ロシア軍はアレッポ市東部のクワイリス航空基地の使用を検討するが、困難との結論に達する(2016年1月22日)

シリア人権監視団は、シリア軍が2015年末にダーイシュ(イスラーム国)の包囲解除に成功したアレッポ県アレッポ市東部のクワイリス航空基地にロシア軍士官および技術者15人からなるチームが訪問したと発表した。

ロシア軍・技術者チームは、シリア領内での軍事作戦でロシア軍戦闘機の離着陸に使用可能かを調査したが、現時点では滑走路や施設の大幅な修復・拡張を必要とするため、使用困難との結論に達したという。

AFP, January 22, 2016、AP, January 22, 2016、ARA News, January 22, 2016、Champress, January 22, 2016、al-Hayat, January 23, 2016、Iraqi News, January 22, 2016、Kull-na Shuraka’, January 22, 2016、al-Mada Press, January 22, 2016、Naharnet, January 22, 2016、NNA, January 22, 2016、Reuters, January 22, 2016、SANA, January 22, 2016、UPI, January 22, 2016などをもとに作成。

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米有志連合は2015年7月4~14日のラッカ市への爆撃で民間人2人が死亡したことを認める(2016年1月22日)

米中央軍は、2015年7月4日から7月14日までの10日間での有志連合によるイラク、シリア領内でのダーイシュ(イスラーム国)に対する空爆で、民間人2人が死亡、4人が負傷したことを確認したと発表した。

このうちシリアでの空爆で死亡した民間人は2人(ラッカ市で死亡)、負傷したのは3人だったという。

CENTCOM, January 22, 2016などをもとに作成。

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アサド大統領のいとこスライマーン・アサド氏が殺人罪で禁固20年(2016年1月21日)

ラタキア県裁判所は、アサド大統領のいとこスライマーン・アサド氏に対して殺人罪で禁固20年の実刑判決を下した。

スライマーン・アサド氏は2015年8月、ラタキア市の鉄道駅前の交差点で、シリア軍のハッサーン・シャイフ大佐と車線変更をめぐってトラブルとなり、同大佐を射殺していた。

AFP(1月23日付)などが伝えた。

Kull-na Shuraka', January 22, 2016
Kull-na Shuraka’, January 22, 2016

AFP, January 22, 2016、AP, January 22, 2016、ARA News, January 22, 2016、Champress, January 22, 2016、al-Hayat, January 23, 2016、Iraqi News, January 22, 2016、Kull-na Shuraka’, January 22, 2016、al-Mada Press, January 22, 2016、Naharnet, January 22, 2016、NNA, January 22, 2016、Reuters, January 22, 2016、SANA, January 22, 2016、UPI, January 22, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合はシリア領内で2回の爆撃を実施(2016年1月21日)

米中央軍(CENTCOM)は、1月21日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して19回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は2回でラッカ市近郊(1回)、マンビジュ市近郊(1回)のダーイシュの施設に対して攻撃が行われた。

CENTCOM, January 22, 2016などをもとに作成。

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アレッポ県東部、ダイル・ザウル県、ラッカ県のダーイシュ(イスラーム国)拠点都市を戦闘機(所属不明)が爆撃(2016年1月21日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がアレッポ市南東部に位置するサフィーラ市(シリア政府支配地域)を砲撃し、住民1人が死亡、複数が負傷した。

一方、SANA(1月21日付)によると、シリア軍がブザーア村、ターディフ市、バーブ市、アイン・ジャフシュ村、アッラーン村、マフラサ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がダイル・ザウル市アルディー地区を空爆した。

一方、SANA(1月21日付)によると、シリア軍がジャブア村、ジュナイナ村、ダイル・ザウル市労働者住宅地区、工業地区、ジャフラ村、ハーウィー・ハリータ村、アイヤーシュ村一帯、ズライル村、ムハイミーダ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆、またブガイリーヤ村でダーイシュと交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属不明)がタブカ市一帯を空爆し、複数の死傷者が出た。

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ヒムス県では、SANA(1月21日付)によると、シリア軍がタドムル市郊外採石場北部一帯、ワーディー・カッダーハート(柑橘農園)、ヒヤール山山頂一帯、スード丘一帯、カルヤタイン市周辺一帯、ラッフーム村でダーイシュ(イスラーム国)を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、SANA(1月21日付)によると、シリア軍がカスル村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, January 21, 2016、AP, January 21, 2016、ARA News, January 21, 2016、Champress, January 21, 2016、al-Hayat, January 22, 2016、Iraqi News, January 21, 2016、Kull-na Shuraka’, January 21, 2016、al-Mada Press, January 21, 2016、Naharnet, January 21, 2016、NNA, January 21, 2016、Reuters, January 21, 2016、SANA, January 21, 2016、UPI, January 21, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はアレッポ県、ダルアー県などで反体制武装集団との戦闘を続ける(2016年1月21日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市南部のハーン・トゥーマーン村一帯で反体制武装集団と交戦、同地を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャイフ・マスキーン市各所で反体制武装集団と交戦し、戦闘員2人を殺害した。

