ダーイシュ・メンバーを収容するシャッダーディー市近郊のクバイバ油田の刑務所が襲撃を受け、シリア民主軍兵士2人負傷(2021年4月14日)

ハサカ県では、SANA(4月14日付)によると、米軍が違法に駐留を続けるシャッダーディー市近郊のクバイバ油田にある、ダーイシュ(イスラーム国)メンバーを収容している刑務所が武装集団の襲撃を受け、刑務所の警備にあたっていたシリア民主軍の兵士2人が負傷した。

**

ダイル・ザウル県では、ANHA(4月14日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の特殊部隊が、米主導の有志連合の地上部隊と航空部隊の支援を受け、北・東シリア自治局の支配下にある県北東部のワーディー・アジージュ渓谷でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討活動を行った。

AFP, April 14, 2021、ANHA, April 14, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 14, 2021、Reuters, April 14, 2021、SANA, April 14, 2021、SOHR, April 14, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

外務在外居住者省はOPCWのIIT第2回報告書の内容を否定(2021年4月14日)

外務在外居住者省は声明を出し、化学兵器禁止機関(OPCW)が4月12日に発表したシリアでの化学兵器使用疑惑事件にかかる調査識別チーム(IIT)の第2回報告書(技術事務局覚書S/1943/2021)に関して、「米国とその西側同盟国が化学兵器禁止条約(CWC)の規定を改ざんして設置し、シリアおよび多くのCWC加盟国が違法で非公認だと主張するチーム」による「虚偽報告」と断じた。

声明は、報告書が、テロ組織「ホワイト・ヘルメット」、シリアに敵対する一部諸外国の諜報機関が提出した偽の証拠に基づいて、捏造された結論を導出し、シリア政府に有毒ガスを使用した嫌疑をかけるものだと批判した。

また、調査チームは現地で実地調査を行わないまま、客観的な手順を踏まずに調査を行ったと非難した。

そのうえで、報告の内容をその詳細にいたるまで全面的に否定、シリア軍がサラーキブ市を含むいかなる場所においても化学兵器を使用したことはないと改めて主張した。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/2971534723133635

SANA(4月14日付)が伝えた。

ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣もイフバーリーヤ(4月14日付)に出演し、報告書の内容を否定した。

AFP, April 14, 2021、ANHA, April 14, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 14, 2021、al-Ikhbariya, April 14, 2021、Reuters, April 14, 2021、SANA, April 14, 2021、SOHR, April 14, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で120人、北・東シリア自治局支配地域で248人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で22人(2021年4月14日)

保健省は政府支配地域で新たに120人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者105人が完治し、10人が死亡したと発表した。

これにより、4月14日現在の同地での感染者数は計20,555人、うち死亡したのは1,402人、回復したのは14,335人となった。

SANA(4月14日付)が伝えた。

**

北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに248人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者5人が完治し、17人が死亡したと発表した。

これにより、4月14日現在の同地での感染者数は計13,004人、うち死亡したのは437人、回復したのは1,399人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性147人、女性101人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市57人、カーミシュリー市130人、マーリキーヤ(ダイリーク)市36人、ダルバースィーヤ市6人、フール・キャンプ1人、ラッカ県のラッカ市18人。

ANHA(4月14日付)が伝えた。

**

反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で4月14日に新たに22人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、14人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡1人、イドリブ郡2人、ハーリム郡1人、アリーハー郡2人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡8人、バーブ郡1人、アフリーン郡5人、アアザーズ郡2人。

これにより、同地での感染者数は計21,592人、うち回復したのは19,608人、死亡したのは638人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1555943971277155/

AFP, April 14, 2021、ACU, April 14, 2021、ANHA, April 14, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 14, 2021、Reuters, April 14, 2021、SANA, April 14, 2021、SOHR, April 14, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

