シリア国際貨物業者連合のシャッアール代表「サウジアラビアはシリア人貨物ドライバーに入国ビザを発給する決定をした」(2020年9月28日)

シリア国際貨物業者連合のナジュワー・シャッアール代表は、スプートニク・ニュース(9月27日付)に対して、サウジアラビア政府が、ヨルダン・サウジアラビア国境に設置されているハディーサ国境通行所でシリア人ドライバーへの入国ビザ発給を認める決定をしたと述べた。

AFP, September 28, 2020、ANHA, September 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2020、Reuters, September 28, 2020、SANA, September 28, 2020、SOHR, September 28, 2020、Sputnik News, September 28, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アサド大統領のいとこでビジネスマンのラーミー・マフルーフ氏は「戦争成金」を非難(2020年9月28日)

アサド大統領のいとこでビジネスマンのラーミー・マフルーフ氏はフェイスブックの自身の公式アカウント(https://www.facebook.com/RamiMakhloufSY/)で、以下の通り綴った。

**

「中東で治安当局の目を盗んで行われた最大のインチキが戦争成金のために行われている。彼らは国を貧しくすることでは飽き足らず、人道機関やそのプロジェクトを略奪することに目を向け、その資産を売却し、プロジェクトと収入のない状態で放置し、貧者をさらに貧しくし、そこから抜け出せないようにし続けている。

彼らに言いたい。アッラーの災いがふりかかるがよい、アッラーの敵どもよ。あなた方が持っているもので満足できずに、貧者の口から食事を盗みたいと思っているのか?!

私を信用して欲しい。今起こっている不正には、この件の前後で実にさまざまなツケをもたらすだろう。なぜなら、空にいる天使は、あなた方のあまりの不正にうんざりしている。私は偉大なる主にこうした悲劇を食い止めるようお願いした。だから、この不正を終わらせるという神の命令が下された。アッラーは何もかもご存知だ…。

この言葉を心に留めておくがいい…。

だから、いくつもの文書を政府に送り、何の回答もなかったので、私は今日、最高司法評議会の議長に文書を送った。この問題を彼の手に委ね、これに対処し、貧しい人々の権利を取り戻してもらうためだ。彼らには、この組織、そして彼らを守るためのプロジェクトしか残されていなかった…。アッラーが望むのなら、私はこの文書の内容を公開する。それが議長のところに届いたことを確認するために。なぜなら、誰も提出後にそれを受け取ったと正式に知らせてくれていないからだ。我々は皆、最高司法評議会の議長が、英知、公正さ、そして決意をもって問題に対処すると信頼している。とくに、社会全体の問題でもあり、この凶悪犯罪によって多くの人々が被害を受け、それはシリア社会のもっとも貧しい層にも及んでいるからだ。

議長閣下、我々はこれらの企業すべてを30年かけて設立した。いくつもの大規模プロジェクトを抱えている。アッラーに讃えあれ、それらすべては生産的かつ効率的で、我々はその所有権をラーマーク開発人道(プロジェクト民間持株会)社に寄進するかたちで移転した。これに従い、我々自身、家族、息子たちはこれらの企業の所有権と収益を放棄し、アッラーの命令のもと、これらの貧しい人々、支援を必要としている人々に資するよう与えたのです。彼らの多くは、残念ながら、貧困線以下の暮らしとなってしまった。我々は、国家、国民、指導者を裏切った雇われ犯罪者ども(戦争成金)がいることでそれができなくなってしまった。彼らは盗み、欲、そしてシリア社会の多くの階層の支配を通じてこれらのプロジェクトと収益を奪っている。問題は明白だ。貧しい人々の正義は、最高司法評議会の議長、それ用心深いアッラーの手のなかにある…。

崇高にして偉大なるアッラーの他に全能なる力はない…。」

https://www.facebook.com/RamiMakhloufSY/posts/2889047671197468

AFP, September 28, 2020、ANHA, September 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2020、Reuters, September 28, 2020、SANA, September 28, 2020、SOHR, September 28, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アゼルバイジャン、トルコはシリア人傭兵の派遣を否定:「アルメニア側からの新たな挑発」(2020年9月28日)

