シリア政府は、前日のロシアの発表に沿って反体制派支配地とトルコ占領地の境界に設置されている通行所2カ所を再開(2021年3月25日)

SANA(3月25日付)は、イドリブ県とアレッポ県の当局が、シリア軍、シリア赤新月社と連携して、政府支配下のサラーキブ市と反体制派支配下のタルナバ村を結ぶM4高速道路上、アブー・ザンディーン村に設置されている通行所を再開したと伝えた。

通行所再開は、反体制派の支配地にとどまり、深刻な人道状況に苛まれている住民を政府支配地に受け入れることが目的。


AFP, March 25, 2021、ANHA, March 25, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 25, 2021、Reuters, March 25, 2021、SANA, March 25, 2021、SOHR, March 25, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ県タッル・タムル町近郊への侵攻を試みる(2021年3月25日)

ハサカ県では、ANHA(3月25日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・タムル町近郊のダルダーラ村を砲撃、M4高速道路の沿線に位置するクーザリーヤ村、タッル・ラバン村に侵攻を試みた。

これに対して、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍傘下のタッル・タムル軍事評議会が応戦し、シリア国民軍の車輌1輌を破壊した。

トルコ軍はまた、領内からシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるカーミシュリー市近郊のカルキー・ザイラー村に向けて中火器などを発砲した。

狙われたのは、羊を放牧していた地元の子供たち。

子供たちは無事だったが、訳10頭の羊が死亡した。

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アレッポ県では、ANHA(3月25日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、トルコ占領下のバーブ市東に位置するシリア政府・北・東シリア自治局共同統治下のシャイフ・ナースィル(クルト・ワイラーン)村を砲撃した。

AFP, March 25, 2021、ANHA, March 25, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 25, 2021、Reuters, March 25, 2021、SANA, March 25, 2021、SOHR, March 25, 2021などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室の支配下にあるアレッポ県のカフル・カルミーン村とカフル・ナースィフ村を結ぶ街道で、シャーム解放機構が何者かの発砲を受け、2人死亡(2021年3月25日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフル・カルミーン村とカフル・ナースィフ村を結ぶ街道で、シャーム解放機構のメンバーが何者かの発砲を受け、2人が死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

また、「決戦」作戦司令室の支配下にあるサッハーラ村では、シャーム解放機構によって拘束されているイスラーム解放党メンバーの釈放を求めて、メンバーの妻たちが抗議デモを行った。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のフライフィル村、バイニーン村、バーラ村一帯、カンスフラ村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のクライディーン村を砲撃した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるタッル・ザハブ町で、シリア政府との和解に応じた元反体制武装集団と軍事情報局が交戦、軍事情報局の兵士2人が死亡、双方合わせて9人が負傷した。

交戦の理由は不明。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるダルアー市で、男性1人が正体不明の2人組によって銃で撃たれて死亡した。

殺害された男性は、逮捕経験があるという。

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ダマスカス郊外県では、サウト・アースィマ(3月25日付)によると、シリア政府の支配下にあるカナーキル村入り口に設置されているシリア軍の検問所の近くで爆弾が爆発し、兵士1人が負傷した。

AFP, March 25, 2021、ANHA, March 25, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 25, 2021、Reuters, March 25, 2021、SANA, March 25, 2021、Sawt al-‘Asima, March 25, 2021、SOHR, March 25, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ県タッル・タムル町近郊の学校や民家を攻撃(2021年3月24日)

ハサカ県では、ANHA(3月25日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のクーズリーヤ村の学校や民家に重火器や機関銃で発砲を加えた。

AFP, March 24, 2021、ANHA, March 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 24, 2021、Reuters, March 24, 2021、SANA, March 24, 2021、SOHR, March 24, 2021などをもとに作成。

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シリア国民軍所属のスルターン・スライマーン師団はラッカ県でPKK/PYDに「特攻(インギマースィー)作戦」を行い、21人以上を殺害、遺体と武器の捕獲に成功したと発表(2021年3月24日)

