、住民らが参加した。

https://youtu.be/82m6rP3szKg

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一方、ドゥラル・シャーミーヤ(10月15日付)は、アレッポ県のマンビジュ市で15日夜、住民数十人がシリア軍の退去を求めてデモを行ったと伝え、その映像を公開した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(10月15日付)によると、シリア政府の支配下にあるマヤーディーン市で、北・東シリア自治局の支配下にある県南東部からの米軍の撤退を求めるデモが行われ、住民らが参加した。

https://youtu.be/xUjmxzu9VpY

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ダルアー県では、スマート・ニュース(10月15日付)によると、14日晩から15日未明にかけて、シリア政府の支配下にあるダルアー市東部のキャンプ地区で、政権打倒と逮捕者釈放を求めるデモが行われ、数十人が参加した。

AFP, October 15, 2019、ANHA, October 15, 2019、AP, October 15, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 15, 2019、Reuters, October 15, 2019、SANA, October 15, 2019、SOHR, October 15, 2019、UPI, October 15, 2019などをもとに作成。

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シリア軍はユーフラテス川西岸にある北・東シリア自治局のマンビジュ市および同地北東部一帯への展開を完了、ロシア軍憲兵隊がパトロールを実施(2019年10月15日)

アレッポ県では、SANA(10月15日付)によると、シリア軍がユーフラテス川西岸にある北・東シリア自治局のマンビジュ市および同地北東部一帯への展開を完了した。

シリア軍の撤退は、ロシア仲介によるシリア政府と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の合意に基づくもので、13日から開始されていた。

ドゥラル・シャーミーヤ(10月15日付)は、これを受けて、ロシア軍憲兵隊が市内でのパトロールを開始したと伝え、その映像を公開した。

一方、同サイトによると、マンビジュ市近郊のアサリーヤ村に到着したシリア軍の車列に対して、所属不明の戦闘機複数機が爆撃し、軍用車輌7台が破壊され、兵士数十人が死傷した。

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ハサカ県では、SANA(10月15日付)によると、シリア軍がタッル・タマル町北東の3カ村に新たに展開した。

AFP, October 15, 2019、ANHA, October 15, 2019、AP, October 15, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 15, 2019、Reuters, October 15, 2019、SANA, October 15, 2019、SOHR, October 15, 2019、UPI, October 15, 2019などをもとに作成。

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トルコ軍はラッカ県、ハサカ県、アレッポ県で「平和の泉」侵攻作戦を続け、7ヵ村を新たに制圧(2019年10月15日)

トルコ軍が反体制武装集団の国民軍とともに開始したシリア北東部への侵攻作戦「平和の泉」作戦は7日目に入り、トルコ軍はハサカ県タッル・タムル町および同地一帯、ラアス・アイン市および同市一帯、ラッカ県タッル・アブヤド市および同市一帯、アイン・イーサー市および同市一帯、アレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市および同市一帯などへの爆撃・砲撃を続け、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と交戦した。

また、国民軍によると、アイン・イーサー市近郊でシリア軍と国民軍が激しく交戦した。

国民軍によると、トルコ軍と国民軍は、タッル・アブヤド市西および南のハリール・ユースフ村、マフラ村、スッカリーヤ村、ビイル・アトワーン村、サンヌ・ディーブ村、マンカラ村、シュアイバ村を新たに制圧した。

シリア人権監視団によると、「平和の泉」作戦が開始されて以降の死者数は、シリア民主軍戦闘員が163人、トルコの支援を受ける国民軍の戦闘員が149人、トルコ軍兵士が8人。

また、民間人71人が死亡、25万人が戦闘地域から避難したという。

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アレッポ県では、ANHA(10月15日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シーラーワー町近郊のバイナ村、カシュタアール村を砲撃した。

AFP, October 15, 2019、ANHA, October 15, 2019、AP, October 15, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 15, 2019、Reuters, October 15, 2019、SANA, October 15, 2019、SOHR, October 15, 2019、UPI, October 15, 2019などをもとに作成。

