アサド大統領はイランのハッラーズィー外交関係評議会議長と会談(2016年3月19日)

アサド大統領は、シリア訪問中のイランの外交関係評議会のカマール・ハッラーズィー議長とダマスカスで会談した。

SANA(3月19日付)によると、会談ではシリア情勢、とりわけ敵対行為停止合意発効後の情勢について意見を交わした。

SANA, March 19, 2016
SANA, March 19, 2016

 

AFP, March 19, 2016、AP, March 19, 2016、ARA News, March 19, 2016、Champress, March 19, 2016、al-Hayat, March 20, 2016、Iraqi News, March 19, 2016、Kull-na Shuraka’, March 19, 2016、al-Mada Press, March 19, 2016、Naharnet, March 19, 2016、NNA, March 19, 2016、Reuters, March 19, 2016、SANA, March 19, 2016、UPI, March 19, 2016などをもとに作成。

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デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表はシリア政府、リヤド最高交渉委員会に29からなる質問状を提示、回答を求める一方、シリア政府代表団は第2期人民選挙終了まで会合の延期を要請(2016年3月19日)

『ハヤート』(3月20日付)などによると、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表は、シリア政府、リヤド最高交渉委員会の代表団に対して、29からなる質問状を示し、回答を求めた。

クッルナー・シュラカー(3月21日付)が入手した質問状のコピーによると、29の質問内容は以下の通り:

1. 国連安保理決議第2254号の文脈において「統治」転換をどのように理解しているか?
2. この統治にかかる任務、義務とは何か? 国連安保理決議第2254号に基づく政治移行プロセスを保障するため、果たされるべき最優先・最重要な責務とは何か? この統治の起点において対処されるべきもっとも重要な問題とは何か?
3. 統治にかかる任務、義務を遂行するにもっともふさわしい機関、しくみとは何か?
4. この機関(ないしはしくみ)はどのように樹立され得るか?
5. この統治はどのようにすべての人々を包摂し得るか?
6. この統治において、女性の代表をどのように実現し得るか?
7. 市民社会、営利集団、無所属の愛国的な名士はどのように代表されるか?
8. 統治機関に参加する公式な基準とは何か?
9. 人民議会、司法、自治体といった既存の統治機関と、この統治との関係をどのようなものとするか?
10. 統治機関の代表者をどのように選出、任命し得るか?
11. 統治における非宗派主義的な性質はどのように保障され得るか?
12. 統治の枠組みのなかで、シリアの地理的区分はどのように代表されるか?
13. 統治の枠組みは、政治的な境界、つまり既存の行政区画に従うか?
14. 地方レベルにおいて、宗派、人種といった集団はどのように代表され得るか?
15. この統治が原則とする意思決定の基盤とは何か(多数決か、圧倒的多数かなど)?
16. 統治機関による決定実行をどのように効果的に保証するか?
17. 統治機関の営為は、どのようにして国連安保理決議第2254号の基本原則に従って保証し得るか?
18. この問題を保証するために設置すべき監視のしくみとはどのようなものか?
19. 統治機関による任務遂行と既存の国家機関(大統領、立法府、行政府、自治体)およびその任務の関係はどのようなものとするか?
20. その他の既存の制度の改革は必要か? 必要な場合、どのような改革が必要か?
21. 統治機関の設置、活動を促進するため、シリアの憲政システムにおいてどのような変革を行う必要があるか?
22. 移行期において、統治の枠組みと治安部門はどのように結びつけられるべきか?
23. 治安部門の改革に責任を負う独立した機関を設置するべきか? 必要な場合、どのような機関を設置すべきか?
24. 治安部門の運営を民主的に監督するのに必要な統治機関とはどのようなものか?
25. この統治機関に関する意見の相違はどのように対処、解決され得るか?
26. 政府機関の活動の継続はどのように保証され得るか?
27. 政府機関が行うべき責務とは何か?
28. 政府機関の運営やその幹部職の任免を調整する原則、仕組みとはどのようなものか?
29. 国内避難民、難民の帰国を調整するために行う優先事項とは何か?

Kull-na Shuraka', March 21, 2016
Kull-na Shuraka’, March 21, 2016
Kull-na Shuraka', March 21, 2016
Kull-na Shuraka’, March 21, 2016

 

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一方、ジュネーブ3会議に出席中のシリア政府代表団団長バッシャール・ジャアファリー国連シリア代表は、報道声明を出し、そのなかでスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表に対して、4月13日が投票日の第2期人民議会選挙が終わるまで交渉を延期するよう要請したと発表した。

AFP, March 19, 2016、AP, March 19, 2016、ARA News, March 19, 2016、Champress, March 19, 2016、al-Hayat, March 20, 2016、Iraqi News, March 19, 2016、Kull-na Shuraka’, March 19, 2016、al-Mada Press, March 19, 2016、Naharnet, March 19, 2016、NNA, March 19, 2016、Reuters, March 19, 2016、SANA, March 19, 2016、UPI, March 19, 2016などをもとに作成。

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第2期人民議会選挙:ハムシュー議員がダマスカス選挙区で初の無所属候補者リスト「シャーム・リスト」を発表(2016年3月19日)

4月13日投票日の第2期人民議会選挙に向けて、ビジネスマンのムハンマド・ハムシュー議員がダマスカス選挙区で初の無所属候補者リスト「シャーム・リスト」を発表した。

「シャーム・リスト」には、B部門の候補者としてハムシュー議員、マーリヤー・サアーダ議員、タリーフ・クータルシュ氏、アナス・ズライム氏の4人が、A部門の候補者としてサーミル・アイユービー氏、ムハンマド・アクラム・アジュラーニー議員の2人が名を連ねている。

