ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから412人、ヨルダンから438人の難民が帰国、避難民0人が帰宅(2019年10月23日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(10月23日付)を公開し、10月22日に難民850人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは412人(うち女性123人、子供210人)、ヨルダンから帰国したのは438人(うち女性131人、子供223人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は444,986人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者142,021人(うち女性42,989人、子ども72,730人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者302,965人(うち女性90,929人、子ども154,501人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

45カ国で難民登録したシリア人の数は6,655,584人(うち女性1,996,675人、子供3,394,348人)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 674,266人(うち女性202,576人、子供344,153人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 23, 2019をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アサド大統領は、イドリブ県南部のフバイト村一帯などの前線を視察「イドリブはトルコの前哨地であるがゆえにきわめて重要だ。シリア北東部の戦闘は、軍を分断するのが狙いだ。イドリブでの戦いを決着させることがシリア全土における混乱とテロを終わらせる礎になる」(2019年10月22日)

アサド大統領は、イドリブ県南部のフバイト村一帯やハマー県北部の前線を視察し、将兵らと面談した。

視察には、アリー・アブドゥッラー・アイユーブ国防大臣やシリア軍司令官が同行した。

アサド大統領は次のようにトルコを批判し、前線の将兵を鼓舞した。

「(レジェップ・タイイップ・)エルドアン(大統領)は盗人だ。工場、穀物、石油をこれまでに盗み、今度は領土を盗もうとしている…。イドリブ前線は、彼ら(トルコ)にとっての前哨地であるがゆえにきわめて重要だ。一方、東部(シリア北東部)での戦闘は、軍を分断するのが狙いだ…。だから、我々はいつも、イドリブでの戦いを決着させることがシリア全土における混乱とテロを終わらせる礎になると考えている」。

また、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍や北・東シリア自治局を主導する民主統一党(PYD)については次のように述べて非難した。

「攻撃や盗みに直面したら、互いに支え合い、連携し合わなければならない。だが、一部のシリア人は、とくに戦争勃発後最初の数年間、そうしなかった。我々は彼ら(クルド民族主義勢力)に「外国ではなく、軍、人民、そして祖国に賭けろ」と言ってきた。だが、呼びかけへの応えはなく、彼らは米国に賭けるようになった…。彼らは反逆し、領土を手渡した…。彼らが戦い、防衛にあたっているという美談を長年にわたって耳にしてきたが、我々が最近になって目にしているのは、彼らが支配しているとされる地域の大部分を、トルコが米国の計画に沿って数日で制圧しているという事態だ」。

AFP, October 22, 2019、ANHA, October 22, 2019、AP, October 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 22, 2019、Reuters, October 22, 2019、SANA, October 22, 2019、SOHR, October 22, 2019、UPI, October 22, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロイター通信:シリア・トルコ政府が秘密裏に直接・間接の接触を続ける(2019年10月22日)

ロイター通信(10月22日付)は、トルコ治安当局高官の話として、シリア政府とトルコ政府が秘密裏に直接・間接の接触をとっていることを明らかにした。

この高官は「我々は戦場で問題が生じるのを避けるため、以前から軍事・諜報関連の問題にかかる連絡をアサド政権ととっている」と述べた。

この高官によると、両国政府の最初の接触は、シリア・ロシア軍がイドリブ県への攻撃を激化させた数ヶ月前に行われ、シリア北東部での情勢について意見が交わされたという。

ただし、この接触はトルコによる「平和の泉」作戦とは無関係だったという。

両国政府の接触は多くの場合、ロシアを経由して行われているが、両軍の対立を回避するために直接連絡をとり合うこともあるという。

AFP, October 22, 2019、ANHA, October 22, 2019、AP, October 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 22, 2019、Reuters, October 22, 2019、SANA, October 22, 2019、SOHR, October 22, 2019、UPI, October 22, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシアのプーチン大統領とトルコのエルドアン大統領は「平和の泉」作戦地域以外からのYPGの撤退、シリア・ロシア軍の展開など10項目を合意(2019年10月22日)

