イラン外務省「米国による国境治安部隊創設はシリア危機を大混乱に陥れる」(2018年1月16日)

イラン外務省のブラハーム・カーセミー報道官は、有志連合を主導する米国が西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍を母胎として「国境治安部隊」を創設していることに関して、「シリア内政へのあからさまな干渉で…シリアの危機を大混乱に陥れかねない」と非難、米国に対して「早急に地域に破壊をもたらす政策の再考」を求めた。

AFP, January 16, 2018、ANHA, January 16, 2018、AP, January 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 16, 2018、al-Hayat, January 16, 2018、Reuters, January 16, 2018、SANA, January 16, 2018、UPI, January 16, 2018などをもとに作成。

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最高交渉委員会は米国による国境治安部隊創設に疑義(2018年1月16日)

ジュネーブ会議に参加する反体制派の一つ最高交渉委員会のナスル・ハリーリー代表は、ロシアとイランに対して、1月24~26日に予定されているジュネーブ8会議にシリア政府の代表団を参加させるため圧力をかけるよう呼びかけるとともに、有志連合を主導する米国が西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍を母胎として「国境治安部隊」を創設していることに関して、「(シリアの)分割をもたらす」と警鐘を鳴らした。

「国境治安部隊」に関して、ハリーリー議長は「このような軍隊を創ることのメリットは何なのか? それは地域における将来の紛争の門戸を大きくひらくことになってしまう」と疑義を呈した。

一方、1月29~30日にロシアのソチで開催が予定されているシリア国民対話大会については、「まだ招待状を受け取っていないので、出席に関して最終決定を下していない…。ソチに行かないというのが趨勢になっている…現状で反体制派がソチに行くことは得策ではない」と述べた。

AFP, January 16, 2018、ANHA, January 16, 2018、AP, January 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 16, 2018、al-Hayat, January 16, 2018、Reuters, January 16, 2018、SANA, January 16, 2018、UPI, January 16, 2018などをもとに作成。

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フランス外務省は米国による国境治安部隊創設に関して、域内のすべての勢力との対話と調整を呼びかける(2018年1月16日)

フランス外務省報道官は、有志連合を主導する米国が西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍を母胎として「国境治安部隊」を創設していることに関して報道声明を出し、「ダーイシュ(イスラーム国)メンバーの動きを把握し、民間人を保護するため…必要なこと」としつつ、「それゆえに、フランスは域内のすべての勢力と全面的な対話と調整を行うよう呼びかける」と表明、トルコに配慮するよう米国に暗に呼びかけた。

AFP, January 16, 2018、ANHA, January 16, 2018、AP, January 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 16, 2018、al-Hayat, January 16, 2018、Reuters, January 16, 2018、SANA, January 16, 2018、UPI, January 16, 2018などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領「国境治安部隊を創設している米トランプ政権と断交した」(2018年1月16日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、首都アンカラで与党公正発展党(AKP)の議員を前に演説し、有志連合を主導する米国が西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍を母胎として「国境治安部隊」を創設していることに関して、ドナルド・トランプ米政権と断交した、と述べた。

エルドアン大統領は「米政府が主導する有志連合がトルコ、イラクとの国境地帯で、シリア民主軍指導のもとに新たな治安部隊を創設しようとしていることへの対抗措置として…、トランプ大統領とは近い将来、シリア情勢をめぐって連絡をとり合わず、この間、ロシアのヴラジミール・プーチン大統領と連絡を取り合うことにする」と述べた。

エルドアン大統領はまた「我々はマンビジュ、アフリーンからほどなくテロリストを根絶する。彼らがだれの支援を受けようとも…。アフリーンでのトルコの軍事作戦は、シリア反体制派の戦闘員がそれを支援するだろう…。この紛争は我々のためでなく、彼らのために行われる」と付言した。

ドゥラル・シャーミーヤ(1月16日付)、『ハヤート』(1月17日付)などが伝えた。

AFP, January 16, 2018、ANHA, January 16, 2018、AP, January 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 16, 2018、al-Hayat, January 16, 2018、Reuters, January 16, 2018、SANA, January 16, 2018、UPI, January 16, 2018などをもとに作成。