AFP, March 19, 2016、AP, March 19, 2016、ARA News, March 19, 2016、Champress, March 19, 2016、al-Hayat, March 20, 2016、Iraqi News, March 19, 2016、Kull-na Shuraka’, March 19, 2016、al-Mada Press, March 19, 2016、Naharnet, March 19, 2016、NNA, March 19, 2016、Reuters, March 19, 2016、SANA, March 19, 2016、UPI, March 19, 2016などをもとに作成。

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レイダーCENTCOM報道官「ロシア軍戦闘機のほとんどがシリアを去ったことを確認した」(2016年3月19日)

米国が主導する米中央軍(CENTCOM)のパトリック・レイダー報道官(大佐)は報道声明で、シリア駐留ロシア空軍の主要部隊撤退に関して「ヘリコプター複数機と多数の輸送機が残っているが、我々は、ロシア軍戦闘機のほとんどがシリアを去ったことを確認した」と述べた。

ARA News(3月19日付)が伝えた。

AFP, March 19, 2016、AP, March 19, 2016、ARA News, March 19, 2016、Champress, March 19, 2016、al-Hayat, March 20, 2016、Iraqi News, March 19, 2016、Kull-na Shuraka’, March 19, 2016、al-Mada Press, March 19, 2016、Naharnet, March 19, 2016、NNA, March 19, 2016、Reuters, March 19, 2016、SANA, March 19, 2016、UPI, March 19, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合はシリア領内で1回の爆撃を実施(2016年3月18日)

米中央軍(CENTCOM)は、3月18日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して26回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は1回で、アイン・イーサー市近郊に対して攻撃が行われた。

CENTCOM, March 19, 2016などをもとに作成。

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大統領の実弟マーヒル・アサド准将が第4師団第42旅団司令官から参謀本部に異動(2016年3月18日)

ラタキア・ニュース・ネットワーク(LNN、3月18日付)は、アサド大統領の弟で第4師団を事実上指揮するマーヒル・アサド准将が第4師団第42旅団司令官から参謀本部に異動となったと伝えた。

LNN, March 18, 2016などをもとに作成。

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民主的変革諸勢力国民調整委員会は「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言を拒否(2016年3月18日)

民主的変革諸勢力国民調整委員会は声明を出し、「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言に関して「独断的措置」と批判、「シリアの未来は分権主義に基づく多元的代議体制のなかにあり、連邦制のなかにはない」と拒否した。

AFP, March 19, 2016、AP, March 19, 2016、ARA News, March 19, 2016、Champress, March 19, 2016、al-Hayat, March 20, 2016、Iraqi News, March 19, 2016、Kull-na Shuraka’, March 19, 2016、al-Mada Press, March 19, 2016、Naharnet, March 19, 2016、NNA, March 19, 2016、Reuters, March 19, 2016、SANA, March 19, 2016、UPI, March 19, 2016などをもとに作成。

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ヌスラ戦線最高指導者のジャウラーニー氏が声明で「シリア革命」5周年に祝意、「シャームの民」に共闘を呼びかける(2016年3月18日)

アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線は、最高指導者アブー・ムハンマド・ジャウラーニー氏の名で声明を出し、「シリア革命」5周年に祝意を表明した。

シリアでは、2011年3月15日にチュニジアでの政治変動に端を発する「アラブの春」が波及するかたちでダルアー市で抗議デモが発生し、「反体制派」はこの日を「シリア革命」記念日と位置づけている。

ヌスラ戦線の広報サイト「マナーラ・バイダー」が配信した声明において、「革命5周辺を迎える我らが民へのメッセ維持」と題されており、そのなかでジャウラーニー氏は「我々はシャームの民、イスラームのウンマに対して、祝福されし革命と祝福されしジハードが5年を迎えたことへの祝意を述べたい。そして驚愕に値するさまざまな犠牲と殉教を伴ったことを書き留めたい」と表明した。

そのうえで「シャームは今、勝利を継続し、栄光に向かうための新たな段階へと踏み出そうとしている。我々は皆…勝利に先立って、最後の忍耐を乗り越えていかねばならない。我々はシャームの民の一員だ。シャームは我々の一部だ。我々とシャーム、そしてその民を分かつのは、死のみだ。我々は改めて、アッラーのお許しのもと、息絶えるまで道を貫徹することを約束する」と強調、共闘を訴えた。

Kull-na Shuraka', March 18, 2016
Kull-na Shuraka’, March 18, 2016

 

AFP, March 18, 2016、AP, March 18, 2016、ARA News, March 18, 2016、Champress, March 18, 2016、al-Hayat, March 19, 2016、Iraqi News, March 18, 2016、Kull-na Shuraka’, March 18, 2016、al-Mada Press, March 18, 2016、Naharnet, March 18, 2016、NNA, March 18, 2016、Reuters, March 18, 2016、SANA, March 18, 2016、UPI, March 18, 2016などをもとに作成。

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「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言に立ち会ったシリア民主評議会メンバーも「法律面、組織面、論理面において連邦制など何ら存在しない」と非難(2016年3月18日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会のメンバーの一人アーミル・ハッルーシュ氏は「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言に関して「法律面、組織面、論理面において連邦制など何ら存在しない」と非難した。