ロシアのヴラジミール・プーチン大統領とトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領がロシアの避暑地ソチで首脳会談を行い、シリア情勢、とりわけトルコが侵攻中のシリア北東部への対応について協議した。

会談は、両国の外務大臣、国防大臣らも交えたかたちで6時間にわたり行われた。

**

会談後、両首脳は共同記者会見を開き、以下10点を合意したと発表した。

1. 両国は、シリアの地理的・政治的統合の保持とトルコの国家安全保障の防衛を遵守する。
2. 両国は、シリア領内であらゆるテロと戦い、分離主義計画を阻止する。
3. 「平和の泉」作戦が実施されているラッカ県タッル・アブヤド市からハサカ県ラアス・アイン市にいたる幅32キロの地域の現状を維持する。
4. 両国は、アダナ合意の重要性を確認し、ロシアは現状を踏まえたかたちでの同合意の実施をめざす。
5. 10月23日12:00から、ロシア軍憲兵隊とシリア軍国境警備隊がシリア・トルコ国境のシリア領側に展開し、トルコ国境から30キロ以内の地域からの人民防衛隊(YPG)の撤退を促す。展開地域からは「平和の泉」作戦が実施されている上記地域は除く。YPGの撤退は150時間以内に完了する。合わせて、「平和の泉」作戦が実施されている上記地域の東西地域のうち、ハサカ県カーミシュリー市を除く幅10キロの地域で、トルコとロシアが合同パトロールを開始する。
6. YPGは部隊と武器をアレッポ県マンビジュ市、タッル・リフアト市から完全に撤退させる。
7. 両国は、テロリスト潜入を阻止するために必要な措置を講じる。
8. 難民の自発的且つ安全な帰還を促すための合同の努力を行う。
9. この文書の実施を監視・検証するための合同の仕組みを構築する。
10. 両国は、アスタナ合意の枠組みのなかで、シリア紛争の持続的な政治解決に向けて協業し、憲法委員会の設置を支持する。

AFP, October 22, 2019、ANHA, October 22, 2019、AP, October 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 22, 2019、Reuters, October 22, 2019、SANA, October 22, 2019、SOHR, October 22, 2019、UPI, October 22, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア北東部へのシリア軍の展開と米英仏軍の撤退は続く、YPGのドイツ人戦闘員が死亡(2019年10月22日)

トルコ軍が反体制武装集団の国民軍とともに開始したシリア北東部への侵攻作戦「平和の泉」作戦は13日目に入り、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ県タッル・アブヤド市からハサカ県ラアス・アイン市にいたる地域からの撤退を続ける一方、シリア軍が北・東シリア自治局支配地域への展開を続けた。

トルコ軍、国民軍とシリア民主軍、シリア軍の戦闘は小康状態が続いた。

SANA(10月22日付)によると、シリア軍部隊は、ハサカ県北西部のクーズリーヤ・シュワイシュ村、ヌーファリーヤ村、マハッル村、バドラーン村、フザーム村、カフファ・マラーティー村、ドゥバイブ村、シュワイシュ村、アルカーナ村、ウンム・ラバン村、ワースィタ村に新たに展開した。

https://youtu.be/4OZh_tpjbho

シリア人権監視団によると、「平和の泉」作戦が開始されて以降の死者数は、シリア民主軍戦闘員が275人、トルコの支援を受ける国民軍の戦闘員が196人、トルコ軍兵士が10人。

また、民間人120人が死亡、30万人が戦闘地域から避難したという。

**

ハサカ県では、SANA(10月22日付)によると、ダイリーク(マーリキーヤ)市近郊のルハイバ村の航空基地に駐留していた米軍、英軍、フランス軍がスィーマルカー国境通行所を経由してイラク領内に撤退した。

