アラブ系部族民兵がハサカ市のYPG検問所を襲撃(2018年1月21日)

ハサカ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(1月22日付)によると、同県のアラブ系部族の子息からなる武装集団が、ハサカ市内の西ヌシューワ地区にある西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の検問所を襲撃した。

AFP, January 22, 2018、ANHA, January 22, 2018、AP, January 22, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 22, 2018、al-Hayat, January 23, 2018、Reuters, January 22, 2018、SANA, January 22, 2018、UPI, January 22, 2018などをもとに作成。

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最高交渉委員会はサウジアラビアのジュバイル外務大臣と会談し、ソチでのシリア国民対話大会や難民支援について協議(2018年1月21日)

ジュネーブ会議に参加する反体制派の一つ最高交渉委員会のナスル・ハリーリー代表らは、サウジアラビアで、アーディル・ジュバイル外務大臣と会談した。

会談に参加した最高交渉委員会幹部の一人ハーリド・マハーミーディー氏によると、会談では、シリア難民にかかわる問題などについて意見を交わし、サウジ側に人道支援を要請した。

また同じく幹部の一人のフィラース・ハーリディー氏によると、会談では、ロシア、トルコ、イランの合意のもとに1月29~30日にソチで開催が予定されているシリア国民対話大会についても意見が交わされた。

『ハヤート』(1月22日付)が伝えた。

AFP, January 21, 2018、ANHA, January 21, 2018、AP, January 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2018、al-Hayat, January 22, 2018、Reuters, January 21, 2018、SANA, January 21, 2018、UPI, January 21, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はイドリブ県におけるシャーム解放機構の一大拠点アブー・ズフール航空基地を奪還(2018年1月21日)

イドリブ県では、SANA(1月21日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに県南東部でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団に対する掃討作戦を続行、同地におけるシャーム解放機構の一大拠点であるアブー・ズフール航空基地を制圧した。

アブー・ズフール航空基地は、シャーム解放機構(当時の呼称はシャームの民のヌスラ戦線)によって2015年9月に制圧されていた。

また、シリア軍武装部隊総司令部は声明(https://youtu.be/jPWoArlPrZQ)を出し、シリア軍が予備部隊および同盟部隊の支援を受け、イドリブ県南東部でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団に対し一連の特殊作戦を敢行し、アブー・ズフール航空基地と、イドリブ県南東部、ハマー県北東部、アレッポ県南西部の300町村を解放した、と発表した。

SANA, January 21, 2018
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SANA, January 21, 2018
syria.liveuamap.com, January 21, 2018

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ハマー県では、SANA(1月21日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに県北東部でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団に対する掃討作戦を継続し、フジャイラ村、トゥータフ村、アニーク村、バージラ村を制圧した。

AFP, January 21, 2018、ANHA, January 21, 2018、AP, January 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2018、al-Hayat, January 22, 2018、Reuters, January 21, 2018、SANA, January 21, 2018、UPI, January 21, 2018などをもとに作成。

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ロシアはロジャヴァに対して、アフリーン市一帯をシリア政府に移譲すれば、トルコの侵攻は回避できると説得(2018年1月21日)

西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党(PYD)の支持基盤をなす民主社会運動(TEV-DEM)幹部のアールダール・ハリール氏(民主統一党員)は、トルコ軍によるアレッポ県アフリーン市一帯への越境爆撃・砲撃に関して、ロシアが西クルディスタン移行期民政局側にアレッポ県北西部の支配地域をシリア政府に移譲するよう要請、それによってトルコ軍の侵攻を回避できると伝えていたことを明らかにした。

RT(1月21日付)が伝えた。

AFP, January 21, 2018、ANHA, January 21, 2018、AP, January 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2018、al-Hayat, January 22, 2018、Reuters, January 21, 2018、RT, January 21, 2018、SANA, January 21, 2018、UPI, January 21, 2018などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領「YPGは米国に助けを求めるべきでない」(2018年1月21日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領はブルサ市で、アレッポ県アフリーン市一帯に対するトルコ軍の「オリーブの枝」作戦について言及、そのなかで西クルディスタン移行期民政局の拠点であるアフリーン市への攻撃は近いとしたうえで、「トルコを圧倒しようなどして、米国に助けを求めるべきではない」と述べ、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に警告した。

『ハヤート』(1月22日付)などが伝えた。

AFP, January 21, 2018、ANHA, January 21, 2018、AP, January 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2018、al-Hayat, January 22, 2018、Reuters, January 21, 2018、SANA, January 21, 2018、UPI, January 21, 2018などをもとに作成。

