シリア軍はダーイシュとの戦闘の末、アレッポ市・ハナースィル市街道一帯の8カ村を制圧(2016年3月10日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市・ハナースィル市街道一帯でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続け、ハナースィル市近郊のアアラー村、小ハヤート村、大ハヤート村を制圧した。

また戦闘機(所属明示せず)が、ダーイシュの拠点都市の一つマンビジュ市近郊のマフドゥーム村、ザーキヤ村に対して空爆を行った。

一方、SANA(3月10日付)によると、シリア軍が「支援部隊」とともにハナースィル市東部一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、8カ村を制圧した。

シリア軍が制圧したのは大ハヤート村、小ハヤート村、ズブド村、タウィーラ村、クライア村、ハッラ村、フカイル村、ヒルバト・ムーサ村の8カ村のほか、ドゥライヒム平原、ブフース丘。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるタドムル市およびその一帯、カルヤタイン市およびその一帯を空爆、またシリア軍がカルヤタイン市一帯、シャーイル・ガス採掘所一帯でダーイシュと交戦した。

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ハサカ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月10日付)によると、ハサカ県西部とラッカ県北部を結ぶ街道一帯からダーイシュ(イスラーム国)が撤退したのを受け、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が同地を掌握した。

ダーイシュが撤退したのは、ハサカ県西部のウンム・ダフア村、バラーキア村、シャッラーリーヤ村、ラッカ県北部のアイン・ジャルマー村、ラアス・タッル村。

AFP, March 10, 2016、AP, March 10, 2016、ARA News, March 10, 2016、Champress, March 10, 2016、al-Durar al-Shamiya, March 10, 2016、al-Hayat, March 11, 2016、Iraqi News, March 10, 2016、Kull-na Shuraka’, March 10, 2016、al-Mada Press, March 10, 2016、Naharnet, March 10, 2016、NNA, March 10, 2016、Reuters, March 10, 2016、SANA, March 10, 2016、UPI, March 10, 2016などをもとに作成。

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ロシア国防省は9日の停戦違反件数を8件と発表(2016年3月10日)

ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、3月9日に8件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

このうち5件がアレッポ県、1件がダルアー県、ダマスカス郊外県、ダルアー県、イドリブ県で発生したという。

このうち、アレッポ県での停戦違反は、「穏健な反体制派」と目されるスルターン・ムラード旅団、第16師団、アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動によるアレッポ市シャイフ・マクスード地区への砲撃だという。

またアフリーン市近郊のマルアナーズ村、アイン・ダクナ村の住宅街に対しても反体制武装集団が砲撃を行った。

なお、ロシア軍は、米・ロシアによる敵対行為禁止合意の対象地域内での空爆は実施せず、ダーイシュ(イスラーム国)、シャームの民のヌスラ戦線に対する空爆地点は、米・ロシア両国の当事者和解調整センターに通告済みだという。

AFP, March 10, 2016、AP, March 10, 2016、ARA News, March 10, 2016、Champress, March 10, 2016、al-Hayat, March 11, 2016、Iraqi News, March 10, 2016、Kull-na Shuraka’, March 10, 2016、al-Mada Press, March 10, 2016、Naharnet, March 10, 2016、NNA, March 10, 2016、Reuters, March 10, 2016、SANA, March 10, 2016、UPI, March 10, 2016などをもとに作成。

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ヴォーテル次期米中央軍司令官「現時点でシリア領内に我々の同盟者はいない」(2016年3月10日)

米特殊作戦軍司令官のジョゼフ・ヴォーテル大将(次期中央軍司令官)は、有志連合によるシリア領内での対ダーイシュ(イスラーム国)戦に関して「シリアには現時点で地上に我々の同盟者はいない」と述べた。

ヴォーテル大将は「ダーイシュと戦う同盟者がシリア領内にいないことは、ダーイシュ支配下の地域における我々の進軍に影響を及ぼすことになろう」と付言した。

ARA News(3月10日付)が伝えた。

AFP, March 10, 2016、AP, March 10, 2016、ARA News, March 10, 2016、Champress, March 10, 2016、al-Hayat, March 11, 2016、Iraqi News, March 10, 2016、Kull-na Shuraka’, March 10, 2016、al-Mada Press, March 10, 2016、Naharnet, March 10, 2016、NNA, March 10, 2016、Reuters, March 10, 2016、SANA, March 10, 2016、UPI, March 10, 2016などをもとに作成。

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ハサカ市郊外のバアス大隊本部をYPGが襲撃(2016年3月10日)

ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(3月10日付)によると、ハサカ市郊外のヒルバト・アンムー村で西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がバアス大隊の本部を襲撃し、戦闘となった。

人民防衛隊は一時本部を占拠したが、バアス大隊はほどなく奪還に成功したという。

AFP, March 10, 2016、AP, March 10, 2016、ARA News, March 10, 2016、Champress, March 10, 2016、al-Hayat, March 11, 2016、Iraqi News, March 10, 2016、Kull-na Shuraka’, March 10, 2016、al-Mada Press, March 10, 2016、Naharnet, March 10, 2016、NNA, March 10, 2016、Reuters, March 10, 2016、SANA, March 10, 2016、UPI, March 10, 2016などをもとに作成。