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トルコ軍部隊がアレッポ県アフリーン市近郊の国境地帯に掘を建設(2018年1月16日)

ANHA(1月16日付)は、トルコ軍部隊がアレッポ県アフリーン市近郊のラージュー町北西の国境地帯(シリア領内)に掘を建設していると伝え、その映像(https://youtu.be/2DgvKa03SFk)を公開した。

ANHA, January 16, 2018

AFP, January 16, 2018、ANHA, January 16, 2018、AP, January 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 16, 2018、al-Hayat, January 16, 2018、Reuters, January 16, 2018、SANA, January 16, 2018、UPI, January 16, 2018などをもとに作成。

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ロシア・シリア両軍はイドリブ県各所を激しく爆撃(2018年1月16日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(1月16日付)によると、ロシア軍戦闘機がタビーシュ村を爆撃し、子供6人と女性1人が死亡した。

ロシア軍(と思われる戦闘機)はまた、ガドファ村、カフルナブル市を空爆、シリア軍もハーン・シャイフーン市を「樽爆弾」で爆撃した。

シリア人権監視団によると、空爆はマアッラト・ヌウマーン市、アブー・ズフール町、ジスル・シュグール市に対しても行われ、多数が負傷した。

一方、『ハヤート』(1月17日付)によると、シャーム解放機構のトルコ国籍と思われ得る司令官が、アルマナーズ市郊外の街道で何者かの襲撃を受けて死亡した。

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アレッポ県では、SANA(1月16日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに県南東部でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団に対する掃討作戦を継続し、タッル・ダマーン村近郊の要衝シャヒード丘を再び制圧、同地に近いマースィフ村、タッル・マースィフ村を制圧した。

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ハマー県では、SANA(1月16日付)によると、シリア軍が同盟部隊とともに、県北東部でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を続け、ムーティーラート丘を制圧、トゥータフ村、アブー・ハリーク村を射程圏内に収めた。

AFP, January 16, 2018、ANHA, January 16, 2018、AP, January 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 16, 2018、al-Hayat, January 16, 2018、Reuters, January 16, 2018、SANA, January 16, 2018、UPI, January 16, 2018などをもとに作成。

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反体制武装集団に3年以上拉致されていた住民24人が解放(2018年1月16日)

ダマスカス郊外県では、SANA(1月16日付)によると、東グータ地方で活動を続ける反体制武装集団によって拉致されていた住民24人が救出・解放された。

24人はダマスカス県アッバースィーイーン地区の旅客バス発着場で2014年半ばに拉致されていた。

SANA, January 16, 2018

AFP, January 16, 2018、ANHA, January 16, 2018、AP, January 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 16, 2018、al-Hayat, January 16, 2018、Reuters, January 16, 2018、SANA, January 16, 2018、UPI, January 16, 2018などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県マヤーディーン市近郊の住民約3,000世帯が避難生活を終えて帰宅(2018年1月16日)

ダイル・ザウル県では、SANA(1月16日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)の支配を逃れて避難していた県東部農村地帯(マヤーディーン市近郊)の住民約3,000世帯が、シリア軍によって解放・浄化された同地に機関した。

SANA, January 16, 2018

AFP, January 16, 2018、ANHA, January 16, 2018、AP, January 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 16, 2018、al-Hayat, January 16, 2018、Reuters, January 16, 2018、SANA, January 16, 2018、UPI, January 16, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは6件の停戦違反を、トルコ側は10件の違反を確認(2018年1月16日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(1月16日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を6件(アレッポ県3件、ラタキア県3件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも10件(アレッポ県1件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県7件、イドリブ県2件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

一方、過去24時間にヒムス県の1カ村の代表がシリア政府との停戦合意に署名した。

これにより、シリア政府との停戦に応じた自治体は2,329市町村、武装組織の数は234組織に達したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 16, 2018をもとに作成。

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米主導の有志連合は1月5~1月11日までの7日間でシリア領内で93回の爆撃を実施(2018年1月16日)

米中央軍(CENTCOM)は、1月5~1月11日の7日間でのシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

1月5日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し3回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は3回で、ブーカマール市近郊に対して行われた。

