Category Archives: レバノンの動き

シリアの友連絡グループ会合が開かれ米国務長官はシリア革命反体制勢力国民連立に政権との交渉に応じるよう圧力をかけたことを示唆、自由シリア軍合同司令部がヌスラ戦線などのサラフィー主義者らが「革命を邪悪なものにしようとしている」と断言(2013年4月20日)

国内の暴力 ハサカ県では、ハワルニュース(4月20日付)によると、ハッダード村の住民の要請により、民主統一党人民防衛隊が同村に突入し、反体制武装集団(自由シリア軍)を放逐した。 ** ダイル・ザウル県では、シリア人権監視 … Read More

シリア殉教者大隊旅団連合の司令官が軍の攻勢にさらされているハーミディーヤ航空基地周辺の武装集団を訪問し、彼らに「体制打倒のためのジハードの呼びかけ」に応じるよう求める(2013年4月15日)

国内の暴力 ヒムス県では、シリア人権監視団によると、クサイル市郊外のタッル・ナビー地方で、軍と人民諸委員会が反体制武装集団と交戦、また軍が同地方一帯を空爆した。 一方、SANA(4月15日付)によると、ヒムス市ジャウラト … Read More

イドリブ県では軍がワーディ・ダイフ軍事基地とハーミディーヤ航空基地の包囲を解除、シリア革命反体制勢力国民連立は声明のなかでヌスラ戦線によるアイマン・ザワーヒリーへの忠誠表明およびイスラーム国家樹立主唱を拒否(2013年4月14日)

国内の暴力 イドリブ県では、シリア人権監視団によると、軍が反体制武装集団によるワーディ・ダイフ軍事基地とハーミディーヤ航空基地の包囲の解除に成功、その際の戦闘で反体制武装集団の戦闘員21人が殺害された。 同監視団のラーミ … Read More

各県で軍・治安部隊と反体制武装集団の戦闘が苛烈化するなか、ヌスラ戦線のアミールを名乗るジャウラーニー氏が同戦線とイラク・イスラーム国の統合に関する発表を否定(2013年4月11日)

国内の暴力 ダルアー県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団が占拠するサナマイン市とガブガーブ市に軍が突入・交戦し、40人以上が死亡した。 シリア人権監視団がロイター通信(4月11日付)に対して、「住民は激しい戦 … Read More

アレッポ市では軍によるシャイフ・マクスード地区への進軍をうけ人民防衛隊・自由シリア軍がこれに対抗し交戦、国連対リビア制裁委員会の専門家チームによると「リビアの武器・装備や戦闘員がシリアに大量に流入」(2013年4月10日)

国内の暴力 ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ダーライヤー市南部、イバーダ市、ザバダーニー市、ヤブルード市などで軍と反体制武装集団が交戦し、軍兵士13人、反体制武装集団戦闘員28人が死亡した。 またハジャル … Read More

イラク・イスラーム国とヌスラ戦線が「イラク・シャーム・イスラーム国」としての統合を発表、自由シリア軍参謀委員会シリア革命反体制勢力国民連立のハティーブ議長はアル=カーイダによる異なる革命ビジョンについて警鐘を鳴らす(2013年4月9日)

反体制勢力の動き 二大河の国のアル=カーイダ機構などからなるイラク・イスラーム国を指導するアブー・バクリー・バグダーディーはビデオ声明で、イラク・イスラーム国とシャームの民のヌスラ戦線が「イラク・シャーム・イスラーム国」 … Read More

ヒートゥー暫定政府首班が暫定政府を構成する11閣僚を選出するための諮問を始めるなか、民主統一党執行委員会がカーミシュリー市での軍による人民防衛隊への攻撃を非難(2013年4月6日)

国内の暴力 アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市シャイフ・マクスード地区周辺を軍が空爆し、子供9人、女性3人を含む15人の市民が死亡した。 同監視団によると、空爆が行われたのは、民主統一党の支配地区。 一 … Read More

