2014年4月26日のシリア情勢:反体制勢力の動き

イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)・バラカ州(ハサカ県)はツイッターを通じて声明を出し、ハサカ県のシャンマル部族が組織する民兵「カラーマ軍」に関して、「PKKとの関係を示す確固たる証拠がある」と主張し、民主統一党との協力関係を非難、また同民兵を「背教者」と糾弾した。

ARA News(4月26日付)が伝えた。

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シリア・ムスリム同胞団のムハンマド・リヤード・シャカファ最高監督者は、シリア大統領選挙に関してアナトリア通信(4月26日付)に「馬鹿げており、何の価値もない」と非難した。

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シリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表はAFP(4月26日付)に、24日早朝以降のダルアー県ジャービヤ丘一帯での戦闘で、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団戦闘員45人と軍兵士43人が死亡したと述べた。

AFP, April 26, 2014、Anadolu Ajansı, April 26, 2014、AP, April 26, 2014、ARA News, April 26, 2014、Champress, April 26, 2014、al-Hayat, April 27, 2014、Iraqinews.com, April 26, 2014、Kull-na Shuraka’, April 26, 2014、Naharnet, April 26, 2014、NNA, April 26, 2014、Reuters, April 26, 2014、SANA, April 26, 2014、UPI, April 26, 2014などをもとに作成。

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2014年4月25日のシリア情勢:国内の暴力(追記)

アレッポ県では、ARA News(4月26日付)によると、バーブ市近郊のタッル・ジャイジャーン村で、シャームの民の合同作戦司令室、「自由シリア軍」が、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と交戦した。

ARA News, April 25, 2014などをもとに作成。

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2014年4月25日のシリア情勢:諸外国の動き

ロシア外務省は声明を出し、ハマー県カフルズィーター市で軍が塩素ガスを使用したとする反体制勢力などの主張に関して「ねつ造」と非難した。

AFP, April 25, 2014、AP, April 25, 2014、ARA News, April 25, 2014、Champress, April 25, 2014、al-Hayat, April 26, 2014、Iraqinews.com, April 25, 2014、Kull-na Shuraka’, April 25, 2014、Naharnet, April 25, 2014、NNA, April 25, 2014、Reuters, April 25, 2014、SANA, April 25, 2014、UPI, April 25, 2014などをもとに作成。

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2014年4月25日のシリア情勢:イラクの動き

イラキー・ニュース(4月25日付)によると、アンバール県ファッルージャ市一帯で軍とイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が交戦し、ダーイシュ戦闘員24人が死亡した。

AFP, April 25, 2014、AP, April 25, 2014、ARA News, April 25, 2014、Champress, April 25, 2014、al-Hayat, April 26, 2014、Iraqinews.com, April 25, 2014、Kull-na Shuraka’, April 25, 2014、Naharnet, April 25, 2014、NNA, April 25, 2014、Reuters, April 25, 2014、SANA, April 25, 2014、UPI, April 25, 2014などをもとに作成。

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2014年4月25日のシリア情勢:レバノンの動き

NNA(4月25日付)によると、イスラエル軍部隊(約20人から構成)がブルーラインを越えてナバティーヤ県ハースバイヤー郡ワッザーニー渓谷内に侵入し、同地をパトロールしてイスラエル領内に帰還した。

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レバノン軍は声明を出し、ベカーア県ヘルメル郡の対シリア国境地帯に、シリア領から発射されたロケット弾2発が着弾した。

AFP, April 25, 2014、AP, April 25, 2014、ARA News, April 25, 2014、Champress, April 25, 2014、al-Hayat, April 26, 2014、Iraqinews.com, April 25, 2014、Kull-na Shuraka’, April 25, 2014、Naharnet, April 25, 2014、NNA, April 25, 2014、Reuters, April 25, 2014、SANA, April 25, 2014、UPI, April 25, 2014などをもとに作成。

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2014年4月25日のシリア情勢:国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ムライハ市近郊のTAMICO製薬会社をイスラーム戦線とシャバーフ・フダー大隊が爆弾で爆破した。

Kull-na Shuraka', April 25, 2014
Kull-na Shuraka’, April 25, 2014

同監視団によると、ムライハ市およびその周辺では、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦、軍が同地一帯を空爆した。

またザバディーン市郊外の農地を軍が地対地ミサイルで攻撃した。

一方、SANA(4月25日付)によると、ドゥマイル市、ムライハ市およびその周辺、ザマルカー町、アルバイン市、ハーン・シャイフ・キャンプおよびその周辺、ムカイラビーヤ市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、アジュナード・シャーム・イスラーム連合の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

またジャルマーナー市に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、1人が死亡、33人が負傷した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、イズラア市近郊の第12旅団基地周辺での軍との戦闘で、反体制武装集団司令官1人が死亡した。

またジハード主義武装集団が24日に制圧したジャービヤ丘一体での軍との戦闘で、ジハード主義武装集団の現地司令官1人が死亡した。

一方、SANA(4月25日付)によると、ダルアー市アルバイーン地区、旧税関地区、マンシヤ地区など、ジャービヤ丘、ダーイル町、サムリーン村、ムサイフラ町、ザバービル村、ラジャート高原一帯で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ラアス・バスィート村一帯をジハード主義武装集団が砲撃する一方、第45監視塔、サムラー村、タシャールマー山周辺で、軍、国防隊、アレキサンドレッタ地方解放シリア抵抗運動が、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、カフルズィーター市一帯、ハーン・シャイフーン市を軍が「樽爆弾」、地対地ミサイルで空爆する一方、シーア派が暮らすフーア市周辺で、軍、国防隊、人民諸委員会が、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市ラームーサ地区、アーミリーヤ地区、シャイフ・サイード地区(セメント工場交差点)、フライサ村周辺で、軍とジハード主義武装集団が交戦した。

一方、SANA(4月25日付)によると、アレッポ市旧市街に潜入しようとした反体制武装集団を軍が撃退した。

またアレッポ市ジュバイラ地区、シャイフ・サイード地区、ラームーサ地区、ライラムーン地区、ハーン・アサル村、タームーラ村、アターリブ市、タッル・リフアト市、マンビジュ市、ハーン・トゥーマーン村、ムスリミーヤ村、シャイフ・ナッジャール市工業団地地区、アレッポ中央刑務所周辺、フライターン市、シュワイフナ村、カフルハムラ村、ICARDA周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が、ラッカ市でダーイシュ追放に向けた市民キャンペーン「ラッカは沈黙のまま屠殺される」を組織しようとしている活動家らに対して「背教と世俗主義の罪で処刑する」と脅迫している、と『ハヤート』(4月26日付)が報じた。