「決戦」作戦司令室がクルド山一帯でシリア軍部隊を攻撃し、兵士2人殺害(2021年4月14日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバイニーン村、フライフィル村、バーラ村一帯、カンスフラ村、スフーフン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のクライディーン村、アンカーウィー村を砲撃した。

**

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がクルド山一帯でシリア軍部隊を攻撃し、兵士2人を殺害した。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるダルアー市の難民キャンプ地区でシリア政府との和解に応じ第4師団に従軍している元反体制武装集団戦闘員が何者かの襲撃を受けて死亡した。

**

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を22件(イドリブ県12件、ラタキア県8件、アレッポ県1件、ハマー県1件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は21件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を14件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, April 14, 2021、ANHA, April 14, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 14, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, April 14, 2021、Reuters, April 14, 2021、SANA, April 14, 2021、SOHR, April 14, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:難民254人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は656,704人に(2021年4月14日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月14日付)を公開し、4月13日に難民254人(うち女性77人、子供130人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民254人(うち女性77人、子供130人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は656,704人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者261,456人(うち女性78,595人、子ども133,067人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,753,010人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は885,984人(うち女性265,871人、子供451,558人)となった。

**

一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は85,172人(うち女性31,533人、子供31,297人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,353,768人(うち女性414,092人、子供675,063人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 14, 2021をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アレッポ県、ダイル・ザウル県、ラッカ県でダーイシュ・メンバーと思われる武装グループの襲撃で住民、シリア民主軍兵士、親政権民兵死亡(2021年4月13日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるマンビジュ市近郊で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属する北部太陽大隊第2中隊の兵士が運転する車が何者かの襲撃を受けて死亡した。

**

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル軍事評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるズィーバーン町で、ダーイシュ(イスラーム国)メンバーと思われる武装グループが住民1人を殺害した。

また、キバル村で北・東シリア自治局内務治安部隊(アサーイシュ)のメンバーが、ダーイシュ・メンバーと思われる武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

**

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にある県西部のカーディスィーヤ村で車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、親政権民兵2人が死亡、4人が負傷した。

AFP, April 13, 2021、ANHA, April 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 13, 2021、Reuters, April 13, 2021、SANA, April 13, 2021、SOHR, April 13, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ブラウンタイン米国務省シリア問題担当副特使がハサカ県マーリキーヤ市で地元の部族長や名士と会談(2021年4月13日)

ハサカ県では、ANHA(4月13日付)によると、デヴィッド・ブラウンタイン米国務省シリア問題担当副特使がシリアに不法入国し、北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるマーリキーヤ(ダイリーク)市を訪問し、地元の部族長や名士と会談した。

会談には、ハワース・ジャディーア部族名士評議会総合調整役、スィナーン・サイドーシュ同評議会報道官、ユースフ・イスハーク同評議会メンバー、ムサーイド・ズーバイー東部地区部族名士委員会メンバー、サーリフ・アフマド同委員会メンバー、マアスーム・ダイルシャウィー・ダイリーク・旧モスク・イマームらが参加した。

ラマダーン月1日に合わせて現地を訪問したブラウンタイン副特使は、会談に先だって断食明けの食事(イフタール)を振る舞われ、部族長、名士らと食事をともにした。

その後、政治、経済問題について意見を交わした。


名士らは、北・東シリア自治局の支配地がトルコとその支援を受けるテロ組織の攻撃、インフラ破壊、略奪といった脅威に晒されているとしたうえで、米国にシリア北部上空を飛行禁止地域に指定し、戦闘再発回避に尽力するよう求めた。

これに対して、ブラウンタイン副特使は、訪問の目的が、出席者の考えや提案に耳を傾けたうえで、政府に報告するとともに、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官や北・東シリア自治局との協議を通じてすべての人に奉仕し得る政体を樹立することが目的だと述べた。

