ロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣がシリアを訪問し、アサド大統領と会談:イドリブ県、ユーフラテス川以東地域の治安と安定回復に向けて共同行動を継続することを確認(2019年3月19日)

ロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣がシリアを訪問し、アサド大統領と会談した。

ショイグ国防大臣のシリア訪問に先だって、イランのモハンマド・バーゲリー参謀長(少将)、ウスマーン・ガーニミー参謀長(上級大将)が率いるイラン・イラク軍合同使節団が18日にシリアを訪問、アサド大統領、アリー・アブドゥッラー・アイユービー国防大臣と会談している。

SANA(3月19日付)によると、会談ではシリアにおける「テロとの戦い」の進捗について意見を交わした。

アサド大統領は会談のなかで、シリアとロシアが軍事、政治面をはじめとするすべての分野で高度な共同行動と連携をしたことが、テロに対してシリアが持ちこたえ、ダーイシュ(イスラーム国)やシャーム解放機構などといった組織に対する勝利を実現した決定要因の一つだと述べた。

これに対して、ショイグ国防大臣は、シリア・アラブ軍とともに「テロとの戦い」を続けるとともに、シリア全土の解放、領土統一、主権、そして独立維持のためにシリア国民を全面支援を継続すると応えた。

会談では、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県、米国の支援を受ける北・東シリア自治局の支配下にあるユーフラテス川以東地域の情勢についても検討、これらの地域において治安と安定を回復するのにふさわしい解決策を策定するため共同行動を継続するとともに、シリア国民に敵対する国家が過去数年にわたる戦争でなし得なかったことを実現しようとする動きを許さないことを確認した。

会談にやアリー・アブドゥッラ・アイユーブ国防大臣、アリー・マムルーク国民安全保障会議議長、アイマン・スーサーン外務在外居住者省次官、セルゲイ・ヴェルシニン外務副大臣、アレクサンドル・エフィモフ駐シリア・ロシア大使も同席した。

AFP, March 19, 2019、ANHA, March 19, 2019、AP, March 19, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 19, 2019、al-Hayat, March 20, 2019、Reuters, March 19, 2019、SANA, March 19, 2019、UPI, March 19, 2019などをもとに作成。

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PYD幹部「シリア民主軍が共存を選択しなければ、その支配地を軍事的に制圧するとしたアイユーブ国防大臣の発言は脅迫」(2019年3月19日)

民主統一党(PYD)のスィーハーヌーク・ディーブー共同党首付顧問(兼シリア民主評議会議長評議会メンバー)は、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が共存を選択しなければ、その支配地を軍事的に制圧するとしたアリー・アブドゥッラ・アイユーブ国防大臣の発言(18日)を「脅迫」と非難した。

ディーブー氏は『ハヤート』(3月20日付)の取材に対して、「独裁体制の脅迫は、シリア民主軍が暗黒のダーイシュ(イスラーム国)を地理的に消滅させようとしているのを世界が目の当たりにしているなかで行われている…。こうした脅迫は政治的解決を反故にし、現下のシリアをさらに東西に分断するものだ」と非難した。

AFP, March 19, 2019、ANHA, March 19, 2019、AP, March 19, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 19, 2019、al-Hayat, March 20, 2019、Reuters, March 19, 2019、SANA, March 19, 2019、UPI, March 19, 2019などをもとに作成。

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クウェートでシリア政府に近いビジネスマンがマネー・ロンダリングへの関与を疑われ逮捕(2019年3月19日)

クウェート日刊紙『カバス』(3月19日付)は、クウェート治安当局がクウェート市内の『ハダフ』誌本社でシリア人ビジネスマンのマーズィン・タルズィー氏を逮捕したと伝えた。

タルズィー氏はシリア政府に近いとされる人物で、マネー・ロンダリングへの関与を疑われているという。

なお、米財務省は2015年、タルズィー氏を資産凍結、渡航禁止などの制裁対象リストに加えている。

AFP, March 19, 2019、ANHA, March 19, 2019、AP, March 19, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 19, 2019、al-Hayat, March 20, 2019、al-Qabas, March 19, 2019、Reuters, March 19, 2019、SANA, March 19, 2019、UPI, March 19, 2019などをもとに作成。

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シャナハン米国防長官臨時代行「我々はシリアでの兵力削減について計画中だ」(2019年3月19日)

米国防総省のパトリック・シャナハン長官臨時代行は米国を訪問中のフランスのフロランス・パルリ国防大臣と会談し、イラク、シリアでの両国の取り組みについて意見を交わした。