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ダイル・ザウル県では、SANA(4月25日付)によると、マリーイーヤ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(4月25日付)によると、ラスタン市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, April 25, 2014、AP, April 25, 2014、ARA News, April 25, 2014、Champress, April 25, 2014、al-Hayat, April 26, 2014、Iraqinews.com, April 25, 2014、Kull-na Shuraka’, April 25, 2014、Naharnet, April 25, 2014、NNA, April 25, 2014、Reuters, April 25, 2014、SANA, April 25, 2014、UPI, April 25, 2014などをもとに作成。

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2014年4月25日のシリア情勢:反体制勢力の動き

民主統一党人民防衛隊とシャームの民の合同作戦司令室はアレッポ県で停戦協定に合意した。

Kull-na Shuraka', April 25, 2014
Kull-na Shuraka’, April 25, 2014

停戦協定は、①捕虜交換、②人民防衛隊支配地域での無許可の検問所設置禁止、③合同作戦司令室による「ヌサイリー派体制(アサド政権)との戦闘目的での人民防衛隊支配地域の使用許可、④合同作戦司令室によるヌッブル市、ザフラー町包囲強化と同地域への通行禁止。

AFP, April 25, 2014、AP, April 25, 2014、ARA News, April 25, 2014、Champress, April 25, 2014、al-Hayat, April 26, 2014、Iraqinews.com, April 25, 2014、Kull-na Shuraka’, April 25, 2014、Naharnet, April 25, 2014、NNA, April 25, 2014、Reuters, April 25, 2014、SANA, April 25, 2014、UPI, April 25, 2014などをもとに作成。

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2014年4月24日のシリア情勢:反体制勢力の動き(追記)

イスラーム戦線は、シャーム自由人イスラーム運動指導者のアブー・ハーリド・スーリー氏の暗殺(2月)に関与したとする元イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)メンバーの証言映像(https://www.youtube.com/watch?v=YBqQ6jlpmik)を公開した。

Youtube
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証言映像に出演したのは、アフマド・ルールーを名乗る男性(1979年、アレッポ生まれ)で、アブー・フライラを名乗る人物から、ダーイシュ・アレッポ州の治安部門責任者であるアブー・アブダ・マグリビー氏や、アブー・マリヤム・キラーキー氏との会合までにアブー・ハーリド氏暗殺のための情報収集を命じられたという。

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Kull-na Shuraka', April 25, 2014
Kull-na Shuraka’, April 25, 2014

トルコで活動するシリア・イスラーム評議会は声明を出し、6月3日に投票が予定されているシリア大統領選挙への立候補、投票、支援の一切を禁じると発表した。

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シリア人権監視団は、24日に270人が死亡、うち51人がアレッポ市カラム・ベク地区とアターリブ市に対する軍の「樽爆弾」での空爆による犠牲者だと発表した。

al-Hayat, April 26, 2014、Kull-na Shuraka’, April 25, 2014などをもとに作成。

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最新論考「混迷するアラブ情勢の今:シリアをめぐる紛争をどうとらえるか」(『地理・地図資料』)

青山弘之「混迷するアラブ情勢の今:シリアをめぐる紛争をどうとらえるか」
http://www.teikokushoin.co.jp/journals/geography/pdf/201401g/04_hsggbl_2014_01g_p07_p10.pdf

『地理・地図資料』2014年度1学期号、7~10ページ

チュニジアでの政権交代に端を発する「アラブの春」がアラブ各国を席巻してから3年が経った。「民主化革命」などと報道されたこの政治変動が当初の楽観的な期待から乖離し,各国政情を不安定化させたという現実は,最近になってようやく認知されつつある。しかし・・・

2014年4月24日のシリア情勢:諸外国の動き

化学兵器禁止機関・国連合同派遣団特別調整官のスィグリッド・カーグ国連事務次長補はラタキア市で声明を出し、化学兵器搬出・廃棄プロセスが92.5%完了したと発表した。

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アフメト・ウズムジュ化学兵器禁止機関事務局長は、ハマー県カフルズィーター市での塩素ガス使用疑惑に関して、ロイター通信(4月24日付)に「調査を行う必要があると思う」と述べた。

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米法務省はプレス向け声明を出し、そのなかでペンシルベニア州出身の男性1人、シリア人男性2人の合わせて3人が、2003年から2012年にかけて、化学兵器攻撃に際して使用される携帯用探知機を米国からシリアに密輸しようとした容疑で、連邦裁判所に起訴されたと発表した。

起訴されたのは、ハロルド・リンコ容疑者(ペンシルベニア州出身、72歳)、アフマド・ディーリー容疑者(シリア人、39歳、英国在住)、弟のムアーウィヤ・ディーリー容疑者(36歳、シリア在住)の3人。

ロイター通信(4月24日付)が伝えた。

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『ハヤート』(4月25日付)は、英国警察当局が、シリアに不法入国し、アル=カーイダ系組織の活動に参加しようとしている男性の母、妻、娘に、こうした犯罪行為を思いとどまるよう説得するよう呼びかけるキャンペーンを開始したと報じた。

AFP, April 24, 2014、AP, April 24, 2014、ARA News, April 24, 2014、Champress, April 24, 2014、al-Hayat, April 25, 2014、Iraqinews.com, April 24, 2014、Kull-na Shuraka’, April 24, 2014、Naharnet, April 24, 2014、NNA, April 24, 2014、Reuters, April 24, 2014、SANA, April 24, 2014、UPI, April 24, 2014などをもとに作成。

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2014年4月24日のシリア情勢:イラクの動き

イラキー・ニュース(4月24日付)によると、アンバール県ラマーディー市東部で、治安部隊が部族民兵の支援のもとにイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と交戦し、21人の戦闘員を殺害した。

AFP, April 24, 2014、AP, April 24, 2014、ARA News, April 24, 2014、Champress, April 24, 2014、al-Hayat, April 25, 2014、Iraqinews.com, April 24, 2014、Kull-na Shuraka’, April 24, 2014、Naharnet, April 24, 2014、NNA, April 24, 2014、Reuters, April 24, 2014、SANA, April 24, 2014、UPI, April 24, 2014などをもとに作成。

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2014年4月24日のシリア情勢:レバノンの動き

NNA(4月24日付)によると、ベカーア県バアルベック郡アルサール村郊外のワーディ・フマイイド検問所で、偽造IDをもって不法入国しようとしたシリア人10人をレバノン軍当局が逮捕した。

