ケリー米国務長官「化学兵器による攻撃のほとんどがアサド政権によって実行されていることを強く確信する」(2015年6月17日)

ジョン・ケリー米国務長官は、シリア国内での一連の化学兵器使用疑惑に関して、国務省で記者団にアサド政権が「圧倒的多数」の使用に関与していることを確信しているとしたうえで、「みなの忍耐も切れかかっている」と述べた。

ケリー国務長官は「これらの攻撃のほとんどが政権によって実行されていることを強く確信する」としたうえ、政府がそのことを示す証拠を持っているの強調した。

ロイター通信(6月17日付)などが伝えた。

AFP, June 17, 2015、AP, June 17, 2015、ARA News, June 17, 2015、Champress, June 17, 2015、al-Hayat, June 18, 2015、Iraqi News, June 17, 2015、Kull-na Shuraka’, June 17, 2015、al-Mada Press, June 17, 2015、Naharnet, June 17, 2015、NNA, June 17, 2015、Reuters, June 17, 2015、SANA, June 17, 2015、UPI, June 17, 2015などをもとに作成。

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ムスリム民主統一党党首「事態が収束し、恐怖がなくなれば、YPGはタッル・アブヤドから撤退し、行政を地元の住民に移譲するだろう」(2015年6月17日)

民主統一党のサーリフ・ムスリム共同党首は、トルコ日刊紙『ヒュッリイェト』(6月17日付)のインタビューに応じ、そのなかで、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊によるタッル・アブヤド市(クルド語名ギレ・スピー)に関して、「事態が収束し、恐怖がなくなれば、人民防衛隊と関連する部隊は同地から撤退し、行政を地元の住民に移譲するだろう」と述べた。

またダーイシュ(イスラーム国)との戦闘でトルコ領内に避難した住民の帰宅に関しては「トルコ高官と国境通行所にかかる問題について協議、協力する用意がある。我々は通行所を人民防衛隊の掌握下に置くことに固執しておらず、この問題に関しては自由シリア軍と協力したいと考えている」と述べた。

一方、アラブ人、トルクメン人を強制移住させているとするトルコ側の批判に関しては「トルコは冷静であるべきだ。もし冷静であれば、我々も冷静でいよう」としたうえで、「人民防衛隊がギレ・スピーのアラブ人、トルクメン人を排除しているとの主張に関して言うと、人々を家や国から追い出すことができる者などいない。こうした批判、言説、そして嘘には何の根拠もない」と否定した。

AFP, June 17, 2015、AP, June 17, 2015、ARA News, June 17, 2015、Champress, June 17, 2015、al-Hayat, June 18, 2015、Hurriyet, June 17, 2015、Iraqi News, June 17, 2015、Kull-na Shuraka’, June 17, 2015、al-Mada Press, June 17, 2015、Naharnet, June 17, 2015、NNA, June 17, 2015、Reuters, June 17, 2015、SANA, June 17, 2015、UPI, June 17, 2015などをもとに作成。

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シリア国民連合のハティーブ氏「ラッカ県で強制移住や民族浄化が行われているという主張は根拠がない」(2015年6月17日)

シリア革命反体制勢力国民連立のカースィム・ハティーブ氏は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のユーフラテスの火山合同作戦司令室によって制圧されたラッカ県タッル・アブヤド市に(トルコから)入国し、「ラッカ県で強制移住や民族浄化が行われているという主張は根拠がない」と述べ、トルコ政府やジハード主義武装集団らの主張を否定した。

クッルナー・シュラカー(6月17日付)が伝えた。

またシリア革命反体制勢力国民連立副議長でクルド人活動家のムスタファー・ウースー氏もARA News(6月17日付)に対し、「人民保護部隊に対する敵対的姿勢はとっていない…。(イスタンブールで14日に開催された)総合委員会ではタッル・アブヤド市制圧の是非について審議はされなかった」と述べた。

AFP, June 17, 2015、AP, June 17, 2015、ARA News, June 17, 2015、Champress, June 17, 2015、al-Hayat, June 18, 2015、Iraqi News, June 17, 2015、Kull-na Shuraka’, June 17, 2015、al-Mada Press, June 17, 2015、Naharnet, June 17, 2015、NNA, June 17, 2015、Reuters, June 17, 2015、SANA, June 17, 2015、UPI, June 17, 2015などをもとに作成。

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アレッポ県、スワイダー県でダーイシュ(イスラーム国)とシリア軍、ジハード主義武装集団が交戦(2015年6月17日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ジハード主義武装集団がダーイシュ(イスラーム国)支配下のウンム・クラー村を砲撃した。

一方、SANA(6月17日付)によると、アレッポ市東部の航空士官学校一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、SANA(6月17日付)によると、バナート・バイール丘東部で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, June 17, 2015、AP, June 17, 2015、ARA News, June 17, 2015、Champress, June 17, 2015、al-Hayat, June 18, 2015、Iraqi News, June 17, 2015、Kull-na Shuraka’, June 17, 2015、al-Mada Press, June 17, 2015、Naharnet, June 17, 2015、NNA, June 17, 2015、Reuters, June 17, 2015、SANA, June 17, 2015、UPI, June 17, 2015などをもとに作成。

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ジハード主義武装集団がゴラン高原のドゥルーズ派の村を包囲、シリア軍がドゥーマー市で「虐殺」、マアッラト・ヌウマーン市の博物館を破壊(2015年6月17日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、ジハード主義武装集団が、ドゥルーズ派が多く暮らすハドル村北部の丘を制圧、同村を包囲した。

ハドル村は、イスラエルの占領によって二分されているゴラン高原のマジュダル・シャムス村に隣接する村。

ハドル村一帯では、ジハード主義武装集団と、シリア軍と地元住民(ドゥルーズ派)からなる民兵との間で戦闘が16日から激化、シリア軍側の兵士・戦闘員14人、ジハード主義者10人が死亡しているという。

ジハード主義武装集団はまた、クナイトラ県北部のブザーク丘、ハルシュ・ジャバーにあるシリア軍拠点を砲撃、ダマスカス郊外県境でも、シャームの民のヌスラ戦線などがシリア軍と交戦した。

これに対して、シリア軍はダマスカス郊外県境やウンム・バーティナ村一帯を「樽爆弾」などで空爆したという。

ARA News(6月17日付)によると、ゴラン高原での戦闘激化を受け、イスラエル当局は対シリア国境地域を「軍事閉鎖地区」に指定した。

なおこれに先だって、自由シリア軍南部戦線第1軍は16日付で声明を出し、クナイトラ県バアス市(県庁所在地)の開放を目的とした新たな作戦「我ら自由人救済の戦い」を開始すると発表した。

Kull-na Shuraka', June 17, 2015
Kull-na Shuraka’, June 17, 2015

一方、SANA(6月17日付)によると、ウンム・バーティナ村、カルーム・ジャッバー村、ティーハ村、マスハラ村、ジャバーター・ハシャブ村、シャッアール丘、ブザーク丘で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、フルカーン旅団、シャーム自由人イスラーム運動、アバービール軍、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(6月17日付)によると、ウンム・ワラド村、ヌアイマ村、タファス市、ヤードゥーダ村、カフルシャムス町、ナスィーブ村、ハーッラ丘、ダルアー市難民キャンプ地区などで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍は、16日に反体制武装集団がダマスカス各所に行った砲撃に報復するかたちで、反体制武装集団の支配下にあるドゥーマー市各所を迫撃砲、ロケット弾で攻撃し、子供5人を含む24人が死亡した。

Kull-na Shuraka', June 17, 2015
Kull-na Shuraka’, June 17, 2015

一方、イスラーム軍は、ハラスター市に突入しようとしたシリア軍を撃退、兵士30人以上を殲滅したと発表した。

このほか、シリア人権監視団によると、ジハード主義武装集団がカタナー市の軍住宅地区を砲撃、カラムーン地方無人地帯では、シリア軍、国防対、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

他方、SANA(6月17日付)によると、ハーン・シャイフ・キャンプ一帯、バイト・ジン村農場地帯、マガル・ミール村、バイト・サービル町、バイト・ティーマー村、ナシャービーヤ町一帯、ハムーリーヤ市一帯をシリア軍が空爆し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市ラーシディーン地区カルム・タッラーブ地区などで、ジハード主義武装集団とシリア軍、国防隊が激しく交戦した。