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トルコのユルドゥルム首相:「オリーブの枝」作戦の一環として、ロシアとの合意のもとにアフリーン市一帯に幅30キロからなる「安全地帯」を設置する(2018年1月21日)

トルコのビンアリ・ユルドゥルム首相は、アレッポ県アフリーン市一帯に対してトルコ軍が行っている「オリーブの枝」作戦に関して、TRT Turk(1月21日付)に対して、4段階からなっていることを明らかにしたうで、その一環としてアフリーン市一帯の国境地帯に幅30キロからなる「安全地帯」が設置されるだろう、と述べた。

ユルドゥルム首相はまた、作戦のすべての段階においてロシアの承諾を得ていることを明らかにした。

一方、ユルドゥルム首相は、トルコのメディア関係者との会合で、「我々はロシアとイランを通じて、(「オリーブの枝」)作戦についてシリア政府に告知した。我々はあらゆる問題においてロシアと一致している」と付言した。

al-Durar al-Shamiya, January 21, 2018

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TRT Turkは、複数の消息筋の話として、「オリーブの枝」作戦が9段階からなっていると伝え、その内容を明らかにした。

それによると、「オリーブの枝」作戦の9の段階とは以下の通り:

1. アフリーン市一帯の住民に武力で圧力をかけている西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の殲滅。
2. テロ組織の圧力からのアフリーン市一帯の救済。
3. アフリーン市住民の民主的自治を保障するための基地建設。
4. アレッポ県バーブ市、アアサーズ市、ジャラーブルス市での経験の活用。
5. 経済・社会分野のインフラ整備。
6. アレッポ県マンビジュ市でのテロ掃討と生活復旧。
7. アフリーン市一帯住民による「オリーブの枝」作戦の支援確立。
8. マンビジュ市のテロ圧力からの解放と民主的な自治機関の樹立。
9. アフリーン市とマンビジュ市におけるインフラ整備と生活復旧。

AFP, January 21, 2018、ANHA, January 21, 2018、AP, January 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2018、al-Hayat, January 22, 2018、Reuters, January 21, 2018、SANA, January 21, 2018、TRT Turk, January 21, 2018、UPI, January 21, 2018などをもとに作成。

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シリア政府はアレッポ市シャイフ・マクスード地区のYPGがアフリーン市に転戦するのを許可し、回廊を開放(2018年1月21日)

アナトリア通信(1月21日付)は、アレッポ市の複数の消息筋の話として、シリア政府が、西クルディスタン移行期民政局の支配下にある同市のシャイフ・マクスード地区の防衛にあたっている人民防衛隊に、トルコ軍が越境爆撃・砲撃を続けるアレッポ県北西部アフリーン市への転戦を認め、アレッポ市とアフリーン市を結ぶ街道を開放したと伝えた。

これを受け、戦闘員や武器弾薬を積んだ人民防衛隊の車輌複数輌が、シリア政府支配地域を通ってアフリーン市方面に向かった。

ANHA, January 21, 2018

AFP, January 21, 2018、Anadolu Ajansı, January 21, 2018、ANHA, January 21, 2018、AP, January 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2018、al-Hayat, January 22, 2018、Reuters, January 21, 2018、SANA, January 21, 2018、UPI, January 21, 2018などをもとに作成。

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YPG主導のシリア民主軍に参加する革命家軍は離反したとの一部情報を否定(2018年1月21日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に参加する革命家軍のハッジー・アフマド総司令官は、トルコ軍によるアレッポ県アフリーン市一帯への越境爆撃・砲撃を受けて、革命家軍がシリア民主軍を離反し、トルコ軍の支援を受ける武装集団に合流したとの一部情報(ドゥラル・シャーミーヤ(1月21日付など)を否定、アフリーン市住民とともにトルコ軍の侵攻に抗戦する意思を表明した。

ANHA(1月21日付)が伝えた。

ANHA, January 21, 2018

AFP, January 21, 2018、ANHA, January 21, 2018、AP, January 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2018、al-Hayat, January 22, 2018、Reuters, January 21, 2018、SANA, January 21, 2018、UPI, January 21, 2018などをもとに作成。

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ハサカ市シャッダーディー市でトルコ軍によるアレッポ県アフリーン市一帯への越境爆撃・砲撃に抗議するデモ(2018年1月21日)

ハサカ県では、ANHA(1月21日付)によると、西クルディスタン移行期民政局支配下のシャッダーディー市で、トルコ軍によるアレッポ県アフリーン市一帯への越境爆撃・砲撃に抗議するデモが発生し、数百人が参加、アフリーン市との連帯を表明した。

