デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表は大会を中座しつつ「ジュネーブ会議に資する」と評価(2018年1月30日)

SANA(1月30日付)によると、オブザーバーとして出席したスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表は、大会閉幕後に声明を出し、大会がジュネーブ会議に資すると評価し、ロシアによる招待に謝意を示すとともに、シリア人どうしの対話が重要であると改めて強調した。

SANA, January 30, 2018

なお、デミストゥラは、開会式に出席する予定だったが、ラブロフ外務大臣の演説が終わると退場した。

AFP, January 30, 2018、ANHA, January 30, 2018、AP, January 30, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 30, 2018、al-Hayat, January 31, 2018、Reuters, January 30, 2018、SANA, January 30, 2018、UPI, January 30, 2018などをもとに作成。

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トルコはシリア国民対話大会で6つの委員会の設置をめざすロシア側の提案を拒否しつつも、制憲委員会の構成については満足(2018年1月30日)

ジャズィーラ・チャンネル(1月30日付)は、複数の消息筋の話として、シリアの反体制派とトルコは、6つの委員会の設置を骨子とするロシア側の提案を拒否したと伝えた。

6つの委員会とは、大会の議事を統括する議長評議会、最高委員会、組織委員会の3委員会と、制憲委員会、人道委員会など3分科会。

同消息筋によると、トルコ側は、制憲委員会のみを設置し、国連がジュネーブ会議の枠組みでこれを統括するというを対案として示したという。

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トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、制憲委員会のメンバー構成に関して、トルコ、イラン、ロシアに等しく配分されるとしたうえで、委員長にはスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表が就任するだろうと述べた。

『ハヤート』(1月31日付)が伝えた。

AFP, January 30, 2018、Aljazeera.net, January 30, 2018、ANHA, January 30, 2018、AP, January 30, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 30, 2018、al-Hayat, January 31, 2018、Reuters, January 30, 2018、SANA, January 30, 2018、UPI, January 30, 2018などをもとに作成。

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シリア国民対話大会は政権支持者1,300人、反体制派100人が出席するなか、議長評議会、制憲委員会などを選出し閉幕(2018年1月30日)

ロシアのソチで29日に開幕したシリア国民対話大会は、今後の議事運営を統括する議長評議会メンバー、採決監督委員会、組織委員会を選出するとともに、150人から構成される制憲委員会の設置を圧倒的多数で可決し、閉幕した。

Nors for Studies, January 30, 2018

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議長評議会、採決監督委員会、組織委員会、制憲委員会(分科会)は、ロシア側が設置を提案していた6つの委員会のうちの4つ。

人権委員会を含む2つの分科会は(トルコ側の拒否により)設置が見送られた。

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議長評議会メンバーに選出されたのは、ガッサーン・カラーア(ダマスカス商業会議所代表)、サフワーン・クドスィー(アラブ社会主義連合党書記長)、ムハンマド・マーヒル・カバーキービー、ジャマール・カーディリー(労働総連合総裁)、マイス・クライディー(「民主主義のためのシリア人」代表)、アマル・ヤーズジー(シリア民族社会党)、リヤード・ターウーズ、カドリー・ジャミール(モスクワ・プラットフォーム代表)、ハイサム・マンナーア(カムア潮流代表)、アフマド・ウワイヤーン・ジャルバー(シリア革命反体制勢力国民連立元代表、ガド潮流代表)、ランダ・カスィース(アスタナ・プラットフォーム代表)。

議長評議会メンバーはまた、サフワーン・クドスィー氏を議長に、ムハンマド・マーヒル・カバーキービー氏とマイス・クライディー氏を副議長に選出した。

一方、制憲委員会は、大会に参加したシリア政府支持者100人とそれ以外(反体制派と無所属)50人から構成され、近く正副議長や書記長を任命し、2012年に施行された現行憲法の内容について検討を行うという。

また、『ハヤート』(1月31日付)によると、大会に出席したムハンナド・ハーッジ・アリー人民議会議員によると、制憲委員会の権能は、現行憲法の改正ではなく、その内容の吟味に限られる」という。