シャナハン氏は「フランスは、シリアでの米国の取り組みを間接的に、そしてイラクで直接的に支援してきた…。我々はまたトルコとの密接に協力している。トルコは戦略的パートナーだ。より重要なこととして、我々はシリアでの兵力削減について計画中だ。この計画の詳細に関して、我々は有志連合諸国とともに密接に連携している」などと述べた。

AFP, March 19, 2019、ANHA, March 19, 2019、AP, March 19, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 19, 2019、al-Hayat, March 20, 2019、Reuters, March 19, 2019、SANA, March 19, 2019、UPI, March 19, 2019などをもとに作成。

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トルコ占領下のジャラーブルス市(アレッポ県)で国民軍第3軍団に所属するシャーム自由人イスラーム運動とシャーム戦線が交戦(2019年3月19日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月19日付)によると、トルコの占領下にあるジャラーブルス市で、国民軍第3軍団に属す二つの武装集団、シャーム自由人イスラーム運動とシャーム戦線が交戦、トルコ軍が介入して兵力を引き離した。

戦闘は、国民軍傘下の国民総合治安部隊の隊員が交通違反を犯したシャーム戦線のメンバーを逮捕したことをきっかけに発生したという。

総合治安部隊隊員はザルカー(ないしはザルカート)家の子息でシャーム自由人イスラーム運動のメンバー、逮捕された違反者はジャワーディラ家の子息でシャーム軍団のメンバーで、両組織ともに国民軍第3軍団に所属しているという。

AFP, March 19, 2019、ANHA, March 19, 2019、AP, March 19, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 19, 2019、al-Hayat, March 20, 2019、Reuters, March 19, 2019、SANA, March 19, 2019、UPI, March 19, 2019などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県アフリーン郡各所を砲撃(2019年3月19日)

アレッポ県では、ANHA(3月19日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団がアフリーン郡シーラーワー町のバナー村、スーハンキー村、シャッラー村のマーリキーヤ村を砲撃した。

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一方、アフリーン解放軍団が声明を出し、18日のアフリーン市タルナダ地区でトルコの支援を受ける反体制武装集団を標的とした爆破攻撃を行い、戦闘員6人を殺害したと発表した。

アフリーン解放軍団はまた、同日にアフリーン市マフムーディーヤ地区にある武装集団拠点を爆破し、戦闘員2人を殺害、タッル・マーリド村で武装集団戦闘員を狙撃し、1人を殺害したと発表した。

ANHA(3月19日付)が伝えた。

AFP, March 19, 2019、ANHA, March 19, 2019、AP, March 19, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 19, 2019、al-Hayat, March 20, 2019、Reuters, March 19, 2019、SANA, March 19, 2019、UPI, March 19, 2019などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍は米軍兵士ら4人が犠牲となった1月のマンビジュ市での爆破事件に関与したとされるダーイシュ・メンバーを拘束(2019年3月19日)

フォックス・ニュース(3月19日付)は、米国防総省高官の話として、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が特殊作戦を敢行し、米軍兵士2人、国防総省職員1人と契約職員1人の合わせて4人が犠牲となった1月16日のアレッポ県マンビジュ市での爆破事件に関与したとされるダーイシュ(イスラーム国)のメンバーを拘束したと伝えた。

CNN(3月19日付)によると、シリア民主軍が拘束したのは5人だという。

AFP, March 19, 2019、ANHA, March 19, 2019、AP, March 19, 2019、CNN, March 19, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 19, 2019、Fox News, March 19, 2019、al-Hayat, March 20, 2019、Reuters, March 19, 2019、SANA, March 19, 2019、UPI, March 19, 2019などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はバーグーズ避難民キャンプを解放、ダーイシュ戦闘員1,000人が投降するも、1,000人は抵抗を続ける(2019年3月19日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(3月19日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダーイシュ(イスラーム国)最後の支配地バーグーズ村での戦闘を続け、同地近郊にある避難民キャンプ(バーグーズ・キャンプ)を解放した。

これを受け、ダーイシュの戦闘員訳1,000人がシリア民主軍に投降した。

しかし、シリア民主軍のアドナーン・アフリーン司令官によると、戦闘員1,000人が投降を拒否し、バーグーズ村の丘陵地帯で抵抗を続けているという。

AFP, March 19, 2019、ANHA, March 19, 2019、AP, March 19, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 19, 2019、al-Hayat, March 20, 2019、Reuters, March 19, 2019、SANA, March 19, 2019、UPI, March 19, 2019などをもとに作成。

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反体制派はアレッポ市を走行中のバスを狙撃し、子供1人を殺害(2019年3月19日)

アレッポ県では、SANA(3月19日付)によると、反体制武装集団がアレッポ市ザフラー地区を走行中のバスを狙撃し、乗っていた5歳の子供1人が死亡、女性1人が負傷した。