一方、SANA(1月21日付)によると、シリア軍がダルアー市内各所(ブスラー広場一帯など)、東カラク村でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がカルクール村一帯を空爆、またヒルブナフサ村などでシリア軍とジハード主義武装集団が交戦した。

一方、SANA(1月21日付)によると、シリア軍がヒルブナフサ村、タッラフ村、ラハーヤー村、マアルカバ村でファトフ軍を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がジャウバル地区を空爆した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機がダイル・アサーフィール市を6回にわたり空爆、また東グータ地方各所でシリア軍と反体制武装集団が交戦した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団がブルジュ・カスブ村一帯でシリア軍と交戦、米国製のTOW対戦車ミサイルでシリア軍戦車1輌を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(1月21日付)によると、シリア軍がタルビーサ市一帯、ティールマアッラ村、ジバーブ・ハマド村、シャンダーヒーヤ村、ムシャイリファ村、ダルウィーシーヤ村でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(1月21日付)によると、シリア軍がハザーヌー町、カンスフラ村、シャフシャブー山一帯でシャーム自由人イスラーム運動、シャームの民のヌスラ戦線などファトフ軍を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, January 21, 2016、AP, January 21, 2016、ARA News, January 21, 2016、Champress, January 21, 2016、al-Hayat, January 22, 2016、Iraqi News, January 21, 2016、Kull-na Shuraka’, January 21, 2016、al-Mada Press, January 21, 2016、Naharnet, January 21, 2016、NNA, January 21, 2016、Reuters, January 21, 2016、SANA, January 21, 2016、UPI, January 21, 2016などをもとに作成。

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シリア民主軍所属の革命家軍と北部作戦司令部は、革命家軍によるアレッポ県北部アアザーズ市一帯への進駐許可で合意(2016年1月21日)

アレッポ県では、ARA News(1月21日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に参加する革命家軍と北部作戦司令室が停戦し、ダーイシュ(イスラーム国)との戦いを目的とした革命家軍のアアザーズ市一帯への進駐を許可することで合意した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、米・トルコが設置合意したトルコ国境に近いいわゆる「安全地帯」で、反体制武装集団がカッラ・クーバリー村のダーイシュ(イスラーム国)拠点を攻撃、同地を制圧した。

両者はまた、ダービク村、ガズル村一帯で交戦を続け、ダーイシュはダービク村死守の構えを示し、反体制武装集団に激しい攻撃を加えたという。

AFP, January 21, 2016、AP, January 21, 2016、ARA News, January 21, 2016、Champress, January 21, 2016、al-Hayat, January 22, 2016、Iraqi News, January 21, 2016、Kull-na Shuraka’, January 21, 2016、al-Mada Press, January 21, 2016、Naharnet, January 21, 2016、NNA, January 21, 2016、Reuters, January 21, 2016、SANA, January 21, 2016、UPI, January 21, 2016などをもとに作成。

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ロシア外務省は、アレッポ県北部でのトルコによるアル=カーイダ支援を非難(2016年1月21日)

ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、トルコが最近になってアレッポ県北部(アアザーズ市一帯)で米・ロシアが支援する西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍への反抗を続けるアル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動に対して大規模な支援を行っていると断じ、非難した。

スプートニク通信(1月21日付)などが伝えた。

AFP, January 21, 2016、AP, January 21, 2016、ARA News, January 21, 2016、Champress, January 21, 2016、al-Hayat, January 22, 2016、Iraqi News, January 21, 2016、Kull-na Shuraka’, January 21, 2016、al-Mada Press, January 21, 2016、Naharnet, January 21, 2016、NNA, January 21, 2016、Reuters, January 21, 2016、SANA, January 21, 2016、Sputnik News, January 21, 2016、UPI, January 21, 2016などをもとに作成。

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イランのザリーフ外相は、反体制派代表団の人選へのサウジアラビアの干渉を非難(2016年1月21日)

イランのモハンマド・ジャファード・ザリーフ外務大臣はダボス会議出席のために訪問中のスイスのダボスでシリア情勢に関して言及し、そのなかで「スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表のみが交渉に参加する反体制派代表の名簿を受諾・拒否するに当たることができる…。(リヤド最高交渉委員会が開示した)反体制派代表団のなかには、アル=カーイダなどの過激派とつながりがある者がいる」と指摘、サウジアラビアがリヤド最高交渉委員会を通じてこうした人物を含む人物の参加を押しつけることはできないと批判した。

ARA News(1月21日付)が伝えた。

AFP, January 21, 2016、AP, January 21, 2016、ARA News, January 21, 2016、Champress, January 21, 2016、al-Hayat, January 22, 2016、Iraqi News, January 21, 2016、Kull-na Shuraka’, January 21, 2016、al-Mada Press, January 21, 2016、Naharnet, January 21, 2016、NNA, January 21, 2016、Reuters, January 21, 2016、SANA, January 21, 2016、UPI, January 21, 2016などをもとに作成。