これに関して、ヌールッディーン・ザンキー運動は、アレッポ・ファトフ軍がラーシディーン地区北部を制圧したと発表した。

しかし、SANA(6月17日付)は、この発表を事実無根として否定した。

このほか、アレッポ市サラーフッディーン地区、カルム・タッラーブ地区などでも、ジハード主義武装集団とシリア軍、国防隊が交戦した。

一方、SANA(6月17日付)によると、アレッポ市バニー・ザイド地区、ライラムーン地区、アシュラフィーヤ地区、サラーフッディーン地区、旧市街、ラーシディーン地区、ブスターン・バーシャー地区、スッカリー地区、ナアナーイー地区、フライターン市、カフルハムラ村、ハーン・アサル村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(6月17日付)によると、シリア軍ヘリコプターがマアッラト・ヌウマーン市内の国立博物館を「樽爆弾」で空爆し、破壊した。

博物館には、古代ローマ・ビザンツ時代のモザイクなどが所蔵されていたという。

Kull-na Shuraka', June 17, 2015
Kull-na Shuraka’, June 17, 2015

一方、SANA(6月17日付)によると、バシュラームーン村一帯、ジャンナト・クラー村、サフン村をシリア軍が空爆し、ファトフ軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、マジャース村、タッル・サラムー村、アブー・ズフール航空基地南部、アイン・ハムラー村、バーリス村、タルマラー村、ジャダーリヤー村で反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(6月17日付)によると、ムシャイリファ村郊外、ハッターブ村一帯、サアン村、アイン・フサイン村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(6月17日付)によると、マアルカバ村、スカイク村、カフルズィーター市、ムーリク市北部郊外、中カスタル村、ウカイリバート町で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, June 17, 2015、AP, June 17, 2015、ARA News, June 17, 2015、Champress, June 17, 2015、al-Hayat, June 18, 2015、Iraqi News, June 17, 2015、Kull-na Shuraka’, June 17, 2015、al-Mada Press, June 17, 2015、Naharnet, June 17, 2015、NNA, June 17, 2015、Reuters, June 17, 2015、SANA, June 17, 2015、UPI, June 17, 2015などをもとに作成。

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ヒムス中央刑務所とハマー中央刑務所の収監者700人以上が釈放を求めてハンストを開始(2015年6月16日)

『ハヤート』(6月19日付)は、ヒムス中央刑務所とハマー中央刑務所の収監者700人以上が、16日から釈放を求めてハンストを開始したと伝えた。

AFP, June 18, 2015、AP, June 18, 2015、ARA News, June 18, 2015、Champress, June 18, 2015、al-Hayat, June 19, 2015、Iraqi News, June 18, 2015、Kull-na Shuraka’, June 18, 2015、al-Mada Press, June 18, 2015、Naharnet, June 18, 2015、NNA, June 18, 2015、Reuters, June 18, 2015、SANA, June 18, 2015、UPI, June 18, 2015などをもとに作成。

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YPGはタッル・アブヤド市での「革命旗」(委任統治領シリアの国旗)の掲揚を禁止(2015年6月16 日)

クッルナー・シュラカー(6月17日付)は、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が、ラッカ県タッル・アブヤド市内での「革命旗」(委任統治領シリアの旗)の掲揚を禁止することを決定、発布したと伝えた。

トルコ国境に位置するダーイシュ(イスラーム国)の主要拠点だったタッル・アブヤド市は、15日に人民防衛隊主体のユーフラテスの火山合同作戦司令室によって完全制圧され、タッル・アブヤド国境検問所などには「革命旗」が掲揚されていた。

AFP, June 17, 2015、AP, June 17, 2015、ARA News, June 17, 2015、Champress, June 17, 2015、al-Hayat, June 18, 2015、Iraqi News, June 17, 2015、Kull-na Shuraka’, June 17, 2015、al-Mada Press, June 17, 2015、Naharnet, June 17, 2015、NNA, June 17, 2015、Reuters, June 17, 2015、SANA, June 17, 2015、UPI, June 17, 2015などをもとに作成。

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アカイディー・アレッポ革命軍事評議会(自由シリア軍)前議長「YPGが民族浄化を行っている確たる証拠があれば、私は彼らとの戦闘の最前線に立つ」(2015年6月16日)

アレッポ革命軍事評議会(自由シリア軍)前議長で独自の武装部隊を率いるアブドゥルジャッバール・アカイディー大佐はフェイスブックを通じて声明を出し、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がタッル・アブヤド市一帯などで「民族浄化」を行っているとするトルコ政府、ジハード主義武装集団・アル=カーイダ系武装集団、シリア革命反体制勢力国民連立などの批判に関して、「民主統一党(西クルディスタン移行期民政局を主導するクルド民族主義政党)と人民防衛隊が組織として民族浄化に関与しているとの証拠があれば…、私は自由シリア人とともに、彼らとの戦闘の最前線に立つだろう」と発表した。

アカイディー大佐は、2014年10月、トルコのミュルシトプナル市からアイン・アラブ市に進軍、人民防衛隊と連携して、ダーイシュと交戦、その後、2015年4月にミュルシトプナル国境通行所を経由して、トルコに撤退したと報じられていた。

AFP, June 16, 2015、AP, June 16, 2015、ARA News, June 16, 2015、Champress, June 16, 2015、al-Hayat, June 17, 2015、Iraqi News, June 16, 2015、Kull-na Shuraka’, June 16, 2015、al-Mada Press, June 16, 2015、Naharnet, June 16, 2015、NNA, June 16, 2015、Reuters, June 16, 2015、SANA, June 16, 2015、UPI, June 16, 2015などをもとに作成。

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トルコ外相「シリア政府、ダーイシュ、YPG…、彼らはいずれも民間人を弾圧している」(2015年6月16日)

トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、トルコ国境に位置するダーイシュ(イスラーム国)の主要拠点の一つタッル・アブヤド市(ラッカ県)を西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が有志連合の航空支援を受けて制圧したことに関して、「人民防衛隊は民間人を弾圧している」と述べた。

チャヴシュオール外務大臣は、サウジアラビアに向かう途上、TRT(6月16日付)に対して以下のように述べた。

「ダーイシュは、攻撃を行い、逮捕した人々を殺している。クルド人戦闘員は一部の地域を制圧し、そこで暮らしていた人々を避難生活へと追いやった…。誰が来ようと関係ない。シリア政府、ダーイシュ、人民保護部隊…、彼らはいずれも民間人を弾圧している」。

また、ブレント・アリンジュ内閣報道官は「砲撃を受けている地域の住民は、ダーイシュから受けていたのと同じく、民主統一党と人民保護部隊からの民族浄化に曝されている」と発言した。

同様の発言は、アジュナード・シャーム・イスラーム連合、シャーム自由人イスラーム運動、イスラーム軍など15のジハード主義組織・アル=カイーダ系組織が共同声明(15日)を通じて行っているほか、シリア革命反体制勢力国民連立のサリーム・イドリース暫定政府国防大臣もラジオ番組でのインタビュー(13日)で述べている。

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米国防総省報道官は、「クルド人部隊がもしトルクメン人とシリア人を強制移住させているのであれば、それは受け入れられない」と述べ、事態を注視していくとの意思を示した。

また、駐シリア米大使館はツイッターで、強制移住や民族浄化に関するトルコ政府やジハード主義武装集団の発言について、ダーイシュとの戦闘で避難民が生じた(だけ)との見方を示した。

AFP, June 16, 2015、AP, June 16, 2015、ARA News, June 16, 2015、June 17, 2015、Champress, June 16, 2015、al-Hayat, June 17, 2015、Iraqi News, June 16, 2015、Kull-na Shuraka’, June 16, 2015、al-Mada Press, June 16, 2015、Naharnet, June 16, 2015、NNA, June 16, 2015、Reuters, June 16, 2015、SANA, June 16, 2015、UPI, June 16, 2015などをもとに作成。

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カーミシュリー市(ハサカ県)で国防隊と西クルディスタン移行期民政局アサーイシュが交戦(2015年6月16日)