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採決監督委員会に選出されたのは、アーラーン・バックール、マウイド・ナースィル、ハッサーン・ムハンマド・ムニール・スウーディー、サラーフ・アスアド、サージー・トゥウマ、ラーンド・ガドバーン、ムハンマド・イッザト・アラビー・カーティビー、ムハンナド・ガーニム、サアド・ルースターン、バッサーム・バッタール。

採決監督委員会は、今後の大会における採決や投票を監督することを任務とし、近く正副議長を選出する。

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組織委員会に選出されたのは、バッシャール・ムツラク(議長)、ハーリド・ハズアル、ラドワーン・ムスタファー、ムハンマド・ティーナーウィー、ミールナー・ダラーラ、ムハンマド・ザーヒル・ユースフィー、マーズィン・ハマディー、アリー・アースィー、ワースィフ・ザーブ、ムスタファー・サーリフ。

選出された組織委員会はただちに議長評議会に対して今回の大会の状況について報告した。

それによると、出席者の内訳は「シリア社会のさまざまな階層を反映した1,292人、国外の反体制派は101人、外国からの招待者34人、国連からの招待者19人」だという。

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閉幕声明では、「シリア・アラブ共和国の領土、国民の主権、独立、平和、統合を尊重・遵守し、国土のいかなる譲歩も許さず、シリア国民は国連憲章と国際法に基づくあらゆる法的手段を通じて占領下にあるゴラン高原の回復をめざす」、「諸外国との平等に立脚した国民主権の尊重・遵守、内政不干渉、国際社会におけるシリアの地位の回復」がなされねばならないと表明した。

また「シリアの未来を、独自に、そして選挙を通じた民主的な方法で確定し、外国の圧力や干渉を排除して、政治、経済、社会体制を選択する権利を有する」と強調、「シリアは政治的多元主義、市民の平等の原則に基づき、宗教的、人種的、民族的な帰属を度外視した非宗派主義的民主国家である」と確認した。

そのうえで「シリア政府は、国民統合と社会的平和、そして地元自治体を公正に代表するかたちでの包括的でバランスのとれた開発を遵守する」と表明するとともに、「軍武装部隊を維持し、憲法に則って自らの義務を果たすことが重要である」と強調した。

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ラタキア県やトルコのハタイ県(アレキサンドレッタ地方)の住民らによって構成されるアレキサンドレッタ地方解放人民戦線の指導者アリー・カヤーリー氏(別名ミフラチュ・ウラル)氏も参加した。

al-Durar al-Shamiya, January 30, 2018

AFP, January 30, 2018、ANHA, January 30, 2018、AP, January 30, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 30, 2018、al-Hayat, January 31, 2018、Reuters, January 30, 2018、SANA, January 30, 2018、UPI, January 30, 2018などをもとに作成。

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シリア国民対話大会でのラヴロフ露外務大臣の演説に反体制派が野次(2018年1月30日)

ロシアのソチで29日に開幕したシリア国民対話大会は2日目を迎えた。

大会の議事は、29日開始が予定されていたが、ロシア外務省広報局長によると、反体制派の代表団が、アンカラからの到着直後に、大会参加に「追加の条件」を提示したことで、30日に延期を余儀なくされ、会期も1日(30日)に短縮された。

AFP, January 30, 2018

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大会では、最年長のダマスカス商業会議所のガッサーン・カラーア所長が開会挨拶(https://youtu.be/ZHnxT1p6ies)を行ったのち、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣がヴラジミール・プーチン大統領のメッセージを代読するかたちで、基調演説を行った。

al-Durar al-Shamiya, January 30, 2018

演説のなかえで、ラブロフ外務大臣は以下のように述べた。

「この大会はシリア国民全員を一つにまとめるためのものだ…。国連の支持と、アスタナ・プロセスにおける協力国であるイランとトルコ、そしてアラブ諸国の支援のもとに、ロシアは開催に向けてイニシアチブをとった…。我々は、この大会がより多くのシリア人を代表し、シリア国民のみが自決権を有することを確認するために行動してきた」

