シリア人権監視団:2日間の戦闘でシリア軍将兵60人が死亡(2015年5月8日)

シリア人権監視団は、上級士官複数を含むシリア軍将兵約60人が5月7~8日の2日間だけで戦士したと発表した。

戦死した主な上級士官は、ワーイル・ムハンマド・ハマード少将(マーヒル・アサド准将に次ぐ第4師団のナンバー・ツーと目される士官)、ナディーム・ガーニム空軍少将(ダマスカス郊外県南部のバリー航空基地で飛行中に戦死)、カマール・マフムード・ディーブ准将(ジスル・シュグール市での戦闘で戦死)、ムルヒム・アーリフ・ムハンマド中佐(カラムーン地方での戦闘で戦死)、ガディール・ハリール・スライマーン中尉(クワイリス航空基地での戦闘で戦死)らで、将兵はいずれも、シャームの民のヌスラ戦線、ダーイシュ(イスラーム国)と戦っていた。

AFP, May 8, 2015、AP, May 8, 2015、ARA News, May 8, 2015、Champress, May 8, 2015、al-Hayat, May 9, 2015、Iraqi News, May 8, 2015、Kull-na Shuraka’, May 8, 2015、al-Mada Press, May 8, 2015、Naharnet, May 8, 2015、NNA, May 8, 2015、Reuters, May 8, 2015、SANA, May 8, 2015、UPI, May 8, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ野党党首「トルコ軍が今夜ないしは明日にシリア北部に軍事介入するとの情報を得た」(2015年5月7日)

トルコの野党、共和人民党(CHP)のギュルセル・テキン書記長は『タラフ』(5月7日付)に対して「信頼できる筋から、トルコ軍が今夜ないしは明日にシリア北部に軍事介入するとの情報を得た」と述べた。

AFP, May 7, 2015、AP, May 7, 2015、ARA News, May 7, 2015、Champress, May 7, 2015、al-Hayat, May 8, 2015、Iraqi News, May 7, 2015、Kull-na Shuraka’, May 7, 2015、al-Mada Press, May 7, 2015、Naharnet, May 7, 2015、NNA, May 7, 2015、Reuters, May 7, 2015、SANA, May 7, 2015、UPI, May 7, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

サウジ、トルコは、アサド政権打倒に向けた反体制派(アル=カーイダ系組織)への支援強化で合意(2015年5月7日)

AP(5月7日付)は、トルコの複数の高官の話として、トルコとサウジアラビアがアサド政権打倒に向け、シリアの反体制派への支援を強化するための新たな戦略に合意したと伝えた。

それによると、サウジアラビアはこれまで、米国に同調するかたちで、過激なジハード主義武装集団(シャームの民のヌスラ戦線などのアル=カーイダ系組織)への支援と距離を保つ一方、シリア・ムスリム同胞団との連携に難色を示し、アル=カーイダ系組織とシリア・ムスリム同胞団の双方を後援するトルコと一線を画していた。

だが、トルコの高官は「カギとなるのは、サウジアラビアはもはや反体制派に反対するような活動はしない」と述べ、サウジアラビアがトルコの対シリア政策に歩み寄ったことを明らかにしたという。

両者の合意は、2015年3月にトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領がサウジアラビアを訪問し、サルマーン国王と会談した際に交わされ、イドリブ県で、ヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動といったアル=カーイダ系組織が糾合しファトフ軍作戦司令室を結成し、大規模軍事作戦によってイドリブ市、ジスル・シュグール市などを制圧したのもこうした合意を受けた動きだという。

AFP, May 7, 2015、AP, May 7, 2015、ARA News, May 7, 2015、Champress, May 7, 2015、al-Hayat, May 8, 2015、Iraqi News, May 7, 2015、Kull-na Shuraka’, May 7, 2015、al-Mada Press, May 7, 2015、Naharnet, May 7, 2015、NNA, May 7, 2015、Reuters, May 7, 2015、SANA, May 7, 2015、UPI, May 7, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍、ヒズブッラー戦闘員がカラムーン地方の丘陵地帯を制圧(2015年5月7日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ヒズブッラー戦闘員が、シリア軍、国防隊の空爆や砲撃などの援護を受け、シャームの民のヌスラ戦線(カラムーン・ファトフ軍)との交戦の末、カラムーン山地のアッサール・ワルド町郊外無人地帯の丘陵地帯を制圧した。

シリア軍、ヒズブッラー戦闘員は2014年4月にカラムーン地方の主要地域からヌスラ戦線などのジハード主義武装集団を放逐したが、戦闘員数百人が山岳地帯、対レバノン国境地帯に潜伏し、シリア軍、ヒズブッラー戦闘員の拠点などに対する攻撃を続けてきた。

これに関して、ヌスラ戦線の広報担当者はAFP(5月7日付)に対して、ヌスラ戦線はカラムーン地方のどの拠点からも撤退はしていないと主張、またカラムーン広報連合を名乗る組織も声明を出し、シリア軍、ヒズブッラー戦闘員のカラムーン地方山岳地帯への進軍を否定した。

一方、SANA(5月7日付)によると、アッサール・ワルド町無人地帯などカラムーン山地北部で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、レバノン領内(ベカーア県バアルベック郡アルサール地方方面)からシリア領内に潜入しようとしてヌスラ戦線戦闘員数十人を殲滅した。

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ジスル・シュグール市郊外のフライカ村周辺の丘陵地帯、シリア政府の支配下にあるフーア市、カファルヤー町で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アフガン人からなるファーティミーン旅団、イラク人戦闘員らが、ファトフ軍作戦司令室と交戦した。

またシリア軍はシュグール村各所、カフル・ウワイド村、アブー・ズフール町一帯、タラブ村などを「樽爆弾」などで空爆し、4人が死亡した。

一方、クッルナー・シュラカー(5月7日付)は、複数の医療筋の話として、ジスル・シュグール市一帯でのシリア軍による「樽爆弾」の攻撃で、子供約50人が呼吸困難などの症状を訴えたと伝えた。

他方、SANA(5月7日付)によると、ジスル・シュグール市郊外のマアラカ村、ガーニヤ村、イシュタブリク村、アイン・スーダ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、ジュンド・アクサー機構、シャーム軍団、ハック旅団、アジュナード・シャーム・イスラーム連合の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

