ダーイシュはハマー県サラミーヤ市とアスライヤー村を結ぶシリア軍の兵站路を遮断(2016年3月5日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が5日深夜にイスリヤー村とサラミーヤ市をつなぐ街道一帯(アスライヤー揚水ステーション、ナターヒジュ山、サアン丘、シャイフ・ハラール村一帯)への攻勢を強め、シリア軍、国防隊と交戦、同街道を再び遮断した。

一方、SANA(3月5日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、サラミーヤ市郊外のマフカル村・東ビッリー村・ラスム・ティーナ村回廊でダーイシュ(イスラーム国)交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(3月5日付)によると、シリア軍が「支援部隊」とともに、ハナースィル市・イスリヤー村街道を寸断しようとして、同地一帯に侵攻したダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、これを撃退した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(3月5日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市の農学部一帯、マリーイーヤ村、サルダ山一帯でダーイシュ(イスラーム国)に対する特殊作戦を行い、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、ブガイリーヤ村のジャズィーダ大学一帯でダーイシュの車列を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, March 5, 2016、AP, March 5, 2016、ARA News, March 5, 2016、Champress, March 5, 2016、al-Hayat, March 6, 2016、Iraqi News, March 5, 2016、Kull-na Shuraka’, March 5, 2016、al-Mada Press, March 5, 2016、Naharnet, March 5, 2016、NNA, March 5, 2016、Reuters, March 5, 2016、SANA, March 5, 2016、UPI, March 5, 2016などをもとに作成。

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イドリブ県フーア市で子供1人が狙撃され死亡(2016年3月5日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府支配下のフーア市で、子供1人が狙撃され死亡した。

また戦闘機(所属明示せず)がジャルジャナーズ町を空爆した。

AFP, March 5, 2016、AP, March 5, 2016、ARA News, March 5, 2016、Champress, March 5, 2016、al-Hayat, March 6, 2016、Iraqi News, March 5, 2016、Kull-na Shuraka’, March 5, 2016、al-Mada Press, March 5, 2016、Naharnet, March 5, 2016、NNA, March 5, 2016、Reuters, March 5, 2016、SANA, March 5, 2016、UPI, March 5, 2016などをもとに作成。

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サウジアラビアのジュバイル外務大臣「交渉後ではなく前にアサド大統領は退陣すべき」(2016年3月5日)

サウジアラビアのアーディル・ジュバイル外務大臣は、ムハンマド・ビン・ナーイフ皇太子とともに訪問中のフランスで、シリア情勢について言及、そのなかで「我々にとって、問題(アサド大統領退陣)は極めて明白だ。(退陣は政治)プロセスの最後ではなく始めでなければならない。18ヶ月もかからない」と述べた。

しかし、ジュバイル外務大臣は同時に、「ジュネーブ合意の原則に従ってシリアで政権移譲を行うための政治プロセスを再開、あるいは開始するための停戦が必要だ」と述べた。

なお、ジュネーブ合意では停戦だけでなく、シリア政府と反体制派の対話を通じた政治移行プロセスの実施を定めており、このプロセスの開始時に大統領の退陣を求めていない。

SPA(3月6日付)が伝えた。

AFP, March 5, 2016、AP, March 5, 2016、ARA News, March 5, 2016、Champress, March 5, 2016、al-Hayat, March 6, 2016、Iraqi News, March 5, 2016、Kull-na Shuraka’, March 5, 2016、al-Mada Press, March 5, 2016、Naharnet, March 5, 2016、NNA, March 5, 2016、Reuters, March 5, 2016、SANA, March 5, 2016、SPA, March 5, 2016、UPI, March 5, 2016などをもとに作成。

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シリア国民連合は新代表に「穏健なイスラーム主義者」のアブダ氏を選出(2016年3月5日)

シリア革命反体制勢力国民連立の総合委員会はトルコのイスタンブールで会合を開き、アナス・アブダ氏を新代表に、ムワッファク・ニールビーヤ氏とアブドゥルハキーム・バッシャール氏(クルド人)、サミーラ・ムサーラマ氏を新副代表に、アブドゥルイラーフ・ファフド氏を新書記長に選出した。

総合委員会はまた、アブダ氏、ニールビーヤ氏、バッシャール氏、ファフド氏を含む19人を政治委員会メンバーに選出した。

アブダ氏は1967年、ダマスカス県生まれで、ヨルダンのヤルムーク大学で地理を学び、その後ロンドンで技術者となった。

その後、「ダマスカス宣言」運動の在外指導者の一人として反体制活動に参加した。

SPA(3月5日付)によると、「穏健なイスラーム主義」者。

AFP, March 5, 2016、AP, March 5, 2016、ARA News, March 5, 2016、Champress, March 5, 2016、al-Hayat, March 6, 2016、Iraqi News, March 5, 2016、Kull-na Shuraka’, March 5, 2016、al-Mada Press, March 5, 2016、Naharnet, March 5, 2016、NNA, March 5, 2016、Reuters, March 5, 2016、SANA, March 5, 2016、SPA, March 5, 2016、UPI, March 5, 2016などをもとに作成。

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トルコ軍はハサカ県カーミシュリー市郊外でYPGに発砲(2016年3月5日)

ハサカ県では、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊のライドゥール・ハリール報道官によると、トルコ軍がカーミシュリー市近郊で人民防衛隊隊員に対して発砲し、1人が負傷した。

