イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)のシャリーア委員会は声明を出し、アレッポ県内の支配地域の「啓典の民」の富裕層に対してジズヤを科す決定を下したと発表した。
ARA News(5月11日付)が伝えた。
ARA News, May 11, 2014などをもとに作成。
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Detail Report on the Arab Spring in Syria: Latest Situation in Syria / アラビア語の新聞、通信社、ウェブサイトなどを通じて収集した情報をもとに、シリア情勢をより網羅的に把握・紹介することをめざします。
ジェニファー・サキ米国務省報道官は、シリアの化学兵器廃棄プロセスの進捗に関して「アサド政権が…(搬出・廃棄されていない8%の化学兵器関連物質の)搬出・破壊など必要な措置を講じ始めることでき、またそうしなければならないと考えている」と述べた。
サキ報道官はまた「そこ(反体制武装集団に包囲され、シリア政府がアクセスできないと主張している関連施設)に到達する方途を探し続けねばならない。これらの武器廃棄は政府の責任だ…。我々はアサド政権が言うことを信用している…。今後も活動を中止し続ける」と付言した。
AFP, May 10, 2014、AP, May 10, 2014、ARA News, May 10, 2014、Champress, May 10, 2014、al-Hayat, May 11, 2014、Iraqinews.com, May 10, 2014、Kull-na Shuraka’, May 10, 2014、Naharnet, May 10, 2014、NNA, May 10, 2014、Reuters, May 10, 2014、SANA, May 10, 2014、UPI, May 10, 2014などをもとに作成。
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イラキー・ニュース(5月10日付)によると、バービル県ジュルフ・サフル地方で、軍がシリア人2人を含むイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)戦闘員9人を殺害した。
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イラキー・ニュース(5月10日付)によると、アンバール県ファッルージャ市で、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が同市での戦闘を拒否したとの理由で戦闘員複数名を処刑した。
AFP, May 10, 2014、AP, May 10, 2014、ARA News, May 10, 2014、Champress, May 10, 2014、al-Hayat, May 11, 2014、Iraqinews.com, May 10, 2014、Kull-na Shuraka’, May 10, 2014、Naharnet, May 10, 2014、NNA, May 10, 2014、Reuters, May 10, 2014、SANA, May 10, 2014、UPI, May 10, 2014などをもとに作成。
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ナハール・ネット(5月10日付)によると、レバノン軍は北部県アッカール軍で、車に積まれていた約6,660発の銃弾を押収、車の持ち主を逮捕した。
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NNA(5月10日付)によると、ベカーア県バアルベック郡アルサール村郊外のワーディー・フマイイドで、内務治安軍総局が武装したシリア人1人を逮捕した。
AFP, May 10, 2014、AP, May 10, 2014、ARA News, May 10, 2014、Champress, May 10, 2014、al-Hayat, May 11, 2014、Iraqinews.com, May 10, 2014、Kull-na Shuraka’, May 10, 2014、Naharnet, May 10, 2014、NNA, May 10, 2014、Reuters, May 10, 2014、SANA, May 10, 2014、UPI, May 10, 2014などをもとに作成。
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ヒムス県では、AFP(5月10日付)などによると、前日に引き続き、避難生活を送ってきたヒムス市旧市街の住民数千人が帰宅した。
ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市旧市街の「停戦合意」の適用地域から除外されたヒムス市ワアル地区に対して、軍が砲撃を加えた。
一方、SANA(5月10日付)によると、カフルラーハー市、タッルドゥー市、タラフ村、キースィーン港、アブドゥーン村、ハスヤー町西部、タッル・カンズ村、ヒルバト・ハービヤ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ダマスカス県では、『ハヤート』(5月11日付)などによると、ジャウバル区に対して軍が反体制武装集団に対する攻撃を激化させ、進軍した。
しかし、フェイスブックページ「バッシャール・アサドに対するシリア革命」によると、イスラーム軍のムジャーヒディーンが反撃し、軍を再び後退させたという。
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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ザマルカー町を通る南部環状道路で、軍といジハード主義武装集団が交戦、また軍がザバディーン市、ジスリーン町、ムライハ市の郊外を砲撃した。
一方、SANA(5月10日付)によると、ムライハ市郊外、アイン・タルマー渓谷、アドラー市旧市外、アーリヤ農場、ルハイバ市東部、ジャイルード市郊外、ダイル・ムクリン町・イフラ村間の街道、ハーン・シャイフ・キャンプ、ダルーシャ市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市東部郊外の検問所に対して、イスラーム戦線が爆弾を仕掛けた自動車で攻撃を加え、軍兵士約20人を殺害した。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アナダーン市、フライターン市、ウンム・アマド村などを軍が空爆し、10人以上が死傷した。
