2014年4月8日のシリア情勢:反体制勢力の動き

タウヒード旅団(イスラーム戦線)は、アレッポ県北部のバーブ・サラーマ国境通行所経由でシリアに入国しようとしたイラン人女性を3月16日に拘束したと発表、その映像をユーチューブで公開した。

拉致されているイラン人女性(1963年生まれ)は映像のなかで、イラン政府に対して、自らの釈放・帰国に向けた交渉を早急に行うよう求めた。

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シリア革命反体制勢力国民連立のルワイユ・サーフィ報道官はアナトリア通信(4月7日付)に、連立が、アフマド・トゥウマ暫定内閣に政治、福祉、軍事、人道支援など行政のすべてを移管したと述べた。

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シリア革命反体制勢力国民連立アフマド・トゥウマ暫定内閣は、トルコのガズィアンテップ市でフランスのエリック・シュヴァリエ駐シリア大使(本国召還中)と会談した。

連立広報局が発表した。

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シリア革命反体制勢力国民連立広報局は声明を出し、アフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長が14日に中国を訪問すると発表した。

AFP, April 9, 2014、Anadolu Ajansı, April 9, 2014、AP, April 9, 2014、ARA News, April 9, 2014、Champress, April 9, 2014、al-Hayat, April 10, 2014、Iraqinews.com, April 9, 2014、Kull-na Shuraka’, April 9, 2014、Naharnet, April 9, 2014、NNA, April 9, 2014、Reuters, April 9, 2014、SANA, April 9, 2014、UPI, April 9, 2014などをもとに作成。

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2014年4月8日のシリア情勢:諸外国の動き

『ハヤート』(4月8日付)は、米国が「穏健な反体制派」とみなしている武装集団に「漸進的に支援を増大させる」ことを決定し、対戦車砲供与、戦闘員の教練が行われていると報じた。

これを受け、自由シリア軍参謀委員会前政治広報調整官で参謀委員会を離反したルワイユ・ミクダード氏が指導しているとされる「ハズム運動」(12組織)に対戦車ミサイル600基が供与された、という。

事実、Youtubeでは、イドリブ県での戦闘で反体制武装集団が米国が開発したTOW対戦車ミサイルを使用している映像がアップされたという。

同紙が西側消息筋の話として伝えたところによると、バラク・オバマ米大統領は、米軍・治安当局高官やシリアの周辺諸国からの提言に従い、隣国(複数)で毎月300人から600人の戦闘員を教練すること、伝統的兵器、通信機器、対戦車砲などを供与することを決定したという。

提言のなかには、中東地域諸国から「使用を限定し、誤った者に手渡さないことを、指紋捺印のうえ誓約させる」ことを条件に携帯式の対戦車ミサイルを供与するとの案も示されたが、オバマ政権は慎重な態度を示したという。

「暫定的武器供与増大」には、二つの目的があり、第1の目的はシリア国内での「パワー・バランス」を変化させ、アサド政権に移行期統治委員会樹立に向けた交渉を通じた紛争の政治的解決を受け入れされることで、これが実現しない限りにおいて、米国はジュネーブ2会議の交渉再開には消極的な姿勢をとり続けることになるという。

第2の目的は、「穏健な反体制派」にアル=カーイダ系の武装集団に対抗する能力を与えることで、これに関して米国は、シリア領内のイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の拠点空爆の可能性さえも否定していないという。

なお、米国は反体制勢力への支援戦略として、シリア革命家戦線、ムジャーヒディーン軍、イスラーム戦線と「穏健な反体制派」の対話を通じて、タウヒード旅団、シャームの鷹旅団などの懐柔をめざしているが、シャーム自由人イスラーム運動については、シャームの民のヌスラ戦線に近いという理由で排除しようとしているという。

al-Hayat, April 8, 2014をもとに作成。

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2014年4月7日のシリア情勢:国内の暴力(追記)

クッルナー・シュラカー(4月9日付)によると、ダイル・ザウル県ダイル・ザウル市郊外のマアダーン村近くに仕掛けられた爆弾が爆発し、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)司令官のユーヌス・アーイシュ氏(アブー・カターダ・ジャルズィー)が死亡した。

Kull-na Shuraka’, April 9, 2014などをもとに作成。

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2014年4月7日のシリア情勢:諸外国の動き

イスラエルのメディアは、同国高官の話として、シリア軍が3月27日にダマスカス県東部で2度にわたって化学兵器を使用したと報じた。

『ハヤート』(4月8日付)が伝えた。

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シリア訪問を終え、モスクワに戻ったロシアの学術団体「帝国正教パレスチナ協会」のセルゲイ・ステパシン代表は、記者会見で「アサド大統領はシリアでの戦闘が活発に行われる段階は今年中に終わるだろう。彼は自身とウクライナのヴィクトル・ヤヌコヴィッチ大統領と比較しないようにと言った」と述べた。

イタルタス通信(4月7日付)が伝えた。

AFP, April 7, 2014、AP, April 7, 2014、ARA News, April 7, 2014、Champress, April 7, 2014、al-Hayat, April 8, 2014、Iraqinews.com, April 7, 2014、Itar-tass, April 7, 2014、Kull-na Shuraka’, April 7, 2014、Naharnet, April 7, 2014、NNA, April 7, 2014、Reuters, April 7, 2014、SANA, April 7, 2014、UPI, April 7, 2014などをもとに作成。

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2014年4月7日のシリア情勢:イラクの動き

イラキー・ニュース(4月7日付)によると、アンバール県ラマーディー市で、治安部隊がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員5人を殺害した。

5人のうち3人はアフガン人だという。

AFP, April 7, 2014、AP, April 7, 2014、ARA News, April 7, 2014、Champress, April 7, 2014、al-Hayat, April 8, 2014、Iraqinews.com, April 7, 2014、Kull-na Shuraka’, April 7, 2014、Naharnet, April 7, 2014、NNA, April 7, 2014、Reuters, April 7, 2014、SANA, April 7, 2014、UPI, April 7, 2014などをもとに作成。

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2014年4月7日のシリア情勢:レバノンの動き

ナハールネット(4月7日付)によると、北部県トリポリ市で治安維持活動にあたる軍は、ジャバル・ムフスィン地区、バラーニヤ地区で強制捜査を行い、2人を逮捕、武器弾薬を押収した。

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ナハールネット(4月7日付)によると、ベカーア県ヘルメル市で軍が武器と麻薬を不法所持していた3人を逮捕した。

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南部県サイダー市南部のミヤ・ミヤ・パレスチナ難民キャンプでアンサール・ウンマ支持者とシリア人(アフマド・ラシード氏)グループの間で武力衝突が発生し、アフマド・ラシード氏の兄弟を含む8人が死亡した。

AFP, April 7, 2014、AP, April 7, 2014、ARA News, April 7, 2014、Champress, April 7, 2014、al-Hayat, April 8, 2014、Iraqinews.com, April 7, 2014、Kull-na Shuraka’, April 7, 2014、Naharnet, April 7, 2014、NNA, April 7, 2014、Reuters, April 7, 2014、SANA, April 7, 2014、UPI, April 7, 2014などをもとに作成。