また、ヒルバト・アンダーン村に駐留していた米軍とフランス軍の兵士約30人もこれに先立ち、イラク領内に撤退した。

**

ユーフラテス・ポスト(10月22日付)によると、人民防衛隊(YPG)に参加していた「ヘヴァル・アンドーク」(Heval Andok)を名乗るドイツ人戦闘員が、ハサカ県ラアス・アイン市一帯でのトルコ軍との戦闘で死亡した。

AFP, October 22, 2019、ANHA, October 22, 2019、AP, October 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 22, 2019、Euphrates Post, October 22, 2019、Reuters, October 22, 2019、SANA, October 22, 2019、SOHR, October 22, 2019、UPI, October 22, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イドリブ県などでシリア軍と反体制派の散発的戦闘続く(2019年10月22日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがシャーム解放機構などの支配下にあるカッバーナ村一帯を「樽爆弾」で爆撃、地上部隊が同地を砲撃した。

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がラカーヤー・サジュナ村、ハーン・シャイフーン市、サッバーギーヤ農場、ウライニバ村、ウンム・スィール村、ナキール村、トゥラムラー村、ハッサーナ村、バアルブー村、ストゥーフ・ダイル村、シャイフ・ムスタファー村、ラカーヤー村、マアッルズィーター村、ジャバーラー村、マアッラト・スィーン村、ハザーリーン村、カフルナブル市、ヒーシュ村、シャイフ・ダーミス村、マウカ村、アーミリーヤ村、タッフ村、ウンム・ジャラール村、サーリヒーヤ村、マアッラト・ハルマ村などを砲撃した。

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がフワイズ村、ハウワーシュ村、フワイジャ村、ヒルバト・ナークース村、サルマーニーヤ村を砲撃した。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアウラム・クブラー町を砲撃した。

**

ダルアー県では、ダルアー24(10月22日付)によると、サナマイン市で「サナマイン革命家」を名乗る武装集団がシリア軍兵士を襲撃、1人を殺害した。

**

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を17件(イドリブ県6件、ラタキア県5件、アレッポ県4件、ハマー県2件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を11件(イドリブ県1件、ラタキア県1件、アレッポ県2件、ハマー県7件)確認した。

AFP, October 22, 2019、ANHA, October 22, 2019、AP, October 22, 2019、Dar’a 24, October 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 22, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, October 22, 2019、Reuters, October 22, 2019、SANA, October 22, 2019、SOHR, October 22, 2019、UPI, October 22, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコのエルドアン大統領は「平和の泉」作戦を非難したイランに反論(2019年10月22日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、ロシアの避暑地ソチに向かう前に首都アンカラで記者会見を開き、そのなかで「平和の泉」作戦を批判したイランに反論した。

エルドアン大統領は「イラン政府内に「平和の泉」作戦を不愉快なかたちで批判し、トルコ首脳を不快にさせている者がいる。ハサン・ロウハーニー大統領はこうした者が話しをするのを阻止すべきだ」と述べた。

AFP, October 22, 2019、ANHA, October 22, 2019、AP, October 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 22, 2019、Reuters, October 22, 2019、SANA, October 22, 2019、SOHR, October 22, 2019、UPI, October 22, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから399人、ヨルダンから427人の難民が帰国、避難民0人が帰宅(2019年10月22日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(10月22日付)を公開し、10月21日に難民826人が新たに帰国したと発表した。


このうちレバノンから帰国したのは399人(うち女性120人、子供204人)、ヨルダンから帰国したのは427人(うち女性128人、子供218人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は444,136人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者141,609人(うち女性42,745人、子ども72,316人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者302,527人(うち女性90,798人、子ども154,278人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

45カ国で難民登録したシリア人の数は6,655,584人(うち女性1,996,675人、子供3,394,348人)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 673,416人(うち女性146,056人、子供248,090人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 22, 2019をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア北東部から撤退する米軍部隊に住民、子供たちが投石し不満を露わに(2019年10月21日)

