ラタキア市沖を震源とする地震が発生(2020年4月3日)

4月3日午後9時15分頃、ラタキア県ラタキア市沖を震源とする地震が発生し、ラタキア県、タルトゥース県、ハマー県、ヒムス県、アレッポ県で揺れが確認された。

シリアの国立地震センターが発表したところによると、震源地はラタキア市沖約65キロ、深さ約20キロで、地震の規模はマグニチュード4.7。

また午後21時26分にも、ラタキア市沖48キロ、深さ9キロを震源とするマグニチュード2.5の余震が発生した。

SANA(4月3日付)が伝えた。

https://www.facebook.com/nec.gov.sy/photos/a.827173097477125/1371476403046789/?type=3&theater

AFP, April 3, 2020、ANHA, April 3, 2020、AP, April 3, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 3, 2020、Reuters, April 3, 2020、SANA, April 3, 2020、SOHR, April 3, 2020、UPI, April 3, 2020などをもとに作成。

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トルコの支援を受けるいわゆる「自由警察」が、新型コロナウイルス対策として、トルコ占領下のアフリーン市での集会を禁止(2020年4月3日)

アレッポ県では、トルコの支援を受ける警察(内務治安部隊、いわゆる「自由警察」)が、新型コロナウイルス対策として、トルコの占領下にあるアフリーン市での集会を禁止したと発表した。

ドゥラル・シャーミーヤ(4月3日付)が伝えた。

AFP, April 3, 2020、ANHA, April 3, 2020、AP, April 3, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 3, 2020、Reuters, April 3, 2020、SANA, April 3, 2020、SOHR, April 3, 2020、UPI, April 3, 2020などをもとに作成。

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イスラエル人ジャーナルスト「この7月にアサドは権力の座から永遠に追われる」(2020年4月3日)

イスラエル人ジャーナリストのエディ・コーヘン氏はツイッターのアカウント(https://twitter.com/EdyCohen)で、外国筋から得た情報だとして、「この7月にアサドは権力の座から永遠に追われる」と綴った。

https://twitter.com/EdyCohen/status/1245734195185491969

モサドに近いとされるコーヘン氏はまた、「バッシャール・アサドは、自らの国を破壊し、国民を追放した末に、20年にわたる統治を終える」と付言した。

AFP, April 3, 2020、ANHA, April 3, 2020、AP, April 3, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 3, 2020、Reuters, April 3, 2020、SANA, April 3, 2020、SOHR, April 3, 2020、UPI, April 3, 2020などをもとに作成。

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ハサカ県マーリキーヤ市の国内避難民キャンプでの火災で子供4人死亡(2020年4月3日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマーリキーヤ(ダイリーク)市に設置されているノウルーズ国内避難民(IDPs)キャンプで火災が発生し、子供4人が死亡、4人が負傷した。

8人は、2019年10月のトルコによる侵攻作戦(「平和の泉」作戦)を受けてラアス・アイン市から避難してきた一家。

AFP, April 3, 2020、ANHA, April 3, 2020、AP, April 3, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 3, 2020、Reuters, April 3, 2020、SANA, April 3, 2020、SOHR, April 3, 2020、UPI, April 3, 2020などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県でイラク人民防衛隊がダーイシュの襲撃を受け、10人死傷(2020年4月3日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、県南東部のブーカマール市近郊の砂漠地帯に展開するイラク人民動員隊ヌジャバー運動がダーイシュ(イスラーム国)の攻撃を受け、10人が死傷した。

AFP, April 3, 2020、ANHA, April 3, 2020、AP, April 3, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 3, 2020、Reuters, April 3, 2020、SANA, April 3, 2020、SOHR, April 3, 2020、UPI, April 3, 2020などをもとに作成。

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シリア民主軍所属部隊がマンビジュ市でダーイシュ・メンバーを殺害(2020年4月3日)

アレッポ県では、ANHA(4月3日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の傘下にあるマンビジュ軍事評議会が声明を出し、同評議会のテロ撲滅部隊がマンビジュ市内で特殊作戦を実行し、トルコの占領地から潜入し、テロを企てていたダーイシュ(イスラーム国)メンバーを殺害したと発表した。

AFP, April 3, 2020、ANHA, April 3, 2020、AP, April 3, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 3, 2020、Reuters, April 3, 2020、SANA, April 3, 2020、SOHR, April 3, 2020、UPI, April 3, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍がラッカ県アフダクー村、クーバルラク村を砲撃、兵士2人死亡(2020年4月3日)

ラッカ県では、シリア人権監視団やANHA(4月3日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がタッル・アブヤド市近郊のアフダクー村、クーバルラク村を砲撃した。

この砲撃で民家やシリア軍拠点が被害を受け、兵士2人が死亡、1人が負傷した。

シリア人権監視団によると、トルコ軍の砲撃に合わせて、トルコ軍無人航空機が飛来、上空を旋回していたという。

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アレッポ県では、ANHA(4月3日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のタッル・ジージャーン村を砲撃した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍がアブー・ラースィーン(ザルカーン)町一帯の国境地帯でパトロール活動を実施した。

AFP, April 3, 2020、ANHA, April 3, 2020、AP, April 3, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 3, 2020、Reuters, April 3, 2020、SANA, April 3, 2020、SOHR, April 3, 2020、UPI, April 3, 2020などをもとに作成。

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首相府は文化センター、オペラ・ハウスなどでの文化関連の活動停止期間を延長(2020年4月3日)

イマード・ハミース内閣の首相府は声明を出し、文化センター、オペラ・ハウスなどでのすべての文化関連の活動停止を、追って通知があるまで延長すると発表した。

文化賞は、ハミード首相の21日の指示に従い、3月22日から全県で文化関連の活動を停止していた。

AFP, April 3, 2020、ANHA, April 3, 2020、AP, April 3, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 3, 2020、Reuters, April 3, 2020、SANA, April 3, 2020、SOHR, April 3, 2020、UPI, April 3, 2020などをもとに作成。

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シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県ザーウィヤ山一帯を砲撃(2020年4月3日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから29日目となる4月3日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を1件(イドリブ県1件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山のカンスフラ村、ファッティーラ村、スフーフン村、カフル・ウワイド村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

また、シリア軍と「イランの民兵」がカフルナブル市、ハザーリーン村、ファッティーラ村一帯に増援部隊を派遣した。

一方、トルコ軍は、戦車、装甲車など35輌からなる車列をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

AFP, April 3, 2020、ANHA, April 3, 2020、AP, April 3, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 3, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, April 3, 2020、Reuters, April 3, 2020、SANA, April 3, 2020、SOHR, April 3, 2020、UPI, April 3, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民・国内避難民(IDPs)の帰還なし(2020年4月3日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月3日付)を公開し、4月2日に帰還した難民はいなかったと発表した。

2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は577,853人。

内訳は、レバノンからの帰還者182,605人(うち女性55,179人、子ども93,427人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,715,172人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は807,133人(うち女性242,455人、子供411,918人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 3, 2020をもとに作成。

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