反体制組織のアラウィー自由人運動は2011年以降のアラウィー派死者数が13万人以上にのぼると発表(2018年1月3日)

反体制組織のアラウィー自由人運動はフェイスブックを通じて声明(https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1823117481040013&id=1192248117460289)を出し、2日に会合を開き、2011年3月以降の内戦によるアラウィー派宗徒犠牲者についての報告を行ったと発表した。

声明によると、会合には、アラウィー自由人運動メンバーのほか、アリー・ハビーブ退役准将(元国防大臣、元参謀総長)も出席した。

アラウィー自由人運動の集計によると、2011年3月以降のアラウィー派宗徒の犠牲者数は13万3,459人、障害が残った負傷者数は2,130人。

県別の内訳は、ラタキア県の死者が2万8,589人、障害者が4,568人、ハマー県の死者が8,760人、障害者が2,369人、ヒムス県の死者が6,543人、障害者が2,130人、タルトゥース県の死者が8万9,567人、障害者が5万8,216人。

行方不明者数は3,826人。

AFP, January 4, 2018、ANHA, January 4, 2018、AP, January 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 4, 2018、al-Hayat, January 5, 2018、Reuters, January 4, 2018、SANA, January 4, 2018、UPI, January 4, 2018などをもとに作成。

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ヒズブッラーのナスルッラー書記長「シリアでの戦争は1、2年で終わる。ヒズブッラーのシリアからの撤退は戦争の結果にかかわっている…。イランの抗議デモは数日中に終息する」(2018年1月3日)

レバノンのヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長はマヤーディーン・チャンネル(1月3日付)の独占インタビューに応じ、「シリアでの戦争は1年、ないしは長くて2年で終わるだろう。ヒズブッラーの戦闘員のシリアからの退去は、戦争の結果にかかわっている」と述べた。

ナスルッラー書記長はまた、「シリア国内におけるヒズブッラーの拠点に対するイスラエルの爆撃はヒズブッラーへの武器の供与を妨げることはなかったし、これからもないだろう」と述べた。

一方、昨年末からイラン各地で発生している反体制デモに関しては「数日中にデモは終息するだろう…。イランで起こっていることは懸念するにあたらない。2009年のデモの比ではない。現下のイランの問題は、2009年ほどではない…。トランプ…、米政府…、ネタニヤフ…、サウジ高官、そしてこの抗議運動が体制打倒をもたらすと賭けたすべての者の希望は潰えるだろう」との見方を示した。

Naharnet, January 3, 2018

AFP, January 3, 2018、ANHA, January 3, 2018、AP, January 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 3, 2018、al-Hayat, January 4, 2018、Qanat al-Mayadin, January 3, 2018、Reuters, January 3, 2018、SANA, January 3, 2018、UPI, January 3, 2018などをもとに作成。

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2017年の戦闘でシリア軍は戦車466輌を失う(2018年1月3日)

シリア軍およびその同盟勢力の軍事攻勢を分析するサイト「ノールス研究センター」(1月3日付)は、2017年のシリア軍の戦車の損害を示したインフォグラフィアを公開した。

それによると、シリア軍が失った戦車は466輌、うちT-72が45輌、T-62が20輌、T-90が3輌、T-55が3輌、そのほかが395輌。

Nors for Studies, January 3, 2018

AFP, January 3, 2018、ANHA, January 3, 2018、AP, January 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 3, 2018、al-Hayat, January 4, 2018、Nors for Studies, January 4, 2018、Reuters, January 3, 2018、SANA, January 3, 2018、UPI, January 3, 2018などをもとに作成。

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アル=カーイダ系のシャーム解放機構はイドリブ県でダーイシュのアジトを強襲(2018年1月3日)