ハッルーシュ氏は「(ハサカ県ルマイラーン町での)会合出席者の間でもニュアンスの違いがあり、連邦制というのが法律面、組織面、論理面において(樹立宣言された)連邦制とは異なると考えている者もいる。それ(連邦制樹立宣言)は、三つの地区(ジャズィーラ地区、コバネ、アイン・アラブ地区)の間の自治の仕組みを発展させることを検討するための計画案で、民主連邦制という名のもとに新たな統治形態をめざすものだった。つまり連邦制など何ら存在しない」と述べた。

ARA News(3月18日付)が伝えた。

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ARA News(3月18日付)によると、ラッカ県で活動するラッカ自由人旅団が、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍への参加を決定した。

AFP, March 18, 2016、AP, March 18, 2016、ARA News, March 18, 2016、Champress, March 18, 2016、al-Hayat, March 19, 2016、Iraqi News, March 18, 2016、Kull-na Shuraka’, March 18, 2016、al-Mada Press, March 18, 2016、Naharnet, March 18, 2016、NNA, March 18, 2016、Reuters, March 18, 2016、SANA, March 18, 2016、UPI, March 18, 2016などをもとに作成。

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ジハード主義武装集団と「穏健な反体制派」と目される反体制武装集団69組織が共同声明で「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言を拒否(2016年3月18日)

ジハード主義武装集団と「穏健な反体制派」と目される反体制武装集団69組織が共同声明を出し、西クルディスタン移行期民政局支配地域での「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言を「シリア分割を目的とした危険な措置」と非難、拒否する姿勢を表明した。

共同声明を出したのは、北部師団、イスラーム軍、シリア革命家戦線、シャーム軍団、ヌールッディーン・ザンキー運動、ヤルムーク軍、ナスル軍、シャーム戦線、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室、シャーム軍、フルカーン戦線、アジュナード・シャーム・イスラーム連合、第1沿岸師団、ラフマーン軍団、第2沿岸師団、アジュナード・シャーム、アサーラ・ワ・タンミヤ戦線、ヒムス解放運動、ヒムス軍団、「命じられるまま正しくあれ」連合、アンサール・イスラーム戦線、第16歩兵師団、イスラーム覚醒大隊、スルターン・ムラード旅団など。

Kull-na Shuraka', March 18, 2016
Kull-na Shuraka’, March 18, 2016

AFP, March 18, 2016、AP, March 18, 2016、ARA News, March 18, 2016、Champress, March 18, 2016、al-Hayat, March 19, 2016、Iraqi News, March 18, 2016、Kull-na Shuraka’, March 18, 2016、al-Mada Press, March 18, 2016、Naharnet, March 18, 2016、NNA, March 18, 2016、Reuters, March 18, 2016、SANA, March 18, 2016、UPI, March 18, 2016などをもとに作成。

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トルコのガジアンテップでアラブ人部族長が「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言を拒否し、YPGに対抗するため「東部部族軍」結成を発表(2016年3月18日)

Turkpress(3月19日付)はシリア各地のアラブ人部族長がトルコのシャンウルファ市で、西クルディスタン移行期民政局支配地域での「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言に抗議し、人民防衛隊に対抗するため、「東部部族軍」の名で新たな武装組織を結成することに合意したと伝えた。

東部部族軍の結成に合意したのは、アレッポ県、ダイル・ザウル県、ハサカ県、ラッカ県の部族長45人で、結成会議には、トルコで活動する自由シリア軍のアフマド・ビッリー准将も同席した。

AFP, March 18, 2016、AP, March 18, 2016、ARA News, March 18, 2016、Champress, March 18, 2016、al-Hayat, March 19, 2016、Iraqi News, March 18, 2016、Kull-na Shuraka’, March 18, 2016、al-Mada Press, March 18, 2016、Naharnet, March 18, 2016、NNA, March 18, 2016、Reuters, March 18, 2016、SANA, March 18, 2016、Turkpress, March 18, 2016、UPI, March 18, 2016などをもとに作成。

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イドリブ県、ヒムス県、アレッポ県で金曜礼拝後に反体制デモが発生:アサド政権打倒に加えて「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言拒否が表明される(2016年3月18日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(3月18日付)によると、ファトフ軍支配下のサラーキブ市で、金曜礼拝後にデモが発生し、参加者は、西クルディスタン移行期民政局支配地域での「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言に抗議するとともに、アサド政権の打倒を訴え、反体制武装集団司令官に組織の統合を呼びかけた。

同様のデモはマアッラト・ヌウマーン市、カフルナブル市、ジャルジャナーズ町、タフタナーズ市、ハーン・シャイフ市、フバイト村でも発生した。

Kull-na Shuraka', March 18, 2016
Kull-na Shuraka’, March 18, 2016

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ヒムス県では、ARA News(3月18日付)によると、ラスタン市、タルビーサ市、ハウラ地方、ヒムス市ワアル地区で金曜礼拝後に、アサド政権の打倒を訴えるデモが発生し、住民らが参加した。

ARA News, March 18, 2016
ARA News, March 18, 2016

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アレッポ県では、ARA News(3月18日付)によると、アレッポ市内各所でも同様のデモが発生した。

AFP, March 18, 2016、AP, March 18, 2016、ARA News, March 18, 2016、Champress, March 18, 2016、al-Hayat, March 19, 2016、Iraqi News, March 18, 2016、Kull-na Shuraka’, March 18, 2016、al-Mada Press, March 18, 2016、Naharnet, March 18, 2016、NNA, March 18, 2016、Reuters, March 18, 2016、SANA, March 18, 2016、UPI, March 18, 2016などをもとに作成。

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ハサカ県のアラブ人部族は「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言を非難、拒否すると宣言(2016年3月18日)