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2014年4月7日のシリア情勢:国内の暴力

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市内の「(軍によって)包囲されているブスターン・ディーワーン地区」(反体制勢力支配地域)の修道院でイエズス会のオランダ人修道士、フランス・ヴァン・デル・ルフト(Frans van der Lugt)氏(75歳)が武装集団によって銃殺された。

ARA News, April 7, 2014
ARA News, April 7, 2014

オランダにあるイエズス会修道院は、AFP(4月7日付)に対して、フランス氏は自宅前で頭に2発の銃弾を受けて死亡したことを明らかにした。

フランス氏殺害に関して、SANA(4月7日付)は「武装テロ集団」がフランス氏を「暗殺」したと伝えた。

またシリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、「アサド政権がシリア国民に同情的なすべての人を粛正してきた」としてアサド政権の関与を推定し、「この犯罪の背後にいる者を処罰」すべきだと主張した。

一方、SANA(4月7日付)によると、ヒムス市グータ地区で、関係当局が住民の協力のもと反体制武装集団のアジトを強制捜査し、複数の戦闘員を逮捕、大量の武器弾薬を押収した。

またラスタン市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、カイイム大隊の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

さらにヒムス市旧市街に籠城していた反体制武装集団28人が当局に投降した。

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ラタキア県では、『ハヤート』(4月8日付)によると、複数の反体制活動家が、タシャールマー地方、第45監視塔周辺で反体制武装集団が軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員を要撃し、兵士35人を殺害したと発表した。

シリア人権監視団によると、タシャールマー山周辺で軍、国防隊、アレキサンドレッタ地方解放シリア抵抗運動が、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

また複数の活動家によると、ラタキア市の治安関連集合施設地区、ダーヒヤト・ブーカーの海軍司令部、ジャブラー市周辺、カルサーナ村に反体制武装集団が撃ったグラード・ロケット弾複数発が着弾した。

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クナイトラ県では、スーリヤー・ムバーシル(SLN、4月7日付)によると、4作戦司令室による「アンファール救済タウヒードの暁作戦」開始発表を受けるかたちで、反体制武装集団が、フール村、ヤルザ村の中隊基地入り口で軍と交戦した。

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アレッポ県では、ハラブ・ニュース(4月7日付)によると、シャームの民の合同作戦司令室が、イウティサーム・ビッラー作戦の開始を宣言した。

同作戦は、イラク人民兵が拠点とするアレッポ市ラームーサ地区に近いスーク・ジャバス、ヒクマ学校一帯の制圧を目的とし、すでにムジャーヒディーン軍が同地の多くの建物を制圧したという。

これに対して、軍はヒクマ学校周辺を「樽爆弾」で空爆したという。

またシリア人権監視団によると、アレッポ市ラーシディーン地区で、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団が軍、国防隊との戦闘の末、アクラブ地区を制圧したという。

この戦闘で、軍兵士7人、ジハード主義武装集団戦闘員2人が死亡したという。

さらにサフィーラ市近郊のタッラト・スブヒーヤ地方で、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と軍が交戦、アイン・アラブ市近郊のカルヒーダ村ではダーイシュと民主統一党人民防衛隊が交戦した。

一方、SANA(4月7日付)によると、アレッポ市ラーシディーン地区、ジャンドゥール地区、ライラムーン地区、ハンダラート・キャンプ、ハーン・トゥーマーン村、シャイフ・ナッジャール市工業団地地区、アフリーン市、アターリブ市、アナダーン市、タームーラ村、カフルジューム村、ジュバイラ村、マアーッラト・アルティーク村、ハーン・アサル村、アウラム・クブラー町、カフルハラブ村、フライターン市、ザバディーヤ村、マンスーラ村、ダーラト・イッザ市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、サラーキブ市各所、ハーミディーヤ航空基地・ヒーシュ村間の国際幹線道路沿いを、軍が「樽爆弾」などで空爆し、ジハード主義武装集団と交戦した。

またハーリム村で未明から、反体制武装集団どうしが燃料の密輸をめぐって武力衝突した。

一方、SANA(4月7日付)によると、カフルタハーリーム町近郊、カフルハーバー村、ラーミー村、マアッリー村、カフルナジド村、ハーミディーヤ村、カフルサフナ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャーム軍団の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ヒヤーリーン町に軍が突入した。

一方、SANA(4月7日付)によると、サラミーヤ市・アフリヤー市回廊で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ジャルマーナー市に迫撃砲弾複数発が着弾し、複数名が死傷する一方、軍がフライラ村、ムライハ市、ドゥマイル市・マイダアー町間、サルハ市、ラアス・アイン市郊外を軍が砲撃・空爆し、反体制武装集団と交戦し、過去2日で民間人12人、反体制武装集団40人以上、軍兵士30人以上が死亡した。

一方、SANA(4月7日付)によると、アドラー市郊外の工業地帯で反体制武装集団を要撃し、イスラーム戦線の戦闘員20人を殲滅、多数を逮捕した。

またムライハ市郊外、アイン・タルマー村、アーリヤ農場、アドラー市ウンマーリーヤ地区、ダーライヤー市、ハーン・シャイフ・キャンプ、ザーキヤ町郊外、フサイニーヤ町郊外、サルハ市郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、ラフマーン軍団、イスラーム軍、ドゥーマ殉教者大隊の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

さらにムウダミーヤト・シャーム市、マダーヤー町では、反体制武装集団戦闘員182人が当局に投降した。

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ダルアー県ではシリア人権監視団によると、ブスラー・シャーム市、ナスィーブ村、ヌアイマ村、サイダー町・ヌアイマ村間を軍が空爆した。

一方、SANA(4月7日付)によると、ワルダート地方、ジーザ町、タイバ町、アトマーン村、ダルアー市ミスリー交差点南部で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(4月7日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, April 7, 2014、AP, April 7, 2014、ARA News, April 7, 2014、Champress, April 7, 2014、Halabnews.com, April 7, 2014、al-Hayat, April 8, 2014、Iraqinews.com, April 7, 2014、Kull-na Shuraka’, April 7, 2014、Naharnet, April 7, 2014、NNA, April 7, 2014、Reuters, April 7, 2014、SANA, April 7, 2014、UPI, April 7, 2014などをもとに作成。

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2014年4月7日のシリア情勢:シリア政府の動き

アサド大統領(バアス党シリア地域指導部書記長)は、バアス党結党記念日(4月7日)67周年を記念して、ダルアー県、スワイダー県、クナイトラ県の支部指導部代表と会談した。

