ロシア難民受入移送居住センター:難民・国内避難民(IDPs)の帰還なし(2020年5月9日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月9日付)を公開し、5月8日に帰還した難民はいなかったと発表した。

2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は579,123人。

内訳は、レバノンからの帰還者183,875人(うち女性55,298人、子ども93,497人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,711,790人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は808,053人(うち女性242,474人、子供411,938人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 9, 2020をもとに作成。

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フッラース・ディーン機構のアブー・ハマーム・シャーミーを名乗る人物がシャーム解放機構を批判(2020年5月8日)

フッラース・ディーン機構のアブー・ハマーム・シャーミーを名乗る人物が、ラマダーン月15日(5月8日)付で「破壊のつるはし」と題した声明を出し、「シャーム解放機構の兵たちよ、救いは救い、安心は安心。我々はことの深刻さを警告すると伝える」と表明し、批判した。


AFP, May 15, 2020、ANHA, May 15, 2020、AP, May 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 15, 2020、Reuters, May 15, 2020、SANA, May 15, 2020、SOHR, May 15, 2020、UPI, May 15, 2020などをもとに作成。

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シャーム解放機構はロシア・トルコ両軍によるM4高速道路での合同パトロールに異議(2020年5月8日)

シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構は声明を出し、ロシア・トルコ両軍によるイドリブ県内のM4高速道路での合同パトロールに改めて異議を唱えた。

シャーム解放機構は「修復されしシリア革命は、それを弱化させようとする多くの計画に直面している。しかし、その担い手たちは今も革命の原則を守っており、各戦線で民衆運動の支援を受け、ムジャーヒディーンの銃をもって革命を防衛している…多くの住民、活動家、ジャーナリストが「尊厳の座り込み」を行うために繰り出し、敵に対峙し、ロシア占領軍の通行に拒否の姿勢を表明した。我々は、解放区の住民に根付いた生きた革命の鼓動を表現するこの座り込みを祝福する」と表明したうえで、ロシア軍に対抗するよう呼びかけた。

AFP, May 8, 2020、ANHA, May 8, 2020、AP, May 8, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 8, 2020、Reuters, May 8, 2020、SANA, May 8, 2020、SOHR, May 8, 2020、UPI, May 8, 2020などをもとに作成。

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米軍がダイル・ザウル県に新たな基地を建設(2020年5月8日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合が兵站物資を積んだ大型トレーラーや装甲車など50輌あまりからなる車列をシャッダーディー市に違法に設置されている基地に派遣した。

また、カスラク村に違法に設置されている基地には、武器や装備を積んだ貨物機が着陸した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合軍が、ジャズラート村にこの数日間で300輌以上の車輌を派遣、新たな基地を設置した。

AFP, May 8, 2020、ANHA, May 8, 2020、AP, May 8, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 8, 2020、Reuters, May 8, 2020、SANA, May 8, 2020、SOHR, May 8, 2020、UPI, May 8, 2020などをもとに作成。

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アレッポ県ダーラ・イッザ市でシャーム解放機構による元司令官処刑の決定に抗議するデモ(2020年5月8日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーラ・イッザ市で、シャーム解放機構による元司令官処刑の決定に抗議するデモが発生した。

処刑が決定された元司令官は、ダーイシュ(イスラーム国)を離反し、シャーム解放機構に参加したメンバーで、2年前にシャーム解放機構に逮捕されていたという。

AFP, May 8, 2020、ANHA, May 8, 2020、AP, May 8, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 8, 2020、Reuters, May 8, 2020、SANA, May 8, 2020、SOHR, May 8, 2020、UPI, May 8, 2020などをもとに作成。

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ラマダーン月15日となる5月8日、各地のモスクで集団礼拝が行われる(2020年5月8日)

SANA(5月8日付)は、ラマダーン月15日となる5月8日、各地のモスクで集団礼拝が行われたと伝え、写真や映像を公開した。

宗教関係省は4日、新型コロナウイルス感染症対策として規制していたモスクでの礼拝に関して、5月8日(ラマダーン月15日)金曜日午後の集団礼拝を、マスクの着用、礼拝者どうしのソーシャル・ディスタンス確保などといった感染防止対策を徹底したうえで、解禁することを決定していた。

AFP, May 8, 2020、ANHA, May 8, 2020、AP, May 8, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 8, 2020、Reuters, May 8, 2020、SANA, May 8, 2020、SOHR, May 8, 2020、UPI, May 8, 2020などをもとに作成。