ハサカ県で活動するとされるアラブ人部族の武装連合組織「東部戦線」およびその政治母体の「シリア部族最高評議会」のムダッル・ハマード・アスアド報道官は声明を出し、西クルディスタン移行期民政局支配地域での「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言に関して、「シリアの主権、領土の統一性に抵触し、民族対立を助長する」と非難、拒否すると表明した。

なお声明によると、「東部戦線」と「シリア部族最高評議会」はバッカーラ部族、ジュブール部族、タイイ部族、ジャイス(カイス)部族、ズファイル部族、ブー・バナー部族、バキール・アカイダート部族、シャラービーイーン部族、ウドワーン部族、ファドアーン部族から構成されている、という。

AFP, March 18, 2016、AP, March 18, 2016、ARA News, March 18, 2016、Champress, March 18, 2016、al-Hayat, March 19, 2016、Iraqi News, March 18, 2016、Kull-na Shuraka’, March 18, 2016、al-Mada Press, March 18, 2016、Naharnet, March 18, 2016、NNA, March 18, 2016、Reuters, March 18, 2016、SANA, March 18, 2016、UPI, March 18, 2016などをもとに作成。

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アル=カーイダ系組織どうしがダーイシュ・ヒムス州司令官の弔問の是非をめぐり交戦(2016年3月18日)

イドリブ県では、ARA News(3月18日付)によると、サルキーン市で、ダーイシュ(イスラーム国)との関係が取りざたされるアル=カーイダ系組織のジュンド・アクサー機構と、アル=カーイダのメンバーが結成するも、アル=カーイダとの関係を否定し、リヤド最高交渉委員会する一方で、各地でアル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線との共闘を続けるシャーム自由人イスラーム運動が交戦した。

戦闘は、ダーイシュ(イスラーム国)ヒムス州のワーリーで、17日にアレッポ県での空爆で死亡したハッサーン・アッブード氏(サルキーン氏出身)の弔問所設置の是非をめぐるもので、シャーム自由人イスラーム運動が、ジュンド・アクサー機構が設置した弔問用のテントを破壊したことをきっかけだったという。

ARA News(3月18日付)が伝えた。

AFP, March 18, 2016、AP, March 18, 2016、ARA News, March 18, 2016、Champress, March 18, 2016、al-Hayat, March 19, 2016、Iraqi News, March 18, 2016、Kull-na Shuraka’, March 18, 2016、al-Mada Press, March 18, 2016、Naharnet, March 18, 2016、NNA, March 18, 2016、Reuters, March 18, 2016、SANA, March 18, 2016、UPI, March 18, 2016などをもとに作成。

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デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表はシリア政府、リヤド最高交渉委員会双方に4項目からなるジュネーブ3会議議案を提示(2016年3月18日)

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表はスイスの首都ジュネーブでシリア政府代表団、リヤド最高交渉委員会の代表団の双方と3度目となる個別会談を行った。

デミストゥラ特別代表が1日で両代表団と会談するのはこれが初めて。

『ハヤート』(3月19日付)によると、この会談で、デミストゥラ特別代表は、シリア政府代表団、リヤド最高交渉委員会代表団のそれぞれに、ジュネーブ3会議での議題に関する2ページからなる文書を提示した。

この文書は、①非宗派的で信頼できる移行期統治機関の樹立、②新憲法起草案、③新憲法のもとでの自由且つ構成な選挙の準備、④政治移行期および移行期後の基本原則、の4点からなるという。

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シリア政府代表団の団長を務めるバッシャール・ジャアファーリー国連シリア代表はデミストゥラ特別代表との会談後の記者会見で、政治的解決策の「基本要素」に関する文書を提出したことを明らかにした。

ジャアファーリー国連シリア代表は、「会談は有益で、シリアの危機に対する政治的解決策の「基本要素」にかかる文書について集中的に審議した」ことを明らかにしたうえで、「「基本要素」と我々が名づける諸原則が承認されれば、我々の国の未来を建設するのに貢献する真摯なシリア人どうしの対話が実現することになる」と述べた。

『ハヤート』によると、この文書は8項目からなり、シリアの統一、独立、世俗性、主権の維持、テロとの戦いなどを骨子とするという。

また、『ハヤート』(3月21日付)が入手した内部文書によると、シリア政府代表団がデミストゥラ特別代表に提出した文書には、「テロとの戦い」におけるシリア軍への支援、周辺諸国による反体制武装集団への支援停止、ゴラン高原の回復、などが盛り込まれているという。

 

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一方、リヤド最高交渉委員会は、すでに4ページからなる文書をデミストゥラ特別代表に提出済で、ジュネーブ合意に基づく移行気統治機関の樹立を主要議題にするよう求めている。

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デミストゥラ特別代表は、シリア政府とリヤド最高交渉委員会の間の「隔たりは大きい」としつつ、来週以降の個別会談において議題について集中的に議論を続ける意向を示した。

AFP, March 18, 2016、AP, March 18, 2016、ARA News, March 18, 2016、Champress, March 18, 2016、al-Hayat, March 19, 2016、March 21, 2016、Iraqi News, March 18, 2016、Kull-na Shuraka’, March 18, 2016、al-Mada Press, March 18, 2016、Naharnet, March 18, 2016、NNA, March 18, 2016、Reuters, March 18, 2016、SANA, March 18, 2016、UPI, March 18, 2016などをもとに作成。