1月6日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し8回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は7回で、ブーカマール市近郊に対して行われた。

1月7日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し19回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は17回で、ブーカマール市近郊に対して行われた。

1月8日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し15回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は15回で、ブーカマール市近郊に対して行われた。

1月9日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し26回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は26回で、ブーカマール市近郊に対して行われた。

1月10日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し19回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は19回で、ブーカマール市近郊に対して行われた。

1月11日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し6回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は6回で、ブーカマール市近郊に対して行われた。

CENTCOM, January 16, 2018をもとに作成。

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シャーム解放機構、シャーム自由人イスラーム運動、イスラーム軍など11組織はクナイトラ県での和解を拒否(2018年1月15日)

クナイトラ県でシリア軍と交戦を続けるクナイトラ作戦司令室は声明を出し、シリア政府とのいかなる和解、停戦、そしてシリア政府支配地域と「解放区」を結ぶ回廊の設置を拒否すると表明するとともに、「政権との和解を結んだり、政権の計画に同調するすべての者に対して鉄拳を加える」と脅迫した。

声明に署名したクナイトラ作戦司令室を構成する武装集団は、シャーム自由人イスラーム運動、シャーム解放機構、イスラーム軍、ゴラン獅子師団、クナイトラ殉教者旅団、フルカーン旅団、南部同盟、シリア解放国民戦線など11組織。

AFP, January 15, 2018、ANHA, January 15, 2018、AP, January 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 15, 2018、al-Hayat, January 16, 2018、Reuters, January 15, 2018、SANA, January 15, 2018、UPI, January 15, 2018などをもとに作成。

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トルコ軍の支援を受ける反体制武装集団がロジャヴァの拠点都市アフリーン市を砲撃(2018年1月15日)

アレッポ県では、ANHA(1月15日付)によると、トルコ軍の支援を受ける反体制武装集団が、西クルディスタン移行期民政局の拠点都市アフリーン市を砲撃し、2発が民家を直撃した。

砲撃が行われた際、トルコ軍の偵察機がアフリーン市上空を旋回していたという。

ANHA, January 15, 2017

AFP, January 15, 2018、ANHA, January 15, 2018、AP, January 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 15, 2018、al-Hayat, January 16, 2018、Reuters, January 15, 2018、SANA, January 15, 2018、UPI, January 15, 2018などをもとに作成。

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イドリブ県、ハマー県、アレッポ県でシリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が一進一退の攻防戦(2018年1月15日)

ハマー県では、SANA(1月15日付)によると、シリア軍が同盟部隊とともに県北東部でダーイシュ(イスラーム国)の支配地域(孤立地帯)に対する掃討作戦を継続し、フジャイラ村、マシュラファ丘(ザンカーヒーヤ村西方)を制圧した。

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アレッポ県では、SANA(1月15日付)によると、シリア軍が県南西部でシャーム解放機構などからなる武装集団に対する掃討作戦を継続し、フーバル村、シャイフ・ハリール村を新たに制圧した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(1月15日付)によると、シャーム解放機構が、タッル・ダマーン村に近い戦略的要衝のシャヒード丘をシリア軍との戦闘の末に奪還した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がジスル・シュグール市、ブダーマー村、アブー・ズフール町、マアッラト・ヌウマーン市一帯(ダイル・シャルキー村)、マアッルシューリーン村東方、ハラーキー村、ガトファ村を空爆・砲撃した。

またロシア軍と思われる所属不明の戦闘機がハーン・シャイフーン市、ウンム・ジャラール村を爆撃した。

また県南部および南東部では、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団とシリア軍が一進一退の攻防戦を続けた。

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ダマスカス郊外県では、『ハヤート』(1月16日付)によると、シリア軍が東グータ地方のアルバイン市、ドゥーマー市、ミスラーバー市、ハムーリーヤ市、サクバー市などを空爆・砲撃し、少なくとも2人が死亡した。

シリア軍はまた、ハラスター市郊外の車輌管理局一帯で、シャーム自由人イスラーム運動、ラフマーン軍団、シャーム解放機構などからなる「彼らが不正を働いた」作戦司令室と交戦した。