会談で、アサド大統領は南部各県がイスラエルに対する第1防衛戦をなしてきたとたうえで、イスラエルが南部各県住民に対する武装テロ集団の犯罪を支援していると指摘した。

SANA, April 7, 2014
SANA, April 7, 2014

そのうえで、アサド大統領は、国民和解プロセスの継続・強化の必要を強調し、国内最大勢力であるバアス党がこのプロセスにおいて重大な役割を担っていると述べた。

SANA(4月7日付)が伝えた。

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SANA(4月7日付)によると、ダマスカス県マッザ区、サフナーヤー市、アシュラフィーヤト・サフナーヤー市、ハルジャラ市、ジュダイダト・アルトゥーズ町、ディーマース町(以上ダマスカス郊外県)、タルトゥース市、サーフィーター市(タルトゥース県)で、バアス党結党67周年を記念して、軍による「テロとの戦い」を支持する集会が開催され、会場には数百人から数千人の市民が集まった。

またラタキア県、ヒムス県、ダイル・ザウル県、ハサカ県、アレッポ県でも、バアス党結党記念日の祝典が行われたという。

SANA, April 7, 2014
SANA, April 7, 2014
SANA, April 7, 2014
SANA, April 7, 2014

一方、クッルナー・シュラカー(4月7日付)によると、ハサカ県カーミシュリー市でも、バアス党結党67周年を記念して、軍による「テロとの戦い」を支持する集会が開催され、多数の市民が参加した。
SANA(4月7日付)によると、シリア軍もバアス党結党記念日の祝典を行い、「イデオロギー軍」建設に果たしたバアス党の役割を賛美した。

AFP, April 7, 2014、AP, April 7, 2014、ARA News, April 7, 2014、Champress, April 7, 2014、al-Hayat, April 8, 2014、Iraqinews.com, April 7, 2014、Kull-na Shuraka’, April 7, 2014、Naharnet, April 7, 2014、NNA, April 7, 2014、Reuters, April 7, 2014、SANA, April 7, 2014、UPI, April 7, 2014などをもとに作成。

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2014年4月7日のシリア情勢:反体制勢力の動き

スーリヤー・ムバーシル(SLN、4月7日付)によると、クナイトラ県などシリア南部で活動する30以上の武装集団(シャームの民のヌスラ戦線など)から構成される四つの作戦司令室が、「アンファール救済タウヒードの暁作戦」の開始を宣言し、ラタキア県カサブ町一帯で侵攻を合わせて、アサド政権への二正面作戦を行う意思を示した。

「アンファール」とは3月下旬からシャームの民のヌスラ戦線などによるラタキア県カサブ町一帯への侵攻作戦の呼称。

作戦開始を発表した司令室と参加武装集団は以下の通り:

ファーティヒーン作戦司令室:ダマスカス殉教者旅団、アバービール・ハウラーン旅団、ジャイドゥール・ハウラーン旅団、フサイン・ブン・アリー大隊、マディーナト・ムナウワラ旅団、サブティーン旅団、タバーラク・ラフマーン旅団

ファトフ・シャーム司令室:シャーム自由人旅団、イスラーム軍、イスラーム・ムサンナー運動、バシャーイル・イスラーム、アブー・ウバイダ大隊、イバード・ラフマーン、サハーバ旅団大隊、ビナー・ウンマ、アンサール・フダー、アフマド・ウマル大隊

クナイトラ解放連合司令室:フルカーン旅団、イッズ旅団、アンサール・イスラーム戦線、西部郊外の鷲、ダマスカス殉教者、ゴラン外国人部隊

ヌスラ作戦司令室:シャームの民のヌスラ戦線、バイト・ムカッダス、スユーフ・イスラーム、サラーフ・ジャウラーニー、シャバーブ・フダー

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シリア革命反体制勢力国民連立の総合委員会はイスタンブールで開催中の会合(5日に開会)で政治委員会(19人、正副議長を含めて23人)の改選を行った。

会合で行われた選挙で選出された政治委員会メンバー(うち正副議長は無投票当選)は以下の通り(*は再選):

1. アフマド・ウワイヤーン・ジャルバー(議長)*

2. ファールーク・タイフール(副議長、シリア・ムスリム同胞団)*

3. ヌーラー・アミール(副議長)*

4. アブドゥルハキーム・バッシャール(副議長、シリア・クルド国民評議会)*

5. ムンズィル・ジャームース(書記長)*

6. ハーディー・バフラ*

7. アナス・アブダ*

8. ナズィール・ハキーム*

9. アフマド・ラマダーン(シリア・ムスリム同胞団)*

10. アブドゥルアハド・アスティーフー*

11. ジャマール・ワルド

12. ハーリド・ナースィル

13. ヤフヤー・マクタビー

14. リヤード・ハサン

15. ナスル・ハリーリー

16. ムハンマド・ハイイル・ワズィール

17. サラーフ・ダルウィーシュ

18. ムハンマド・ハイイル・バンクー

19. ハッサーン・ハーシミー

20. アンワル・バドル

21. アフマド・ハクル

22. アーリヤ・マンスール

23. ズィヤード・ハサン

Kull-na Shuraka', April 7, 2014
Kull-na Shuraka’, April 7, 2014

これまで政治委員会メンバーを務めてきたミシェル・キールー氏(シリア民主主義者連合)、ムワファク・ニールビーヤ氏(駐ブリュッセル代表)、ムンズィル・マーフース氏(駐パリ代表)、ルワイユ・サーフィー氏(報道官)、アブドゥルバースィト・スィーダー氏(シリア国民評議会前事務局長)、アクラム・アッサーフ氏は立候補せず、リーマー・フライハーン氏は立候補したもの落選した。

また、ファイーズ・サーラ氏、カマール・ルブワーニー氏、ムナー・ムスタファー氏(クッルナー・シュラカー(4月6日付)によると5日に連立脱会を発表)は会合に先立って連立を脱会していた。

また総合委員会は6日、政治委員会定数拡大(19人から25人)などを目的とした内規改正に関する提案を受け付けるための委員会を設置した。

提案受付は15日間行われるという。

『ハヤート』(4月8日付)、クッルナー・シュラカー(4月7日付)が報じた。

AFP, April 7, 2014、AP, April 7, 2014、ARA News, April 7, 2014、Champress, April 7, 2014、al-Hayat, April 8, 2014、Iraqinews.com, April 7, 2014、Kull-na Shuraka’, April 7, 2014、Naharnet, April 7, 2014、NNA, April 7, 2014、Reuters, April 7, 2014、SANA, April 7, 2014、SLN, April 7, 2014、UPI, April 7, 2014などをもとに作成。

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2014年4月6日のシリア情勢:反体制勢力の動き(追記)

アレッポ・ニュース(4月7日付)によると、イスラーム戦線のタウヒード旅団は、アレッポ市および同市郊外の全司令官、部局に対して、無許可での記者の立ち入り・取材を禁じる決定を行ったと発表した。

Kull-na Shuraka', April 7, 2014
Kull-na Shuraka’, April 7, 2014

Halabnews.com, April 7, 2014などをもとに作成。

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2014年4月6日のシリア情勢:諸外国の動き

ヨルダンの総合治安局のアーミル・サルターウィー広報局長は、『ハヤート』(4月7日付)に、5日晩にザアタリー・キャンプの避難民が暴徒化し、ヨルダン治安当局の拠点などを襲撃、キャンプ内のテントや住居6棟に放火したと述べた。