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イドリブ県、ダマスカス郊外県で、シリア軍と反体制派の戦闘続く(2016年3月18日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(3月18日付)によると、シリア軍がガッサーニーヤ村を空爆し、4人が死亡した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、マルジュ・スルターン村一帯で、シリア軍とシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団との戦闘が続いた。

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シリア軍がダーイシュの本拠地ラッカ市を爆撃、子供7人と女性5人を含む17人が死亡(2016年3月18日)

ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(3月18日付)などによると、シリア軍戦闘機がダーイシュ(イスラーム国)の本拠血ラッカ市を空爆し、子供7人と女性5人を含む17人が死亡、35人が負傷した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が東カラムーン地方でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、マクサル・ニムル山一帯、ティーナト・ラーシド村を制圧した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊がダイル・ザウル航空基地一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、SANA(3月18日付)によると、シリア軍がジャフラ村一帯、ダイル・ザウル市ジャウラ地区、クスール地区でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(3月18日付)によると、県北部のトルコ国境に近いトゥーカリー村一帯でシャーム軍団、スルターン・ムラード旅団、山地の鷹旅団、ムウタスィム・ビッラー旅団、ハムザ旅団、第99師団、シリア自由人旅団が、ダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、同村を制圧した。

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ヒムス県では、SANA(3月18日付)によると、シリア軍がタドムル市西部のヒヤール山に900高地をダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末制圧、また北西部のタムスィール村近郊のアライン丘一帯に進軍し、ダーイシュと交戦した。

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ハマー県では、SANA(3月18日付)によると、シリア軍がハマー市東部のワーディー・アズィーブ一帯、サラミーヤ市東部の東マフカル村一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, March 18, 2016、AP, March 18, 2016、ARA News, March 18, 2016、Champress, March 18, 2016、al-Hayat, March 19, 2016、Iraqi News, March 18, 2016、Kull-na Shuraka’, March 18, 2016、al-Mada Press, March 18, 2016、Naharnet, March 18, 2016、NNA, March 18, 2016、Reuters, March 18, 2016、SANA, March 18, 2016、UPI, March 18, 2016などをもとに作成。

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ロシア国防省:敵対行為停止合意の発効以降「穏健な反体制派」43組織が停戦を受諾、18日の停戦違反件数は5件(2016年3月18日)

ロシア国防省は、米国・ロシアによるシリア領内での敵対行為禁止合意が発効した2月27日以降、ロシア側の当事者和解調整センターが用意した合意受諾文書に、いわゆる「穏健な反体制派」43組織が署名したと発表した。

また、ロシアの仲介により、ハマー県の37町村、ヒムス県の6町村、ダマスカス郊外県の4町村、ダルアー県の4町村の合計51町村で戦闘停止が実現した。

現在もなお、ダマスカス郊外県、ハマー県、ヒムス県、ダルアー県で戦闘停止に向けた交渉仲介は続いているという。

また、シリア駐留ロシア空軍による「人道作戦」でこれまでに、144トンの人道支援物資が包囲下の都市などに投下されたという。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、3月17日に5件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

AFP, March 18, 2016、AP, March 18, 2016、ARA News, March 18, 2016、Champress, March 18, 2016、al-Hayat, March 19, 2016、Iraqi News, March 18, 2016、Kull-na Shuraka’, March 18, 2016、al-Mada Press, March 18, 2016、Naharnet, March 18, 2016、NNA, March 18, 2016、Reuters, March 18, 2016、SANA, March 18, 2016、UPI, March 18, 2016などをもとに作成。

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米軍主導の有志連合はシリア領内で9回の爆撃を実施(2016年3月17日)

米中央軍(CENTCOM)は、3月17日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して20回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は9回で、フール町近郊(3回)、アイン・イーサー市近郊(1回)、マーリア市近郊(5回)に対して攻撃が行われた。

CENTCOM, March 18, 2016などをもとに作成。

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カーター米国防長官「連邦制を宣言したシリアのクルド人はワシントンにとって優れた軍事的パートナー」(2016年3月17日)

アシュトン・カーター米国防長官は米上院で、西クルディスタン移行期民政局支配地域での「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言に関して、「連邦制を宣言したシリアのクルド人は、ワシントンにとって優れた軍事的パートナーであり、我々は彼らがダーイシュ(イスラーム国)と戦っていることに感謝している」と証言した。

ARA News(3月18日付)が伝えた。

AFP, March 18, 2016、AP, March 18, 2016、ARA News, March 18, 2016、Champress, March 18, 2016、al-Hayat, March 19, 2016、Iraqi News, March 18, 2016、Kull-na Shuraka’, March 18, 2016、al-Mada Press, March 18, 2016、Naharnet, March 18, 2016、NNA, March 18, 2016、Reuters, March 18, 2016、SANA, March 18, 2016、UPI, March 18, 2016などをもとに作成。

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ヌールッディーン・ザンキー運動の司令官がイスタンブール国際空港から出国しようとして一時身柄拘束(2016年3月17日)

クッルナー・シュラカー(3月18日付)は、トルコ当局が17日晩、イスタンブールから空路で出国しようとして拘束していた「穏健な反体制派」のヌールッディーン・ザンキー運動の司令官のムハンマド・サイード・ミスリー氏を釈放したと伝えた。

