最高交渉委員会はサウジアラビアのジュバイル外務大臣と会談し、ソチでのシリア国民対話大会や難民支援について協議(2018年1月21日)

ジュネーブ会議に参加する反体制派の一つ最高交渉委員会のナスル・ハリーリー代表らは、サウジアラビアで、アーディル・ジュバイル外務大臣と会談した。

会談に参加した最高交渉委員会幹部の一人ハーリド・マハーミーディー氏によると、会談では、シリア難民にかかわる問題などについて意見を交わし、サウジ側に人道支援を要請した。

また同じく幹部の一人のフィラース・ハーリディー氏によると、会談では、ロシア、トルコ、イランの合意のもとに1月29~30日にソチで開催が予定されているシリア国民対話大会についても意見が交わされた。

『ハヤート』(1月22日付)が伝えた。

AFP, January 21, 2018、ANHA, January 21, 2018、AP, January 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2018、al-Hayat, January 22, 2018、Reuters, January 21, 2018、SANA, January 21, 2018、UPI, January 21, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はイドリブ県におけるシャーム解放機構の一大拠点アブー・ズフール航空基地を奪還(2018年1月21日)

イドリブ県では、SANA(1月21日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに県南東部でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団に対する掃討作戦を続行、同地におけるシャーム解放機構の一大拠点であるアブー・ズフール航空基地を制圧した。

アブー・ズフール航空基地は、シャーム解放機構(当時の呼称はシャームの民のヌスラ戦線)によって2015年9月に制圧されていた。

また、シリア軍武装部隊総司令部は声明(https://youtu.be/jPWoArlPrZQ)を出し、シリア軍が予備部隊および同盟部隊の支援を受け、イドリブ県南東部でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団に対し一連の特殊作戦を敢行し、アブー・ズフール航空基地と、イドリブ県南東部、ハマー県北東部、アレッポ県南西部の300町村を解放した、と発表した。

SANA, January 21, 2018
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syria.liveuamap.com, January 21, 2018

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ハマー県では、SANA(1月21日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに県北東部でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団に対する掃討作戦を継続し、フジャイラ村、トゥータフ村、アニーク村、バージラ村を制圧した。

AFP, January 21, 2018、ANHA, January 21, 2018、AP, January 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2018、al-Hayat, January 22, 2018、Reuters, January 21, 2018、SANA, January 21, 2018、UPI, January 21, 2018などをもとに作成。

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ロシアはロジャヴァに対して、アフリーン市一帯をシリア政府に移譲すれば、トルコの侵攻は回避できると説得(2018年1月21日)

西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党(PYD)の支持基盤をなす民主社会運動(TEV-DEM)幹部のアールダール・ハリール氏(民主統一党員)は、トルコ軍によるアレッポ県アフリーン市一帯への越境爆撃・砲撃に関して、ロシアが西クルディスタン移行期民政局側にアレッポ県北西部の支配地域をシリア政府に移譲するよう要請、それによってトルコ軍の侵攻を回避できると伝えていたことを明らかにした。

RT(1月21日付)が伝えた。

AFP, January 21, 2018、ANHA, January 21, 2018、AP, January 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2018、al-Hayat, January 22, 2018、Reuters, January 21, 2018、RT, January 21, 2018、SANA, January 21, 2018、UPI, January 21, 2018などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領「YPGは米国に助けを求めるべきでない」(2018年1月21日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領はブルサ市で、アレッポ県アフリーン市一帯に対するトルコ軍の「オリーブの枝」作戦について言及、そのなかで西クルディスタン移行期民政局の拠点であるアフリーン市への攻撃は近いとしたうえで、「トルコを圧倒しようなどして、米国に助けを求めるべきではない」と述べ、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に警告した。

『ハヤート』(1月22日付)などが伝えた。

AFP, January 21, 2018、ANHA, January 21, 2018、AP, January 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2018、al-Hayat, January 22, 2018、Reuters, January 21, 2018、SANA, January 21, 2018、UPI, January 21, 2018などをもとに作成。

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トルコのユルドゥルム首相:「オリーブの枝」作戦の一環として、ロシアとの合意のもとにアフリーン市一帯に幅30キロからなる「安全地帯」を設置する(2018年1月21日)