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保健省は政府支配地域で新たに2人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、2人が回復したと発表(2020年5月8日)

保健省は政府支配地域で新たに2人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、2人が回復したと発表した。

これにより、5月8日現在の同地での感染者数は計47人、うち死亡したのは3人、回復したのは29人となった。

SANA(5月8日付)が伝えた。

AFP, May 8, 2020、ANHA, May 8, 2020、AP, May 8, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 8, 2020、Reuters, May 8, 2020、SANA, May 8, 2020、SOHR, May 8, 2020、UPI, May 8, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍がイドリブ県サラーキブ市内にあるシリア軍拠点を砲撃(2020年5月8日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから64日目となる5月8日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を3件(イドリブ県3件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を3件(イドリブ県3件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がシリア政府支配下のサラーキブ市内にあるシリア軍拠点を砲撃した。

トルコ軍はまた、兵站物資などを積んだ車輌数十両からなる車列を、カフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

一方、シリア軍が県東部の政府支配地域内に潜入していた自由人軍のメンバー2人を捕捉した。

また、フーア市近郊のサワーギヤ町にあるシャーム軍団の拠点が何者かの襲撃を受け、戦闘となった。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ダブスィー・アフナーン村で空軍情報部の士官1人が何者かの襲撃を受けて、殺害された。

AFP, May 8, 2020、ANHA, May 8, 2020、AP, May 8, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 8, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 8, 2020、Reuters, May 8, 2020、SANA, May 8, 2020、SOHR, May 8, 2020、UPI, May 8, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民・国内避難民(IDPs)の帰還なし(2020年5月8日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月8日付)を公開し、5月7日に帰還した難民はいなかったと発表した。

2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は579,123人(数値修正)。

内訳は、レバノンからの帰還者183,875人(うち女性55,298人、子ども93,497人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国――数値修正)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,711,790人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は808,053人(うち女性242,474人、子供411,938人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 8, 2020をもとに作成。

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米トランプ政権はシリアへの制裁を1年延長(2020年5月7日)

米ホワイト・ハウスは声明を出し、「ドナルド・トランプ大統領がアサド政権に対する制裁を1年延長することに同意した」と発表した。

延長されたのは、2003年のシリア問責法に基づいて2004年に発動された制裁。

AFP, May 8, 2020、ANHA, May 8, 2020、AP, May 8, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 8, 2020、Reuters, May 8, 2020、SANA, May 8, 2020、SOHR, May 8, 2020、UPI, May 8, 2020などをもとに作成。

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ジェフリー米国務省シリア問題担当特使「マフルーフ氏とアサド大統領の対立は特に重要だ」(2020年5月7日)

ジェームズ・ジェフリー米国務省シリア問題担当特使は記者会見で、「ロシアはアサドと共謀し、シリア戦闘員に加えて、おそらくシリア以外の国の戦闘員を装備とともにリビアに派遣している…。戦場はますます複雑さを増している」と批判した。

一方、アサド大統領のいとこでビジネスマンのラーミー・マフルーフ氏が経営に深く関わっているシリアテルやMTNが追徴課税を課せられている問題に関して、次のように述べた。

シリア大統領とマフルーフの対立は、後者がシリア経済を支配していることを踏まえると重要な問題だ…。アサドに近いマフルーフは、シリアを50年にわたり支配しているアラウィー派におけるビッグ・プレーヤーだ。

この対立には2通りの解釈が可能だ。第1は、「最後のわら一本がラクダの背中を折る」というものだ。そうであって欲しい。しかし、実際にそうだったとは考えていない。一方第2は、シリア政府がシリア・ポンドの暴落で大きな経済的圧力に晒されていて、燃料や日常的な食糧品を確保するのが困難になっている、というものだ…。我々はまだ結論に達していないが、21世紀最悪の体制が汚点を暴露しているという点で、前例のない動きだと考えている。

マフルーフとの対立は特に重要だ。なぜなら、シリア政府が、自らの住み処を浄化し、マフルーフのような人物から(粛清を)始めようとすることで、ロシアからの圧力に対応しようとする努力を見て取れるからだ。また、ロシアがこうした人物を支援し、アサドがやっていることに懸念を示しているとのいう噂にも注目している。

