シリア反体制勢力の動き(2014年5月1日追記)

ダルアー県、クナイトラ県で活動しているという反体制武装集団36組織がビデオ声明(http://www.youtube.com/watch?v=S7XgI1IRN6Y)を出し、「シリア南部戦線」(アフマド・ファフド・ニウマ大佐が指導)の結成を宣言した。

「シリア南部戦線」に参加した武装集団は以下の通り:

1.第69師団

2. 第24師団

3. サービリーン旅団

4. ジャイドゥール・ハウラーン旅団

5. マジュド・ハウラーン旅団

6. ラジャーの盾旅団

7. ミーザーン旅団

8. 抑止軍旅団

9. アンサール・スンア旅団

10. 殉教者マンスール・ハリーリー旅団

11. ユースフ・アズマ旅団

12. ウマル・ムフタール旅団

13. ウルーバ旅団

14. バドル・ハウラーン旅団

15. ムハンマド・ブン・アブドゥッラー旅団

16. フルサーン・ハウラーン旅団

17. リジャール・ハック旅団

18. ハウラーン特殊部隊旅団

19. 西部農村の鷲旅団

20. 特殊任務旅団

21. イウティサーム・ビッラー旅団

22. ヤルムーク自由人旅団

23. ブンヤーン旅団

24. 南部の嵐旅団

25. 革命の炎旅団

26. 輝けるメディナ旅団

27. フルサーン・ハック旅団

28. カラーマ旅団

29. ダマスカス・フィダーイー旅団

30. 第1騎兵連隊

31. 第2騎兵連隊

32. ダルアー自由人大隊連合

33. ナスィーブ殉教者大隊

34. 迫撃ミサイル大隊

35. ガッサーン・トゥワイリシュ大隊

36. 祖国の盾旅団

Kull-na Shuraka’, May 2, 2014などをもとに作成。

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諸外国の動き(2014年5月1日)

AFP(5月1日付)は、スペイン警察当局が4月30日、シリアでアル=カーイダとつながりがある武装集団に参加し、戦闘を行っていたアルジャリア系フランス人、アブドゥルマーリク・ターニム氏(24歳)を南部のアルメリア市で逮捕したと伝えた。

AFP, May 1, 2014、AP, May 1, 2014、ARA News, May 1, 2014、Champress, May 1, 2014、al-Hayat, May 2, 2014、Iraqinews.com, May 1, 2014、Kull-na Shuraka’, May 1, 2014、Naharnet, May 1, 2014、NNA, May 1, 2014、Reuters, May 1, 2014、SANA, May 1, 2014、UPI, May 1, 2014などをもとに作成。

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イラクの動き(2014年5月1日)

イラキー・ニュース(5月1日付)によると、アンバール県で治安部隊がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と交戦、ダーイシュ戦闘員16人を殲滅した。

AFP, May 1, 2014、AP, May 1, 2014、ARA News, May 1, 2014、Champress, May 1, 2014、al-Hayat, May 2, 2014、Iraqinews.com, May 1, 2014、Kull-na Shuraka’, May 1, 2014、Naharnet, May 1, 2014、NNA, May 1, 2014、Reuters, May 1, 2014、SANA, May 1, 2014、UPI, May 1, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年5月1日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市タッル・ザラーズィール地区に対して軍が「樽爆弾」などで空爆・砲撃を行う一方、アーミリーヤ地区で、軍、国防隊が、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

またARA News(5月1日付)によると、軍はアフリーン市郊外のキーマール村、バースーファーン村周辺を空爆・砲撃した。

一方、SANA(5月1日付)によると、アレッポ市アーミリーヤ地区、ラームーサ地区、ブスターン・バーシャー地区、ハラク地区、ジャンドゥール地区、スッカリー地区、バニー・ザイド地区、アンサーリー地区、カーディー・アスカル地区、サカン・シャバービー地区、ライラムーン地区、カースティールー地区、クワイリス村、ジュダイダ村、ラスム・アッブード村、シャイフ・ナッジャール市工業団地地区、アレッポ中央刑務所周辺、ジュバイラ村、アナダーン市、マンスーラ村、ハーン・アサル村、フライターン市、ハンダラート・キャンプ、カブターン・ジャバル村、バービース村、ウワイジャ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タッル・アシュタル周辺の農場地帯にある軍の拠点複数カ所を、ジハード主義武装集団が攻撃する一方、軍はサフム・ジャウラーン村一帯を空爆した。

ナワー市周辺でも、軍とジハード主義武装集団が交戦、軍が同市各所を砲撃したほか、インヒル市、ダーイル町、タスィール町、ナーフタ町、アトマーン村、サイダー町、ムサイフラ町、ジーザ町、東ガーリヤ町、アドワーン村を砲撃した。

一方、SANA(5月1日付)によると、ナワー市一帯、タッル・ジャムーア、ジッリーン村、ムザイリーブ町、ダーイル町、アトマーン村、ラジャート高原一帯、ヒルバト・マーマー村、ウンム・アウサジュ村、ムサイフラ町、サムリーン村周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ムライハ市およびその周辺で、軍とジハード主義武装集団と交戦、軍が同地およびジスリーン町一帯を砲撃した。