トルコのビンアリ・ユルドゥルム首相は、アレッポ県アフリーン市一帯に対してトルコ軍が行っている「オリーブの枝」作戦に関して、TRT Turk(1月21日付)に対して、4段階からなっていることを明らかにしたうで、その一環としてアフリーン市一帯の国境地帯に幅30キロからなる「安全地帯」が設置されるだろう、と述べた。

ユルドゥルム首相はまた、作戦のすべての段階においてロシアの承諾を得ていることを明らかにした。

一方、ユルドゥルム首相は、トルコのメディア関係者との会合で、「我々はロシアとイランを通じて、(「オリーブの枝」)作戦についてシリア政府に告知した。我々はあらゆる問題においてロシアと一致している」と付言した。

al-Durar al-Shamiya, January 21, 2018

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TRT Turkは、複数の消息筋の話として、「オリーブの枝」作戦が9段階からなっていると伝え、その内容を明らかにした。

それによると、「オリーブの枝」作戦の9の段階とは以下の通り:

1. アフリーン市一帯の住民に武力で圧力をかけている西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の殲滅。
2. テロ組織の圧力からのアフリーン市一帯の救済。
3. アフリーン市住民の民主的自治を保障するための基地建設。
4. アレッポ県バーブ市、アアサーズ市、ジャラーブルス市での経験の活用。
5. 経済・社会分野のインフラ整備。
6. アレッポ県マンビジュ市でのテロ掃討と生活復旧。
7. アフリーン市一帯住民による「オリーブの枝」作戦の支援確立。
8. マンビジュ市のテロ圧力からの解放と民主的な自治機関の樹立。
9. アフリーン市とマンビジュ市におけるインフラ整備と生活復旧。

AFP, January 21, 2018、ANHA, January 21, 2018、AP, January 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2018、al-Hayat, January 22, 2018、Reuters, January 21, 2018、SANA, January 21, 2018、TRT Turk, January 21, 2018、UPI, January 21, 2018などをもとに作成。

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シリア政府はアレッポ市シャイフ・マクスード地区のYPGがアフリーン市に転戦するのを許可し、回廊を開放(2018年1月21日)

アナトリア通信(1月21日付)は、アレッポ市の複数の消息筋の話として、シリア政府が、西クルディスタン移行期民政局の支配下にある同市のシャイフ・マクスード地区の防衛にあたっている人民防衛隊に、トルコ軍が越境爆撃・砲撃を続けるアレッポ県北西部アフリーン市への転戦を認め、アレッポ市とアフリーン市を結ぶ街道を開放したと伝えた。

これを受け、戦闘員や武器弾薬を積んだ人民防衛隊の車輌複数輌が、シリア政府支配地域を通ってアフリーン市方面に向かった。

ANHA, January 21, 2018

AFP, January 21, 2018、Anadolu Ajansı, January 21, 2018、ANHA, January 21, 2018、AP, January 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2018、al-Hayat, January 22, 2018、Reuters, January 21, 2018、SANA, January 21, 2018、UPI, January 21, 2018などをもとに作成。

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YPG主導のシリア民主軍に参加する革命家軍は離反したとの一部情報を否定(2018年1月21日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に参加する革命家軍のハッジー・アフマド総司令官は、トルコ軍によるアレッポ県アフリーン市一帯への越境爆撃・砲撃を受けて、革命家軍がシリア民主軍を離反し、トルコ軍の支援を受ける武装集団に合流したとの一部情報(ドゥラル・シャーミーヤ(1月21日付など)を否定、アフリーン市住民とともにトルコ軍の侵攻に抗戦する意思を表明した。

ANHA(1月21日付)が伝えた。

ANHA, January 21, 2018

AFP, January 21, 2018、ANHA, January 21, 2018、AP, January 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2018、al-Hayat, January 22, 2018、Reuters, January 21, 2018、SANA, January 21, 2018、UPI, January 21, 2018などをもとに作成。

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ハサカ市シャッダーディー市でトルコ軍によるアレッポ県アフリーン市一帯への越境爆撃・砲撃に抗議するデモ(2018年1月21日)