ハマー県では、SANA(5月7日付)によると、サルマーニーヤ村一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

ラタキア県では、SANA(5月7日付)によると、マルカシュリーヤ村一帯、ジュッブ・アフマル村周辺、マルジュ・ハウジャ村、サルマー町、ナビー・ユーヌス峰山頂一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

アレッポ県では、SANA(5月7日付)によると、アルド・マッラーフ地区、バーシュカウィー村、ハーン・トゥーマーン村、ハーン・アサル村、バービース村、アレッポ市サーリヒーン地区、サラーフッディーン地区、ブスターン・バーシャー地区、マシュハド地区、ラーシディーン地区、アシュラフィーヤ地区、旧市街、バニー・ザイド地区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

スワイダー県では、SANA(5月7日付)によると、ハーリディーヤ村近郊の丘陵地帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

サウジアラビア人説教師でジハード布教者センター代表のアブドゥッラー・ムハイスィニー氏(シャームの民のヌスラ戦線)は、ツイッター(5月7日付)を通じて、アラウィーハの女性と子供の殺害を禁止するファトワーを発した。

AFP, May 7, 2015、AP, May 7, 2015、ARA News, May 7, 2015、Champress, May 7, 2015、al-Hayat, May 8, 2015、Iraqi News, May 7, 2015、Kull-na Shuraka’, May 7, 2015、al-Mada Press, May 7, 2015、Naharnet, May 7, 2015、NNA, May 7, 2015、Reuters, May 7, 2015、SANA, May 7, 2015、UPI, May 7, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダルアー県で、アル=カーイダ系のヌスラ戦線とダーイシュ(イスラーム国)系のヤルムーク殉教者旅団が交戦(2015年5月7日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サフム・ジャウラーン村に近いハイト村一帯で、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うヤルムーク殉教者旅団が交戦した。

この戦闘で、住民2人が巻き添えとなり死亡、女性1人と子供1人も負傷した。

**

ダルアー県では、SANA(5月7日付)によると、ヒルバト・ガザーラ町・イーマーン・ガソリン・スタンド間、ズィムリーン村、サムリーン村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した

**

クナイトラ県では、SANA(5月7日付)によると、マスハラ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, May 7, 2015、AP, May 7, 2015、ARA News, May 7, 2015、Champress, May 7, 2015、al-Hayat, May 8, 2015、Iraqi News, May 7, 2015、Kull-na Shuraka’, May 7, 2015、al-Mada Press, May 7, 2015、Naharnet, May 7, 2015、NNA, May 7, 2015、Reuters, May 7, 2015、SANA, May 7, 2015、UPI, May 7, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

民主的変革諸勢力国民調整委員会代表がエジプト外務次官と会談(2015年5月7日)

民主的変革諸勢力国民調整委員会のハサン・アブドゥルアズィーム代表はエジプトの首都カイロで、ヤースィル・リダー外務次官と会談し、民主的変革諸勢力国民調整委員会などの反体制派による2015年1月22~24日のカイロでの会合で開催が合意された第2回カイロ大会の準備状況について意見を交わした。

『ハヤート』(5月8日付)が伝えた。

1月のカイロでの会合では、シリア革命反体制勢力国民連立は組織としての参加を見合わせ、メンバーが個人資格で参加していた。

AFP, May 7, 2015、AP, May 7, 2015、ARA News, May 7, 2015、Champress, May 7, 2015、al-Hayat, May 8, 2015、Iraqi News, May 7, 2015、Kull-na Shuraka’, May 7, 2015、al-Mada Press, May 7, 2015、Naharnet, May 7, 2015、NNA, May 7, 2015、Reuters, May 7, 2015、SANA, May 7, 2015、UPI, May 7, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル市でダーイシュ(イスラーム国)とシリア軍の戦闘激化(2015年5月7日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が、シリア政府の支配下にあるダイル・ザウル市東部の複数地区(ラサーファ地区、工業地区、労働者住宅地区など)、ダイル・ザウル航空基地周辺の治安厳戒地区で、自爆攻撃などを行い、シリア軍と激しく交戦した。

この戦闘で、シリア軍兵士4人(准将1人を含む)が死亡、シリア軍は対抗して同地一帯を空爆・砲撃した。

**

スワイダー県では、SANA(5月7日付)によると、アスファル村西部のファディーイーン丘陵地帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)に対して特殊作戦を敢行し、複数の戦闘員を殺傷、拠点を破壊した。

**

ヒムス県では、SANA(5月7日付)によると、ラジャム・カスル村、ウンム・サフリージュ村、ムシャイリファ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

アレッポ県では、SANA(5月7日付)によると、アレッポ市東部の航空士官学校周辺で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して空爆を行った。

**

ハサカ県では、ARA News(5月8日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が、ダーイシュ(イスラーム国)との交戦の末、ラアス・アイン市南部郊外の複数の村を解放した。

AFP, May 7, 2015、AP, May 7, 2015、ARA News, May 7, 2015、May 8, 2015、Champress, May 7, 2015、al-Hayat, May 8, 2015、Iraqi News, May 7, 2015、Kull-na Shuraka’, May 7, 2015、al-Mada Press, May 7, 2015、Naharnet, May 7, 2015、NNA, May 7, 2015、Reuters, May 7, 2015、SANA, May 7, 2015、UPI, May 7, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヨルダン・メディア担当大臣、ヨルダン領内で「穏健な反体制派」への軍事教練を開始したと発表(2015年5月7日)

ヨルダンのムハンマド・ムーマニー・メディア担当大臣は、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘のためにシリアの部族への軍事教練をヨルダン領内で開始したと発表した。

ムーマニー大臣は「有志連合諸国との協力調整のもと、テロ組織ダーイシュに対抗するため、シリア国民および部族の子息への教練を数日前に開始した…。ヨルダンの努力は、テロとの戦いのためのアラブ諸国などからなる有志連合構成国の努力を補完し、調整するものである」と述べた。

