Monthly Archives: 1月 2019

ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから78人、ヨルダンから714人の難民が帰国、避難民203人が帰宅(2019年1月9日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月9日付)を公開し、1月8日に難民792人が新たに帰国したと発表した。 このうちレバノンから帰国したのは78人(うち女性23人、子供40人)、ヨルダ … Read More

エジプトのシュクリー外務大臣「シリアのアラブ連盟復帰は危機収束に向けた政治プロセスが進展するかどうかにかかっている」(2019年1月8日)

エジプトのサーミフ・シュクリー外務大臣は、モロッコのナースィル・ブーリータ外務大臣との会談後の共同記者会見で、アラブ連盟でのシリアの資格停止処分に関して「アラブ連盟に復帰するには、シリア政府は国連安保理決議第2254号に … Read More

トルコのエルドアン大統領「シリア北部への軍事作戦の準備が完全に完了」(2019年1月8日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、シリア北部への軍事作戦の準備が完全に完了したとしたうえで、「作戦は住民とシリアの統合を守るためのもので、トルコはシリアの人道危機にもっとも大きな負担をしてきた。また真に … Read More

ロシア軍憲兵隊はYPGが撤退し、シリア軍が展開した北・東シリア自治局支配下のアレッポ県マンビジュ市一帯でパトロールを開始(2019年1月8日)

ロシア軍憲兵隊のユセプ・ママトフ報道官は、北・東シリア自治局の支配下にあるアレッポ県のマンビジュ市一帯でパトロールを開始したと発表した。 同地は、ドナルド・トランプ米大統領によるシリア駐留米軍撤退決定を受けて、12月末に … Read More

国民解放戦線所属のナスル軍所属7組織はシャーム解放機構との戦闘で中立の立場をとると表明するも、総司令部はこれを否定(2019年1月8日)

国民解放戦線に所属し、ハマー県北部で活動するナスル軍に所属する7つの武装集団はそれぞれ声明を出し、同機構と国民解放戦線の戦闘において中立の立場をとり、戦闘に参加しないと表明した。 声明を出したのは、カフル・ウワイドの鷹旅 … Read More

北・東シリア自治局支配下のマンビジュ市、ラッカ市で爆発が起き、2人が負傷(2019年1月8日)

アレッポ県では、ANHA(1月8日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるマンビジュ市のオリーブ畑にしかけられていた爆弾が爆発し、住民1人が負傷した。 ** ラッカ県では、ANHA(1月8日付)によると、北・東シリ … Read More

トルコの支援を受けるシリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団はシャーム解放機構に対する戦闘準備が完了したと発表するが、法務官はこれを否定(2019年1月8日)

トルコの支援を受けるシリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団は、1月1日にアレッポ県西部で始まり、同県南部、イドリブ県東部、ハマー県北部に戦果が拡大しているシャーム解放機構と国民解放戦線の戦闘に関して声明を出し、「(シャー … Read More

シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構はトルコの庇護を受ける国民解放戦線の支配下にあったイドリブ県南部の複数カ村、アレッポ県カブダーン・ジャバル村、ハマー県アンカーウィー村を制圧(2019年1月8日)

イドリブ県では、シリア人権監視団、ドゥラル・シャーミーヤ(1月8日付)、イバー・ネット(1月8日付)によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構がトルコの庇護を受ける国民解放戦線所属のシャーム自由人イスラーム運 … Read More

シリア軍と反体制武装集団はハマー県、イドリブ県で交戦(2019年1月8日)

ハマー県では、SANA(1月8日付)によると、シリア軍が、ラターミナ町東からハマー市北西約35キロの地域に潜入を試みた反体制武装集団を迎撃した。 ** イドリブ県では、SANA(1月8日付)によると、シリア軍がフワイン村 … Read More

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構はアレッポ市とハマー県を結ぶ高速道路(M4)などイドリブ県東部の主要幹線道路の掌握をめざし、トルコの庇護を受ける国民解放戦線支配地域に迫る(2019年1月7日)

イドリブ県では、SANA(1月7日付)が複数の住民筋の話として伝えたところによると、国民解放戦線がアリーハー市、マアッラト・ヌウマーン市で、シャーム解放機構の進攻に備えて防備を強化した。 アリーハー市、マアッラト・ヌウマ … Read More

フランス外務省報道官「シリアでのフランス大使館の再開は外務省の議題になっていない」(2019年1月7日)

フランス外務省報道官は、UAEとバーレーンがシリアの首都ダマスカスの大使館を再開する一方、アラブ連盟でシリアの加盟資格停止処分取り消しが審議・決定されるとの報道を受け、「フランスはダマスカスの大使館を開くことを決定しては … Read More

アラブ連盟高官筋は、9日の常駐代表会合でシリアの資格停止処分取り消しが審議されるとの報道を否定(2019年1月7日)

エジプト日刊紙『アフラーム』(1月7日付)は、アラブ連盟高官筋の話として、9日にエジプトの首都カイロで予定されている連盟常駐代表調整会合で、シリアの資格停止処分取り消しや大使館再開は審議されないとと伝えた。 同高官筋によ … Read More

最高交渉委員会のハリーリー代表はアラブ連盟にシリアの資格停止処分取り消しを再考するよう呼びかける(2019年1月7日)

最高交渉委員会のナスル・ハリーリー代表はサウジアラビアの首都リヤドで記者会見を開き、9日に開催予定のアラブ連盟常住代表調整会合でシリアの資格停止処分取り消し、大使館再開が審議・決定されるとの情報に関して、「アサド政権との … Read More

国民解放戦線はシャーム解放機構との対立解消を呼びかけるアル=カーイダ系の「信者を煽れ」作戦司令室のイニシアチブを事実上拒否(2019年1月7日)