シリア国民軍第1軍団に所属するスルターン・スライマーン師団はユーチューブを通じて声明を出し、同師団の特殊部隊が、北・東シリア自治局の支配下にあるラッカ県北部のアイン・イーサー市近郊のディブス村に潜入し、「分離主義テロ組織PKK/PYD」の拠点複数カ所に対する「特攻(インギマースィー)作戦」を実施し、戦闘員21人以上を殺害、遺体3体と武器を捕獲することに成功したと発表した。

スルターン・スライマーン師団の戦闘員には死傷者はなかったという。

https://www.youtube.com/watch?v=fxFZrZj4nt4

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シリア人権監視団によると、死亡したのは、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するラッカ軍事評議会の兵士。

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シリア民主軍の広報センターは、この戦闘で兵士7人が戦士したと発表した。

AFP, March 24, 2021、ANHA, March 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 24, 2021、Reuters, March 24, 2021、SANA, March 24, 2021、SOHR, March 24, 2021などをもとに作成。

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米主導の有志連合の車輌約30輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入(2021年3月24日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の車輌約30輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、ハサカ県とダイル・ザウル県の各所に設置されている基地に向かった。

AFP, March 24, 2021、ANHA, March 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 24, 2021、Reuters, March 24, 2021、SANA, March 24, 2021、SOHR, March 24, 2021などをもとに作成。

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北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプ第6区でダイル・ザウル県出身の子供1人の遺体発見(2021年3月24日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプの第6区で、内務治安部隊(アサーイシュ)がダイル・ザウル県出身のシュアイタート部族の子供1人の遺体を発見した。

子供は、第6区の学校の守衛を努めていたダーイシュ(イスラーム国)の元メンバーによって殺害されたという。

トルコで活動する独立系シンクタンクのジュスール研究所が2020年9月1日に発表したレポートによると、フール・キャンプは6つの区画、8つのブロックから構成されている。

6つの区画のうち、第1区には、ダーイシュ(イスラーム国)とつながりがない国内避難民(IDPs)、第2区と第3区にはイラク難民、第4区にはダーイシュとつながりがあるとされるIDPs、第5区には欧州出身のダーイシュ戦闘員の家族、そして第6区にはそれ以外の外国人戦闘員の家族が収容されている。

一方、8つのブロックのうち、第1、2、3、7ブロックにはイラク人難民が、第5、6、8ブロックにはシリア人IDPsが、第4ブロックにはイラク人難民とシリア人IDPsの両方が収容されている。

また、この8ブロックとは別に、シリア、イラク以外の国の出身者が収容されている。

AFP, March 24, 2021、ANHA, March 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 24, 2021、Reuters, March 24, 2021、SANA, March 24, 2021、SOHR, March 24, 2021などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県で「イランの民兵」の嫌がらせを受けていた青年が焼身自殺(2021年3月24日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるダイル・ザウル市の総合情報部支部をパレスチナ人民兵組織のクドス旅団が襲撃、守衛と撃ち合いとなり、双方に死傷者が出た。

総合情報部がクドス旅団のメンバー3人を拘束するなどして、撃ち合いは収束した。

クドス旅団による襲撃の理由は不明。

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反体制派系サイトのアイン・フラート(3月24日付)は、シリア政府の支配下にあるダイル・ザウル県マヤーディーン市で、「イランの民兵」の一つサイイダ・ザイナブ旅団のメンバーらから数度にわたって暴行や侮辱を受けていた青年が焼身自殺した、と伝えた。

AFP, March 24, 2021、ANHA, March 24, 2021、‘Ayn al-Furat, March 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 24, 2021、Reuters, March 24, 2021、SANA, March 24, 2021、SOHR, March 24, 2021などをもとに作成。

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シリアは新型コロナウイルス感染症治療用の酸素ボンベ75トンのレバノンへの提供を決定(2021年3月24日)

ハサン・ガッバーシュ保険大臣は、シリアを訪問したレバノンのハマド・アリー・ハサン保険大臣(ヒズブッラー指名、シーア派)と会談し、新型コロナウイルス感染症への対応などについて協議した。

会談後の記者会見で、ガッバーシュ保健大臣は、アサド大統領の支持を受け、レバノンの感染症対策支援の一環として、治療に用いる酸素ボンベ75トンをレバノンに供与することを合意したとしたうえで、3日以内の第一弾として25トン分を提供することを明らかにした。