イドリブ県では、シャーム解放機構に近いイバー通信(1月3日付)は、シャーム解放機構の治安機関が、県東部のハブラ村でダーイシュ(イスラーム国)のアジト複数カ所を強襲し、戦闘の末にダーイシュ・メンバー3人を殺害、大量の武器弾薬を押収したと伝えた。

al-Durar al-Shamiya, January 3, 2018

AFP, January 3, 2018、ANHA, January 3, 2018、AP, January 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 3, 2018、al-Hayat, January 4, 2018、Reuters, January 3, 2018、SANA, January 3, 2018、UPI, January 3, 2018、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, January 3, 2018などをもとに作成。

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トルコのチャヴシュオール外務大臣「2018年はシリアの和平プロセスに特段の関心を払う」(2018年1月3日)

トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、2018年のシリア政策に関して、紛争当事者の和平プロセスに特段の関心を払うと述べた。

チャヴシュオール外務大臣は、「トルコは昨年、影響力のある国際社会の当事者と協力し、内戦勃発以降のシリアで続く殺戮と砲撃を軽減することに成功し、緊張緩和地帯を設置した。今年は、我々は政治解決に最大の関心を払い、アスタナ、ジュネーブ、ソチでの協議を再活性化するために行動し、良い結果に至るようにしたい」と述べた。

トゥルク・プレス(1月3日付)が伝えた。

al-Durar al-Shamiya, January 3, 2018

AFP, January 3, 2018、ANHA, January 3, 2018、AP, January 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 3, 2018、al-Hayat, January 4, 2018、Reuters, January 3, 2018、SANA, January 3, 2018、Turk Press, January 3, 2018、UPI, January 3, 2018などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はダイル・ザウル県東部の3カ村をダーイシュから奪取(2018年1月3日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(1月3日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦の末、ムハイミーダ村、アルド・ザイル村、マジード村を制圧した。

AFP, January 3, 2018、ANHA, January 3, 2018、AP, January 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 3, 2018、al-Hayat, January 4, 2018、Reuters, January 3, 2018、SANA, January 3, 2018、UPI, January 3, 2018などをもとに作成。

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ロジャヴァ傘下のダイル・ザウル文民評議会、シリア民主軍傘下のダイル・ザウル軍事評議会が部族長と会合を開き、ダイル・ザウル県の自治について協議(2018年1月3日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(1月3日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)傘下のダイル・ザウル民政評議会と人民防衛隊主体のシリア民主軍傘下のダイル・ザウル軍事評議会が、同県の部族長や名士と会合を開き、同県の立法評議会および執行評議会の設置について意見を交わした。

会合には、バカーラ族、アカイダート族、ジュブール部族、サイヤード族、ブーニムル族、クーリヤーン族、ムシャーハダ族の部族長と名士数百人、シリア民主軍、シリア民主評議会代表、シリア女性評議会、ダイル・ザウル女性評議会が出席した。

ANHA, January 3, 2018

AFP, January 3, 2018、ANHA, January 3, 2018、AP, January 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 3, 2018、al-Hayat, January 4, 2018、Reuters, January 3, 2018、SANA, January 3, 2018、UPI, January 3, 2018などをもとに作成。

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ロジャヴァ支配下のラッカ市でアサド政権の打倒を求めるデモ(2018年1月3日)

ラッカ県では、ANHA(1月3日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)支配下のラッカ市で「バアス体制には反逆について言及する資格がもっともない」と銘打った抗議デモが組織され、同市および周辺農村の住民数千人が参加、米国と協力する人民防衛隊主体のシリア民主軍を「反逆者」と指弾した12月18日のアサド大統領の発言に抗議、アサド政権とダーイシュ(イスラーム国)を「テロリスト」と非難、体制打倒、「自由で民主的なシリア」の樹立を訴えた。

ANHA, January 3, 2018

AFP, January 3, 2018、ANHA, January 3, 2018、AP, January 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 3, 2018、al-Hayat, January 4, 2018、Reuters, January 3, 2018、SANA, January 3, 2018、UPI, January 3, 2018などをもとに作成。

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アル=カーイダ主導の反体制派がダマスカス郊外県ハラスター市近郊のシリア軍部隊への攻勢を強める一方、ロシア軍がイドリブ県を激しく爆撃(2018年1月3日)