AFP, April 24, 2014、AP, April 24, 2014、ARA News, April 24, 2014、Champress, April 24, 2014、al-Hayat, April 25, 2014、Iraqinews.com, April 24, 2014、Kull-na Shuraka’, April 24, 2014、Naharnet, April 24, 2014、NNA, April 24, 2014、Reuters, April 24, 2014、SANA, April 24, 2014、UPI, April 24, 2014などをもとに作成。

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2014年4月24日のシリア情勢:国内の暴力

自由シリア軍参謀委員会広報局は声明を出し、ダルアー県とクナイトラ県で新たな作戦(「耐え忍ぶ者たちに吉報をもたらせ」作戦)を開始し、複数の拠点を新たに制圧した、と発表した。

この作戦は「不正にあえぐヒムスの救済、包囲され、不正に苛まれている国民の救済」を側方支援するとともに、第61旅団本部がある「ナワー市(ダルアー県)への道を切り開き、同地からダマスカスに向かうこと」を目的としているという。

作戦開始とともに、「自由シリア軍」および「革命家たち」は、ダルアー県のタッル・ジャービーヤ、スッカリーヤ町を完全制圧したという。

これに対して、軍はダルアー県インヒル市、タスィール町を砲撃する一方、「自由シリア軍」などと激しく交戦しているという。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー県から同県に進入したジハード主義武装集団が、ヒルバー村近郊で軍と人民諸委員会(自警団)の要撃を受け、戦闘員4人が死亡した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ムライハ市およびその周辺などで、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦する一方、軍がサクバー市周辺、ドゥーマー市各所を空爆・砲撃した。

一方、SANA(4月24日付)によると、シャイフーニーヤ農場、ハラスター市警察病院東部、ムライハ市およびその周辺、TAMICO周辺、ザバディーン市郊外、ダイル・アサーフィール市郊外、イフラ村郊外の山岳地帯で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またザバダーニー市で、反体制武装集団の戦闘員39人が、カナーキル村で17人が当局に投降した。

このほか、ジャルマーナー市に反体制武装集団が撃った迫撃砲が着弾し、市民22人が負傷した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ヤルムーク区(サラースィーン通りなど)で軍が反体制武装集団と交戦、同地を砲撃した。

一方、SANA(4月24日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アターリブ市を軍が空爆し、女性2人、子供3人を含む25人が死亡した。

また軍は、マアーッラト・アルティーク村、タッル・リフアト市、アレッポ市マサーキン・ハナーヌー地区、ダフラト・アワード地区を「樽爆弾」などで空爆した。

これに対し、ジハード主義武装集団はアレッポ市シャイフ・サイード地区のセメント工場、ナイル通りなどを砲撃した。

一方、SANA(4月24日付)によると、ヒムス市ラームーサ地区、シャイフ・サイード地区、アーミリーヤ地区、ジュバイラ地区、ラーシディーン地区、ブスターン・カスル地区、ジュダイダ地区、タッル・リフアト市、シャイフ・ナッジャール市工業団地地区、アウラム・クブラー町、クワイリス村、アルバイド村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市インティラーク通り一体を軍が空爆する一方、ダイル・ザウル航空基地周辺でジハード主義武装集団と交戦した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が、ワドヤーン村で、「ヴェールを着用していない女性とともに市場を訪れた」男性をむち打ち刑に処した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ラアス・アイン市郊外のタッル・ハルム村の市場近くの民主統一党人民防衛隊検問所で、爆弾が仕掛けられた車が爆発した。

マサール・プレス(4月24日付)によると、この爆発で人民防衛隊の隊員30人以上が死亡、また、この他にもミシュラーファ村とラアス・アイン市コルニーシュ地区でも同様の爆破攻撃が発生し、多数の隊員が死傷したという。

マサール・プレスによると、これらの攻撃はイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)によるものだという。

一方、SANA(4月24日付)は、ラアス・アイン市とタッル・ヒラーフ村で、「テロリスト」が爆弾を仕掛けた車を爆破、これにより市民7人が死亡したと報じた。

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ダルアー県では、SANA(4月24日付)によると、ラジャート高原一帯、アトマーン村北西部、ダルアー市(アバーズィード倉庫一体、ダーヒヤト・ヤルムーク区など)、タスィール町、サーキヤ村、サムリーン村北西部で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(4月24日付)によると、アレッポ市からのバスの荷台に隠れていたソマリア人女性5人(パスポートなど身分証明書は携帯していなかったという)を当局が逮捕した。

またヒムス市バーブ・フード地区、カラービース地区、ワルシャ地区、ハミーディーヤ地区、カフルラーハー市、ブルジュ・カーイー村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(4月24日付)によると、ディーニーン村、ビンニシュ市、ヒーシュ村などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, April 24, 2014、AP, April 24, 2014、ARA News, April 24, 2014、Champress, April 24, 2014、al-Hayat, April 25, 2014、Iraqinews.com, April 24, 2014、Kull-na Shuraka’, April 24, 2014、Masar Press Agency, April 24, 2014、Naharnet, April 24, 2014、NNA, April 24, 2014、Reuters, April 24, 2014、SANA, April 24, 2014、UPI, April 24, 2014などをもとに作成。

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2014年4月24日のシリア情勢:シリア政府の動き

ムハンマド・ジハード・ラッハーム人民議会議長は、大統領選挙に関する議会臨時会で、ハッサーン・アブドゥッラー・ヌーリー氏が最高憲法裁判所に大統領選挙への立候補を届け出、2014年4月24日付届出第2号として登録されたと発表した。

ヌーリー氏は、1960年生まれで、ダマスカス県出身。1982年にダマスカス大学で学士号(経済通商学)を取得後、米ウィスコンシン大学修士課程を経て、1989年に米ジョン・F・ケネディー大学で博士号(人材開発支援)を取得した。

1997年から2000年まで、ダマスカス工業会議所で勤める一方、1998年から2003年まで人民議会議員(第7期)を務めた。

Kull-na Shuraka', April 24, 2014
Kull-na Shuraka’, April 24, 2014

また2000年3月から2001年12月(SANAの発表によると2002年)にかけて第1次ムハンマド・ムスタファー・ミールー内閣で行政改革担当国務大臣(無所属)を務めた。

SANA(4月24日付)が伝えた。

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アサド大統領は選挙法(2014年3月24日法律第5号)および最高司法評議会決定第944号(2014年4月16日)に基づき、2014年政令第133号を発し、6月3日に投票が予定されている大統領選挙を監督するための高等司法選挙委員会を設置した。