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ロシア軍はシャーム解放機構などの支配下にあるイドリブ県ラカーヤー村一帯を爆撃(2019年10月15日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がシャーム解放機構などの支配下にあるラカーヤー村一帯を爆撃した。

シリア軍地上部隊は、カフルサジュナ村、マアッラト・ハルマ村、アーミリーヤ村、ジャバーラー村を砲撃、反体制武装集団と交戦した。

これに対して反体制武装集団はマダーヤー村一帯のシリア軍拠点を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がシャーム解放機構などの支配下にあるカッバーナ村一帯を砲撃した。

これに対して反体制武装集団はシャルフ砦にあるシリア軍の拠点を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がシャーム解放機構などの支配下にあるシャフルナーズ村砲撃した。

これに対して、反体制武装集団は、ラスィーフ村、フワイズ村を砲撃、アブー・ズフール町西部一帯でシリア軍と交戦した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がシャーム解放機構などの支配下にあるフワイル・アイス村、アバード村、ハーン・トゥーマーン村、カルアジーヤ村、ハラサ村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を19件(イドリブ県6件、ラタキア県2件、アレッポ県2件、ハマー県3件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を27件(イドリブ県17件、ラタキア県2件、アレッポ県2件、ハマー県6件)確認した。

AFP, October 15, 2019、ANHA, October 15, 2019、AP, October 15, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 15, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, October 15, 2019、Reuters, October 15, 2019、SANA, October 15, 2019、SOHR, October 15, 2019、UPI, October 15, 2019などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから367人、ヨルダンから584人の難民が帰国、避難民1人(うちルクバーン・キャンプからの帰還者0人)が帰宅(2019年10月15日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(10月15日付)を公開し、10月14日に難民951人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは367人(うち女性110人、子供187人)、ヨルダンから帰国したのは584人(うち女性175人、子供298人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は437,192人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者138,705人(うち女性41,993人、子ども71,039人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者298,487人(うち女性89,585人、子ども152,217人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

45カ国で難民登録したシリア人の数は6,655,584人(うち女性1,996,675人、子供3,394,348人)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 666,472人(うち女性200,236人、子供340,178人)となった。

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一方、国内避難民1人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは1人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所を経由して帰還した1人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は36,226人(うち女性11,217人、子供16,489人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,304,958人(うち女性393,810人、子供660,266人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 15, 2019をもとに作成。

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PYD(TEV-DEM)幹部のハリール氏「国家分裂を望まないがゆえに、国境地帯へのシリア軍の展開を求めた」(2019年10月14日)

北・東シリア自治局を主導するクルド民族主義組織の民主統一党(PYD)傘下の民主連合運動(TEV-DEM)幹部の1人アルダール・ハリール氏は、ローナーヒー・チャンネル(10月14日付)のインタビューに応じ、そのなかで北・東シリア自治局支配地域へのシリア軍の展開について、国境防衛にかかる相互理解に基づくもので、「最終合意ではなく、今後の協議を通じて自治承認の保障やアフリーンの解放がめざされる」と述べた。

ハリール氏は「この相互理解には、明確な条文はない。なぜなら、合意ではないからだ…。それぞれが異なることについて話している。我々はこの祖国の国境が脅威に晒されていると言っている。我々が国が分割されることを望んでいない。我々は、「国家分裂を望まないのなら、国境防衛は首都が行うべき任務だ」と(シリア政府側に)伝えた」と述べ、シリア政府との交渉の内幕を明らかにした。

AFP, October 14, 2019、ANHA, October 14, 2019、AP, October 14, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 14, 2019、Reuters, October 14, 2019、Runahi Channel, October 14, 2019、SANA, October 14, 2019、SOHR, October 14, 2019、UPI, October 14, 2019などをもとに作成。

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パレスチナのハマースはトルコによるシリア北東部への「平和の泉」侵攻作戦に理解を示す(2019年10月14日)