「我々は、シリア国民の歴史における痛ましい1ページを終えるにふさわしいすべての状況が今揃っていると強く言いたい。国連のもと、安保理決議第2254号に準じて、シリアの危機を解決するための包括的なシリア人の対話を立ち上げることが、今火急に必要とされている」。

「ロシアはシリアで安定的且つ持続的な和平を実現するためにでき得るすべてのことをしている」。

そのうえで、イラン、トルコ、国連の参加に謝意を示した。

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ラブロフ外務大臣の演説に、アサド政権支持者らは拍手喝采を送り、「シリア万歳…プーチン万歳」といった声援を送った。

だが、ラブロフ外務大臣が途中、「シリアはロシア空軍の支援によってテロ勢力を壊滅することができた」と述べると、会場にいた反体制派らがロシア語やアラビア語で「シリア国民に対する爆撃を停止しろ」などと野次を飛ばし、ラブロフ外務大臣は演説の中断を余儀なくされた(https://www.facebook.com/rtarabic.ru/videos/1851744401546532/の4分30秒あたり)。

AFP, January 30, 2018、ANHA, January 30, 2018、AP, January 30, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 30, 2018、al-Hayat, January 31, 2018、Reuters, January 30, 2018、RT, January 30, 2018、SANA, January 30, 2018、Sputnik News, January 30, 2018、UPI, January 30, 2018などをもとに作成。

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トルコが派遣した反体制武装集団メンバーらはソチ空港でシリア国民対話大会のボイコットを決心、14時間後にアンカラに引き返す(2018年1月30日)

ドゥラル・シャーミーヤ(1月30日付)は、複数の消息筋の話として、トルコの後押しのもとにシリア国民大会に参加するためにソチの空港に到着した反体制武装集団を中心とする代表団が、空港当局と揉め、トルコへの帰着を決意したと伝え、空港の床に座ったり寝そべったりしながら、出国を待つ彼らの写真を転載した。

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『ハヤート』(1月31日付)などによると、トルコの首都アンカラから特別機でソチ空港入りしたのは、シリア革命反体制勢力国民連立傘下の暫定内閣のアフマド・トゥウマ前首班、トルコの支援を受ける反体制武装集団の報道官を務めるアイマン・アースィミー氏ら78人。

トルコの首都アンカラから特別機でソチ空港に到着した反体制派の代表団は、空港、大会会場、掲示物などからシリア国旗を撤去・削除し、その代わりにシリア革命旗(フランス委任統治領シリアの国旗)を掲揚・添付するよう当局に迫ったが、これが応じられなかったために、帰着を決意、空港に14時間滞在し、出国した。

al-Durar al-Shamiya, January 30, 2018
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AFP, January 30, 2018、ANHA, January 30, 2018、AP, January 30, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 30, 2018、al-Hayat, January 31, 2018、Reuters, January 30, 2018、SANA, January 30, 2018、UPI, January 30, 2018などをもとに作成。

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サウジアラビアの支援を受けるイスラーム軍は「個人資格」でソチでのシリア国民対話大会に代表を派遣(2018年1月30日)

レバノン日刊紙『ムドン』(1月30日付)は、29日にソチで開幕したシリア国民対話大会に、サウジアラビアが後押ししてきたイスラーム軍が代表2人を派遣したと伝えた。

大会に派遣されたのは、「イスラーム・アッルーシュ」の名で知られるマジュディー・ニウマ報道官、ムハンマド・ハイル・ワズィール前司令官。

これに関して、ワズィール氏は、「ソチ(での大会)に参加するが、大会出席人関してイスラーム軍との間には何の連絡も調整もない」と述べたという。

また、ニウマ氏もツイッターで「シリア問題の研究者として招待された。革命を代表する政治家、軍人として招かれてはいない。だが、シリア人が混同しないよう、出席を辞退した」と綴った。