高等司法選挙委員会の委員は以下の通り:

ヒシャーム・マフドゥーフ・シャッアール

ハリール・ズィーブ・フランスィース

カーミル・ナーイフ・ファーティマ

アーミナ・アフマド・シャンマート

ズィヤード・ユースフ・ハンムード・ヤースィーン

リダー・スライマーン・ムーサー

アブドゥルマジード・ムハンマド・イサーム・ミスリー

(予備委員)

スィフヤーン・イスマーイール・ジューフダール

アブドゥー・ハサン・シャフラー

ムニーラ・ザキー・ワースィティー

ハイダル・ハムザ・ラフマ

ズィヤード・イーリヤー・アブー・ザイダーン

ムハンマド・ジャマールッディーン・ムハンマド・ラジャーイー・ハティーブ

ムハンマド・ムドヒー・シャマーリー

AFP, April 24, 2014、AP, April 24, 2014、ARA News, April 24, 2014、Champress, April 24, 2014、al-Hayat, April 25, 2014、Iraqinews.com, April 24, 2014、Kull-na Shuraka’, April 24, 2014、Naharnet, April 24, 2014、NNA, April 24, 2014、Reuters, April 24, 2014、SANA, April 24, 2014、UPI, April 24, 2014などをもとに作成。

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2014年4月24日のシリア情勢:反体制勢力の動き

イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)バラカ州(ハサカ県)は声明を出し、21日のスール村での戦闘で、「アブー・タルハト・アルマーニー」を名乗っていたドイツ人ラッパーのデソ・ドッグ(Deso Dogg)氏(本名デニス・ママドウ・カスパート)、リビア人司令官のアブー・バラー・リービー氏ら25人が死亡したと発表した。

クッルナー・シュラカー(4月24日付)が伝えた。

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シリア革命反体制勢力国民連立のハーディー・バフラ政治委員会書記長は、クッルナー・シュラカー(4月24日付)に、ミシェル・キールー氏が率いるシリア民主主義者連合が「現時点でまだ、連立内のブロックとしての登録を行っていない。総合委員会が(連合が正式加盟組織かどうかを)決定する」と述べた。

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シリア国内で活動する反体制活動家のマンスール・アタースィー氏、バッサーム・イスハク氏(シリア国民評議会)はクッルナー・シュラカー(4月24日付)に対し、6月3日に投票が予定されている大統領選挙をボイコットすると述べた。

AFP, April 24, 2014、AP, April 24, 2014、ARA News, April 24, 2014、Champress, April 24, 2014、al-Hayat, April 25, 2014、Iraqinews.com, April 24, 2014、Kull-na Shuraka’, April 24, 2014、Naharnet, April 24, 2014、NNA, April 24, 2014、Reuters, April 24, 2014、SANA, April 24, 2014、UPI, April 24, 2014などをもとに作成。

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2014年4月23日のシリア情勢:諸外国の動き(追記)

ARA News(4月24日付)によると、トルコ軍の戦車6輌、装甲車12輌からなる部隊(300人)が、アイン・アラブ(コバネ)市の国境通行所を通過し、シリア領内に入り、アレッポ県内のスライマーン・シャー廟に駐留する部隊と交代した。

この部隊は、民主統一党人民民保護部隊の検問所、北の太陽大隊(自由シリア軍)の検問所を通過し、スライマーン・シャー廟に向かったという。

これに関して、現地で取材活動を続けるアーラーン・ジャーンを名乗る記者によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が、トルコ軍部隊の交代を阻止しようとして車列を6時間にわたって包囲し、トルコ軍部隊がジャラーブルス市・マンビジュ市街道からトルコ領内に撤退することをダーイシュと合意し、包囲は解除されたという。

しかし、アナトリア通信(4月24日付)によると、アフメト・ダウトオール外務大臣はこうした動きを否定しているという。

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国連の潘基文事務総長は、国連安保理決議第2139号の実施状況に関する第2回報告書を安保理に提出した。

報告書のなかで、潘事務総長は、シリア国内への人道支援物資の搬入・配給が「成果を見せていない…。どの紛争当事者も安保理の要求を尊重していない」と非難した。

Anadolu Ajansı, April 24, 2014、ARA News, April 24, 2014、al-Hayat, April 25, 2014などをもとに作成。

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2014年4月23日のシリア情勢:諸外国の動き

フランスのローラン・ファビウス外務大臣は、ハマー県カフルズィーター市で塩素ガスが使用されたとの反体制勢力などの主張に関して、「正確な情報の収集を行っている。(塩素ガス使用に関する)情報が得られれば、安保理および化学兵器禁止機関がとるべき一連の措置を改めて講じることになる。(塩素ガスの)使用は、当事国の国際的な制約に反する犯罪行為だ」と述べた。

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国連のバレリー・アモス人道問題担当事務次長、アントニー・レイクUNICEF事務局長、アントニオ・グテーレス難民高等弁務官(UNCHR)、アーサリン・カズンWFP事務局長、マーガレット・チャンWHP事務局長は共同声明を出し、シリアにおけるすべての紛争当事者に対して、国際人道支援の受け入れを妨害しないよう呼びかけた。

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イランのアリー・アクバル・ヴェラーヤティー最高指導者顧問は、シリアでの大統領選挙実施およびアサド大統領の立候補への支持を表明した。

『ハヤート』(4月24日付)が伝えた。

AFP, April 23, 2014、AP, April 23, 2014、ARA News, April 23, 2014、Champress, April 23, 2014、al-Hayat, April 24, 2014、Iraqinews.com, April 23, 2014、Kull-na Shuraka’, April 23, 2014、Naharnet, April 23, 2014、NNA, April 23, 2014、Reuters, April 23, 2014、SANA, April 23, 2014、UPI, April 23, 2014などをもとに作成。

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2014年4月23日のシリア情勢:イラクの動き

イラキー・ニュース(4月23日付)によると、アンバール県ラマーディー市西部で治安部隊がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の狙撃手1人を逮捕した。

またラマーディー市東部では、治安部隊がダーイシュと交戦し、戦闘員15人を殺害した。

AFP, April 23, 2014、AP, April 23, 2014、ARA News, April 23, 2014、Champress, April 23, 2014、al-Hayat, April 24, 2014、Iraqinews.com, April 23, 2014、Kull-na Shuraka’, April 23, 2014、Naharnet, April 23, 2014、NNA, April 23, 2014、Reuters, April 23, 2014、SANA, April 23, 2014、UPI, April 23, 2014などをもとに作成。