ブラウンタイン副特使はまた、経済危機への対処を通じて、政治問題を進展させたいと付言した。

ANHA(4月13日付)が伝えた。

AFP, April 13, 2021、ANHA, April 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 13, 2021、Reuters, April 13, 2021、SANA, April 13, 2021、SOHR, April 13, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアレッポ県タッル・リフアト市、シーラーワー町、カシュタアール村の拠点複数カ所からロシア軍部隊が撤退(2021年4月13日)

アレッポ県では、ANHA(4月13日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市、シーラーワー町、カシュタアール村に展開していたロシア軍部隊が拠点複数カ所からアレッポ市に撤退した。

https://youtu.be/f3Kg2ochEoo

一方、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍は、シャフバー・ダム、スムーカ村を砲撃した。


このほか、バイナ村ではトルコ軍の無人航空機(ドローン)が墜落した。

**

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアブー・ラースィーン(ザルカーン)町近郊のウンム・ハルマラ村を砲撃した。

AFP, April 13, 2021、ANHA, April 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 13, 2021、Reuters, April 13, 2021、SANA, April 13, 2021、SOHR, April 13, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるダルバースィーヤ市の変電所でトルコ軍とシリア国民軍の砲撃による火災が発生、復旧作業が行われる(2021年4月13日)

ハサカ県では、北・東シリア自治局の電力機構の発表によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が4月12日晩、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるダルバースィーヤ市を砲撃し、同地の変電所で火災が発生し、同市と周辺の村々への電力供給が停止した。

これを受けて、技術チームが4月13日、被害状況を確認し、復旧作業を開始した。

ANHA(4月13日付)が伝えた。


一方、SANA(4月13日付)は、政府所轄のハサカ県電力公社の復旧チームが、火災で被害を受けた配線やパネルの修理を行った。

AFP, April 13, 2021、ANHA, April 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 13, 2021、Reuters, April 13, 2021、SANA, April 13, 2021、SOHR, April 13, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米軍大型ヘリコプターがハサカ市の刑務所からダーイシュ・メンバー60人を基地のあるウマル油田に移送(2021年4月13日)

SANA(4月13日付)は、複数の住民の話として、米軍の人員移送用の大型ヘリコプター2機が、アパッチ攻撃ヘリコプター1機の護衛を受けて、北・東シリア自治局の管理下にあるハサカ県ハサカ市グワイラーン地区のスィナーア刑務所(グワイラーン刑務所)から、米軍基地が設置されているダイル・ザウル県のウマル油田に、拘束中のダーイシュ(イスラーム国)メンバー60人を移送した。

ダーイシュ・メンバーの移送は、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と連携して行われた。

AFP, April 13, 2021、ANHA, April 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 13, 2021、Reuters, April 13, 2021、SANA, April 13, 2021、SOHR, April 13, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アサド大統領は2021年法令第124号を施行し、カルフール中央銀行総裁を解任(2021年4月13日)

アサド大統領は2021年法令第124号を施行し、シリア中央銀行のハーズィム・カルフール総裁を解任した。

SANA(4月13日付)が伝えた。

AFP, April 13, 2021、ANHA, April 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 13, 2021、Reuters, April 13, 2021、SANA, April 13, 2021、SOHR, April 13, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で104人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で30人、アルヌース内閣は各省での就業時間短縮期間を来週末まで延期することを決定(2021年4月13日)

保健省は政府支配地域で新たに104人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者108人が完治し、7人が死亡したと発表した。

これにより、4月13日現在の同地での感染者数は計20,435人、うち死亡したのは1,392人、回復したのは14,230人となった。

SANA(4月13日付)が伝えた。

**

フサイン・アルヌース内閣は週例の閣議で、各省での就業時間短縮期間を来週末まで延期することを決定した。

アルヌース首相は4月4日、新型コロナウイルスの感染拡大に対処するため、各省に対して、生産活動と公共サービス提供に影響を及ぼさない範囲内で、就業時間を短縮するよう文書で指示を出していた。