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リヤド最高会議がイスラーム軍幹部を交渉責任者としたことに、最高会議内外の反体制組織が異議(2016年1月21日)

リヤドでの反体制派合同会合で設置された最高交渉委員会に属す民主的変革諸勢力国民調整委員会は、20日に最高交渉委員会の委員長を務めるリヤード・ヒジャーブ元首相が、イスラーム軍のムハンマド・アッルーシュ氏をジュネーブ3会議の反体制派代表団の「交渉責任者」に任命したことに関して、「交渉責任者と団長が武装集団から輩出されることは受け入れられない。これは交渉の成功を望むシリア国民に悪いメッセージを送ることになる」と批判した。

『ハヤート』(1月22日付)が伝えた。

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西クルディスタン移行期民政局が主導するシリア民主評議会の共同代表の一人でカムフ代表を務めるハイサム・マンナーア氏も、リヤド最高交渉委員会でイスラーム軍のムハンマド・アッルーシュ氏が交渉責任者に指名されたことに関して「シリア政府の戦争犯罪に対して移行期正義の確立を要求しているのに、戦争犯罪人が3人も参加している使節団にどうして参加などできようか?」と批判した。

AFP(1月21日付)が伝えた。

AFP, January 21, 2016、AP, January 21, 2016、ARA News, January 21, 2016、Champress, January 21, 2016、al-Hayat, January 22, 2016、Iraqi News, January 21, 2016、Kull-na Shuraka’, January 21, 2016、al-Mada Press, January 21, 2016、Naharnet, January 21, 2016、NNA, January 21, 2016、Reuters, January 21, 2016、SANA, January 21, 2016、UPI, January 21, 2016などをもとに作成。

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米クリントン前国務長官「大統領になったら、シリア北部に飛行禁止空域を設置する」(2016年1月21日)

米民主党のヒラリー・クリントン前国務長官は、在米シリア人反体制活動家複数名と会談し、シリア情勢への対応などについて意見を交わした。

会談に参加した活動家の一人キナーン・ラフマーニー氏は自身のフェイスブック・アカウントで、クリントン氏が、自身が大統領に選出された場合、トルコとの国境に近いシリア北部(いわゆる「安全地帯」)を飛行禁止空域に指定するとしたうえで、「アサドが何らの役割をも担わないよりよい未来を作るためにシリア人を支援する」と述べたことを明らかにした。

『ハヤート』(1月22日付)が伝えた。


AFP, January 21, 2016、AP, January 21, 2016、ARA News, January 21, 2016、Champress, January 21, 2016、al-Hayat, January 22, 2016、Iraqi News, January 21, 2016、Kull-na Shuraka’, January 21, 2016、al-Mada Press, January 21, 2016、Naharnet, January 21, 2016、NNA, January 21, 2016、Reuters, January 21, 2016、SANA, January 21, 2016、UPI, January 21, 2016などをもとに作成。

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ケリー米国務長官「ジュネーブ3会議は参加者の招聘で1、2日遅れるだろうが、延期はない」(2016年1月21日)

ジョン・ケリー米国務長官は、ダボス会議出席のため訪問中のスイスのダボスでイスラエルベンヤミン・ネタニヤフ首相と会談し、1月25日開催予定のシリア政府と反体制派の和平交渉(ジュネーブ3会議)に関して、反体制派の代表団の人選で「1、2日」遅れる可能性はあるが、会議は予定通り実施されるだろうと述べた。

AFP(1月21日付)によると、ケリー国務長官は「招聘には1、2日はかかるが、延期はないだろう。プロセスは1月25日に始まり、彼らは一同に会すだろう」と述べた。

また、ロイター通信(1月21日付)によると、ケリー国務長官は「遅れると言っても、招聘を行うのに1、2日遅れるだけだ。しかし、大きな遅れはない」と述べたという。

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スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表は、1月25日に開催予定のジュネーブ3会議に関して『ハヤート』(1月22日付)に、「(会議は)大幅に遅れることはなく、せいぜい数日遅れるだけだろう。よりよい交渉を始められるようにするために待つに値する遅れだ」と述べた。

また、国連のファルハーン・ハック副報道官は、1月25日に開催予定のジュネーブ3会議に関して、「会議の日程は、技術的な理由で数日だけ遅れるかもしれない。しかし、日程通りに開催したいと思っている…。週末までに事態に対応し、日程を決めることになる」と述べた。

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『ワタン』(1月21日付)は、シリア公式筋の話として、ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣、バッシャール・ジャアファリー国連シリア代表のもと、外交官30人と法律家8人からなる代表団がジュネーブ3会議に派遣される予定だと伝えた。

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スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表は、18日の安保理でのシリア問題に関する非公式会合で、「サウジアラビアが…すべての主要な反体制派を交渉のテーブルに着かせようとする取り組みを挫こうとしている」との疑念を表明したと伝えている複数のメディアの報道に関して、『ハヤート』(1月22日付)に対し、「そのようなことは言っていない。このことをどの国にも私は言っていない。サウジアラビアのことはまったく触れていない」と否定した。