ANHA, January 21, 2018

AFP, January 21, 2018、ANHA, January 21, 2018、AP, January 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2018、al-Hayat, January 22, 2018、Reuters, January 21, 2018、SANA, January 21, 2018、UPI, January 21, 2018などをもとに作成。

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米軍中央司令部ヴォーテル司令官「米国はアフリーンに特別な関心を有していない」(2018年1月21日)

米軍中央司令部(CENTCOM)のジョゼフ・ヴォーテル司令官(大将)は、トルコ軍によるアレッポ県アフリーン市一帯への越境空爆・爆撃に関して報道声明を出し、「米国はこの地域に特別な関心を有していない」と述べ、トルコ軍の軍事侵攻を黙認する構えを示した。

ヴォーテル司令官はまた、「この作戦におけるトルコの意図を承知していない。だが、それがダーイシュ(イスラーム国)との戦いに影響を及ぼすことに懸念を感じる」と付言し、ユーフラテス川東岸で西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の支援を続ける意思を暗示した。

アナトリア通信(1月21日付)が伝えた。

AFP, January 21, 2018、Anadolu Ajansı, January 21, 2018、ANHA, January 21, 2018、AP, January 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2018、al-Hayat, January 22, 2018、Reuters, January 21, 2018、SANA, January 21, 2018、UPI, January 21, 2018などをもとに作成。

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フランスのル・ドリアン外務大臣はトルコに自制を求める(2018年1月21日)

フランスのジャン=イヴ・ル・ドリアン外務大臣は、トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣との電話会談で、トルコ軍によるアレッポ県アフリーン市一帯への越境爆撃・砲撃に関して「突然の混乱をフランスは深く懸念する」と述べるとともに、トルコ側に自制を求めた。

また、同地の人道状況を評価するための安保理会合招集を主唱した。

『ハヤート』(1月22日付)が伝えた。

AFP, January 21, 2018、ANHA, January 21, 2018、AP, January 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2018、al-Hayat, January 22, 2018、Reuters, January 21, 2018、SANA, January 21, 2018、UPI, January 21, 2018などをもとに作成。

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エジプト外務省はトルコ軍のアフリーン市一帯への侵攻を拒否(2018年1月21日)

エジプト外務省は声明を出し、トルコ軍によるアレッポ県アフリーン市一帯へのトルコ軍の越境爆撃・砲撃に関して、拒否するとの姿勢を示した。

ドゥラル・シャーミーヤ(1月21日付)が伝えた。

AFP, January 21, 2018、ANHA, January 21, 2018、AP, January 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2018、al-Hayat, January 22, 2018、Reuters, January 21, 2018、SANA, January 21, 2018、UPI, January 21, 2018などをもとに作成。

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イラン外務省報道官はトルコにアフリーン市一帯への侵攻を停止するよう要請(2018年1月21日)

イラン外務省のブラハーム・カーセミー報道官は声明を出し、アレッポ県アフリーン市一帯へのトルコ軍の越境爆撃・砲撃に懸念を表明、トルコ政府に攻撃を停止するよう要請するとともに、シリアの領土の統一性、主権尊重、無垢のシリア人の生命の保障の必要を強調した。

SANA(1月21日付)が伝えた。

AFP, January 21, 2018、ANHA, January 21, 2018、AP, January 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2018、al-Hayat, January 22, 2018、Reuters, January 21, 2018、SANA, January 21, 2018、UPI, January 21, 2018などをもとに作成。

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アサド大統領はイラン外交関係戦略評議会議長と会談「トルコ軍のアフリーン市一帯に対する蛮行はテロ支援という政策が基礎をなしている」(2018年1月21日)

アサド大統領は、シリアを訪問しているイランのカマール・ハラーズィー外交関係戦略評議会議長を団長とする使節団と首都ダマスカスで会談した。

SANA(1月21日付)によると、会談では、シリア、イラクにおける「テロとの戦い」、イラン核開発問題などについて意見を交わした。

会談で、アサド大統領は、トルコ軍によるアレッポ県アフリーン市一帯への越境爆撃・砲撃に言及、そのなかで「シリア領のアフリーン市に対するトルコの野蛮な敵対行為は、シリア危機当初からトルコ政府が続ける政策と分かつことができない。それはテロそしてテロ組織を支援することを基礎として構築されている」と述べた。

SANA, January 21, 2018

AFP, January 21, 2018、ANHA, January 21, 2018、AP, January 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2018、al-Hayat, January 22, 2018、Reuters, January 21, 2018、SANA, January 21, 2018、UPI, January 21, 2018などをもとに作成。

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「オリーブの枝」作戦に参加するシリアの反体制武装集団戦闘員の数は2万5000人(2018年1月21日)