また同キャンプを担当するウィダーフ・ハンムード准将は、この暴動のさなか、避難民1人が「後ろから頭を撃たれ」死亡、また複数の避難民も負傷したことを明らかにした。

ハンムード准将によると、暴動は、カバンを持った避難民3人がキャンプに違法に潜入しようとし、ヨルダンの治安当局に逮捕されたことをきっかけとしており、治安当局と避難民の口論が衝突に発展したのだという。

しかし、複数の避難民によると、暴動は、キャンプの入り口で、女性避難民らが当局の嫌がらせを受けたことをきっかけとしたと反論するとともに、ヨルダン治安当局が実弾を無差別に発砲し、暴動を強制排除しようとしたと主張している。

AFP, April 6, 2014、AP, April 6, 2014、ARA News, April 6, 2014、Champress, April 6, 2014、al-Hayat, April 7, 2014、Iraqinews.com, April 6, 2014、Kull-na Shuraka’, April 6, 2014、Naharnet, April 6, 2014、NNA, April 6, 2014、Reuters, April 6, 2014、SANA, April 6, 2014、UPI, April 6, 2014などをもとに作成。

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2014年4月6日のシリア情勢:レバノンの動き

ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長は『サフィール』(4月7日付)とのインタビューで「3月14日勢力の支持者の一部もヒズブッラーがシリアに介入し、タクフィール主義者からレバノンを防衛することを支持している」と述べた。

ナスルッラー書記長はまた「シリア政府はもはや崩壊の脅威には直面していない」としたうえで「我々は(シリア)分割の脅威を克服し、(アサド政権に対する)軍事的選択肢を頓挫させた」と強調した。

そのうえでナスルッラー書記長は「シリアでの戦いは民主主義や公正の創出、汚職撲滅をめざしておらず、シリアの地位を変化させようとするものだ」と主張した。

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またレバノンの声(4月6日付)によると、アルサール村をパトロール中のレバノン軍部隊がシリア人武装集団と交戦のすえ、5人を逮捕した。

AFP, April 6, 2014、AP, April 6, 2014、ARA News, April 6, 2014、Champress, April 6, 2014、al-Hayat, April 7, 2014、Iraqinews.com, April 6, 2014、Kull-na Shuraka’, April 6, 2014、Naharnet, April 6, 2014、NNA, April 6, 2014、Qanat al-Mayadin, April 6, 2014、Reuters, April 6, 2014、al-Safir, April 6, 2014、SANA, April 6, 2014、UPI, April 6, 2014、Voice of Lebanon, April 6, 2014などをもとに作成。

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2014年4月6日のシリア情勢:国内の暴力

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団が制圧しているヒムス市の通称「ジャージュ(ダジャージュ)市場」で爆弾が仕掛けられた車が爆発し、ジハード主義武装集団の戦闘員13人が死亡した。

これに関して、ヒムス・メディア局は、反体制武装集団の武器庫に軍のロケット弾が着弾し、「包囲されているヒムスの英雄たち」20人が死亡したと発表した。

またSANA(4月6日付)は、反体制武装集団が仕掛けようとしていた爆弾が誤爆し、多数の戦闘員が死傷したと報じた。

さらにSANAによると、ガントゥー市に侵入しようとした反体制武装集団を軍が撃退し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またアイン・フサイン村、バイト・ハッジュー村、南マシュジャル村、タルビーサ市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、軍がドゥーマー市、ザバダーニー市、ダーライヤー市、ファーフーフ検問所(バラダー渓谷)などを砲撃し、ドゥーマー市などで子供4人が死亡した。

一方、SANA(4月6日付)によると、ムライハ市周辺、アイン・タルマー渓谷、アーリヤ農場、アドラー市旧市街、サルハ市郊外、ザバダーニー市郊外、ダーライヤー市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イスラーム軍、ラフマーン軍団、アンサール・ムスタファー、イスラーム戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー市ダム街道地区、ダーイル町、タイバ町を軍が「樽爆弾」で空爆した。

一方、SANA(4月6日付)によると、アトマーン村、ワーリダート村周辺、ハバブ町郊外の国際幹線道路、ウンム・マヤーズィン町、ダルアー市各所で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、カサブ町郊外のナスル山周辺、ナブア・ムッル地方、ワーディー・フザイリーン地方、ラビーア町、サルマー町、クーム村、ガマーム村一帯を、軍が「樽爆弾」などで空爆・砲撃した。

一方、マヤーディーン・チャンネル(4月6日付)は、カサブ町郊外の第45監視塔周辺での戦闘で、シャームの民のヌスラ戦線司令官の一人アナス・フルワ氏(アブー・ムハージル)が死亡したと報じた。

またSANA(4月6日付)によると、ナスル山、カビール村、ファルラク村郊外の森林地帯で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、40人以上の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市シャッアール地区、マサーキン・ハナーヌー地区、シャイフ・マクスード地区、アナダーン市、フライターン市を、軍が「樽爆弾」などで空爆・砲撃した。

またイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がアイン・アラブ市郊外のクラー・スール村を襲撃し、同村周辺で民主統一党人民防衛隊が交戦した。

一方、SANA(4月6日付)によると、アレッポ中央刑務所周辺、マンスーラ村、ハイヤーン町、アアザーズ市、アンジャーラ村、タアーナ村、タッル・ヒタバート村、カフルナーハー村、ハーン・アサル村、ワディーヒー村、マアーッラト・アルティーク村、アナダーン市、フライターン市、アレッポ市、ハーン・トゥーマーン地区、カルム・マイサル地区、ライラムーン地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ジハード主義武装集団が制圧したサーリヒーヤ村、バーブーリーン村を軍が「樽爆弾」などで空爆、またサーリヒーヤ村北部の軍検問所周辺でジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(4月6日付)によると、ナリラヤー村・カフルナジュド村間の街道、サラーキブ市、バルシューン村、ラーミー村、カフルシャラーヤー村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(4月6日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(4月6日付)によると、ダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区、ハウィーカ地区、ジュバイラ地区などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、アッバース旅団、アブドゥッラー・ブン・ズバイル旅団の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, April 6, 2014、AP, April 6, 2014、ARA News, April 6, 2014、Champress, April 6, 2014、al-Hayat, April 7, 2014、Iraqinews.com, April 6, 2014、Kull-na Shuraka’, April 6, 2014、Naharnet, April 6, 2014、NNA, April 6, 2014、Reuters, April 6, 2014、SANA, April 6, 2014、UPI, April 6, 2014などをもとに作成。

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2014年4月6日のシリア情勢:シリア政府の動き

外務在外居住者省は声明を出し、大使館を閉鎖したクウェート、サウジアラビアでの領事業務をUAEのシリア大使館が代行し、米国での領事業務をカナダのモントリオール、ヴァンクーヴァーの領事館が代行すると発表した。