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レバノン軍はベカーア県ラアス・バアルベック村郊外でダーイシュの拠点を攻撃(2016年3月10日)

レバノン軍は声明を出し、ベカーア県バアルベック郡ラアス・バアルベッック村郊外でダーイシュ(イスラーム国)を名乗る武装集団の拠点に対して攻撃を行い、戦闘員5人を殺害、数十人を負傷させたと発表した。

戦闘ではレバノン軍兵士1人も戦士したという。

ナハールネット(3月10日付)が伝えた。

Naharnet, March 10, 2016
Naharnet, March 10, 2016


AFP, March 10, 2016、AP, March 10, 2016、ARA News, March 10, 2016、Champress, March 10, 2016、al-Hayat, March 11, 2016、Iraqi News, March 10, 2016、Kull-na Shuraka’, March 10, 2016、al-Mada Press, March 10, 2016、Naharnet, March 10, 2016、NNA, March 10, 2016、Reuters, March 10, 2016、SANA, March 10, 2016、UPI, March 10, 2016などをもとに作成。

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英スカイ・ニュースは、自由シリア軍元メンバーが盗んだダーイシュ・メンバー2万2,000人分の個人情報データを入手(2016年3月10日)

英国のスカイ・ニュース・チャンネル(3月10日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)メンバー数万人の個人情報が記載されたリストを入手したと伝えた。

リストは、ダーイシュの内務治安警察(通称「SS」)が管理するデータから盗み出され、スカイ・ニュースはメモリー・スティックにコピーされたデータを入手したという。

そのなかには、メンバーや家族の氏名、住所、電話番号、家族の連絡先が記載されており、英国など51カ国から集まった約2万2,000人分の情報がデータベース化されているという。

データを盗み出したのは、「自由シリア軍」からダーイシュに加わったというシリア人のアブー・ハマドを名乗る人物。

アブー・ハマド氏は、ダーイシュの指導部に幻滅したとしたうえで、現在指導部はイラクの旧バアス元兵士らによって掌握されていると述べた。

また、彼が信奉していた「イスラーム的な支配」は、ダーイシュ内では完全に崩壊しており、そのことがダーイシュからの離反を促す理由だったとしている。

データを受け取ったステュアート・ラムゼイ主任特派員は、トルコ領内の某所でアブー・ハマド氏と会い、同氏から、ダーイシュがラッカ市の本部を引き払い、シリア中部の砂漠地帯やイラクに移動したと聞いたという。

またアブー・ハマド氏は、ダーイシュ、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊、そしてシリア政府が結託し、「穏健な反体制派」に対抗していると主張していたという。

Sky News, March 10 ,2016
Sky News, March 10 ,2016

 

Sky News, March 10, 2016をもとに作成。

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シリア人権監視団のアブドゥッラフマーン代表「ダーイシュの幹部司令官アブー・ウマル・シーシャーニー氏は重傷を負ったが死んでいない」(2016年3月10日)

シリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表はAFP(3月10日付)に対して、ダーイシュ(イスラーム国)の幹部司令官の一人アブー・ウマル・シーシャーニー氏が死亡したとする米匿名高官の発言に関して、重傷を負っているが死んでいないとの情報を得たことを明らかにした。

アブドゥッラフマーン代表は、ダーイシュ内の複数の消息筋の話として、シーシャーニー氏はハサカ県南部で乗っていた車を有志連合に空爆され、重傷を負い、ラッカ県に搬送、外国人医師が治療のために呼び出されたと述べた。

AFP, March 10, 2016、AP, March 10, 2016、ARA News, March 10, 2016、Champress, March 10, 2016、al-Hayat, March 11, 2016、Iraqi News, March 10, 2016、Kull-na Shuraka’, March 10, 2016、al-Mada Press, March 10, 2016、Naharnet, March 10, 2016、NNA, March 10, 2016、Reuters, March 10, 2016、SANA, March 10, 2016、UPI, March 10, 2016などをもとに作成。

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エジプトで在外活動家が新組織「シリア・ガド(明日)潮流」を結成(2016年3月10日)

エジプトの首都カイロで、在外活動家が会合を開き、「シリア・ガド(明日)潮流」の名で新たな政治組織を結成した。

カイロ東部のホテルで開催された結成大会には、シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー元代表ら同連立のメンバーや、第2回カイロ大会に参加した活動家らが参加した。

結成大会で採択された声明において、シリア・ガド潮流は、「シリアの現実に即した政治運動を作り出すために活動する」と宣言、「シリアを抑圧状態から、人道的社会の発展に寄与する自由な空間に変容することに寄与したい」と表明している。

また「自由、公正、平等、そして人種、民族、宗教によって市民を分けることのない個人の権利に基づいた未来のシリアの全体像を提示」することをめざすという。

『ハヤート』(3月11日付)が伝えた。

AFP, March 10, 2016、AP, March 10, 2016、ARA News, March 10, 2016、Champress, March 10, 2016、al-Hayat, March 11, 2016、Iraqi News, March 10, 2016、Kull-na Shuraka’, March 10, 2016、al-Mada Press, March 10, 2016、Naharnet, March 10, 2016、NNA, March 10, 2016、Reuters, March 10, 2016、SANA, March 10, 2016、UPI, March 10, 2016などをもとに作成。