シリア・テレビ(10月21日付)は、シリア北東部から撤退する米軍の車列に住民が石を投げて不快感を示す映像を放映し、活動家らがSNSを通じてこれを拡散した。

映像はシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ県カーミシュリー市で21日に撮影されたと思われるもので、活動家らによると、投石を行ったのは、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍を支持する市民だという。

別の映像では、子供たちが車に投げている。

投石を受けた部隊は、スィーマルカー国境通行所に向かって移動を続けた。

https://www.facebook.com/alwatan.sy/videos/544014573030170/

 

AFP, October 21, 2019、ANHA, October 21, 2019、AP, October 21, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 21, 2019、Reuters, October 21, 2019、SANA, October 21, 2019、SOHR, October 21, 2019、UPI, October 21, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イラン外務省報道官はシリア北東部にトルコが監視所を設置することを拒否(2019年10月21日)

イラン外務省のアッバース・ムーサヴィー報道官は記者会見で、トルコによるシリア北東部への侵攻作戦(「平和の泉」作戦)を拒否すると述べた。

ムーサヴィー報道官は「我々はトルコ政府がシリア領内に軍事拠点を設置することに反対している…。外交手段によって問題を解決しなければならない。シリアの領土保全を尊重しなければならない」と述べた。

そのうえで「我々はトルコが軍事作戦に際して人道上の問題を擁護することを願っている。我あれはすでに署名された合意を遵守することのなかに解決策があると考えている」と付言した。

AFP, October 21, 2019、ANHA, October 21, 2019、AP, October 21, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 21, 2019、Reuters, October 21, 2019、SANA, October 21, 2019、SOHR, October 21, 2019、UPI, October 21, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トランプ米大統領「ヨルダンやイスラエルの国境近くに米軍展開させる。また別の部隊が石油を守る」(2019年10月21日)

ドナルド・トランプ米大統領は、シリア領内に一定数の米軍部隊を駐留させ続けると述べた。

AFP(10月21日付)によると、トランプ大統領は「一定数の米軍部隊を、これまでとはまったく異なった場所、ヨルダンやイスラエルの国境近くに展開させることになる…。また、これは別の部隊も駐留させ、石油の防衛にあたる」と述べた。

トランプ大統領はまた「私はいつもこう言ってきた。我々が撤退する場合でも、石油は守ろうと…。米国は有数の石油企業の一つを派遣し、これを正しく行う」と付言した。

AFP, October 21, 2019、ANHA, October 21, 2019、AP, October 21, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 21, 2019、Reuters, October 21, 2019、SANA, October 21, 2019、SOHR, October 21, 2019、UPI, October 21, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア軍顧問団がYPG主体のシリア民主軍との協議のためハサカ県カーミシュリー市に到着(2019年10月21日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍顧問団がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ県カーミシュリー市の国際空港(シリア政府管理)に到着した。

顧問団は人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の幹部との会合を予定している。

AFP, October 21, 2019、ANHA, October 21, 2019、AP, October 21, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 21, 2019、Reuters, October 21, 2019、SANA, October 21, 2019、SOHR, October 21, 2019、UPI, October 21, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍とYPG主体のシリア民主軍がカーミシュリー市北辺の対トルコ国境地帯、ダルバースィーヤ市一帯で合同パトロール(2019年10月21日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がカーミシュリー市北辺の対トルコ国境地帯、ダルバースィーヤ市一帯で合同パトロールを行った。

一方、ダルバースィーヤ市では住民多数がハサカ市方面に向けて避難を開始した。

**

SANA(10月22日付)は、シリア軍地上部隊が、ロシア仲介によるシリア政府と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の合意に従い、アレッポ県マンビジュ市郊外、ラッカ県、ハサカ県各所への展開を続けたと伝え、写真や映像を公開した。

https://youtu.be/vN6NRP2YrVw

**

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、正体不明の武装集団がシュハイル村で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の検問所を襲撃した。