カーミシュリー市で人民防衛隊が軍・治安部隊の襲撃を受け3人のメンバーが死亡するなか、ヒムス県では軍がヒムス市ハーリディーヤ地区、ジャウラト・シヤーフ地区に「前例のない」空爆を加える(2013年4月4日)

国内の暴力 ハサカ県では、民主統一党人民防衛隊総司令部は声明を出し、カーミシュリー市で、人民防衛隊が軍・治安部隊の襲撃を受け、同部隊軍事評議会メンバー3人が死亡、1人が重傷を負ったと発表した。 これを受け、人民防衛隊は、 … Read More

アレッポ市シャイフ・マクスード地区で人民防衛隊が一転して軍との戦闘を開始したと報じられる、これに反体制武装集団が加わり三つ巴の戦況を呈する(2013年4月3日)

シリア政府の動き アサド大統領はトルコのウルサル・チャンネルと『アイドゥンルク』紙のインタビューに応じ、シリア革命反体制勢力国民連立にシリア代表のポストを与えたアラブ連盟の決定に関して「アラブ連盟自体が正統性を得る必要が … Read More

アレッポ市シャイフ・マクスード地区で、サラフィー主義者やクルド人民兵からなる武装集団と軍および人民防衛隊が交戦(2013年4月1日)

国内の暴力 アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市シャイフ・マクスード地区東部で、サラフィー主義者やクルド人民兵からなる武装集団と、軍および民主統一党人民防衛隊が交戦を続け、戦火はブスターン・バーシャー地区 … Read More

アサド大統領がブーティー師の暗殺に対して異例の声明を発表、民主統一党のムスリム共同党首がシリア・クルド民主党書記長による批判に反論(2013年3月22日)

国内の動き(シリア政府の動き) アサド大統領は21日に暗殺されたサイード・ムハンマド・ラマダーン・ブーティー師に対して異例の声明を発表し、そのなかで同師の死に深い悲しみの念を示し、また犠牲者遺族に哀悼の意を示した。 また … Read More

ダマスカス県のイーマーン・モスクで発生した自爆テロで「大統領の養育係」であったブーティー師を含む42人が死亡するも自由シリア軍は関与を否定、国連がハーン・アサル村での化学兵器使用に関して調査を行うことを決定(2013年3月21日)

ムハンマド・サイード・ラマダーン・ブーティー暗殺 ダマスカス県マズラア地区のイーマーン・モスクに対して自爆テロが行われ、ムハンマド・サイード・ラマダーン・ブーティー師を含む42人が死亡、84人(SANA発表)が負傷した。 … Read More

シリア革命反体制勢力国民連立では、ヒートゥー氏の暫定政府首班選出をうけアタースィー副議長を含む複数のメンバーが離反を宣言(2013年3月20日)

シリア革命反体制勢力国民連立(通称、シリア国民連合)自壊 シリア革命反体制勢力国民連立によるガッサーン・ヒートゥー暫定政府首班選出(19日)を受け、スハイル・アタースィー副議長、ワリード・ブンニー報道官、ムハンマド・カマ … Read More

シリア革命反体制勢力国民連立の暫定政府首班はクルド系のヒートゥー氏に、シリアの複数メディアは反体制勢力がアレッポ県ハーン・アサル村で化学兵器を使用したと報じる(2013年3月19日)

反体制勢力による化学兵器使用疑惑 SANA(3月19日付)などシリアの各メディアは、アレッポ県ハーン・アサル村で、反体制武装集団が化学物質を充填したミサイルを使用し、25人が死亡、100人以上が重傷を負ったと報じた。 S … Read More

シリア革命反体制勢力国民連立が移行期政府首班選出のための総会を開催する一方、シリア軍がレバノン・ベカーア県の複数村を空爆し米当局による非難を呼ぶ(2013年3月18日)

国内の動き(シリア政府の動き) SANA(3月18日付)によると、アレッポ県アレッポ市ジャービリーヤ地区で、若者らがシリア軍支持、テロリスト退去を求めるデモ行進を行った。 国内の暴力 ダマスカス県では、反体制武装集団(特 … Read More