パレスチナのハマースは声明を出し、トルコによるシリア北東部への「平和の泉」侵攻作戦への姿勢を明らかにした。

ハマースは声明で「トルコの国境防衛および自衛の権利、そしてこの地域におけるシオニスト・モサドの暴挙による国家安全保障上の脅威を排除する権利がを理解している。モサドはアラブとイスラーム世界の国家安全保障を破壊しようとしている」としつつ、「姉妹国のシリアの領土、国境が維持されねばならない」と強調した。

AFP, October 14, 2019、ANHA, October 14, 2019、AP, October 14, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 14, 2019、Reuters, October 14, 2019、SANA, October 14, 2019、SOHR, October 14, 2019、UPI, October 14, 2019などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領「ロシアによる好意的な政策ゆえに、アイン・アラブ(コバネ)で問題が生じることはないだろう」(2019年10月14日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、記者会見でアレッポ県東部のユーフラテス川西岸に位置する北・東シリア自治局の拠点都市マンビジュ市の処遇に関して、「米国とトルコの間に意見の相違はなく、トルコは現在、マンビジュ市進駐にかかる決定を実施する段階に入っている。同地を真の所有者が制圧するのが優先事項だ」と述べた。

また、シリア政府と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が北・東シリア自治局支配下のアレッポ県、ラッカ県、ハサカ県の各所へのシリア軍の展開に合意したことについては、「多くの噂が流れているが、ロシアによる好意的な政策ゆえに、アイン・アラブ(コバネ)市(アレッポ県)で問題が生じることはないだろう」と述べた。

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ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は、「シリアでロシア軍とトルコ軍の衝突が発生するなどということは考えたくない」としたうえで、両国が軍事レベルでの連絡を取り合っていることを明らかにした。

AFP, October 14, 2019、ANHA, October 14, 2019、AP, October 14, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 14, 2019、Reuters, October 14, 2019、SANA, October 14, 2019、SOHR, October 14, 2019、UPI, October 14, 2019などをもとに作成。

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米軍はシリア北東部から撤退する一方、南東部の油田地帯に増派、タンフ国境地帯残留も決定(2019年10月14日)

SANA(10月14日付)は、シリア北東部に駐留していた米軍主導の有志連合の兵士約150人がハサカ県マーリキーヤ(ダイリーク)市近郊のルハイバ村に違法に設置されていた航空基地からイラク領に向けて撤退したと伝えた。

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ダイル・ザウル県では、ダイル・ザウル24(10月14日付)によると、米軍主導の有志連合が県東部のCONOCOガス工場、ウマル油田一帯に増援部隊を派遣した。

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AFP(10月14日付)は、国防総省の匿名高官の話として、米軍はるヒムス県南東部のタンフ国境通行所一帯地帯(55キロ地帯)に約150人の兵士を残留させることを決定した、と伝えた。

AFP, October 14, 2019、ANHA, October 14, 2019、AP, October 14, 2019、Dayr al-Zawr 24, October 14, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 14, 2019、Reuters, October 14, 2019、SANA, October 14, 2019、SOHR, October 14, 2019、UPI, October 14, 2019などをもとに作成。

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トルコ軍はマンビジュ市制圧に向けて「平和の泉」作戦を拡大、シリア軍が新たに展開した地域でも戦闘が発生(2019年10月14日)

トルコ軍が反体制武装集団の国民軍とともに開始したシリア北東部への侵攻作戦「平和の泉」作戦は6日目に入り、トルコ軍はラッカ県タッル・アブヤド市および同市一帯、ハサカ県ラアス・アイン市および同市一帯、ダルバースィーヤ市一帯などへの攻撃を続け、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と交戦する一方、ユーフラテス川西岸のアレッポ県マンビジュ市の制圧に向けて作戦を拡大した。

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国民軍の発表によると、ラッカ県、ハサカ県の国境地帯での戦闘により、トルコ軍と国民軍はタッル・アブヤド市南のアイン・アルース村、バディーア村、ジャースィム・アリー村、タッル・アンタル村、ラアス・アイン市一帯のサーリヒーヤ軍事キャンプ、リービーヤ村、バナート丘、科学研究センター、サーリヒーヤ村を制圧した。