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第2期人民議会選挙:リヤド最高交渉委員会所属の民主的変革諸勢力国民調整委員会がボイコットを表明(2016年3月10日)

民主的変革諸勢力国民調整委員会は声明を出し、4月13日に投票が予定されている第2期人民議会選挙への不参加を表明するとともに、すべての反体制勢力そして市民社会に選挙をボイコットするよう呼びかけた。

声明で調整委員会は「シリア政府はこの選挙でシリアにとってふさわしい政治的出口を作り出そうとするジュネーブでの交渉を衰弱させようとしている…。シリアからの難民・移民の流出が続き、治安と安全が確保されておらず、テロ集団がシリア国内の多くの地域を制圧するなか、選挙実施は不可能だ」と主張、「選挙は我々とはまったく無関係だと述べ、選挙をボイコットする意思を表明した。

民主的変革諸勢力国民調整委員会はシリア国内で活動を続ける数少ない反体制政治組織だが、2015年12月のサウジアラビアの首都リヤドでの反体制派合同会合に参加、リヤド最高交渉委員会に加わっている。

なおリヤド最高交渉委員会への参加を受け、委員会発足当初からの参加組織で、西クルディスタン移行期民政局やシリア民主評議会を主導する民主統一党が脱会した。

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第2期人民議会選挙(4月13日投票日)を監督する各県の司法小委員会の立候補届出にかかる異議申し立ての受付期間を終了した。

これを受け、高等司法選挙委員会のヒシャーム・シャッアール委員長は、11日から申し立てを審査し、13日にその結果を発表することを明らかにした。

SANA(3月10日付)が伝えた。

AFP, March 10, 2016、AP, March 10, 2016、ARA News, March 10, 2016、Champress, March 10, 2016、al-Hayat, March 11, 2016、Iraqi News, March 10, 2016、Kull-na Shuraka’, March 10, 2016、al-Mada Press, March 10, 2016、Naharnet, March 10, 2016、NNA, March 10, 2016、Reuters, March 10, 2016、SANA, March 10, 2016、UPI, March 10, 2016などをもとに作成。

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ヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動が主導するファトフ軍は金曜日の反体制デモでの「革命旗」の掲揚自粛を求める(2016年3月10日)

アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍の治安委員会は、11日(金曜日)に実効支配下のイドリブ県各所で実施が見込まれている反体制デモでの「シリア革命旗」(委任統治領シリアの国旗)の掲揚を認めないよう関係各位に通達した。

この通達において、ファトフ軍は「掲揚が認められている旗は、ファトフ軍の旗だけ」と明記、反体制デモを予定している活動家に「シリア革命旗」の掲揚を自粛するよう警告している。

活動家らは11日に「新たな時代の金曜日」と銘打って反体制デモを予定しているが、ARA Newsによると、主催者はファトフ軍治安委員会と会合を持ち、「シリア革命旗」の掲揚を自粛することに応じたという。

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一方、シリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団は所属メンバー・部隊に対して声明を発表し、アサド政権に対する反体制デモや活動家を弾圧しないよう通達した。

AFP, March 10, 2016、AP, March 10, 2016、ARA News, March 10, 2016、Champress, March 10, 2016、al-Hayat, March 11, 2016、Iraqi News, March 10, 2016、Kull-na Shuraka’, March 10, 2016、al-Mada Press, March 10, 2016、Naharnet, March 10, 2016、NNA, March 10, 2016、Reuters, March 10, 2016、SANA, March 10, 2016、UPI, March 10, 2016などをもとに作成。

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米国主導の有志連合はシリア領内で5回の爆撃を実施(2016年3月9日)

米中央軍(CENTCOM)は、3月9日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して20回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は5回で、ラッカ市近郊(2回)、フール町近郊(2回)、マーリア市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

CENTCOM, March 10, 2016などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はハサカ県におけるダーイシュ最後の拠点マルカダ町を包囲、シリア軍はアレッポ市・ハナースィル氏街道一帯で支配地域を拡大(2016年3月9日)

ハサカ県では、ザマーン・ワスル(3月9日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が有志連合の航空支援を受け、ハサカ県南部各所で進軍を続け、県内におけるダーイシュ(イスラーム国)最後の主要拠点であるマルカダ町を包囲した。

シリア民主軍はまた、ハサカ市南部のアブドゥルアズィーズ山一帯でダー種と交戦し、3カ村(ウンム・マドファア村、マクマーン村、サーリヒーヤ村)を新たに制圧した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がカルヤタイン市一帯でダーイシュ(イスラーム国)と激しく交戦し、スード丘を制圧した。

また戦闘機(所属明示せず)はタドムル市を30回以上にわたり空爆した。

一方、SANA(3月9日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともにマハッサ地区北西部の丘陵地帯(スナイヤト・ヒート)でダーイシュ(イスラーム国)を掃討、同地を制圧した。