AFP, March 5, 2016、AP, March 5, 2016、ARA News, March 5, 2016、Champress, March 5, 2016、al-Hayat, March 6, 2016、Iraqi News, March 5, 2016、Kull-na Shuraka’, March 5, 2016、al-Mada Press, March 5, 2016、Naharnet, March 5, 2016、NNA, March 5, 2016、Reuters, March 5, 2016、SANA, March 5, 2016、UPI, March 5, 2016などをもとに作成。

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米・ロシア外相が電話会談でシリア政府と反体制派による交渉を早急に再開する必要があることを確認(2016年3月5日)

ロシア外務省は声明を出し、セルゲイ・ラブロフ外務大臣とジョン・ケリー米国務長官が電話会談を行い、シリア情勢への対応を協議したと発表した。

会談で両者は、シリア政府と反体制派による交渉を早急に再開する必要があることを確認したという。

AFP, March 5, 2016、AP, March 5, 2016、ARA News, March 5, 2016、Champress, March 5, 2016、al-Hayat, March 6, 2016、Iraqi News, March 5, 2016、Kull-na Shuraka’, March 5, 2016、al-Mada Press, March 5, 2016、Naharnet, March 5, 2016、NNA, March 5, 2016、Reuters, March 5, 2016、SANA, March 5, 2016、UPI, March 5, 2016などをもとに作成。

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米軍が軍事教練した「新シリア軍」がダーイシュとの交戦の末、対イラク国境のタンフ国境通行所を一時制圧するも、数時間後にはダーイシュが奪還(2016年3月5日)

米軍の軍事教練を受けた「新シリア軍」はインターネットを通じて声明を出し、3月4日に対イラク国境に位置するタンフ国境通行所を、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末に制圧したと発表し、写真や画像(https://www.youtube.com/watch?v=XoRXGzttgQA)を公開した。

Kull-na Shuraka', March 8, 2016
Kull-na Shuraka’, March 8, 2016

声明によると、「新シリア軍」は、米軍主導の有志連合の航空支援を受け同地に進軍、殉教者アフマド・アブドゥー軍団とともに同地を制圧したという。

タンフ国境通行所は、ヒムス県タドムル市一帯からシリア軍が戦略的撤退をしたのを受け、2015年5月22日にダーイシュが制圧していた。

「新シリア軍」は、ダーイシュとの戦闘でダイル・ザウル県から敗走していた武装集団の一つアサーラ・ワ・タンミヤ戦線が2015年11月に結成した武装集団で、アサーラ・ワ・タンミヤ戦線のハズアル・スィルハーン氏を司令官を務める。

結成時に公開された宣伝ビデオでは、シリア国外で米国製の武器の使用訓練を受けたとされる軍服姿の戦闘員の訓練の様子が映し出されるとともに、スィルハーン氏がダーイシュ以外のジハード主義武装集団との共闘の意思を表明した。

また殉教者アフマド・アブドゥー軍団もダイル・ザウル県から敗走していた武装集団が結成した組織で、ダマスカス郊外県東カラムーン地方などで活動をしていた。

Kull-na Shuraka', March 5, 2016
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これに関して、シリア人権監視団は、ダマスカス郊外県東カラムーン地方とヒムス県南東部で活動を続けてきたとされるジハード主義武装集団などからなる反体制武装集団と、ヨルダン領内から進入した「新シリア軍」が、イラク国境に位置するタンフ国境通行所を制圧したと発表した。

同監視団によると、「新シリア軍」はヨルダン国境地帯のマフルーサ地区からタンフ国境通行所方面に進軍したという。

一方、クッルナー・シュラカー(3月5日付)は、「新シリア軍」がタンフ国境通行所一帯に進軍した経路に関して、有志連合による降下、ヨルダン領内からの進入などの諸説が流れていると伝えた。

しかし、シリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表は、AFP(3月5日付)に対して、米軍主導の有志連合の航空支援によって、ダーイシュはタンフ国境通行所からイラク領内に撤退し、「新シリア軍」が同地に進軍したが、その後ほどなくダーイシュは反撃に転じ、国境通行所から「新シリア軍」を放逐、その後、通行所の施設を爆破・破壊したと述べた。

その後、シリア人権監視団は6日、「新シリア軍」がタンフ国境通行所を数時間にわたり制圧したが、その後ダーイシュが同地を奪還したと改めて発表した。

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一方、シリア革命反体制勢力国民連立は、ダイル・ザウル県で活動するという「生活のための正義監視団」のジャラール・ハマド代表の話として、自由シリア軍に所属する部隊がダーイシュをタンフ国境通行所から掃討したと発表した。

同連立によると、ダーイシュ掃討戦に参加したのは、殉教者アフマド・アブドゥー軍団、東部獅子軍、新シリア軍、そして地元の若者からなる複数の小集団で、攻撃は4日早朝に開始されたという。

なお、東部獅子軍は、ダーイシュとの戦闘でダイル・ザウル県から敗走していた武装集団が2014年8月にダマスカス郊外県カラムーン地方で結成した組織で、同年12月には、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線、サウジアラビアが支援するイスラーム軍とともに東部カラムーン統一司令部を結成していた。

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ダーイシュの通信部門アアマーク通信は、「新シリア軍」がタンフ国境通行所を制圧したとの報道を否定している。