イナブ・バラディー(1月15日付)によると、ハラスター市とドゥーマー市を分断しようとしているシリア軍はさらに、ハザルマー村に進攻し、イスラーム軍と交戦、ナシャービーヤ町を包囲、またナシャービーヤ町とドゥーマー市を結ぶ街道を遮断した。

一方、「彼らが不正を働いた」作戦司令室は声明を発表し、2017年11月に激化した車輌管理局一帯での戦闘で、シリア軍将兵500人以上(うち士官107人)を殺害したと主張した。

AFP, January 15, 2018、ANHA, January 15, 2018、AP, January 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 15, 2018、al-Hayat, January 16, 2018、‘Inab Baladi, January 16, 2018、Reuters, January 15, 2018、SANA, January 15, 2018、UPI, January 15, 2018などをもとに作成。

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アサド大統領はアラブ文学者作家総連合代表と会談(2018年1月15日)

アサド大統領は、首都ダマスカスで開催されていたアラブ文学者作家総連合事務局会合に出席していたアラブ諸国の代表と会談した。

SANA(1月15日付)によると、会談では、文化やアラブ人の思考がアラブ社会に及ぼす影響や、同社会が直面する諸問題に対応するうえで果たし得る役割などについて意見を交わした。

SANA, January 15, 2017

AFP, January 15, 2018、ANHA, January 15, 2018、AP, January 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 15, 2018、al-Hayat, January 16, 2018、Reuters, January 15, 2018、SANA, January 15, 2018、UPI, January 15, 2018などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領「米国が創設する国境治安部隊を生き埋めにする」(2018年1月15日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は首都アンカラでの工業施設の開所式で演説し、そのなかで米主導の有志連合が西クルディスタン移行期民政局支配地域で「国境治安部隊」を創設していることを厳しく非難した。

エルドアン大統領は「米国は我が国の国境地帯にテロ部隊を創設することを承認した。我々が行うべき任務は、この部隊を生き埋めにすることだ…。我々は米国が4,900輌分の武器を供与し、トルコ国境で創設しようとしているこのテロ部隊を根絶するための必要な措置を講じる…。アフリーン作戦(ユーフラテスの剣作戦)はいつでも開始できる。その後、我々は別の地域に向かう…。我々は同盟国に常に言ってきた。「我々とテロリストの間に立ちはだかるな。我々と殺戮者の間に立ちはだかるな」と。我々はそうしたことの結果として生じるであろう望ましくない事態に対処する責任がある」と述べた。

al-Durar al-Shamiya, January 15, 2017

AFP, January 15, 2018、ANHA, January 15, 2018、AP, January 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 15, 2018、al-Hayat, January 16, 2018、Reuters, January 15, 2018、SANA, January 15, 2018、UPI, January 15, 2018などをもとに作成。

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ロシアのラヴロフ外務大臣「米国による国境治安部隊創設は米国がシリアの統一維持を望んでいないことを示している」(2018年1月15日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、記者会見で、米主導の有志連合が西クルディスタン移行期民政局支配地域で「国境治安部隊」を創設していることに関して、「米国はシリアが政治的解決に至るのを妨害し、同国を分割しようとしている」と非難した。

ラブロフ外務大臣は「米国のこの計画は、米政府がシリアの統一維持を望んでいないことを明確に示しており、ロシア政府の懸念を呼び起こすものだ…。レックス・ティラーソン国務長官、そしてその前任者のジョン・ケリー氏は、私に何度も、米国のシリア駐留はテロリストとダーイシュ(イスラーム国)根絶を目的にしていると述べてきた。だが、我々が今目にしている措置は、米国がシリアの領土の一体性維持を望んでいないことを示している」と述べた。

スプートニク・ニュース(1月15日付)が伝えた。

al-Durar al-Shamiya, January 15, 2017

AFP, January 15, 2018、ANHA, January 15, 2018、AP, January 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 15, 2018、al-Hayat, January 16, 2018、Reuters, January 15, 2018、SANA, January 15, 2018、Sputnik News, January 15, 2018、UPI, January 15, 2018などをもとに作成。

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シリア外務在外居住者省「米国による国境治安部隊創設は主権侵害、国際法違反」(2018年1月15日)