シリア軍はまた、タドムル市西方のヒヤール山周辺、シャーイル山(ハマー県)西部一帯、スード丘一帯でダーイシュと交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うヤルムーク殉教者軍の司令官の一人ワーフィー・カーイド氏(ガバーギブ殉教者旅団司令官)が8日晩、サイダー町・キヒール村街道でシリア軍によると思われる発砲を受け、暗殺された。

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アレッポ県では、SANA(3月9日付)によると、シリア軍が「支援部隊」とともに、アレッポ市・ハナースィル街道一帯のアトシャーナ村、ウンム・マイヤール村、ジュッブ・アリー村、ハリーバ村、シャリーマ村、ラスム・アスカル村、スィルヤーフ村、ハナースィル市東部のSyriatel丘でダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して集中攻撃を加え、同地を制圧、治安と安定を回復した。

一方、ARA News(3月9日付)によると、県北西部にある「穏健な反体制派」の拠点都市マーリア市に対し、ダーイシュ(イスラーム国)が砲撃を加え、民間人5人が負傷した。

AFP, March 9, 2016、AP, March 9, 2016、ARA News, March 9, 2016、Champress, March 9, 2016、al-Hayat, March 10, 2016、Iraqi News, March 9, 2016、Kull-na Shuraka’, March 9, 2016、al-Mada Press, March 9, 2016、Naharnet, March 9, 2016、NNA, March 9, 2016、Reuters, March 9, 2016、SANA, March 9, 2016、UPI, March 9, 2016、Zaman al-Wasl, March 9, 2016などをもとに作成。

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住民の圧力に屈し、ヌスラ戦線はアブー・ズフール町(イドリブ県)から撤退(2016年3月9日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(3月10日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線は、シリア軍による空爆(8日)を受け、アブー・ズフール町の拠点を撤収した。

イドリブ県の複数の活動家によると、ヌスラ戦線の撤収は、シリア軍による空爆が続くことを恐れる住民がヌスラ戦線司令官(アミール)に撤退を求め圧力をかけたことを受けた動きだという。

8日のアブー・ズフール町に対するシリア軍の空爆では、民間人20人以上が死亡、約40人が負傷していた。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、カッバーナ村一帯、ズワイカート丘一帯で、ロシア軍士官が指揮するシリア軍、シリア人・アラブ系・アジア系民兵が、第1沿岸師団、シャーム自由人イスラーム運動、アンサール・シャーム、第2沿岸師団、シャームの民のヌスラ戦線、トルキスターン・イスラーム党などからなる反体制武装集団と交戦を続けた。

AFP, March 9, 2016、AP, March 9, 2016、ARA News, March 9, 2016、Champress, March 9, 2016、al-Hayat, March 10, 2016、Iraqi News, March 9, 2016、Kull-na Shuraka’, March 9, 2016、March 10, 2016、al-Mada Press, March 9, 2016、Naharnet, March 9, 2016、NNA, March 9, 2016、Reuters, March 9, 2016、SANA, March 9, 2016、UPI, March 9, 2016などをもとに作成。

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ヌスラ戦線がトルコ国境に面するシリア人避難民キャンプに突入し、「指名手配者」と交戦、少年1人が巻き添えとなり死亡(2016年3月9日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(3月10日付)によると、トルコ国境に面するアティマ村にある避難民のキャンプにアル=カーイダ系組織シャームの民のヌスラ戦線が突入、「指名手配者」と銃撃戦となり、14歳の少年1人が巻き添えとなり死亡、また民間人複数が負傷した。

ヌスラ戦線はこの突入で、5人の「指名手配者」を逮捕した。

AFP, March 9, 2016、AP, March 9, 2016、ARA News, March 9, 2016、Champress, March 9, 2016、al-Hayat, March 10, 2016、Iraqi News, March 9, 2016、Kull-na Shuraka’, March 9, 2016、March 10, 2016、al-Mada Press, March 9, 2016、Naharnet, March 9, 2016、NNA, March 9, 2016、Reuters, March 9, 2016、SANA, March 9, 2016、UPI, March 9, 2016などをもとに作成。

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イスラーム軍の拠点都市ダーライヤー市(ダマスカス郊外県)で体制打倒と包囲解除を求めるデモ(2016年3月9日)

ダマスカス郊外県では、ARA News(3月9日付)によると、イスラーム軍の拠点都市の一つダーライヤー市で、体制打倒、包囲解除を求めるデモが組織され、住民が動員された。

Kull-na Shuraka', March 9, 2016
Kull-na Shuraka’, March 9, 2016

AFP, March 9, 2016、AP, March 9, 2016、ARA News, March 9, 2016、March 10, 2016、Champress, March 9, 2016、al-Hayat, March 10, 2016、Iraqi News, March 9, 2016、Kull-na Shuraka’, March 9, 2016、al-Mada Press, March 9, 2016、Naharnet, March 9, 2016、NNA, March 9, 2016、Reuters, March 9, 2016、SANA, March 9, 2016、UPI, March 9, 2016などをもとに作成。

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シリア軍が西クルディスタン移行期民政局支配下のアフリーン市(アレッポ県)でクルド人2人を兵役忌避容疑で逮捕(2016年3月9日)