ダマスカス郊外県では、ドゥラル・シャーミーヤ(1月3日付)によると、ハラスター市法務委員会委員長でハダーイク地区にあるアブドゥッラー・ブン・ウマル・モスクの導師・説教師を務めるスハイブ・ライイス氏が、ハラスター市郊外の車輌管理局一帯のシリア軍部隊を包囲しているシャーム自由人イスラーム運動主導の「彼らが不正を働いた」作戦司令室が「最後通告」を行い、投降を呼びかけたことを明らかにした。

al-Durar al-Shamiya, January 3, 2018

また、ハラスター市郊外の車輌管理局一帯のシリア軍部隊を包囲するシャーム自由人イスラーム運動主導の「彼らが不正を働いた」作戦司令室は、シリア軍兵士11人を捕捉した。

一方、反体制メディア活動家のウサーマ・ミスリー氏によると、シリア軍戦闘機が車輌管理局内のシリア軍拠点を誤爆し、多数の兵士が死傷した。

これに対して、ロイター通信(1月3日付)は、シリア軍が、車輌管理局の解囲とハラスター市の奪還に向けて「特殊部隊」を投入する準備を進めていると伝えた。

『ハヤート』(1月4日付)などによると、車輌管理局内にはシリア軍兵士約200人が反体制武装集団の包囲を受けて、孤立している。

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イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(1月3日付)によると、ロシア軍戦闘機がサラーキブ市および同市一帯を爆撃し、市内のパン製造工場を破壊した。

ロシア軍戦闘機はまた、マアッラト・ヌウマーン市のサラーム病院を爆撃し、医療スタッフ1人を含む5人が死亡した。

ロシア軍はこのほかにも、カフルナブル市、シャイフ・ムスタファー村、ナイラブ村、タッル・マドリーフ村、ハーン・シャイフーン市、ハーン・スブル村を爆撃し、少なくとも7人が死亡した。

al-Durar al-Shamiya, January 3, 201812

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍がハーン・シャイフーン市一帯、タマーニア町一帯、タッル・タルイー村を爆撃した。

これにより、反体制武装集団が同地一帯からの撤退を余儀なくされ、シリア軍はドゥライビーヤ村、ウンム・サフリージュ村、ムシャイリファト・ジャウワーン農場、ウンム・ハラーヒール丘などを制圧したという。

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ハマー県では、SANA(1月3日付)によると、シリア軍が県南部のヒルブナフサ村一帯、県北部のラターミナ町西方のワーディー・アンズ一帯に侵攻したシャーム解放機構と交戦し、これを撃退した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(1月3日付)によると、ロシア軍戦闘機がカフルズィーター市にある殉教者ハサン・アアラジュ病院を爆撃した。

また、シリア人権監視団によると、シリア軍はスカイク村一帯を爆撃した。

AFP, January 3, 2018、ANHA, January 3, 2018、AP, January 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 3, 2018、al-Hayat, January 4, 2018、Reuters, January 3, 2018、SANA, January 3, 2018、UPI, January 3, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは10件の停戦違反を、トルコ側は11件の違反を確認(2018年1月3日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(1月3日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を10件(アレッポ県8件、ラタキア県2件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも11件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県2件、アレッポ県4件、イドリブ県2件、ラタキア県2件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 3, 2018をもとに作成。

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ハンムーYPG司令官「ロジャヴァは非公式にソチでのシリア国民対話大会に招待される」(2018年1月2日)

『シャルク・アウサト』(1月2日付)は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)の司令官の一人サッバーン・ハンムー氏の話として、「クルド自治政府(ロジャヴァ)は、漸進的な連邦制樹立に向けて開催されるソチでの大会(シリア国民対話大会)に招かれるだろう」と伝えた。

ハンムー氏は、最近になってロシアの首都モスクワを訪問し、ロシア軍高官と会談した。

同氏によると、「ロシア人はソチ大会を成功させるため、トルコと戦略的に協力している。それゆえ、彼らはYPGやPYDに正式な招待状を送らないだろう。だが、彼らは自治政府を招聘する」という。