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2014年4月23日のシリア情勢:レバノンの動き

レバノン国民議会のナビーフ・ビッリー議長は、大統領選出のための臨時会を招集し、第1回の投票(無記名投票)を行ったが、いずれの立候補者も当選に必要な3分の2以上の信任票を獲得できないまま閉会した(憲法第49条(1990年9月21日改正)は「大統領は国民議会による秘密投票により、第1回投票で3分の2以上の多数で選出される。その後の投票では過半数によって選出される」と規定)。

Naharnet, April 23, 2014
Naharnet, April 23, 2014

投票結果は以下の通り:

サミール・ジャアジャア(レバノン軍団代表):3月14日勢力支持:48票

ヘンリー・フルウ(民主会合ブロック):民主会合ブロック支持:16票

アミーン・ジュンマイイル(レバノン・カターイブ党党首):1票

白票:52票

欠席:4(サアド・ハリーリー、ウカーブ・サクル、エリー・アウン、ハーリド・ダーヒル)

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レバノン・カターイブ党党首のアミーン・ジュマイイル元大統領は、LBCI(4月23日付)に対して、自身に1票が投じられたことに関して、「党の議員5人はサミール・ジャアジャア氏に投票した」と述べた。

しかし、サジュアーン・カッズィー労働大臣(レバノン・カターイブ党)はその後、レバノンの声ラジオ(4月23日付)で、国民議会での第2回大統領選挙の投票において、レバノン・カターイブ党党首のアミーン・ジュマイイル元大統領を候補者として擁立するだろう、と述べた。

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NNA(4月23日付)によると、ベカーア県バアルベック郡アルサール村郊外に、シリア軍が空爆、またロケット弾が着弾した。

AFP, April 23, 2014、AP, April 23, 2014、ARA News, April 23, 2014、Champress, April 23, 2014、al-Hayat, April 24, 2014、Iraqinews.com, April 23, 2014、Kull-na Shuraka’, April 23, 2014、LBCI, April 23, 2014、Naharnet, April 23, 2014、NNA, April 23, 2014、Reuters, April 23, 2014、SANA, April 23, 2014、UPI, April 23, 2014、Voice of Lebanon, April 23, 2014などをもとに作成。

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2014年4月23日のシリア情勢:国内の暴力

ダマスカス郊外県では、SMART News(4月23日付)によると、ザバダーニー地元評議会が、「自由シリア軍」と軍との間で停戦合意が成立したと発表した。

同報道によると、この停戦合意は、ザバダーニー市に対する軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員の総攻撃の警告を受けたもので、期間は6日間だという。

また、この期間中に、軍は「ザバダーニー市全体における和解」を、また「自由シリア軍」側は攻撃回避をめざすという。

一方、シリア人権監視団によると、軍がムライハ市およびその周辺を空爆・砲撃する一方、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がジハード主義武装集団と交戦した。

他方、SANA(4月23日付)によると、ムライハ市およびその周辺、TAMICO周辺、アイン・タルマー渓谷、アーリヤ農場、アッブ農場、ダーライヤー市、ハーン・シャイフ・キャンプ、ジャイルード市郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またジャルマーナー市に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、子供3人と女性1人を含む6人が死亡、32人が負傷した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、軍、国防隊、バアス大隊が、ヒムス市ジュッブ・ジャンダリー地区で、ジハード主義武装集団と交戦の末、同地区を完全制圧した。

同地区での戦闘は、19日に同地区の検問所に駐留していた軍部隊が「脱走」、「離反」したのを受け、シャームの民のヌスラ戦線が侵入、バーブ・ドゥライブ地区、バーブ・スィバーア地区を結ぶ街道で車を爆破させるなどしたことで発生・激化していた。

一方、SANA(4月23日付)によると、ヒムス市バーブ・フード地区、ハミーディーヤ地区、バーブ・ドゥライブ地区、クスール地区、ダール・カビーラ村、ガントゥー市、ハーリディーヤ村、ドゥワイル村、ブルジュ・カーイー村、アイン・フサイン村、アーミリーヤ村、サアン村、ウンム・ジャリーム村、イッズッディーン町、ミーリー渓谷、タッル・クトリー村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

なおヒムス市バーブ・フード地区、ジャウラト・シヤーフ地区、ワルシャ地区では、反体制武装集団の戦闘員127人が当局に投降、その後釈放されたという。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ビンニシュ市、タフタナーズ航空基地、マルイヤーン村周辺に対して軍が空爆を行った。

一方、SANA(4月23日付)によると、マルイヤーン村周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市シャイフ・サイード地区のセメント工場で、軍、国防隊がジハード主義武装集団と交戦、軍が同地区を空爆した。

また軍はアレッポ市ブアイディーン地区、マアスラーニーヤ地区、マサーキン・ハナーヌー地区、アナダーン市、フライターン市、ダイル・ハーフィル市(イラク・シャーム・イスラーム国が占拠)を「樽爆弾」で空爆した。

一方、SANA(4月23日付)によると、アレッポ市フドル・モスク近く、ラーシディーン地区、アーミリーヤ地区、スッカリー地区、ラームーサ地区、シャイフ・サイード地区、ジュダイダ地区、ライラムーン地区、バーブ市(航空士官学校周辺)、クワイリス村、アルバイド村、ラスム・アッブード村、シャイフ・ナッジャール市工業団地地区、アレッポ中央刑務所周辺、カブターン・ジャバル村、アターリブ市、アナダーン市、ハーン・トゥーマーン村、アッザーン村、カフルナーハー村、ダーラト・イッザ市、マーイル町、ワディーヒー村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、サムラー村周辺で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、アイン・イーサー市近くのヒルバト・ルッズ村でジハード主義武装集団がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と戦闘の末、同村を制圧した。

またクッルナー・シュラカー(4月23日付)は、ラッカ市の複数の消息筋の話として、シャーム自由人イスラーム運動が、1週間前にスパイ(シリア政府への密告)容疑で身柄拘束した女性活動家のヤースミーン・バンシー氏を解放したと報じた。

バンシー氏は解放後、トルコに入ったという。

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ダマスカス県では、SANA(4月23日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(4月23日付)によると、ヤードゥーダ村、ラジャート高原一帯、アトマーン村西部、タファス市、サムリーン村、ティブナ村北部、ナワー市、タスィール町、カラク村、ダルアー市各所(ビラール・ハバシー・モスク周辺、靴工場、郵便局など)、西ガーリヤ村、ブスラー・シャーム市、ヌアイマ村、ヒルバト村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(4月23日付)によると、ダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区、ハミーディーヤ地区、マリーイーヤ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(4月23日付)によると、ジュバーター・ハシャブ村、タルハナ村、マシュジャラ村、ハーン・アルナバ市、バアス市、ナブア・サフル村で、反体制武装集団のメンバー115人が当局に投降した。