シリアの外務在外居住者省高官は、米主導の有志連合が西クルディスタン移行期民政局支配地域で「国境治安部隊」を創設していることを「厳しく非難」、「シリアの主権、統一、領土保全へのあからさまな侵害で、国際法への明らかな違反」にあたると表明した。

また「この措置は、(中東)地域における米国の破壊政策の一環をなし、同地域の国家を解体し、緊張を高め、いかなる危機解決も妨げようとするものである」としたうえで、「シリアは国際社会に対し、米国のこの措置を非難し、その傲慢な手法と覇権主義的発想を抑止するよう呼びかける」と締めくくった。

SANA(1月15日付)が伝えた。

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ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣は、米主導の有志連合が西クルディスタン移行期民政局支配地域で「国境治安部隊」を創設していることに関して、マヤーディーン・チャンネル(1月15日付)に対して、「シリアを分割し、危機を長期化しようとする試み」と批判するとともに、「それは、シリア・アラブ軍およびその同盟者たちのテロへの勝利のなかで成功を記録することのない無駄な試み」と断じた。

SANA, January 15, 2017

AFP, January 15, 2018、ANHA, January 15, 2018、AP, January 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 15, 2018、al-Hayat, January 16, 2018、Qanat al-Mayadin, January 15, 2018、Reuters, January 15, 2018、SANA, January 15, 2018、UPI, January 15, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは5件の停戦違反を、トルコ側は4件の違反を確認(2018年1月15日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(1月15日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を5件(アレッポ県3件、ラタキア県2件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも4件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県3件、ダルアー県1件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

一方、過去24時間にイドリブ県の1カ村の代表がシリア政府との停戦合意に署名した。

これにより、シリア政府との停戦に応じた自治体は2,328市町村、武装組織の数は234組織に達したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 15, 2018をもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領はアレッポ県アフリーン市一帯のPYDを掃討するための新たな作戦「ユーフラテスの剣」を近く開始すると宣言(2018年1月14日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、トカット県での与党公正発展党(AKP)の大会で演説し、「近日中に、我々は「ユーフラテスの盾」作戦で開始した南部国境地帯でのテロ掃討作戦を(アレッポ県)アフリーン市(一帯の西クルディスタン移行期民政局支配地域)で続行する」と述べ、シリア国内でのテロ掃討を目的とする新たな作戦「ユーフラテスの剣」作戦を近く開始すると宣言した。

エルドアン大統領はまた、「我々はシリアとトルコのテロリストどものつながりを熟知している。これまでと同じように、我々はいつでもテロリストを攻撃できるし、我が国がいかなる脅威に曝されようと、それを撃破するために行動する…」としたうえで、「我々は米国とともに、地域における平和の実現とテロ根絶のために行動できると信じている。アフリーンでの作戦において、我々は米国がテロリストの側につかないことを希望する」と述べた。

『ハヤート』(1月15日付)などが伝えた。

al-Durar al-Shamiya, January 14, 2018

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(1月14日付)によると、トルコ軍が前日に引き続き、西クルディスタン移行期民政局の拠点都市であるアフリーン市一帯の人民防衛隊の拠点に対する砲撃を続けた。

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トルコ日刊紙『イェニ・シャファク』1月14日付)によると、「ユーフラテスの剣」作戦には、「自由シリア軍」戦闘員約2万人が参加の準備を進めているという。

al-Durar al-Shamiya, January 14, 2018

AFP, January 14, 2018、ANHA, January 14, 2018、AP, January 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 14, 2018、al-Hayat, January 15, 2018、Reuters, January 14, 2018、SANA, January 14, 2018、UPI, January 14, 2018、Yeni Safak, January 14, 2018などをもとに作成。

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ロシア下院防衛委員会「米国がシリアで新たな部隊を創設するのは、ロシアの国益に反する」(2018年1月14日)

ロシア連邦議会下院(ドゥーマ)防衛委員会のヴラジミール・シャーマノフ委員長は、米主導の有志連合が「国境治安軍」を新たに創設すると発表しことに関して「米国がシリアで新たな部隊を創設するのは、ロシアの国益に反しており、ロシアは友好国と協力して、それに対して適切な対応を講じ、シリアの安定を確保する」と述べた。