なお、イスラーム軍は28日、大会をボイコットするとの声明を発表している。

al-Durar al-Shamiya, January 30, 2018

AFP, January 30, 2018、ANHA, January 30, 2018、AP, January 30, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 30, 2018、al-Hayat, January 31, 2018、al-Mudun, January 30, 2017、Reuters, January 30, 2018、SANA, January 30, 2018、UPI, January 30, 2018などをもとに作成。

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ロイター通信は匿名筋の話として、シリア国内で使用された化学兵器サンプルの成分が一致し、アサド政権による使用が改めて立証されたと伝える(2018年1月30日)

ロイター通信(1月30日付)は、匿名筋の話として、化学兵器禁止機関(OPCW)の複数の実験施設で、シリア軍による化学兵器使用疑惑事件が発生したダマスカス郊外県グータ地方など3カ所で現場から採取したとされるサンプルの比較が行われた結果、その成分が一致した、と伝えた。

検査の対象となったのは、2013年8月のシリア軍によりサリン・ガス使用疑惑事件の調査で採取されたサンプル(2013年9月に国連調査団がダマスカス郊外県グータ地方などで採取)、米国によるミサイル攻撃のきっかけとなった2017年4月4日のイドリブ県ハーン・シャイフーン市で採取されたとされるサンプル、そしてさらには、2013年3月に化学兵器攻撃が発生したアレッポ県ハーン・アサル市で採取されたサンプル。

これにより、シリア政府による化学兵器使用が改めて立証されたという。

AFP, January 30, 2018、ANHA, January 30, 2018、AP, January 30, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 30, 2018、al-Hayat, January 31, 2018、Reuters, January 30, 2018、SANA, January 30, 2018、UPI, January 30, 2018などをもとに作成。

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アレッポ県西部に侵入していたトルコ軍部隊が爆弾攻撃を受け、兵士3人を失い撤退(2018年1月30日)

アレッポ・メディア・センター(1月30日付)は、29日にイドリブ県カフルカラミーン村に設置された通行所からアレッポ県西部のアイス丘方面に侵入し、シリア軍の砲撃を受けたトルコ軍の車列が30日、アターリブ市で爆発に巻き込まれ、車輌一台が炎上、兵士3人が焼死した、と伝え、遺体の写真を公開した。

この攻撃を受け、トルコ軍の車列は、イドリブ県サルマダー市を経由して、同県のバーブ・ハワー国境通行所方面に撤退した。

なお、ドゥラル・シャーミーヤ(1月31日付)によると、トルコ軍の車列に対して爆弾攻撃を行ったのは、親政権民兵で、シリア駐留ロシア軍司令部に事態を報告し、イドリブ県カフルカラミーン村方面(バーブ・ハワー国境通行所方面ではなく)に撤退したという。

al-Durar al-Shamiya, January 30, 2018

AFP, January 30, 2018、AMC, January 30, 2018、ANHA, January 30, 2018、AP, January 30, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 30, 2018、January 31, 2018、al-Hayat, January 31, 2018、Reuters, January 30, 2018、SANA, January 30, 2018、UPI, January 30, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はロシア軍とともにイドリブ県を爆撃する一方、ハマー県北西部、ダイル・ザウル県南東部でダーイシュと交戦(2018年1月30日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(1月30日付)によると、シリア軍がシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の支配下にあるアリーハー市の市場を、またロシア軍がハーン・シャイフーン市を爆撃し、多数の住民が死傷した。

al-Durar al-Shamiya, January 30, 2018
al-Durar al-Shamiya, January 30, 2018

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ハマー県では、SANA(1月30日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに県北東部でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を継続し、ラスム・ダフル村一帯の丘陵地帯を制圧した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(1月30日付)によると、シリア軍が県南東部(マヤーディーン砂漠)でダーイシュ(イスラーム国)の残党に対する掃討戦を継続した。

AFP, January 30, 2018、ANHA, January 30, 2018、AP, January 30, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 30, 2018、al-Hayat, January 31, 2018、Reuters, January 30, 2018、SANA, January 30, 2018、UPI, January 30, 2018などをもとに作成。