ミスリー氏は15日に、イスタンブールのアタテュルク国際空港で、出国ビザが押印されていないパスポートを所持し、出国したところを拘束されていたという。

ミスリー氏はアレッポ県出身で1981年生まれ。2012年7月まで警部を務めていたが、離反し、反体制運動に身を投じていた。

AFP, March 18, 2016、AP, March 18, 2016、ARA News, March 18, 2016、Champress, March 18, 2016、al-Hayat, March 19, 2016、Iraqi News, March 18, 2016、Kull-na Shuraka’, March 18, 2016、al-Mada Press, March 18, 2016、Naharnet, March 18, 2016、NNA, March 18, 2016、Reuters, March 18, 2016、SANA, March 18, 2016、UPI, March 18, 2016などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県、アレッポ県などで、シリア軍はヌスラ戦線などからなる反体制派と交戦(2016年3月17日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がマルジュ・スルターン村一帯で、シャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ハマー県では、ARA News(3月17日付)によると、「自由シリア軍」所属部隊がジハード主義武装集団とともにルマイラ村一帯のシリア軍拠点を攻撃した。

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アレッポ県では、ARA News(3月17日付)によると、シリア軍がアレッポ市ラーシディーン地区でシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, March 17, 2016、AP, March 17, 2016、ARA News, March 17, 2016、Champress, March 17, 2016、al-Hayat, March 18, 2016、Iraqi News, March 17, 2016、Kull-na Shuraka’, March 17, 2016、al-Mada Press, March 17, 2016、Naharnet, March 17, 2016、NNA, March 17, 2016、Reuters, March 17, 2016、SANA, March 17, 2016、UPI, March 17, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュはヒムス県でロシアの軍事顧問1人を含むロシア軍兵士5人を殺害したと発表する一方、アレッポ県ではダーイシュ・ヒムス州ワーリーが爆撃で死亡(2016年3月17日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊が、タドムル市西部のヒヤール山一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、ヒムス県では、SANA(3月17日付)によると、シリア軍がタドムル市西部のタール山、ヒヤール山、三角地帯、ワーディー・ザカーラ一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃した。

他方、ダーイシュ(イスラーム国)通信部門のアアマーク通信は、タドムル市西部の戦闘でロシア軍顧問1人を殺害したと発表、生前に彼が持っていたとされる写真や遺体の写真を公開した。

アアマーク通信によると、ダーイシュはタドムル市近郊での戦闘で、ロシアの軍事顧問1人を含むロシア軍兵士5人とシリア軍兵士6人、ヒズブッラー戦闘員多数を殺害したという。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がアブドゥルアズィーズ山一帯で西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点を砲撃した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)がジュナイナ村で激しく交戦した。

一方、SANA(3月17日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市南部郊外のティーム油田一帯、技術研究所一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃し、

このほか、クッルナー・シュラカー(3月17日付)によると、イラク国境のマヤーディーン市でダーイシュ(イスラーム国)が西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍隊員2人を処刑した。

この2人はいずれもクルド人だという。

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ハマー県では、SANA(3月17日付)によると、シリア軍がシャイフ・ハラール村東部でダーイシュ(イスラーム国)の車輌を爆破した。

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アレッポ県では、SANA(3月17日付)によると、ハナースィル市一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点に対する空爆で、ヒムス州ワーリーのハッサン・アッブード氏を含む幹部メンバー複数人が死亡した。

ハッサーン・アッブード氏は、イドリブ県サルミーン市出身で、ダーウード旅団、シャーム軍の司令官を務めた後、ダーイシュに忠誠を誓っていた。

、クッルナー・シュラカー(3月17日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がトルコ国境のドゥーディヤーン村を、シャーム軍団、スルターン・ムラード旅団などからなる「穏健な反体制派」との戦闘の末に奪還した。

一方、ARA News(3月17日付)によると、これに対し、シャーム軍団、スルターン・ムラード旅団、ハムザ旅団からなる「穏健な反体制派」は有志連合の航空支援を受け、ダーイシュとの交戦の末にトゥーカトリー村を制圧したという。


AFP, March 17, 2016、AP, March 17, 2016、ARA News, March 17, 2016、Champress, March 17, 2016、al-Hayat, March 18, 2016、Iraqi News, March 17, 2016、Kull-na Shuraka’, March 17, 2016、al-Mada Press, March 17, 2016、Naharnet, March 17, 2016、NNA, March 17, 2016、Reuters, March 17, 2016、SANA, March 17, 2016、UPI, March 17, 2016などをもとに作成。

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ロシア国防省は16日の停戦違反件数を9件と発表(2016年3月17日)

ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、3月16日に3県(アレッポ県、ダマスカス郊外県、イドリブ県)で9件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

AFP, March 17, 2016、AP, March 17, 2016、ARA News, March 17, 2016、Champress, March 17, 2016、al-Hayat, March 18, 2016、Iraqi News, March 17, 2016、Kull-na Shuraka’, March 17, 2016、al-Mada Press, March 17, 2016、Naharnet, March 17, 2016、NNA, March 17, 2016、Reuters, March 17, 2016、SANA, March 17, 2016、UPI, March 17, 2016などをもとに作成。

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アレッポ県アターリブ市でヌスラ戦線と「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言に反対する抗議デモが発生(2016年3月17日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(3月18日付)によると、アターリブ市でシャームの民のヌスラ戦線の退去を求める抗議デモが発生し、住民らが参加した。

抗議行動は、イドリブ県マアッラト・ヌウマーン市などでのヌスラ戦線による第13師団放逐、メンバー逮捕を受けたもの。

デモ参加者はまた、「我らがクルド人同胞よ、クルド人分離主義者やシリア民主軍の行為に沈黙することは許されない」などと書かれたプラカードを掲げ、西クルディスタン移行期民政局による「連邦制」樹立に向けた動きにも抗議の意思を示した。