ハサカ県では、ARA News(6月16日付)によると、カーミシュリー市内で早朝、国防隊隊員と西クルディスタン移行期民政局アサーイシュ隊員が衝突、交戦した。

衝突は、国防隊が民主統一党の支持者1人を逮捕したことに端を発し、アサーイシュが報復として国防隊隊員約20人を拘束したことで激化し、撃ち合いになったという。

両者の戦闘の末、アサーイシュはカーミシュリー市内の旧軍事情報局ビル、通信局ビル、カーミシュリー市役所駐車場、鉄道駅など政府関連の施設複数カ所を占拠、最終的には、政府当局が、拘置していた逮捕者複数名を釈放、またアサーイシュも拘束していたシリア治安当局関係者を釈放したという。

なお、クッルナー・シュラカー(6月17日付)によると、両者の戦闘は、タイイ部族の若者らからなる国防隊が、西クルディスタン移行期民政局が定めた徴兵義務に応じるよう求めて、若者たちを拘束したことに端を発していたという。

カーミシュリー市の主要拠点を制圧したアサーイシュはまた、カーミシュリー市南西部のアラーヤ刑務所付近で、ハサカ県の国防隊創設者でタイイ部族長のムハンマド・ファーリス氏ら士官2人を逮捕したという。

AFP, June 16, 2015、AP, June 16, 2015、ARA News, June 16, 2015、Champress, June 16, 2015、al-Hayat, June 17, 2015、Iraqi News, June 16, 2015、Kull-na Shuraka’, June 16, 2015、June 17, 2015、al-Mada Press, June 16, 2015、Naharnet, June 16, 2015、NNA, June 16, 2015、Reuters, June 16, 2015、SANA, June 16, 2015、UPI, June 16, 2015などをもとに作成。

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シリア・レバノン国境でシリア軍、ヒズブッラー戦闘員がダーイシュ(イスラーム国)との交戦(2015年6月16日)

ダマスカス郊外県では、SANA(6月16日付)によると、シリア軍がレバノンのレジスタンス(ヒズブッラー戦闘員)の支援を受け、カラムーン地方ジャラージール町無人地帯のラアス・クーシュ丘、カルナト・ラアス・サアバ一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)と交戦、同地を制圧した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるシャーイル・ガス採掘所一帯、タドムル市各所をシリア軍が空爆した。

またウンム・タバービール村近郊を通りガス・パイプラインを武装集団が爆破した。

一方、複数のメディアは、「虎」の愛称で知られるシリア軍のスハイル・ハサン大佐の「右腕」とされるムハンマド・クルスーム氏が死亡したと伝えた。

クルスーム氏は、10日ほど前にジャズル・ガス採掘所一帯でのダーイシュとの戦闘中に頭を撃たれ、重傷を負っていた。

Kull-na Shuraka', June 16, 2015
Kull-na Shuraka’, June 16, 2015

他方、SANA(6月16日付)によると、シャーイル・ガス採掘所一帯、ワーディー・ダッラージュ、ナスラーニー山、フナイフィース村、ジバーブ・ハマド村、タドムリーヤ村、ウンム・タバービール村をシリア軍が空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, June 16, 2015、AP, June 16, 2015、ARA News, June 16, 2015、Champress, June 16, 2015、al-Hayat, June 17, 2015、Iraqi News, June 16, 2015、Kull-na Shuraka’, June 16, 2015、al-Mada Press, June 16, 2015、Naharnet, June 16, 2015、NNA, June 16, 2015、Reuters, June 16, 2015、SANA, June 16, 2015、UPI, June 16, 2015などをもとに作成。

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アレッポ県北部でダーイシュ(イスラーム国)とジハード主義武装集団の戦闘続く(2015年6月16日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(6月16日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が、マーリア市南部の戦略的要衝ウンム・フーシュ村に対して自爆攻撃などを行い、制圧を試みたが、「革命家」たちの武装部隊の抵抗を受け、撤退した。

これに関して、シリア人権監視団は、ダーイシュがウンム・フーシュ村で自爆攻撃などを行い、ジハード主義武装集団戦闘員ら10人が死亡した、と発表した。

アレッポ県北部のマーリア市一帯では、ダーイシュの進軍を受け、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、イスラーム軍、シャーム戦線、シャーム革命家大隊などが抵抗を続けている。

なお、このうちヌスラ戦線を除くジハード主義武装集団らは「ハワーリジュ派前衛撃破」合同作戦司令室を設置し、アレッポ県北部でダーイシュと交戦しているという。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)ダマスカス州が、イスラーム軍幹部だとされる男性を斬首処刑した。

この男性は、イスラーム軍の武器弾薬庫の管理担当者で、東カラムーン地方で拘束された際、弾薬・装備を所持していたという。

男性はオレンジ色の囚人服を着せられ、ナイフで首を斬られて、処刑されたという。

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米中央軍(CENTCOM)は、6月16日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して11回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は4回におよび、ハサカ市近郊(2回)、アレッポ市近郊(1回)、アイン・アラブ市近郊(1回)のダーイシュに対して攻撃が行われたという。

AFP, June 16, 2015、AP, June 16, 2015、ARA News, June 16, 2015、Champress, June 16, 2015、al-Durar al-Shamiya, June 16, 2015、al-Hayat, June 17, 2015、Iraqi News, June 16, 2015、Kull-na Shuraka’, June 16, 2015、al-Mada Press, June 16, 2015、Naharnet, June 16, 2015、NNA, June 16, 2015、Reuters, June 16, 2015、SANA, June 16, 2015、UPI, June 16, 2015などをもとに作成。

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反体制派が首都ダマスカス各所を迫撃砲で「無差別」に攻撃し、住民7人が死亡(2015年6月16日)

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、マズアラ地区(ロシア大使館所在地)、マーリキー地区、ジャーヒズ公園(日本語補習校近く)一帯、マッザ区などに反体制武装集団が迫撃砲で攻撃を行い、子供を含む住民7人が死亡した。

着弾した迫撃砲弾は10発以上に及んだという。

これに対して、シリア軍がジャウバル区各所を空爆した。

ARA News, June 16, 2015
ARA News, June 16, 2015

一方、SANA(6月16日付)によると、アンサール・イスラーム戦線のアブー・リダー・トゥルクマーニー司令官がタダームン区での国防軍との戦闘で死亡した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、アリーハー市各所をシリア軍が空爆し、子供4人と女性2人を含む7人が死亡した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ガーブ平原のズィヤーラ町でファトフ軍がシリア軍と交戦した。

一方、SANA(6月16日付)によると、ムシュリファ村、中カスタル村、ウカイリバート町、ウンム・マイヤール村、ムーリク市北部および東部郊外、ラターミナ町、アトシャーン村、スカイク丘、ラフジャーン村、サルバー村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がザーキヤ町・ハーン・シャイフ・キャンプ間の街道を砲撃した。

また、クッルナー・シュラカー(6月16日付)によると、5月末にタッル・クルディー町郊外での戦闘で拘束した国防隊「ワファー軍」のハーリド・ダイリー司令官を処刑した。

一方、ダマスカス郊外県では、SANA(6月16日付)によると、ハーン・シャイフ・キャンプ一帯、マガル・ミール村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、サアラ航空基地攻略に失敗したジハード主義武装集団(自由シリア軍南部戦線)が県南部でシリア軍と交戦、空軍情報部スワイダー支部長のルワイユ・サーリム准将を含む9人が死亡した。

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アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(6月16日付)によると、アレッポ市ラーシディーン地区北部でシリア軍とヌールッディーン・ザンキー運動などが交戦、後者が同地区の複数のビルを制圧した。

一方、SANA(6月16日付)によると、マンスーラ村、マイーズィーラ村、アレッポ市ライラムーン地区、バニー・ザイド地区、ブスターン・バーシャー地区、シャッアール地区、旧市街、マアーディー地区、アンサーリー地区、カルム・ジャバル地区、シャイフ・サイード地区、フィルドゥース地区、スッカリー地区、ブスターン・カスル地区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、クッルナー・シュラカー(6月16日付)によると、ハラムーン軍を名乗る武装集団が、シャイフ山(ヘルモン山)に近いハムル丘一帯を制圧した。