SANA(4月13日付)が伝えた。

**

北・東シリア自治局の支配地域では、執行評議会決定第96号発出(4月12日)を受けて、全面的な外出・移動措置が発動された。

**

反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で4月13日に新たに30人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、10人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡5人、ハーリム郡1人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡3人、バーブ郡4人、アフリーン郡14人、アアザーズ郡3人。

これにより、同地での感染者数は計21,5870人、うち回復したのは19,594人、死亡したのは638人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1555174448020774/

AFP, April 13, 2021、ACU, April 13, 2021、ANHA, April 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 13, 2021、Reuters, April 13, 2021、SANA, April 13, 2021、SOHR, April 13, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

「決戦」作戦司令室がイドリブ県ミラージャ村近郊でシリア軍の車輌を地対地ミサイルで攻撃、複数が死傷(2021年4月13日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるザーウィヤ山地方のミラージャ村近郊で、シリア軍の車輌を地対地ミサイルで攻撃、複数が死傷した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村一帯を砲撃した。

**

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を22件(イドリブ県12件、ラタキア県8件、アレッポ県1件、ハマー県1件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は21件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を14件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, April 13, 2021、ANHA, April 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 13, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, April 13, 2021、Reuters, April 13, 2021、SANA, April 13, 2021、SOHR, April 13, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:難民287人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は656,450人に(2021年4月13日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月13日付)を公開し、4月12日に難民287人(うち女性87人、子供147人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民287人(うち女性87人、子供147人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は656,450人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者261,202人(うち女性78,518人、子ども132,937人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,753,010人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は885,730人(うち女性265,794人、子供451,428人)となった。

**

一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は85,168人(うち女性31,533人、子供31,297人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,353,764人(うち女性414,092人、子供675,063人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 13, 2021をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ボレルEU外務・安全保障対策上級代表はOPCWのIIT第2報告書発表の発表を歓迎、シリア軍による化学兵器使用を非難(2021年4月12日)

ジョセップ・ボレルEU外務・安全保障対策上級代表は声明を出し、化学兵器禁止機関(OPCW)が発表したシリアでの化学兵器使用疑惑事件にかかる調査識別チーム(IIT)の第2回報告書(技術事務局覚書S/1943/2021)に関して、報告書発表を歓迎するとともに、シリア軍による化学兵器使用を、国際法違反、戦争犯罪、人道に対する罪と厳しく非難、国際社会に対して適切な行動をとるよう呼びかけた。

AFP, April 12, 2021、ANHA, April 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 12, 2021、Reuters, April 12, 2021、SANA, April 12, 2021、SOHR, April 12, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

オマーンのハイサム国王は、緊急勅令を発止、両国の公用旅券、一般旅券の保持者へのビザ発給を免除することを定めた両国合意を発効(2021年4月12日)

オマーンのハイサム・ビン・ターリク国王は、緊急勅令を発止、両国の公用旅券、一般旅券の保持者へのビザ発給を免除することを定めた両国合意を発効した。

両国合意は、3月のファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣のオマーン訪問時に交わされていた。

AFP, April 12, 2021、ANHA, April 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 12, 2021、Reuters, April 12, 2021、SANA, April 12, 2021、SOHR, April 12, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

OPCWはアサド政権による化学兵器使用を断定するIIT第2回報告書を公開(2021年4月12日)

化学兵器禁止機関(OPCW)は、シリアでの化学兵器使用疑惑事件にかかる調査識別チーム(IIT)の第2回報告書(65ページ)を技術事務局の覚書(S/1943/2021)として公開した。

報告書は、OPCWの事実調査団(FFM)、複数の当事国などから入手した情報、事件現場にいたとされる人へのインタビュー、被害者や被害現場から採取されたとされるサンプルや残骸、衛星画像、専門家の意見をもとに、2020年4月から2021年3月にかけて実施された分析調査に基づくもの。