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バアス党民族指導部は結党記念日(4月7日)67周年を記念して声明を出し、「愛国的反体制勢力との真摯な対話を通じて危機を解決しようとするあらゆる意思」をも支持すると発表した。

AFP, April 6, 2014、AP, April 6, 2014、ARA News, April 6, 2014、Champress, April 6, 2014、al-Hayat, April 7, 2014、Iraqinews.com, April 6, 2014、Kull-na Shuraka’, April 6, 2014、Naharnet, April 6, 2014、NNA, April 6, 2014、Reuters, April 6, 2014、SANA, April 6, 2014、UPI, April 6, 2014などをもとに作成。

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2014年4月6日のシリア情勢:反体制勢力の動き

ARA News(4月6日付)は、イラク・クルディスタン地域のアルビル市で3日間にわたって開かれていたシリア・クルド民主政治連合会合が議事を終了し、新統一組織「シリア・クルディスタン民主党」の結党を宣言して閉幕したと報じた。

シリア・クルディスタン民主党に参加したのは、シリア・クルド民主党(アル・パールティ)アブドゥルハキーム・バッシャール派、シリア・クルドディスタン・イェキーティー党、シリア・クルド・アーザーディー党ムスタファー・ジュムア派、同ムスタファー・ウースー派の4組織。

会合では、5日に政策方針策定委員会(21人)を選出、またこれに加えて30人の代表者を選出し、最高意思決定機関にあたる党中央委員会を発足した。

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シリア革命反体制勢力国民連立は5日に開幕した総合委員会会合で、ジュネーブ2会議への参加に異議を唱え脱会していたシリア革命評議会と44人の代表メンバーの復帰を承認した。

総合委員会会合ではまた、ムフイーッディーン・バナーナー氏がアフマド・トゥウマ暫定内閣教育大臣に、アドナーン・ムハンマド・ハズーリー氏が保健大臣にそれぞれ選出された。

総合委員会会合は7日まで開催される予定で、トゥウマ暫定政府の内務大臣の任命、政治委員会の改選などが行われる予定。

AFP, April 6, 2014、AP, April 6, 2014、ARA News, April 6, 2014、Champress, April 6, 2014、al-Hayat, April 7, 2014、Iraqinews.com, April 6, 2014、Kull-na Shuraka’, April 6, 2014、Naharnet, April 6, 2014、NNA, April 6, 2014、Reuters, April 6, 2014、SANA, April 6, 2014、UPI, April 6, 2014などをもとに作成。

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2014年4月5日のシリア情勢:レバノンの動き(追記)

『ナハール』(4月6日付)によると、レバノン軍は北部県トリポリ市に続いて、ベカーア県での治安維持活動を開始するために同県に展開を開始し、これを受けバールベック郡・ヘルメル郡間およびアルサール村にヒズブッラーが設置していた検問所が撤去された。

al-Nahar, April 6, 2014などをもとに作成。

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2014年4月5日のシリア情勢:イラクの動き

イラキー・ニュース(4月5日付)は、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がバービル県のジュルフ・サフル地方の一部を選挙、住民を追放したと報じた。

AFP, April 5, 2014、AP, April 5, 2014、ARA News, April 5, 2014、Champress, April 5, 2014、al-Hayat, April 6, 2014、Iraqinews.com, April 5, 2014、Kull-na Shuraka’, April 5, 2014、Naharnet, April 5, 2014、NNA, April 5, 2014、Reuters, April 5, 2014、SANA, April 5, 2014、UPI, April 5, 2014などをもとに作成。

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2014年4月5日のシリア情勢:レバノンの動き

NNA(4月5日付)によると、北部県トリポリ市ジャバル・ムフスィン地区、バーブ・タッバーナ地区での武装集団どうしの衝突に関して、アラブ民主党のリフアト・イード政治局長(シリアに逃走中)を含む12人が、武装集団に属し、武器を保有、宗派間の不和を煽動したとして、軍事裁判所に起訴された。

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レバノンの声(4月5日付)によると、北部県トリポリ市での治安維持活動の一環として、軍がバッラーニーヤ地区、スーク・カムフ地区で強制捜査を行い、容疑者1人を新たに逮捕した。

AFP, April 5, 2014、AP, April 5, 2014、ARA News, April 5, 2014、Champress, April 5, 2014、al-Hayat, April 6, 2014、Iraqinews.com, April 5, 2014、Kull-na Shuraka’, April 5, 2014、Naharnet, April 5, 2014、NNA, April 5, 2014、Reuters, April 5, 2014、SANA, April 5, 2014、UPI, April 5, 2014、Voice of Lebanon, April 5, 2014などをもとに作成。

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2014年4月5日のシリア情勢:国内の暴力

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、トルクメン山一帯(ラビーア町一帯)を軍が「樽爆弾」で空爆、また国防隊、アレキサンドレッタ地方解放シリア抵抗運動とともに、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

この戦闘で、シャーム自由人イスラーム運動の前線司令官2人(モロッコ人)が死亡、軍側も複数の兵士が死傷した。

また『ハヤート』(4月6日付)は、親政権サイトの情報として、ラタキア市内のバサーティーン・リーハーン・モスク近くにロケット弾が着弾したと報じた。

一方、SANA(4月5日付)によると、カサブ町郊外の軍検問所複数カ所に潜入しようとした反体制武装集団を軍が撃退した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、タイバト・イマーム市への軍の砲撃で2人が死亡、また軍は同市内に突入した。

一方、SANA(4月5日付)によると、タイバト・イマーム市で、軍がシャームの民のヌスラ戦線を撃退し、戦闘員50人以上を殺傷した。

また、ムハルダ市に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、サアン村近郊のハニータ検問所周辺で、軍、国防隊がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と交戦した。

またヒムス市ワアル地区を軍が砲撃する一方、インシャーアート地区に(反体制武装集団の)迫撃砲が着弾した。

さらに対レバノン国境の無人地帯で、軍が反体制武装集団を要撃し、離反士官1人を殺害した。

一方、SANA(4月6日付)によると、ヒムス市インシャーアート地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、市民6人が死亡、12人が負傷した。

またヒムス市フドル通りにも反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、市民1人が死亡、13人が負傷した。

さらにアイン・ダナーニール村にも反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、少女1人が死亡、市民2人が負傷した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ヒーシュ村近郊のナーウーラ検問所、バーブーリーン村北西部のナークーフ検問所周辺で、軍がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

またハーン・シャイフ・キャンプ・バーブーリーン市間のスィルハーン検問所、西スィフヤーン検問所、東スィフヤーン検問所周辺でも軍とジハード主義武装集団が交戦し、軍の兵士多数が死傷した。

この戦闘で、ジハード主義武装集団は、ハーン・シャイフーン市からヒーシュ村、マアッラ・ハッタート市に至る国際幹線道路を完全制圧したという。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市マサーキン・ハナーヌー地区、フライターン市、フワイジーナ村、カルヤタイン市などを軍が「樽爆弾」で空爆する一方、イスリヤー村・ハナースィル市交差点一帯で軍、国防隊が、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