一方、SANA(6月16日付)によると、ハムル丘とバイト・ジン村(ダマスカス郊外県)間の街道、ナブア・サフル村、ハミーディーヤ村、ジャバーター・ハシャブ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(6月16日付)によると、タッル・サラムー村、アブー・ズフール町をシリア軍が空爆し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、マストゥーマ村、ブサンクール村、アリーハー市、バズィート村、ムシュミシャーン村で反体制武装集団と交戦し、ヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(6月16日付)によると、カトフ・ルンマーン村、サルマー町、キンサッバー町、トゥウーマ村、ワーディー村、カビール村、フルワ村、トゥッファーヒーヤ村、ワーディー・シャイハーンで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(6月16日付)によると、ガントゥー市をシリア軍が空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(6月16日付)によると、シリア軍がブスラー・シャーム市内でシャームの民のヌスラ戦線の拠点を攻撃し、戦闘員100人以上を殲滅した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍が西ガーリヤ村の学校(コーラン暗誦学校)を空爆し、子供13人を含む16人が死亡した。

AFP, June 16, 2015、AP, June 16, 2015、ARA News, June 16, 2015、Champress, June 16, 2015、al-Hayat, June 17, 2015、June 18, 2015、Iraqi News, June 16, 2015、Kull-na Shuraka’, June 16, 2015、al-Mada Press, June 16, 2015、Naharnet, June 16, 2015、NNA, June 16, 2015、Reuters, June 16, 2015、SANA, June 16, 2015、UPI, June 16, 2015などをもとに作成。

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デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表がアレッポ市での反体制派による「無差別」攻撃(15日)を非難、アサド大統領と協議継続で合意(2015年6月16日)

シリアを訪問中のスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表は、アサド大統領と会談し、SANA(6月16日付)によると、ジュネーブ3会議に向けた個別折衝の進捗などについて協議し、シリアの危機を政治的に解決するための協議を継続することで合意した。

会談ではまた、15日にアレッポ市で発生した反体制武装集団による「無差別」砲撃についても意見が交わされたという。

SANAによると、アサド大統領は会談で、テロリストが行う犯罪に沈黙することは、テロの継続を奨励することにつながると指摘、世界全体がテロの脅威を意識し、テロリストへの資金・武器援助、戦闘員の移動、そして関連する国連安保理決議への違反に反対する明確な姿勢を示す必要があると強調したという。

会談には、ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣、ブサイナ・シャアバーン大統領府政治情報補佐官、ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣、アフマド・アルヌース外務在外居住者省次官が同席した。

SANA, June 16, 2015
SANA, June 16, 2015

 

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スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表の事務局は、代表とアサド大統領の会談に先立って声明を出し、15日に反体制武装集団がアレッポ市各所に対して行った砲撃を「無差別攻撃」としたうえで、「反体制武装集団による民間人へ攻撃は…、いかなる状況であっても正当化され得ない。すなわち、住宅地へのシリア政府による「樽爆弾」での報復を招くだろう…。いかなる政府であっても、民間人殺害という代償を回避することを期待している」と非難した。

AFP, June 16, 2015、AP, June 16, 2015、ARA News, June 16, 2015、Champress, June 16, 2015、al-Hayat, June 17, 2015、Iraqi News, June 16, 2015、Kull-na Shuraka’, June 16, 2015、al-Mada Press, June 16, 2015、Naharnet, June 16, 2015、NNA, June 16, 2015、Reuters, June 16, 2015、SANA, June 16, 2015、UPI, June 16, 2015などをもとに作成。

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15のジハード主義組織・アル=カイーダ系組織が、タッル・アブヤド市などでYPGが「民族浄化」を行っていると非難(2015年6月15日)

アジュナード・シャーム・イスラーム連合、シャーム自由人イスラーム運動、イスラーム軍など15のジハード主義組織・アル=カイーダ系組織は共同声明を出し、クルド民族主義政党の民主統一党が主導する西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が、ダーイシュ(イスラーム国)を掃討し、支配地域を拡大しているハサカ県、ラッカ県タッル・アブヤド市一帯で、「シリアのスンナ派アラブ人に対する民族浄化」を推し進めていると批判した。

共同声明は、トルコ政府に倣うかたちで、クルディスタン労働者党(PKK)を「テロ組織」と断じ、人民保護部隊による「民族浄化」が、PKKを筆頭とする一部の当事者と国際社会および地域内の当事者によるシリア分割の計画を実現するために行われていると指弾した。

そのうえで、「シリア領の一体性がレッド・ラインであり、それに抵触することを許さない」と強調し、アラブ人とクルド人の共存を主唱した。

また、国際社会が民主統一党やシリア政府による「犯罪」を黙認していると批判した。

共同声明に参加した武装集団は以下の通り:アジュナード・シャーム・イスラーム連合、シャーム自由人イスラーム運動、イスラーム軍、シャーム軍団、ムジャーヒディーン軍、ハズムの嵐師団、シャーム革命家大隊、ラフマーン軍団、スンナ軍、「命じられるがまま進め」連合、イスラーム覚醒大隊、ヒムス軍団、シャーム戦線、第1中退、イスラーム殉教者旅団。

Kull-na Shuraka', June 15, 2015
Kull-na Shuraka’, June 15, 2015

 

AFP, June 15, 2015、AP, June 15, 2015、ARA News, June 15, 2015、Champress, June 15, 2015、al-Hayat, June 16, 2015、Iraqi News, June 15, 2015、Kull-na Shuraka’, June 15, 2015、al-Mada Press, June 15, 2015、Naharnet, June 15, 2015、NNA, June 15, 2015、Reuters, June 15, 2015、SANA, June 15, 2015、UPI, June 15, 2015などをもとに作成。

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反体制派がアレッポ市内のシリア政府支配地域を砲撃し、子供ら23人が死亡、数十人が負傷(2015年6月15日)

アレッポ県では、SANA(6月15日付)によると、アレッポ市バニー・ザイド地区を拠点とする「テロリスト」がスィルヤーン地区、ファイサル通り地区、ナイル通り(いずれのシリア政府支配地域)に対して砲撃を加え、子供を含む23人が死亡、数十人が負傷した(シリア人権監視団(16日)によると、反体制武装集団は300発以上の迫撃砲、ロケット弾を撃ち込み、子供12人、女性5人を含む34人が死亡、190人以上が負傷)。

またSANAによると、シリア軍は、アレッポ市バニー・ザイド地区、アーミリーヤ地区、アシュラフィーヤ地区、サラーフッディーン地区、ナーブ・ナイラブ地区、ラーシディーン地区、ライラムーン地区、シャイフ・ルトフィー村、カフルハムラ村、アターリブ市、アナダーン市、アアザーズ市東部、ハナースィル市、ハーン・アサル村、マンスーラ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はさらに、アレッポ市サカン・シャバービー地区一帯、マアーッラト・アルティークを空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、シリア人権監視団によると、アレッポ市南部でジハード主義武装集団がシリア軍の検問所を攻撃、交戦した。

これに対してシリア軍は、ハーン・アサル村一帯、アレッポ市バニー・ザイド地区、アーミリーヤ地区、アンサーリー地区、サワージーン広場地区を「樽爆弾」などで空爆し、子供3人が死亡した。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、サアラ航空基地一帯で、シリア軍、国防隊が、自由シリア軍南部戦線などジハード主義武装集団と交戦、シリア軍側は武装集団の進軍を食い止め、20人の戦闘員を殺傷した。

一方、SANA(6月15日付)によると、シリア軍、国防隊がサアラ航空基地一帯でシャームの民のヌスラ戦線の侵入を阻止するとともに、飛行場周辺(ダーラ村、シャイフ・フサイン高地など)の「テロ組織」の拠点を攻撃し、「テロリスト」100人以上を殲滅した。

ダルアー県で活動する自由シリア軍南部戦線所属の23組織が共同声明を出し、スワイダー県サアラ航空基地一帯での戦闘に関して、ドゥルーズ派宗徒と戦う意思はなく、「目標は祖国を踏みにじった悪党どもの殲滅」と表明、政権のみと戦うと姿勢を示した。