シリア人権監視団によると、これによりトルコ軍と国民軍が制圧した市町村農場は52となった。

一方、シリア民主軍もラアス・アイン市一帯で反撃し、ハサカ県のタッル・ハラフ村、マナージール村一帯の拠点複数カ所を奪還した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるマンビジュ市北東のヤーシリー村一帯で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の指揮下にあるマンビジュ軍事評議会が、同地北のトルコ占領地域(「ユーフラテスの盾」地域)で活動する反体制武装集団(国民軍)と交戦、砲撃し合った。

戦闘は、マンビジュ市上空をシリア軍ヘリコプター複数機が飛行するなかで行われた。

反体制武装集団の砲撃により、マンビジュ市北東部でシリア軍兵士1人が死亡、またマンビジュ軍事評議会の砲撃で反体制武装集団戦闘員4人が負傷した。

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シリア軍が展開したハサカ県の国境地帯では、トルコ軍戦闘機がハサカ市とラアス・アイン市の間に位置するライラーン村、マナージール村、ガイバシュ村などに爆撃と砲撃を加えた。

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シリア人権監視団によると、「平和の泉」作戦が開始されて以降の死者数は、シリア民主軍戦闘員が133人、トルコの支援を受ける国民軍の戦闘員が108人、トルコ軍兵士が8人。

また、民間人60人あまりが死亡、25万人が戦闘地域から避難したという。

AFP, October 14, 2019、ANHA, October 14, 2019、AP, October 14, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 14, 2019、Reuters, October 14, 2019、SANA, October 14, 2019、SOHR, October 14, 2019、UPI, October 14, 2019などをもとに作成。

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ロシアの仲介によるシリア政府とYPGのシリア民主軍の合意に基づき、シリア軍地上部隊がマンビジュ市、タブカ市、アイン・イーサー市などに展開(2019年10月14日)

アレッポ県では、SANA(10月14日付)によると、ロシアの仲介によるシリア政府と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の合意に基づき、シリア軍地上部隊がユーフラテス川西岸にある北・東シリア自治局の拠点都市マンビジュ市および同市周辺の村々に展開した。

シリア軍が同地に展開するのは、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘で撤退を余儀なくされてから5年ぶり。

また、スプートニク・ニュース(10月14日付)は、シリア軍第9師団の特殊部隊が、米軍およびフランス軍によって基地として使用されていた穀物粉砕工場に向かったと伝えた。

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ラッカ県でも、SANA(10月14日付)によると、シリア軍地上部隊が北・東シリア自治局の中心都市アイン・イーサー市、ユーフラテス川右岸のタブカ市、タブカ航空基地、および同地周辺の村々に展開した。

また、トルコのフルシ・アカル国防大臣は、タッル・アブヤド市とラアス・アイン市を完全制圧したと正式に発表した。

シリア人権監視団によると、シリア軍はまた、アイン・イーサー市近郊にある第91師団基地にも展開した。

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さらに、ハサカ県でも、SANA(10月14日付)によると、シリア軍地上部隊が北・東シリア自治局のタッル・タムル町および同地周辺の村々に展開した。

シリア人権監視団によると、シリア軍はハサカ市とラアス・アイン市の間に位置するライラーン村、マナージール村、ガイバシュ村など、トルコ国境から約6キロの地点まで展開した。

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これに関して、国民軍のユースフ・ハンムード報道官は、ドゥラル・シャーミーヤ(10月14日付)に対して、「マンビジュ市出身の一部のシャッビーハが今日、政権の旗を幾つかの施設に建てたが、シリア軍は正式には入っていない」と主張、シリア軍の展開を否定した。

AFP, October 14, 2019、ANHA, October 14, 2019、AP, October 14, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 14, 2019、Reuters, October 14, 2019、SANA, October 14, 2019、SOHR, October 14, 2019、Sputnik News, October 14, 2019、UPI, October 14, 2019などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がイドリブ県ナキール村を爆撃(2019年10月14日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がシャーム解放機構などの支配下にあるナキール村を爆撃した。