AFP, January 21, 2016、AP, January 21, 2016、ARA News, January 21, 2016、Champress, January 21, 2016、al-Hayat, January 22, 2016、Iraqi News, January 21, 2016、Kull-na Shuraka’, January 21, 2016、al-Mada Press, January 21, 2016、Naharnet, January 21, 2016、NNA, January 21, 2016、Reuters, January 21, 2016、SANA, January 21, 2016、UPI, January 21, 2016、al-Watan, January 21, 2016などをもとに作成。

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ケリー米国務長官とラブロフ露外相が会談し、反体制派代表の人選をデミストゥラ氏に一任することを原則合意(2016年1月20日)

ジョン・ケリー米国務長官とロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣はスイスのチューリッヒで会談し、1月25日に開催予定のジュネーブ3会議について協議した。

この会談に関して、『ワタン』(1月21日付)は、シリア公式筋の話として、ケリー国務長官とラブロフ外務大臣が、リヤド最高交渉委員会とロシア政府が提示した二つの候補者リストをもとにスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表に反体制派統一代表メンバーの最終選考を一任することで原則合意したと伝えた。

そのうえで、複数の外交筋の話として、ジュネーブ3会議には、シリア政府と反体制派の二つの代表団が参加するだろう、と付言した。

AFP, January 21, 2016、AP, January 21, 2016、ARA News, January 21, 2016、Champress, January 21, 2016、al-Hayat, January 22, 2016、Iraqi News, January 21, 2016、Kull-na Shuraka’, January 21, 2016、al-Mada Press, January 21, 2016、Naharnet, January 21, 2016、NNA, January 21, 2016、Reuters, January 21, 2016、SANA, January 21, 2016、UPI, January 21, 2016、al-Watan, January 21, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)、ヌスラ戦線が退去したダマスカス県カダム地区に、避難生活を送ってきた住民約3,000人が帰宅(2016年1月20日)

ダマスカス県では、ARA News(1月22日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)やシャームの民のヌスラ戦線を主体とする反体制武装集団とシリア政府との停戦合意に基づき、ダーイシュ、ヌスラ戦線の戦闘員が退去したカダム区に、避難生活を送っていた住民約3,000人が帰宅した。

住民はシリア政府の支配下にあるカダム区東部、そしてダーイシュ、ヌスラ戦線から離反しダマスカス県にとどまった反体制武装集団の支配下にある同地区西部の双方に帰宅した。

ARA News, January 21, 2016
ARA News, January 21, 2016

AFP, January 21, 2016、AP, January 21, 2016、ARA News, January 21, 2016、Champress, January 21, 2016、al-Hayat, January 22, 2016、Iraqi News, January 21, 2016、Kull-na Shuraka’, January 21, 2016、al-Mada Press, January 21, 2016、Naharnet, January 21, 2016、NNA, January 21, 2016、Reuters, January 21, 2016、SANA, January 21, 2016、UPI, January 21, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合はシリア領内で1回の爆撃を実施(2016年1月20日)

米中央軍(CENTCOM)は、1月20日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して16回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は1回でダイル・ザウル市近郊のダーイシュの施設に対して攻撃が行われた。

CENTCOM, January 21, 2016などをもとに作成。

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ラタキア県などでシリア軍とヌスラ戦線などとの戦闘続くなか、イドリブ県、アレッポ県でアル=カーイダ系組織の幹部が相次いで暗殺される(2016年1月20日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊、バアス大隊、ヒズブッラー戦闘員、外国人戦闘員が、クルド山、トルクメン山一帯で、第1沿岸師団、シャーム自由人イスラーム運動、アンサール・シャーム、第2沿岸師団、トルキスターン・イスラーム党、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

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イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(1月20日付)によると、アリーハー市内でシャームの民のヌスラ戦線の司令官(アミール)の一人、イヤード・アドル氏(アブー・アティーク)が乗った車が何者かの襲撃を受け、アドル氏ら2人が死亡した。

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アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(1月20日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍との戦闘が続くアアザーズ市郊外のアアザーズ市・バーブ・サラーマ国境通行所間街道で、シャーム自由人イスラーム運動の幹部マフディー・ムハンマド・フサイン氏が乗った車が何者かの襲撃を受け、同氏が死亡した。

一方、SANA(1月20日付)によると、シリア軍がアレッポ市ラーシディーン地区、シャイフ・ルトフィー地区、ブスターン・バーシャー地区でシャームの民のヌスラ戦線、バドル殉教者旅団などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(1月20日付)によると、シリア軍がダルアー市ブスラー広場などでシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(1月20日付)によると、シリア軍がキャンプ・アルマーン・サルマーニーヤ村間でファトフ軍を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(1月20日付)によると、シリア軍がハラスター市でジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, January 20, 2016、AP, January 20, 2016、ARA News, January 20, 2016、Champress, January 20, 2016、al-Hayat, January 21, 2016、Iraqi News, January 20, 2016、Kull-na Shuraka’, January 20, 2016、al-Mada Press, January 20, 2016、Naharnet, January 20, 2016、NNA, January 20, 2016、Reuters, January 20, 2016、SANA, January 20, 2016、UPI, January 20, 2016などをもとに作成。