ハサカ県では、ANHA(1月21日付)によると、西クルディスタン移行期民政局支配下のシャッダーディー市で、トルコ軍によるアレッポ県アフリーン市一帯への越境爆撃・砲撃に抗議するデモが発生し、数百人が参加、アフリーン市との連帯を表明した。

ANHA, January 21, 2018

AFP, January 21, 2018、ANHA, January 21, 2018、AP, January 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2018、al-Hayat, January 22, 2018、Reuters, January 21, 2018、SANA, January 21, 2018、UPI, January 21, 2018などをもとに作成。

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米軍中央司令部ヴォーテル司令官「米国はアフリーンに特別な関心を有していない」(2018年1月21日)

米軍中央司令部(CENTCOM)のジョゼフ・ヴォーテル司令官(大将)は、トルコ軍によるアレッポ県アフリーン市一帯への越境空爆・爆撃に関して報道声明を出し、「米国はこの地域に特別な関心を有していない」と述べ、トルコ軍の軍事侵攻を黙認する構えを示した。

ヴォーテル司令官はまた、「この作戦におけるトルコの意図を承知していない。だが、それがダーイシュ(イスラーム国)との戦いに影響を及ぼすことに懸念を感じる」と付言し、ユーフラテス川東岸で西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の支援を続ける意思を暗示した。

アナトリア通信(1月21日付)が伝えた。

AFP, January 21, 2018、Anadolu Ajansı, January 21, 2018、ANHA, January 21, 2018、AP, January 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2018、al-Hayat, January 22, 2018、Reuters, January 21, 2018、SANA, January 21, 2018、UPI, January 21, 2018などをもとに作成。

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フランスのル・ドリアン外務大臣はトルコに自制を求める(2018年1月21日)

フランスのジャン=イヴ・ル・ドリアン外務大臣は、トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣との電話会談で、トルコ軍によるアレッポ県アフリーン市一帯への越境爆撃・砲撃に関して「突然の混乱をフランスは深く懸念する」と述べるとともに、トルコ側に自制を求めた。

また、同地の人道状況を評価するための安保理会合招集を主唱した。

『ハヤート』(1月22日付)が伝えた。

AFP, January 21, 2018、ANHA, January 21, 2018、AP, January 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2018、al-Hayat, January 22, 2018、Reuters, January 21, 2018、SANA, January 21, 2018、UPI, January 21, 2018などをもとに作成。

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エジプト外務省はトルコ軍のアフリーン市一帯への侵攻を拒否(2018年1月21日)

エジプト外務省は声明を出し、トルコ軍によるアレッポ県アフリーン市一帯へのトルコ軍の越境爆撃・砲撃に関して、拒否するとの姿勢を示した。

ドゥラル・シャーミーヤ(1月21日付)が伝えた。

AFP, January 21, 2018、ANHA, January 21, 2018、AP, January 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2018、al-Hayat, January 22, 2018、Reuters, January 21, 2018、SANA, January 21, 2018、UPI, January 21, 2018などをもとに作成。

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イラン外務省報道官はトルコにアフリーン市一帯への侵攻を停止するよう要請(2018年1月21日)

イラン外務省のブラハーム・カーセミー報道官は声明を出し、アレッポ県アフリーン市一帯へのトルコ軍の越境爆撃・砲撃に懸念を表明、トルコ政府に攻撃を停止するよう要請するとともに、シリアの領土の統一性、主権尊重、無垢のシリア人の生命の保障の必要を強調した。

SANA(1月21日付)が伝えた。

AFP, January 21, 2018、ANHA, January 21, 2018、AP, January 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2018、al-Hayat, January 22, 2018、Reuters, January 21, 2018、SANA, January 21, 2018、UPI, January 21, 2018などをもとに作成。

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アサド大統領はイラン外交関係戦略評議会議長と会談「トルコ軍のアフリーン市一帯に対する蛮行はテロ支援という政策が基礎をなしている」(2018年1月21日)