新体制紙が「テロの炎」がヨルダンとレバノンに波及する可能性について警鐘を鳴らす(2013年3月17日)

シリア政府の動き 『サウラ』(3月17日付)は、社説で「テロの炎で焼かれるシリア情勢は、ヨルダンとレバノンからの手が、故意にあるにせよ、そうでないにせよ、忍びよるのであれば、それだけで炎に包まれることはないだろう」と述べ … Read More

シャアバーン補佐官が南アフリカ大統領にジュネーブ合意の実施に向けて行動するよう求めるアサド大統領の親書を手渡す、レバノンのスライマーン大統領はシリア情勢をめぐって「中立を守る」必要性を強調(2013年3月16日)

シリア政府の動き ブサイナ・シャアバーン大統領府政治情報補佐官は、南アフリカを訪問し、ジェイコブ・ズマ大統領と会談、3月26日にヨハネスブルグで首脳会議を予定しているBRICsに対して、シリアでの暴力停止と国民対話開始な … Read More

シリア革命反体制勢力国民連立が移行期政府首班の候補者12名の氏名を発表、EU首脳会議では仏・英が一方的に決定した対シリア武器禁輸を解除をめぐって立場が分断(2013年3月15日)

シリア政府の動き RT(3月14日付)は、ロシア外務省筋の話として、シリア政府が反体制勢力との交渉を行う代表団の人選を終え、反体制勢力が代表団の人選を終えるのを待っていると報じた。 同報道によると、シリア政府の代表団は、 … Read More

アレッポ市マイダーン地区の住民らが軍支持、治安・安全回復、テロ撲滅を訴えるデモを実施するなか、仏大統領と英首相がEUの対シリア武器禁輸を解除すべきとの方針で一致(2013年3月14日)

国内の動き(シリア政府の動き) アレッポ県では、SANA(3月14日付)によると、アレッポ市マイダーン地区の住民多数が、軍支持、治安・安全回復、テロ撲滅を訴えて、デモ行進を行った。 ** クッルナー・シュラカー(3月14 … Read More

各地でカーミシュリーの春の犠牲者を追悼するデモが行われるなか、イスラエルのペレス大統領は欧州議会で同国大統領として初めての演説を行い国連に平和維持軍の派遣を求める(2013年3月12日)

シリア政府の動き シリアの外務在外居住者省は国連安保理議長と事務総長に宛てて書簡を提出し、そのなかで、EUの反体制武装集団への準軍事支援決定を受け、シャームの民のヌスラ戦線などシリア国内でテロ活動を行う武装集団への武器供 … Read More

民主的変革諸勢力国民調整委員会のマンナーア在外局長がモスクワでラブロフ露外相と会談、イラクのアル=カーイダは4日にイラク領で発生したシリア軍兵士への要撃をヌスラ戦線と共同で行ったと発表(2013年3月11日)

国内の暴力 2012年10月に自由シリア軍を名乗る武装集団によって拉致されたウクライナ人女性記者のアンハル・コシュネヴァ氏が逃走に成功し、ダマスカス県内の安全な場所に避難した。 AP(3月11日付)などが報じた。 ** … Read More

トルコの野党共和人民党がアサド大統領と会談し「トルコ国民がシリア内政干渉を拒否している」と伝えるなか、アフリーン市付近の2村で民主統一党人民防衛隊とシリア・クルド・アーザーディー党の民兵が交戦(2013年3月7日)

国内の動き(シリア政府の動き) SANA(3月7日付)は、アサド大統領がトルコの野党、共和人民党(CHP)のハサン・アクギョル議員を団長とするトルコ国会使節団とダマスカスで会談したと報じた。 会談で、議員団は、トルコ国民 … Read More

ダルアー県で反体制武装集団「ヤルムーク殉教者旅団」がUNDOFの要員21人を拘束、アラブ連盟の第139回定例外相会議でレバノンのマンスール外相がシリアの同連盟参加資格凍結を解除するよう求める(2013年3月6日)