バスは、児童グラブの子供たちと女性教員を乗せて、ザフラー地区のヌールス交差点に向かっていた。

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ハマー県では、SANA(3月19日付)によると、シリア軍がバーブ・ターカ村にあるシャーム解放機構の拠点を集中的に砲撃した。

砲撃は、同地のシャーム解放機構の攻撃を受けたもの。

シリア軍はまた、ムーリク市方面からシリア政府支配地域に潜入しようとした反体制武装集団を撃退した。

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イドリブ県では、SANA(3月19日付)によると、シリア軍がスィフヤーン村、タッル・マンス村にあるシャーム解放機構の拠点を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を17件(アレッポ県3件、ハマー県3件、イドリブ県2件、ラタキア県9件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を33件(ハマー県25件、イドリブ県1件、アレッポ県5件、ラタキア県2件)確認した。

AFP, March 19, 2019、ANHA, March 19, 2019、AP, March 19, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 19, 2019、al-Hayat, March 20, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 19, 2019、Reuters, March 19, 2019、SANA, March 19, 2019、UPI, March 19, 2019などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから137人、ヨルダンから621人の難民が帰国、避難民75人が帰宅(2019年3月19日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月19日付)を公開し、3月18日に難民758人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは137人(うち女性42人、子供70人)、ヨルダンから帰国したのは621人(うち女性186人、子供317人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は162,862人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者60,049人(うち女性18,152人、子ども30,546人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者102,813人(うち女性30,681人、子ども52,105人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 392,142人(うち女性104,721人、子供177,874人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。

一方、国内避難民75人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは32人(うち女性11人、子供15人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは38人(うち女性19人、子ども12人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは5人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は13,192人(うち女性3,864人、子供4,767人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,281,788人(うち女性387,092人、子供649,426人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 19, 2019をもとに作成。

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トルコ軍はイドリブ県を中心とする緊張緩和地帯第1ゾーン内の非武装地帯で5度目となるパトロールを実施(2019年3月18日)

ドゥラル・シャーミーヤ(3月19日付)は、トルコ軍がイドリブ県を中心とする緊張緩和地帯第1ゾーン内の非武装地帯で5度目となるパトロールを実施したと伝えた。

トルコ軍がパトロールを行ったのは、ハマー県北部ムーリク市一帯からイドリブ県南部タマーニア町一帯の地域、アレッポ県南西部アイス丘一帯、アレッポ市ラーシディーン地区一帯。

AFP, March 19, 2019、ANHA, March 19, 2019、AP, March 19, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 19, 2019、al-Hayat, March 20, 2019、Reuters, March 19, 2019、SANA, March 19, 2019、UPI, March 19, 2019などをもとに作成。

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シャーム解放機構はアナトリア通信、AFPの記者らに暴行・暴言を加える(2019年3月18日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月18日付)が複数の活動家の話として伝えたところによると、シャーム解放機構が県南部のアイス丘を取材していたAFP記者のウマル・ハーッジ・カッドゥール氏、SNN記者のガイス・サイイド氏、アナトリア通信協力者のイブラーヒーム・ハティーブ氏の3人を、バルクーム橋近くの検問所で静止し、暴行・罵倒した。

カッドゥール氏はフェイスブックのアカウントで「私と2人の同僚は(検問所で)停車した。なぜなら、我々はトルコ軍のパトロールを取材するため、シャーム軍団との調整は行っていたが、彼らとは調整していなかったからだ」と綴り、暴行を受けた理由を明らかにした。

AFP, March 18, 2019、ANHA, March 18, 2019、AP, March 18, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 18, 2019、al-Hayat, March 19, 2019、Reuters, March 18, 2019、SANA, March 18, 2019、UPI, March 18, 2019などをもとに作成。

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シリア国民評議会を率いた社会学者のガルユーン氏は「シリアの反体制派は政治的に死んだ…。彼らが行った政治的試練は失敗した」と述べる(2019年3月18日)

シリアの著名な社会学者で、2011年9月に結成されたシリア国民評議会の代表を務めるなど、シリア内戦初期に活発な反体制活動を行っていたブルハーン・ガルユーン氏が、「シリア革命」8周年に合わせてトルコのイスタンブールで開催されたシンポジウムで、「シリアの反体制派は政治的に死んだ…。彼らが行った政治的試練は失敗した」と述べた。

新著『自己破綻…未完の革命の出来事、シリア2011~2012』の内容について紹介するなかで、ガルユーン氏は「この本は学術的研究書ではなく、私が行った取り組みについて綴った著書の一つだ。私が本書を著したのは、シリア人が我々の試練のどこで過ちが生じたのかを知ることできるようにすることが、義務であり、負債だったからだ」と述べた。