またアレッポ市ザフラー地区の空軍情報部周辺では、軍、国防隊、クドス旅団(パレスチナ人民兵)、ヒズブッラー戦闘員が、ムハージリーン・ワ・アンサール軍(外国人戦闘員)、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦する一方、軍がライラムーン地区を空爆した。
さらに、アレッポ中央刑務所に近いマジュバル地区で、ヌスラ戦線などからなるサラフィー・ジハード手技武装集団が軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員と交戦し、同地を制圧した。
これに対して、軍は同地区一帯を「樽爆弾」で空爆、ヌスラ戦線、シャームの暁イスラーム運動の戦闘員ら27人が死亡した。
一方、SANA(5月10日付)によると、アレッポ市ライラムーン地区、アーミリーヤ地区、ジャンドゥール地区、シャイフ・サイード地区、ラーシディーン地区、バニー・ザイド地区、ハンダラート・キャンプ、ハーン・アサル村、ダイル・ハーフィル市、アターリブ市、タッル・ジャビーン村、アンジャーラ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、タルティヤーフ村を軍が空爆、またタシャールマー山周辺、第45監視塔、カサブ町周辺で、軍、国防隊、アレキサンドレッタ地方解放シリア抵抗運動が、シャームの民のヌスラ戦線、ジュヌード・シャーム、シャーム自由人イスラーム運動、イスラーム・シャーム運動などと交戦した。
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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、タッル・アブヤド市郊外のバナート・アリー村周辺で民主統一党人民防衛隊がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と交戦、またズヌーバ村にあるダーイシュの拠点、カフィーファ検問所を包囲した。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、インヒル市、ブスル・ハリール市、タッル・アシュタルを軍が砲撃、タファス市、ナワー市、ヌアイマ村、サフム・ジャウラーン村、サイダー町、ムサイフラ町を「樽爆弾」などで空爆した。
一方、SANA(5月10日付)によると、フラーク市・カラク村間、ダルアー市旧税関地区北部など、ブスラー・シャーム市、サムリーン村・ズィムリーン村分岐点、サムリーン村北西部で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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イドリブ県では、SANA(5月10日付)によると、アルバイーン山周辺、カフルハーヤー村、ビンニシュ市、サルジャ村、バザーブール村、ハーミディーヤ村周辺、ハーン・スブル村などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ダイル・ザウル県では、SANA(5月10日付)によると、ダイル・ザウル市フアード映画館通り、ラシュディーヤ地区、ハウィーカ地区、ラサーファ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
AFP, May 10, 2014、AP, May 10, 2014、ARA News, May 10, 2014、Champress, May 10, 2014、al-Hayat, May 11, 2014、Iraqinews.com, May 10, 2014、Kull-na Shuraka’, May 10, 2014、Naharnet, May 10, 2014、NNA, May 10, 2014、Reuters, May 10, 2014、SANA, May 10, 2014、UPI, May 10, 2014などをもとに作成。
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SANA(5月10日付)によると、タルトゥース県のバーニヤース市、アイン・ズブダ村で、軍による「テロとの戦い」と大統領選挙実施を支持するデモ集会を行い、バーニヤース市の会場には数千人が集まり、アサド大統領への支持を表明した。

デモ集会にはバアス党の地元代表らも参加した。
またラタキア市(マディーナト・リヤーディーヤ)、ダマスカス県旧市外各所、スワイダー市では、革命青年連合などの人民諸組織が同様の集会を主催した。
AFP, May 10, 2014、AP, May 10, 2014、ARA News, May 10, 2014、Champress, May 10, 2014、al-Hayat, May 11, 2014、Iraqinews.com, May 10, 2014、Kull-na Shuraka’, May 10, 2014、Naharnet, May 10, 2014、NNA, May 10, 2014、Reuters, May 10, 2014、SANA, May 10, 2014、UPI, May 10, 2014などをもとに作成。
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シリア人権監視団は、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が10日、ダイル・ザウル県西部ほぼ全域をシャームの民のヌスラ戦線、イスラーム戦線などとの交戦の末に制圧した、と発表した。
同監視団によると、ダイル・ザウル県西部での一連の戦闘で、ダーイシュのカザフスタン人司令官1人を含む7人が死亡する一方、ヌスラ戦線、イスラーム戦線側も12人が死亡、10日間にわたる双方の死者総数は230人以上に達したという。
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最高憲法裁判所のマージド・フドラ報道官は、大統領選挙立候補届出却下に対する異議申立を同裁判所が却下し、最終的な立候補者が確定したと発表した。

最終確定した立候補者はマーヒル・アブドゥルハーフィズ・ハッジャール人民議会議員、ハッサーン・アブドゥッラー・ヌーリー元国務大臣、バッシャール・アサド大統領の3人で、選挙戦は11日早朝から開始される、という。
SANA(5月10日付)が伝えた。
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