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シリア軍、ロシア軍がダイル・ザウル県各所でダーイシュ(イスラーム国)と戦闘を続けるなか、ダーイシュは拉致した民間人400人のうち270人を解放(2016年1月20日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)とシリア軍、国防隊がブガイリーヤ村、ダイル・ザウル市北西部郊外一帯、アイヤーシュ村一帯(武器庫、フジャイフ丘一帯)で戦闘を続けるなか、ロシア軍と思われる戦闘機が同地を空爆した。

ダーイシュは、アイヤーシュ村およびシュマイティーヤ町で捕捉したシリア軍兵士・国防隊隊員6人を処刑した。

6人は19日にフジャイフ丘(第137旅団基地)での戦闘で捕捉されたという。

ダーイシュとシリア軍はまた、ジャフラ村、ダイル・ザウル航空基地一帯、ジュナイナ村でも交戦、ロシア軍と思われる戦闘機が同地に対しても空爆を行った。

一方、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)は16日にブガイリーヤ村で拘束した民間人400人あまりのうち約270人を解放した。

ダーイシュが解放したのは、14回以下の子供、成人女性、老人で、10代の若者、成年男子約130人は依然として拘束中だという。

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ヒムス県では、SANA(1月20日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、カルヤタイン市・マハッサ地区間のダーイシュ(イスラーム国)の兵站路を攻撃し、支配地域を拡大した。

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アレッポ県では、SANA(1月20日付)によると、シリア軍がタッル・リフアト市近郊でダーイシュ(イスラーム国)の車列を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, January 20, 2016、AP, January 20, 2016、ARA News, January 20, 2016、Champress, January 20, 2016、al-Hayat, January 21, 2016、Iraqi News, January 20, 2016、Kull-na Shuraka’, January 20, 2016、al-Mada Press, January 20, 2016、Naharnet, January 20, 2016、NNA, January 20, 2016、Reuters, January 20, 2016、SANA, January 20, 2016、UPI, January 20, 2016などをもとに作成。

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シリア人権監視団発表:過去15ヶ月間でシリア軍の爆撃でダーイシュなどの戦闘員4,000人、民間人7,600人が、ロシア軍の爆撃で戦闘員1,900人、民間人1,000人が死亡(2016年1月20日)

シリア人権監視団は、2014年11月20日から2016年1月20日までの15ヶ月間でシリア軍による空爆が4万5,865回を記録したと発表した。

同監視団によると、4万5,865回の空爆のうち、2万5,784回はヘリコプターによる「樽爆弾」投下で、ダマスカス県、ダマス数郊外県、アレッポ県、ハサカ県、ハマー県、ダルアー県、ラタキア県、スワイダー県、ヒムス県、クナイトラ県、ダイル・ザウル県、イドリブ県で行われたという。

また2万686回は戦闘機による爆撃、ミサイル攻撃で、ダマスカス県、ダマス数郊外県、アレッポ県、イドリブ県、ラタキア県、スワイダー県、ヒムス県、クナイトラ県、ダルアー県、ハサカ県、ダイル・ザウル県、ラッカ県、ハマー県で行われたという。

これらの空爆による民間人の死者数は7,677人、うち1,622人が18歳未満の子供、1,078人が18歳以上の女性、4,977人が成人男性(武装の有無は明示せず)で、このほかにも3万9,000人あまりが負傷したという。

またシリア軍の空爆では、シャームの民のヌスラ戦線、ダーイシュ(イスラーム国)、トルキスターン・イスラーム党などのジハード主義・非ジハード主義武装集団の戦闘員4,007人が死亡した。

一方、9月30日に開始されたロシア軍の空爆による民間人の犠牲者は1,015人にのぼり、うち238人が18歳未満の子供、137人が成人女性、640人が成人男性(武装の有無は明示せず)だった。

またダーイシュの戦闘員893人、ヌスラ戦線、トルキスターン・イスラーム党などのジハード主義・非ジハード主義武装集団の戦闘員1,141人もロシア軍の空爆で死亡した。

シリア人権監視団は、シリア各地での武力紛争の犠牲者を詳細に報告しているが、ロシア軍の空爆開始以降、空爆を行った戦闘機の所属を明示しないことが多く、ロシア軍とシリア軍の空爆の犠牲者をどのように峻別しているかは不明。

AFP, January 20, 2016、AP, January 20, 2016、ARA News, January 20, 2016、Champress, January 20, 2016、al-Hayat, January 21, 2016、Iraqi News, January 20, 2016、Kull-na Shuraka’, January 20, 2016、al-Mada Press, January 20, 2016、Naharnet, January 20, 2016、NNA, January 20, 2016、Reuters, January 20, 2016、SANA, January 20, 2016、UPI, January 20, 2016などをもとに作成。