アレッポ県では、ARA News(3月9日付)によると、西クルディスタン移行期民政局の実効支配下にある北西部のアフリーン市で、シリア軍がクルド人青年2人を兵役忌避容疑で逮捕、アレッポ市に連行した。

逮捕・連行されたのは、アフリーン氏出身のラーミー・ハマドゥー氏とジャクマーク村出身のアフマド・シャイフー氏。

AFP, March 9, 2016、AP, March 9, 2016、ARA News, March 9, 2016、March 10, 2016、Champress, March 9, 2016、al-Hayat, March 10, 2016、Iraqi News, March 9, 2016、Kull-na Shuraka’, March 9, 2016、al-Mada Press, March 9, 2016、Naharnet, March 9, 2016、NNA, March 9, 2016、Reuters, March 9, 2016、SANA, March 9, 2016、UPI, March 9, 2016などをもとに作成。

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ダルアー県ハウラーン地方で活動を続ける反体制武装集団15組織が「南部旅団」として統合(2016年3月9日)

ダルアー県では、『ハヤート』(3月10日付)によると、県南部のハウラーン地方で活動を続ける反体制武装集団15組織が統合し、「南部旅団」を結成した。

南部旅団に参加したのは、ムフタール旅団、アンサール・スンナ旅団、ウムライン・イスラーム旅団、フスタート・ムスリミーン旅団、ムラービティーン大隊、イブン・ワリードの末裔旅団、ダルアー自由人旅団、北部特殊任務旅団、アッラーの獅子ハムザ大隊、ジュンド・ラフマーン中隊、アーイシャ・ウンム・ムウミニーン旅団、ファールーク・ムジャーヒディーン旅団、ヒッティーン旅団、ジュンド・イスラーム大隊、ハッターブ中隊。

AFP, March 9, 2016、AP, March 9, 2016、ARA News, March 9, 2016、Champress, March 9, 2016、al-Hayat, March 10, 2016、Iraqi News, March 9, 2016、Kull-na Shuraka’, March 9, 2016、al-Mada Press, March 9, 2016、Naharnet, March 9, 2016、NNA, March 9, 2016、Reuters, March 9, 2016、SANA, March 9, 2016、UPI, March 9, 2016などをもとに作成。

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米匿名高官「有志連合によるシャッダーディー市(ハサカ県)爆撃でダーイシュの幹部司令官アブー・ウマル・シーシャーニー氏が死亡」(2016年3月9日)

AFP(3月9日付)は、米匿名高官筋の話として、3月4日に米軍主導の有志連合がシリア北東部で実施した空爆によって、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員12人が死亡、一時情報によると、そのなかに同組織でもっとも著名な幹部司令官の一人アブー・ウマル・シーシャーニー氏が含まれていたと伝えた。

Kull-na Shuraka', March 9, 2016
Kull-na Shuraka’, March 9, 2016

これに関して、国防総省のピーター・クック報道官は、この空爆がシーシャーニー氏を狙ったものだったことを明らかにしたが、詳細についての言及は拒否した。

米高官によると、この空爆は、無人戦闘機によるもので、ハサカ県シャッダーディー市近郊で実施されたという。

アブー・ウマル・シーシャーニー氏、本名タルハン・タユムラゾヴィッチ・バティラシヴィリ(Tarkhan Tayumurazovich Batirashvili)は、1986年生まれで、「シーシャーニー」(チェチェン人)を名乗るが、出身はチェチェンではなくジョージア(グルジア)。

ジョージア軍の元軍曹で、2008年のロシア・ジョージア戦争への従軍したが、2010年に武器の不法所持で逮捕、禁固3年の有罪判決を受けた。

約1年半の服役を経て、2012年初めに釈放され、ジョージアを去り、トルコのイスタンブール、イエメン、エジプトなどを経て、2012年3月にシリアに潜入したとされる。

シリアに潜入後の2012年半ばにチェチェン人戦闘員らとともにムハーリジーン大隊を結成し、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線(イラク・イスラーム国のフロント組織)とともにアレッポ県での戦闘に参加した。

2013年3月、ムハージリーン大隊がシリア人からなるムハンマド軍、ハッターブ大隊を統合し、ムハージリーン・ワ・アンサール軍が結成されると、同組織の指導者を務め、アレッポ県北西部のマンナグ航空基地攻略戦やラタキア県北西部での戦闘に参加した。

2013年4年、イラク・イスラーム国がヌスラ戦線との完全統合を宣言し、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)へと改称すると(ヌスラ戦線の一部はこれに応じず、また2014年6月にイラク・シャーム・イスラーム国はイスラーム国に改称)、シーシャーニー氏はこれに合流し、翌月5月には北部方面司令官となり、アレッポ県、ラッカ件、ラタキア県、イドリブ県北部での戦闘を指揮し、同年末に北部方面の「アミール」となった。また2014年にはラッカ市に拠点をもつダーイシュのシューラー評議会のメンバーに任命された。

なお、シーシャーニー氏のダーイシュへの合流に対して、ムハージリーン・ワ・アンサール軍内のチェチェン人戦闘員は同調せず、アレッポ県などでヌスラ戦線をはじめとする反体制武装集団と連携して活動を継続した。