アレッポ県アフリーン市一帯に対するトルコ軍の「オリーブの枝」作戦に参加する反体制武装集団の一つで、シリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団のヤースィル・アブドゥッラヒーム司令官はロイター通信(1月21日付)に対して、作戦に参加しているシリア人戦闘員が約2万5,000人にのぼると述べた。

アブドゥッラヒーム司令官によると、反体制武装集団は今のところ、アフリーン市への突入は考えておらず、同地を包囲し、人民防衛隊を撤退させようとしているという。

そのうえで、作戦の主要な目的が、アレッポ市北部のタッル・リフアト市の奪還にあると強調した。

al-Durar al-Shamiya, January 21, 2018

AFP, January 21, 2018、ANHA, January 21, 2018、AP, January 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2018、al-Hayat, January 22, 2018、Reuters, January 21, 2018、SANA, January 21, 2018、UPI, January 21, 2018などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県アフリーン市一帯に150回以上の越境爆撃・砲撃し、地上部隊を進攻させるなか、反体制武装集団がアフリーン市北部の複数カ村を制圧(2018年1月21日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(1月21日付)によると、トルコ軍は、西クルディスタン移行期民政局支配下のアフリーン市一帯にある人民防衛隊および同部隊を主体とするシリア民主軍の拠点に対して153回にわたる越境爆撃・砲撃を行った。

また、『ハヤート』(1月22日付)、ドアン通信(1月21日付)などによると、トルコ軍が地上部隊をシリア領内に侵攻させた。

これに関して、トルコのビンアリ・ユルドゥルム首相は、トルコ軍地上部隊がトルコ領(ハタイ県)のグルババ市一帯から国境を越えてシリアに侵攻したことを明らかにした。

ドゥラル・シャーミーヤによると、トルコ軍の空爆・砲撃による支援を受ける反体制武装集団(自由シリア軍)が、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と激しく交戦、ラージュー村近郊のシャンカール村、アーダ・マーンリー村、バーリー・カウィー村、ブルブル町近郊のックールニー村を制圧した。

シリア人権監視団によると、反体制武装集団は、国境地帯のカルドゥー村、バーリヤー村、ガルバラ村、アーダ・マーンリー村、シャンカール村、ハマーム村一帯で、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と激しく交戦したという。

なお、ANHA(1月21日付)によると、「オリーブの枝」作戦開始を宣言したトルコ軍は、前日に引き続きアフリーン市一帯に対する越境爆撃・砲撃を続け、子供6人と女性1人を含む民間人11人が死亡、子供4人と女性4人を含む16人が負傷した。

なかでも、シーラーワー町近郊のジャルバラ村に対する爆撃では、7人が死亡し、子供6人を含む12人が負傷したという。

こうしたなか、『ハヤート』(1月22日付)によると、シリア領内から発射されたロケット弾3発がハタイ県のレイハンル市に着弾し、1人が死亡、32人が負傷した。

一方、マーリア市では、シリア民主軍3人が、トルコ軍の支援を受ける反体制武装集団に投降、シリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団がその写真を公開した。

ANHA, January 21, 2018
ANHA, January 21, 2018

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西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のアフリーン地区司令官を務めるマフムード・バルフダーン氏は、スターク・テレビ(1月21日付)に大使、「我々はトルコの占領に対抗するための革命的な戦闘を開始した」と述べ、徹底抗戦の構えを示した。

また、シリア民主軍総司令部は声明を出し、アレッポ県アフリーン市一帯に対するトルコ軍の越境爆撃・砲撃と、トルコ軍の支援を受ける「傭兵」の攻撃に抗戦し、同地一帯の占領をめざすその試みを挫いたと発表した。

声明によると、トルコ軍の支援を受ける「傭兵」は、アフリーン市近郊の国境地帯に侵攻し、複数カ村を占領しようとしたが、シリア民主軍がラージュー町に近いアドマー村、シャーディヤー村、スーキー村、ブルブル町に近いシャンキーリー村の拠点一帯で大規模な反攻作戦を行い、これを撃退した。

syria.liveuamap.com, January 21, 2018

AFP, January 21, 2018、ANHA, January 21, 2018、AP, January 21, 2018、Dogan Haber Ajansi, January 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2018、al-Hayat, January 22, 2018、Reuters, January 21, 2018、SANA, January 21, 2018、Sterk TV, January 21, 2018、UPI, January 21, 2018などをもとに作成。

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ANHA, January 21, 2018
ANHA, January 21, 2018

ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは10件の停戦違反を、トルコ側は2件の違反を確認(2018年1月21日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(1月21日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を10件(アレッポ県7件、ラタキア県3件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも2件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県1件、ダルアー県1件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 21, 2018をもとに作成。

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