AFP, January 2, 2018、ANHA, January 2, 2018、AP, January 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 2, 2018、al-Hayat, January 3, 2018、Reuters, January 2, 2018、SANA, January 2, 2018、al-Sharq al-Awsat, January 2, 2018、UPI, January 2, 2018などをもとに作成。

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北シリア民主連邦アフリーン地域シャフバー地区ファーフィーン区議会共同議長選出(2018年1月2日)

北シリア民主連邦執行委員会は、アレッポ県ファーフィーン村で、アフリーン地域シャフバー地区ファーフィーン区議会の共同議長を選出するための会合を招集した。

会合には、執行委員会メンバー、ファーフィーン区議会メンバーのほか、アフリーン地区内の各区の議会メンバーらが出席し、投票の結果、ヌーリー・アブドゥッラザーク氏、ヤースミーン・クライシャールー氏がファーフィーン区議会共同議長に、ワリード・アッルー氏、アズィーザ・カッリー氏が共同副議長に選出された。

ANHA(1月2日付)が伝えた。

ANHA, January 2, 2018

AFP, January 2, 2018、ANHA, January 2, 2018、AP, January 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 2, 2018、al-Hayat, January 3, 2018、Reuters, January 2, 2018、SANA, January 2, 2018、UPI, January 2, 2018などをもとに作成。

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アサド大統領はアイユーブ国防大臣ら新閣僚と会談(2018年1月2日)

2018年政令第1号(1月1日)により閣僚に任命されたアリー・アブドゥッラー・アイユーブ国防大臣、ムハンマド・マーズィン・アリー工業大臣、イマード・アブドゥッラー・サーラ情報大臣が、アサド大統領の前で就任宣誓を行い、その後大統領と会談した。

SANA(1月2日付)が伝えた。

SANA, January 2, 2018

AFP, January 2, 2018、ANHA, January 2, 2018、AP, January 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 2, 2018、al-Hayat, January 3, 2018、Reuters, January 2, 2018、SANA, January 2, 2018、UPI, January 2, 2018などをもとに作成。

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シリア外務在外居住者省はイランでの反体制抗議デモへの米国、イスラエルの姿勢を非難、イラン政府との連帯を表明(2018年1月2日)

シリアの外務在外居住者省公式筋は、2017年末からイラン各地で発生している反体制抗議行動に関して、米国や「シオニスト政体」(イスラエル)らの姿勢を「この地域を支配し、その愛国的な能力や選択肢を奪い、抵抗枢軸を弱体化させるべく、治安と安定を揺るがそうと破壊的な役割」を担っているとして、「厳しく非難し、完全拒否する」と非難する一方、「イラン・イスラーム共和国と完全に連帯し、その主権を尊重、内政に干渉しない…。イランがこの陰謀を頓挫させ得ると信頼している」と表明した。

SANA(1月2日付)が伝えた。

AFP, January 2, 2018、ANHA, January 2, 2018、AP, January 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 2, 2018、al-Hayat, January 3, 2018、Reuters, January 2, 2018、SANA, January 2, 2018、UPI, January 2, 2018などをもとに作成。

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サウジ人説教師のムハイスィー氏はシャーム解放機構を軸とする合同作戦司令室設置を称賛(2018年1月2日)

シャーム解放機構幹部メンバーの一人でサウジアラビア人説教師のアウドゥッラー・ムハイスィニー氏は自身のテレグラムのアカウントを通じてビデオ声明(https://youtu.be/NxB9pvhEmBI)を出し、「シャームの民にとっての5つの吉報」を発表した。