『ハヤート』(5月8日付)が述べた。

AFP, May 7, 2015、AP, May 7, 2015、ARA News, May 7, 2015、Champress, May 7, 2015、al-Hayat, May 8, 2015、Iraqi News, May 7, 2015、Kull-na Shuraka’, May 7, 2015、al-Mada Press, May 7, 2015、Naharnet, May 7, 2015、NNA, May 7, 2015、Reuters, May 7, 2015、SANA, May 7, 2015、UPI, May 7, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米国防長官「安全保障地域を設置するために戦闘が必要となるため、設置は困難」(2015年5月6日)

アシュトン・カーター米国防長官は上院歳出小委員会で、トルコ政府やシリア革命反体制勢力国民連立が設置を求める安全保障地域(飛行禁止空域)に関して、「こうした地域を設置するために、我々は戦闘を行わねばならないだろう。この戦闘はこうした地域を維持するために行われるものとなるため、設置を検討することは困難だ」と証言した。

『ハヤート』(5月8日付)が伝えた。

AFP, May 7, 2015、AP, May 7, 2015、ARA News, May 7, 2015、Champress, May 7, 2015、al-Hayat, May 8, 2015、Iraqi News, May 7, 2015、Kull-na Shuraka’, May 7, 2015、al-Mada Press, May 7, 2015、Naharnet, May 7, 2015、NNA, May 7, 2015、Reuters, May 7, 2015、SANA, May 7, 2015、UPI, May 7, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア革命家戦線のジャマール・マアルーフ司令官がダーイシュ(イスラーム国)と戦うため、トルコから入国(2015年5月6日)

クッルナー・シュラカー(5月7日付)は、複数のクルド報道筋の話として、アル=カーイダ系組織(シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動)などとの戦闘に敗れ、2014年11月にトルコに敗走していたシリア革命家戦線のジャマール・マアルーフ司令官が約50人の戦闘員とともにシリアに入国し、ダーイシュ(イスラーム国)と、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のユーフラテスの火山合同作戦司令室とが激しい戦闘を続けているアレッポ県スィッリーン町一帯に向かった、と伝えた。

マアルーフ司令官が率いる部隊には、さらに250人程度の戦闘員が加わる予定で、人民防衛隊を支援し、ダーイシュと戦う予定だという。

AFP, May 7, 2015、AP, May 7, 2015、ARA News, May 7, 2015、Champress, May 7, 2015、al-Hayat, May 8, 2015、Iraqi News, May 7, 2015、Kull-na Shuraka’, May 7, 2015、al-Mada Press, May 7, 2015、Naharnet, May 7, 2015、NNA, May 7, 2015、Reuters, May 7, 2015、SANA, May 7, 2015、UPI, May 7, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヒムス県タルビーサ市一帯の武装集団が「タウヒード軍」として糾合(2015年5月6日)

クッルナー・シュラカー(5月6日付)などによると、ヒムス県で活動する反体制武装集団がビデオ声明を出し、タウヒード軍を結成すると発表し、タルビーサ市一帯でシリア軍への攻勢を激化させた。

タウヒード軍として糾合した武装集団は、アッラーへの信仰旅団連合、教義守護者旅団、タルビーサ旅団、第313ジュンド・バドル旅団、イスラームの獅子旅団、サイフ・イスラーム・ハッターブ大隊、タルビーサの鷹旅団、ムワーウィヤ・ブン・アビー・サフヤーン旅団、真理の剣大隊など。

Kull-na Shuraka', May 6, 2015
Kull-na Shuraka’, May 6, 2015


AFP, May 6, 2015、AP, May 6, 2015、ARA News, May 6, 2015、Champress, May 6, 2015、al-Hayat, May 7, 2015、Iraqi News, May 6, 2015、Kull-na Shuraka’, May 6, 2015、al-Mada Press, May 6, 2015、Naharnet, May 6, 2015、NNA, May 6, 2015、Reuters, May 6, 2015、SANA, May 6, 2015、UPI, May 6, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アサド大統領「大敗を喫したときも、我々は軍の志気を高めねばならない。軍が我々の志気を高めることを待っていてはならない」(2015年5月6日)

アサド大統領は戦没者記念日(5月6日)に合わせて、ダマスカス県内の「殉教者子息学校委員会(ビータール交差点近く)を慰問し、イドリブ県やダルアー県での「大敗」について認めた(https://youtu.be/cqN7cWNTtd4)。

アサド大統領は集まった生徒、職員、市民らに対して次のように述べた。

「我々は今日、戦闘ではなく戦争を行っている。戦争は…多くの戦闘からなる戦いだ…。我々がシリアで起きているような過酷な戦争について話すとき…、数十、数百の戦闘ではなく、数千の戦闘について話さねばならない…。この種の戦闘や状況においては…、一進一退の攻防が行われ、勝ち負けがあり、浮き沈みがある。唯一のものを除いてすべてのものが移ろう。それは、戦う者を信じること、戦う者が必ず勝利すると信じることだ」。

「だから、大敗を喫したときも、我々は社会としての義務を遂行し、軍の志気を高めねばならない。軍が我々の志気を高めることを待っていてはならない…。一部の連中が今日、ここかしこでの敗北への不満や絶望を広めようしているが…、懸念と恐怖を区別すべきだ。我々はみな、祖国のことを気遣っている…。我々は英知と臆病を区別すべきだ…。我々が矛盾のなかで暮らすことは許されない。戦争には勝ち負けはつきものだ…。だから我々は戦闘に不満を募らせる者たちに慎重に対処しなければならない。敗北とは心理的敗北なのだ」。

SANA(5月6日付)が伝えた。

SANA, May 6, 2015
SANA, May 6, 2015

 

AFP, May 6, 2015、AP, May 6, 2015、ARA News, May 6, 2015、Champress, May 6, 2015、al-Hayat, May 7, 2015、Iraqi News, May 6, 2015、Kull-na Shuraka’, May 6, 2015、al-Mada Press, May 6, 2015、Naharnet, May 6, 2015、NNA, May 6, 2015、Reuters, May 6, 2015、SANA, May 6, 2015、UPI, May 6, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米国連大使「アサドが権力の座にとどまる限り、ダーイシュ(イスラーム国)の問題の解決は困難」(2015年5月6日)