共同声明に署名した武装集団は以下の通り:第1軍、シャバーブ・スンナ師団、ヤルムーク軍、フルカーン旅団、ムハージリーン・ワ・アンサール旅団、タウヒードの暁師団、特殊任務師団、3月18日師団、カシオン旅団、第24歩兵師団、ヒヤーラ・ザイディー師団、シャーム統一戦線、アーイシャ・ウンム・ムーマニーン旅団、ムジャーヒディーン旅団、第69歩兵師団、ウマリー旅団、タウヒード・カターイブ・ハウラーン旅団、第106旅団、イスラーム軍、ハウラーン自由人旅団、殉教者イマード・ナスルッラー旅団、タバーラカ・マウラー旅団、アシュラーフ・ワ・ムターバア委員会。

Kull-na Shuraka', June 15, 2015
Kull-na Shuraka’, June 15, 2015

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ザブディーン村・ダイル・アサーフィール市間で、シリア軍、国防隊がジハード主義武装集団と交戦、またシリア軍はドゥーマー市一帯、タイバ村、ザバダーニー市などを砲撃した。

一方、SANA(6月15日付)によると、ハサヌー村、マクルーサ村、ハーン・シャイフ・キャンプ一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(6月15日付)によると、マール村、東ムライハ町、サカーカ村、ウンム・ワラド村、東カラク村、アトマーン村、ダルアー市各所、カフル・ナースィジュ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(6月15日付)によると、ナブア・サフル村、ビイル・アジャム村、ブライカ村、ラスム・シューリー村、カフターニーヤ市で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(6月15日付)によると、タッル・サラムー村、アブー・ズフール町南部、バラーギーティー村、アウラム・ジャウズ村、マアッラトミスリーン市をシリア軍が空爆し、ファトフ軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(6月15日付)によると、ウンム・シャルシューフ村一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、ヒムス軍団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, June 15, 2015、AP, June 15, 2015、ARA News, June 15, 2015、Champress, June 15, 2015、al-Hayat, June 16, 2015、June 17, 2015、Iraqi News, June 15, 2015、Kull-na Shuraka’, June 15, 2015、al-Mada Press, June 15, 2015、Naharnet, June 15, 2015、NNA, June 15, 2015、Reuters, June 15, 2015、SANA, June 15, 2015、UPI, June 15, 2015などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県カラムーン地方東部、アレッポ県でダーイシュ(イスラーム国)とヌスラ戦線などが交戦(2015年6月15日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、東カラムーン地方でダーイシュ(イスラーム国)がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ジハード主義武装集団がウンム・クラー村にあるダーイシュ(イスラーム国)拠点を砲撃した。

一方、SANA(6月15日付)によると、アレッポ市東部の航空士官学校一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(6月15日付)によると、ジャズル・ガス採掘所一帯、タドムル市一帯、アブー・ハワーディート村、サダド市、柑橘農園一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(6月15日付)によると、ハムラー村、トゥータフ村、南カスタル村をシリア軍が空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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米中央軍(CENTCOM)は、6月15日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して25回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は9回におよび、ラッカ市近郊(1回)、アイン・アラブ市近郊(3回)、タッル・アブヤド市近郊(5回)のダーイシュに対して攻撃が行われたという。

AFP, June 15, 2015、AP, June 15, 2015、ARA News, June 15, 2015、Champress, June 15, 2015、al-Hayat, June 16, 2015、Iraqi News, June 15, 2015、Kull-na Shuraka’, June 15, 2015、al-Mada Press, June 15, 2015、Naharnet, June 15, 2015、NNA, June 15, 2015、Reuters, June 15, 2015、SANA, June 15, 2015、UPI, June 15, 2015などをもとに作成。

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YPG主体のユーフラテスの火山合同作戦司令室がトルコ国境のダーイシュ(イスラーム国)の拠点タッル・アブヤド市を完全制圧(2015年6月15日)

ラッカ県では、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のユーフラテスの火山合同作戦司令室が、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、トルコ国境のダーイシュの主要拠点タッル・アブヤド市を完全制圧し、ダーイシュはトルコとラッカ市を結ぶ主要な兵站路を喪失した。

ARA News, June 15, 2015
ARA News, June 15, 2015

シリア人権監視団によると、タッル・アブヤド市東部郊外の上マシュフール地区一帯では依然として戦闘が続いているという。

またARA News(6月15日付)は、ユーフラテスの火山合同作戦司令室は、タッル・アブヤド国境通行所も制圧し、「シリア革命」の旗(委任統治領シリアの旗)を掲揚したと伝え、その写真を公開した。

ARA News, June 15, 2015
ARA News, June 15, 2015

ユーフラテスの火山合同作戦司令室は、人民防衛隊、女性防衛部隊(YPJ)、「自由シリア軍」のタウヒード旅団(東部地区)、ラッカ革命家旅団、自由の暁旅団所属北の太陽大隊、ジャラーブルス中隊、クルド人戦線旅団、ラッカ忠実な革命家、カッサース軍、アッラーのためのジハード旅団からなる。

ユーフラテスの火山合同作戦司令室によるタッル・アブヤド市攻略に際しては、有志連合がダーイシュ拠点などを空爆し、その進軍を援護する一方、トルコ当局も、一端は入国を阻止していたシリア人避難民のアクチャカレ国境通行所経由での入国を14日に認めた。

ドゥラル・シャーミーヤ(6月15日付)によると、有志連合の空爆は過去48時間で40回以上に及んだという。

シリア人権監視団によると、タッル・アブヤド市での戦闘では、ダーイシュ戦闘員11人、人民防衛隊隊員3人が死亡したという。

またAFP(6月15日付)によると、トルコ領内には約1万6,000人にシリア人(クルド人)がアクチャカレ国境通行所開放後に避難した(UNHCRによると、タッル・アブヤド市での戦闘で、2万3,000人以上がトルコ領内に避難、そのなかにはイラク人2,183人もいるという)。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(6月15日付)によると、タッル・アブヤド市制圧と合わせて、ユーフラテスの火山合同作戦司令室は、同市西部の20カ村(タイバ村、ジャフジャーフ村、カッラト・シャラフ・ファーティマ村など)を制圧した。

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ユーフラテスの火山合同作戦司令室によるタッル・アブヤド市制圧により、シリアの国境通行所の管理・支配状況は以下の通りとなった。

1. 対ヨルダン国境

ナスィーブ・ジャービル国境通行所(ダルアー県):ヌスラ戦線、「自由シリア軍」南部戦線などが2015年4月に制圧。

ダルアー(旧税関局)・ラムサー国境通行所(ダルアー県):ジハード主義武装集団が2013年11月に制圧。

2. 対イラク国境

ヤアルビーヤ・ラビーア国境通行所(ハサカ県):2012年7月に「自由シリア軍」が制圧、その後シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が争奪戦を繰り広げ、2014年10月以降は西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊、イラク・クルディスタン地域ペシュメルガが管理。

ブーカマール・カーイム国境通行所(ハサカ県):2012年11月に「自由シリア軍」が制圧、その後2014年7月にダーイシュ(イスラーム国)が掌握。

タンフ・ワリード国境通行所(ヒムス県):ダーイシュ(イスラーム国)が2015年5月22日に制圧。またイラク側のワリード国境通行所はダーイシュの攻撃を受け閉鎖。

3. 対トルコ国境

カサブ・ヤイラダーウ国境通行所(ラタキア県):シリア側のカサブ国境通行所はシリア政府が掌握しているが、トルコ側のヤイラダーウ国境通行所は閉鎖。

バーブ・ハワー・ジルヴェギョズ国境通行所(イドリブ県):反体制勢力(親アル=カーイダ系)が管理。

バーブ・サラーマ・オンジュプナル(アレッポ県):反体制勢力(親アル=カーイダ系)が管理。

ジャラーブルス・カルカムシュ国境通行所(アレッポ県):シリア側のジャラーブルス国境通行所はダーイシュ(イスラーム国)が管理。

アイン・アラブ・ミュルシトプナル国境通行所(アレッポ県):シリア側のアイン・アラブ国境通行所は西クルディスタン移行期民政局が管理。

タッル・アブヤド・アクチャカレ国境通行所(ラッカ県):シリア側のタッル・アブヤド国境通行所はユーフラテスの火山合同作戦司令室(西クルディスタン移行期部民局および反体制武装集団(反アル=カーイダ系)が管理。