AFP, March 9, 2016、AP, March 9, 2016、ARA News, March 9, 2016、Champress, March 9, 2016、al-Hayat, March 10, 2016、Iraqi News, March 9, 2016、Kull-na Shuraka’, March 9, 2016、al-Mada Press, March 9, 2016、Naharnet, March 9, 2016、NNA, March 9, 2016、Reuters, March 9, 2016、SANA, March 9, 2016、UPI, March 9, 2016などをもとに作成。

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サウジアラビアのジュバイル外務大臣「アサドは退任か、国民によって軍事的に倒されることを選ばねばならない」(2016年3月9日)

サウジアラビアのアーディル・ジュバイル外務大臣は、アブドゥッラティーフ・ズィヤーニーGCC事務局長との共同記者会見で「アサドは、権力の座から去るか、支配に抵抗するシリア国民が戦闘を続け、軍事的に倒されるかを選択しなければならない」と述べた。

ARA News(3月10日付)が伝えた。

AFP, March 9, 2016、AP, March 9, 2016、ARA News, March 9, 2016、March 10, 2016、Champress, March 9, 2016、al-Hayat, March 10, 2016、Iraqi News, March 9, 2016、Kull-na Shuraka’, March 9, 2016、al-Mada Press, March 9, 2016、Naharnet, March 9, 2016、NNA, March 9, 2016、Reuters, March 9, 2016、SANA, March 9, 2016、UPI, March 9, 2016などをもとに作成。

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デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表「ジュネーブ3会議を3月14日から24日にかけて再開する」(2016年3月9日)

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表は報道声明を出し、ジュネーブ3会議を3月14日から24日にかけて再開すると発表した。

デミストゥラ特別代表は声明で「(シリア政府と反体制派の)代表団は近日中に(ジュネーブに)到着し、月曜日(14日)から本質的な対話を開始する。対話は3月24日以降は続けられない…。その後は1週間から10日の中断期間を設け、再び対話を再開する」と発表した。

ジュネーブ3会議は当初、2月25日に再開が予定されていたが、その後3月9日、10日と延期となっていた。

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フランスのジャン=マルク・エロー外務大臣は、ジュネーブ3会議再開に先立ってパリで米英仏独伊の外相会議を開催し、シリア情勢への対応について協議すると発表した。

AFP, March 9, 2016、AP, March 9, 2016、ARA News, March 9, 2016、Champress, March 9, 2016、al-Hayat, March 10, 2016、Iraqi News, March 9, 2016、Kull-na Shuraka’, March 9, 2016、al-Mada Press, March 9, 2016、Naharnet, March 9, 2016、NNA, March 9, 2016、Reuters, March 9, 2016、SANA, March 9, 2016、UPI, March 9, 2016などをもとに作成。

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第2期人民議会選挙:各県の司法小委員会が立候補届出に関する異議申し立て件数を発表(2016年3月9日)

ダマスカス県選挙区での第2期人民議会選挙(4月13日投票日)を監督する司法小委員会のアルファーン・アダス委員長(判事)は、立候補届出受理を拒否されたとして12人が異議申し立てを行っていると発表した。

ダマスカス郊外県選挙区の司法小委員会のフサームッディーン・ラフムーン委員長(判事)は、9件の異議申し立てが行われていることを明らかにした。

アレッポ市選挙区の司法小委員会のアスアド・ハサン委員長(判事)は、立候補届出受理を拒否されたとして33人が異議申し立てを行っていると発表した。

アレッポ県諸地域選挙区の司法小委員会のアマル・シューシャ(判事)判事は、12件の異議申し立てが行われていることを明らかにした。

ラタキア県選挙区の司法小委員会のサーリフ・ワフバ(判事)判事は、37件の異議申し立てが行われ、20件を受理したことを明らかにした。

タルトゥース県選挙区の司法小委員会のジャービル・カースィム(判事)判事は、2件の異議申し立てが行われていることを明らかにした。

ハサカ県選挙区の司法小委員会のエリー・ミールー(判事)判事は、異議申し立ては行われなかったことを明らかにした。

ダルアー県選挙区の司法小委員会のイーサー・アフマド(判事)判事は、異議申し立ては行われなかったことを明らかにした。

SANA(3月9日付)が伝えた。

AFP, March 9, 2016、AP, March 9, 2016、ARA News, March 9, 2016、Champress, March 9, 2016、al-Hayat, March 10, 2016、Iraqi News, March 9, 2016、Kull-na Shuraka’, March 9, 2016、al-Mada Press, March 9, 2016、Naharnet, March 9, 2016、NNA, March 9, 2016、Reuters, March 9, 2016、SANA, March 9, 2016、UPI, March 9, 2016などをもとに作成。

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ロシア国防省は反体制武装集団5組織が新たに停戦を受諾したと発表(2016年3月9日)

ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターに対して、反体制武装集団5組織の指導者5人が新たに敵対行為停止合意の受諾を申し入れ、戦闘を停止したと発表した。