マアン・サラーフッディーン県知事によると、115人が投降するのに先だって、当局はこれまでに投降した240人以上を釈放しているという。

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ハサカ県では、ARA News(4月23日付)によると、ラアス・アイン市郊外のザフル・アラブ村でアラブ人武装集団が民主統一党人民防衛隊の元教官が暗殺された。

AFP, April 23, 2014、AP, April 23, 2014、ARA News, April 23, 2014、Champress, April 23, 2014、al-Hayat, April 24, 2014、Iraqinews.com, April 23, 2014、Kull-na Shuraka’, April 23, 2014、Naharnet, April 23, 2014、NNA, April 23, 2014、Reuters, April 23, 2014、SANA, April 23, 2014、SMART News, April 23, 2014、UPI, April 23, 2014などをもとに作成。

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2014年4月23日のシリア情勢:シリア政府の動き

ムハンマド・ジハード・ラッハーム人民議会議長は、大統領選挙に関する議会臨時会で、マーヒル・アブドゥルハフィーズ・ハッジャール人民議会議員が最高憲法裁判所に対して大統領選挙への立候補を届け出、2014年4月22日付届出第1号として登録されたと発表した。

SANA, April 23, 2014
SANA, April 23, 2014
Kull-na Shuraka', April 23, 2014
Kull-na Shuraka’, April 23, 2014

シリア・アラブ・テレビ(4月23日付)によると、ハッジャール人民議会議員は、アレッポ市バイヤーダ地区出身で、1968年生まれ。アレッポ大学文学人文科学部卒。

大学時代には、アレッポ大学の左派共産運動の幹部として活動し、1984年にシリア共産党(ユースフ・ファイサル派)に入党した。

2000年、共産党を離党し、アレッポ県で共産主義者暫定指導部を結成、その後2003年にカドリー・ジャミール氏(前経済問題担当副首相、現在モスクワで事実上の亡命生活)とともに、シリア共産主義者統一国民委員会を結成し、2012年には同委員会書記長を務めた。

シリア共産主義統一国民委員会(シリア共産党カシオン派)は2011年に人民意思党に改称、またシリア民族社会党インティファーダ派とともに変革解放人民戦線を主導している。

シリア・アラブ・テレビによると、ハッジャール議員は、2007年の人民議会の選挙に落選後、2012年に変革解放人民戦線リストのメンバーとしてアレッポ県アレッポ市選挙区B部門で再立候補し、初当選を果たしたという。

しかし、2012年の選挙時点において、ハッジャール議員はアレッポ国民無所属リストに所属する無所属候補者として出馬し、当選したことになっている(http://www.tufs.ac.jp/ts/personal/aljabal/biladalsham/syria/parliament/2012.htm)。

大統領選挙へは、変革解放人民戦線の候補者として出馬したという。

一方、クッルナー・シュラカー(4月23日付)は、ハッジャール議員に次いで、スーサン・ハッダード女史が最高憲法裁判所に対して、大統領選挙への立候補を申し出たと報じた。

またBBC(4月23日付)は、3名が大統領選挙に立候補したと報じた。

しかしSANAによると、情報省は、これらの報道を否定し、立候補届出を出しているのはハッジャール議員だけだと発表した。

他方、『ワタン』(4月23日付)は、進歩国民政党に加盟するアラブ社会主義者連合党のサフワーン・クドスィー書記長が、大統領選挙に立候補する意向だと報じた。

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SANA, April 23, 2014
SANA, April 23, 2014
SANA, April 23, 2014
SANA, April 23, 2014

アサド大統領は、共和国ムフティーのアフマド・バドルッディーン・ハッスーン師らシリア各県のウラマー、イマーム、ハティーブなどイスラーム教宗教関係者と会談した。

SANA(4月23日付)によると、会談でアサド大統領は、イスラーム教宗教関係者がイスラーム教に関する「謝った諸概念に立ち向かうための正しい概念を確立するうえで基本的な役割を担っている」としたうえで、「我々の地域、およびイスラーム世界全体がさらされている最大の脅威とは、西側が我々の社会における教義やイデオロギーに打撃を与えようとしていることだ。この試みは、人種主義とは無縁の人道的・文明的な概念であるアラブ性(ウルーバ)とイスラーム教を分離させようとする試みに代表されるような諸概念の改悪を通じて進められている。その結果、政治と社会の両面において不安定な状態が作り出されてしまう」と警鐘を鳴らした。

アサド大統領はまた「過激主義やテロとの対決が、それらへの非難や反駁を通じて行われるだけでなく、道徳やイスラームへの深淵な理解に基づく穏健で正しい宗教概念の確立を通じて行われるべきだ」と主張した。

 

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外務在外居住者省は声明を出し、大統領選挙実施に関して「シリアの主権に基づく決定であり、いかなる勢力の干渉も許されない」と表明するとともに、選挙がジュネーブ2会議での和平プロセスを妨害するとした国連の声明に反論、「自らを仲介者でも精錬でもない偏った当事者にしてしまった国連とアフダル・ブラーヒーミー共同特別代表に、ジュネーブ2会議妨害の責任がある」と批判した。

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フィイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣はダマスカスで化学兵器禁止機関・国連合同派遣団特別調整官のスィグリッド・カーグ国連事務次長補と会談し、化学兵器廃棄の進捗状況について意見を交わした。

SANA(4月23日付)によると、ミクダード外務在外居住者副大臣は会談で、廃棄プロセスが86%完了したことを「大いなる成果、成功」と評すとともに、引き続き廃棄プロセスに協力する意思を示した。

またミクダード外務在外居住者副大臣は「シリア軍部隊は国内のいかなる地域において、いかなる毒性物質を使用していない」と述べ、ハマー県カフルズィーター市での塩素ガス使用疑惑を否定した。

AFP, April 23, 2014、AP, April 23, 2014、ARA News, April 23, 2014、BBC, April 23, 2014、Champress, April 23, 2014、al-Hayat, April 24, 2014、Iraqinews.com, April 23, 2014、Kull-na Shuraka’, April 23, 2014、Naharnet, April 23, 2014、NNA, April 23, 2014、Reuters, April 23, 2014、SANA, April 23, 2014、UPI, April 23, 2014、al-Watan, April 23, 2014などをもとに作成。