SANA(3月24日付)が伝えた。

AFP, March 24, 2021、ANHA, March 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 24, 2021、Reuters, March 24, 2021、SANA, March 24, 2021、SOHR, March 24, 2021などをもとに作成。

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ロシア調整センターのヴァヂモヴィッチ副センター長は、政府支配地域と反体制派支配地の境界の通行所を再開するようトルコに提案したと発表(2021年3月24日)

フサイン・マフルーフ地方行政環境大臣、ハサン・スライマーン・シリア軍政治局長(少将)、ロシア調整センターのカルポヴ・アレクサンドル・ヴァヂモヴィッチ(Karpov Alexander Vadimovich)副センター長(海軍少将)は共同記者会見を開き、シリア、ロシア両国が引き続き、シリア政府の支配下に復帰した地域への難民と国内避難民(IDPs)の帰還に向けた努力を継続することを確認した。

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マフルーフ地方行政環境大臣は、西側諸国が一方的制裁を課し、コロナ禍であるにもかかわらず、シーザー・シリア市民保護法などを通じて医薬品や医療機器の提供を禁じる一方、米国やトルコが領土の一部を占領し、違法行為を続け、さらにはイスラエルの攻撃が続くなかにあって、シリア政府が難民とIDPsの帰還を支援するため必要なあらゆるサービスを提供していると強調した。

また、復興、人道対策、医療支援に注力することで、難民、IDPsの帰還を促そうとしていると付言した。

その一方で、国内の158地域で手工業関連の就業施設約750カ所の復旧を完了し、3万人以上の雇用を新たに創出するとともに、「テロ攻撃」によって被害を受けた住宅に対する補償、道路、下水道、公園の修繕・復旧に向けた復旧計画の策定も順調に進んでいることを明らかにした。

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続いて、ヴァヂモヴィッチ副センター長は、これまでに2,230,090人の難民・IDPsが避難生活を終えたと発表、ロシア調整センターが2021年に入ってから100の人道支援を実施したことを明らかにした。

そのうえで次のように述べた。

シリア政府の支配下にある地域は、生活を正常に戻すための大規模な活動が行われている。その一方で、イドリブ県の緊張緩和地帯では、劣悪な状況が続き、民間人に対するテロ組織の暴力行為によって人道危機が助長されている。

トルコ軍の支配下にあるシリア領内の地域の困難な人道状況を踏まえて、トルコ側に緊張緩和地帯内のサラーキブ市(イドリブ県)、ミーズナーズ村、アブー・ザンディーン村(以上アレッポ県)の通行所を再開することを提案した。

提案は、3月25日からの通行所を通じた車輌による人道支援物資の配送、避難民の退去という二つのプロセスからなっている。

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スライマーン少将は、米軍がシリア領内に違法に設置した基地への武器装備の供給と「分離主義民兵」への支援を続けるとともに、シリア国内の石油をはじめとする資源を盗奪していると改めて指摘した。

また、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を来たるべき攻撃に備えて最教練していると非難した。

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SANA(3月24日付)、ロイター(3月24日付)などが伝えた。

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なお、通行所再開に関して、シリア人権監視団は、ロシアとトルコの間で合意がなされたとしたうえで、反体制派支配地の住民の間で合意への不満が高まっていると伝えた。

AFP, March 24, 2021、ANHA, March 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 24, 2021、Reuters, March 24, 2021、SANA, March 24, 2021、SOHR, March 24, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で153人、北・東シリア自治局支配地域で76人(2021年3月24日)

保健省は政府支配地域で新たに153人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者113人が完治し、12人が死亡したと発表した。

これにより、3月24日現在の同地での感染者数は計17,896人、うち死亡したのは1,195人、回復したのは11,907人となった。

SANA(3月24日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに76人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、3人が死亡したと発表した。

これにより、3月24日現在の同地での感染者数は計9,297人、うち死亡したのは361人、回復したのは1,275人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性39人、女性37人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市19人、カーミシュリー市22人、マーリキーヤ(ダイリーク)市6人、アームーダー市4人、ダルバースィーヤ市4人、ラッカ県のラッカ市10人、タブカ市10人、アレッポ県のシャフバー地区(タッル・リフアト市)1人。