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シリア軍は1ヶ月弱で481回の出撃を実施し、1,662の標的を破壊したと発表(2016年1月20日)

シリア軍報道官は声明で、12月27日から12月20日までの25日間で、シリア軍が481回の出撃を行い、ダマスカス郊外県、ヒムス県、ハマー県、イドリブ県、アレッポ県、ダイル・ザウル県でテロ組織の標的1,662カ所を攻撃、破壊したと発表した。

SANA(1月20日付)が伝えた。

AFP, January 20, 2016、AP, January 20, 2016、ARA News, January 20, 2016、Champress, January 20, 2016、al-Hayat, January 21, 2016、Iraqi News, January 20, 2016、Kull-na Shuraka’, January 20, 2016、al-Mada Press, January 20, 2016、Naharnet, January 20, 2016、NNA, January 20, 2016、Reuters, January 20, 2016、SANA, January 20, 2016、UPI, January 20, 2016などをもとに作成。

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ロシア軍はダーイシュ(イスラーム国)が攻勢を続けるダイル・ザウル県など57カ所を爆撃(2016年1月20日)

ロシア国防省は、シリア駐留ロシア軍戦闘機が19日の1日間で16回出撃、ダイル・ザウル県、ラタキア県の57カ所を空爆したと発表した。

空爆は、ダーイシュ(イスラーム国)が16日以降攻勢を続けるダイル・ザウル県のハトラ村、ブガイリーヤ村、マリーイーヤ村など、そしてラタキア県のクルド山地方に対して行われた。


AFP, January 20, 2016、AP, January 20, 2016、ARA News, January 20, 2016、Champress, January 20, 2016、al-Hayat, January 21, 2016、Iraqi News, January 20, 2016、Kull-na Shuraka’, January 20, 2016、al-Mada Press, January 20, 2016、Naharnet, January 20, 2016、NNA, January 20, 2016、Reuters, January 20, 2016、SANA, January 20, 2016、UPI, January 20, 2016などをもとに作成。

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リヤド最高交渉委員会はロシアが「テロ組織」とみなすイスラーム軍幹部をジュネーブ3会議の反体制派代表団メンバーに選出、PYDの参加、ロシアの介入を改めて拒否(2016年1月20日)

リヤドでのシリア反体制派合同会合で設置された最高交渉委員会の委員長を務めるリヤード・ヒジャーブ元首相はリヤドで記者会見を開き、1月25日開催予定のジュネーブ3会議における反体制派の統一代表団の人選に関して、アスアド・アワド・ズウビー准将を団長に、ジョルジュ・サブラー氏を副代表、イスラーム軍幹部のムハンマド・アッルーシュ氏を交渉責任者に指名したと発表するとともに、委員会が選出した代表団17人(うち5人は武装集団メンバー)の氏名を発表した。

ARA News, January 20, 2016
ARA News, January 20, 2016

最高交渉委員会が決定した17人は以下の通り:

ズウビー准将:元シリア軍事高等アカデミー空軍学科長で、ヨルダンで逃亡生活を送る離反士官。

サブラー氏:シリア人民民主党(共産党政治局)の元幹部で、シリア革命反体制勢力国民連立元代表。

ムハンマド・アッルーシュ氏:イスラーム軍幹部。12月にシリア国内での空爆で殺害されたザフラーン・アッルーシュ前司令官のいとこ。

アフマド・ハリーリー:武装集団メンバー。

アブドゥルバースィト・タウィール:武装集団メンバー。

ムハンマド・アッブード:武装集団メンバー。

スハイル・アタースィー:シリア革命反体制勢力国民連立

ハイサム・マーリフ:シリア革命反体制勢力国民連立

ハラフ・ダーウード:民主的変革諸勢力国民調整委員会

アブドゥルマジード・ハンムー:民主的変革諸勢力国民調整委員会

イリヤース・ファラジュ:民主的変革諸勢力国民調整委員会

ジャマール・スライマーン:カイロ宣言グループ(ただし参加を拒否)

フアード・アリークー:シリア・クルド国民評議会

ムハンマド・アトゥール:無所属

バスマ・カドマーニー:無所属

ナズィール・ハキーム:無所属

ムハンマド・サブラー:無所属

ヒジャーブ元首相は、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表との会談で代表団の名簿を提出したことを明らかにするとともに、この人選がリヤドでの合同会議での自らの決定、そして国連安保理決議2254号などといった諸決議に沿ったものだと強調した。

ヒジャーブ元首相はまた、「最高交渉委員会は、シリアの反体制派を広く含んでいる。また穏健な武装勢力も初めてこの委員会に参加している」としたうえで「我々は、もしいかなるかたちであれ、第3の代表団、ないしは人物が加えられれば、交渉に行くことを受け入れない」と述べ、ロシアが米国との調整のもと、西クルディスタン移行期民政局が主導するシリア民主評議会を反体制派の代表に加えようとしている動きを拒否する姿勢を明示し、ロシアが「交渉の障害」を作ろうとしていると批判した。