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2014年4月23日のシリア情勢:反体制勢力の動き

イスラーム戦線、シリア・イスラーム教ウラマー総合委員会、アレッポ・シャリーア委員会、バーブ市シャリーア委員会、スーラーンシャリーア委員会は共同声明を出し、シリア・イスラーム評議会からの脱会を発表した。

シリア・イスラーム評議会が「シリア国内の革命勢力を代表していない」というのが脱会の理由。

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シリア国民評議会は声明を出し、6月3日に投票が予定されている大統領選挙に関して「政治的解決を反故にする一打」と批判、「血、痛み、そして破壊がシリア全体を完全に覆い尽くすなかでのこうした「お祭り騒ぎ」は、過酷な皮肉以上の何ものでもない」と批判した。

AFP, April 23, 2014、AP, April 23, 2014、ARA News, April 23, 2014、Champress, April 23, 2014、al-Hayat, April 24, 2014、Iraqinews.com, April 23, 2014、Kull-na Shuraka’, April 23, 2014、Naharnet, April 23, 2014、NNA, April 23, 2014、Reuters, April 23, 2014、SANA, April 23, 2014、UPI, April 23, 2014などをもとに作成。

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2014年4月22日のシリア情勢:諸外国の動き

サウジアラビアのサルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ副首相兼国防大臣はリヤドでシリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長と会談し、シリア情勢について協議した。

会談後にシリア革命反体制勢力国民連立が発表した声明によると、会談では、「革命家」支援の方途などについて検討したという。

会談には、ファールーク・タイフール副代表(シリア・ムスリム同胞団)、ヌーラー・アミール副代表、アブドゥルハキーム・バッシャール副代表、バドル・ジャームース書記長、アフマド・トゥウマ暫定内閣首班、アスアド・ムスタファー同国防大臣、サウジアラビアのムクリン・ビン・アブドゥルアズィーズ皇太子、サウード・ファイサル外務大臣が同席した。

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アラブ連盟のナビール・アラビー事務総長は、シリア人民議会による大統領選挙日程決定に関して、「ジュネーブ合意(2012年6月)の違反…、政治的解決への努力を阻害する」と批判した。

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ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表と電話会談し、シリア情勢について協議した。

『ハヤート』(4月23日付)によると、電話会談でラブロフ外務大臣は、ジュネーブ2会議の交渉再開の必要を強調したという。

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ロシアのミハイル・ボグダノフ外務副大臣は、変革解放人民戦線代表のカドリー・ジャミール前副首相とモスクワで会談し、シリア情勢について協議した。

RT(4月22日付)によると、会談で両氏は、迅速な危機解決の方途について検討したという。

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トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン首相は、AKP所属議員との定例会合で、シリアからトルコへの避難民の数が100万人に達した、と述べた。

AFP(4月22日付)が伝えた。

AFP, April 22, 2014、AP, April 22, 2014、ARA News, April 22, 2014、Champress, April 22, 2014、al-Hayat, April 22, 2014、Iraqinews.com, April 22, 2014、Kull-na Shuraka’, April 22, 2014、Naharnet, April 22, 2014、NNA, April 22, 2014、Reuters, April 22, 2014、RT, April 22, 2014、SANA, April 22, 2014、UPI, April 22, 2014などをもとに作成。

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2014年4月22日のシリア情勢:イラクの動き

イラキー・ニュース(4月22日付)によると、イラク治安部隊が対シリア国境地域でイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)指導者の一人トゥルキー・アリー・イブラーヒーム・ラーシディー氏を殺害した。

AFP, April 22, 2014、AP, April 22, 2014、ARA News, April 22, 2014、Champress, April 22, 2014、al-Hayat, April 22, 2014、Iraqinews.com, April 22, 2014、Kull-na Shuraka’, April 22, 2014、Naharnet, April 22, 2014、NNA, April 22, 2014、Reuters, April 22, 2014、SANA, April 22, 2014、UPI, April 22, 2014などをもとに作成。

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2014年4月22日のシリア情勢:レバノンの動き

進歩社会主義党のワリード・ジュンブラート党首は記者会見を開き、2011年1月に分裂した国民議会内会派の民主会合ブロックと自身が率いる国民闘争戦線を再統一し、「民主会合ブロックを再生」するとともに、同ブロックのヘンリー・フルウ議員を大統領候補として擁立、支持すると発表した。

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ナハールネット(4月22日付)によると、ナジーブ・ミーカーティー前首相が、自身が所属する国民議会内の会派である団結ブロックの議員が、大統領選挙においてヘンリー・フルウ議員を支持することを決定したと発表した。

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3月14日勢力は会合を開き、レバノン軍団代表のサミール・ジャアジャア代表を次期大統領候補として支持することで合意した。

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ミシェル・アフラク議員が率いる国民議会内会派の変化改革ブロックは定例の週間会合を開き、大統領選挙について協議した。

会合の後、エミール・ラフマ議員は声明を出し、同ブロック議員が大統領選挙の投票で白票を投じることを明らかにした。

AFP, April 22, 2014、AP, April 22, 2014、ARA News, April 22, 2014、Champress, April 22, 2014、al-Hayat, April 22, 2014、Iraqinews.com, April 22, 2014、Kull-na Shuraka’, April 22, 2014、Naharnet, April 22, 2014、NNA, April 22, 2014、Reuters, April 22, 2014、SANA, April 22, 2014、UPI, April 22, 2014などをもとに作成。

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2014年4月22日のシリア情勢:国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ムライハ市およびその周辺で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦、また軍はアーリヤ農場、ザバダーニー市東部山岳地帯などを砲撃した。

一方、SANA(4月22日付)によると、ムライハ市およびその周辺、ハラスター市、ザバダーニー市西部の山岳地帯、ジャイルード市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、マサーキン・バルザ地区で、治安部隊が強制捜査を行う一方、カダム区、ジャウバル区、アサーリー地区、ヤルムーク区近郊が軍の砲撃を受けた。

一方、SANA(4月22日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市ジュッブ・ジャンダリー地区周辺で、軍、バアス大隊(国防隊)がジハード主義武装集団と交戦、また同市各所を軍が砲撃した。

またヒムス市ワアル地区でも、軍、国防隊、マズラア町住民(シーア派)からなる民兵が、ジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(4月22日付)によると、ヒムス市バーブ・フード地区、クスール地区、カラービース地区、ジュッブ・ジャンダリー地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またダール・カビーラ村、ハーリディーヤ村、アイン・フサイン村、フーシュ・ハッジュー村、ダイル・フール村西部、ガジャル村、ウンク・ハワー村、クサイル市、ジュッブ・ハブル村、マヌーフ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ムーリク市、カスル・ブン・ワルダーン村を軍が空爆した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、カサブ町周辺で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦、またナブア・ムッル村一帯を軍がミサイルで攻撃した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が男性1人を「政府軍に協力した」罪で処刑した。