サマンサ・パワー米国連大使はBBC(5月6日付)に対し、「シリアなど中東地域におけるISIS(ダーイシュ(イスラーム国)の問題は、シリア政府をめぐる問題が解決策を見出さず、バッシャール・アサドが権力の座にとどまる限り、解決することは困難だ」と述べた。


AFP, May 6, 2015、AP, May 6, 2015、ARA News, May 6, 2015、BBC, May 6, 2015、Champress, May 6, 2015、al-Hayat, May 7, 2015、Iraqi News, May 6, 2015、Kull-na Shuraka’, May 6, 2015、al-Mada Press, May 6, 2015、Naharnet, May 6, 2015、NNA, May 6, 2015、Reuters, May 6, 2015、SANA, May 6, 2015、UPI, May 6, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア政府と西クルディスタン移行期民政局が共同管理するハサカ市をダーイシュ(イスラーム国)が急襲(2015年5月6日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ハサカ市ナースィラ地区のバイタラ広場にある西クルディスタン移行期民政局アサーイシュ本部前で、ダーイシュ(イスラーム国)が爆弾を積んだ車を自爆、アサーイシュ隊員16人が死亡、多数が負傷した。

同監視団によると、ダーイシュ戦闘員は3台の四輪駆動車に乗ってアサーイシュ本部前に潜入、うち1台が自爆したのち、残り2台に乗っていた戦闘員が本部に向かって発砲し、激しい戦闘になったという。

また西クルディスタン移行期民政局とシリア政府の共同管理下にあるハサカ市内の複数カ所に迫撃砲弾複数発が着弾し、ハサカ市警察によると、3人が死亡(シリア人権監視団によると、死者は4人)、4人が負傷した。

これに対して、シリア軍は、ハサカ市南部郊外、西部郊外(アブドゥルアズィーズ山一帯)のダーイシュ拠点に対して「樽爆弾」などを投下した。

ARA News, May 6, 2015
ARA News, May 6, 2015
Kull-na Shuraka', May 6, 2015
Kull-na Shuraka’, May 6, 2015

一方、SANA(5月6日付)によると、ハサカ市郊外のガラー村、アブドゥルアズィーズ山一帯、スーダー村・アブド・ジャヌーブ村間で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タドムル航空基地近郊、ジャズル・ガス採掘所地帯、シャーイル・ガス採掘所一帯で、シリア軍、国防隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、SANA(5月6日付)によると、ウンム・サフリージュ村、シャーイル・ガス採掘所一帯、ジャズル・ガス採掘所地帯、ウンム・リーシュ村、ラスム・ラック村、ジュッブ・ジャッラーフ町一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

アレッポ県では、ARA News(5月4日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が包囲を続けるクワイリス航空基地の入口付近でシリア軍と戦闘を続けた。

AFP, May 6, 2015、AP, May 6, 2015、ARA News, May 6, 2015、Champress, May 6, 2015、al-Hayat, May 7, 2015、Iraqi News, May 6, 2015、Kull-na Shuraka’, May 6, 2015、al-Mada Press, May 6, 2015、Naharnet, May 6, 2015、NNA, May 6, 2015、Reuters, May 6, 2015、SANA, May 6, 2015、UPI, May 6, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラーム軍がダマスカス郊外県マイダアー町周辺の検問所2ヶ所を奪還(2015年5月6日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団などによると、イスラーム軍などからなるジハード主義武装集団がシリア軍との戦闘の末、マイダアー町郊外のマイダアー町周辺に位置する鉛白工場、タッル・アスファルの検問所2ヶ所を奪還した。

また、クッルナー・シュラカー(5月6日付)によると、シリア赤新月社のドゥーマー市内の事務所近くに迫撃砲弾が着弾し、人道支援に携わっていた女性ボランティア(19歳)が死亡した。

**

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月6日付)によると、ジスル・シュグール市周辺(フライカ村一帯など)、マアッルディブサ村一帯で、シリア軍とファトフ軍作戦司令室が交戦した。

またシリア人権監視団によると、ブワイダ村各所をシリア軍が空爆した。

一方、SANA(5月6日付)によると、ガーニヤ村一帯、ファイルーン村、煉瓦工場一帯、ジューズィフ村、サラーキブ市、カフルラーター村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、県北部でのシリア軍とジハード主義武装集団(ヌスラト・ムスタドアフィーン作戦司令室)の戦闘で、ジハード主義武装集団戦闘員13人(うち司令官2人)が死亡した。

一方、SANA(5月6日付)によると、アブー・サラースィル村、タッラト・バドウ村、ヒラーリーヤ村、ファルハーニーヤ村、ウンム・シャルシューフ村、タイバ村、タッル・ザハブ町、カフルラーハー市、ブルジュ・カーイー村、タッルドゥー市、ジャッブーリーン村、カフルナーン村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、タウヒード軍、ヒムス軍団、アフル・スンナ・ワ・ジャマーア、アジュナード・ヒムス、シャーム自由人イスラーム運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

ラタキア県では、SANA(5月6日付)によると、マルカシュリーヤ村、ジュッブ・アフマル村一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

ハマー県では、SANA(5月6日付)によると、マンスーラ村、サルマーニーヤ村、ハミーディーヤ村・カストゥーン村回廊で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

ダルアー県では、SANA(5月6日付)によると、ダルアー市カラク地区、郵便局周辺、ハーッラ丘、タファス市で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム・ムサンナー運動、シャームの剣旅団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

アレッポ県では、SANA(5月6日付)によると、アレッポ市アーミリーヤ地区、ライラムーン地区、ラーシディーン地区、タッル・ザラーズィール地区、航空士官学校一帯、マンスーラ村、アターリブ市で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, May 6, 2015、AP, May 6, 2015、ARA News, May 6, 2015、Champress, May 6, 2015、al-Durar al-Shamiya, May 6, 2015、al-Hayat, May 7, 2015、Iraqi News, May 6, 2015、Kull-na Shuraka’, May 6, 2015、al-Mada Press, May 6, 2015、Naharnet, May 6, 2015、NNA, May 6, 2015、Reuters, May 6, 2015、SANA, May 6, 2015、UPI, May 6, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

フランス政府はEUの武器禁輸措置に反してシリアの反体制武装集団に武器供与(2015年5月6日)