AFP, March 5, 2016、AP, March 5, 2016、ARA News, March 5, 2016、Champress, March 5, 2016、al-Hayat, March 6, 2016、March 7, 2016、Iraqi News, March 5, 2016、Kull-na Shuraka’, March 5, 2016、al-Mada Press, March 5, 2016、Naharnet, March 5, 2016、NNA, March 5, 2016、Reuters, March 5, 2016、SANA, March 5, 2016、UPI, March 5, 2016などをもとに作成。

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米軍主導の有志連合はシリア領内で2回の爆撃を実施(2016年3月4日)

米中央軍(CENTCOM)は、3月4日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して14回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は2回で、フール町近郊(1回)、タドムル市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

CENTCOM, March 5, 2016などをもとに作成。

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ヌスラ戦線などからなる反体制派がダルアー県でダーイシュに忠誠を誓うヤルムーク殉教者旅団の戦闘員らの住居を襲撃(2016年3月4日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団がサフム・ジャウラーン村でダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うヤルムーク殉教者旅団の戦闘員らの住居を襲撃し、1人を殺害、1人を負傷させ、2人を捕捉した。

AFP, March 5, 2016、AP, March 5, 2016、ARA News, March 5, 2016、Champress, March 5, 2016、al-Hayat, March 6, 2016、Iraqi News, March 5, 2016、Kull-na Shuraka’, March 5, 2016、al-Mada Press, March 5, 2016、Naharnet, March 5, 2016、NNA, March 5, 2016、Reuters, March 5, 2016、SANA, March 5, 2016、UPI, March 5, 2016などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領「難民を押し戻すための都市をシリア北部に建設すべき」(2016年3月4日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、トルコで非難生活を送る避難民をシリア領内に押し戻すため、シリア北部に都市を建設すべきだと述べた。

アナトリア通信(3月5日付)によると、エルドアン大統領は「言っておきたいことがある。解決策とはどのようなものか? 難民を戻すため…シリア北部に都市を作ることだ」と述べた。

エルドアン大統領はまた「我々はバラク・オバマ米大統領と(このことについて)話し、我々は場所も確定した。しかし、今のところ計画は未完だ」と付言した。

トルコ政府はこれまで、シリア北西部に「安全地帯」、「飛行禁止空域」の設置を求め、「穏健な反体制派」を支援すべきだと主張してきた。

AFP, March 4, 2016、Anadolu Ajansı, March 4, 2016、AP, March 4, 2016、ARA News, March 4, 2016、Champress, March 4, 2016、al-Hayat, March 5, 2016、Iraqi News, March 4, 2016、Kull-na Shuraka’, March 4, 2016、al-Mada Press, March 4, 2016、Naharnet, March 4, 2016、NNA, March 4, 2016、Reuters, March 4, 2016、SANA, March 4, 2016、UPI, March 4, 2016などをもとに作成。

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敵対行為停止合意発効後最初の金曜日に合わせ、反体制派支配地域各所で反政府デモが発生(2016年3月4日)

Naharnet, March 4, 2016
Naharnet, March 4, 2016
Naharnet, March 4, 2016
Naharnet, March 4, 2016
Kull-na Shuraka', March 4, 2016
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Kull-na Shuraka’, March 4, 2016
SANA, March 4, 2016
SANA, March 4, 2016
ARA News, March 4, 2016
ARA News, March 4, 2016
ARA News, March 4, 2016
ARA News, March 4, 2016
Kull-na Shuraka', March 4, 2016
Kull-na Shuraka’, March 4, 2016

シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などと共闘する反体制武装集団の支配下にあるアレッポ県アアザーズ市、アターリブ市、アレッポ市バーブ・ハディード地区、ヒムス県タルビーサ市、ダマスカス郊外県ダイル・アサーフィール市、ドゥーマー市、ダルアー県ダルアー市、ナワー市、フラーク市、ヤードゥーダ村、ナスィーブ村、ブスラー・シャーム市、ジーザ町、イドリブ県ジャルジャナーズ町、サラーキブ市、マアッラト・ハルマ村、マアッラト・ヌウマーン市で住民数百人が街頭デモを行った。

デモでは「体制打倒と逮捕者釈放」、「自由、尊厳、封鎖地域の包囲解除」、「シリア万歳、アサドは倒れる」といったプラカード、横断幕などが掲げられ、アサド政権の退陣が要求された。

なお、クッルナー・シュラカー(3月4日付)によると、デモ参加者は数千人。

また、シリア革命反体制勢力国民連立によると、抗議デモは105カ所で実施されたという。

AFP, March 4, 2016、AP, March 4, 2016、ARA News, March 4, 2016、Champress, March 4, 2016、al-Hayat, March 5, 2016、Iraqi News, March 4, 2016、Kull-na Shuraka’, March 4, 2016、al-Mada Press, March 4, 2016、Naharnet, March 4, 2016、NNA, March 4, 2016、Reuters, March 4, 2016、SANA, March 4, 2016、UPI, March 4, 2016などをもとに作成。

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シリア政府当局と反体制派が協調し、アレッポ市で3ヶ月ぶりに水道が再開(2016年3月4日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市スライマーン・ハラビー地区にタンク・ローリー複数台が入り、同地区の水道施設を稼働させるための燃料が搬入された。

同監視団によると、ユーフラテス川の水が4日にハフサ町方面(マンビジュ市郊外)からアレッポ市内東部(ナイラブ貯水場、スライマーン・ハラビー貯水場)に3ヶ月ぶりに供給され、アレッポ市内各地区の揚水場への配給が再開されていたという。