また「我々には真の政治的行動がなかった。我々には政治的経験もなかった。市民としての経験すらなかった。我々はテロの空気に浸かって暮らしてきた。我々が政治情勢について議論することは禁じられてきた」などと付言した。

ドゥラル・シャーミーヤ(3月18日付)が伝えた。

AFP, March 18, 2019、ANHA, March 18, 2019、AP, March 18, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 18, 2019、al-Hayat, March 19, 2019、Reuters, March 18, 2019、SANA, March 18, 2019、UPI, March 18, 2019などをもとに作成。

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ダルアー県ダーイル町で住民の釈放を求める抗議デモ:参加者は「アッラー、シリア、自由のみ」などと連呼(2019年3月18日)

ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月18日付)によると、18日早朝、ダーイル町の空軍情報部で、拘束されている住民の釈放を求めるデモが行われた。

デモ参加者は「アッラー、シリア、自由のみ」といったシュプレヒコールを連呼し、住民釈放と「イランの部隊」の退去などを求めた。

ダーイル町では、10日にもハーフィズ・アサド前大統領の像の撤去を求める反体制デモが行われていた。

https://www.facebook.com/100034858686039/videos/105729633932326/

AFP, March 18, 2019、ANHA, March 18, 2019、AP, March 18, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 18, 2019、al-Hayat, March 19, 2019、Reuters, March 18, 2019、SANA, March 18, 2019、UPI, March 18, 2019などをもとに作成。

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アル=カーイダ支配下のイドリブ大学で「シリア革命」8周辺を記念したデモ集会(2019年3月18日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月18日付)によると、シリアのアル=カーイダが軍事・治安権限を握るイドリブ市にあるイドリブ大学で学生や活動家が「シリア革命」8周年を記念して、「シリア革命会合」と銘打ったデモ集会を開催した。

参加者は「アサド体制」が「占領」する全県を解放し、勝利するまで「革命」を継続すると表明したほか、逮捕者の釈放を訴えた。

AFP, March 18, 2019、ANHA, March 18, 2019、AP, March 18, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 18, 2019、al-Hayat, March 19, 2019、Reuters, March 18, 2019、SANA, March 18, 2019、UPI, March 18, 2019などをもとに作成。

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シリア・ロシア軍の攻撃によってイドリブ県などで過去1週間で民間人150人が死亡(2019年3月18日)

シリア対応調整者はフェイスブックのアカウントで、2019年3月9~15日までの1週間で、イドリブ県を中心とする緊張緩和地帯第1ゾーンに対するシリア軍(およびロシア軍)の攻撃による被害を示したインフォグラフィアを発表した。

https://www.facebook.com/humanitarianresponse1/posts/2571920612852644?__xts__%5B0%5D=68.ARDzNcHKdxyNLhVwKjlRGpq9rHKOnKQQCBKD-9rAlEk2dvaOfcYbGhv1gDvsJRzjtySTS5XaUpQIOQG1vD7wYW0NVbhP7yNuxOd5PL6D4d776_71gDZh6Or6TZa58LMNVuJM7yo7ecbx0o_tVNpGUwB8sVHICS7pYCnTm08zIh2WAYFfRuSH1c9vnQa-7DMKhi9nRpxB5dvB2svz5azTo8f4JYq46LWtPouswk-7H4K8xXaXlnAhQoZovxh6RSQyTnBvm757JnoCcSK2IaayDZxTj7vaUP1STkRCoZyGNBRX8_1Zgi66c5u48equNlmpuNe-sLXupR6IXPj4G9gqZUmkFm62&__tn__=-R

それによると、民間人の死者は150人で、このうちイドリブ県で死亡した民間人は83人で、約半数の47人が子供、またハマー県で死亡した民間人は12人(うち子供6人)、アレッポ県は2人。

また、シリア・ロシア軍の攻撃で標的となったのは104カ所にのぼり、ち15カ所が爆撃、89カ所が砲撃の標的となったという。

県別ではイドリブ県が39カ所、ハマー県が34カ所、アレッポ県が16カ所。

さらに、16日までに攻撃によって避難した住民は1万7467世帯、11万939人にのぼるという。

AFP, March 18, 2019、ANHA, March 18, 2019、AP, March 18, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 18, 2019、al-Hayat, March 19, 2019、Munassiqu Istijaba Suriya, March 18, 2019、Reuters, March 18, 2019、SANA, March 18, 2019、UPI, March 18, 2019などをもとに作成。

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女装して逃走を試みたダーイシュ・メンバーとされる男性の映像公開(2019年3月18日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(3月18日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がバーグーズ村でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