AFP, May 8, 2020、ANHA, May 8, 2020、AP, May 8, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 8, 2020、Reuters, May 8, 2020、SANA, May 8, 2020、SOHR, May 8, 2020、UPI, May 8, 2020などをもとに作成。

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英ミドル・イースト・アイ「マフルーフ氏はシリア国内におり、まだ逮捕されていない」(2020年5月7日)

英国のミドル・イースト・アイ(5月7日付)は、アサド大統領のいとこで、自身が経営に深く関与しているシリアテルとMTNが追徴課税を求められて、窮地に立たされているビジネスマンのラーミー・マフルーフ氏が、シリア国内の自身の邸宅の一つにいると伝え、アラブ首長国連邦に滞在しているとの情報を否定した。


同サイトによると、マフルーフ氏は「まだ逮捕されていない」という。

なお、エミレーツ・アフェアーズは昨年末、シリアの複数の情報筋の話として、関税未払いを理由に財務省がマフルーフ氏らの資産を凍結したことを受けて、マフルーフ氏が近くUAEを去る予定だと伝えていた。

AFP, May 7, 2020、ANHA, May 7, 2020、AP, May 7, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 7, 2020、Middle East Eye, May 7, 2020、Reuters, May 7, 2020、SANA, May 7, 2020、SOHR, May 7, 2020、UPI, May 7, 2020などをもとに作成。

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シリア民主軍と有志連合はダーイシュの次期カリフと目されていたアブドゥッラー・カルダーシュ氏をダイル・ザウル県で逮捕(2020年5月7日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は声明を出し、同軍が米軍主導の有志連合の支援を受けて、ダイル・ザウル県のザッル村で空挺作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)の次期カリフと目されていたアブドゥッラー・カルダーシュ氏を拘束したと発表した。

なお、この人物が、ダーイシュ自身がアブー・バクル・バグダーディー氏死後に新カリフに就任したと発表していたアブー・イブラーヒーム・クラシーと同一人物なのかは不明。

AFP, May 7, 2020、ANHA, May 7, 2020、AP, May 7, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 7, 2020、Reuters, May 7, 2020、SANA, May 7, 2020、SOHR, May 7, 2020、UPI, May 7, 2020などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県東グータ地方で治安当局がホワイト・ヘルメットの元メンバーら14人を逮捕(2020年5月7日)

サウト・アースィマ(5月7日付)は、ダマスカス郊外県の東グータ地方で5日と6日、治安当局がホワイト・ヘルメットの元メンバーを含む住民多数を新たに逮捕したと伝えた。
同サイトによると、共和国護衛隊のパトロール部隊がアイン・タルマー村でパトロール活動を実施、ホワイト・ヘルメットの元メンバーを含む14人を逮捕したという。

AFP, May 7, 2020、ANHA, May 7, 2020、AP, May 7, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 7, 2020、Reuters, May 7, 2020、SANA, May 7, 2020、Sawt al-‘Asima, May 7, 2020、SOHR, May 7, 2020、UPI, May 7, 2020などをもとに作成。

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トルコ占領下のアフリーン市で国民軍に所属する東部自由人連合とシャーム戦線が交戦(2020年5月7日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のアフリーン市で国民軍に所属する東部自由人連合が、同じく国民軍に所属するシャーム戦線の士官の自宅(アシュラフィーヤ地区)を襲撃、拘束しようとしたが、シャーム戦線と国民軍憲兵隊が応戦し、戦闘となった。

これを受けて、国民軍に所属するアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動がジンディールス町一帯に配置していた部隊をアフリーン市に派遣した。
国民軍憲兵隊がアフリーン市内に展開し、厳戒態勢を敷いた。

AFP, May 7, 2020、ANHA, May 7, 2020、AP, May 7, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 7, 2020、Reuters, May 7, 2020、SANA, May 7, 2020、SOHR, May 7, 2020、UPI, May 7, 2020などをもとに作成。

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ダーイシュはヒムス県、ダイル・ザウル県でシリア軍、シリア民主軍を攻撃、13人を殺害(2020年5月7日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がスフナ市とダイル・ザウル県シューラー村の間に位置する地域でシリア軍と親政権民兵を襲撃し、士官1人を含む11人を殺害した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が南東部のバーグーズ村で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車輌を襲撃し、2人を殺害した。