AFP, October 21, 2019、ANHA, October 21, 2019、AP, October 21, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 21, 2019、Reuters, October 21, 2019、SANA, October 21, 2019、SOHR, October 21, 2019、UPI, October 21, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍はラアス・アイン市南に位置するサーリハ村に監視所を設置(2019年10月21日)

トルコ軍が反体制武装集団の国民軍とともに開始したシリア北東部への侵攻作戦「平和の泉」作戦は12日目に入り、トルコ軍はハサカ県タッル・タムル町一帯、ラアス・アイン市一帯、ラッカ県タッル・アブヤド市一帯、アイン・イーサー市一帯、アレッポ県アイン・アラブ市一帯などへの爆撃・砲撃を続け、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と交戦した。

トルコ軍はラアス・アイン市(20日に人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が完全撤退)の南に位置するサーリハ村に監視所を設置した。


シリア人権監視団によると、「平和の泉」作戦が開始されて以降の死者数は、シリア民主軍戦闘員が266人、トルコの支援を受ける国民軍の戦闘員が196人、トルコ軍兵士が10人。

また、民間人120人が死亡、30万人が戦闘地域から避難したという。

AFP, October 21, 2019、ANHA, October 21, 2019、AP, October 21, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 21, 2019、Reuters, October 21, 2019、SANA, October 21, 2019、SOHR, October 21, 2019、UPI, October 21, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍がシャーム解放機構などの支配下にあるラタキア県カッバーナ村一帯をヘリコプターで爆撃(2019年10月21日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがカッバーナ村一帯を「樽爆弾」で爆撃、地上部隊が同地を砲撃した。

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がカフルサジュナ村、ラカーヤー村、マアッラト・フルマ村を砲撃した。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がタッル・アッルーシュ村、ザンマール町を砲撃した。

**

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を15件(イドリブ県7件、ラタキア県3件、アレッポ県3件、ハマー県3件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を14件(イドリブ県5件、ラタキア県3件、アレッポ県3件、ハマー県3件)確認した。

AFP, October 21, 2019、ANHA, October 21, 2019、AP, October 21, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 21, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, October 21, 2019、Reuters, October 21, 2019、SANA, October 21, 2019、SOHR, October 21, 2019、UPI, October 21, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから402人、ヨルダンから573人の難民が帰国、避難民8人(うちルクバーン・キャンプからの帰還者0人)が帰宅(2019年10月21日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(10月21日付)を公開し、10月20日に難民975人が新たに帰国したと発表した。


このうちレバノンから帰国したのは402人(うち女性120人、子供205人)、ヨルダンから帰国したのは573人(うち女性172人、子供292人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は443,310人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者141,210人(うち女性42,745人、子ども72,316人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者302,100人(うち女性90,670人、子ども154,060人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

45カ国で難民登録したシリア人の数は6,655,584人(うち女性1,996,675人、子供3,394,348人)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 672,590人(うち女性146,056人、子供248,090人)となった。

**

一方、国内避難民8人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは8人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所を経由して帰還した8人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は36,286人(うち女性11,217人、子供16,489人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,304,882人(うち女性393,776人、子供660,255人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 21, 2019をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

YPG主体のシリア民主軍の匿名幹部はイスラエルにシリア北東部への介入を求める(2019年10月20日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の幹部は、シリア北東部からの米軍駐留部隊撤退決定を米国が撤回するよう圧力をかけるようイスラエルに呼びかけた。

この幹部は匿名を条件にイスラエル放送局(10月20日付)の取材に応じ、「シリア北東部に部隊を残留させるよう米軍に圧力をかけることをイスラエルに求めている。なぜならトルコはラアス・アイン市で停戦違反を続けているからだ」と述べた。