またジャルマーナー市に迫撃砲弾複数発が着弾し、軍兵士2人が死亡、9人が負傷したほか、ダイル・アサーフィール市にも迫撃砲弾複数発が着弾した。

Kull-na Shuraka', May 1, 2014
Kull-na Shuraka’, May 1, 2014

一方、クッルナー・シュラカー(5月1日付)によると、アラブ社会主義連合民主党(ハサン・アブドゥルアズィーム氏が指導)のムハンマド・サイード・フライターニー政治局メンバーが、ドゥーマー市の自宅前で暗殺された。

他方、SANA(5月1日付)によると、ムライハ市およびその周辺、ハラスター市、ドゥーマー市、アルバイン市、アドラー市旧市街、ジャイルード市郊外、イフラ村郊外の山岳地帯、マダーヤー町、ハーン・シャイフ・キャンプおよびその周辺、ダーライヤー市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またジャルマーナー市に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、子供1人が死亡、22人が負傷した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、西部のタッル・マラフ検問所をジハード主義武装集団が攻撃、制圧した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ブサイラ市東部およびマヤーディーン市郊外(マヤーディーン橋近く)で、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)とシャームの民のヌスラ戦線、イスラーム戦線が交戦した。

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ダマスカス県では、SANA(5月1日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またアッバースィーイーン地区、ティジャーラ地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、建物などが被害を受けた。

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ラタキア県では、SANA(5月1日付)によると、カサブ町、ダブサ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(5月1日付)によると、ヒムス市バーブ・フード地区、サムアリール村、ブルジュ・カーイー村、タッルドゥー市、タドムル市郊外、西サラーム村、ウンム・リーシュ村、ジャービリーヤ村、ラスタン市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(5月1日付)によると、バシーリーヤ村、ヒルバト・ジャウズ村、アルバイーン山周辺、カフルナブル市、カフルルーマー村、ビンニシュ市、マアッラトミスリーン市、ハーミディーヤ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, May 1, 2014、AP, May 1, 2014、ARA News, May 1, 2014、Champress, May 1, 2014、al-Hayat, May 2, 2014、Iraqinews.com, May 1, 2014、Kull-na Shuraka’, May 1, 2014、Naharnet, May 1, 2014、NNA, May 1, 2014、Reuters, May 1, 2014、SANA, May 1, 2014、UPI, May 1, 2014などをもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き(2014年5月1日)

ARA News(5月1日付)によると、シャームの民の合同作戦司令室に所属するマンスーラ作戦司令室は声明を出し、アレッポ市アンサーリー地区のアイン・ジャールート学校に対する軍の空爆(30日)への報復として、アレッポ県全土の電力供給を遮断すると発表した。

AFP, May 1, 2014、AP, May 1, 2014、ARA News, May 1, 2014、Champress, May 1, 2014、al-Hayat, May 2, 2014、Iraqinews.com, May 1, 2014、Kull-na Shuraka’, May 1, 2014、Naharnet, May 1, 2014、NNA, May 1, 2014、Reuters, May 1, 2014、SANA, May 1, 2014、UPI, May 1, 2014などをもとに作成。

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大統領選挙をめぐる動き(2014年5月1日)

ムハンマド・ジハード・ラッハーム人民議会議長は、大統領選挙に関する議会臨時会で、7人が新たに最高憲法裁判所に対して大統領選挙への立候補の届け出を行い、2014年5月1日付届出第18~24号として登録されたと発表した。

新たに立候補を届け出たのは、ズィヤード・アドナーン・ハカワーティー氏(1955年、ダマスカス県生まれ)、アフマド・アリー・クサイア氏(1951年、ヒムス県ジャバク村生まれ)、ムハンマド・ムハンマド・ナスル・マフムード氏(1969年、ハサカ県ザーヒリーヤ村生まれ)、アリー・ハサン・ハサン氏(1965年、クナイトラ県ダイル・サラース村生まれ)、アフマド・ウマル・ダッバ氏(1969年、タイザ・シャマーリーヤ村生まれ)、マフムード・ナージー・ムーサー氏(1950年、ヒムス県タドムル市生まれ)、フサイン・ムハンマド・ティージャーン氏(1961年、アレッポ市生まれ)。

SANA, May 1, 2014
SANA, May 1, 2014

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最高憲法裁判所のアドナーン・ズライク長官は、5月1日午後5時をもって大統領立候補届出を締め切ったと発表した。

SANA(5月1日付)が伝えた。

なお、4月22日から5月1日までの立候補届出期間中に立候補を届け出て、受理された候補者は24人。

AFP, May 1, 2014、AP, May 1, 2014、ARA News, May 1, 2014、Champress, May 1, 2014、al-Hayat, May 2, 2014、Iraqinews.com, May 1, 2014、Kull-na Shuraka’, May 1, 2014、Naharnet, May 1, 2014、NNA, May 1, 2014、Reuters, May 1, 2014、SANA, May 1, 2014、UPI, May 1, 2014などをもとに作成。

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