一方、クーリーヤ市近郊の砂漠では、国防隊の車輌が地雷の爆発に巻き込まれて、2人が死亡した。

AFP, May 7, 2020、ANHA, May 7, 2020、AP, May 7, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 7, 2020、Reuters, May 7, 2020、SANA, May 7, 2020、SOHR, May 7, 2020、UPI, May 7, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍がアルーク村の揚水所を再び止水、タッル・アブヤド市近郊を砲撃しシリア民主軍兵士1人を殺害、シリア軍兵士ら3人を負傷させる(2020年5月7日)

ハサカ県では、ANHA(5月7日付)によると、ラアス・アイン市近郊のアルーク村にある揚水所に駐留するトルコ軍部隊とその支援を受ける国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ市およびその周辺地域への水道水の供給を停止した。

ANHAによると、トルコ軍と国民軍がアルーク村にある揚水所を止水するのは今回で6回目。

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ラッカ県では、ANHA(5月7日付)によると、トルコ軍がタッル・アブヤド市近郊のアフダクー村を砲撃、シリア軍兵士2人が負傷した。

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、この砲撃により、シリア軍兵士2人が負傷するとともに、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の兵士1人が死亡、1人が負傷したという。

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アレッポ県では、ANHA(5月7日付)によると、ロシア軍とトルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・アラブ(コバネ)市東の国境地帯で合同パトロールを実施した。


AFP, May 7, 2020、ANHA, May 7, 2020、AP, May 7, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 7, 2020、Reuters, May 7, 2020、SANA, May 7, 2020、SOHR, May 7, 2020、UPI, May 7, 2020などをもとに作成。

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アサド大統領は第3期人民議会選挙の投票日を7月19日に延期(2020年5月7日)

アサド大統領は2020年政令第121号を施行し、第3期人民議会選挙の投票日を5月20日から7月19日に延期することを決定した。

人民議会選挙の投票が延期されるのは2回目。

アサド大統領は、新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するため、3月14日に2020年政令第86号を施行し、当初予定されていた投票日を4月13日から5月20日に延期していた。

AFP, May 7, 2020、ANHA, May 7, 2020、AP, May 7, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 7, 2020、Reuters, May 7, 2020、SANA, May 7, 2020、SOHR, May 7, 2020、UPI, May 7, 2020などをもとに作成。

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イドリブ県ではシャーム解放機構がシリア軍を砲撃し、兵士多数死傷(2020年5月7日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから63日目となる5月7日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

トルコ側の監視チームも停戦違反を確認しなかった。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍とトルコ軍がM4高速道路のタルナバ村からアリーハー市近郊に至る区間で合同パトロールを実施した。

パトロールの実施に合わせて、ロシア軍の無人航空機(ドローン)複数機が、バーラ村、アリーハー市、マストゥーマ村などの上空を旋回し、偵察活動を行った。

一方、シャーム解放機構は、ザーウィヤ山地方のカンスフラ村一帯に展開するシリア軍部隊を砲撃し、シリア軍側に複数の死傷者が出た。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月7日付)によると、シャーム解放機構はカンスフラ村一帯に潜入しようとしたシリア軍部隊を迎撃し、兵士らを殺傷したという。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、治安当局がムサーラマ家の青年を逮捕したことに抗議するデモがダルアー市内で発生した。

デモ参加者は、ダルアー市ダルアー・バラド地区とマハッタ地区を結ぶ街道を、タイヤを燃やすなどして封鎖した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、バイト・ジン村で何者かがシリア軍第4師団の兵士を襲撃、殺害した。

AFP, May 7, 2020、ANHA, May 7, 2020、AP, May 7, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 7, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 7, 2020、Reuters, May 7, 2020、SANA, May 7, 2020、SOHR, May 7, 2020、UPI, May 7, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民・国内避難民(IDPs)の帰還なし(2020年5月7日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月7日付)を公開し、5月6日に帰還した難民はいなかったと発表した。

2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は578,773人。

内訳は、レバノンからの帰還者183,525人(うち女性55,198人、子ども93,447人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,711,790人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は808,053人(うち女性242,474人、子供411,938人)。

CENTCOM, May 7, 2020をもとに作成。

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リビアへの戦闘員派遣に反対する国民軍所属組織の70人あまりが離反(2020年5月6日)

