イスラーム抵抗戦争広報局(ヒズブッラー)はテレグラムを通じて、9日にイスラエルとの戦闘に関して24件の声明を発表したことを明らかにした。
このうち16番目の声明ではハイファー市にあるザエフ防空基地を、20番目の声明ではワーディー・エイラにあるイスラエル軍通信・サイバー防衛部門の衛星通信施設を、21番目の声明ではテルアビブ南東にあるラマラ基地(国内戦線司令部基地)を高性能ロケット弾で攻撃したことが発表された。
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一方、イスラエル軍はXを通じて、同軍がヒズブッラーのテロ・インフラを破壊するために攻撃を実施している地域の住民に対して、改めて避難を求めた。
イスラエル軍はまた、Xを通じて、レバノン南部でテロリストを発見・排除し、ヒズブッラーのインフラを解体するための標的を限定した襲撃作戦を開始したと発表した。
さらに、イスラエル軍はXを通じて、ヒズブッラーがレバノン南部のキリスト教徒の村を施設として利用しようとしているとして、空軍の戦闘機を誘導、ヒズブッラーの戦闘員らを攻撃・排除したと発表した。
ナハールネットによると、イスラエル軍戦車の砲撃で、キリスト教徒が住むクライヤ村のピエール・ラーイー神父が負傷、その後死亡した。
イスラエル軍はこのほかにも、Xを通じて、レバノン南部でヒズブッラーのロケット発射装置を発見し、解体、戦闘員1人を排除したと発表した。
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ジャズィーラ・チャンネルによると、AFP通信は、ヒズブッラーの2人の消息筋の話として、同組織の戦闘員が夜明け前、イスラエル軍ヘリコプター約15機がシリア国境方面からレバノン東部に侵入して実施した空挺作戦を迎撃し、同軍と交戦したと発表したと伝えた。
この戦闘で、ヒズブッラーはイスラエル軍ヘリコプター1機を撃墜したという。
また、レバノン国営通信(NNA)も、ベカーア県ナビー・シート村の山岳地帯に隣接するシャアラ地区で戦闘が発生、これがシリア・レバノン国境付近の東レバノン山脈にヘリコプターで空挺降下したイスラエル軍部隊を撃退したものだったと報じた。
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