アゼルバイジャンのヒクメト・ハジイェヴ(Hikmet Hajiyev)大統領補佐官はロイター通信(9月28日付)に対して、「シリアからアゼルバイジャンに戦闘員が派遣されたという噂はアルメニア側からの新たな挑発であり、まったくのナンセンスだ」と否定した。

**

アゼルバイジャン国防省報道官を務めるヴァギフ・ダルガフリ(Vagif Dargahli)大佐は報道声明を出し、「シリア、中東諸国からの傭兵がカラバフでアルメニア側について戦っている」と発表した。

大佐は「インテリジェンスによると、敵はシリアをはじめとする中東諸国出身のアルメニア人傭兵多数を失った。だが、彼らはアルメニアにおいて公式に記録されていない」と主張した。

**

なお、トルコ国営のアナトリア通信(9月27日付)も、トルコがシリア人傭兵をアゼルバイジャンに派遣したとの報道を否定していた。

AFP, September 28, 2020,、Anadolu Ajansı, September 27, 2020、ANHA, September 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2020、Reuters, September 28, 2020、SANA, September 28, 2020、SOHR, September 28, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ占領下のハサカ県北部で国民軍に対する住民の抗議デモ続く(2020年9月28日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、タッル・カートゥーフ村とタッル・ズィヤーブ村で前日に続いて住民が抗議デモを行い、国民軍による相次ぐ住民拘束や犯罪行為に異議を唱えるとともに、逮捕者の釈放を要求した。

これに対して、国民軍は両村の住居に押し入り、住民多数を逮捕した。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるバーブ市近郊のスッカリーヤ村一帯で、シリア軍と国防隊が交戦した。

AFP, September 28, 2020、ANHA, September 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2020、Reuters, September 28, 2020、SANA, September 28, 2020、SOHR, September 28, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハサカ県北部で住民がロシア軍基地の設置を拒否(2020年9月28日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍部隊がマーリキーヤ(ダイリーク)市近郊でパトロールを実施した。

パトロールは同市近郊のブーザラ村に拠点を設置することを目的としていたが、住民がこれを拒否し、ロシア軍部隊は撤退を余儀なくされた。

AFP, September 28, 2020、ANHA, September 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2020、Reuters, September 28, 2020、SANA, September 28, 2020、SOHR, September 28, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハサカ県南部で米主導の有志連合が空挺作戦を実施し、ダーイシュの司令官1人を拘束(2020年9月28日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合が、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の支援を受けて、マルカダ町近郊の砂漠地帯で空挺作戦を敢行し、ダーイシュ(イスラーム国)の司令官(アミール)1人を逮捕した。

また、米主導の有志連合の大型トレーラーなど約40輌がワリード通行所を通じて、シリア領内に新たに進入した。

AFP, September 28, 2020、ANHA, September 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2020、Reuters, September 28, 2020、SANA, September 28, 2020、SOHR, September 28, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アルメニア政府はトルコによってアゼルバイジャンにシリア人傭兵4,000人が派遣され、うち81人を殺害したと発表(2020年9月28日)

アルメニア国防省のシュシャン・ステパニャン(Shushan Stepanyan)報道官は、アルツァフ共和国(アゼルバイジャンのナゴルノ・カラバフ自治州)のアライク・ハルチュニャン大統領から得た情報として、シリア人傭兵が、トルコの支援を受けるアゼルバイジャン軍とともに、アルメニアに対する攻撃に参加していると発表した。

アルメニア国営のアルメンプレス(9月28日付)がアルメニア情報センターの情報として伝えたところによると、シリア人傭兵の数は約4,000人で、27日早朝からアゼルバイジャン軍とともに攻撃を開始したという。