RIAノーヴォスチ通信(1月14日付)が伝えた。

AFP, January 14, 2018、ANHA, January 14, 2018、AP, January 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 14, 2018、al-Hayat, January 15, 2018、Reuters, January 14, 2018、RIA Novosti, January 14, 2018、SANA, January 14, 2018、UPI, January 14, 2018などをもとに作成。

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ダーイシュがダマスカス県ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプに残存するシャーム解放機構の拠点を攻撃(2018年1月14日)

ダマスカス県では、『ハヤート』(1月15日付)によると、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプおよびダマスカス郊外県ハジャル・アスワド市一帯で活動を続けるダーイシュ(イスラーム国)が、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ内に残存するシャーム解放機構の拠点に対して突如攻撃を行い、建物複数棟を制圧した。

ダーイシュに近いアアマーク通信(1月14日付)によると、この攻撃でダーイシュはアブドゥルカーディル・フサイニー学校などを制圧、戦闘員5人を殺害、3人を捕捉したという。

syria.liveuamap.com, January 14, 2018

AFP, January 14, 2018、ANHA, January 14, 2018、AP, January 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 14, 2018、al-Hayat, January 15, 2018、Reuters, January 14, 2018、SANA, January 14, 2018、UPI, January 14, 2018などをもとに作成。

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米主導の有志連合は3万人からなる「国境治安部隊」を新設し、シリア領内の対トルコ、イラク国境地帯への配備をめざす(2018年1月14日)

ロイター通信(1月14日付)は、トルコ政府高官(匿名)の話として、米主導の有志連合が、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の隊員を軸に、兵員3万人からなる「国境治安部隊」(Border Security Force)を新たに創設し、シリアの対トルコ・イラク国境地帯に配備しようとしている、と伝えた。

この匿名高官によると、駐トルコ米国臨時代理大使が先週、首都アンカラのトルコ外務省に呼び出されたのは、このことに抗議するためで、イブラヒム・カルン大統領府報道官は事態を「懸念すべきもので受け容れられない」と批判している。

ロイター通信が有志連合の広報課にE-mailで確認したところ、「国境治安部隊」の隊員の半数はシリア民主軍の隊員からなり、のこる半数は現在募集中だという。

また「国境治安部隊」の任務に関しては、国境警備、爆発物処理などにあたるだろうとしている。

また、「国境治安部隊」は、シリア民主軍が支配するシリア北部および東部のトルコ、イラクとの国境地帯、そしてユーフラテス川渓谷一帯に配備が予定されている。

al-Durar al-Shamiya, January 14, 2018

AFP, January 14, 2018、ANHA, January 14, 2018、AP, January 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 14, 2018、al-Hayat, January 15, 2018、Reuters, January 14, 2018、SANA, January 14, 2018、UPI, January 14, 2018などをもとに作成。

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アラブ系部族長・名士の呼びかけでマンビジュ市でYPG主体のシリア民主軍諜報機関に抗議するゼネストが行われる一方、ロジャヴァ支持者も「マンビジュ市の統合」を求めるデモで対抗(2018年1月14日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(1月14日付)によると、マンビジュ市で、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の諜報機関によるブー・バンナー部族の青年2人の拷問死に抗議するためゼネストが実施され、病院、薬局以外の機関・商店が休業した。

デモは、人民防衛隊に2人の遺体の引き渡し、同地で逮捕や殺害を繰り返す諜報機関の解体、マンビジュ市および同市一帯の地元の立法評議会および執行評議会の改編などを求める「部族のストライキ」と銘打った抗議運動を地元のアラブ系部族長・名士が呼びかけたことを受けたもの。

これに対して、複数の消息筋によると、シリア民主軍の部隊が市内に展開し、厳戒態勢を敷き、治安維持にあたったという。

al-Durar al-Shamiya, January 14, 2018
al-Durar al-Shamiya, January 14, 2018

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一方、ANHA(1月14日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の治安当局によるブー・バンナー部族の青年2人の拷問死に抗議するデモに対抗するデモが組織され、多数の部族長らが参加、外国の干渉や内乱への拒否の姿勢を示した。