また、シリア軍地上部隊がラカーヤー・サジュナ村、バーラ村、タッフ村、ダイル・ガルビー村、タフターヤー村を砲撃した。

ドゥラル・シャーミーヤ(10月14日付)によると、バーラ村への砲撃で子供1人が死亡した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがシャーム解放機構などの支配下にあるカッバーナ村一帯を「樽爆弾」で爆撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団がハーン・トゥーマーン村一帯を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ジャースィム市で若者数十人が14日晩、アサド政権の打倒とイドリブ県への攻撃停止を求める抗議デモを行った。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を19件(イドリブ県5件、ラタキア県7件、アレッポ県7件、ハマー県2件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を20件(イドリブ県6件、ラタキア県2件、アレッポ県4件、ハマー県8件)確認した。

AFP, October 14, 2019、ANHA, October 14, 2019、AP, October 14, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 14, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, October 14, 2019、Reuters, October 14, 2019、SANA, October 14, 2019、SOHR, October 14, 2019、UPI, October 14, 2019などをもとに作成。

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ダーイシュがラッカ県、ダイル・ザウル県でYPG主体のシリア民主軍の戦闘員18人を殺害(2019年10月14日)

ダーイシュ(イスラーム国)に近いアアマーク通信(10月14日付)は、ダーイシュがラッカ県のカラーマ村に近いクサイバ村で爆弾を爆破し、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の戦闘員10人を殺害したと伝えた。

同通信はまた、12日にもダイル・ザウル県ズィーバーン町でシリア民主軍の車輌を攻撃し、8人を殺害したと伝えた。

AFP, October 14, 2019、ANHA, October 14, 2019、AP, October 14, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 14, 2019、Reuters, October 14, 2019、SANA, October 14, 2019、SOHR, October 14, 2019、UPI, October 14, 2019などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:シャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県から国内避難民124人がシリア政府支配地域に避難(2019年10月14日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(10月14日付)を公開し、10月13日に難民1,094人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは377人(うち女性113人、子供192人)、ヨルダンから帰国したのは717人(うち女性215人、子供366人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は436,241人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者138,338人(うち女性41,883人、子ども70,852人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者297,903人(うち女性89,410人、子ども151,919人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

45カ国で難民登録したシリア人の数は6,655,584人(うち女性1,996,675人、子供3,394,348人)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 665,521人(うち女性199,951人、子供339,693人)となった。

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一方、国内避難民124人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは124人(うち女性34人、子供11人)だった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 14, 2019をもとに作成。

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エスパー米国防長官「トルコが作戦を拡大し、シリア軍が北進しようとするシリア北東部から米軍1,000人を可能な限り早急に撤退させる」(2019年10月13日)

マーク・エスパー米国防長官は、シリアに駐留している米軍部隊約1,000人を「可能な限り早急にシリア北東部から撤退させる用意がある」と述べた。

エスパー国防大臣は「トルコが(シリアの)南部および西部で計画していたのよりも広い範囲で、攻撃を拡大する可能性があること、そしてまたシリア民主軍がアサド政権、ロシアと北部でトルコ軍の攻撃に対抗する合意を結ぼうとしていることを数時間前に知った」としたうえで、「我が軍は進軍する二つの軍隊の狭間に置かれることになる。防衛しきれない状況だ。大統領と昨晩、話し、また安全保障チームと協議した結果、我々は北部からの米軍撤退を開始する命令を下した」と述べた。

BBC(10月13日付)などが伝えた。

AFP, October 13, 2019、ANHA, October 13, 2019、AP, October 13, 2019、BBC, October 13, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 13, 2019、Reuters, October 13, 2019、SANA, October 13, 2019、SOHR, October 13, 2019、UPI, October 13, 2019などをもとに作成。

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トルコのアクタイ大統領顧問「シリア軍がアレッポ県のマンビジュ市やトルコ国境に近いユーフラテス川東岸に入った場合、トルコ軍との戦闘もあり得る」(2019年10月13日)