ラアス・アイン・ジェイランプナル国境通行所(ハサカ県):シリア側のラアス・アイン国境通行所は西クルディスタン移行期民政局が管理。

カーミシュリー・ヌサイビン国境通行所(ハサカ県):シリア側のカーミシュリー国境通行所はシリア政府が管理し、国連の人道支援物資を搬入するために使用。

アイン・ディーワール・ジズレ国境通行所(ハサカ県):シリア側のアイン・ディーワール国境通行所は西クルディスタン移行期民政局が管理。

4. イスラエル占領下のゴラン高原

クナイトラ通行所:2014年8月にシャームの民のヌスラ戦線が制圧。

5. 対レバノン国境

ジュダイダト・ヤーブース・マスナア国境通行所(ダマスカス郊外県):シリア政府が管理。

ジュースィーヤ・カーラ国境通行所(ヒムス県):シリア政府が管理。

タッルカラフ国境通行所(ヒムス県):反体制武装集団(親アル=カーイダ系)がタッルカラフ市一帯を制圧。

ジスル・カマール・ワーディー・ハーリド国境通行所(ヒムス県):シリア政府が管理。

ダブースィーヤ・ウブーディヤ国境通行所(タルトゥース県):シリア政府が管理。

タルトゥース・アリーダ国境通行所(タルトゥース県):シリア政府が管理。

AFP, June 15, 2015、AP, June 15, 2015、ARA News, June 15, 2015、June 16, 2015、Champress, June 15, 2015、al-Durar al-Shamiya, June 15, 2015、al-Hayat, June 16, 2015、Iraqi News, June 15, 2015、Kull-na Shuraka’, June 15, 2015、al-Mada Press, June 15, 2015、Naharnet, June 15, 2015、NNA, June 15, 2015、Reuters, June 15, 2015、SANA, June 15, 2015、UPI, June 15, 2015などをもとに作成。

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デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表がシリアでムアッリム外務在外居住者大臣と会談(2015年6月15日)

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表がシリアを訪問し、ダマスカスでワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣と会談した。

SANA(6月15日付)などによると、会談では、デミストゥラ共同特別代表は、ジュネーブで自身が進めている反体制派代表らとの個別折衝の進捗をムアッリム外務在居住者大臣に報告した。

これに対して、ムアッリム外務在外居住者大臣は、デミストゥラ共同特別代表による努力への支持を表明、モスクワ2会議での成果の重要性を強調するとともに、ジュネーブ3会議開催の必要を訴えたという。

『ワタン』(6月15日付)によると、デミストゥラ共同特別代表は17日までシリアに滞在する予定。

AFP, June 15, 2015、AP, June 15, 2015、ARA News, June 15, 2015、Champress, June 15, 2015、al-Hayat, June 16, 2015、Iraqi News, June 15, 2015、Kull-na Shuraka’, June 15, 2015、al-Mada Press, June 15, 2015、Naharnet, June 15, 2015、NNA, June 15, 2015、Reuters, June 15, 2015、SANA, June 15, 2015、UPI, June 15, 2015、al-Watan, June 15, 2015などをもとに作成。

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シリア国民連合は自由シリア軍最高軍事評議会(参謀委員会)の活動凍結を正式決定(2015年6月14日)

Elaph(6月16日付)は、シリア革命反体制勢力国民連立がトルコのイスタンブールでの総合委員会会合で、自由シリア軍最高軍事評議会(参謀委員会)が再編されるまで、その活動を凍結することを正式に決定したと報じた。

総合委員会はまた、ワリード・ウマリー氏(元ジャズィーラ・チャンネル特派員)の追放などを決定した。

Elaph, June 16, 2015をもとに作成。

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YPGは、タッル・アブヤドでダーイシュ(イスラーム国)がトルコから支援を受けていたことを示す文書を押収(2015年6月14日)

西クルディスタン移行期民政局ジャズィーラ地区の人権委員会監視文書局(シヤール・ウマル局長)は、ラッカ県タッル・アブヤド区(タッル・アブヤド市一帯)で、人民防衛隊がダーイシュ(イスラーム国)の司令官1人を拘束し、トルコ当局からの武器・装備供与などトルコとダーイシュの協力態勢について記された文書を押収したと発表、その写真を公開した。

ARA News, June 15, 2015
ARA News, June 15, 2015

この文書は、ラッカ州(ラッカ県)北部地区のワーリー(統治者)局がラッカ市のワーリーであるアブー・ハムザ氏に向けて送付した「ヒジュラ暦1436年7月5日(西暦2015年4月24日)付第104号」という番号が付された書簡で、そのなかには次のように書かれているという。

「敬愛なる兄弟、アブー・ハムザ氏、ラッカのワーリーへ。兄弟であるアブー・バッラー・サフラーウィー氏がトルコに物資、すなわち治安偵察関連の機器(の送付)を要請したことを伝えます。これらの機器は国境地帯の兄弟たちとともにあるのであるのですが、彼らは、ラッカのワーリーが押印した書類がないとして、引き渡しを拒否しています」。

ARA News(6月15日付)が伝えた。

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なお、これに先立ち、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、訪問先のアゼルバイジャンからの帰国中の専用機内で記者団に対して、人民防衛隊によるタッル・アブヤド市一帯への進軍が、トルコに将来脅威をもたらすことになる、との見方を示していた。

AFP, June 14, 2015、June 15, 2015、AP, June 15, 2015、ARA News, June 15, 2015、Champress, June 15, 2015、al-Hayat, June 16, 2015、Iraqi News, June 15, 2015、Kull-na Shuraka’, June 15, 2015、al-Mada Press, June 15, 2015、Naharnet, June 15, 2015、NNA, June 15, 2015、Reuters, June 15, 2015、SANA, June 15, 2015、UPI, June 15, 2015などをもとに作成。

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ワーイル首相がハサカ県を視察、13億6,500万シリア・ポンドの特別予算を計上(2015年6月14日)

SANA(6月14日付)によると、ワーイル・ハルキー首相は、ハサカ県ハサカ市、カーミシュリー市などの経済、工業、開発、農業、福祉関連施設と、「武装テロ集団」との戦闘における軍の最前線を視察、ハサカ県の経済、福祉を支援するための13億6,500万シリア・ポンドの特別予算を計上したと発表した。

ハルキー首相の視察はアサド大統領の直接指示によるものだという。

SANA, June 14, 2015
SANA, June 14, 2015

AFP, June 14, 2015、AP, June 14, 2015、ARA News, June 14, 2015、Champress, June 14, 2015、al-Hayat, June 15, 2015、Iraqi News, June 14, 2015、Kull-na Shuraka’, June 14, 2015、al-Mada Press, June 14, 2015、Naharnet, June 14, 2015、NNA, June 14, 2015、Reuters, June 14, 2015、SANA, June 14, 2015、UPI, June 14, 2015などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領「YPGの進軍はトルコにとって将来、脅威をもたらす」(2015年6月14日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、訪問先のアゼルバイジャンからの帰国中の専用機内で記者団に対して、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊によるタッル・アブヤド市一帯への進軍が、トルコにとって将来、脅威をもたらすことになる、との見方を示した。

エルドアン大統領は、ダーイシュ(イスラーム国)と西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊との戦闘によって、住民が避難した地域を、民主統一党とクルディスタン労働者党の戦闘員が掌握しているとしたうえで、「これは新しい現象ではないが、我々の国の国境を脅かす存在をもたらすことになるだろう。こうした問題に我々がどれほど敏感か、みなが考慮すべきだ」と述べた。

AFP(6月14日付)が伝えた。

AFP, June 14, 2015、AP, June 14, 2015、ARA News, June 14, 2015、Champress, June 14, 2015、al-Hayat, June 15, 2015、Iraqi News, June 14, 2015、Kull-na Shuraka’, June 14, 2015、al-Mada Press, June 14, 2015、Naharnet, June 14, 2015、NNA, June 14, 2015、Reuters, June 14, 2015、SANA, June 14, 2015、UPI, June 14, 2015などをもとに作成。

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イドリブ県、ハマー県などでシリア軍とヌスラ戦線らの戦闘続く(2015年6月14日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線などによって包囲されているアブー・ズフール航空基地周辺をシリア軍が空爆した。

一方、SANA(6月14日付)によると、シリア軍がザイズーン・ダム一帯へのファトフ軍の攻撃を撃退し、150人以上の戦闘員を殲滅した。

シリア軍はまた、アブー・ズフール町、マジャース村、ウンム・ジャッリーン村、ハシール村、サフン高地、バシュラームーン村、マタッラ村、バズィート村、ジャンナト・クラー村、ガザール村を空爆、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ウカイリバート町郊外のハマーダト・ウマル村一帯、マアルカバ村をシリア軍が空爆した。