Mix Show(3月17日付)はバーグーズ村のトンネルでシリア民主軍がダーイシュ戦闘員を捕らえる瞬間の映像を公開した。

捕らえられた戦闘員は女性服の纏い、逃走を試みていたという。

AFP, March 18, 2019、ANHA, March 18, 2019、AP, March 18, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 18, 2019、al-Hayat, March 19, 2019、Mix Show, March 18, 2019、Reuters, March 18, 2019、SANA, March 18, 2019、UPI, March 18, 2019などをもとに作成。

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アサド大統領はイラン・イラク両参謀長と会談(2019年3月18日)

イランのモハンマド・バーゲリー参謀長(少将)、ウスマーン・ガーニミー参謀長(上級大将)が率いるイラン・イラク軍合同使節団がシリアを訪問し、アサド大統領と会談した。

SANA(3月18日付)によると、会談では、シリア国内での戦況、シリア・イラン・イラク三カ国の連携強化のありよう、とりわけ「テロとの戦い」の作戦面での連携などについて意見が交わされた。

アサド大統領は会談で、シリア・イラン・イラクの3軍が流した血が、一部外国が背後から支援するテロや傭兵との対決において混じり合ったことで、三カ国関係が強固なものとなったとしたうえで、今回の会談を、三カ国国民を特徴づける尊厳、誇りといった諸原則の結節点とみなすことができると評価した。

アサド大統領はまた、シリア軍のアリー・アブドゥッラー・アイユーブ国防大臣兼軍武装部隊副司令官と両参謀長との会談の内容について報告を受けた。

バーゲリー参謀長は、三カ国がテロの脅威に直面するなかで、シリアで「テロとの戦い」を行うことが、イラク、イランの防衛につながると述べた。

ガーニミー参謀長は、「イラクはシリアの深部にあり、シリアもイラクの深部にある」としたうえで、歴史、地理、慣習、伝統、運命を共にする両国民の統合を妨げるものはないと強調、両国国境地帯での「テロとの戦い」継続と両国軍連携の意思を示した。

AFP, March 18, 2019、ANHA, March 18, 2019、AP, March 18, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 18, 2019、al-Hayat, March 19, 2019、Reuters, March 18, 2019、SANA, March 18, 2019、UPI, March 18, 2019などをもとに作成。

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アイユーブ国防大臣がイラン・イラク両国参謀長と会談「米国に残された最後のカードがシリア民主軍だ。我々は彼らとシリア人として永遠に共存することを選択する」(2019年3月18日)

イランのモハンマド・バーゲリー参謀長(少将)、ウスマーン・ガーニミー参謀長(上級大将)が率いるイラン・イラク軍合同使節団がシリアを訪問し、アリー・アブドゥッラー・アイユーブ国防大臣兼軍武装部隊副司令官と会談した。

SANA(3月18日付)によると、会談では、「テロとの戦い」におけるこれまでの戦略的成果、三軍との連携に対する総合評価が行われるとともに、連携強化にかかる課題への対応などについて意見が交わされた。

会談後の共同記者会見で、アイユーブ国防大臣は以下のように述べた。

https://youtu.be/U_h9rMoPJdw

「会合は皆にとって重要なもので、さまざまな次元、レベルで特筆すべき成功を収めた。その成果は、世界の生活地域でのタクフィール主義テロの拡散と伸張がもたらした危険や脅威に対峙するのに引き続き寄与するだろう」。

「我々はイラク、イラン、シリアが一つのテーブルにつき、事態の進捗やその影響にどのように対処し、テロ根絶のためにどのような措置が必要かについて見解を交わすのは当然だと考えている」。

「シリアの国家は、遅かれ早かれ、和解、あるいは軍事力をもって、地理的領域のすべてを再び掌握する。イドリブ県も決して例外ではない。同地は緊張緩和地帯の一つで…、うち三つはシリア国家の庇護下に復帰した。同じことがイドリブ県一帯でも起こるだろう」。

「シリアの国家から正式な要請を受けていないいかなる国のいかなる駐留も違法な占領であり、シリアにはその安全保障と安定を守る権利がある」。

「ジャズィーラ(ユーフラテス川以東)、そしてタンフ(国境通行所)などでの米軍の駐留に関して、米国の軍事力は大きく、近代的だが、祖国防衛の意志、帰属意識、そして犠牲への意気込みが、シリア・アラブ軍のもっとも重要な力の要素だ…。米国などはシリアから出て行くだろう…。なぜなら、駐留は違法で拒否されるべきだからだ…。シリアはこれらの部隊の無条件撤退が必要だと改めて強調する。それは占領軍であり、シリアの主権を侵害している」。

「シリア民主軍に関して、国家や市民権の論理では、国民はその政治観の違いにかかわらず国家と軍とともにあるもので…、祖国と市民を守る軍に対して武器を向けることは決して許されない…。我々は、他の誰でもない自分達の意志に基づいて、シリア人として永遠に共存することを選択する…。この選択を望む者を歓迎する。これに応じない者に対しては、軍が彼らの支配地域を解放することになる」。