AFP(5月7日付)は、13日に出版される『フランス外交の内幕』のなかで、フランス政府が、EUの対シリア武器禁輸措置(2011年6月~2013年5月)に反するかたちで、2012年にシリアの反体制武装集団に武器を供与した事実が紹介されていると伝えた。

それによると、著者のハビエル・パノン(Xavier Panon)氏が2014年に行ったフランソワ・オランド大統領との面談のなかで、大統領は「安全な者の手に(武器が)わたることを確認して、(武器供与を)始めた。殺傷兵器に関しても、関係当局が供与した」と証言したという。

パノン氏によると、反体制武装集団に供与されたのは、20mm機関砲、12.7mm機銃、対戦車ミサイル、迫撃砲などだという。


AFP, May 6, 2015、AP, May 6, 2015、ARA News, May 6, 2015、Champress, May 6, 2015、al-Hayat, May 7, 2015、Iraqi News, May 6, 2015、Kull-na Shuraka’, May 6, 2015、al-Mada Press, May 6, 2015、Naharnet, May 6, 2015、NNA, May 6, 2015、Reuters, May 6, 2015、SANA, May 6, 2015、UPI, May 6, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア人権ネットワーク:有志連合のシリア爆撃で民間人169人が死亡(2015年5月6日)

シリア人権ネットワークは、2014年9月以降の米国など有志連合によるシリア領内のダーイシュ(イスラーム国)を狙った空爆で、民間人169人(うち子供42人、女性30人)が殺害されていると発表した。

AFP, May 6, 2015、AP, May 6, 2015、ARA News, May 6, 2015、Champress, May 6, 2015、al-Hayat, May 7, 2015、Iraqi News, May 6, 2015、Kull-na Shuraka’, May 6, 2015、al-Mada Press, May 6, 2015、Naharnet, May 6, 2015、NNA, May 6, 2015、Reuters, May 6, 2015、SANA, May 6, 2015、UPI, May 6, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

国内の反体制活動家(サルマーン元情報大臣)が国内外の反体制派と「穏健な反体制武装集団」による国民大会開催を提案(2015年5月6日)

国内で反体制活動を行うムハンマド・サルマーン元情報大臣(国民民主潮流代表)は、国内外の反体制派と「穏健な反体制武装集団」による国民大会開催などを骨子とする紛争和解案を提案した。

サルマーン元情報大臣が率いる国民民主潮流は、民主的変革諸勢力国民調整委員会などの反体制派による2015年1月22~24日のカイロでの会合で開催が合意された第2回カイロ大会開催準備を主導する俳優のジャマール・スライマーン氏と密接な関係にあるとされる。

サルマーン元情報大臣は、ジュネーブ合意(2012年)のもと、国連の監視下で、民主的・多元的文民体制樹立と政権交代を実現するための国民大会の開催を提案しているほか、ダーイシュ(イスラーム国)やシャームの民のヌスラ戦線など「テロ組織に認定されている勢力」の大会からの排除とこれらの勢力に対する「テロとの戦い」の遂行、政治犯罪への恩赦などが主唱されている。

クッルナー・シュラカー(5月6日付)、『ハヤート』(5月7日付)などが伝えた。

AFP, May 6, 2015、AP, May 6, 2015、ARA News, May 6, 2015、Champress, May 6, 2015、al-Hayat, May 7, 2015、Iraqi News, May 6, 2015、Kull-na Shuraka’, May 6, 2015、al-Mada Press, May 6, 2015、Naharnet, May 6, 2015、NNA, May 6, 2015、Reuters, May 6, 2015、SANA, May 6, 2015、UPI, May 6, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア・レバノン国境(カラムーン地方、アルサール地方)でヒズブッラー、シリア軍とヌスラ戦線らの戦闘激化(2015年5月5日)

マナール・チャンネル(5月5日付)によると、ベカーア県バアルベック郡対シリア国境地帯(トゥファイル村・バリータール村間)で、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線の拠点を攻撃し、ヌスラ戦線戦闘員12人以上を殺害した。

なお、『ハヤート』(5月6日付)によると、ダマスカス郊外県カラムーン地方一帯で活動するシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などのジハード主義武装集団は、イドリブ市、ジスル・シュグール市制圧に倣って、ファトフ軍(作戦司令室)を発足した。

**

ナハールネット(5月5日付)などによると、2014年8月にシャームの民のヌスラ戦線やダーイシュ(イスラーム国)がベカーア県バアルベック郡アルサール地方が捕捉したレバノン軍兵士・内務治安総軍隊員を撮影したビデオ映像がインターネット上(https://youtu.be/DqpKd1DYxpI)で公開された。

この映像のなかで、捕虜となった兵士らは、「レバノン軍とヒズブッラーがカラムーン地方(ダマスカス郊外県)での戦闘に参加すれば、我々が最初にその代償を払わされる…。軍とヒズブッラーは自分たちとは関係のない問題に関与している」と述べた。

Naharnet, May 5, 2015
Naharnet, May 5, 2015

 

AFP, May 5, 2015、AP, May 5, 2015、ARA News, May 5, 2015、Champress, May 5, 2015、al-Hayat, May 6, 2015、Iraqi News, May 5, 2015、Kull-na Shuraka’, May 5, 2015、al-Mada Press, May 5, 2015、Naharnet, May 5, 2015、NNA, May 5, 2015、Qanat al-Manar, May 5, 2015、Reuters, May 5, 2015、SANA, May 5, 2015、UPI, May 5, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ナスルッラー書記長「イランとロシアがシリアを見捨てたという主張は根拠がない」(2015年5月5日)

ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長はマナール・チャンネルを通じてテレビ演説を行った。

演説でのナスルッラー書記長の主な発言は以下の通り:

「イドリブ県のジスル・シュグール市が武装集団の手に陥落して以降、神経戦の一環をなす一連の噂を耳にしている…。シリアの同盟国がシリア政府を見捨て、イランは核プログラムのためにシリアを売り渡したと言う者がいる…。シリア人による問題解決を反故にし、シリアに対して長年行っている地球規模の戦争でも達成できなかった一連の嘘を実現しようとめざす神経戦の前に我々はいる…。シリアの体制が終わるいったことを過去4年の間で耳にし続けており、こうした状況は真新しいものではない…。イランがシリアを見捨てたという主張は…根拠がない…。イランは常に同盟国の国益について熱心に考えている」。