2018年2月4日にイドリブ県サラーキブ市で発生した化学兵器使用疑惑事件を中心に調査が行われ、「虎部隊」(スハイル・ハサン准将指揮下の部隊)に所属するシリア軍のヘリコプター1機から投下された少なくとも1本のシリンダーに装填されていた塩素ガスが飛散し、12人が被害を受けたと結論づける合理的な根拠があると結論づけた。

なお、第1回報告書は2020年4月8日に公開され、2017年3月24、25、30日にハマー県ラターミナ町で発生した事件について、シリア軍の関与を断定していた。

AFP, April 12, 2021、ANHA, April 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 12, 2021、Reuters, April 12, 2021、SANA, April 12, 2021、SOHR, April 12, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア軍戦闘機が、アレッポ県、ハマー県、ラッカ県の県境に位置する砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点や車輌を狙って重点的に爆撃(2021年4月12日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、アレッポ県、ハマー県、ラッカ県の県境に位置する砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点や車輌を狙って重点的に爆撃を実施した。

AFP, April 12, 2021、ANHA, April 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 12, 2021、Reuters, April 12, 2021、SANA, April 12, 2021、SOHR, April 12, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコが国境から32キロの占領地内に防御壁を設置(2021年4月12日)

北・東シリア自治局タッル・アブヤド地区のハミード・アブド共同議長は、トルコが占領地内の基地の周囲に防御壁を設置していることを明らかにした。

ANHA(4月12日付)によると、トルコは2020年11月、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるラッカ県のアイン・イーサー市近郊に位置するM4高速道路沿線のハーリディーヤ村、マアラク村、フーシャーン村、ムシャイリファ村、サイダー村に対面する占領地内の5カ所に基地を建設していた。

アブド共同議長は、防護壁がこれらの村の南側、シリア・トルコ国境から南に約32キロの地域で設置されており、トルコの占領を既成事実化するものだと批判した。

**

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるラアス・アイン氏近郊にあるシリア国民軍の拠点に向かっていた車が爆発し、乗っていた男性1人が死亡した。

**

アレッポ県では、ANHA(4月12日付)によると、トルコ占領下のアフリーン市のアシュラフィーヤ地区で爆発が発生した。

シリア人権監視団によると、爆発は車に仕掛けられていた爆弾によるもの。

AFP, April 12, 2021、ANHA, April 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 12, 2021、Reuters, April 12, 2021、SANA, April 12, 2021、SOHR, April 12, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アサド大統領は消費者保護を目的とした2021年政令第8号(新消費者保護法)を施行(2021年4月12日)

アサド大統領は2021年政令第8号(新消費者保護法)を施行し、消費者の権利、食糧の安全確保、取引・価格決定時の独占回避、品質・生産管理の監視、独占や価格表示のない販売、販売時の不正に対する罰金を定めた。

AFP, April 12, 2021、ANHA, April 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 12, 2021、Reuters, April 12, 2021、SANA, April 12, 2021、SOHR, April 12, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で105人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で23人(2021年4月12日)

保健省は政府支配地域で新たに105人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者110人が完治し、7人が死亡したと発表した。

これにより、4月12日現在の同地での感染者数は計20,331人、うち死亡したのは1,385人、回復したのは14,122人となった。

SANA(4月12日付)が伝えた。

**

反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で4月12日に新たに23人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、3人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡6人、ハーリム郡3人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡0人、バーブ郡2人、アフリーン郡3人、アアザーズ郡1人。

これにより、同地での感染者数は計21,509人、うち回復したのは19,575人、死亡したのは638人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1554053944799491/

AFP, April 12, 2021、ACU, April 12, 2021、ANHA, April 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 12, 2021、Reuters, April 12, 2021、SANA, April 12, 2021、SOHR, April 12, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:難民305人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は656,163人に(2021年4月12日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月12日付)を公開し、4月11日に難民305人(うち女性92人、子供155人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民305人(うち女性92人、子供155人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は656,163人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者260,915人(うち女性78,431人、子ども132,790人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,753,010人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は885,442人(うち女性265,707人、子供451,281人)となった。