アルメニア統一情報センターによると、アルメニア軍はこれまでの戦闘でシリア人傭兵81人を殺害したという。

**

ロシアのインターファクス通信(9月28日付)は、ヴァルダン・トガニャン(Vardan Toghanyan)駐ロシア・アルメニア大使の話として、トルコがシリア北部からアゼルバイジャンに戦闘員4,000人を派遣したと伝えた。

トガニャン大使によると、戦闘員は、アルツァフ共和国(旧ナゴルノ・カラバフ自治州)での軍事作戦に参加している、という。

AFP, September 28, 2020、ANHA, September 28, 2020、Armenpress, September 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2020、Interfax, September 28, 2020、Reuters, September 28, 2020、SANA, September 28, 2020、SOHR, September 28, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

国民軍はトルコがアゼルバイジャンにシリア人傭兵を派遣していることを認める(2020年9月28日)

ロイター通信(9月28日付)は、トルコの占領下にあるシリア北部で活動する国民軍に所属するシリア人傭兵2人が、アルメニアとの緊張関係が続くアゼルバイジャンにトルコがシリア人戦闘員を派遣していることを認めたと伝えた。

ロイター通信が先週取材したこの2人は、月1,500米ドルの報酬を与えられて、9月25日にアゼルバイジャンに派遣される予定だが、戦闘には参加しないという。

取材を受けたうちの1人は、アレッポ県アフリーン郡で活動するシリア国民軍の担当者と任務についての調整を行ったことを明かした。

また、国民軍特殊部隊のメンバーだというもう1人は、1,000人近くのシリア人がアゼルバイジャンに派遣されると知らされていると述べた。

この2人の他にも複数のシリア人戦闘員が、匿名を条件に、700人から1,000人がアゼルバイジャンに派遣されると証言している。

AFP, September 28, 2020、ANHA, September 28, 2020、Armenpress, September 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2020、Interfax, September 28, 2020、Reuters, September 28, 2020、SANA, September 28, 2020、SOHR, September 28, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコは占領下のハサカ県タッル・アブヤド市近郊の遺丘多数を破壊・盗掘(2020年9月28日)

SANA(9月28日付)は、ラッカ県タッル・アブヤド市一帯地域を占領下に置くトルコ軍が、県北部のバリーフ渓谷にある遺丘多数を破壊し、遺跡や石碑などを盗み出していると伝えた。

文化省古物博物館総局のマフムード・ハンムード総局長がSANAの取材に対して明らかにしたところによると、破壊と盗掘が行われているのは、ハマーム・トゥルクマーン村、スハイラーン丘、アスワド丘、ジャトル丘などの遺丘。

これらの遺丘は9月に入って破壊されたという。

AFP, September 28, 2020、ANHA, September 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2020、Reuters, September 28, 2020、SANA, September 28, 2020、SOHR, September 28, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア当事者和解調整センターはシャーム解放機構がイドリブ県でシリア軍による化学兵器攻撃を偽装する準備を行っていると発表(2020年9月28日)

ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置されている当事者和解調整センターのアレクサンドル・グリンキェヴィチ(Alexander Grynkiewicz)副センター長(海軍少将)は声明を出し、シャーム解放機構がイドリブ県南部でシリア軍による化学兵器攻撃を偽装する準備を行っているとの情報を得たと発表した。

AFP, September 28, 2020、ANHA, September 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2020、Reuters, September 28, 2020、SANA, September 28, 2020、SOHR, September 28, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

北・東シリア自治局支配下のラッカ県、ダイル・ザウル県、ハサカ県でシリア民主軍兵士殺害相次ぐ(2020年9月28日)

ラッカ県では、SANA(9月28日付)によると、北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるアイン・イーサー村近郊とタッル・サマン村近郊で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の武装した車輌に仕掛けられていた爆弾が相次いで爆発し、兵士2人が死亡した。

**

ダイル・ザウル県では、SANA(9月28日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるアズバ村でシリア民主軍の車が正体不明の武装集団の襲撃を受け、兵士2人が死亡した。