「ロシア指導部がシリアを見捨てたという証拠もない…。イドリブのような都市が陥落した時、我々は、同盟国の政策を非難するのではなく、陥落の理由を探さねばならない…。1ラウンドで負けたからといって、戦争に負けたということではない」。

「我々は、武装集団が戦いを始めるために(シリア・レバノン国境地帯での)雪解けを待っていることに気づいていた。雪が溶けた今…、彼らはアルサール村の人々を誘拐し、拠点を攻撃している」。

Naharnet, May 5, 2015
Naharnet, May 5, 2015

 

AFP, May 5, 2015、AP, May 5, 2015、ARA News, May 5, 2015、Champress, May 5, 2015、al-Hayat, May 6, 2015、Iraqi News, May 5, 2015、Kull-na Shuraka’, May 5, 2015、al-Mada Press, May 5, 2015、Naharnet, May 5, 2015、NNA, May 5, 2015、Qanat al-Manar, May 5, 2015、Reuters, May 5, 2015、SANA, May 5, 2015、UPI, May 5, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表がジュネーブで紛争当事者との個別協議を開始(2015年5月5日)

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表はスイスのジュネーブで、シリア政府と反体制派の和平交渉(「ジュネーブ3」)再開に向け、シリア政府、反体制派などのすべての紛争当事者との個別協議を開始し、初日にあたる5日にはシリア政府の代表と会談した。

デミストゥラ代表は記者会見で、「2012年のジュネーブ合意に基づき…協議の段階を交渉に転換するための用意をする」ことが個別協議の目的だとしたうえで、「6月末に、我々は現状評価を行い、次の段階に関して決定を下すことになる」と述べ、協議が約2ヶ月にわたって行われることを明らかにした。

ARA News, May 5, 2015
ARA News, May 5, 2015

『ハヤート』(5月6日付)によると、デミストゥラ代表は、シリア政府、40以上の反体制派、イラン、サウジアラビア、トルコ、カタール、国連常任理事国など20カ国の代表らとの個別協議を予定している。

反体制派のなかでは、国内で活動する民主的変革諸勢力国民調整委員会のほか、欧米諸国が「シリア国民の唯一の正統な代表」として承認し、アル=カーイダ系組織(シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動)の勢力拡大を「革命家の勝利」などと支持しているシリア革命反体制勢力国民連立が、協議への参加を表明している。

デミストゥラ代表はまた、国連がテロ組織と認定しているシャームの民のヌスラ戦線、ダーイシュ(イスラーム国)といった組織との協議は行われないと明言した。

**

クッルナー・シュラカー(5月5日付)は、シリア革命反体制勢力国民連立が、ジュネーブでのデミストゥラ代表との個別協議への対応に関して、民主的変革諸勢力国民調整委員会、「武装集団」(具体的な組織名は不明)それぞれと合意を交わしたと伝えた。

シリア革命反体制勢力国民連立と民主的変革諸勢力国民調整委員会の合意は、①「ジュネ-ブ2」終了時点からの和平交渉(「ジュネーブ3」)の再開、②和平交渉の基本目的をジュネーブ合意の実施とする、③体制転換をめざす、④戦闘停止の実現、⑤暫定憲法の発表を通じた政治的正常化の実現、⑥紛争の恒久的解決のための国民合意大会の開催などを骨子とする。

一方、シリア革命反体制勢力国民連立と武装集団の合意は、①体制打倒以外に解決策はない、②移行期において体制の指導者、象徴的幹部が担う役割はない、③政治・軍事勢力間の合意と調整の実現、などを骨子とする。 

AFP, May 5, 2015、AP, May 5, 2015、ARA News, May 5, 2015、Champress, May 5, 2015、al-Hayat, May 6, 2015、Iraqi News, May 5, 2015、Kull-na Shuraka’, May 5, 2015、al-Mada Press, May 5, 2015、Naharnet, May 5, 2015、NNA, May 5, 2015、Reuters, May 5, 2015、SANA, May 5, 2015、UPI, May 5, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

人権団体がシリア軍による「樽爆弾」爆撃、「虐殺」の実態を喧伝(2015年5月5日)

シリア人権監視団は、2015年1月から4月までの4ヶ月間で、シリア軍が各地に1万1,017回にわたって空爆を行い、民間人1,606人が死亡したと発表した。

1万1,017回の空爆のうち、「樽爆弾」による攻撃は5,934回、戦闘機による爆撃は5,083回で、犠牲者のうち369人が子供、255人が女性だという。

また、シリア人権ネットワークは、2015年4月の1ヶ月間で51回の「虐殺」が行われ、民間人499人が死亡したと主張した。

51回の「虐殺」のうち、シリア軍によるものは50回、また犠牲者のうち108人が子供、79人が女性だったという。

**

一方、アムネスティー・インターナショナルも、アレッポ県でのシリア軍による「樽爆弾」による「無差別攻撃」に関する報告書(https://www.amnesty.org/en/documents/mde24/1370/2015/en/)を発表し、「人道に対する罪」と断罪した。

AFP, May 5, 2015、AP, May 5, 2015、ARA News, May 5, 2015、Champress, May 5, 2015、al-Hayat, May 6, 2015、Iraqi News, May 5, 2015、Kull-na Shuraka’, May 5, 2015、al-Mada Press, May 5, 2015、Naharnet, May 5, 2015、NNA, May 5, 2015、Reuters, May 5, 2015、SANA, May 5, 2015、UPI, May 5, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダーイシュ、ヌスラ戦線が占拠するヤルムーク・パレスチナ難民キャンプへのシリア軍の爆撃停止を求める米国提出の国連安保理決議案がロシアの反対で廃案に(2015年5月5日)

国連安保理は、ダーイシュ(イスラーム国)とアル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線が占拠するヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ(ダマスカス県)の状況に対応するための緊急会合を開催した。

会合では、米国がキャンプ内のダーイシュ、ヌスラ戦線に対するシリア軍の空爆を非難し、人道支援物資搬入のために同地からのシリア軍の撤退と包囲解除を求める安保理決議案の採択を求めた。