Kull-na Shuraka', March 17, 2016
Kull-na Shuraka’, March 17, 2016

 

AFP, March 17, 2016、AP, March 17, 2016、ARA News, March 17, 2016、Champress, March 17, 2016、al-Hayat, March 18, 2016、Iraqi News, March 17, 2016、Kull-na Shuraka’, March 17, 2016、al-Mada Press, March 17, 2016、Naharnet, March 17, 2016、NNA, March 17, 2016、Reuters, March 17, 2016、SANA, March 17, 2016、UPI, March 17, 2016などをもとに作成。

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シリア国民連合は「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言を「国民の意思に反する独断専行」と非難(2016年3月17日)

トルコのイスタンブールで活動するシリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、ハサカ県ルマイラーン町での「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言に関して「シリア国民の意思を反する」行為と厳しく非難した。

シリア革命反体制勢力国民連立は、「シリア革命」が、独裁打倒と、民族、宗教、信条にかかわらずすべてのシリア人の権利を保障する多元的・民主的・文民国家の樹立をめざすものだと改めて強調したうえで、「アサド家の支配のもとで、個人、集団が被ってきた不正は、独断的ないしは独断専行的な計画を実施することではなく、全権を有する移行期統治機関を樹立するという政治的選択肢を支持することによって解消される」と主張した。

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シリア革命反体制勢力国民連立のムンズィル・アークビーク氏は声明を出し、「個人的理由」により脱会すると発表した。

AFP, March 17, 2016、AP, March 17, 2016、ARA News, March 17, 2016、Champress, March 17, 2016、al-Hayat, March 18, 2016、Iraqi News, March 17, 2016、Kull-na Shuraka’, March 17, 2016、al-Mada Press, March 17, 2016、Naharnet, March 17, 2016、NNA, March 17, 2016、Reuters, March 17, 2016、SANA, March 17, 2016、UPI, March 17, 2016などをもとに作成。

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シリア外務在外居住者省高官「「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言は何の法的価値もない」(2016年3月17日)

SANA(3月17日付)は外務在外居住者省筋の話として、西クルディスタン移行期民政局による「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言に関して、「何らの法的価値」、「何らの法的、政治的、社会的、経済的影響もない」と批判したと伝えた。

同消息筋は「ハサカ県ルマイラーン町での会合を含むいかなる題目であれ、シリア・アラブ共和国の国土と国民の統一に害を及ぼそうとするあらゆる当事者に対して、連合であれ連邦であれこうした構想を提起することがシリアの領土の統一性に抵触しており、憲法…国際法に反すると警鐘を鳴らす」と述べた。

そのうえで「こうしたいかなる宣言も、法的価値はなく、すべてのシリア国民の意思を代弁市内限りは法的、政治的、社会的、経済的な影響を及ぼさないだろう」と強調した。

AFP, March 17, 2016、AP, March 17, 2016、ARA News, March 17, 2016、Champress, March 17, 2016、al-Hayat, March 18, 2016、Iraqi News, March 17, 2016、Kull-na Shuraka’, March 17, 2016、al-Mada Press, March 17, 2016、Naharnet, March 17, 2016、NNA, March 17, 2016、Reuters, March 17, 2016、SANA, March 17, 2016、UPI, March 17, 2016などをもとに作成。

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デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表は「シリアの領土の統一性維持でシリア政府とリヤド最高交渉委員会は共通の理解に達している」と述べ「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言を牽制(2016年3月17日)

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表はスイスの首都ジュネーブでリヤド最高交渉委員会の代表団と2度目となる会談を行った。

デミストゥラ特別代表は会談後の記者会見で、シリアの領土の統一性の維持とシリア国民を構成するすべての(社会)集団の権利保障という点で、シリア政府とリヤド最高交渉委員会の間に共通の理解と合意が成立していると述べた。

SANA(3月17日付)が伝えた。

SANA, March 17, 2016
SANA, March 17, 2016

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西クルディスタン移行期民政局人民防衛部隊主導のシリア民主軍の政治母体シリア民主評議会のマンナーア共同議長は「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言を拒否(2016年3月17日)

ハイサム・マンナーア氏が率いるカフム潮流は声明を出し、民主統一党の主導のもとハサカ県ルマイラーン町で採択された「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言を無視し、シリア民主評議会に宣言の内容を押しつけることを拒否すると発表した。

Kull-na Shuraka', March 17, 2016
Kull-na Shuraka’, March 17, 2016

カフム潮流は声明のなかで、シリア民主評議会の一部の組織がロシアのセルゲイ・リャブコフ外務副大臣の発言(2月29日)に促されるかたちで「連邦制」に向けた動きを加速させたと指摘した。

そのうえで、ジュネーブ3会議においてクルド人が排除されている状況下で、ロシアや米国による「連邦制」構想を受け入れないよう警鐘を鳴らし、シリア民主評議会の政治委員会会合で連邦制の採用が審議事項として提起されたことに反対し、会合の延期を求めていたことを明らかにした。

しかし、この要請にもかかわらず、3月16日にシリア民主評議会政治委員会はシリア北部での連邦制の樹立を強硬採決したと批判、「我々は2016年3月16~17日の(ルマイラーン町での)会合の決定とは無関係であり、シリア民主評議会にこれが現実として押しつけられることを拒否する」と表明した。

シリア民主評議会は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体で、マンナーア氏は、民主統一党の参加社会団体の民主連合運動(TEV-DEM)のイルハーム・アフマド氏とともに共同議長を務めている。