国内の暴力 国連は、イスラエル占領下のゴラン高原に隣接する地域(ダルアー県)で反体制武装集団約30人がUNDOFの要員21人を拘束したと発表した。 これに関して、「ヤルムーク殉教者旅団」を名のる集団が、ユーチューブ(3月 … Read More

サラフィー主義武装集団が対イラク国境沿いにあるヤアルビーヤ市を制圧するなか、自由シリア軍参謀委員会参謀長が武器供与を行わないとしたシリアの友連絡グループ会合の決定を批判(2013年3月1日)

反体制勢力の動き 『ハヤート』(3月2日付)は、自由シリア軍参謀委員会のサリーム・イドリース参謀長が、ローマでのシリアの友連絡グループ会合での決定を批判、「我々は食糧、飲料、負傷者治療の保証を欲しているのではない…。我々 … Read More

米国務長官が仏大統領との会談のなかでシリアの反体制勢力が「さらなる支援を必要としている」と強調、民主統一党のムスリム共同党首は「革命を逸脱させ、ジハード主義者を支援した」としてトルコを非難(2013年2月27日)

反体制勢力の動き 『ハヤート』(2月28日付)は、ヒムス県の反体制武装集団司令官を名のる人物の話として、トルコ経由で「複数の支援国」が1月に反体制武装勢力に武器弾薬を供与した、と報じた。 この人物は「我々は、バーブ・ハワ … Read More

シリア国民評議会の使節団がアラブ連盟事務総長と会談、シャームの民のヌスラ戦線は2月6日にハマー県で発生した爆破テロの犯行を主張(2013年2月24日)

シリア政府の動き クッルナー・シュラカー(2月24日付)は、アリー・ハイダル国民和解問題担当国務大臣が、カイロのシリア革命反体制勢力国民連立とイスタンブールのシリア国民評議会に密使を派遣したと報じた。 同報道によると、密 … Read More

ダイル・ザウル県では反体制武装勢力がスカッド・ミサイルの基地となっているキバル地点を完全制圧、停戦合意に至った民主統一党とハサカ革命軍事評議会の間で対立が表面化(2013年2月23日)

国内の暴力 自由シリア軍合同司令部報道官を名のるウマル・アブー・ライラーは、ロイター通信(2月24日付)に対して、2007年にイスラエルが核(疑惑)施設破壊を口実に越境空爆を行ったダイル・ザウル県のキバル地点(キバル村) … Read More

自由シリア軍参謀委員会がラアス・アイン市での民主統一党と自由シリア軍の停戦合意への拒否を表明するなか、ハティーブ議長はシリア国内での殺戮への国際社会の沈黙に抗議の意を示す(2013年2月22日)

国内の暴力 アレッポ県では、アフバール・シャルク(2月22日付)によると、アレッポ市のアルド・ハムラー地区とバーブ街道地区に地対地ミサイルが少なくとも3発着弾し、子供を含む市民数十人が死亡、多数が負傷した。 https: … Read More

イスラーム旅団の創設者の一人がシリア軍の攻撃を受け負傷、自由シリア軍参謀委員会がヒズブッラーの「シリア国内での活動」を受けレバノン領内への越境攻撃を示唆(2013年2月20日)

国内の暴力 ダマスカス郊外県では、「ダマスカス中心部で早朝、反体制武装勢力の統一司令部本部が攻撃を受け、イスラーム旅団創設者の一人、シャイフ・ザフラーン・アッルーシュが負傷した。 『ハヤート』(2月21日付)などが、反体 … Read More

反体制武装勢力がアレッポ国際空港街道の検問所を占拠するなか、アリー駐レバノン・シリア大使はヒズブッラーがシリア国内で支援を行っているとの噂を否定(2013年2月18日)

シリア政府の動き アリー・アブドゥルカリーム・アリー駐レバノン・シリア大使は、アドナーン・マンスール外務大臣と会談した。 会談後、記者団に対して、アリー大使は、ヒムス県クサイル地方での16日のレバノン人と反体制武装勢力の … Read More