トルコのヤスィン・アクタイ大統領顧問は、シリア軍がアレッポ県のマンビジュ市やトルコ国境に近いユーフラテス川東岸に入った場合、これに対抗すると述べた。

スプートニク・ニュース(10月13日付)によると、アクタイ顧問は「シリア軍は今も、シリアの領土を分割し、分離国家を建設しようとしているテロ組織(人民防衛隊(YPG)のこと)と戦うことなどできていない。にもかかわらず、シリア軍はトルコ軍と戦う用意をしている。そんなことができるとでも言うのなら、どうぞやってもらいたい」としたうえで、「シリア軍はシリア北東部でトルコがやっていることに抗い、前進を食い止めようとしている。両軍の間で戦闘が発生することもあるだろう」と述べた。

また「シリア軍がシリア北東部の治安と安全を実現できるのなら、なぜ今まで待っていたのだ。なぜトルコ軍が進軍する前にシリア北東部に進軍しようとするのだ?! シリア軍に力などない…。シリア北東部に入って、だれと戦うのか? 米軍、あるいはクルディスタン労働者党(PKK)/人民防衛隊(YPG)の政体と戦うのか? あるいはトルコか? この地域に向かう前に考えるべきだ。事態を複雑化させるだけだ」と付言した。

一方、シリア民主軍がアレッポ県マンビジュ市などへのシリア軍の展開を認めたとの報道に関しては「このニュースが本当ならば、アサド政権がクルドと協力することになる…。これはトルコに敵対する兆候とみなし得る」と述べた。

AFP, October 13, 2019、ANHA, October 13, 2019、AP, October 13, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 13, 2019、Reuters, October 13, 2019、SANA, October 13, 2019、SOHR, October 13, 2019、Sputnik News, October 13, 2019、UPI, October 13, 2019などをもとに作成。

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シリア政府とYPG主体のシリア民主軍の代表が、シリア駐留ロシア軍の司令部があるフマイミーム航空基地で会談、トルコの侵攻阻止について協議(2019年10月13日)

ロイター通信(10月13日付)は、クルド人匿名政治家の情報だとして、シリア政府と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の代表が、シリア駐留ロシア軍の司令部があるラタキア県のフマイミーム航空基地で会談したと伝えた。

会談では、シリア北東部へのトルコの侵攻(「平和の泉」作戦)継続を阻止する方途について意見が交わされたという。

AFP, October 13, 2019、ANHA, October 13, 2019、AP, October 13, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 13, 2019、Reuters, October 13, 2019、SANA, October 13, 2019、SOHR, October 13, 2019、UPI, October 13, 2019などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県からラッカ県ラサーファ市に入り、タブカ市に向かっていたシリア軍第4師団、共和国護衛隊、「イランの民兵」の増援部隊を米主導の有志連合が爆撃(2019年10月13日)

ジュルフ・ニュース(10月13日付)は、シリア軍第4師団、共和国護衛隊、イラン・イスラーム革命防衛隊の傘下にあるイマーム・ムハンマド・バーキル旅団が、ダイル・ザウル県からラッカ県ラサーファ砂漠の要衝であるラサーファ市に向けて増援部隊約400人を派遣したと伝えた。

車列は、シリア政府と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、アレッポ県マンビジュ市一帯とアイン・アラブ市一帯へのシリア軍部隊の展開を合意したことを受けたもの。

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しかし、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合がラッカ市南西部のラサーファ市一帯に展開したこの車列を爆撃した。

車列が爆撃を受けたのはタブカ市に至る街道上だという。

爆撃は、同地へのシリア・ロシア軍の展開を阻止することが目的と思われる。

AFP, October 13, 2019、ANHA, October 13, 2019、AP, October 13, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 13, 2019、Jurf News, October 13, 2019、Reuters, October 13, 2019、SANA, October 13, 2019、SOHR, October 13, 2019、UPI, October 13, 2019などをもとに作成。