その後、シリア人権監視団は6日、アレッポ市内の揚水場が再稼働し、数ヶ月に及ぶ断水が解消したと発表した。

複数の活動家によると、断水解消は、シリア政府当局と反体制派の調整のもとに実現したという。

AFP, March 4, 2016、AP, March 4, 2016、ARA News, March 4, 2016、Champress, March 4, 2016、al-Hayat, March 5, 2016、March 7, 2016、Iraqi News, March 4, 2016、Kull-na Shuraka’, March 4, 2016、al-Mada Press, March 4, 2016、Naharnet, March 4, 2016、NNA, March 4, 2016、Reuters, March 4, 2016、SANA, March 4, 2016、UPI, March 4, 2016などをもとに作成。

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ヌスラ戦線などからなる反体制派は西クルディスタン移行期民政局支配下のアレッポ市シャイフ・マクスード地区を砲撃する一方、シリア軍はダマスカス郊外県ドゥーマー市、イドリブ県ハーン・シャイフーン市などを砲撃し、住民が死亡(2016年3月4日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるアレッポ市シャイフ・マクスード地区に迫撃砲弾50発が撃ち込まれ、また同地で人民防衛隊主体のシリア民主軍とシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団が、同地一帯やサカン・シャバービー地区、バニー・ザイド地区で交戦し、シリア民主軍の隊員2人とジハード主義者3人が死亡した。

また、SANA(3月4日付)によると、アレッポ市シャイフ・マクスード地区に、「テロ組織」が撃った迫撃砲弾複数発が着弾し、1人が死亡、8人が負傷した。

このほか、ARA News(3月4日付)によると、県北西部のタームーラ村一帯でシリア軍がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が撃った迫撃砲弾3発がドゥーマー市に着弾し、住民1人が死亡、また同地への戦闘機(所属明示せず)の空爆で、「ホワイト・ヘルメット」(民間救助隊)隊員2人が負傷した。

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イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(3月4日付)によると、シリア軍がハーン・シャイフーン市を砲撃し、女性3人を含む4人が死亡した。

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AFP, March 4, 2016、AP, March 4, 2016、ARA News, March 4, 2016、Champress, March 4, 2016、al-Hayat, March 5, 2016、Iraqi News, March 4, 2016、Kull-na Shuraka’, March 4, 2016、al-Mada Press, March 4, 2016、Naharnet, March 4, 2016、NNA, March 4, 2016、Reuters, March 4, 2016、SANA, March 4, 2016、UPI, March 4, 2016などをもとに作成。

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アレッポ県東部、ハサカ県、ラッカ県、ダイル・ザウル県でYPG、シリア軍がダーイシュとの戦闘を続ける(2016年3月4日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機が、ダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるターディフ市、ダイルカーク村、アブー・ジャッバール村、マドユーナ村などに対して18回の空爆を行った。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ハサカ市南部郊外のアブドゥルアズィーズ山一帯で、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、同山の西部一帯、アブー・ハシャブ街道一帯を制圧した。

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ラッカ県では、ARA News(3月4日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が3日夜から4日にかけて、スルーク町南東部でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続け、シャムナドゥール村、サラヤー村、タルワーズィーヤ村を制圧した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(3月4日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル市クスール地区、ジャウラ地区を砲撃し、男女2人が死亡、5人が負傷した。

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ヒムス県では、ARA News(3月5日付)によると、有志連合と思われる戦闘機による県東部の空爆で、ダーイシュ(イスラーム国)司令官の一人のアムル・アッバースィー氏が死亡した。

AFP, March 4, 2016、AP, March 4, 2016、ARA News, March 4, 2016、March 5, 2016、Champress, March 4, 2016、al-Hayat, March 5, 2016、Iraqi News, March 4, 2016、Kull-na Shuraka’, March 4, 2016、al-Mada Press, March 4, 2016、Naharnet, March 4, 2016、NNA, March 4, 2016、Reuters, March 4, 2016、SANA, March 4, 2016、UPI, March 4, 2016などをもとに作成。

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シリア人権監視団:米軍の教練を受けた「穏健な反体制派」約100人がトルコからアレッポ県北西部に進入(2016年3月4日)

シリア人権監視団は、米軍の軍事教練を受けたシリア人戦闘員(「穏健な反体制派」)100人強がトルコからアレッポ県北西部に進入したことを確認したと発表した。

アレッポ県北西部に進入したのは、第51旅団を名乗る戦闘員の集団と第31旅団を名乗る戦闘員の集団で、いずれも50人強の兵力で、「近代兵器を装備し、複数の車輌に乗って」トルコからシリア領内に入ったという。

またこれに先立ち、ハズム運動の元司令官としてダーラト・イッザ市で活動していた離反士官が率いる部隊もシリア領内に進入、マーリア市で活動する武装集団とともに、ダーイシュ(イスラーム国)と戦うために県北西部に向かったという。

AFP, March 4, 2016、AP, March 4, 2016、ARA News, March 4, 2016、Champress, March 4, 2016、al-Hayat, March 5, 2016、Iraqi News, March 4, 2016、Kull-na Shuraka’, March 4, 2016、al-Mada Press, March 4, 2016、Naharnet, March 4, 2016、NNA, March 4, 2016、Reuters, March 4, 2016、SANA, March 4, 2016、UPI, March 4, 2016などをもとに作成。