またアレッポ市シャイフ・マクスード地区では、武装集団がクルド系住民7人を拉致し、ハイダリーヤ地区方面に連行した。

7人のうち2人は釈放されたが、5人は依然として拘束中だという。

一方、SANA(4月5日付)によると、アレッポ市ハナーヌー地区、サカン・シャバービー地区、シャイフ・サイード地区、ブアイディーン地区、ラーシディーン地区、スライマーン・ハラビー地区、サーフール地区、ジュバイラ地区、ハーン・アサル村、シャルバア村、ラスム・アッブード村、バービース村、ダーラト・イッザ市、アレッポ中央刑務所周辺、ハンダラート・キャンプ、アンジャーラ村、マーリア市、マンスーラ村、カフルナーハー村、フマイマ村、ダイル・ハーフィル市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ウマイーイーン広場近くに迫撃砲弾2発が着弾、またマズラア地区のロシア大使館近にも迫撃砲弾1発が着弾した。

一方、SANA(4月5日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、ドゥワイラア地区、タダームン区、シャイフ・サアド地区、ジャーヒズ公園近く、ウマウィーイーン広場近くに反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、子供1人を含む10人が負傷した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ダマスカス国際空港街道沿いに位置する軍拠点をジハード主義武装集団が襲撃したが、軍の反撃を受け、戦闘員4人が死亡した。

これに関して、クッルナー・シュラカー(4月4日付)は、反体制武装集団が電撃作戦を断行し、第81連隊基地で「シャッビーハ」160人以上を殺害したと主張していると報じた。

殺害した「シャッビーハ」のなかには、ムライハ市攻略の指揮をとるアリー・ハイダル大尉も含まれているのだという。

またシリア人権監視団によると、軍は、ザバディーン市・ムライハ市間の一帯を空爆、ムライハ市およびその周辺でジハード主義武装集団と交戦し、5日までの戦闘で戦闘員17人(司令官1人を含む)を殺害した。

一方、SANA(4月5日付)によると、ムライハ市、アイン・タルマー渓谷、アーリヤ農場、アドラー市旧市街、サルハ市郊外、ハーン・シャイフ・キャンプおよびその周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イスラーム戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、ハラスター市郊外に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、市民2人が死亡、11人が負傷、ジャルマーナー市にも反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、市民13人が負傷した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、軍がヌアイマ村を空爆する一方、アトマーン村周辺での戦闘で、ジハード主義武装集団の司令官1人を殺害した。

一方、SANA(4月5日付)によると、タファス市、アトマーン村、ウンム・マヤーズィン町、マタッラ村、マサーブ村、ダルアー市マンシヤ地区、スィーバ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、イスラーム戦線が声明を出し、ダワーヤ・スグラー村に侵入しようとしたヒズブッラー戦闘員を要撃、11人を殺害するとともに、戦闘員の遺体を収容しようとしたシリア軍兵士20人も合わせて殺害したと主張した。

一方、SANA(4月5日付)によると、ジャバーター村、タルジャナ村、ダワーヤ・スグラー村、ダワーヤ・クブラー村、ハッジャ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シャッダーディー市周辺で、国防隊がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と交戦した。

またARA News(4月5日付)によると、マルカダ町近郊でダーイシュとシャームの民のヌスラ戦線が交戦し、ヌスラ戦線戦闘員2人が死亡した。

一方、SANA(4月5日付)によると、ハサカ市南部の殉教者バースィル・アサド・ダム地区で、軍が反体制武装集団が乗った車を攻撃、複数の戦闘員を殺傷した。

また、ハサカ市内で反体制武装集団が仕掛けた爆弾が爆発し、市民1人がした。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ハリージー村近郊の油田地帯を軍が空爆した。

一方、SANA(4月5日付)によると、ダイル・ザウル市バアージーン学校近くで軍が反体制武装集団の地下トンネルを発見、破壊した。

AFP, April 5, 2014、Anadolu Ajansı, April 5, 2014、AP, April 5, 2014、ARA News, April 5, 2014、Champress, April 5, 2014、al-Hayat, April 6, 2014、Iraqinews.com, April 5, 2014、Kull-na Shuraka’, April 5, 2014、Naharnet, April 5, 2014、NNA, April 5, 2014、Reuters, April 5, 2014、SANA, April 5, 2014、UPI, April 5, 2014などをもとに作成。

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2014年4月5日のシリア情勢:シリア政府の動き

アサド大統領は、2014年政令第14号を発し、販売目的での自動車の輸出を禁じるとともに、国内で登録された自動車を1年間以上、国外に放置することを禁じた2014年政令第3号(1月12日付、https://syriaarabspring.info/wp/?p=420#i-2)を廃止した。

AFP, April 5, 2014、AP, April 5, 2014、ARA News, April 5, 2014、Champress, April 5, 2014、al-Hayat, April 6, 2014、Iraqinews.com, April 5, 2014、Kull-na Shuraka’, April 5, 2014、Naharnet, April 5, 2014、NNA, April 5, 2014、Reuters, April 5, 2014、SANA, April 5, 2014、UPI, April 5, 2014などをもとに作成。

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2014年4月5日のシリア情勢:反体制勢力の動き

ARA News(4月5日付)は、シャームの民のヌスラ戦線バラカ州(ハサカ県)のアミール、アブー・ウサーマ・マシュラアが声明を出し、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)との戦闘を拒否する戦闘員に武器引き渡しを求めたと報じ、その写真を転載した。

ARA News, April 5, 2014
ARA News, April 5, 2014

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クッルナー・シュラカー(4月5日付)によると、4日にイラク・クルディスタン地域のアルビル市で開会されたシリア・クルド民主政治連合は新政治方針策定のための委員会を設置、参加各党が委員21人を任命した、と報じた。

同報道によると、委員会は、シリア・クルド民主党(アル・パールティ)アブドゥルハキーム・バッシャール派8人、シリア・クルド・アーザーディー党ムスタファー・ウースー派7人(うち2人は未決)、同ムスタファー・ジュムア派5人、シリア・クルディスタン・イェキーティー党3人の代表からなる。

ARA News, April 5, 2014
ARA News, April 5, 2014

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シリア革命家戦線のジャマール・マアルーフ司令官は声明を出し、『インディペンデント』(4月2日付、https://syriaarabspring.info/wp/?p=6457)の記事の内容に関して「私とジャルバー氏(シリア革命反体制勢力国民連立議長)はテロリストと戦っている」と反論した。

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シリア・ムスリム同胞団のウマル・マシューフ報道局はアナトリア通信(4月5日付)に、同胞団がアレッポ県の「解放区」(アレッポ市ハイダリーヤ地区)に事務所を再開しようとしているとの一部情報に関して「そうした意思はない」と否定した。

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『ハヤート』(4月6日付)は、アル=カーイダの指導者アイマン・ザワーヒリー氏の肉声によるものと思われる音声声明(4月4日付、https://www.youtube.com/watch?v=Of36LBH9ZpA)が出され、2月にシリアでイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)によって暗殺されたとされるアブー・ハーリド・スーリー氏の死に弔意を示すとともに、ジハード主義武装集団内での「盲目的な内紛」に遺憾の意を示したと報じた。