ANHA(3月24日付)が伝えた。

AFP, March 24, 2021、ANHA, March 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 24, 2021、Reuters, March 24, 2021、SANA, March 24, 2021、SOHR, March 24, 2021などをもとに作成。

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シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県、ハマー県各所を砲撃(2021年3月24日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のスフーフン村、バーラ村、カンスフラ村、フライフィル村、バイニーン村、ルワイハ村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のクライディーン村、アンカーウィー村を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるアイン・ズィクル村とタスィール町を結ぶ街道で、シリア政府との和解に応じた元武器密売業者1人が何者かの発砲を受けて死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を28件(イドリブ県14件、ラタキア県8件、アレッポ県3件、ハマー県3件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は24件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を7件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, March 24, 2021、ANHA, March 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 24, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 24, 2021、Reuters, March 24, 2021、SANA, March 24, 2021、SOHR, March 24, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民154人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は651,771人に(2021年3月24日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月24日付)を公開し、3月23日に難民154人(うち女性47人、子供79人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民154人(うち女性47人、子供79人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は651,771人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者256,523人(うち女性77,112人、子ども130,551人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,747,928人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は881,051人(うち女性264,388人、子供449,042人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は81,262人(うち女性29,769人、子供30,493人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,349,858人(うち女性412,328人、子供674,259人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 24, 2021をもとに作成。

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北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプの第1区で銃で頭を撃たれたイラク人難民1人の遺体が発見される(2021年3月23日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプの第1区で、銃で頭を撃たれたイラク人難民1人の遺体が発見された。

トルコで活動する独立系シンクタンクのジュスール研究所が2020年9月1日に発表したレポートによると、フール・キャンプは6つの区画、8つのブロックから構成されている。

6つの区画のうち、第1区には、ダーイシュ(イスラーム国)とつながりがない国内避難民(IDPs)、第2区と第3区にはイラク難民、第4区にはダーイシュとつながりがあるとされるIDPs、第5区には欧州出身のダーイシュ戦闘員の家族、そして第6区にはそれ以外の外国人戦闘員の家族が収容されている。

一方、8つのブロックのうち、第1、2、3、7ブロックにはイラク人難民が、第5、6、8ブロックにはシリア人IDPsが、第4ブロックにはイラク人難民とシリア人IDPsの両方が収容されている。

また、この8ブロックとは別に、シリア、イラク以外の国の出身者が収容されている。

AFP, March 23, 2021、ANHA, March 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 23, 2021、Reuters, March 23, 2021、SANA, March 23, 2021、SOHR, March 23, 2021などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブマストゥーマ村近郊でトルコ軍の車輌の通過に合わせて、道路に仕掛けられていた爆弾が爆発(2021年3月23日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室の支配下にあるマストゥーマ村近郊の街道で、トルコ軍の車輌の通過に合わせて、道路に仕掛けられていた爆弾が爆発した。

死傷者はなかった。

マストゥーマ村のバアス前衛キャンプにはトルコ軍の主要拠点が設置されている。

AFP, March 23, 2021、ANHA, March 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 23, 2021、Reuters, March 23, 2021、SANA, March 23, 2021、SOHR, March 23, 2021などをもとに作成。

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米軍が駐留するダイル・ザウル県のウマル油田でダーイシュ最後の支配地だったバーグーズ村解放2周辺の祝典が行われる(2021年3月23日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(3月23日付)によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあり、米軍が駐留するウマル油田で、ダーイシュ(イスラーム国)の最後の支配地だったバーグーズ村を人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が完全制圧(2019年3月23日)してから2年が経ったのを記念して、祝典が催され、シリア民主軍代表(ルクマーン・ハリール東部地区司令官ら)、有志連合代表、ダイル・ザウル民政評議会代表、市民社会諸団体、メディア関係者が参加した。

ダイル・ザウル軍事評議会のアフマド・アブー・ハウラ司令官は祝辞のなかで「ダーイシュの終わりでさらなる行動が求められる」としたうえで、「キャンプ、とりわけフール・キャンプにある時限爆弾の問題を解決するため行動しなければならない…。有志連合と世界には、ダーイシュの逮捕者とこの地域の復興の問題を解決するために責任を負わねばならない」と述べた。