しかし、テロ支援につながり兼ねない決議案は、ロシアなどの反対によって廃案となった。

会合では、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表、UNRWAのマイケル・キングズリー・駐シリア事務局代表がジュネーブから証言し、キャンプの人道状況などについて報告した。

西側外交筋によると、サマンサ・パワー米国連大使は会合で、キャンプ包囲の継続、「樽爆弾」による空爆の責任はシリア政府にあると主張した。

これに対して、デミストゥラ代表は、シリア政府は、ダーイシュ、ヌスラ戦線がキャンプを占拠しているとして、キャンプへの空爆・砲撃を正当化していると述べた。

米国が提出した決議案は「キャンプのテロ活動はダーイシュ、ヌスラ戦線によるものだ」と非難、「これらの組織が即時にキャンプから撤退する必要がある」と主唱する一方、キャンプ内に依然として数千人の住民がいると指摘、「キャンプに対する無差別空爆をシリア政府が再開することに懸念」を表明していた。

そのうえで、シリア政府に対して攻撃を停止し、民間人の保護とUNRWAによる人道支援物資搬入を認めるよう呼びかけていた。

『ハヤート』(5月6日付)が伝えた。

**

『ハヤート』(5月6日付)によると、PLO使節団が、シリア政府などとヤルムーク・パレスチナ難民キャンプの「中立化」に向けた協議を行うため、ダマスカス入りした。

AFP, May 5, 2015、AP, May 5, 2015、ARA News, May 5, 2015、Champress, May 5, 2015、al-Hayat, May 6, 2015、Iraqi News, May 5, 2015、Kull-na Shuraka’, May 5, 2015、al-Mada Press, May 5, 2015、Naharnet, May 5, 2015、NNA, May 5, 2015、Reuters, May 5, 2015、SANA, May 5, 2015、UPI, May 5, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アル=カーイダ系組織と自由シリア軍南部戦線がクナイトラ県におけるダーイシュ系のジハード軍最後の拠点を制圧(2015年5月5日)

クナイトラ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月5日付)によると、「革命家」(シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、自由シリア軍南部戦線など)が、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うジハード軍との戦闘の末、カフターニーヤ町を完全制圧した。

アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動の広報局はこれに関して「カフターニーヤ町でジハード軍戦闘員を完全浄化した」と発表した。

シリア人権監視団によると、4月27日にジハード軍との戦闘が激化して以降、双方合わせて35人の戦闘員が死亡したという。

なお『ハヤート』(5月6日付)によると、クナイトラ県でジハード軍の掃討戦に参加していたのは、イスラーム軍、ヤルムーク軍、ヌスラ戦線、自由シリア軍南部戦線第1軍、ナワー自由人師団、シャーム自由人イスラーム運動、フルカーン旅団など。

一方、シリア人権監視団によると、バアス市近郊、ハーン・アルナバ市でシリア軍が、ヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

また、SANA(5月5日付)によると、西サムダーニーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

ヒムス県では、SANA(5月5日付)によると、ジュッブ・ジャッラーフ町、アブー・ハワーディート村、ウンム・リーシュ村、ラジャム・カスル村、西サラーム村、シャーイル・ガス採掘所一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

ダイル・ザウル県では、SANA(5月5日付)によると、ダイル・ザウル市ハウィーカ地区、ラシュディーヤ地区、シャイフ・ヤースィーン地区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, May 5, 2015、AP, May 5, 2015、ARA News, May 5, 2015、Champress, May 5, 2015、al-Durar al-Shamiya, May 5, 2015、al-Hayat, May 6, 2015、Iraqi News, May 5, 2015、Kull-na Shuraka’, May 5, 2015、al-Mada Press, May 5, 2015、Naharnet, May 5, 2015、NNA, May 5, 2015、Reuters, May 5, 2015、SANA, May 5, 2015、UPI, May 5, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヒムス県北部でアル=カーイダ系組織などからなる「ヌスラト・ムスタドアフィーン」作戦司令室がシリア軍検問所を制圧(2015年5月5日)

ヒムス県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月5日付)によると、シャーム自由人イスラーム運動が県北部のディーク検問所、ザカブー検問所、畜産農場地区検問所、バイト・キルミード検問所を制圧した。

またジャッブリーン村、ウンム・シャルシューフ村一帯では、シリア軍と「ヌスラト・ムスタドアフィーン」作戦司令室が交戦した。

同地では、シャーム自由人イスラーム運動、シャームの民のヌスラ戦線、ジュンド・タウヒード、ヒムス軍団、アフル・スンナ・ワ・ジャマーア、アジュナード・ヒムスといったジハード主義武装集団が「ヌスラト・ムスタドアフィーン」作戦司令室の発足を発表し、「信徒の救済は我々にとって当然の行為」作戦を開始、同地のシリア軍への攻撃を強めていた。

一方、SANA(5月5日付)によると、カフルナーン村、キースィーン村、タッル・アブー・サナースィル丘、 ウンム・シャルシューフ村、ハーラト・バドウ村、ハラーリーヤ村、タッル・ザハブ町、ファルハーニーヤ村、ブルジュ・カーイー村、カウルラーハー村、ジャッブーリーン村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、ヒムス軍団、アジュナード・ヒムスの戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がハーン・シャイフーン市を「樽爆弾」で空爆する一方、ザーウィヤ山一帯などでファトフ軍作戦司令室と交戦した。

また、クッルナー・シュラカー(5月5日付)によると、ファトフ軍作戦司令室がアリーハー市近郊のブサイナ検問所、ブユート・アブドゥルハミード検問所を制圧した。

一方、SANA(5月5日付)によると、アイン・スーダ村、マアラカ村一帯、ダルクーシュ町・ザルズール村回廊、イフスィム町、カフルラーター村、クマイナース村、カフルハーヤー村、バサーミス村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ヤードゥーダー村一帯、アトマーン村各所、シャイフ・マスキーン市、ブスル・ハリール市、ムサイカ村、シューマラ村、インヒル市、ナマル町、カフルシャムス町、ナワー市近郊のジャービヤ丘をシリア軍が「樽爆弾」などで空爆した。