また、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるハワーイジュ村でシリア民主軍の車輌が道路に仕掛けられていた爆弾の爆発に巻き込まれ、兵士1人が負傷した。

一方、シリア政府の支配下にあるアシャーラ市では、軍事治安局と国防隊が撃ち合いとなり、女性1人が巻き添えとなり死亡、住民2人が負傷した。

**

ハサカ県では、SANA(9月28日付)によると、北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるハサカ市南部郊外のハラーフィー街道でシリア民主軍の車が正体不明の武装集団の襲撃を受け、兵士2人が死亡した。

一方、ANHA(9月28日付)によると、ハサカ市内で何者かが手榴弾を投げつけ、2人が負傷した。

このほか、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプで、パン屋を営むイラク人難民が何者かによって撃たれて死亡した。

AFP, September 28, 2020、ANHA, September 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2020、Reuters, September 28, 2020、SANA, September 28, 2020、SOHR, September 28, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で30人、北・東シリア自治局支配地域で48人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で43人(2020年9月28日)

保健省は政府支配地域で新たに30人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者12人が完治し、4人が死亡したと発表した。

これにより、9月28日現在の同地での感染者数は計4,072人、うち死亡したのは194人、回復したのは1,074人となった。

SANA(9月28日付)が伝えた。

**

北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに48人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者5人が完治し、1人が死亡したと発表した。

これにより、9月28日現在の同地での感染者数は計1,446人、うち死亡したのは62人、回復したのは402人となった。

新規感染者の内訳は、ハサカ県のハサカ市14人、カーミシュリー市3人、マアバダ(カルキールキー)町4人、マーリキーヤ(ダイリーク)市3人、アームーダー市2人、ダルバースィーヤ市1人、タッル・タムル町1人、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市10人、マンビジュ市1人、ラッカ県のラッカ市8人、タブカ市1人。

ANHA(9月28日付)が伝えた。

**

反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で9月28日に新たに43人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、28人が完治したと発表した。

これにより、同地での感染者数は計906人、うち回復したのは462人、死亡したのは6人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1397876123750608/

**

一方、シリア人権監視団は、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県の「解放区」とトルコ占領下のアレッポ県北部で、新型コロナウイルス感染者43人が確認されたと発表した。

これにより、6月9日以降、「解放区」と占領地で確認された感染者数は計906人、うち死亡したのは10人(シリア人権監視団の発表によると9人)、完治したのは462人となった。

AFP, September 28, 2020、ACU, September 28, 2020、ANHA, September 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2020、Reuters, September 28, 2020、SANA, September 28, 2020、SOHR, September 28, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イドリブ県での「決戦」作戦司令室によるミサイル攻撃でシリア軍兵士1人死亡(2020年9月28日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから205日目を迎えた。

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、カンスフラ村、スフーフン村、フライフィル村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、「決戦」作戦司令室はシリア政府の支配下にあるカフルナブル市を熱誘導式ミサイルで攻撃、兵士1人を殺害、4人を負傷させた。

一方、ジスル・シュグール市近郊のズアイニーヤ村で前日に続いて、第1沿岸師団のメンバーが正体不明の武装集団の襲撃を受けて、1人が負傷した。

このほか、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌約25輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

**

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、治安当局がカナーキル村で女性3人を新たに拘束した。

**

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を2件(イドリブ県1件、ラタキア県1件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

AFP, September 28, 2020、ANHA, September 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 28, 2020、Reuters, September 28, 2020、SANA, September 28, 2020、SOHR, September 28, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:難民456人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は605,702人に(2020年9月28日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(9月28日付)を公開し、9月27日に難民456人(うち女性137人、子供233人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民456人(うち女性137人、子供233人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は605,702人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者210,454人(うち女性63,279人、子ども107,059人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,711,023人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は834,982人(うち女性250,555人、子供425,550人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, September 28, 2020をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.