アサド大統領は、シリアを訪問しているイランのカマール・ハラーズィー外交関係戦略評議会議長を団長とする使節団と首都ダマスカスで会談した。

SANA(1月21日付)によると、会談では、シリア、イラクにおける「テロとの戦い」、イラン核開発問題などについて意見を交わした。

会談で、アサド大統領は、トルコ軍によるアレッポ県アフリーン市一帯への越境爆撃・砲撃に言及、そのなかで「シリア領のアフリーン市に対するトルコの野蛮な敵対行為は、シリア危機当初からトルコ政府が続ける政策と分かつことができない。それはテロそしてテロ組織を支援することを基礎として構築されている」と述べた。

SANA, January 21, 2018

AFP, January 21, 2018、ANHA, January 21, 2018、AP, January 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2018、al-Hayat, January 22, 2018、Reuters, January 21, 2018、SANA, January 21, 2018、UPI, January 21, 2018などをもとに作成。

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「オリーブの枝」作戦に参加するシリアの反体制武装集団戦闘員の数は2万5000人(2018年1月21日)

アレッポ県アフリーン市一帯に対するトルコ軍の「オリーブの枝」作戦に参加する反体制武装集団の一つで、シリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団のヤースィル・アブドゥッラヒーム司令官はロイター通信(1月21日付)に対して、作戦に参加しているシリア人戦闘員が約2万5,000人にのぼると述べた。

アブドゥッラヒーム司令官によると、反体制武装集団は今のところ、アフリーン市への突入は考えておらず、同地を包囲し、人民防衛隊を撤退させようとしているという。

そのうえで、作戦の主要な目的が、アレッポ市北部のタッル・リフアト市の奪還にあると強調した。

al-Durar al-Shamiya, January 21, 2018

AFP, January 21, 2018、ANHA, January 21, 2018、AP, January 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2018、al-Hayat, January 22, 2018、Reuters, January 21, 2018、SANA, January 21, 2018、UPI, January 21, 2018などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県アフリーン市一帯に150回以上の越境爆撃・砲撃し、地上部隊を進攻させるなか、反体制武装集団がアフリーン市北部の複数カ村を制圧(2018年1月21日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(1月21日付)によると、トルコ軍は、西クルディスタン移行期民政局支配下のアフリーン市一帯にある人民防衛隊および同部隊を主体とするシリア民主軍の拠点に対して153回にわたる越境爆撃・砲撃を行った。

また、『ハヤート』(1月22日付)、ドアン通信(1月21日付)などによると、トルコ軍が地上部隊をシリア領内に侵攻させた。

これに関して、トルコのビンアリ・ユルドゥルム首相は、トルコ軍地上部隊がトルコ領(ハタイ県)のグルババ市一帯から国境を越えてシリアに侵攻したことを明らかにした。

ドゥラル・シャーミーヤによると、トルコ軍の空爆・砲撃による支援を受ける反体制武装集団(自由シリア軍)が、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と激しく交戦、ラージュー村近郊のシャンカール村、アーダ・マーンリー村、バーリー・カウィー村、ブルブル町近郊のックールニー村を制圧した。

シリア人権監視団によると、反体制武装集団は、国境地帯のカルドゥー村、バーリヤー村、ガルバラ村、アーダ・マーンリー村、シャンカール村、ハマーム村一帯で、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と激しく交戦したという。

なお、ANHA(1月21日付)によると、「オリーブの枝」作戦開始を宣言したトルコ軍は、前日に引き続きアフリーン市一帯に対する越境爆撃・砲撃を続け、子供6人と女性1人を含む民間人11人が死亡、子供4人と女性4人を含む16人が負傷した。

なかでも、シーラーワー町近郊のジャルバラ村に対する爆撃では、7人が死亡し、子供6人を含む12人が負傷したという。

こうしたなか、『ハヤート』(1月22日付)によると、シリア領内から発射されたロケット弾3発がハタイ県のレイハンル市に着弾し、1人が死亡、32人が負傷した。

一方、マーリア市では、シリア民主軍3人が、トルコ軍の支援を受ける反体制武装集団に投降、シリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団がその写真を公開した。

ANHA, January 21, 2018
ANHA, January 21, 2018

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西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のアフリーン地区司令官を務めるマフムード・バルフダーン氏は、スターク・テレビ(1月21日付)に大使、「我々はトルコの占領に対抗するための革命的な戦闘を開始した」と述べ、徹底抗戦の構えを示した。