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ドイツのシュタインマイヤー外務大臣「シリアで停戦違反が依然として起きていることはみなが知っているが、我々の任務は停戦の強化だ」(2016年3月4日)

フランスのジャン=マルク・エロー外務大臣、ドイツのフランク=ヴァルター・シュタインマイヤー外務大臣、英国のフィリップ・ハモンド外務大臣、EUのフレデリカ、はパリでシリア情勢への対応を協議、またリヤド最高交渉委員会の委員長のリヤード・ヒジャーブ元首相と会談した。

フランスのエロー外務大臣は、シリアの危機の政治的解決を改めて強調、そのための条件として、すべてのシリア人が国連の諸決議に従って人道支援物資を受け取ること、すべての当事者が停戦合意を遵守することが必要だと述べた。

一方、ドイツのシュタインマイヤー外務大臣は「シリアで停戦違反が依然として起きていることはみなが知っており、違反の責任が誰にあるかを透明性をもって調査すべきだ。しかし、我々の任務は停戦の強化だ…。人道支援は例外なく…配給されるべきだ」と述べた。

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また、リヤド最高交渉委員会の委員長を務めるリヤード・ヒジャーブ元首相は記者会見を開き、3月9日に再開予定のジュネーブ3会議に関して、シリア軍、ロシア軍が停戦を遵守していない現状では、「再開は不適切だ」との見方を示した。

AFP, March 4, 2016、AP, March 4, 2016、ARA News, March 4, 2016、Champress, March 4, 2016、al-Hayat, March 5, 2016、Iraqi News, March 4, 2016、Kull-na Shuraka’, March 4, 2016、al-Mada Press, March 4, 2016、Naharnet, March 4, 2016、NNA, March 4, 2016、Reuters, March 4, 2016、SANA, March 4, 2016、UPI, March 4, 2016などをもとに作成。

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ロシアのプーチン大統領「シリアでの国会選挙は政治的正常化プロセスの障害にはならない」(2016年3月4日)

ロシアのヴラジミール・プーチン大統領は、ロシア、フランス、ドイツ、英国首脳との合同電話会談で、4月13日に投票が予定されている第2期人民議会選挙に関して「政治的正常化プロセスの障害になるとは思わない」と述べた。

これに対して、デヴィッド・キャメロン首相らは電話会談でプーチン大統領に対し、停戦を利用して、アサド大統領なしの持続的な和合意をめざすべきだと求めたという。

AFP, March 4, 2016、AP, March 4, 2016、ARA News, March 4, 2016、Champress, March 4, 2016、al-Hayat, March 5, 2016、Iraqi News, March 4, 2016、Kull-na Shuraka’, March 4, 2016、al-Mada Press, March 4, 2016、Naharnet, March 4, 2016、NNA, March 4, 2016、Reuters, March 4, 2016、SANA, March 4, 2016、UPI, March 4, 2016などをもとに作成。

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シリア政府とUNRWAはヤルムーク・パレスチナ難民キャンプに、国連、シリア赤新月社はダマスカス郊外県東グータ地方に人道支援物資を搬入(2016年3月4日)

ダマスカス県では、SANA(3月4日付)によると、アラブ・パレスチナ人難民総合委員会(シリアのパレスチナ難民支援団体)とUNRWAがヤルムーク・パレスチナ難民キャンプに人道支援物資2,000箱の搬入を行った。

SANA, March 4, 2016
SANA, March 4, 2016

 

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ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(3月5日付)などによると、国連、シリア赤新月社、赤十字国際委員会の支援チームが、東グータ地方のサクバー市、アイン・タルマー村、ハッザ町、ザマルカー町に人道支援物資を搬入した。

AFP, March 4, 2016、AP, March 4, 2016、ARA News, March 4, 2016、Champress, March 4, 2016、al-Hayat, March 5, 2016、Iraqi News, March 4, 2016、Kull-na Shuraka’, March 4, 2016、March 5, 2016、al-Mada Press, March 4, 2016、Naharnet, March 4, 2016、NNA, March 4, 2016、Reuters, March 4, 2016、SANA, March 4, 2016、UPI, March 4, 2016などをもとに作成。

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ロシア国防省は4日に停戦違反が27件発生したと発表する一方、トルコ領内からアル=カーイダ系組織のヌスラ戦線に武器搬入が行われていると批判(2016年3月4日)

ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、3月2日と3日の2日間で41件の停戦違反が発生し、民間人3人が死亡、8人が負傷したことを確認したと発表した。

2日には14件の停戦違反が発生したと発表していたので、3日の違反件数は27件。

なお、ロシア軍は、米・ロシアによる敵対行為禁止合意の対象地域内での空爆は実施せず、ダーイシュ(イスラーム国)、シャームの民のヌスラ戦線に対する空爆地点は、米・ロシア両国の当事者和解調整センターに通告済みだという。

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ロシア国防省はまた声明を出し、トルコ領内から武器を積んだ車輌複数台が連日シリア領内に潜入し、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線とシャーム自由人イスラーム運動に武器を供与していると批判した。

またRT(3月4日付)は、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の撮影チームが、トルコ領内からアレッポ県北西部のバーブ・サラーム国境通行所を通じて進入した複数の車輌が、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線の国境付近の基地に武器、弾薬を運び込む映像を撮影することに成功したと報じ、公開した。