匿名幹部はまた「クルド人の拠点に対するトルコの攻撃が続けば、米国はこの地域から部隊を撤退させることはできない。だから、イスラエルがとることのできる唯一の方法は、クルドを支援することなのだ。これはこの地域から撤退を完了できずにいる米国の要望でもあるのだ」と付言した。

さらに「トランプ米大統領がトルコと行った取引は彼によるとすばらしいものかもしれない。だが、クルド人にとってはそうではない。また長期的には米国の国益にも資さない」と批判、「トルコが攻撃を続ければ、クルド人だけでなく、シリア北東部のそのほかのマイノリティも危険にさらされる」と締めくくった。

AFP, October 21, 2019、ANHA, October 21, 2019、AP, October 21, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 21, 2019、IBA, October 20, 2019、Reuters, October 21, 2019、SANA, October 21, 2019、SOHR, October 21, 2019、UPI, October 21, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア政府はラッカ県のすべての油田、ガス田を掌握(2019年10月20日)

ラッカ県では、スプートニク・ニュース(10月20日付)が、ラッカ県サウラ油田局のアリー・イブラーヒーム局長の話として伝えたところによると、シリア軍は、サウラ油田を含むラッカ県内のすべての油田、ガス田を掌握した。

AFP, October 20, 2019、ANHA, October 20, 2019、AP, October 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 20, 2019、Reuters, October 20, 2019、SANA, October 20, 2019、SOHR, October 20, 2019、Sputnik News, October 20, 2019、UPI, October 20, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコのソイル内務大臣「平和の泉作戦開始以降、シリア北東部でダーイシュ・メンバー236人を拘束」(2019年10月20日)

トルコのシュレイマン・ソイル内務大臣は、シリア北東部でダーイシュ(イスラーム国)メンバー41人を新たに拘束したと発表した。

ソイル内務大臣によると、これによって、「平和の泉」作戦開始以降にトルコ当局が拘束したダーイシュ・メンバーの数は236人となった。

AFP, October 20, 2019、ANHA, October 20, 2019、AP, October 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 20, 2019、Reuters, October 20, 2019、SANA, October 20, 2019、SOHR, October 20, 2019、UPI, October 20, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米軍はダーイシュ・メンバーをイラク領内に移送(2019年10月20日)

SANA(10月20日付)は、複数の地元メディア筋の話として、米軍がハサカ県フール・キャンプに拘置されていたダーイシュ(イスラーム国)メンバー数十人をイラク領内に移送したと伝えた。

米軍はまた19日にも、ダーイシュ・メンバー230人をハサカ県のマーリキーヤ(ダイリーク)市にある刑務所からシャッダーディー市の刑務所に移送しているという。

AFP, October 20, 2019、ANHA, October 20, 2019、AP, October 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 20, 2019、Reuters, October 20, 2019、SANA, October 20, 2019、SOHR, October 20, 2019、UPI, October 20, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米軍部隊がアレッポ県のスィッリーン航空基地、ハサカ県のクライブ航空基地から撤退(2019年10月20日)

SANA(10月20日付)によると、米軍部隊はまたアレッポ県とラッカ県内に違法に設置されていた基地を放棄し、イラク領に向けて撤退した。

SANA特派員によると、荷物を積んでいない100台以上の車輌がイラク北部からシリア領内に入り、ハサカ県のカーミシュリー市、ハサカ市近郊のアブドゥルアズィーズ山を経由し、シリア西部に向かい、その後米軍基地で兵員や装備を回収し、イラク方面に向かったという。

https://youtu.be/lwuLCLq-gFM

ジュルフ・ニュース(10月20日付)によると、米軍部隊が撤退したのは、アレッポ県東部のスィッリーン町に設置されていた航空基地。

駐留部隊は基地を解体したうえで、マンビジュ市とハサカ市、カーミシュリー市を結ぶM4高速道路を通って、イラク方面に撤退したという。

AFP(10月20日付)によると、装甲車、兵員輸送車合わせて70台以上が米国旗を掲げてアレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市、ハサカ県タッル・タムル町を経由してイラク方面に撤退、上空では米軍ヘリコプターが旋回し、護衛にあたったという。