シリア人権監視団は、トルコがアレッポ県、ラッカ県、ハサカ県北部の占領地、いわゆる「ユーフラテスの盾」、「オリーブの枝」、「平和の泉」地域で活動を続ける国民軍所属組織に対してリビアへの戦闘員派遣を要請していることに反発し、スルターン・ムラード師団の戦闘員70人あまりが離反したと発表した。

AFP, May 6, 2020、ANHA, May 6, 2020、AP, May 6, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 6, 2020、Reuters, May 6, 2020、SANA, May 6, 2020、SOHR, May 6, 2020、UPI, May 6, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍国境警備隊が、アイン・アラブ市近郊のロシア軍監視所を銃撃、シリア民主軍の兵士1人を殺害(2020年5月6日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍の国境警備隊が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・アラブ(コバネ)市西約8キロの地点に設置されているロシア軍の監視所を銃撃、監視所に駐留していた人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の兵士1人を殺害、複数人を負傷させた。

AFP, May 6, 2020、ANHA, May 6, 2020、AP, May 6, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 6, 2020、Reuters, May 6, 2020、SANA, May 6, 2020、SOHR, May 6, 2020、UPI, May 6, 2020などをもとに作成。

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トルコ占領下のラアス・アイン市(ハサカ県)で住民が国民軍の退去を求める(2020年5月6日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のラアス・アイン市住民が、トルコの支援を受ける国民軍どうしの不和や戦闘に抗議し、同市からの退去を要請した。

ラアス・アイン市では4月27日に国民軍に所属する第20師団と東部自由人連合がラアス・アイン市近郊のハルウーニー村、アドワーニーヤ村一帯で激しく交戦していた。

一方、トルコ軍はアレッポ県北部で活動している国民軍の戦闘員とその家族を大型バス8台に分乗させ、ラアス・アイン市に移住させた。

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アレッポ県では、ANHA(5月6日付)によると、トルコ占領下のシャッラー村で国民軍の車輌に仕掛けられていた爆弾が爆発した。

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ラッカ県では、ANHA(5月6日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市を砲撃した。

AFP, May 6, 2020、ANHA, May 6, 2020、AP, May 6, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 6, 2020、Reuters, May 6, 2020、SANA, May 6, 2020、SOHR, May 6, 2020、UPI, May 6, 2020などをもとに作成。

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大学は5月31日から授業を再開(2020年5月6日)

イマード・ハミース内閣の新型コロナウイルス感染症対策チームは、大学や研究所での授業再開に関する高等教育科学研究省のヴィジョンを聴取、これを承認した。

ハミース内閣は3月13日の閣議で、3月14日から公立および私立の大学、小中高等学校、専門学校での授業を中止することを決定していた。

高等教育科学研究省のヴィジョンでは、5月31日に授業を再開し、8月9日を第2学期の試験日、8月15日を高等教育認定試験の試験日、7月26日を技術高等専門学校の試験日、5月31日をオープン・エデュケーションの第1学期の試験開始日と定めている。

SANA(5月6日付)が伝えた、

AFP, May 6, 2020、ANHA, May 6, 2020、AP, May 6, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 6, 2020、Reuters, May 6, 2020、SANA, May 6, 2020、SOHR, May 6, 2020、UPI, May 6, 2020などをもとに作成。

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保健省は政府支配地域で新たに1人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表(2020年5月6日)

保健省は政府支配地域で新たに1人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。

これにより、5月1日現在の同地での感染者数は計45人、うち死亡したのは3人、回復したのは27人となった。

SANA(5月6日付)が伝えた。

AFP, May 6, 2020、ANHA, May 6, 2020、AP, May 6, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 6, 2020、Reuters, May 6, 2020、SANA, May 6, 2020、SOHR, May 6, 2020、UPI, May 6, 2020などをもとに作成。

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マフルーフ氏に近い『ワタン』のアブドゥラッブフ編集長は逮捕されたとの一部情報を否定(2020年5月6日)

日刊紙『ワタン』のワッダーフ・アブドゥラッブフ編集長はフェイスブック(https://www.facebook.com/waddah.a.rabbo)で、「夜更かしは深刻なダメージを与えるということは証明済みだ。皆が幸せな朝を迎えていることと思う。ところで、彼らには思いやること以外のことはできない」と書き込み、ラーミー・マフルーフ氏が経営に関わるシリアテルやMTNへの追徴課税問題との関連で逮捕されたとの一部情報を否定したと伝えた。