ジュネーブ3会議へは、いわゆる「ロシア・リスト」に名を連ね、2月初めの第1ラウンドには参加したが、3月14日に再開された第2ラウンドはボイコットしている。

なお、カフム潮流は、民主的変革諸勢力国民調整委員会の渉外局長を務めていたマンナーア氏が委員会を脱会後の2015年月に設立した反体制組織。

AFP, March 17, 2016、AP, March 17, 2016、ARA News, March 17, 2016、Champress, March 17, 2016、al-Hayat, March 18, 2016、Iraqi News, March 17, 2016、Kull-na Shuraka’, March 17, 2016、al-Mada Press, March 17, 2016、Naharnet, March 17, 2016、NNA, March 17, 2016、Reuters, March 17, 2016、SANA, March 17, 2016、UPI, March 17, 2016などをもとに作成。

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西クルディスタン移行期民政局支配地域が「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」の樹立を宣言(2016年3月17日)

ハサカ県ルマイラーン町で16日から開催されていた西クルディスタン移行期民政局支配地域(ロジャヴァ)での「連邦制」樹立に向けた準備委員会会合「共存と諸人民の友愛のもとでの民主的連邦制シリア」が2日間の日程を終え閉幕し、「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言を採択、「連邦制」樹立に向け、「ロジャヴァ・北シリア民主連邦樹立評議会」を設置、共同代表にハディーヤ・ムスタファー氏、マンスール・サッルーム氏の2人を選出した。

また意思決定機関に相当する「ロジャヴァ・北シリア民主連邦樹立評議会」の組織委員会も合わせて設置し、西クルディスタン移行期民政局ジャズィーラ地区代表15人、コバネ(アイン・アラブ)地区代表14人、アフリーン地区代表5人、アレッポ市北部シャフバー地区代表4人、タッル・アブヤド地区代表3人の計31人を選出した。

Kull-na Shuraka', March 17, 2016
Kull-na Shuraka’, March 17, 2016

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閉幕声明で発表された「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言の骨子は以下の通り:

「全シリア人のための未来のシリアは、すべての社会集団を基礎とする民主的連邦制、ロジャヴァ・北シリア民主連邦制樹立に向けた行動、樹立評議会共同代表と31名からなる組織委員会の選出、そしてこの政体のための社会契約および包括的法的・政治的ヴィジョンを6ヶ月以内に準備することを組織委員会に付託することで実現される」。

「この評議会(樹立評議会)のもとで設置されるすべての委員会、文書は、国連によって承認される個人、団体の諸権利に基づき…、大会出席者は、樹立される政体がシリアの深層と関係を織りなすべく努力し…、同時に、平和、国民間の友愛をよりどころとする」。

「女性の権利は、民主連邦制の本質であり、女性には(男性と)平等に参加し、決定を下す権利がある。女性は、政治、社会生活のすべての分野において(男性と)平等である」。

「ロジャヴァ・北シリア民主連邦制のもとで暮らすすべての民族、社会集団は、自らがふさわしいと考える者と、政治的、経済的、社会的、文化的関係、民主的なパートナー関係を発展させることができる…。これはこの関係がシリアの民主連邦制の諸目的や利益に反しないことを条件とする」。

「テロ組織から解放された地域は、合意のもとに、ロジャヴァ・北シリア民主連邦制の一部をなす権利を有する」。

「地域レベルにおけるロジャヴァ・北シリア民主連邦制の目的は、中東における民主連邦制を実現し、中東で暮らすすべての国民の間で、政治、経済、文化、社会といった分野における民主連邦を発展させ、国境を越え、平和、友愛、安全のもとでの暮らしを実現し、シリアの領土保全を保障しつつ民主連邦制を樹立することである」。

閉幕後、サッルーム共同代表は、ロジャヴァにおける連邦制が「諸国民の友愛に基づく」としたうえで、「この連邦制は民族主義的な連邦制ではなく、民族主義国家の概念を克服するものだ。中東における諸々の民族問題への政治的解決策を提示するものであり、一部の人々が主張するようなシリア分割に向けたものではない。諸民族全体の意思を統合するためのモデルだ」と述べた。image002 image003 image004 image005 image006 image007

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「共存と諸人民の友愛のもとでの民主的連邦制シリア」会合は 西クルディスタン移行期民政局が主催、ハサカ県ルマイラーン町内の旧バアス党本部で開催され、西クルディスタン移行期民政局のアフリーン地区、コバネ、ジャズィーラ地区のクルド民族主義政党・政治組織(民主統一党、シリア民主評議会、民主連合運動(TEV-DEM)など)、アラブ人組織、キリスト教(アッシリア教、シリア正教、アルメニア教会)組織、チェルケス系住民、トルクメン系住民、民政局各地の代表、アレッポ市北部のシャフバー地区代表など31団体約200人が参加していた。

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西クルディスタン移行期民政局の管理下にあるハサカ県スィーマルカー国境通行所管理局は、シリア・クルド国民評議会のイブラーヒーム・バッルー議長、スライマーン・ウースー渉外局メンバーのイラク領内からの入国を禁じた。

クッルナー・シュラカー(3月17日付)が伝えた。

AFP, March 17, 2016、AP, March 17, 2016、ARA News, March 17, 2016、Champress, March 17, 2016、al-Hayat, March 18, 2016、Iraqi News, March 17, 2016、Kull-na Shuraka’, March 17, 2016、al-Mada Press, March 17, 2016、Naharnet, March 17, 2016、NNA, March 17, 2016、Reuters, March 17, 2016、SANA, March 17, 2016、UPI, March 17, 2016などをもとに作成。

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