また、シリア民主軍総司令部は声明を出し、アレッポ県アフリーン市一帯に対するトルコ軍の越境爆撃・砲撃と、トルコ軍の支援を受ける「傭兵」の攻撃に抗戦し、同地一帯の占領をめざすその試みを挫いたと発表した。

声明によると、トルコ軍の支援を受ける「傭兵」は、アフリーン市近郊の国境地帯に侵攻し、複数カ村を占領しようとしたが、シリア民主軍がラージュー町に近いアドマー村、シャーディヤー村、スーキー村、ブルブル町に近いシャンキーリー村の拠点一帯で大規模な反攻作戦を行い、これを撃退した。

syria.liveuamap.com, January 21, 2018

AFP, January 21, 2018、ANHA, January 21, 2018、AP, January 21, 2018、Dogan Haber Ajansi, January 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2018、al-Hayat, January 22, 2018、Reuters, January 21, 2018、SANA, January 21, 2018、Sterk TV, January 21, 2018、UPI, January 21, 2018などをもとに作成。

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ANHA, January 21, 2018
ANHA, January 21, 2018

ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは10件の停戦違反を、トルコ側は2件の違反を確認(2018年1月21日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(1月21日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を10件(アレッポ県7件、ラタキア県3件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも2件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県1件、ダルアー県1件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 21, 2018をもとに作成。

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ロシア外務省はトルコ軍による「オリーブの枝」作戦開始に懸念を表明(2018年1月20日)

ロシア外務省は、トルコ軍がアレッポ県アフリーン市一帯に対する「オリーブの枝」作戦の開始を発表したことを受けて声明を出し、「懸念」を表明し、シリアの領土の一体性、主権尊重を改めて強調した。

AFP, January 20, 2018、ANHA, January 20, 2018、AP, January 20, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2018、al-Hayat, January 21, 2018、Reuters, January 20, 2018、SANA, January 20, 2018、UPI, January 20, 2018などをもとに作成。

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ロシアのラヴレンチエフシリア問題担当大統領特使「ソチでのシリア国民対話大会への招待者のリストに関して、ロシア、トルコ、イランが原則合意」(2018年1月20日)

アスタナ会議でロシアの代表団を率いるアレクサンドル・ラヴレンチエフ・シリア問題担当大統領特使は、1月29~30日にソチで開催が予定されているシリア国民対話大会に関して、記者団に対し、アスタナ会議の保障国であるロシア、トルコ、イランが、招待者のリストに関して「原則」合意に達したと述べた。

『ハヤート』(1月21日付)が伝えた。

AFP, January 20, 2018、ANHA, January 20, 2018、AP, January 20, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2018、al-Hayat, January 21, 2018、Reuters, January 20, 2018、SANA, January 20, 2018、UPI, January 20, 2018などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領「アフリーン市一帯での地上作戦は、マンビジュ市制圧まで続き、イラクに至ることを目的とする」(2018年1月20日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、キュタヒヤ市での与党公正発展党(AKP)の大会で演説し、アレッポ県アフリーン市一帯に対するトルコ軍の越境爆撃・砲撃に関して、「アフリーン地上作戦は、(アレッポ県)マンビジュ市(制圧)まで続き、トルコ国境からテロリストを浄化し、イラクに至ることを目的とする」と述べた。

TRT Turk(1月20日付)が伝えた。

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トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣はレックス・ティラーソン米国務長官と電話会談を行った。

会談は米国側の要請によるものだが、会談の内容については明らかにされなかった。

アナトリア通信(1月20日付)が伝えた。

AFP, January 20, 2018、Anadolu Ajansı, January 20, 2018、ANHA, January 20, 2018、AP, January 20, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2018、al-Hayat, January 21, 2018、Reuters, January 20, 2018、SANA, January 20, 2018、TRT Turk, January 20, 2018、UPI, January 20, 2018などをもとに作成。

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米国が創設を画策する国境治安部隊の第1、2期教練プログラムが終了(2018年1月20日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は公式サイトを通じて声明を出し、ラッカ県で米軍の教練のもと、国境治安部隊の第1期教練プログラムが修了したと発表した。