**

一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は85,168人(うち女性31,533人、子供31,297人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,353,764人(うち女性414,092人、子供675,063人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 12, 2021をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:難民291人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は659,036人に(2021年4月22日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月22日付)を公開し、4月22日に難民291人(うち女性88人、子供148人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民291人(うち女性88人、子供148人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は659,036人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者263,788人(うち女性79,295人、子ども134,257人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,756,619人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は888,316人(うち女性266,571人、子供452,748人)となった。

**

一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は85,192人(うち女性31,538人、子供31,308人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,353,788人(うち女性414,097人、子供675,074人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 22, 2021をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍は「決戦」作戦司令室支配下のイドリブ県、ハマー県各所を砲撃(2021年4月12日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のカンスフラ村、フライフィル村、バーラ村、スフーフン村、バイニーン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、シャーム解放機構の治安機関はカフル・デルヤーン村を強襲し、4月7日に遺体で発見されたシリア救国内閣のファーイズ・ハリーフ高等教育大臣の誘拐・殺害に関与したと思われるジハード主義者のグループと交戦、リビア人1人とチュニジア人1人を殺害、複数人を逮捕した。

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のクライディーン村、アンカーウィー村を砲撃した。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるムザイリーブ町でシリア軍第4師団に所属する地元の武装グループのメンバー1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

**

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を23件(イドリブ県10件、ラタキア県9件、アレッポ県2件、ハマー県2件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は22件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を12件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, April 12, 2021、ANHA, April 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 12, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, April 12, 2021、Reuters, April 12, 2021、SANA, April 12, 2021、SOHR, April 12, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヨルダン治安当局はヨルダン在住のシリアの反体制武装集団司令官らに対して、「シリア革命」にかかる活動の停止を要請(2021年4月11日)

ヨルダンのニュース・サイトのナバア通信(4月11日付)は、ヨルダン治安当局が、ヨルダン在住のシリアの反体制武装集団司令官らに対して、「シリア革命」にかかる活動の停止を要請したと伝えた。

治安当局はまた、シリア国内の活動家と連絡をとることを止め、「シリア革命」に関連する会合を行わないよう要請したという。

なお、シリアの治安当局はロシアを通じて、ヨルダン在住のシリア人反体制活動家のリストを提出し、彼らの活動を停止するよう求めていたという。

AFP, April 11, 2021、ANHA, April 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 11, 2021、Reuters, April 11, 2021、SANA, April 11, 2021、SOHR, April 11, 2021、Wikala Naba’ al-Urduniiya al-Ikhbariya, April 11, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコはシリアやリビアでのムスリム同胞団の活動を禁止などを求めるエジプトの要請に応じる意思を示す(2021年4月11日)

サウジアラビアのアラビーヤ・チャンネル(4月11日付)は、複数の情報筋の話として、トルコがエジプトとの関係修復に向けた行程表を遵守し、エジプトが求める条件を履行する意思を示す複数の電報を送ったと伝えた。

エジプト側が求めている条件の履行には5ヶ月をかけ、毎月のその履行状況の検証が行われるという。

トルコ側が送った電報の主な内容は以下の通り:

  • トルコは、エジプトの主権を尊重し、主権尊重の原則のもと、エジプトおよびアラブ諸国との関係を構築する。
  • トルコは、エジプト側の条件を延滞なく履行する。
  • リビアに派遣したシリア人戦闘員(シリア国民軍戦闘員)に関して、4月末までにトルコはリビアに安全保障関連の使節団を派遣し、その期間を監督する。戦闘員の期間は2段階に分けて行われ、5月までに武装解除、6月に撤退を行う。
  • トルコは、領内でのムスリム同胞団に所属する慈善団体の活動と、同胞団幹部の政治活動を停止させる。エジプトは、シリアから帰国したエジプト人を逮捕し、尋問する。トルコは、エジプトと連絡をエジプトの過激派グループのハスム運動幹部のヤフヤー・ムーサー氏とアラー・サマーヒー氏を拘束し、その処遇についてエジプト側と協議する。トルコとエジプトは、リビアとシリアでの同胞団に対する寄付を禁止し、同胞団経由での資金の流れを止める。