SANA, March 4, 2016
SANA, March 4, 2016

AFP, March 4, 2016、AP, March 4, 2016、ARA News, March 4, 2016、Champress, March 4, 2016、al-Hayat, March 5, 2016、Iraqi News, March 4, 2016、Kull-na Shuraka’, March 4, 2016、al-Mada Press, March 4, 2016、Naharnet, March 4, 2016、NNA, March 4, 2016、Reuters, March 4, 2016、SANA, March 4, 2016、UPI, March 4, 2016などをもとに作成。

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米軍主導の有志連合はシリア領内で6回の爆撃を実施(2016年3月3日)

米中央軍(CENTCOM)は、3月3日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して14回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は6回で、ハサカ市近郊(4回)、ダイル・ザウル市近郊(2回)に対して攻撃が行われた。

CENTCOM, March 4, 2016などをもとに作成。

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クルド人芸術家の仲介でシリア赤新月社が西クルディスタン移行期民政局支配下のアレッポ県アフリーン市に人道支援物資を搬入(2016年3月3日)

アレッポ県では、ARA News(3月4日付)によると、西クルディスタン移行期民政局の実効支配下にある県北西部のアフリーン市に、シリア赤新月社をはじめとするシリアの複数の人道支援団体が、クルド人芸術家のビーバル・ワヒード氏の調整のもとに、初めて人道支援物資の搬入を行った。

アフリーン市は、アアザーズ市一帯で活動するアル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線などの反体制武装集団がアフリーン市・アアザーズ市間の街道を封鎖しているために、長らく孤立状態にあった。

芸術家のワヒード氏は、アフリーン市のシリア赤新月社の支部と、首都ダマスカスの本部、そして保健省などとの連絡を仲介し、人道支援搬入を実現させたという。

Kull-na Shuraka', March 4, 2016
Kull-na Shuraka’, March 4, 2016

AFP, March 3, 2016、AP, March 3, 2016、ARA News, March 3, 2016、Champress, March 3, 2016、al-Hayat, March 4, 2016、Iraqi News, March 3, 2016、Kull-na Shuraka’, March 3, 2016、al-Mada Press, March 3, 2016、Naharnet, March 3, 2016、NNA, March 3, 2016、Reuters, March 3, 2016、SANA, March 3, 2016、UPI, March 3, 2016などをもとに作成。

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スペイン内務省はシリアで活動するダーイシュ、ヌスラ戦線の戦闘員に供与されようとしていた軍服2万着を押収したと発表(2016年3月3日)

スペイン内務省は声明で、シリアで活動するダーイシュ(イスラーム国)とシャームの民のヌスラ戦線の戦闘員に供与されようとしていた軍服2万着を押収したと発表した。

AFP, March 3, 2016、AP, March 3, 2016、ARA News, March 3, 2016、Champress, March 3, 2016、al-Hayat, March 4, 2016、Iraqi News, March 3, 2016、Kull-na Shuraka’, March 3, 2016、al-Mada Press, March 3, 2016、Naharnet, March 3, 2016、NNA, March 3, 2016、Reuters, March 3, 2016、SANA, March 3, 2016、UPI, March 3, 2016などをもとに作成。

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シリア全土で「技術的」理由により停電が発生(2016年3月3日)

電力省は「技術的」理由によりシリア全県で停電が発生、復旧作業を行うため原因の特定作業を開始したと発表した。

またシリア・テレコム社も、同日にインターネット・サービスが停電に伴い数時間にわたって中断したと発表した。

AFP, March 3, 2016、AP, March 3, 2016、ARA News, March 3, 2016、Champress, March 3, 2016、al-Hayat, March 4, 2016、Iraqi News, March 3, 2016、Kull-na Shuraka’, March 3, 2016、al-Mada Press, March 3, 2016、Naharnet, March 3, 2016、NNA, March 3, 2016、Reuters, March 3, 2016、SANA, March 3, 2016、UPI, March 3, 2016などをもとに作成。

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シリア軍、シリア民主軍、「穏健な反体制派」がアレッポ県、ハサカ県でダーイシュと交戦(2016年3月3日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)は、県北西部のブライギーダ村を砲撃、スルターン・ムラード旅団などからなる武装集団と交戦した。

また、ARA News(3月3日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が県北西部の「穏健な反体制派」支配下のアーキダ村、バラーキーダ村を攻撃し、スルターン・ムラード旅団、ムウタスィム・ビッラー旅団、シャーム軍団と交戦した。

この戦闘で「穏健な反体制派」側はダーイシュを撃退、戦闘員6人を殺害したという。
一方、アレッポ県では、SANA(3月3日付)によると、シリア軍が県北東部のバーブ市、大サルジャ村、マドユーナ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がダーイシュ(イスラーム国)が展開するタドムル市郊外の砂漠地帯を空爆した。

一方、SANA(3月3日付)によると、シリア軍がタドムル市東部および南部、ラスム・アルナブ村、ワーディー・アブヤド一帯、マヒーン町でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がシャッダーディー市近郊の第47地区一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

またARA News(3月4日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がシャッダーディー市南部のマルカダ町一帯に進軍、ダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ハワーイジュ・ズィヤーブ村のアラブ人部族の名士宅で、ダーイシュ(イスラーム国)総務関係局の幹部と同地の名士が会合を開き、「戦略的地点」をめぐる協議を行った。