「米国とその同盟国の手に残されているカードはシリア民主軍だけだ。シリア民主軍への対応は二つの方法で行われる…。国民和解か、力によるその支配地域の解放だ」。

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イランのバーゲリー参謀長は「我が地域の安全保障は、一部地域の問題ではなく、地域全体な問題だ。我々はテロとの対決を支援する用意がある。なぜなら、テロリストはイランにも脅威を及ぼしているからだ」と述べた。

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イラクのガーニミー参謀長は「近いうちに、イラクとシリアの国境通行所は開通し、両国間の訪問、通商、交流が継続されるだろう」としたうえで、「テロとの戦いにおいてシリア・イラン両軍は絶大な連携を行っている。シリアとイラクの安全保障は分かつことはできない」と述べた。

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SANA(3月18日付)などが伝えた。

AFP, March 18, 2019、ANHA, March 18, 2019、AP, March 18, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 18, 2019、al-Hayat, March 19, 2019、Reuters, March 18, 2019、SANA, March 18, 2019、UPI, March 18, 2019などをもとに作成。

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シリア軍はハマー県、イドリブ県でシャーム解放機構、トルキスタン・イスラーム党などと激しく砲撃、トルコの庇護を受ける国民解放戦線も応戦(2019年3月18日)

ハマー県では、SANA(3月18日付)によると、反体制武装集団がラスィーフ村一帯を砲撃し、民家などが被害を受けた。

これに対して、シリア軍はフワイズ村、フワイジャ村、ジスル・バイト・ラース村、トゥワイナ村、シャリーア、サハーブ村、ムーリク市にあるシャーム解放機構の拠点を砲撃した。

シリア軍はまた、フワイズ村、ラターミナ町、サハーブ村にあるトルキスタン・イスラーム党、イッザ軍の拠点に対しても攻撃を行った。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(3月18日付)によると、トルコの庇護を受ける国民解放戦線が県北部の戦線でシリア軍の拠点を米国製TOW対戦車ミサイルで攻撃、兵士多数を殺傷した。

これに対して、シリア軍がフワイズ村、シャリーア村、フワイジャ村の砲撃で住民1人が負傷した。

これらの村の住民は全員避難したという。

シリア軍はさらに、ムーリク市、ラターミナ町、ジャナービラ村、サルマーニーヤ村、トゥワイナ村を砲撃したが、負傷者はなかった。

このほか、イシュリーン監視団(3月18日付)によると、「革命家」がラスィーフ村にあるシリア軍の拠点を砲撃した。

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イドリブ県では、SANA(3月18日付)によると、シリア軍がワーディー・フワイル渓谷、ハーン・シャイフーン市、タッル・マンス村、マアッラト・ヌウマーン市、シャフシャブー山一帯に攻撃範囲を拡げ、マアッラト・ヌウマーン市東部一帯、シャフシャブー山でシャーム解放機構の拠点を砲撃した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(3月18日付)によると、シリア軍がマアッラト・ヌウマーン市をクラスター弾で砲撃し、住民多数が負傷した。

シリア軍はまたハーン・シャイフーン市、タッル・マンス村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を10件(イドリブ県4件、アレッポ県2件、ハマー県2件、ラタキア県2件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を25件(ハマー県24件、イドリブ県1件)確認した。

AFP, March 18, 2019、ANHA, March 18, 2019、AP, March 18, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 18, 2019、al-Hayat, March 19, 2019、al-Marsad ‘Ishrin, March 18, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 18, 2019、Reuters, March 18, 2019、SANA, March 18, 2019、UPI, March 18, 2019などをもとに作成。

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ハサカ市での退役兵士の支援申請受付件数は337件にのぼる(2019年3月18日)

SANA(3月18日付)は、ハサカ市に設置された国民社会支援基金支部での退役兵士の支援申請受付件数が337件に達したと伝えた。

AFP, March 18, 2019、ANHA, March 18, 2019、AP, March 18, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 18, 2019、al-Hayat, March 19, 2019、Reuters, March 18, 2019、SANA, March 18, 2019、UPI, March 18, 2019などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから212人、ヨルダンから558人の難民が帰国、避難民145人が帰宅(2019年3月18日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月18日付)を公開し、3月17日に難民770人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは212人(うち女性64人、子供108人)、ヨルダンから帰国したのは558人(うち女性185人、子供314人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は162,104人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者59,912人(うち女性18,110人、子ども30,476人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者102,192人(うち女性30,681人、子ども52,105人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 391,384人(うち女性117,449人、子供199,503人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。