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ノールス研究センターは「オリーブの枝」作戦に参加する武装集団(2018年1月30日)

シリア軍およびその同盟勢力の軍事攻勢を分析するサイト「ノールス研究センター」(1月30日付)は、トルコ軍が20日に開始を宣言した「オリーブの枝」作戦に参加している反体制武装集団を紹介するインフォグラフィア(http://norsforstudies.org/2018/01/5949/)を公開した。

それによると、「オリーブの枝」作戦に参加している組織は以下の28組織で、四つの軍団に編成されているという。

第1軍団:サマルカンド旅団、北部旅団、ムウタスィム・ビッラー旅団、末裔軍、東部自由人、征服者ムハンマド旅団
第2軍団:スルターン・ウスマーン旅団、特殊任務軍団、覚醒師団、スルターン・ムラード師団、ハムザ師団、ジャズィーラ革命家、第5連帯、第23師団、ムウタスィム旅団
第3軍団:北部師団、ムスタファー連帯、イスラーム軍、「(命じられるまま)正しく進め」連合、シャーム戦線、第51旅団、シャームの鷹、シャーム自由人イスラーム運動
第4軍団:第9師団、精鋭(エリート)軍、シャーム軍団、スルターン・スライマーン旅団、北部の鷹旅団

AFP, January 30, 2018、ANHA, January 30, 2018、AP, January 30, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 30, 2018、al-Hayat, January 31, 2018、Reuters, January 30, 2018、SANA, January 30, 2018、UPI, January 30, 2018などをもとに作成。

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カーミシュリー市(ハサカ県)でトルコ軍によるアレッポ県アフリーン市一帯への侵攻に反対するデモに数千人が参加(2018年1月30日)

ハサカ県では、ANHA(1月30日付)によると、カーミシュリー市で、民主連合運動(TEV-DEM)がトルコ軍によるアレッポ県アフリーン市一帯への侵攻に反対するデモを呼びかけ、数千人が参加した。

ANHA, January 30, 2018
ANHA, January 30, 2018

 

AFP, January 30, 2018、ANHA, January 30, 2018、AP, January 30, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 30, 2018、al-Hayat, January 31, 2018、Reuters, January 30, 2018、SANA, January 30, 2018、UPI, January 30, 2018などをもとに作成。

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トルコ軍はロジャヴァ支配下のアレッポ県アフリーン市一帯への侵攻を続ける(2018年1月30日)

アレッポ県では、ANHA(1月30日付)によると、トルコ軍がムーバーター村近郊のハリール村、ラージュー町近郊のガッル丘、ウームラー丘、シャーディヤ村一帯、ブルブル町近郊のトゥーバール村、ハルーラカー村、シャイフールザ村、シャッラー村近郊のバールフーン丘、ディークマダーシュ村など、シーラーワー町近郊、サムアーン山近郊、ジャンディールル市、ハマーム村を爆撃・砲撃、これと合わせて反体制武装集団とともに同地に侵攻、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と交戦した。

また、SANA(1月30日付)によると、トルコ軍は、アフリーン市西のサンナーラ村を攻撃し、男性1人が死亡した。

トルコ軍はさらに、ブルブル町、ガッル山(ガッル丘)を攻撃し、民間人多数が負傷した。

ANHA, January 30, 2018

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一方、トルコ軍参謀本部は、「オリーブの枝」作戦の開始を宣言した20日以降、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の戦闘員649人を殺害したと発表した。

AFP, January 30, 2018、ANHA, January 30, 2018、AP, January 30, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 30, 2018、al-Hayat, January 31, 2018、Reuters, January 30, 2018、SANA, January 30, 2018、UPI, January 30, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは8件の停戦違反を、トルコ側は3件の違反を確認(2018年1月30日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(1月29日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を8件(ラタキア県3件、アレッポ県4件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも3件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県1件、イドリブ県2件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 30, 2018をもとに作成。

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