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シリア政府とYPG主体のシリア民主軍は北・東シリア自治局支配下のマンビジュ市、アイン・アラブ市へのシリア軍展開を合意(2019年10月13日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は声明を出し、北・東シリア自治局の支配下にある国境地帯にシリア軍が展開することでシリア政府と合意したと発表した。

声明のなかで、シリア民主軍は「シリア民主軍は2014年から2019年に、アイン・アラブから、ラッカ、そしてダイル・ザウルにおいてテロと戦い、11,000人以上が死亡、24,000人が負傷した…。シリア政府は国境を防衛し、シリアの主権を維持し、トルコの攻撃を阻止しなければならない」としたうえで、「合意は、アフリーンなどのトルコによって占領されたシリアの都市や土地を解放する機会を与えることになるだろう」と表明した。

この合意に関して、人民防衛隊(YPG)を主体とするシリア民主軍に近い複数のメディアは、シリア民主軍とシリア政府が、ロシアの仲介のもとに、アレッポ県のマンビジュ市とアイン・アラブ市へのシリア軍の進駐に合意したと伝えた。

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この合意を受け、SANA(10月13日付)は、シリア軍地上部隊が、トルコ軍が侵攻しているシリア北東部に進軍を開始し、ハサカ市内では、住民が街頭でこれを支持・歓迎していると伝えた。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(10月13日付)が、複数の地元筋の話として伝えたところによると、合意を受けて、シリア軍地上部隊がマンビジュ市近郊のワリーダ村、ジャームース村に入り、複数の陣地を設営した。

シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊が展開したのは、アレッポ県アリーマ町とトルコ占領下にあるアウン・ダーダート村の境界地域。

一方、ドゥラル・シャーミーヤによると、車輌8台からなる米軍の車列がマンビジュ市西のアリーマ町に近いサイーディーヤ基地から退去した。

AFP, October 13, 2019、ANHA, October 13, 2019、AP, October 13, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 13, 2019、Jurf News, October 13, 2019、Reuters, October 13, 2019、SANA, October 13, 2019、SOHR, October 13, 2019、UPI, October 13, 2019などをもとに作成。

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シリア民主軍のアブディー総司令官「米国がシリア北東部へのトルコの侵攻を阻止しないのなら、ロシア、シリア政府と合意を交わす。米軍は出て行くべきだ」(2019年10月13日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のマズルーム・アブディー(マズルーム・コバネ)総司令官は12日のウィリアム・ロバーク元駐バーレーン米国大使との会談で、米国がシリア北東部へのトルコの侵攻(「平和の泉」作戦)継続を阻止しなければ、「ロシア、シリア政府と合意を交わし、トルコの攻撃を停止させ、シリア北東部の領空を掌握させることになる」と述べた。

アブディー総司令官はまた、トルコの攻撃を停止させ、停戦を仲介するよう求めるための書簡を米国務省に送ると付言し、「それができないのであればシリア北東部から撤退すべきだ」と強調した。

CNN(10月13日付)が伝えた。

AFP, October 13, 2019、ANHA, October 13, 2019、AP, October 13, 2019、CNN, October 13, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 13, 2019、Reuters, October 13, 2019、SANA, October 13, 2019、SOHR, October 13, 2019、UPI, October 13, 2019などをもとに作成。

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ハサカ県のカーミシュリー市、ハサカ市、ダイル・ザウル県のシュマイティーヤ市で、トルコによるシリア北東部への侵攻を非難するデモ(2019年10月13日)

SANA(10月13日付)は、ハサカ県のカーミシュリー市、ハサカ市、ダイル・ザウル県のシュマイティーヤ市で、トルコによるシリア北東部侵攻(「平和の泉」作戦)を非難し、トルコ軍と米軍の撤退、シリア軍による国土防衛を訴えるデモが行われ、住民らが参加したと伝えた。

AFP, October 13, 2019、ANHA, October 13, 2019、AP, October 13, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 13, 2019、Reuters, October 13, 2019、SANA, October 13, 2019、SOHR, October 13, 2019、UPI, October 13, 2019などをもとに作成。

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