ヒジャーブ元首相は「交渉団結成に際して公式に任命された者が交渉を行うのであり、(国連からの会議への)招聘は、最高交渉委員会に対してなされなければならない。我々はデミストゥラ氏とこのことについて話し合った。こうならなければ我々は交渉には赴かない」と強調した。

一方、シリア政府については「正統性を失っており、シリア全土の17%も支配していない。戦争と平和を決定する力もない…。シリア軍は現地の戦力の10%も締めておらず、ロシア、イラン、民兵、傭兵が90%を占めている」と批判、「我々は交渉に行くにあたって、前提条件を設けていないが、国際社会は(シリア国民に対する犯罪停止のとりきめを)遵守しなければならない…すべての当事者は、包囲解除であれ、逮捕者釈放であれ、支援搬入であれ、砲撃停止であれ、人道問題に対して義務を果たさねばならない」と強調、シリア政府による攻撃を停止させるよう国際社会に呼びかけた。


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ジャラーブルス自由人大隊は米・ロシアが支援するYPG主体のシリア民主軍への参加を表明(2016年1月20日)

ジャラーブルス自由人大隊はアレッポ県アイン・アラブ市西部のアトゥウ村で声明を出し、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に参加すると発表した。

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シャーム戦線はアレッポ県北部トルコ国境に近い村をダーイシュ(イスラーム国)から再び奪還(2016年1月20日)

アレッポ県では、ARA News(1月20日付)によると、スルターン・ムラード師団などからなるシャーム戦線は、ダーイシュ(イスラーム国)によって再制圧されたガズル村を再び奪還した。

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西クルディスタン移行期民政局は、ハサカ県ラアス・アイン市での赤新月社の支援活動を停止処分(2016年1月20日)

ハサカ県では、ARA News(1月20日付)によると、西クルディスタン移行期民政局の人道問題担当局は、ラアス・アイン市でのシリア赤新月社の支援活動を停止処分とした。

シリア赤新月社が市内で「政治活動」を行う一方、「マクトゥーム」(戸籍のないクルド人)への支援物資配給を行っていない、というのが活動停止処分の理由。

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ダーイシュ(イスラーム国)は「ジハード・ジョン」の死亡を認める(2016年1月19日)

ダーイシュ(イスラーム国)は英語機関誌『ダービク』第13号(https://ia801509.us.archive.org/8/items/Dabiq13/Dabiq%2013.pdf)で、「ジハード・ジョン」(本名ジョン・エムワズィ)が2015年11月12日のラッカ市での空爆で死亡したと発表した。

この空爆は無人戦闘機によって行われ、「ジハード・ジョン」が乗っていた車が標的となったという。

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駐ロシアの反体制活動家は、リヤド最高会議に対抗してPYD代表を含む反体制派代表団メンバー候補の名簿をデミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表に提示(2016年1月19日)

『ハヤート』(1月21日付)によると、ロシアに滞在するカドリー・ジャミール前副首相(変革解放人民戦線議長、モスクワ呼びかけ委員会調整役)は、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表に宛てて書簡を送付、そのなかでロシアがジュネーブ3会議への出席を求めている反体制派代表者のリスト(いわゆる「ロシア・リスト」)を提示、会議への参加を求めた。

「ロシア・リスト」は、サーリフ・ムスリム氏(民主統一党共同党首)、アースィヤー・ウスマーン氏(同共同党首)、ハーリド・イーサー氏(同在欧局長)、ハイサム・マンナーア氏(シリア民主評議会共同代表、カムフ代表)、マージド・ハッブー氏(カムフ)、カドリー・ジャミール氏、マーズィン・マグリビーヤ氏(変革解放人民戦線)、ファーティフ・ジャームース氏(平和変革の道)、サリーム・ハイルビク氏、アミーナ・ウースー氏、アッバース・ハビーブ氏、ランダ・カッスィース氏、ナムルード・スライマーン氏、ジハード・マクディスィー氏(元外務在外居住者省報道官)、イルハーム・アフマド氏からなる。

なお、「ロシア・リスト」には当初、マクデスィー氏、アフマド氏ではなく、サミール・イータ氏(シリア民主フォーラム)、リーム・トゥルクマーン氏(シリア民主フォーラム)が名を連ねていたが、両人は参加を辞退・拒否した。

ただし、Elaph(1月20日付)によると、マクディスィー氏も参加を辞退したという。

AFP, January 20, 2016、AP, January 20, 2016、ARA News, January 20, 2016、Champress, January 20, 2016、Elaph, January 20, 2016、al-Hayat, January 21, 2016、Iraqi News, January 20, 2016、Kull-na Shuraka’, January 20, 2016、al-Mada Press, January 20, 2016、Naharnet, January 20, 2016、NNA, January 20, 2016、Reuters, January 20, 2016、SANA, January 20, 2016、UPI, January 20, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合はシリア領内で爆撃を実施せず(2016年1月19日)