またARA News(4月22日付)は、複数の活動家の話として、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がラッカ県内の農村で、「公道で喫煙していた」男性をむち打ち刑に処したと報じた。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が男性1人を「忠誠を拒否した」罪で処刑した。

またARA News(4月22日付)は、ダルバースィーヤ市郊外のシャイフ・ファーティマ村で、民主統一党人民防衛隊が、隊列を離反した女性隊員(15歳)の家族に対して、身柄拘束などの嫌がらせをしている、と報じた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市スッカリー地区、バニー・ザイド地区、アンサーリー地区、タッル・ザラーズィールを軍が空爆する一方、ブスターン・カスル地区でジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(4月22日付)によると、ハンダラート・キャンプ、アレッポ市ジャンドゥール地区、シャイフ・サイード地区、スッカリー地区、アンサーリー地区、ダフラト・アブドゥラッブブ地区、ライラムーン地区、カフルハムラ村、フライターン市、シャイフ・ナッジャール市工業団地地区、アレッポ中央刑務所周辺、マンナグ村などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(4月22日付)によると、サルミーン市、サラーキブ市近郊で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(4月22日付)によると、ダルアー市各所(ダム街道、ウマリー・モスク、ビラール・ハバシー・モスク、靴工場、郵便局周辺)、ブスラー・シャーム市、サムリーン村郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(4月22日付)によると、ダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区、ハウィーカ地区、ウルフィー地区、旧空港地区、工業地区、フサイニーヤ町、マリーイーヤ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, April 22, 2014、AP, April 22, 2014、ARA News, April 22, 2014、Champress, April 22, 2014、al-Hayat, April 22, 2014、Iraqinews.com, April 22, 2014、Kull-na Shuraka’, April 22, 2014、Naharnet, April 22, 2014、NNA, April 22, 2014、Reuters, April 22, 2014、SANA, April 22, 2014、UPI, April 22, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

2014年4月22日のシリア情勢:シリア政府の動き

SANA(4月22日付)によると、ハマー県アースィー公園、ヒムス市バアス大学大学寮で、軍による「テロとの戦い」を支持するデモが行われ、多数の住民、バアス党関係者、学生が参加した。

AFP, April 22, 2014、AP, April 22, 2014、ARA News, April 22, 2014、Champress, April 22, 2014、al-Hayat, April 22, 2014、Iraqinews.com, April 22, 2014、Kull-na Shuraka’, April 22, 2014、Naharnet, April 22, 2014、NNA, April 22, 2014、Reuters, April 22, 2014、SANA, April 22, 2014、UPI, April 22, 2014などをもとに作成。

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2014年4月22日のシリア情勢:反体制勢力の動き

クッルナー・シュラカー(4月22日付)は、西クルディスタン移行期民政局ジャズィーラ地区、コバネ、アフリーン地区の各立法評議会は、4月17日付で政党法を公布するとともに、既成政党に対して45日以内にこの法律に基づいて公認申請を行うよう要請した、と報じた。

この政党法は22条からなり、軍事・準軍事組織の保有禁止(第4条第4項)、在外局設置禁止(第4条第5項)、シリア人以外の入党禁止(第6条)、法務委員長(法務大臣)、内務委員長(内務大臣)などからなる政党問題委員会の設置と同委員会による公認申請の審査(第8条)、公認政党への政党交付金の支給(第13条)などを骨子とする。

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ARA News(4月22日付)によると、シリア・クルディスタン民主党は声明を出し、民主統一党がシリア・クルディスタン民主党結成に向けた「努力を妨害」してきたと非難するとともに、スィーマルカー国境通行所閉鎖措置などを「無責任」だと糾弾した。

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AKI(4月22日付)は、「自由シリア軍」の某司令官の情報として、イタリア人宣教師パウロ・ダルリオ氏(ダイル・マール・ムーサー修道院修道長)が、シリア北部にあるイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の拘置所に拘束されており、存命だと報じた。

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シリア人権監視団によると、ダマスカス県ヤルムーク区(パレスチナ難民キャンプ)を含む同県南部およびダマスカス郊外県南部で活動する「シャームの地のアクナーフ・ビント・ムカッダス大隊」が「軍事訓練アカデミー」を開設したと発表した。

「軍事訓練アカデミー」は、「ムジャーヒディーンを心身面で教練し、不正に苛まれている者を支援」することを目的としているという。

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アブドゥルハリーム・ハッダーム前副大統領は『ミスリー・ヤウム』(4月22日付)のインタビューに応じ、そのなかで自身が「体制の一部」だったことを認め、自らの汚職問題をめぐって国際法廷などの場で証言する用意があると述べた。

AFP, April 22, 2014、AP, April 22, 2014、ARA News, April 22, 2014、Champress, April 22, 2014、al-Hayat, April 22, 2014、Iraqinews.com, April 22, 2014、Kull-na Shuraka’, April 22, 2014、al-Misri al-Yawm, April 22, 2014、Naharnet, April 22, 2014、NNA, April 22, 2014、Reuters, April 22, 2014、SANA, April 22, 2014、UPI, April 22, 2014などをもとに作成。

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2014年4月21日のシリア情勢:国内の暴力(追記)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、スール村でシャームの民のヌスラ戦線戦闘員が2回にわたり自爆攻撃を行い、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)戦闘員16人を殺害した。

Alarabia.net, April 22, 2014
Alarabia.net, April 22, 2014

死亡したダーイシュ戦闘員のなかには、「アブー・タルハト・アルマーニー」を名乗っていたドイツ人ラッパーのデソ・ドッグ(Deso Dogg)氏(本名デニス・ママドウ・カスパート)が含まれているという。

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 ハサカ県では、ARA New(4月22日付)によると、イラク・クルディスタン地域から帰国したシリア・クルディスタン民主党中央委員会メンバーのサーリフ・ジャミール氏ら15人が民主統一党のアサーイシュに5時間にわたり拘束され、ジャミール氏を含む8人がイラク・クルディスタン地域に追放された。

また、ハサカ市タッル・ハジャル地区にあるアサーイシュの拘置所の収監者5人が脱獄した。

ARA News, April 21, 2014、al-Hayat, April 23, 2014、Kull-na Shuraka’, April 23, 2014をもとに作成。

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