AFP, April 11, 2021、ANHA, April 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 11, 2021、Reuters, April 11, 2021、SANA, April 11, 2021、SOHR, April 11, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア軍戦闘機が、ヒムス県、アレッポ県、ハマー県、ラッカ県の砂漠地帯で、ダーイシュの拠点や車輌を狙って重点的に爆撃(2021年4月11日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、ヒムス県スフナ市一帯の砂漠地帯、ダイル・ザウル県との境界に位置する砂漠地帯、アレッポ県、ハマー県、ラッカ県の県境に位置する砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点や車輌を狙って重点的に爆撃を実施した。

AFP, April 11, 2021、ANHA, April 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 11, 2021、Reuters, April 11, 2021、SANA, April 11, 2021、SOHR, April 11, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アサド大統領はモーリタニアとアルゼンチンの新大使の信任状捧呈式に出席(2021年4月11日)

アサド大統領はシリアに着任したモーリタニアのアフマド・アディー・ムハンマド・ラーズィー大使、アルゼンチンのセバスチアン・サヴァラ大使の信任状捧呈式に出席、両大使と個別に会談した。

SANA(4月11日付)が伝えた。

AFP, April 11, 2021、ANHA, April 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 11, 2021、Reuters, April 11, 2021、SANA, April 11, 2021、SOHR, April 11, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アサド大統領は2021年政令第7号を施行し、身分登録、あるいは本人および家族の身分証明証の取得が遅れた者に対する罰金の支払いを猶予(2021年4月11日)

アサド大統領は2021年政令第7号を施行し、身分登録、あるいは本人および家族の身分証明証の取得が遅れた者に対する罰金の支払い(身分法第13条規定)を猶予することを定めた。

SANA(4月11日付)が伝えた。

AFP, April 11, 2021、ANHA, April 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 11, 2021、Reuters, April 11, 2021、SANA, April 11, 2021、SOHR, April 11, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で108人、北・東シリア自治局支配地域で298人:北・東シリア自治局は13日から全面的な外出・移動制限を発動(2021年4月11日)

保健省は政府支配地域で新たに108人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者117人が完治し、10人が死亡したと発表した。

これにより、4月11日現在の同地での感染者数は計20,226人、うち死亡したのは1,378人、回復したのは14,012人となった。

SANA(4月11日付)が伝えた。

**

北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに298人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者3人が完治し、5人が死亡したと発表した。

これにより、4月11日現在の同地での感染者数は計12,236人、うち死亡したのは422人、回復したのは1,365人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性166人、女性132人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市32人、カーミシュリー市77人、マーリキーヤ(ダイリーク)市37人、ダルバースィーヤ市6人、ルマイラーン町1人、ラッカ県のラッカ市50人、タブカ市40人、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市25人、マンビジュ市5人、シャフバー地区(タッル・リフアト市)4人。

**

北・東シリア自治局の執行評議会(ビーリーファーン・ハーリド、アブドゥルマフバーシュ合同議長、ラッカ県アイン・イーサー市)は、4月6日から12日までのハサカ県カーミシュリー市、ハサカ市、ラッカ県ラッカ市での部分的な外出・移動規制を定めた決定第84号が失効するのを受けて、決定第96号を新たに発出し、4月13日から4月22日までの10日間、支配地全域での全面的な外出・移動制限決定した。

新型コロナウイルス感染者数が増加傾向に歯止めがかからないことを受けた措置。

AFP, April 11, 2021、ANHA, April 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 11, 2021、Reuters, April 11, 2021、SANA, April 11, 2021、SOHR, April 11, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.