**

SANA(10月20日付)によると、米軍はまたハサカ県クライブ村に建設されていた航空基地を破壊し、同地から撤退した。

**

SANA(10月20日付)は、米軍が撤退したアレッポ県マンビジュ市南西のサイーディーヤ地区の基地を取材し、跡地の写真多数を公開した。

AFP, October 20, 2019、ANHA, October 20, 2019、AP, October 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 20, 2019、Jurf News, October 20, 2019、Reuters, October 20, 2019、SANA, October 20, 2019、SOHR, October 20, 2019、UPI, October 20, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル県とダマスカス郊外県でトルコの侵攻を非難し、トルコ・米軍の撤退を求めるデモ(2019年10月20日)

SANA(10月20日付)によると、ダイル・ザウル県ダイル・ザウル市と、クナイトラ県からの国内避難民(IDPs)ダマスカス郊外県ジュダイダト・ファドル・キャンプで、トルコにシリア北東部への侵攻(「平和の泉」作戦)を非難し、トルコ軍と米軍の撤退を求めるデモが行われ、住民らが参加した。

AFP, October 20, 2019、ANHA, October 20, 2019、AP, October 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 20, 2019、Reuters, October 20, 2019、SANA, October 20, 2019、SOHR, October 20, 2019、UPI, October 20, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍地上部隊が北・東シリア自治局支配下のハサカ県、ラッカ県への展開を続ける(2019年10月20日)

SANA(10月20日付)は、ロシアの仲介によるシリア政府と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の合意に基づき、シリア軍が北・東シリア自治局支配下のハサカ県北東部、ラッカ県への展開を続けたと伝え、写真と映像を公開した。

https://youtu.be/lPQPQ1pUbh0

AFP, October 20, 2019、ANHA, October 20, 2019、AP, October 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 20, 2019、Reuters, October 20, 2019、SANA, October 20, 2019、SOHR, October 20, 2019、UPI, October 20, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍ヘリコプター、ロシア軍戦闘機がイドリブ県、ラタキア県での爆撃を継続(2019年10月20日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがシャイフ・ムスタファー村を「樽爆弾」で爆撃した。

投下された「樽爆弾」は20発に及んだ。

**

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がタフタナーズ航空基地を爆撃し、シャーム解放機構の司令官3人を含む9人が死亡した。

ロシア軍はまたカフルサジュナ村近郊にあるシャーム解放機構の拠点を爆撃し、戦闘員4人を殺害した。

シリア軍ヘリコプターがカッバーナ村一帯を「樽爆弾」で爆撃した。

投下された「樽爆弾」は22発に及んだ。

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、県北部での戦闘でシリア軍少尉が死亡した。

AFP, October 20, 2019、ANHA, October 20, 2019、AP, October 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 20, 2019、Reuters, October 20, 2019、SANA, October 20, 2019、SOHR, October 20, 2019、UPI, October 20, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

YPG主体のシリア民主軍のアブディー総司令官「米・トルコの停戦合意に従って撤退するのはタッル・アブヤド市からラアス・アイン市に至る地域だけで、ラアス・アイン市からの完全撤退はこの合意に基づくもの」(2019年10月20日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官はワール・チャンネル(10月20日付)の取材に応じ、そのなかで米国とトルコの停戦合意に従って撤退する地域が、ラッカ県タッル・アブヤド市からハサカ県ラアス・アイン市に至る地域に限定されることを明らかにした。

アブディー総司令官によると、ラアス・アイン市からのシリア民主軍の完全撤退はこの合意を受けたもので、国境地帯のそれ以外の都市から部隊を撤退する予定はないと述べた。

AFP, October 20, 2019、ANHA, October 20, 2019、AP, October 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 20, 2019、Reuters, October 20, 2019、SANA, October 20, 2019、SOHR, October 20, 2019、UPI, October 20, 2019、War Channel, October 20, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