一方、SANA(5月5日付)によると、ダルアー市カラク地区など、ハマド丘、カフル・ナースィジュ、サムリーン村西部、ブスル・ハリール市、シャイフ・マスキーン市、インヒル市、イーブ村、ナマル町、ヤードゥーダ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

ハマー県では、クッルナー・シュラカー(5月5日付)によると、シリア軍がシャリカ村を空爆し、住民10人が死亡した。

**

スワイダー県では、SANA(5月5日付)によると、ジャドル村、シヤーフ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

アレッポ県では、SANA(5月5日付)によると、アレッポ市ライラムーン地区、アーミリーヤ地区、ラーシディーン地区、スッカリー地区、マシュハド地区、バーブ・ナスル地区、バニー・ザイド地区、シュカイフ地区、ドゥワイル・ザイトゥーン村、ハーン・アサル村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、バドル殉教者旅団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, May 5, 2015、AP, May 5, 2015、ARA News, May 5, 2015、Champress, May 5, 2015、al-Durar al-Shamiya, May 5, 2015、al-Hayat, May 6, 2015、Iraqi News, May 5, 2015、Kull-na Shuraka’, May 5, 2015、al-Mada Press, May 5, 2015、Naharnet, May 5, 2015、NNA, May 5, 2015、Reuters, May 5, 2015、SANA, May 5, 2015、UPI, May 5, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

YPG(アフリーン地区)総司令部が「革命家軍」(自由シリア軍)に好意的な声明を発表(2015年5月4日)

西クルディスタン移行期民政局(アフリーン地区)の人民防衛隊総司令部は声明を出し、自由シリア軍を名乗る武装集団が「革命家軍」の結成を発表したことに関して、「多元的民主的シリアに向けた変革プロセスのなかでもたらされた前向きなステップ」だと高く評価した。

「革命家軍」は、アレッポ県北部などで活動するヒムス革命家連合、北の太陽台がい、特殊任務旅団、クルド人戦線、第777連隊、第99歩兵旅団、スルターン・サリーム旅団などが結成した武装集団。

AFP, May 5, 2015、AP, May 5, 2015、ARA News, May 5, 2015、Champress, May 5, 2015、al-Hayat, May 6, 2015、Iraqi News, May 5, 2015、Kull-na Shuraka’, May 5, 2015、al-Mada Press, May 5, 2015、Naharnet, May 5, 2015、NNA, May 5, 2015、Reuters, May 5, 2015、SANA, May 5, 2015、UPI, May 5, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヒムス県でシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦(2015年5月4日)

ヒムス県では、SANA(5月4日付)によると、ラッフーム村、マスアダ村、ラジャム・アーリー村、東サラーム村、西サラーム村、ウンム・サフリージュ村、シャーイル・ガス採掘所一帯、ヒンダーウィー村、マヌーフ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

イスラーム軍のイスラーム・アッルーシュ報道官(駐トルコ)は、ザブディーン村でイスラーム軍がヒズブッラー戦闘員6人を捕捉したと発表した。

クッルナー・シュラカー(5月5日付)が伝えた。 

AFP, May 4, 2015、AP, May 4, 2015、ARA News, May 4, 2015、Champress, May 4, 2015、al-Hayat, May 5, 2015、Iraqi News, May 4, 2015、Kull-na Shuraka’, May 4, 2015、May 5, 2015、al-Mada Press, May 4, 2015、Naharnet, May 4, 2015、NNA, May 4, 2015、Reuters, May 4, 2015、SANA, May 4, 2015、UPI, May 4, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

 

米軍はアレッポ県での有志連合の誤爆での民間人殺害を否定(2015年5月4日)

米中央軍司令部は、アレッポ県スッリーン町一帯に対する有志連合の空爆(4月30日)で50人以上の民間人が死亡したとの報道に関して、「我々はこの空爆で民間人が殺害されたとの証拠を今のところ得ていない」と述べ、誤爆を否定した。

『ハヤート』(5月5日付)などが伝えた。

AFP, May 4, 2015、AP, May 4, 2015、ARA News, May 4, 2015、Champress, May 4, 2015、al-Hayat, May 5, 2015、Iraqi News, May 4, 2015、Kull-na Shuraka’, May 4, 2015、al-Mada Press, May 4, 2015、Naharnet, May 4, 2015、NNA, May 4, 2015、Reuters, May 4, 2015、SANA, May 4, 2015、UPI, May 4, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャーム軍団はシャーム自由人イスラーム運動との合併を否定(2015年5月4日)

シャーム軍団は声明を出し、ダマスカス郊外県東グータ地方でシャーム自由人イスラーム運動と合併したとの『ハヤート』(5月4日付)の報道に関して、「独立した組織であり…、いかなる集団、党、武装部隊にも従属しない」と発表し、否定した。

Kull-na Shuraka', May 5, 2015
Kull-na Shuraka’, May 5, 2015


AFP, May 4, 2015、AP, May 4, 2015、ARA News, May 4, 2015、Champress, May 4, 2015、al-Hayat, May 5, 2015、Iraqi News, May 4, 2015、Kull-na Shuraka’, May 4, 2015、May 5, 2015、al-Mada Press, May 4, 2015、Naharnet, May 4, 2015、NNA, May 4, 2015、Reuters, May 4, 2015、SANA, May 4, 2015、UPI, May 4, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエル占領下ゴラン高原でUNDOF隊員がシリア領からの迫撃砲弾によって負傷(2015年5月4日)

イスラエル軍報道官は、シリア領内から発射された迫撃砲弾複数発がイスラエル占領下のゴラン高原(クナイトラ県)に着弾し、UNDOF隊員2人が負傷し、イスラエル国内の病院に搬送されたと発表した。

報道官によると、迫撃砲はシリア領内での戦闘での流れ弾だと思われるという。

『ハヤート』(5月5日付)が伝えた。

AFP, May 4, 2015、AP, May 4, 2015、ARA News, May 4, 2015、Champress, May 4, 2015、al-Hayat, May 5, 2015、Iraqi News, May 4, 2015、Kull-na Shuraka’, May 4, 2015、al-Mada Press, May 4, 2015、Naharnet, May 4, 2015、NNA, May 4, 2015、Reuters, May 4, 2015、SANA, May 4, 2015、UPI, May 4, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.