ムハイスィニー氏によると、5つの吉報とは、①シリア北部での反体制武装集団の合意(合同作戦司令室設置)、②ダマスカス郊外県ハラスター市郊外での反体制武装集団の善戦、③ロシア軍ヘリコプターの墜落、④ソチでのシリア国民対話大会の失敗、⑤イランでの反体制デモ。

al-Durar al-Shamiya, January 2, 2018

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シャーム自由人イスラーム運動のムハンマド・アブー・ザイド報道官は、アル=カーイダ系のシャーム解放機構や、「穏健な反体制派」のヌールッディーン・ザンキー運動、ナスル軍、イッザ軍、自由イドリブ軍などが設置した合同作戦司令室に参加し、ハマー県北東部とイドリブ県南部へのシリア軍の進軍を阻止するための戦闘に加わっていることを明らかにした。

ドゥラル・シャーミーヤ(1月2日付)が伝えた。

AFP, January 2, 2018、ANHA, January 2, 2018、AP, January 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 2, 2018、al-Hayat, January 3, 2018、Reuters, January 2, 2018、SANA, January 2, 2018、UPI, January 2, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はクナイトラ県ハムル丘一帯に進駐し、ダマスカス郊外県南西部での反体制派との戦いを終える(2018年1月2日)

クナイトラ県では、SANA(1月2日付)によると、シリア軍が、バイト・ジン村一帯からのシャーム解放機構や「自由シリア軍」諸派の戦闘員の退去にかかる合意の一環として、ハドル村東部に位置する戦略的要衝のハムル丘に進駐した。

SANA, January 2, 2018
SANA, January 2, 2018

SANAは、これにより「テロとの戦いにおけるもっとも難解な問題」であるダマスカス郊外県西グータ地方での反体制武装集団との戦いを終えたと伝えた。

syria.liveuamap.com, January 2, 2018
syria.liveuamap.com, December 27, 2017

AFP, January 2, 2018、ANHA, January 2, 2018、AP, January 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 2, 2018、al-Hayat, January 3, 2018、Reuters, January 2, 2018、SANA, January 2, 2018、UPI, January 2, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はシャーム解放機構などからなる武装集団との戦闘の末、イドリブ県南部の複数カ村を制圧(2018年1月2日)

イドリブ県では、SANA(1月2日付)によると、シリア軍が予備部隊とともにハマー県に隣接する県北部でシャーム解放機構などからなる武装集団と交戦し、(大)フワイン村、ニーハ村、ザルズール村、ラスム・シャンム・ハワー村、マシュラフ村、クライアート・トゥワイビーヤ村を制圧した。

シリア人権監視団によると、シリア軍はこのほかにも、ウンム・ハラーヒール村を制圧したという。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(1月2日付)によると、ロシア軍戦闘機が県南部のハーン・スブル村、タッフ村、サラーキブ市、マアッラト・ヌウマーン市、マアッルシューリーン村、タッル・マルディーフ村、カフルサジュナ村、タマーニア町を爆撃し、少なくとも9人が死亡した。

シリア軍も、ジスル・シュグール市を砲撃し、24人が負傷した。

al-Durar al-Shamiya, January 2, 2018

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ヒムス県では、イバー通信(1月2日付)によると、シャーム解放機構の砲兵中隊が、マシュラファ村、ガースィビーヤト・ナイーム村にあるシリア軍の拠点を砲撃した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(1月2日付)によると、反体制武装集団がハラスター市郊外の住宅街を砲撃し、1人が死亡した。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(1月3日付)によると、反体制武装集団はシリア軍との戦闘の末、ハラスター市近郊(車輌管理局一帯)の複数拠点を制圧した。

一方、『ハヤート』(1月3日付)などによると、シリア軍第4師団、共和国護衛隊、カラムーンの盾部隊はハラスター市近郊の車輌管理局一帯を包囲するシャーム自由人イスラーム運動、ラフマーン軍団、シャーム解放機構などからなる武装集団を排除するため、増援部隊を派遣した。

AFP, January 2, 2018、ANHA, January 2, 2018、AP, January 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 2, 2018、January 3, 2018、al-Hayat, January 3, 2018、Reuters, January 2, 2018、SANA, January 2, 2018、UPI, January 2, 2018、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, January 2, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは8件の停戦違反を、トルコ側は6件の違反を確認(2018年1月2日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(1月2日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を8件(アレッポ県3件、ラタキア県5件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも6件(アレッポ県2件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県4件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 2, 2018をもとに作成。