AFP, May 6, 2020、ANHA, May 6, 2020、AP, May 6, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 6, 2020、Reuters, May 6, 2020、SANA, May 6, 2020、SOHR, May 6, 2020、UPI, May 6, 2020、al-Watan, May 6, 2020などをもとに作成。

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トルキスタン・イスラーム党はイドリブ県の火力発電所を破壊(2020年5月6日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから62日目となる5月6日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を1件(イドリブ県1件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認した。

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イドリブ県では、SANA(5月6日付)によると、中国新疆ウィグル自治区出身者を中心に構成されるトルキスタン・イスラーム党がジスル・シュグール市近郊のザイズーン火力発電所の冷却塔を爆破、これを破壊した。

シリア人権監視団によると、火力発電所は、2015年3月にイドリブ県が「ファトフ軍」によって制圧されて以降、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルキスタン・イスラーム党によって分割管理されてきた。

両組織は、発電所の設備や備品を数年間にわたって持ち出しては、イドリブ県の廃品業者に売却していたという。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍はアーフィス村一帯で「決戦」作戦司令室と交戦した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

AFP, May 6, 2020、ANHA, May 6, 2020、AP, May 6, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 6, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 6, 2020、Reuters, May 6, 2020、SANA, May 6, 2020、SOHR, May 6, 2020、UPI, May 6, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民・国内避難民(IDPs)の帰還なし(2020年5月6日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月6日付)を公開し、5月5日に帰還した難民はいなかったと発表した。

2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は578,773人。

内訳は、レバノンからの帰還者183,525人(うち女性55,198人、子ども93,447人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,711,790人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は808,053人(うち女性242,474人、子供411,938人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 6, 2020をもとに作成。

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国際司法会議所(ゲルニカ37)はマフルーフに滞在先を提供しないようUAEに呼びかける(2020年5月5日)

英国のロンドンに本部を置く国際司法会議所(ゲルニカ37)は声明を出し、シリアのアサド政権の犯罪を支援、荷担してきたラーミー・マフルーフ氏を訴追するよう国際社会に呼びかけた。

声明によると、マフルーフ氏は、現在UAEに滞在していると思われ、米財務省による制裁にもかかわらず、シリア社会の破壊と数十万もの無垢の市民の殺戮において重要な役割を果てしてきたと考えられており、UAEに対して、国際法を遵守し、彼に滞在先を与えないよう呼びかけた。

AFP, May 6, 2020、ANHA, May 6, 2020、AP, May 6, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 6, 2020、Guernica 37, May 6, 2020、Reuters, May 6, 2020、SANA, May 6, 2020、SOHR, May 6, 2020、UPI, May 6, 2020などをもとに作成。

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フォード前駐シリア米大使「マフルーフの語りは、アサド大統領がムハーバラートの惨めな者どもを満足させ続けなければならないと考えていることを思い起こさせる」(2020年5月5日)

ロバート・フォード前駐シリア米大使は『シャルク・アウサト』紙(5月5日付)に「マフルーフ一族の邸宅での晩餐」と題したコラムを寄稿し、そのなかで、ラーミー・マフルーフ氏が経営に深く関与しているシリアテルとMTNに対する追徴課税に関して、治安機関がアサド大統領の支配を維持しており、そのことがマフルーフ氏への粛清の理由だとの見方を示した。

フォード前大使は「シリアの支配エリート内の分裂が近く政治移行をもたらすことは思わない」とする一方、「バッシャールと結婚以前、ロンドンのJP・モーガン投資銀行でマネージャーを務めていたアスマー・アサド(アフラス)は…ラーミーのトリックに対応する能力がある」、「マーヒル・アサドの取り巻きの一人であるビジネスマンのハドル・ターヒルが一部経済部門でラーミー・マフルーフと競おうとしているという分析にも注目している」と指摘した。

そのうえで「治安機関はバッシャールに忠誠を誓う影のような存在だ。フェイスブックを通じたラーミー(・マフルーフ)の語りは、バッシャールがムハーバラートの惨めな者どもを満足させ続けなければならないと考えていることを思い起こさせる」と締めくくった。

AFP, May 6, 2020、ANHA, May 6, 2020、AP, May 6, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 6, 2020、Reuters, May 6, 2020、SANA, May 6, 2020、al-Sharq al-Awsat, May 5, 2020、SOHR, May 6, 2020、UPI, May 6, 2020などをもとに作成。

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