ダイル・ザウル民政評議会のガッサーン・ユースフ共同議長は「今も、テロ組織に対する取り組みは終わっておらず、根絶に向けてさらに努力しなければならない」としたうえで、我々民政評議会は我が住民に復興支援の手を差し伸べたい。だが、我々にはさらなる努力が必要だ」と述べた。

また、「シリア北部と東部を構成する社会成員はシリアの問題解決の一部で…、我々は皆の権利が保障される政治的解決を望んでいる。北・東シリア自治局なしにシリアの危機の解決はないと明言したい」と強調した。

さらに、アカイダート部族(アラブ部族)のハンムード・フーファル族長は「我々は、クルド人とアラブ人がともに寄り添い、ダーイシュの思想の根絶とその細胞の殲滅をめざす」と述べた。

また、有志連合は、ダイル・ザウル県特殊部隊のアフマド・ナースィル大佐が英語で以下のように祝辞を述べた。

我々の協力関係は、治安と安定を実現するためにともに血を流すことで深められた。我々がここまで到達したことは、こうした犠牲のおかげである。

クルド人やアラブ人らが連帯したおかげで達成されたものは、我々がともに行動すれば、奇跡を作り出すことができることを示している。我々はこうした関係を続けねばならない。

ダーイシュに対する行動は終わっておらず、最後まで続けられる。彼らを根絶するまで我々が安らぐことはない。我々はダーイシュを倒すために前進し、我々が戦争で勝ち取ったものを失わないようにすると明言したい。

シリア民主軍、民政評議会、地元評議会、部族とともに、我々はこの地域の住民のために明るい未来を築く。

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シリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官もバーグーズ村解放2周年を記念してツイッターのアカウント(https://twitter.com/MazloumAbdi/)を通じて、「復興の努力がダーイシュの復活を阻止する」と表明した。

ツイッターでのアブディー総司令官のメッセージは以下の通り。

我々は、2年前にバーグーズ村でダーイシュと戦ったシリア民主軍と有志連合の英雄的行為を覚えている。
戦争は終わっていない。復興の努力はダーイシュの復活を阻止するために不可欠だ。
勝利は第一歩に過ぎず、次は我々のコミュニティの再建と北・東シリア自治局への国際社会の支援増だ。

AFP, March 23, 2021、ANHA, March 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 23, 2021、Reuters, March 23, 2021、SANA, March 23, 2021、SOHR, March 23, 2021などをもとに作成。

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トルコの占領下にあるハサカ県ラアス・アイン市での爆弾でシリア国民軍憲兵隊の戦闘員多数が死傷する一方、トルコ軍とシリア国民軍はラッカ県アイン・イーサー市一帯への砲撃を続ける(2021年3月23日)

ハサカ県では、SANA(3月23日付)、ANHA(3月23日付)によると、トルコの占領下にあるラアス・アイン市の工業地区街道に設置されているシリア国民軍憲兵隊の検問所の近くで車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、戦闘員多数が死傷した。

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ラッカ県では、ANHA(3月23日付)によると、トルコとその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のディブス村、フーシャーン村、M4高速道路沿線を砲撃した。

AFP, March 23, 2021、ANHA, March 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 23, 2021、Reuters, March 23, 2021、SANA, March 23, 2021、SOHR, March 23, 2021などをもとに作成。

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米軍が駐留するダイル・ザウル県CONOCOガス田近くが何者かの攻撃を受ける(2021年3月23日)

ダイル・ザウル県では、SANA(3月23日付)が複数の地元筋の話として伝えたところによると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあり、米軍が基地を設置しているCONOCOガス田近くに対して何者かが攻撃を行った。

攻撃を受け、同地に展開する米軍部隊は厳戒態勢に入り、上空にはヘリコプターが頻繁に旋回し警戒活動にあたったという。

これに関して、シリア人権監視団は、CONOCOガス田近く迫撃砲弾1発が着弾したと発表した。

ダーイシュ(イスラーム国)による砲撃か、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と有志連合の演習の流れ弾かは不明で、着弾地点は米軍基地から離れた場所だったという。