第1期教練プログラムを修了したのは154人で、修了式にはラッカ県タッル・アブヤド市、スルーク町、アイン・イーサー市の自治を担う文民評議会の代表らも参列した。

教練は20日のコースで、その間、さまざまな兵器の使用方法に関する講義のほか、政治や思想などについての講義が行われたという。

第1期教練プログラム修了生は、シリア・イラク国境に配属される予定だという。

ANHA, January 20, 2018

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一方、AFP(1月20日付)も、国境治安部隊の隊員を養成するための西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍隊員を対象とした第2期教練プログラムが修了した、と伝えた。

この教練で訓練を終えた戦闘員は500人にのぼるという。

AFP, January 20, 2018、ANHA, January 20, 2018、AP, January 20, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2018、al-Hayat, January 21, 2018、Reuters, January 20, 2018、SANA, January 20, 2018、UPI, January 20, 2018などをもとに作成。

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PYDはトルコに断固たる姿勢をとるよう米国とロシアに呼びかける一方、YPG主体のシリア民主軍は徹底抗戦を呼びかける(2018年1月20日)

西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党(PYD)の総合評議会は声明を出し、アレッポ県アフリーン市一帯に対するトルコ軍の越境爆撃・砲撃を「テロ組織への支援」と非難、米国とロシアの両政府に対して、トルコに対して断固たる姿勢を誇示するよう呼びかけた。

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西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊と女性防衛部隊の総司令部は声明を出し、アレッポ県アフリーン市一帯に対するトルコ軍の越境砲撃に関して、アフリーン市の若者たちに人民防衛隊に参加し、トルコ軍の「野蛮な攻撃」に対抗するよう呼びかけるとともに、ダーイシュ(イスラーム国)を放逐したときと同様、トルコの占領を打ち負かすと決意表明した。

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アレッポ県では、ANHA(1月20日付)によると、西クルディスタン移行期民政局支配下のアイン・アラブ(コバネ)市で、アフリーン市一帯に対するトルコ軍の越境砲撃に抗議するデモが行われ、数百人が参加した。

またラッカ県でも、タッル・アブヤド(ギレ・スピ)市でも同様のデモが行われた。

ANHA, January 20, 2018

AFP, January 20, 2018、ANHA, January 20, 2018、AP, January 20, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2018、al-Hayat, January 21, 2018、Reuters, January 20, 2018、SANA, January 20, 2018、UPI, January 20, 2018などをもとに作成。

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シリア外務在外居住者省はアレッポ県アフリーン市一帯に対するトルコ軍の越境爆撃・砲撃を厳しく非難(2018年1月20日)

シリアの外務在外居住者省公式筋は、SANA(1月20日付)に対して、アレッポ県アフリーン市一帯に対するトルコ軍の越境爆撃・砲撃を激しく非難するとともに、トルコ政府が同地での軍事作戦の実施を事前にシリア政府に通告していたとの一部情報を否定した。

AFP, January 20, 2018、ANHA, January 20, 2018、AP, January 20, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2018、al-Hayat, January 21, 2018、Reuters, January 20, 2018、SANA, January 20, 2018、UPI, January 20, 2018などをもとに作成。

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トルコ軍はアレッポ県アフリーン市一帯に対する「オリーブの枝」作戦開始を宣言、越境爆撃を開始(2018年1月20日)

トルコ軍参謀本部(参謀総長)は声明を出し、アレッポ県アフリーン市一帯での西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に対する軍事作戦「オリーブの枝」を開始したと発表した。

声明によると、作戦は20日午後5時に開始され、トルコ南部国境の治安と安定の確立が目的で、国際法および「テロとの戦い」にかかる国連安保理での諸決議に準じ、シリアの領土の一体性を尊重するかたちで実施されるという。

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アレッポ県では、ANHA(1月20日付)によると、「オリーブの枝」作戦の開始を宣言したトルコ軍が、アフリーン市および同地近郊の6カ村に対して越境爆撃を実施した。

アフリーン市に対する爆撃では、アシュラフィーヤ地区にあるルーバール避難民キャンプも標的となった。

また同市近郊では、ラージュー村一帯(マームールー村、フジャイカー村、フービカ村、ムーサークー村、ジスル・ハシャーリカ村など)、シーラーワー町一帯(アーキバ村など)、シラー村一帯(アイン・ダクナ村など)の村々、ライルーン山一帯、ブルブル山一帯が爆撃を受けた。