でも参加者は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍傘下のマンビジュ軍事評議会の旗などを掲げ、マンビジュ市の統合を訴えたという。

ANHA, January 14, 2018

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一方、トルコ日刊紙『イェニ・シャファク』(1月14日付)は、マンビジュ市で西クルディスタン移行期民政局の支配に対する抗議行動が激化したのを受け、同地に進駐していた米軍部隊がティシュリーン・ダム方面への撤収を余儀なくされたと伝えた。

AFP, January 14, 2018、ANHA, January 14, 2018、AP, January 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 14, 2018、al-Hayat, January 15, 2018、Reuters, January 14, 2018、SANA, January 14, 2018、UPI, January 14, 2018、Yeni Safak, January 14, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はアレッポ県南部で西進を続け、シャーム解放機構の一大拠点アブー・ズフール航空基地まで2キロの距離に到達(2018年1月14日)

アレッポ県では、SANA(1月14日付)によると、シリア軍が同盟部隊とともに県南部でシャーム解放機構などからなる武装集団に対する掃討作戦を継続し、ブルジュ・サブナ村、スワイハ村、イスマーイーリーヤ村、ムラッバアト・サッルーム村、ジュッブ・グライス村、ジュッブ・ハフィー村、ラスム・アブダ・ビーシャ村、ビーシャ村、大ムラッバア村、ルバイア村、バーカート村、ザイディーヤ村、ストブラート村、ラスム・バッシャース村、ジュッブ・ティーナ村、ラスム・カルクール村、大マダーイン村、ムシャイリファト・アルジュル村、タリール・サイヤーフ村、ザーナ村、ラスム・ファッターフ村、サミーリーヤ村、マギーラート・シブリー村、バスィーラ村、ハージブ村、ラスム・シューカーン村、スワイヤーン村、カフル・フート村、タイバ村、ブルジュ・ガザーウィー村、ジャディーダ村、サルジュ・ファーリア村、ハッジ・マンスール村、ヒルバト・ムアイジル村、クナイトラート村、西サルジャ村、ラジュム・ウマイラート村、マルハミーヤ村、マシュラファト・ハラーラート村を制圧した。

これにより、シリア軍はハナースィル市とタッル・ダマーン村を結ぶ幹線道路の北東部に位置するすべての町村およびフッス山一帯(400平方キロメートル)の制圧を完了し、イドリブ県南東部にあるシャーム解放機構の一大拠点アブー・ズフール航空基地まで2キロの距離に進軍した。

syria.liveuamap.com, January 14, 2018

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イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(1月14日付)によると、シャーム解放機構がトルキスタン・イスラーム党主導による「アッラーには彼らを助ける力がある」作戦の一環として、県南部のウンム・ハラーヒール村、ルワイビダ村、ジャドアーン村を制圧したと発表した。

『ハヤート』(1月15日付)によると、シャーム解放機構と自由シリア軍諸派はまた、タッル・マラク村、ハムダーニーヤ村などをシリア軍から奪還した。

このほか、『ハヤート』(1月15日付)によると、イドリブ市南部でシャーム軍団の司令官が爆弾の爆発に巻き込まれて死亡した。

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ダマスカス県では、SANA(1月14日付)によると、ダマスカス郊外県東グータ地方で活動を続ける反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発がアッバースィーイーン地区、カッサーア地区に着弾した。

一方、ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が東グータ地方マディーラー市、ドゥーマー市を爆撃・砲撃した。

AFP, January 14, 2018、ANHA, January 14, 2018、AP, January 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 14, 2018、al-Hayat, January 15, 2018、Reuters, January 14, 2018、SANA, January 14, 2018、UPI, January 14, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは8件の停戦違反を、トルコ側は0件の違反を確認(2018年1月14日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(1月14日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を8件(アレッポ県3件、ラタキア県4件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

ほとんどの停戦違反は、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 14, 2018をもとに作成。

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PYDのムスリム前共同党首「YPG主体のシリア民主軍はイドリブ県の過激派と戦うため同地に向かう意思がある」(2018年1月13日)