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ハサカ県では、SANA(3月23日付)によると、米主導の有志連合の大型タンクローリーなど車輌約300輌からなる車列がユーフラテス川以東地域(ジャズィーラ地方)の油田で盗掘した石油を積んで、ワリード国境通行所から約1キロの地点に設置されているマフムーディーヤ国境通行所(いずれも違法に設置)からイラク領内に出国した。

AFP, March 23, 2021、ANHA, March 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 23, 2021、Reuters, March 23, 2021、SANA, March 23, 2021、SOHR, March 23, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で160人、北・東シリア自治局支配地域で103人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で7人(2021年3月23日)

保健省は政府支配地域で新たに160人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者94人が完治し、12人が死亡したと発表した。

これにより、3月23日現在の同地での感染者数は計17,743人、うち死亡したのは1,183人、回復したのは11,794人となった。

SANA(3月23日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに103人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、2人が死亡したと発表した。

これにより、3月23日現在の同地での感染者数は計9,221人、うち死亡したのは358人、回復したのは1,274人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性58人、女性45人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市21人、カーミシュリー市48人、マーリキーヤ(ダイリーク)市5人、マアバダ(カルキールキー)町6人、ルマイラーン町1人、ダルバースィーヤ市1人、カターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市2人、フール・キャンプ1人、ラッカ県のラッカ市9人、タブカ市5人、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市1人、シャフバー地区(タッル・リフアト市)1人、ダイル・ザウル県4人。

ANHA(3月23日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で3月23日に新たに7人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、20人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡0人、ハーリム郡0人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡0人、バーブ郡0人、アフリーン郡6人、アアザーズ郡1人。

これにより、同地での感染者数は計21,272人、うち回復したのは19,298人、死亡したのは637人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1540338159504403/

AFP, March 23, 2021、ACU, March 23, 2021、ANHA, March 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 23, 2021、Reuters, March 23, 2021、SANA, March 23, 2021、SOHR, March 23, 2021などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がアレッポ県西部のバスラトゥーン村一帯に展開する国防隊部隊を熱誘導式ミサイルで攻撃、民兵1人殺害(2021年3月23日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室が県西部のバスラトゥーン村一帯に展開する国防隊部隊を熱誘導式ミサイルで攻撃、民兵1人を殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が県北西部ガーブ平原のフマイマート村とハミーディーヤ村を結ぶ街道を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のフライフィル村、バーラ村、ファッティーラ村、スフーフン村を砲撃した。

AFP, March 23, 2021、ANHA, March 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 23, 2021、Reuters, March 23, 2021、SANA, March 23, 2021、SOHR, March 23, 2021などをもとに作成。

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国内で活動を続ける反体制派が「国民民主戦線」(JWD)の名で新たな政治組織を結成する準備を開始(2021年3月22日)

RT(3月22日付)は、シリア国内で活動する反体制活動家らが、首都ダマスカスで「国民民主戦線」(JWD)の名で新たな政治組織を結成するための準備を開始していると伝えた。

国内で活動を続ける反体制組織の一つであるアラブ社会主義民主統一党のアフマド・アスラーウィー書記長がRTに述べたところによると、JWD結成の準備を主導しているのは、反体制派の重鎮で、シリア交渉委員会にも代表を輩出している民主的変革諸勢力国民調整委員会のハサン・アブドゥルアズィーム代表。

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民主的変革諸勢力国民調整委員会は、アラブ社会主義連合民主党、シリア共産主義行動党、アラブ社会主義バアス民主党、シリア・クルド民主党(派閥不明)、人民民主党(PYD)、民主社会党、シリア共産党政治局、アラブ社会主義者運動(アブドゥルガニー・アイヤーシュ派) 、スィルヤーニー連合党、反シオニズム国民協会からなる。

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3月27日に首都ダマスカスにあるアブドゥルアズィーム氏の自宅で、対話に基づく政治的解決を通じた政治以降と民主化をシリア内戦当初から指示してきた反体制活動家を一同に介した結成大会が開催される予定だという。

結成大会に出席を予定しているのは、民主的変革諸勢力国民調整委員会に所属する諸派、そのほかの反体制諸派(10人弱)、無所属活動家。

国外在住の諸派・活動家も一部参加が見込まれているという。

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アスラーウィー書記長は、JWDの結成と今年半ばに予定されている大統領選挙の関係についてRTに対して次のように述べた。