このほかにも、トルコ軍はタッル・アブヤド市に近いマンナグ村、マンナグ航空基地を爆撃したという。

これらの爆撃により、少なくとも民間人8人が死亡した。

これに関して、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊はの総司令部は声明を出し、トルコ軍の空爆が、100カ所あまりを標的とし、民間人6人、戦闘員3人が死亡、民間人13人が死亡したと発表した。

al-Durar al-Shamiya, January 20, 2018

標的となった地点のほとんどは民間人の居住地だったが、人民防衛隊、人民女性部隊、そして人民防衛隊主体のシリア民主軍に参加するシリア革命家軍の拠点も狙われたという。

al-Durar al-Shamiya, January 20, 2018

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(1月20日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車輌がマンビジュ市西で何者かによって仕掛けられた爆弾の爆発に巻き込まれ、乗っていた司令官3人が死亡した。

AFP, January 20, 2018、ANHA, January 20, 2018、AP, January 20, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2018、Januaryu 21, 2018、al-Hayat, January 21, 2018、Reuters, January 20, 2018、SANA, January 20, 2018、UPI, January 20, 2018などをもとに作成。

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トルコの支援を受ける反体制武装集団とPYDの交渉決裂、PYDはタッル・リフアト市一帯からの撤退要求を拒否(2018年1月20日)

アスタナ3会議まで反体制武装集団の代表団(シリア革命軍事諸勢力代表団)の報道官を務めていたウサーマ・アブー・ザイド氏は、ツイッターのアカウントを通じて、アレッポ県アフリーン市一帯でのトルコ軍および反体制武装集団の軍事作戦本格化を前に、西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党(PYD)と反体制武装集団(自由シリア軍)の間で行われていた折衝が失敗に終わったことを明らかにした。

この折衝で、反体制武装集団側は、PYDに対して、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍をアレッポ県のタッル・リフアト市および同地周辺のアラブ人の村々から撤退するよう求めたが、PYDはこれを拒否したという。

AFP, January 20, 2018、ANHA, January 20, 2018、AP, January 20, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2018、al-Hayat, January 21, 2018、Reuters, January 20, 2018、SANA, January 20, 2018、UPI, January 20, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はイドリブ県におけるシャーム解放機構の一大拠点アブー・ズフール航空基地に再び迫る(2018年1月20日)

イドリブ県では、SANA(1月20日付)によると、南東部およびアレッポ県南西部から進軍を続けるシリア軍部隊が同盟部隊とともに反体制武装集団と激しく交戦し、ジャアキーヤ村、ハミーディーヤト・シャッダード村、ハミーディヤ村を制圧、シャーム解放機構の一大拠点であるアブー・ズフール航空基地の敷地に再び到達した。

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ダマスカス郊外県・ダマスカス県では、SANA(1月20日付)によると、反体制武装集団がワーフィディーン・ゴラン高原難民キャンプ、ダマスカス中央刑務所(アドラー刑務所)、アッシュ・ウルール地区を砲撃し、1人が死亡、7人が負傷した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(1月20日付)によると、シャーム自由人イスラーム運動、ラフマーン軍団、シャーム解放機構などからなる「彼らが不正を働いた」作戦司令室が、ハラスター市近郊の車輌管理局方面に進軍しようとしたシリア軍部隊を要撃した。

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ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(1月21日付)によると、反体制武装集団がブスル・ハリール市一帯に潜入しようとしたシリア軍部隊と交戦、これを撃退した。

AFP, January 20, 2018、ANHA, January 20, 2018、AP, January 20, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2018、al-Hayat, January 21, 2018、Reuters, January 20, 2018、SANA, January 20, 2018、UPI, January 20, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは6件の停戦違反を、トルコ側は5件の違反を確認(2018年1月20日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(1月20日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を6件(アレッポ県2件、ラタキア県4件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも5件(イドリブ県3件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県2件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