AFP, April 5, 2014、AP, April 5, 2014、ARA News, April 5, 2014、Champress, April 5, 2014、al-Hayat, April 6, 2014、Iraqinews.com, April 5, 2014、Kull-na Shuraka’, April 5, 2014、Naharnet, April 5, 2014、NNA, April 5, 2014、Reuters, April 5, 2014、SANA, April 5, 2014、UPI, April 5, 2014などをもとに作成。

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2014年4月4日のシリア情勢:諸外国の動き(追記)

化学兵器禁止機関(OPCW)は、シリア政府が12回目となる化学兵器関連物質の国外搬出を実施したと発表した。

国外搬出作業、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団がラタキア県カサブ町一帯に侵攻したのを受け、3月20日から止まっていた。

AFP, April 4, 2014、AP, April 4, 2014、UPI, April 4, 2014などをもとに作成。

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2014年4月4日のシリア情勢:反体制勢力の動き(追記)

ラッカ革命家旅団、アラブ部族連合、ラッカ県暫定国民委員会、ラッカ県革命青年運動は共同声明を出し、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が、住民にクルド人襲撃を煽動していると批判、ダーイシュのラッカ県の支配に異議を唱えた。

ARA News(4月5日付)が伝えた。

ARA News, April 5, 2014をもとに作成。

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2014年4月4日のシリア情勢:諸外国の動き

トルコ軍は声明を出し、ハタイ県ヤイラダーウ地方にシリアから発射された迫撃砲弾6発が着弾したのを受け、軍が砲弾の発射された地点に向けて砲撃を行ったと発表した。

AFP(4月4日付)が伝えた。

AFP, April 4, 2014、AP, April 4, 2014、ARA News, April 4, 2014、Champress, April 4, 2014、al-Hayat, April 5, 2014、Iraqinews.com, April 4, 2014、Kull-na Shuraka’, April 4, 2014、Naharnet, April 4, 2014、NNA, April 4, 2014、Reuters, April 4, 2014、SANA, April 4, 2014、UPI, April 4, 2014などをもとに作成。

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2014年4月4日のシリア情勢:イラクの動き

イラキー・ニュース(4月4日付)によると、アンバール県ラマーディー市南部で治安部隊がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員2人を殺害した。

AFP, April 4, 2014、AP, April 4, 2014、ARA News, April 4, 2014、Champress, April 4, 2014、al-Hayat, April 5, 2014、Iraqinews.com, April 4, 2014、Kull-na Shuraka’, April 4, 2014、Naharnet, April 4, 2014、NNA, April 4, 2014、Reuters, April 4, 2014、SANA, April 4, 2014、UPI, April 4, 2014などをもとに作成。

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2014年4月4日のシリア情勢:レバノンの動き

NNA(4月4日付)によると、ベカーア県バアルベック郡ラブワ村・ナビー・ウスマーン村間にロケット弾2発が着弾した。

これに関して、バアルベック・スンナ派自由人旅団はツイッターを通じて声明を出し、「ヒズブッラーの指導のもと、トリポリ市住民に対して非レバノン人の軍が行っていることへの報復」と述べ、犯行を認めた。

しかしこの声明発表の約4時間後、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が別の声明を出し、「レバノンの抑圧されたスンナ派を支援するため、ヒズブッラーのシャッビーハに対して2発のグラード・ロケット弾を発射した」と主張した。

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バアルベック・スンナ派自由人旅団はツイッターを通じて声明を出し、北部県トリポリ市での軍の治安維持活動に関して「軍のネズミどもはイスラーム教徒の家という聖域に女性がいるということを考慮していない」と非難、「レバノン軍を掌握している非レバノン人の軍(イラン人を示唆)、ヒズブッラーの攻撃」を退けるべきだと主張した。

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NNA(4月4日付)は、シャームの民のヌスラ戦線戦闘員8人が軍事裁判所に起訴されたと報じた。

8人のうち2人がレバノン人、6人がシリア人。

AFP, April 4, 2014、AP, April 4, 2014、ARA News, April 4, 2014、Champress, April 4, 2014、al-Hayat, April 5, 2014、Iraqinews.com, April 4, 2014、Kull-na Shuraka’, April 4, 2014、Naharnet, April 4, 2014、NNA, April 4, 2014、Reuters, April 4, 2014、SANA, April 4, 2014、UPI, April 4, 2014などをもとに作成。

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2014年4月4日のシリア情勢:国内の暴力

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、カサブ町郊外の第45監視塔周辺で軍、国防隊、アレキサンドレッタ地方解放シリア解放運動が、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム・シャーム大隊などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

同監視団によると、この戦闘で、ヌスラ戦線らは、軍の戦車1輌を破壊、第45監視塔周辺の複数の陣地を制圧したという。

なおシリア人権監視団によると、カサブ町一帯での過去2日間の戦闘で、ヌスラ戦線などの戦闘員64人が死亡、うち40人が外国人だという。軍側の死者数は35人以上に達しているという。

一方、『ハヤート』(4月5日付)は、イスラーム・シャーム大隊司令官アブー・アフマド・マグリビー氏がラタキア県カサブ町郊外の第45監視塔での軍との戦闘で死亡したと報じた。

マグリビー氏はモロッコ出身で、本名はイブラーヒーム・ベンシャクルーン。

米グアンタナモ刑務所(キューバ)の元収監者で、故国のモロッコに身柄を引き渡されたのち釈放された。

2013年にイスラーム・シャーム大隊を結成し、シリア国内でモロッコ人戦闘員を組織する一方、モロッコ国内での「ジハード」活動も計画していたという。

グアンタナモ刑務所を出所したモロッコ人がシリアで死亡したのは、2013年に死亡したムハンマド・イルミー氏に次いで、マグリビー氏が2人目。

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ARA, April 4, 2014
ARA, April 4, 2014

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ジハード主義武装集団がバーブーリーン村、サーリヒーヤ村で軍と交戦し、兵士18人を殺害、戦車2輌を破壊し、両村とヒーシュ村・バーブーリーン村間の国際幹線道路を制圧した。

またマアッラト・ヌウマーン市とハマー県ムーリク市を結ぶ地域で、シャームの民のヌスラ戦線、ウンマ旅団、ジュンド・アクサーなどからなるジハード主義武装集団が、軍、国防隊と交戦、ハーン・シャイフ・キャンプ近郊のニムル検問所では、2週間前に捕捉された軍兵士25人が処刑された。

一方、SANA(4月4日付)によると、フユーム村、ジャフタルク村、ハーッジ・ハンムード農場で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ムライハ市およびその一帯で軍がジハード主義武装集団と交戦し、戦闘員22人を殺害した。