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アル=カーイダ系のシャーム解放機構、シャーム自由人イスラーム運動、「穏健な反体制派」のヌールッディーン・ザンキー運動、イッザ軍、ナスル軍などがイドリブ県防衛のため新たな合同作戦司令室を設置(2018年1月1日)

ドゥラル・シャーミーヤ(1月1日付)は、複数の消息筋の話として、シリア北部に対するシリア・ロシア両軍の攻撃激化に対処するため、同地で活動する主要な反体制武装集団が合同作戦司令室を設置したと伝えた。

合同作戦司令室設置に参加したのは、「シリアのアル=カーイダ」と目されるシャーム解放機構、アル=カーイダの系譜を汲み「自由シリア軍」を自称するシャーム自由人イスラーム運動、シリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団、ジュンド・マラーヒム、シャーム解放機構から離反したアフラール軍、イッザ軍、ナスル軍、自由イドリブ軍、ヌールッディーン・ザンキー運動、エリート軍、アジュナード・カウカーズなど。

なお、この合同作戦司令室設置に先だって、ファトフ軍結成を主導したサウジ人説教師のアブドゥッラー・ムハイスィニー師がファトフ軍の経験を踏まえたかたちでの新たな合同作戦司令室の設置を呼びかけていた。

同消息筋によると、これらの武装集団の司令官らは1月1日に会合を開き、合同作戦司令室の設置を決定、第1段階としてイドリブ県南部およびハマー県北東部に進攻するシリア軍およびイランの民兵の進軍を止め、そのうえで第2段階で各戦線の事態への対応を検討することで合意したという。

al-Durar al-Shamiya, January 1, 2018

AFP, January 1, 2018、ANHA, January 1, 2018、AP, January 1, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 1, 2018、al-Hayat, January 2, 2018、Reuters, January 1, 2018、SANA, January 1, 2018、UPI, January 1, 2018などをもとに作成。

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トルコ軍の支援を受ける反体制武装集団はYPG主体のシリア民主軍兵士を捕捉(2018年1月1日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(1月1日付)によると、「自由シリア軍」(トルコ軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室(「家の者たち」作戦司令室))の内通者撲滅大隊(ジャミール・サイード司令官)が、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の戦闘員1人をマンビジュ市近郊のサイヤード村で31日に捕捉したと発表、その写真を公開した。

al-Durar al-Shamiya, January 1, 2018

AFP, January 1, 2018、ANHA, January 1, 2018、AP, January 1, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 1, 2018、al-Hayat, January 2, 2018、Reuters, January 1, 2018、SANA, January 1, 2018、UPI, January 1, 2018などをもとに作成。

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ダーイシュはビデオ声明でトランプ、プーチン、アサド、ロウハーニー、ネタニヤフらの斬首を予告(2018年1月1日)

ダーイシュ(イスラーム国)の広報部門であるハヤート広報センターは、新年に合わせて「世界の背教者どもよ」と題したビデオ声明を配信、そのなかで、世界の指導者10人を斬首すると宣言した。

斬首すると宣言されたのは、米国のドナルド・トランプ大統領、ロシアのヴラジミール・プーチン大統領、フランスのエマニュエル・マクロン大統領、イランのハサン・ロウハーニー大統領、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領、シリアのバッシャール・アサド大統領、ヨルダンのアブドゥッラー2世国王、サウジアラビアのサルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ国王、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相、そしてローマ教皇フランシスコ。