一方、過去24時間にアレッポ県の1カ村の代表がシリア政府との停戦合意に署名した。

これにより、シリア政府との停戦に応じた自治体は2,332市町村、武装組織の数は234組織に達したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 20, 2018をもとに作成。

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アナトリア通信はアレッポ県アフリーン市一帯に駐留していたロシア軍部隊が撤退したと報じる、ラヴロフ外務大臣はこれを否定(2018年1月19日)

アナトリア通信(1月19日付)は、アレッポ県アフリーン市一帯に駐留していたロシア軍部隊が同地から撤退したと伝えた。

しかし、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、米ニューヨークでの国連安保理会合後、記者団に対して、これを否定した。

ラブロフ外務大臣はまた、記者団に対して、「米国はシリア領内の広範な地域に政権に代わる政体を作り出そうとしている」と述べ、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍を軸とした国境治安部隊創設を批判した。

AFP, January 19, 2018、Anadolu Ajansı, January 19, 2018、ANHA, January 19, 2018、AP, January 19, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 19, 2018、al-Hayat, January 20, 2018、Reuters, January 19, 2018、SANA, January 19, 2018、UPI, January 19, 2018などをもとに作成。

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トルコのチャヴシュオール外務大臣「反体制派がソチでの大会に参加できるようアサド政権は停戦違反を止めるべき」(2018年1月19日)

トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、ロシアのソチで1月29~30日に開催が予定されているシリア国民対話大会に関して、「アサド政権は停戦に違反し、イドリブ県で進軍を続けている。違反を止め…反体制派がソチでのシリア国民対話大会に参加できるようにしてやらねばならない」と述べた。
ドゥラル・シャーミーヤ(1月19日付)が伝えた。

AFP, January 19, 2018、ANHA, January 19, 2018、AP, January 19, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 19, 2018、al-Hayat, January 20, 2018、Reuters, January 19, 2018、SANA, January 19, 2018、UPI, January 19, 2018などをもとに作成。

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トルコのジャニクリ国防大臣「アフリーン市に対する軍事作戦は実質開始された…米国はダーイシュを自国の勢力拡大の手段として利用している」(2018年1月19日)

トルコのヌレッティン・ジャニクリ国防大臣は、アレッポ県北西部の西クルディスタン移行期民政局支配地域に対する軍事作戦を実質開始したと発表した。

ジャニクリ国防大臣は「シリアのアフリーンでの作戦は、越境砲撃をもって実質的に開始された」としたうえで、「シリアの「穏健な反体制派」が作戦に参加し、我々は彼らにあらゆる支援を行う」と述べた。

そのうえで「トルコには、シリア北部のずべてのテロリストを根絶する以外の選択肢はない」と強調した。

一方、ジャニクリ国防大臣は、「我々はトルコにこのての行為を一切行わないよう求めている。我々は彼らが暴力に関与することを望んでいない」との米国務省報道官の発言に関して、「この手の声明は、米国がダーイシュ(イスラーム国)を利用して、シリア領内の一部の地域に影響力を及ぼすための手段としていることの現れ」と非難、「声明は空疎で意味が無い。ダーイシュ(イスラーム国)は終わった」と反論した。

AFP, January 19, 2018、ANHA, January 19, 2018、AP, January 19, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 19, 2018、al-Hayat, January 20, 2018、Reuters, January 19, 2018、SANA, January 19, 2018、UPI, January 19, 2018などをもとに作成。

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米国務省のナウアート報道官「我々はトルコにアフリーン市一帯への侵攻を行わないよう求めている」(2018年1月19日)

米国務省のヘザー・ナウアート報道官は、トルコが準備しているアレッポ県アフリーン市一帯への侵攻作戦に関して、「我々はトルコにこうした行為を一切行わないよう求めている。我々はかれらが暴力に関与することを望んでいない」と述べた。

また、米国は引き続きシリア国内のダーイシュ(イスラーム国)の根絶に向けて注力すると強調した。

ドゥラル・シャーミーヤ(1月19日付)などが伝えた。

AFP, January 19, 2018、ANHA, January 19, 2018、AP, January 19, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 19, 2018、al-Hayat, January 20, 2018、Reuters, January 19, 2018、SANA, January 19, 2018、UPI, January 19, 2018などをもとに作成。

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