トルコの庇護を受ける国民解放戦線のナージー・ムスタファー報道官(大尉)は、シャーム解放機構との対立解消に向けた「信者を煽れ」作戦司令室のイニシアチブに関して報道向け声明を出し、「我々の姿勢は常に確固たるもので、革命当初か … Read More

新興のアル=カーイダ系組織からなる「信者を煽れ」作戦司令室はシャーム解放機構と国民解放戦線の対立解消を呼びかける(2019年1月7日)

新興のアル=カーイダ系組織フッラース・ディーン機構、アンサール・ディーン戦線、アンサール・タウヒード、アンサール・イスラーム集団からなる「信者を煽れ」作戦司令室は声明を出し、アレッポ県西部やイドリブ県で1月1日から戦闘を … Read More

ダーイシュは悪天候に乗じてダイル・ザウル県南東部のシリア民主軍拠点を奇襲(2019年1月7日)

ダイル・ザウル県では、ドゥラル・シャーミーヤ(1月7日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が悪天候に乗じて、シャフア村にある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点を奇襲した。 AFP, January 7, 2 … Read More

北・東シリア自治局はYPG主体のシリア民主軍が拘束していたダーイシュのカザフ人戦闘員とその家族46人をカザフスタン当局に引き渡す(2019年1月7日)

ANHA(1月7日付)は、北・東シリア自治局筋の話として、同自治局、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍、そしてカザフスタンの対テロ部隊が2018年12月に行った会合での合意に基づき、シリア民主軍が拘束していたダーイシ … Read More

ハマー県でシリア軍とイッザ軍が交戦(2019年1月7日)

ハマー県では、SANA(1月7日付)によると、イッザ大隊(イッザ軍)がマアルカバ村一帯から県北部のシリア政府支配地域(シャイルート村一帯)への潜入を試み、シリア軍が迎撃した。 一方、シリア人権監視団によると、シリア軍がラ … Read More

ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから404人、ヨルダンから716人の難民が帰国、避難民197人が帰宅(2019年1月7日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月7日付)を公開し、1月6日に難民1,120人が新たに帰国したと発表した。 このうちレバノンから帰国したのは404人(うち女性122人、子供206人 … Read More

トルコ大統領府報道官「トルコがクルド人を標的とするという米国の物言いは、理性が受け入るものではない」(2019年1月6日)

トルコのイブラヒム・カリン大統領府報道官は、「シリアからの米軍の撤退はダーイシュ(イスラーム国)を敗北させるとともに、トルコがクルド人民兵(人民防衛隊(YPG))の安全を保障することが条件だ」とのジョン・ボルトン米国家安 … Read More

ボルトン米大統領補佐官「シリア駐留米軍撤退の行程や時期は撤退の条件が満たされてから」(2019年1月6日)

イスラエルとトルコを歴訪中のジョン・ボルトン米国家安全保障問題担当大統領補佐官は、イスラエル(5日訪問)で同行した記者らに対して、「シリアからの撤退についてイスラエルやトルコと話し合うつもりだ」としたうえで、「撤退の条件 … Read More

ダイル・ザウル県南東部で有志連合に参加する英軍の兵士2人がダーイシュの攻撃を受けて負傷(2019年1月6日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)の支配下にある県南東部ユーフラテス川東岸のシャフア村一帯での戦闘で、有志連合に参加する英軍の兵士2人がダーイシュの撃ったロケット弾により負傷、ヘリ … Read More

シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構がアレッポ県西部の反体制武装集団の拠点都市アターリブ市も無血開城し、制圧(2019年1月6日)

アレッポ県では、ANHA(1月6日付)などによると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が県西部の反体制武装集団の拠点都市を無血開城、制圧した。 ドゥラル・シャーミーヤ(1月6日付)によると、シャーム解放機構によ … Read More

アフリーン解放軍団はトルコ占領下のアレッポ県北西部でシャーム戦線の車輌を破壊(2019年1月6日)

アフリーン解放軍団は声明を出し、トルコの占領下にあるアレッポ県シーラーワー町近郊のクーバラ村でシャーム戦線の車輌を破壊したと発表した。 ANHA(1月6日付)が伝えた。 AFP, January 6, 2019、ANHA … Read More

北・東シリア自治局支配地域内に逃れていた避難民約300人がダイル・ザウル県ユーフラテス川以東地域からシリア政府支配地域に帰還(2019年1月6日)

SANA(1月6日付)は、シリア軍によって解放されたダイル・ザウル県内の村々の住民で北・東シリア自治局支配地域内に逃れていた避難民約300人が、ダイル・ザウル市近郊のユーフラテス川左岸に位置するサーリヒーヤ村(サーリヒー … Read More

アレッポ市西方、ハマー県でシリア軍と反体制武装集団が交戦(2019年1月6日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(1月6日付)によると、シリア軍がアレッポ市西のザフラー協会地区に近いファルフール丘に進攻、反体制武装集団と交戦した。 ** ハマー県では、SANA(1月6日付)によると、ザカート村 … Read More

ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから371人、ヨルダンから669人の難民が帰国、避難民206人が帰宅(2019年1月6日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月6日付)を公開し、1月5日に難民1,040人が新たに帰国したと発表した。 このうちレバノンから帰国したのは371人(うち女性111人、子供189人 … Read More

シリアの資格停止処分取り消しを審議するためのアラブ連盟常駐代表会合が6日から9日に延期(2019年1月5日)

エジプト日刊紙『アフラーム』(1月5日付)など複数のメディアは、アラブ連盟内の複数の消息筋の話として、エジプトの首都カイロで6日に予定されていた常駐代表調整会合が9日に延期されたと伝えた。 同消息筋によると、会合では、シ … Read More