ビデオ声明ではまた、英国のデヴィッド・キャメロン前首相、パレスチナのハマースのイスマーイール・ハニーヤ政治局長の斬首も予告された。

ドゥラル・シャーミーヤ(1月1日付)が伝えた。

al-Durar al-Shamiya, January 1, 2018

AFP, January 1, 2018、ANHA, January 1, 2018、AP, January 1, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 1, 2018、al-Hayat, January 2, 2018、Reuters, January 1, 2018、SANA, January 1, 2018、UPI, January 1, 2018などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県東グータ地方で、シャーム自由人イスラーム運動、ラフマーン軍団、イスラーム軍、シャーム解放機構などによるシリア軍への攻勢続く(2018年1月1日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ハラスター市近郊の車輌管理局一帯でシャーム自由人イスラーム運動、シャーム解放機構、ラフマーン軍団などからなる武装集団とシリア軍が激しく交戦した。

武装集団は車輌管理局内の施設内のシリア軍部隊を包囲し、攻撃を続けており、12月29日以降の戦闘でシリア軍兵士24人、反体制武装集団戦闘員29人が死亡しているという(ドゥラル・シャーミーヤ(1月1日付)によると、この戦闘で、シリア軍兵士40人以上が死亡、ハサン・クルディー少将が負傷)。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(1月1日付)がホワイト・ヘルメットの情報として伝えたところによると、シリア軍がアルバイン市一帯、ハラスター市一帯を空爆・砲撃し、1人が死亡した。

このほか、イスラーム軍が東グータ地方のズライキーヤ村一帯でシリア軍と交戦した。

一方、SANA(1月1日付)によると、反体制武装集団がハラスター市郊外、ジャルマーナー市を砲撃し、3人が負傷した。

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イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(1月1日付)がホワイト・ヘルメットの情報として伝えたところによると、シリア軍がビダーマー町を砲撃し、5人が負傷した。

一方、イドリブ市近郊にあるイドリブ中央刑務所近くで爆弾が仕掛けられた車が爆発し、同刑務所の看守を務めていたシリア救国内閣のメンバー3人が負傷した。

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ハマー県では、SANA(1月1日付)によると、シャーム解放機構などからなる武装集団がムハルダ火力発電所およびその近郊のクッバト・クルディー村を砲撃し、発電所施設が被害を受けた。

AFP, January 1, 2018、ANHA, January 1, 2018、AP, January 1, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 1, 2018、al-Hayat, January 2, 2018、Reuters, January 1, 2018、SANA, January 1, 2018、UPI, January 1, 2018などをもとに作成。

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アサド大統領は内閣改造で国防、情報、工業大臣を交代(2018年1月1日)

アサド大統領は、2018年政令第1号を施行、(第1次)イマード・ムハンマド・ディーブ・ハミース内閣(2016年7月3日発足)の改造を行った。

閣僚が交代したのは以下の任所:

国防大臣:アリー・アブドゥッラー・アイユーブ(バアス党、前職は参謀長、前任者はファフド・ジャースィム・フライジュ)

SANA, January 1, 2018

工業大臣:ムハンマド・マーズィン・アリー・ユースフ(所属政党不明、前職は財務監督中央機構長、前任者はアフマド・ハムウ)

SANA, January 1, 2018

情報大臣:イマード・アブドゥッラー・サーラ(バアス党、ラジオ・テレビ機構代表、前任者はムハンマド・ラーミズ・タルジャマーン)

SANA, January 1, 2018



SANA(1月1日付)が伝えた。

AFP, January 1, 2018、ANHA, January 1, 2018、AP, January 1, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 1, 2018、al-Hayat, January 2, 2018、Reuters, January 1, 2018、SANA, January 1, 2018、UPI, January 1, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは9件の停戦違反を、トルコ側は0件の違反を確認(2018年1月1日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(1月1日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を9件(アレッポ県3件、ラタキア県5件、ヒムス県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

ほとんどの停戦違反は、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

一方、過去24時間にヒムス県の1カ村の代表がシリア政府との停戦合意に署名した。

これにより、シリア政府との停戦に応じた自治体は2,320市町村、武装組織の数は234組織に達したという。
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またトルコ側の監視チームも7件(ヒムス県1件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県6件)の停戦違反を確認したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 1, 2018をもとに作成。

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