またラアス・マアッラ町郊外、ザバダーニー市西部山岳地帯で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がラッカ市アバーラ・アカール地区にある書店を捜索、同書店のすべての書籍を「世俗的な書籍」だとの理由で没収した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、3日深夜からラアス・アイン市郊外のタッル・ブーガ村をイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が襲撃、民主統一党人民防衛隊との交戦の末、同村を制圧した。

この戦闘でダーイシュの戦闘員7人、人民防衛隊隊員1人が死亡した。

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アレッポ県では、SANA(4月4日付)によると、シャイフ・ナッジャール市工業団地地区、アレッポ中央刑務所周辺、ジュダイダ地区、ハンダラート・キャンプ、フライターン市、ファイファート村、アターリブ市、ラスム・アッブード村、アルバイド村、カッファイン村、マーイル町、バービース村、タアーナ村、ハーン・アサル村、カフルナーハー村、カフルダーイル村、ターディフ市、シャリーア村、マアーッラト・アルティーク村北部、アレッポ市ブアイディーン地区、ジャンドゥール地区、ジャズマーティー地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(4月4日付)によると、ウカイリバート町、ガースィビーヤ村、ダール・カビーラ村、アイン・フサイン村、サアン村、ブルジュ・カーイー村、ガズィーラ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(4月4日付)によると、ダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区、工業地区、旧空港地区、ジュバイラ地区、ハミーディーヤ地区、ハウィーカ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(4月4日付)によると、アトマーン村、ダーイル町、ナワー市、ブスラー・シャーム市、ヌアイマ村、シャイフ・サアド村、インヒル市、シャイフ・マスキーン市、ジュバイラ村、ナースィリーヤ村、ラジャート高原一帯、ダルアー市ダム街道地区などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(4月4日付)によると、ハッジャ村、ダワーヤ・スグラー村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(4月4日付)によると、旧市街のバーブ・トゥーマー地区、バフサ地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が着弾し、市民22人が負傷した。

AFP, April 4, 2014、AP, April 4, 2014、ARA News, April 4, 2014、Champress, April 4, 2014、al-Hayat, April 5, 2014、Iraqinews.com, April 4, 2014、Kull-na Shuraka’, April 4, 2014、Naharnet, April 4, 2014、NNA, April 4, 2014、Reuters, April 4, 2014、SANA, April 4, 2014、UPI, April 4, 2014などをもとに作成。

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2014年4月4日のシリア情勢:シリア政府の動き

ARA News(4月4日付)は、トルコ(ヌサイビン市)からハサカ県カーミシュリー市に陸路で搬入された国連の人道支援物資が、同県内で配給されず、民間機でカーミシュリー空港からラタキア県に移送されたと報じ、その写真を公開した。

ARA, April 4, 2014
ARA, April 4, 2014

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シリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表は『シャルク・アウサト』(4月4日付)に、ラタキア県カサブ町一帯へのシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団の侵攻を受け、シリア民族社会党の「レバノンとシリアの両派」が国防隊として戦闘に参加していると述べた。

「レバノンとシリアの両派」のうち、レバノンの派閥がアスアド・ハルダーン派(3月8日勢力)のみを含むのか、それ以外の派閥を含むのかは不明。

また、シリアの派閥についても、イサーム・マハーイリー派(進歩国民戦線)、インティファーダ派(変革解放人民戦線)、それ以外の派閥(シリア民族社会運動など)のどれなのか不明。

AFP, April 4, 2014、AP, April 4, 2014、ARA News, April 4, 2014、Champress, April 4, 2014、al-Hayat, April 5, 2014、Iraqinews.com, April 4, 2014、Kull-na Shuraka’, April 4, 2014、Naharnet, April 4, 2014、NNA, April 4, 2014、Reuters, April 4, 2014、SANA, April 4, 2014、al-Sharq al-Awsat, April 4, 2014、UPI, April 4, 2014などをもとに作成。

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2014年4月4日のシリア情勢:反体制勢力の動き

ダマスカス県では、複数の反体制活動家が、ジャウバル区で軍が毒ガスを使用したと主張、意識を失い、治療を受けていると思われる男性の画像をインターネット上で公開した。

ロイター通信(4月4日付)が伝えた。

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Kull-na Shuraka', April 4, 2014
Kull-na Shuraka’, April 4, 2014

ホーラーン外国人旅団に所属するアブー・カアカーア大隊報道官のアブー・ウマル・ジャウラーニー氏は、3月29日のイスラエル軍による占領下ゴラン高原(ブライカ村)での潜入者2人への発砲・殺害に関して、クッルナー・シュラカー(4月4日付)に対して、「自由シリア軍戦闘員2人が死亡した」と認めたうえで、「アサド軍との我々の戦いは、イスラエルが公然と敵対行為を繰り返した場合、(イスラエルへの)報復を妨げるものではない」と述べた。

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クナイトラ県で活動すると思われるジハード主義武装集団のジハード中隊、ファジュル・イスラーム大隊、ジュンド・ラフマーン中隊は共同声明を出し、3月29日のイスラエル軍による占領下ゴラン高原(ブライカ村)での潜入者2人への発砲・殺害に関して、イスラエルに「正式な謝罪」を求めた。

なお同声明によると、イスラエル軍の砲撃で死亡したのはアブー・ウダイ・ジャウラーニー氏、アブー・ハッターブ・ジャウラーニー氏の2名だという。

ARA News(4月4日付)は、民主統一党アサーイシュが2週間前からアレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市住民に対して、トルコへの入国規制を強化していると報じた。

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シリア人権監視団は、ラタキア県の複数の消息筋からの情報として、「ヌスラ戦線、ジュヌード・シャーム、アンサール・シャーム、イスラーム・シャームなどイスラーム主義武装集団のいずれかが、カサブ町および同市周辺のアルメニア教徒を今も殺戮し続けているとのシリア政府、メディア、外交官発の報道は根拠がない」としたうえで、「シリア政府がシリアの宗教・エスニック・マイノリティを保護しているというイメージを、地元世論や国際世論のなかに作り出そうとしている」と批判した。

 

AFP, April 4, 2014、AP, April 4, 2014、ARA News, April 4, 2014、Champress, April 4, 2014、al-Hayat, April 5, 2014、Iraqinews.com, April 4, 2014、Kull-na Shuraka’, April 4, 2014、Naharnet, April 4, 2014、NNA, April 4, 2014、Reuters, April 4, 2014、SANA, April 4, 2014、UPI, April 4, 2014などをもとに作成。

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2014年4月3日のシリア情勢:反体制勢力の動き(追記)

イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)のアブー・ムハンマド・アドナーニー報道官は音声声明(https://www.youtube.com/watch?v=JGLgIlADJKY)を出し、「米国は、カリフ制の方法に沿って世界を描き直すための地図を(イラク・シャーム・)イスラーム国のために残してくれた。世界の主権はイスラーム教徒以外の誰のものにもならないだろう」と述べ、米国によるイラクへの介入とその失敗によって、ダーイシュが勢力を得ていると主張した。

Kull-na Shuraka’, April 4, 2014、Youtubeをもとに作成。

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