ルダウ・チャンネル(1月13日付)は、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊を主導する民主統一党(PYD)のサーリフ・ムスリム前共同党首が、シリア情勢に関して「北シリアの諸勢力を国際会議から解除していることが、シリアの危機を長引かせている理由だ」としたうえで、「米国が主導する有志連合が地元勢力とともにイドリブ県に参入することを計画している」と暴露、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、同地の過激派と戦うためにイドリブ県に向かう意思があると述べた、と伝えた。

AFP, January 13, 2018、ANHA, January 13, 2018、AP, January 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 13, 2018、al-Hayat, January 14, 2018、Reuters, January 13, 2018、Rudaw, January 13, 2018、SANA, January 13, 2018、UPI, January 13, 2018などをもとに作成。

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米国務省使節団がロジャヴァ支配地域を訪問、ラッカ市自治や連邦制について協議(2018年1月13日)

アナトリア通信(1月13日付)は、米国務省の使節団が最近になって、アレッポ県アイン・アラブ市など西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の支配地域を訪問し、民主連合運動(TEV-DEM)のアールディル・ハリール幹部、シリア民主軍幹部のファウズィー・ユースフ氏、バドライン・ジヤー・クルド氏、ファルハーン・アブディー・シャーヒーン氏ら幹部、ラッカ市文民評議会メンバーと会談したと伝えた。

会談で、シリア民主軍側は、ラッカ市の復興やシリアにおける連邦制の樹立などについて意見を交わしたという。

AFP, January 13, 2018、Anadolu Ajansı, January 13, 2018、ANHA, January 13, 2018、AP, January 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 13, 2018、al-Hayat, January 14, 2018、Reuters, January 13, 2018、SANA, January 13, 2018、UPI, January 13, 2018などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領「米国は1週間でPYDが根絶されるのを目にすることになろう」(2018年1月13日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は与党公正発展党(AKP)の大会で、西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党(PYD)への米国に支援について言及、「米国はシリアで略奪を行う連中から軍隊をこさえたと思っている。だが、米国は、我々がこの盗人どもを1週間で根絶するのを目にすることになろう」と述べた。

アナトリア(1月13日付)が伝えた。

AFP, January 13, 2018、Anadolu Ajansı, January 13, 2018、ANHA, January 13, 2018、AP, January 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 13, 2018、al-Hayat, January 14, 2018、Reuters, January 13, 2018、SANA, January 13, 2018、UPI, January 13, 2018などをもとに作成。

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ロジャヴァ支配下のマンビジュ市のアラブ人部族長・名士がYPG主体のシリア民主軍の諜報機関解体を求め、デモを呼びかける(2018年1月13日)

アレッポ県では、『ハヤート』(1月14日付)によると、マンビジュ市で西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の諜報機関がブー・バンナー部族の青年2人を拷問の末に殺害した件に関して、地元のアラブ人部族長や名士数十人が声明を出し、人民防衛隊に2人の遺体の引き渡し、同地で逮捕や殺害を繰り返す諜報機関の解体、マンビジュ市および同市一帯の地元の立法評議会および執行評議会の改編などを求めるとともに、「部族のストライキ」と銘打った抗議運動を呼びかけた。

AFP, January 13, 2018、ANHA, January 13, 2018、AP, January 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 13, 2018、al-Hayat, January 14, 2018、Reuters, January 13, 2018、SANA, January 13, 2018、UPI, January 13, 2018などをもとに作成。

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シリア政府の支配下に復帰したダマスカス郊外県バイト・ジン村に500世帯の住民が帰宅(2018年1月13日)

ダマスカス郊外県では、SANA(1月13日付)によると、シャーム解放機構などからなる武装集団がイドリブ県およびダルアー県に退去し、シリア政府の支配下に復帰したバイト・ジン村および同地周辺の農場地帯の住民500世帯以上が避難生活を終え、帰宅した。

SANA, January 13, 2018

AFP, January 13, 2018、ANHA, January 13, 2018、AP, January 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 13, 2018、al-Hayat, January 14, 2018、Reuters, January 13, 2018、SANA, January 13, 2018、UPI, January 13, 2018などをもとに作成。

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