一方、国内避難民145人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは39人(うち女性16人、子供10人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは35人(うち女性16人、子ども10人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは71人(うち女性15人、子ども35人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は13,117人(うち女性4,503人、子供5,633人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,281,713人(うち女性386,423人、子供648,533人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 18, 2019をもとに作成。

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シリア軍はハマー県北部をトルコ軍パトロール部隊が通行するなかで激しい砲撃を行い、トルコ軍が初めて応戦(2019年3月17日)

ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月18日付)によると、トルコ軍がイドリブ県を中心とする緊張緩和地帯第1ゾーンに含まれるハマー県北部のフワイズ村、カルアト・マディーク町、ジスル・バイト・ラース村一帯をムーリク市に向かってパトロール活動を行ったが、シリア軍が迫撃砲400発余りを発射し、同地を攻撃したため、これに応戦した。

トルコ軍による同地でのパトロールは、これが4度目。

トルコ軍はまた、アレッポ県アイス丘に設置された監視所とアレッポ市ラーシディーンに設置された監視所の間の地域でもパトロールを実施した。

AFP, March 18, 2019、ANHA, March 18, 2019、AP, March 18, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 18, 2019、al-Hayat, March 19, 2019、Reuters, March 18, 2019、SANA, March 18, 2019、UPI, March 18, 2019などをもとに作成。

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イラン・イスラーム革命防衛隊のジャアファリー総司令官はシリア国内に10万の「イランの部隊」がいると発表(2019年3月17日)

イラン・イスラーム革命防衛隊のモハンマド・アリー・ジャアファリー総司令官(少将)は、シリアに駐留するいわゆる「イランの部隊」の数を初めて明らかにした。

ファルス通信(3月17日付)によると、ジャアファリー総司令官は「シリアで10万の戦闘員からなる人民部隊が結成された…。この部隊はダーイシュ(イスラーム国)、ヌスラ戦線(シャーム解放機構)、シリア人武装勢力に対峙してきた。シリア人民こそが同地でのレジスタンス部隊の主軸をなしている」と述べた。

AFP, March 17, 2019、ANHA, March 17, 2019、AP, March 17, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 17, 2019、FARS, March 17, 2019、al-Hayat, March 18, 2019、Reuters, March 17, 2019、SANA, March 17, 2019、UPI, March 17, 2019などをもとに作成。

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シャーム解放機構はイドリブ中央刑務所脱獄犯の追跡を継続、追い詰められたダーイシュ・メンバーが自爆(2019年3月17日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月17日付)によると、シャーム解放機構が13日のロシア軍によるイドリブ中央刑務所への爆撃に乗じて脱獄した服役者を摘発するための大規模な捜索活動を行った。

捜索活動はサルミーン市、ムサイビーン村、イドリブ市近郊で行われた。

サルミーン市では脱獄した服役者の1人で、アブー・ハマームを名のるダーイシュ(イスラーム国)幹部がシャーム解放機構の治安部隊に追い詰められ、民家で自爆し、住民1人が巻き添えとなり負傷したという。

AFP, March 17, 2019、ANHA, March 17, 2019、AP, March 17, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 17, 2019、al-Hayat, March 18, 2019、Reuters, March 17, 2019、SANA, March 17, 2019、UPI, March 17, 2019などをもとに作成。

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シリア政府との和解に応じたアル=カーイダ系組織の元幹部が空軍情報部に拘束され、拷問の末に死亡(2019年3月17日)

ノールス研究センター(3月17日付)は、昨年5月の緊張緩和地帯第2ゾーン(ヒムス県北部、ハマー県南部)でのシリア政府との和解に応じていたアル=カーイダ系組織の一つシャーム自由人イスラーム運動の幹部イブラーヒーム・ウバイド氏(少尉)が1月に空軍情報部に拘束され、拷問の末に死亡したと発表した。

空軍情報部はウバイド氏とともに、同じくシャーム自由人イスラーム運動幹部のターリク・ズクール氏(少尉)も拘束しているという。

AFP, March 17, 2019、ANHA, March 17, 2019、AP, March 17, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 17, 2019、al-Hayat, March 18, 2019、Nors for Studies, March 17, 2019、Reuters, March 17, 2019、SANA, March 17, 2019、UPI, March 17, 2019などをもとに作成。

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シャーム解放機構は過去20日間の戦闘でシリア軍将兵、イラン人士官1人、ロシア軍狙撃兵4人を含む100人以上を殺害したと発表(2019年3月17日)

シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構は2月25日にイドリブ県一帯で開始した「信者の民の胸を癒やす」作戦の成果を示したインフォグラフィアを発表した。