この5組織はダルアー県北部のマハッジャ町郊外で活動を続けてきた組織で、戦闘員の数は450人におよぶという。

これにより、ロシアの当事者和解調整センターに停戦受諾を申し出た反体制武装集団は42組織に達したという。

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SANA(3月9日付)は、ヒムス県の関係当局の話として、反体制活動を行っていたタルビーサ市、ラスタン市、およびヒムス市の住民97人が地元和解プロセスの一環で放免となり、市民生活に復帰したと伝えた。

AFP, March 9, 2016、AP, March 9, 2016、ARA News, March 9, 2016、Champress, March 9, 2016、al-Hayat, March 10, 2016、Iraqi News, March 9, 2016、Kull-na Shuraka’, March 9, 2016、al-Mada Press, March 9, 2016、Naharnet, March 9, 2016、NNA, March 9, 2016、Reuters, March 9, 2016、SANA, March 9, 2016、TASS, March 9, 2016、UPI, March 9, 2016などをもとに作成。

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ロシア国防省は8日の停戦違反件数を7件と発表(2016年3月9日)

ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、3月8日に7件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

このうち3件がアレッポ県、1件がラタキア県、ヒムス県、イドリブ県で発生したという。

このうち、アレッポ県での停戦違反は、「穏健な反体制派」と目されるスルターン・ムラード旅団と第16師団によるアレッポ市シャイフ・マクスード地区への砲撃だという。

なお、ロシア軍は、米・ロシアによる敵対行為禁止合意の対象地域内での空爆は実施せず、ダーイシュ(イスラーム国)、シャームの民のヌスラ戦線に対する空爆地点は、米・ロシア両国の当事者和解調整センターに通告済みだという。

AFP, March 9, 2016、AP, March 9, 2016、ARA News, March 9, 2016、Champress, March 9, 2016、al-Hayat, March 10, 2016、Iraqi News, March 9, 2016、Kull-na Shuraka’, March 9, 2016、al-Mada Press, March 9, 2016、Naharnet, March 9, 2016、NNA, March 9, 2016、Reuters, March 9, 2016、SANA, March 9, 2016、UPI, March 9, 2016などをもとに作成。

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『ハヤート』:トルコのダウトオール首相は、サウジ・イランの緊張緩和を仲介する見返りとして、トルコ・ロシアの緊張緩和の仲介をイランに求める(2016年3月9日)

『ハヤート』(3月9日付、ムハンマド・サーリフ・スィドキヤーン記者)は、12日のテヘランでのハサン・ロウハーニー大統領との会談で、トルコのアフメト・ダウトオール首相は、イランとの関係やシリア情勢への対応をめぐってこれまでとは異なる発言を行い、新たな姿勢を示そうとしていたと伝えた。

この変化に関して、中東情勢に詳しいイラン消息筋は、イラン政府が、地域の治安と安定の回復に資すると高く評価する一方、「隣国との関係だけを優先させるのではなく、すべての近隣諸国とのバランスのとれた関係を維持したいと考えている」と述べ、トルコ、ロシアの双方との関係維持に努めようとしているとの見方を示した。

同消息筋によると、ダウトオール首相はテヘランでの会談で、ロシアとの緊張緩和を仲介するよう求め、その見返りとして、トルコ政府がイラン・サウジ関係の緊張緩和をめざすとの意向を示し、「ロシアとトルコの関係の正常化はイランの国益に合致する」と主張したという。

また、シリアへの連邦制の導入や分割に関しては、トルコの国益に資さないとの立場を明示したという。

これに対して、イラン側は、イランとトルコの政治および安全保障分野での協力強化が経済関係の強化につながると伝えた。

また、シリア情勢をめぐっては、米国がトルコと距離を置き、ロシアに接近しつつあるとの念を抱くトルコ側の感情を踏まえ、路線変更を行うべきだとの意向を示したという。

AFP, March 8, 2016、AP, March 8, 2016、ARA News, March 8, 2016、Champress, March 8, 2016、al-Hayat, March 9, 2016、Iraqi News, March 8, 2016、Kull-na Shuraka’, March 8, 2016、al-Mada Press, March 8, 2016、Naharnet, March 8, 2016、NNA, March 8, 2016、Reuters, March 8, 2016、SANA, March 8, 2016、UPI, March 8, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュ系のヤルムーク殉教者旅団の新司令官にサウジアラビア人が就任(2016年3月8日)

クッルナー・シュラカー(3月8日付)は、複数の活動家の話として、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓いダルアー県で活動するヤルムーク殉教者旅団は、サウジアラビア人のアブー・アブドゥッラー・マダニー氏を新司令官(アミール)に任命したと伝えた。

マダニー氏の司令官任命は師団内部で告知されたが、声明として公表はされていないという。

Kull-na Shuraka', March 8, 2016
Kull-na Shuraka’, March 8, 2016

 

AFP, March 8, 2016、AP, March 8, 2016、ARA News, March 8, 2016、Champress, March 8, 2016、al-Hayat, March 9, 2016、Iraqi News, March 8, 2016、Kull-na Shuraka’, March 8, 2016、al-Mada Press, March 8, 2016、Naharnet, March 8, 2016、NNA, March 8, 2016、Reuters, March 8, 2016、SANA, March 8, 2016、UPI, March 8, 2016などをもとに作成。