 

これに関して、SANA(6月15日付)は、ファースィダ村、ウカイリバート町、ハマーディー・ウマル村をシリア軍が空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した、と伝えた。

一方、SANA(6月14日付)によると、カストゥーン村、ダクマーク村、ザイズーン村、マンスーラ村、マサースィナ村、ブワイザ村、マアルカバ村、ラターミナ町、ヒルバト・ナークース村、ファースィダ村、ウカイリバート町、ハマーディー・ウマル村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がタルビーサ市、ヒムス市ワアル地区などを「樽爆弾」で空爆し、女性1人と子供1人が死亡した。

一方、クッルナー・シュラカー(6月14日付)によると、ヒムス市カラム・ルーズ地区で爆弾が仕掛けられた車が爆発し、住民数十人が死傷した。

Kull-na Shuraka', June 14, 2015
Kull-na Shuraka’, June 14, 2015

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ダルアー県では、シリア人権監視団、マサール・プレス(6月14日付)によると、ムサイフラ町一帯、東ガーリヤ村、東カラク村、ウンム・ワラド村、ヤードゥーダ村などをシリア軍が「樽爆弾」で空爆する一方、カフルシャムス町、アトマーン村でシリア軍と反体制武装集団が交戦した。

一方、クッルナー・シュラカー(6月14日付)は、自由シリア軍南部戦線第1軍広報局メンバーの話として、南部戦線が12日にシリア軍のMiG24戦闘機を地対空ミサイルで撃墜したと発表している、と報じた。

これにより、ラタキア県カルダーハ市郊外のハラフ・ムサイティラ村出身のワーイル・ハッダード空軍大佐が戦死したという。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、タッル・クルディー町一帯、ダイルハビーヤ市で、シリア軍とジハード主義武装集団が交戦、またシリア軍はドゥーマー市、ハラスター市各所を空爆した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がジャウバル区を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サフム・ジャウラーン村一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うヤルムーク殉教者旅団とシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団が交戦した。

一方、SANA(6月14日付)によると、ヤードゥーダ村で、シリア軍がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、10人を殲滅した。

シリア軍はまた、アラーキーヤ高地、ウンム・ワラド村、東カラク村などで反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、サアラ航空基地一帯で、シリア軍と反体制武装集団の戦闘が続いた。

一方、SANA(6月14日付)によると、シリア軍がサアラ航空基地一帯で、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の拠点を攻撃し、「テロリスト」25人を殲滅した。

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クナイトラ県では、SANA(6月14日付)によると、ブライカ村、ハミーディーヤ村、で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, June 14, 2015、AP, June 14, 2015、ARA News, June 14, 2015、Champress, June 14, 2015、al-Hayat, June 15, 2015、Iraqi News, June 14, 2015、Kull-na Shuraka’, June 14, 2015、al-Mada Press, June 14, 2015、Masar Press Agency, June 14, 2015、Naharnet, June 14, 2015、NNA, June 14, 2015、Reuters, June 14, 2015、SANA, June 14, 2015、June 15, 2015、UPI, June 14, 2015などをもとに作成。

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YPG主体のユーフラテスの火山合同作戦司令室が、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点タッル・アブヤド市近郊のスルーク町を制圧(2015年6月14日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のユーフラテスの火山合同作戦司令室が13日に包囲を完了したスルーク町から、ダーイシュ(イスラーム国)が撤退、ユーフラテスの火山合同作戦司令室が同地を制圧した。

これにより、人民防衛隊は、ハサカ県タッル・タムル市からラアス・アイン市を経て、ラッカ県タッル・アブヤド市郊外に至る一帯を支配下に置き、また有志連合の航空支援のもと、トルコ国境に位置するダーイシュの主要拠点であるタッル・アブヤド市約20キロの地点まで進軍した。

同監視団によると、タッル・アブヤド市にはダーイシュ・メンバーが少なくとも150人駐留しているが、増援部隊がなければ、撤退する構えを見せているという。

一方、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊のライドゥール・ハリール報道官は、人民防衛隊がタッル・アブヤド市東部郊外でダーイシュと交戦、有志連合が同地を空爆したことを明らかにした。

人民防衛隊のタッル・アブヤド戦線渉外問題担当官のフサイン・ハウジャル氏によると、タッル・アブヤド市から50メートルの距離にまで迫っているという。

また、ARA News(6月14日付)は、ユーフラテスの火山合同作戦司令室所属部隊が、ダーイシュの支配下にあるタッル・アブヤド市内に突入した、と伝える一方、トルコ当局がアクチャカレ国境通行所を開放し、シリア人避難民の入国を認めたと報じた。

他方、SANA(6月14日付)によると、シリア軍が、ダーイシュ(イスラーム国)の「首都」ラッカ市、ザムラ村、ラサーファ村を空爆し、数十人の戦闘員を殲滅した。

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アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(6月14日付)によると、有志連合がダーイシュ(イスラーム国)支配下のスーラン・アアザーズ町、ダービク村を空爆した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ヒシャーム砂漠各所、ジャフラ村、ダイル・ザウル航空基地一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点に対してシリア軍が空爆を行った。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)の支配下になるジャズル・ガス採掘所一帯をシリア軍が空爆した。

一方、ヒムス県では、SANA(6月14日付)によると、ジャズル・ガス採掘所一帯、ワーディー・マースィク(柑橘農園近郊)で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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米中央軍(CENTCOM)は、6月14日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して19回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は3回におよび、ハサカ市近郊(1回)、アイン・アラブ市近郊(2回)のダーイシュに対して攻撃が行われたという。

AFP, June 14, 2015、AP, June 14, 2015、ARA News, June 14, 2015、Champress, June 14, 2015、al-Hayat, June 15, 2015、Iraqi News, June 14, 2015、Kull-na Shuraka’, June 14, 2015、al-Mada Press, June 14, 2015、Naharnet, June 14, 2015、NNA, June 14, 2015、Reuters, June 14, 2015、SANA, June 14, 2015、UPI, June 14, 2015などをもとに作成。

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シリア国民連合のイドリース暫定政府国防大臣「西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党は民族浄化政策を行っている」と批判(2015年6月13日)

トルコに拠点を置くシリア革命反体制勢力国民連立のサリーム・イドリース暫定政府国防大臣は、ナサーイム・シリア・ラジオ(6月13日付)のインタビューに応じ、そのなかで、西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党が、シリア東部において「民族浄化政策」を行っていると主張した。

Radio Nasaem Syria, June 13, 2015などをもとに作成。

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ヌスラ戦線はイドリブ県カルブ・ルーザ村でのドゥルーズ派宗徒処刑を「過ち」と認める(2015年6月13日)

シャームの民のヌスラ戦線は声明を出し、イドリブ県カルブ・ルーザ村でのドゥルーズ派住民約20人の処刑(10日)に関して、「戦線の複数のメンバーが、アミール(司令官)に諮ることなく、司令部の指示に明らかに違反して参加した…事件だった」と発表、「深い悲しみの念」を表明した。

声明でヌスラ戦線は、「正当化できない過ちが起き、それは司令部の周知しないままに行われた。(カルブ・ルーザ)村とその住民は現在、我々の保護のもとで、安全で落ち着いた状態にある」としたうえで、事件に関与したメンバーをシャリーア法廷で裁くと明言した。

Kull-na Shuraka', June 13, 2015
Kull-na Shuraka’, June 13, 2015

 

AFP, June 13, 2015、AP, June 13, 2015、ARA News, June 13, 2015、Champress, June 13, 2015、al-Hayat, June 14, 2015、Iraqi News, June 13, 2015、Kull-na Shuraka’, June 13, 2015、al-Mada Press, June 13, 2015、Naharnet, June 13, 2015、NNA, June 13, 2015、Reuters, June 13, 2015、SANA, June 13, 2015、UPI, June 13, 2015などをもとに作成。

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米議会、CIAによるシリアの反体制派への極秘教練プログラムの予算を大幅削減(2015年6月13日)