何の関係もない。我々はこの大会を、数ヶ月まででなく、数年前から準備してきた。シリアを取り巻く状況は、この手の活動を行うことを後押しするものではない。だが、我々は愛国的なプロジェクトを目の前にしている。我々は今も活動を続け、その実現に向けて取り組んでいる。予定された開催日を数日後に控えてはいるが、今もこの手の大会の開催を阻止するような非常事態するのではと懸念している。

アスラーウィー書記長はまた、JWDが推し進めようとしている「愛国的プロジェクト」の中身について次のように述べた。

政治的行動、対話による政治解決に向けて新たな地平を切り開き…、国連安保理決議第2254号の実施に向けた取り組みだ…。だが、この大会によって、政府が提案する解決策を受け入れるようなグループが作り出されることを期待すべきではない。

AFP, March 28, 2021、ANHA, March 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 28, 2021、Reuters, March 28, 2021、RT, March 22, 2021、SANA, March 28, 2021、SOHR, March 28, 2021などをもとに作成。

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シリア軍がラッカ県内の北・東シリア自治局支配地に至る通行所を封鎖(2021年3月22日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が、政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタブカ市西のブーカースィー村(北・東シリア自治局支配地)とシュアイブ・ズィクル村(政府支配地)の間に設置されている通行所、ラッカ市とハマー県サラミーヤ市を結ぶ主要幹線道路に設置されている通行所を閉鎖し、住民や物資の移動を禁止した。

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通行所封鎖は、シリア軍第4師団が、北・東シリア自治局の支配地域で産出される石油を政府支配地域に輸送するタンクローリーの監視の方法をめぐって、ロシア軍と対立したことが発端。

ロシア軍はタンクローリー通行の監視を全面移譲するよう要請したが、第4師団はこれを拒否し、通行所を閉鎖し抵抗しているという。

AFP, March 22, 2021、ANHA, March 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2021、Reuters, March 22, 2021、SANA, March 22, 2021、SOHR, March 22, 2021などをもとに作成。

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フーシー派を支援するためにイランが派遣していたシリア人戦闘員が帰国する一方、アレッポ市で新たな民兵組織「イマーム・アリー大隊」の戦闘員を募集する事務所開設(2021年3月22日)

反体制派系サイトのアイン・フラート(3月22日付)は、イランが募集し、アンサール・アッラー(いわゆるフーシー派)を支援するためにイエメンに派遣されていたシリア人戦闘員多数が帰国したと伝えた。


同サイトによると、帰国したのは「イランの民兵」の一つファーティミーユーン旅団に参加していたシリア人戦闘員45人。

イエメンでの戦闘任務を終えて、首都ダマスカスを経由し、5台の車輌に分乗してシリア政府支配下のラッカ県マアダーン町一帯に帰還したという。

また、これとは別に、ヒムス県タドムル市一帯から派遣されていた18人も帰還した。

シリア国内では、イラク人民動員隊に所属するヒズブッラー大隊とファーティミーユーン旅団が、戦闘員を募集し、イエメンに派遣しているという。

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『シャルク・アウサト』(3月22日付)は、複数の報道筋の話として、シリア政府の支配下にあるアレッポ県のアレッポ市で、イランが新たな民兵組織「イマーム・アリー大隊」の戦闘員を募集するための事務所を開設したと伝えた。

AFP, March 22, 2021、ANHA, March 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2021、Reuters, March 22, 2021、SANA, March 22, 2021、al-Sharq al-Awsat, March 22, 2021、SOHR, March 22, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がシリア政府の支配下にあるハマー県、ラッカ県、ダイル・ザウル県の砂漠地帯で、ダーイシュに対して約54回の爆撃を実施し、戦闘員7人を殺害(2021年3月22日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がシリア政府の支配下にあるハマー県、ラッカ県、ダイル・ザウル県の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)に対して約54回の爆撃を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員7人を殺害した。

AFP, March 22, 2021、ANHA, March 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2021、Reuters, March 22, 2021、SANA, March 22, 2021、SOHR, March 22, 2021などをもとに作成。