YPG主体のシリア民主軍がハサカ県ラアス・アイン市から完全撤退(2019年10月20日)

トルコ軍が反体制武装集団の国民軍とともに開始したシリア北東部への侵攻作戦「平和の泉」作戦は12日目に入り、トルコ軍はハサカ県タッル・タムル町および同地一帯、ラアス・アイン市および同市一帯、ラッカ県タッル・アブヤド市および同市一帯、アイン・イーサー市および同市一帯、アレッポ県アイン・アラブ市および同市一帯などへの爆撃・砲撃を続け、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍、そしてシリア軍と交戦した。

この戦闘の結果、シリア民主軍がラアス・アイン市から撤退した。

シリア人権監視団によると、「平和の泉」作戦が開始されて以降の死者数は、シリア民主軍戦闘員が259人、トルコの支援を受ける国民軍の戦闘員が196人、トルコ軍兵士が10人。

また、民間人120人が死亡、30万人が戦闘地域から避難したという。

AFP, October 20, 2019、ANHA, October 20, 2019、AP, October 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 20, 2019、Reuters, October 20, 2019、SANA, October 20, 2019、SOHR, October 20, 2019、UPI, October 20, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから327人、ヨルダンから715人の難民が帰国、避難民6人(うちルクバーン・キャンプからの帰還者0人)が帰宅(2019年10月20日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(10月20日付)を公開し、10月19日に難民1,087人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは327人(うち女性112人、子供190人)、ヨルダンから帰国したのは715人(うち女性215人、子供365人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は442,335人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者140,808人(うち女性42,625人、子ども72,111人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者301,527人(うち女性90,298人、子ども153,768人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

45カ国で難民登録したシリア人の数は6,648,511人(うち女性1,994,553人、子供3,390,741人)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 671,615人(うち女性201,781人、子供342,801人)となった。

**

一方、国内避難民6人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは6人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所を経由して帰還した6人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は36,278人(うち女性11,217人、子供16,489人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,304,874人(うち女性393,776人、子供660,255人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 20, 2019をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

エスパー米国防長官「シリア北東部からイラク西部に撤退する米軍部隊は約1,000人」(2019年10月19日)

マーク・エスパー米国防長官は記者団に対して、シリア北東部からイラク西部に撤退する米軍部隊の数が約1,000人に達すると述べた。

撤退する米軍部隊は引き続きダーイシュ(イスラーム国)に対する「テロとの戦い」の任務に就くという。

AFP, October 20, 2019、ANHA, October 20, 2019、AP, October 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 20, 2019、Reuters, October 20, 2019、SANA, October 20, 2019、SOHR, October 20, 2019、UPI, October 20, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ国防省はシリア北東部での化学兵器使用を否定(2019年10月19日)

トルコ国防省はツイッターの公式アカウント(https://twitter.com/tcsavunma/)を通じて声明を出し、シリア北東部でトルコ軍が化学兵器を使用したとの一部メディアの報道に関して、これを否定した。

AFP, October 19, 2019、ANHA, October 19, 2019、AP, October 19, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 19, 2019、Reuters, October 19, 2019、SANA, October 19, 2019、SOHR, October 19, 2019、UPI, October 19, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア政府はダイル・ザウル県住民に対して米軍の撤退を求める抗議デモに参加するよう呼びかける(2019年10月19日)

ドゥラル・シャーミーヤ(10月19日付)は、シリア政府がダイル・ザウル県住民に対して米軍の撤退を求める抗議デモに参加するよう呼びかけ、ビラを配布していると伝え、その写真を公開した。

AFP, October 19, 2019、ANHA, October 19, 2019、AP, October 19, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 19, 2019、Reuters, October 19, 2019、SANA, October 19, 2019、SOHR, October 19, 2019、UPI, October 19, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.