『ワシントン・ポスト』(6月13日付、http://www.washingtonpost.com/world/national-security/lawmakers-move-to-curb-1-billion-cia-program-to-train-syrian-rebels/2015/06/12/b0f45a9e-1114-11e5-adec-e82f8395c032_story.html)は、米CIAがシリアの反体制派に対して行っている極秘教練プログラムへの予算が、民主、共和両党の議員の反対により大幅削減されたと伝えた。

この極秘教練プログラムは、米国防総省のもとで正式に行われている「穏健な反体制派」とは別の教練プログラムだという。

同紙によると、米下院は最近、CIAの極秘教練プログラムのための関連予算を20%にまで削減する案を承認したという。

The Washington Post, June 13, 2015をもとに作成。

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トルコ軍とダーイシュ(イスラーム国)はシリア人避難民のトルコへの流入を阻止、YPGはトルコ国境にあるダーイシュの主要拠点タッル・アブヤド市に迫る(2015年6月13日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ国境に位置するダーイシュ(イスラーム国)の主要拠点の一つタッル・アブヤド市に近いスルーク町を西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のユーフラテスの火山合同作戦司令室が包囲した。

有志連合による空爆援護を受けて行われている人民防衛隊の進軍は、ダーイシュの「首都」であるラッカ市とトルコ国境地帯の「ライフライン」を遮断すべく行われているという。

また人民防衛隊のライドゥール・ハリール報道官によると、スルーク町の包囲を完了したユーフラテスの火山合同作戦司令室の部隊はタッル・アブヤド市に向かって進軍を開始したという。

さらに西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の広報局は、スルーク町一帯でのダーイシュ(イスラーム国)との戦闘で、過去24時間で12カ村、8農場を制圧したと発表した。

マサール・プレス(6月13日付)は、タッル・アブヤド市近郊でのダーイシュと人民防衛隊の戦闘激化を受け、多数のシリア人がトルコ側への避難を試み、タッル・アブヤド市に面するトルコ領内のアクチャカレ国境通行所の有刺鉄線前に押し寄せたが、トルコの治安部隊が、避難民数千人に対して放水や警告射撃を行い、入国を阻止したと伝えた。

al-monitor.com, June 13, 2015
al-monitor.com, June 13, 2015

また、AP(6月13日付)、AFP(6月14日付)などは、タッル・アブヤド市郊外での人民防衛隊とダーイシュの戦闘激化を受けて、トルコ領のアクチャカレ市方面に避難しようとした住民数千人が、トルコ国境警備隊、ダーイシュ(イスラーム国)によってトルコ領内への避難を阻止され、国境に張りめぐらされた有刺鉄線の前で足止めを食らったと伝え、ダーイシュ戦闘員が、トルコ領を背にして、避難民の越境を阻止しようとしている写真を公開した。

ARA News, June 14, 2015
ARA News, June 14, 2015
AP, June 13, 2015
AP, June 13, 2015

なおトルコの複数の高官によると、過去数日間で、タッル・アブヤド市一帯からの避難民1万3,500人をトルコ領内に受け入れているという。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるフール町一帯をシリア軍が空爆した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるダイル・ハーフィル市をシリア軍が空爆した。

一方、ダーイシュが包囲を続けるクワイリス航空基地近くに、シリア軍のヘリコプターが墜落し、中佐、中尉を含む搭乗員3人が死亡した。

これに関して、ダーイシュ・アレッポ州はシリア軍ヘリコプターを撃墜したと発表した。

Kull-na Shuraka', June 13, 2015
Kull-na Shuraka’, June 13, 2015

他方、複数の活動家によると、マーリア市一帯では、ダーイシュとジハード主義武装集団(シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などアレッポ・ファトフ軍)が交戦し、反体制武装集団はダーイシュによって制圧されていたバッル村を奪還した。

戦闘では、ダーイシュ戦闘員15人、ジハード主義武装集団戦闘員14人が死亡した。

バッル村は、トルコ国境のバーブ・サラーマ国境通行所とアレッポ北部を結ぶ兵站路上に位置しており、シリア人権監視団によると、ダーイシュはこの兵站路を遮断するために攻撃を続けていたという。

このほか、クッルナー・シュラカー(6月13日付)によると、ダーイシュ戦闘員がジャラーブルス市でバイクに乗っていた15歳の青年を射殺した。

また、SANA(6月13日付)によると、アレッポ市東部の航空士官学校一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、クッルナー・シュラカー(6月13日付)によると、タウヒード軍がタルビーサ市でダーイシュ(イスラーム国)の司令官ラーフィド・ターハー氏を逮捕した、と発表した。

一方、SANA(6月13日付)によると、ラッフーム村、ジャズル・ガス採掘所一帯などで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(6月13日付)によると、マリーイーヤ村一帯、ダイル・ザウル市ウルフィー地区、工業地区、ジュバイラ地区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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米中央軍(CENTCOM)は、6月13日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して13回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は1回で、アレッポ市近郊のダーイシュに対して攻撃が行われたという。
AFP, June 13, 2015、AP, June 13, 2015、ARA News, June 13, 2015、Champress, June 13, 2015、al-Hayat, June 14, 2015、Iraqi News, June 13, 2015、Kull-na Shuraka’, June 13, 2015、al-Mada Press, June 13, 2015、Naharnet, June 13, 2015、NNA, June 13, 2015、Reuters, June 13, 2015、SANA, June 13, 2015、UPI, June 13, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がハマー県、ダルアー県、スワイダー県などでジハード主義武装集団らと交戦(2015年6月13日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がラターミナ町、ラハーヤー村、マアルカバ村を「樽爆弾」などで空爆、また県北部各所、ムーリク市郊外一帯などでシリア軍とジハード主義武装集団が交戦した。

一方、SANA(6月13日付)によると、ムウダミーヤ村、バルアース村、フワイジャ村、フワイズ村、マアルカバ村、ラターミナ町、ラトミーン村南部、ラハーヤー村、アイドゥーン村、ハムル高地一帯、ガーブ平原北東部で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(6月13日付)によると、ザイズーン・ダム一帯、ザイズーン村、アアワル高地、ハッターブ高地、ヒルバト・マサースィナ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ファトフ軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動、シャームの民のヌスラ戦線などからなるファトフ軍は、イドリブ県南西部のイドリブ市・ラタキア市街道上のジャンナト・クラー村一帯の制圧に向けた作戦の開始を宣言した。

シャーム自由人イスラーム運動がツイッターを通じて発表した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ザバダーニー市で男性1人が狙撃され、死亡した。

またジャラージール町郊外無人地帯では、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(6月13日付)によると、ザバダーニー市一帯、マルジュ・スルターン村、ダイル・サルマーン町農場地帯、アルバイン市・ザマルカー町回廊、アーリヤ農場、ハズラジーヤ農場で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、イスラーム旅団、ラフマーン軍団、シャーム自由人イスラーム運動、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(6月13日付)によると、ジャウバル区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がウンム・ワラド村一帯を「樽爆弾」で空爆した。

一方、SANA(6月13日付)によると、シリア軍がウンム・ワラド村を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、ブスル・ハリール市、キヒール村、ダルアー市内各所で、反体制武装集団と交戦し、ヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がサアラ航空基地一帯を空爆した。

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クナイトラ県では、SANA(6月13日付)によると、ウンム・バーティナ村、マスハラ村、ハミーディーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(6月13日付)によると、ガジャル・アミーン村、アイン・フサイン村、ラスタン市、ハムラート村、トゥワイナーン村、ドゥワイザン村、バヤーディル村をシリア軍がシャームの民のヌスラ戦線を空爆などで攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(6月13日付)によると、ハーン・アサル村、ラトヤーン村、バーシュカウィー村一帯、アレッポ市アシュラフィーヤ地区、シャイフ・サイード地区、バニー・ザイド地区、ハナーヌー地区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、バドル殉教者旅団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, June 13, 2015、AP, June 13, 2015、ARA News, June 13, 2015、Champress, June 13, 2015、al-Hayat, June 14, 2015、Iraqi News, June 13, 2015、Kull-na Shuraka’, June 13, 2015、June 14, 2015、al-Mada Press, June 13, 2015、Naharnet, June 13, 2015、NNA, June 13, 2015、Reuters, June 13, 2015、SANA, June 13, 2015、UPI, June 13, 2015などをもとに作成。

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