「協議は今回が2回目だが、「戦略的地点」が何を指すかは不明だという。

AFP, March 3, 2016、AP, March 3, 2016、ARA News, March 3, 2016、Champress, March 3, 2016、al-Hayat, March 4, 2016、Iraqi News, March 3, 2016、Kull-na Shuraka’, March 3, 2016、al-Mada Press, March 3, 2016、Naharnet, March 3, 2016、NNA, March 3, 2016、Reuters, March 3, 2016、SANA, March 3, 2016、UPI, March 3, 2016などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍がヌスラ戦線への攻勢を強め、アレッポ市の反体制派の完全包囲を目指す(2016年3月3日)

アレッポ県では、『ハヤート』(3月4日付)などによると、アレッポ市シャイフ・マクスード地区を支配下に置く西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、同地区東部のカースティールー街道に通じる丘陵地帯に進軍し、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

ドゥラル・シャーミーヤ(3月3日付)によると、シリア民主軍の進軍に合わせて、ロシア軍戦闘機がカースティールー街道一帯、ブアイディーン交差点一帯への攻撃を激化させた。

マサール・プレス(3月3日付)は、人民防衛隊がカースティールー街道に通じる丘陵地帯を制圧したと報じたが、ドゥラル・シャーミーヤはこれを否定している。

また、「命じられるがまま進め」連合のメンバーは声明を出し、人民防衛隊がカースティールー街道の封鎖を試みていると発表し、警鐘を鳴らした。

同声明によると、人民防衛隊はロシア軍の航空支援を受けており、すでにアシュラフィーヤ地区、サカン・シャバービー地区の戦略拠点複数カ所を手中に収めているという。

一方、シリア人権監視団によると、シリア民主軍は、反体制武装集団の支配下にあるアレッポ市バニー・ザイド地区でも、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線、サラーフッディーン・シーシャーニー氏(チェチェン人)が率いるチェチェン人戦闘員と交戦した。

ARA News(3月3日付)によると、シリア民主軍が交戦したのはシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、チェチェン人大隊、ムジャーヒディーン軍。

他方、SANA(3月3日付)によると、アレッポ市シャイフ・マクスード地区にジハード主義武装集団が撃った迫撃砲弾多数が着弾し、2人が死亡、25人が負傷した。

シリア民主軍がカースティールー街道一帯を掌握すれば、アレッポ市内にとどまる反体制武装集団の兵站路は完全に遮断されることになる。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、イドリブ県・ハマー県に通じるカッバーナ丘一帯で、シリア軍、イラン・イスラーム革命防衛隊、シリア人・アラブ人・アジア人民兵がロシア軍の指揮の下、シャームの民のヌスラ戦線、トルキスターン・イスラーム党などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、米国やサウジアラビアが後援する「穏健な反体制派」の一つ山地の鷹旅団の司令官がカフルヌブル市で何者かの発砲を受け、志望した。

また、司令官暗殺後、仕掛け爆弾が山地の鷹旅団本部近くで爆発したという。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が県北部のガーブ平原のサルマーニーヤ村などを砲撃、また戦闘機(所属明示せず)が同地を空爆した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がハーン・シャイフ・キャンプとザーキヤ町を結ぶ街道で反体制武装集団に発砲し、戦闘員2人が死亡した。

シリア軍はまたハラスター市を砲撃した。

AFP, March 3, 2016、AP, March 3, 2016、ARA News, March 3, 2016、Champress, March 3, 2016、al-Durar al-Shamiya, March 3, 2016、al-Hayat, March 4, 2016、Iraqi News, March 3, 2016、Kull-na Shuraka’, March 3, 2016、al-Mada Press, March 3, 2016、Masar Press Agency, March 3, 2016、Naharnet, March 3, 2016、NNA, March 3, 2016、Reuters, March 3, 2016、SANA, March 3, 2016、UPI, March 3, 2016などをもとに作成。

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英仏首脳が共同声明でロシア軍とシリア軍に「穏健な反体制派」への攻撃停止を求める(2016年3月3日)

英国のデヴィッド・キャメロン首相とフランスのフランソワ・オランド大統領は共同声明を出し、シリア領内でのロシア軍とシリア軍による「穏健な反体制派」への攻撃の即時停止を求めた。

声明のなかで両首脳は「我々はロシア、シリア政府など、人権を侵害するすべての当事者に「穏健な反体制派」への攻撃を即時停止するよう求める」と表明した。

また両首脳は、米、ロシア、そしてイランの後援を受け、アレッポ県北西部でアル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装州集団に対して攻勢を続ける西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍やシリア軍の動きに関して、「和平を脅威に曝す可能性があり、難民危機を悪化させ、ダーイシュ(イスラーム国)を利する」として、進軍を止めるべきだと主張した。

AFP, March 3, 2016、AP, March 3, 2016、ARA News, March 3, 2016、Champress, March 3, 2016、al-Hayat, March 4, 2016、Iraqi News, March 3, 2016、Kull-na Shuraka’, March 3, 2016、al-Mada Press, March 3, 2016、Naharnet, March 3, 2016、NNA, March 3, 2016、Reuters, March 3, 2016、SANA, March 3, 2016、UPI, March 3, 2016などをもとに作成。

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ロシアの仲介による「穏健な反体制派」4組織が新たに敵対行為停止合意を受諾(2016年3月3日)

ロシア国防省は、シリア国内でロシアの仲介により「穏健な反体制派」4組織が新たに敵対行為停止合意を受諾、またダマスカス郊外県、ダルアー県、ヒムス県、アレッポ県で活動する11組織と現在、合意の受諾をめぐる交渉を行っていることを明らかにした。