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所属不明のドローンがシリア政府の支配下にあるダイル・ザウル県ブーカマール市近郊の砂漠地帯にある「イランの民兵」管理下の油田を攻撃(2021年3月22日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、所属不明の無人航空機(ドローン)がシリア政府の支配下にあるブーカマール市近郊の砂漠地帯にある油田を攻撃した。

攻撃を受けた油田は「イランの民兵」の管理下にあったという。

ナフル・メディア(3月22日付)によると、攻撃を受けたのは、フマール油田、ハウワータ油田。

AFP, March 22, 2021、ANHA, March 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2021、Nahr Media, Marhc 22, 2021、Reuters, March 22, 2021、SANA, March 22, 2021、SOHR, March 22, 2021などをもとに作成。

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トルコの占領下にあるハサカ県ラアス・アイン市内での爆発で、シリア国民軍に所属するスルターン・ムラード師団のメンバー5人、子供4人、女性2人の合わせて11人が死亡(2021年3月22日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるラアス・アイン市内の住宅の倉庫で爆発が発生し、シリア国民軍に所属するスルターン・ムラード師団のメンバー5人、子供4人、女性2人の合わせて11人が死亡、6人が負傷した。

また、これに先立ち同市では、車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、男性1人とその子供2人が死亡した。

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アレッポ県では、ANHA(3月22日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市、同市近郊のダイル・ジャマール村を砲撃した。

AFP, March 22, 2021、ANHA, March 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2021、Reuters, March 22, 2021、SANA, March 22, 2021、SOHR, March 22, 2021などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県で部族会合が開催され、「テロとの戦い」を続けるシリア軍との連帯、トルコや米国による占領拒否を表明(2021年3月22日)

ダイル・ザウル県では、SANA(3月22日付)によると、シリア政府の支配下にあるダイル・ザウル市で、部族会合が開催され、地元の部族長や名士らが参加、「テロとの戦い」を続けるシリア軍との連帯、トルコや米国による占領拒否を訴える声明を発表した。

AFP, March 22, 2021、ANHA, March 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2021、Reuters, March 22, 2021、SANA, March 22, 2021、SOHR, March 22, 2021などをもとに作成。

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ハサカ県マーリキーヤ市でシリア民主軍が地元の若者を射殺(2021年3月22日)

ハサカ県では、SANA(3月22日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマーリキーヤ市入り口の検問所(ジャールーディーヤ検問所)で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が地元の若者に発砲し、射殺した。

AFP, March 22, 2021、ANHA, March 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2021、Reuters, March 22, 2021、SANA, March 22, 2021、SOHR, March 22, 2021などをもとに作成。

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シリアで新型コロナウイルスの感染者が確認されてから1年、シリア政府支配地域での1日の感染者数は172人(2021年3月22日)

シリアでは、保健省が新型コロナウイルスの感染者を最初に確認した2020年3月22日から1年が経過した。

保健省は政府支配地域で新たに172人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者94人が完治し、12人が死亡したと発表した。

これにより、3月22日現在の同地での感染者数は計17,583人、うち死亡したのは1,175人、回復したのは11,693人となった。

SANA(3月22日付)が伝えた。

AFP, March 22, 2021、ANHA, March 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2021、Reuters, March 22, 2021、SANA, March 22, 2021、SOHR, March 22, 2021などをもとに作成。

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イドリブ県でワタド石油社の施設が前日に続いて攻撃を受ける一方、「決戦」作戦司令室との戦闘でシリア軍中尉死亡(2021年3月22日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室の支配下にあるサルマーダ市近郊のワタド石油社の石油精製用燃焼装置が砲撃を受けた。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

ワタド石油社は、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」で灯油、ガソリンなどの燃料の取引を牛耳る組織。

一方、「決戦」作戦司令室が、シリア政府の支配下のマアッラト・ヌウマーン市近郊のルワイハ村一帯でシリア軍と交戦し、砲撃によりシリア軍の中尉1人が死亡した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるジャースィム市でシリア政府との和解に応じた元離反兵が正体不明の武装集団の発砲を受けて死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を40件(イドリブ県16件、ラタキア県17件、アレッポ県5件、ハマー県2件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は30件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を28件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, March 22, 2021、ANHA, March 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 22, 2021、Reuters, March 22, 2021、SANA, March 22, 2021、SOHR, March 22, 2021などをもとに作成。

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