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オースティン米中央軍司令官「オバマ政権に「穏健な反体制派」への軍事教練再開許可を求めた」(2016年3月8日)

米中央軍のロイド・オースティン司令官(陸軍大将)は、米上院の公聴会で、バラク・オバマ政権に対して、「穏健な反体制派」への軍事教練の再開許可を求めたと証言した。

オースティン司令官は「我々が戦線を退いた者たちを再動員すれば、彼らはより大規模なグループの一部をなすことができるようになろう」と述べたうえで、「さまざまなアプローチを通じて(「穏健な反体制派」教練の)取り組みを再開する許可を求めた」ことを明らかにした。

『ハヤート』(3月9日付)が伝えた。

AFP, March 8, 2016、AP, March 8, 2016、ARA News, March 8, 2016、Champress, March 8, 2016、al-Hayat, March 9, 2016、Iraqi News, March 8, 2016、Kull-na Shuraka’, March 8, 2016、al-Mada Press, March 8, 2016、Naharnet, March 8, 2016、NNA, March 8, 2016、Reuters, March 8, 2016、SANA, March 8, 2016、UPI, March 8, 2016などをもとに作成。

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ムスリムPYD共同党首「リヤドの反体制派がジュネーブ3会議を妨害している」(2016年3月8日)

西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党のサーリフ・ムスリム共同党首はロイター通信(3月8日付)に対して、リヤド最高交渉委員会がジュネーブ3会議の再開を妨害していると批判した。

ムスリム共同党首は、「世界中が彼ら(リヤド最高交渉委員会)の発言に注目している。彼らは妨害している…。多くの障害が途上にある…。これらの障害はリヤドの反体制派によるものだ…。彼らは様々な手段で政治解決路線を頓挫させようとしている」と批判した。

なお、『ハヤート』(3月9日付)によると、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表は、シリア政府、リヤド最高交渉委員会などの反体制派に会議への招聘状を送付しているが、このなかにムスリム共同党首をはじめとする民主統一党は含まれていないという。

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表による会議再開に向けた取り組みが「多くの障害」に直面しているとしたうえで、


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第2期人民議会選挙:アレッポ県で立候補届出拒否に対して35件の異議申し立て(2016年3月8日)

アレッポ市選挙区での第2期人民議会選挙(4月13日投票日)を監督する司法小委員会のアスアド・ハサン判事は、立候補届出受理を拒否されたとして29人が異議申し立てを行っていると発表した。

また、アレッポ県諸地域選挙区の司法小委員会のアマル・シューシャ判事も、6件の異議申し立てが行われていることを明らかにした。

なお、立候補届出に関する異議申し立ては3月10日まで受け付けられる。

SANA(3月8日付)が伝えた。

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東部獅子軍がタンフ国境通行所に近いワアル中隊基地をダーイシュから奪取したと発表(2016年3月8日)

ヒムス県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月8日付)によると、東部獅子軍が対イラク国境のタンフ国境通行所に近いワアル中隊基地を、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末に制圧したと発表した。

東部獅子軍は、ダイル・ザウル県でのダーイシュとの戦闘で敗走した反体制武装集団が2014年8月に結成した武装組織で、アサーラ・ワ・タンミヤ戦線、ファトフ旅団、アフワーズ旅団、シュアイタートの旗、イブン・カイイム旅団、ウンマの盾旅団、ウマル・ムフタール旅団、カーディスィーヤ旅団、ハムザ大隊、アーイシャ末裔大隊、アブドゥッラー・ブン・ズバイル連合、アブー・ウバイダ・ブン・ジャッラーフ大隊から構成される。

米軍の軍事教練を受けた「新シリア軍」が3月4日に敢行したタンフ国境通行所攻略戦にも参加していたとされる。

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ダーイシュ(イスラーム国)がアレッポ県北西部からトルコのキリス市を越境砲撃する一方、「穏健な反体制派」はトルコ国境に近い2カ村を制圧(2016年3月8日)

『ハヤート』(3月9日付)は、トルコのキリス市がアレッポ県北西部のダーイシュ(イスラーム国)支配地域から砲撃を受け、2人が死亡、2人が負傷したと伝えた。

トルコの複数のメディアが、キリス市長の話として伝えたところによると、8発のカチューシャ砲弾がキリス市に撃ち込まれ、そのほとんどは空き地に着弾したが、1発は住民らを直撃し、女性1人、子供1人の合わせて2人が死亡したという。

トルコの複数の治安筋によると、シリア領内からの砲撃を受け、トルコ軍は「交戦規定」に従い、シリア領内に対して越境砲撃を行ったという。

これに関連して、クッルナー・シュラカー(3月8日付)は、アレッポ県北西部のトルコ国境に近いドゥーディヤーン村、タクリー村一帯で、ダーイシュと「穏健な反体制派」と目されるムウタスィム・ビッラー旅団、ハムザ旅団、スルターン・ムラード旅団、山地の鷹旅団、シャーム軍団などが交戦し、同2カ村を制圧した、と伝えた。

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