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これに関連して、SANA(3月3日付)は、バアス党シリア地域指導部のヒラール・ヒラール副書記長が、ダルアー県での「地方レベルでの和解」実現に向けた取り組みを行う「南部和平イニシアチブ」の使節団と会談したと伝えた。

AFP, March 3, 2016、AP, March 3, 2016、ARA News, March 3, 2016、Champress, March 3, 2016、al-Hayat, March 4, 2016、Iraqi News, March 3, 2016、Kull-na Shuraka’, March 3, 2016、al-Mada Press, March 3, 2016、Naharnet, March 3, 2016、NNA, March 3, 2016、Reuters, March 3, 2016、SANA, March 3, 2016、UPI, March 3, 2016などをもとに作成。

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ロシア国防省は3日に14件の停戦違反が発生したと発表するとともに、トルコが越境砲撃を続けていると非難(2016年3月3日)

ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、3月2日に14件の停戦違反が発生し、民間人3人が死亡、8人が負傷したことを確認したと発表した。

停戦違反の県別内訳は、ダマスカス郊外県3件、クナイトラ県2件、ラタキア県2件、ハマー県1件、ダルアー県1件、アレッポ県5件で、いずれも反体制武装集団による違反だという。

なお、ロシア軍は、米・ロシアによる敵対行為禁止合意の対象地域内での空爆は実施せず、ダーイシュ(イスラーム国)、シャームの民のヌスラ戦線に対する空爆地点は、米・ロシア両国の当事者和解調整センターに通告済みだという。 

また、ロシア国防省は、シリア政府と西クルディスタン移行期民政局からロシアの当事者和解調整センターに対してトルコ軍が停戦違反を続けている旨通報があったとしたうえで、「トルコ軍によるシリア領内への越境砲撃は依然として続いており、ロシアはこれを意図的な挑発行為とみなしている」と批判した。

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トルコ政府高官は、AFP(3月3日付)に対し、米・ロシアによるシリアでの敵対行為停止合意が発効した2月27日以降、トルコ軍は、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の拠点に対する越境砲撃を一切行っていないと述べた。

同高官はまた、2月28日にトルコ軍がシリア領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点を砲撃したと付言、シリアへの越境砲撃がダーイシュに対するものであることを強調した。

AFP, March 3, 2016、AP, March 3, 2016、ARA News, March 3, 2016、Champress, March 3, 2016、al-Hayat, March 4, 2016、Iraqi News, March 3, 2016、Kull-na Shuraka’, March 3, 2016、al-Mada Press, March 3, 2016、Naharnet, March 3, 2016、NNA, March 3, 2016、Reuters, March 3, 2016、SANA, March 3, 2016、UPI, March 3, 2016などをもとに作成。

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リヤド最高交渉委員会のヒジャーブ氏はシリア軍とロシア軍の停戦違反を批判(2016年3月3日)

リヤド最高交渉委員会の委員長を務めるリヤード・ヒジャーブ元首相は声明を出し、シリア軍、ロシア軍による停戦違反を批判した。

ヒジャーブ元首相は、シリア、ロシア軍が停戦を遵守しているとの報道に関して「まったく正しくない」と断言、「現地において、我々は停戦違反ではなく、戦闘行為と戦争犯罪が続いているということを話している。政権とその同盟者は今もそうした犯罪を呈していない…。実際には政権とその同盟者は停戦を違反し、新たな領土を獲得する作戦を行っている」と批判した。

ヒジャーブ元首相によると「5日間で100以上の停戦違反が起おり、女性と子供を含む40人以上が死亡、92人が負傷」、また「13の武装集団が停戦遵守を宣言したにもかかわらず敵対行為を受けた」という。

AFP, March 3, 2016、AP, March 3, 2016、ARA News, March 3, 2016、Champress, March 3, 2016、al-Hayat, March 4, 2016、Iraqi News, March 3, 2016、Kull-na Shuraka’, March 3, 2016、al-Mada Press, March 3, 2016、Naharnet, March 3, 2016、NNA, March 3, 2016、Reuters, March 3, 2016、SANA, March 3, 2016、UPI, March 3, 2016などをもとに作成。

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デミストゥラ・シリア担当国連特別代表「停戦合意の成功は保証されていないが明確な進展が起きている」(2016年3月3日)

スタファン・デミストゥラ・シリア担当国連特別代表は、シリアでの人道支援に関する作業チーム会合後に記者団に対して「現地情勢は要約すると脆く、(敵対行為停止合意の)成功は保証されていない。しかし、明確な進展が起こっている…。シリア人に聞いてみるがいい」と述べた。

デミストゥラ特別代表は「シリア国内での暴力のレベルは大きく低下した。総じて、停戦は揺らいでいない…。ハマー県、ヒムス県、ラタキア県、ダマスカス郊外県の複数カ所で戦闘は続いているが…、これらの戦闘は限定的だ」と付言した。

AFP, March 3, 2016、AP, March 3, 2016、ARA News, March 3, 2016、Champress, March 3, 2016、al-Hayat, March 4, 2016、Iraqi News, March 3, 2016、Kull-na Shuraka’, March 3, 2016、al-Mada Press, March 3, 2016、Naharnet, March 3, 2016、NNA, March 3, 2016、Reuters, March 3, 2016、SANA, March 3, 2016、UPI, March 3, 2016などをもとに作成。

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