それによると、シャーム解放機構はシリア軍将兵、イラン人士官1人、ロシア軍狙撃兵4人を含む100人以上を殺害したという。

AFP, March 17, 2019、ANHA, March 17, 2019、AP, March 17, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 17, 2019、al-Hayat, March 18, 2019、Reuters, March 17, 2019、SANA, March 17, 2019、UPI, March 17, 2019などをもとに作成。

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ムアッリム外務在外居住者大臣はペデルセン・シリア問題担当国連特別代表との会談で「憲法とそれに関連するすべてが主権にかかわる問題で、外国が介入せずにシリア国民がこれを決定する」と強調(2019年3月17日)

ゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表がシリアを訪問し、ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣兼副首相と会談し、制憲委員会設置などシリア危機の解決に向けた政治プロセスについて意見を交わした。

ムアッリム外務在外居住者大臣は会談で、シリアの主権、独立、領土統一、国民統合、テロ根絶、違法な外国部隊の駐留を実現するため、シリア人どうしの対話を促進することを任務とするペデルセン氏に協力する用意があると改めて述べた。

また、政治プロセスがシリアの主導のもと、シリア人のみによって行われねばならず、シリア国民のみが国の未来を決する権利を有しているとしたうえで、憲法とそれに関連するすべてが主権にかかわる問題で、外国が介入せずにシリア国民がこれを決定すると強調した。

これに対して、ペデルセン氏は国連憲章や、関連する安保理決議に従って、問題解決に向けた努力を惜しまないとの意思を示した。

会談には、ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣、アイマン・スーサーン次官、ムハンマド・ウムラーニー特別局長が出席した。

なお、ペデルセン氏のシリア訪問は2019年1月に続いて2度目。

AFP, March 17, 2019、ANHA, March 17, 2019、AP, March 17, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 17, 2019、al-Hayat, March 18, 2019、Reuters, March 17, 2019、SANA, March 17, 2019、UPI, March 17, 2019などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はバーグーズ村で投降したダーイシュ・メンバーの家族が3万人弱、脱出した住民が3万5000人に達すると発表、米主導の有志連合の爆撃で住民10人死亡(2019年3月17日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のキーヌー・ガーブリイール報道官は声明を出し、ダイル・ザウル県南東部でのダーイシュ(イスラーム国)の殲滅を目的として2018年9月11日に開始された「テロ撲滅の戦い」の最新の戦果を発表した。

声明によると、2019年1月9日から3月17日までの2ヶ月半で、ダーイシュ・メンバーの家族2万9600人が投降し、戦闘員520人が拘束され、民間人3万4000人がシリア民主軍支配地域に脱出したという。

またこの間の戦闘で死亡したダーイシュ戦闘員は1,306人、シリア民主軍兵士は82人だった。

ANHA(3月17日付)が伝えた。

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一方、SANA(3月17日付)が複数の住民の情報として伝えたところによると、米主導の有志連合がダーイシュ(イスラーム国)最後の支配地であるバーグーズ村一帯を爆撃し、少なくとも住民10人が死亡した。

また、ANHA(3月17日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がバーグーズ村でダーイシュ(イスラーム国)と激しく交戦した。

この戦闘で、シリア民主軍はダーイシュの武器弾薬庫1棟を破壊した。

AFP, March 17, 2019、ANHA, March 17, 2019、AP, March 17, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 17, 2019、al-Hayat, March 18, 2019、Reuters, March 17, 2019、SANA, March 17, 2019、UPI, March 17, 2019などをもとに作成。

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トルコ軍部隊が非武装地帯での監視のためにシリア領内に入るなか、シリア軍はハマー県北部のシャーム解放機構拠点を砲撃(2019年3月17日)

ハマー県では、SANA(3月17日付)によるとシリア軍がカルアト・マディーク町一帯でシャーム解放機構などの反体制武装集団の拠点を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍はムーリク市を砲撃した。

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イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月17日付)によると、トルコ軍部隊がヒルバト・ジャウズ村に設置された通行所を通じて、シリア領内に入り、イシュタブリク村を経由してハマー県ガーブ平原方面に向かった。

同部隊は、非武装地帯でのパトロールを行うために派遣されたものと思われる。
http://norsforstudies.org/wp-content/uploads/2019/03/Idlib-17-03-2019@4x-15.jpg

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を12件(アレッポ県3件、イドリブ県4件、ラタキア県2件、ハマー県3件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を18件(アレッポ県3件、イドリブ県4件、ラタキア県1件、ハマー県10件)確認した。

AFP, March 17, 2019、ANHA, March 17, 2019、AP, March 17, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 17, 2019、al-Hayat, March 18, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 17, 2019、Reuters, March 17, 2019、SANA, March 17, 2019、UPI, March 17, 2019などをもとに作成。

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