米中央軍(CENTCOM)は、1月19日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して14回の空爆を行ったと発表した。

14回の空爆はすべてイラク領内で実施され、シリア領内では空爆は行わなかった。

CENTCOM, January 20, 2016などをもとに作成。

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ラタキア県、ヒムス県などでシリア軍とヌスラ戦線などからなる反体制武装集団の戦闘続く(2016年1月19日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊、バアス大隊、ヒズブッラー戦闘員、外国人戦闘員がロシア軍士官の監督のもと、トルクメン山一帯で、第1沿岸師団、シャーム自由人イスラーム運動、アンサール・シャーム、第2沿岸師団、トルキスターン・イスラーム党、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機がマヒーン町、カルヤタイン市を空爆した。

一方、SANA(1月19日付)によると、シリア軍がティールマアッラ村、タルビーサ市西部、ウンム・シャルシューフ村でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊がマルジュ・スルターン村一帯でジハード主義武装集団と交戦した。

また、クッルナー・シュラカー(1月19日付)によると、反体制武装集団のドゥハー・イスラーム旅団が国防隊との捕虜交換に応じ、国防隊は女性4人、老人2人を、ドゥハー・イスラーム旅団は国防隊隊員2人をそれぞれバービッラー市の検問所で解放、引き渡した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊に所属すると観られる狙撃手がアレッポ市カースティールー街道で狙撃、3人を負傷させた。

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ハマー県では、SANA(1月19日付)によると、シリア軍がタッラフ村、ヒルブナフサ村、カフルヌブーダ町、ラターミナ町でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、ムーリク市、アトシャーン村、スカイク村でファトフ軍の拠点を攻撃した。

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イドリブ県では、SANA(1月19日付)によると、シリア軍がサラーキブ市一帯、ハーミディーヤ村でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(1月19日付)によると、シリア軍がダルアー市アッバースィーヤ地区、ダーイル町でジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, January 19, 2016、AP, January 19, 2016、ARA News, January 19, 2016、Champress, January 19, 2016、al-Hayat, January 20, 2016、Iraqi News, January 19, 2016、Kull-na Shuraka’, January 19, 2016、al-Mada Press, January 19, 2016、Naharnet, January 19, 2016、NNA, January 19, 2016、Reuters, January 19, 2016、SANA, January 19, 2016、UPI, January 19, 2016などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県ブガイリーヤ村一帯でシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)の戦闘が続くなか、ロシア軍がブーライル村を爆撃(2016年1月19日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が、ブガイリーヤ村、アイヤーシュ村武器庫、第137旅団基地一帯(フジャイフ丘)で戦闘を続け、ダーイシュは第137旅団基地周辺で爆弾を積んだ車2台を自爆させるなどして、進軍を続けた。

また、クッルナー・シュラカー(1月19日付)によると、ロシア軍戦闘機がブーライル村を空爆し、民間人18人が死亡、数十人が負傷した。

一方、シリア人権監視団によると、ダーイシュは、ブーライル村で、国防隊隊員4人(うち3人はムーハサン市出身、1人はブーライル村出身)の遺体を同市の外壁に吊し曝した。

4人は16日のダーイシュによるブガイリーヤ村侵攻でダーイシュが殺害したと思われる。

他方、SANA(1月19日付)によると、シリア軍がアイヤーシュ村、ダイル・ザウル航空基地一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局アサーイシュの爆弾処理班の隊員2人がラアス・アイン市郊外の発電所で地雷撤去作業中に地雷が爆発し、死亡した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がアイン・イーサー市近郊のタッル・サマン村一帯を空爆した。

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ヒムス県では、SANA(1月19日付)によると、シリア軍がマヒーン町、カルヤタイン市でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(1月19日付)によると、シリア軍がアッラーン村、アブー・タタル村、マドユーナ村、タッル・マクスール村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ロシア軍戦闘機は過去4日間で157回出撃、シリア領内の579カ所を爆撃する一方、ダイル・ザウル県などで「人道作戦」を継続、物資40トンを投下(2016年1月19日)

ロシア国防省は、1月15日から18日までの4日間でのシリア駐留ロシア軍戦闘機の出撃回数が157回におよび、アレッポ県、ラッカ県、ラタキア県、ヒムス県、ダイル・ザウル県の579カ所を空爆したと発表した。

空爆は、ラタキア県のカバクリーヤ村(現スッカリーヤ村)一帯、アレッポ県タッル・リフアト市一帯、イフラス村一帯、ハルブル村一帯、ハマー県ヒルブナフサ村一帯などのダーイシュ(イスラーム国)やシャームの民のヌスラ戦線などの拠点、タンクローリーの車列に対して行われた。

またシリア駐留ロシア空軍司令部は、シリア領内での「人道作戦」を継続し、ダイル・ザウル県などに人道支援物資40トンをパラシュートで投下した。

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