シリア政府と和解した元反体制武装集団が、シリア軍を装い、占領下ゴラン高原近くに展開しようとしたヒズブッラーとイラン・イスラーム革命防衛隊の進入を阻止(2019年4月1日)

ダルアー県では、ハウラーン自由人連合のフェイスブックのアカウント(4月1日付)によると、シリア政府と和解し、軍事情報局に編入されたヤルムーク川河畔地域の元反体制武装集団が数日前、同地へのヒズブッラーとイラン・イスラーム革命防衛隊の進入を阻止した。

ヒズブッラーとイラン・イスラーム革命防衛隊は、車列を仕立て、シリア軍の軍服を着用し、アサド大統領の写真を掲げて、第4師団所属部隊を装い、占領下ゴラン高原に近いジャムラ村、クーヤー村などに展開しようとしたが、同地の元反体制武装集団が静止し、進入を阻止したという。

AFP, April 1, 2019、ANHA, April 1, 2019、AP, April 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, April 1, 2019、al-Hayat, April 2, 2019、Reuters, April 1, 2019、SANA, April 1, 2019、UPI, April 1, 2019などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍はシリア北部におけるPKKの支配を終わらせるため不可逆的な決定を下す(2019年4月1日)

トルコの支援を受ける国民軍に所属するムウタスィム旅団のムスタファー・スィージャリー政治局長はツイッターのアカウントで、トルコ軍と国民軍が、シリア北部におけるクルディスタン労働者党(PKK)の支配を終わらせ、同組織とつながりのあるテロ組織をシリア国外に排除することを決定したと綴った。

スィージャリー政治局長によると、この決定は「不可逆的」だという。

AFP, April 1, 2019、ANHA, April 1, 2019、AP, April 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, April 1, 2019、al-Hayat, April 2, 2019、Reuters, April 1, 2019、SANA, April 1, 2019、UPI, April 1, 2019などをもとに作成。

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イラクのムクタダー・サドル氏がアサド大統領を退陣させるよう呼びかける(2019年4月1日)

イラクのムクタダー・サドル氏はツイッターのアカウントを通じて、チュニジアでのアラブ連盟首脳会議(3月31日に閉幕)に出席した各国首脳に対して、アサド大統領を退陣させ、シリア国民の苦しみを解消するよう呼びかけた。

サドル氏は「理性ある者たちが団結し、シリアとイエメンの苦しみを終わらせ、彼らの傷をいやして欲しい。両国での不正に満ちた戦争を終わらせるため、その為政者たちを退陣させて欲しい」などと綴った

AFP, April 1, 2019、ANHA, April 1, 2019、AP, April 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, April 1, 2019、al-Hayat, April 2, 2019、Reuters, April 1, 2019、SANA, April 1, 2019、UPI, April 1, 2019などをもとに作成。

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米海兵隊特殊部隊がシリア領内で空挺作戦を実施し、ダーイシュ・ナンバー3を拘束する一方、ロシア・シリア両軍部隊からなる車列が失踪(2019年4月1日)

ダイル・ザウル県では、ドゥラル・シャーミーヤ(4月1日付)によると、米海兵隊特殊部隊が空挺作戦を実施し、ダーイシュの「ナンバー3」と目されるアブー・スハイブ・イラーキー氏をダーイシュ・メンバー5人とともに拘束し、ウマル油田にある米軍基地に連行した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤが複数の地元筋の話として伝えたところによると、シリア軍第15師団と駐留ロシア軍部隊からなる車列がダイル・ザウル市南のフライビシャ地区近くで消息を絶った。

この車列はダイル・ザウル市からブーカマール市方面に向かっていたが48時間連絡がないという。

AFP, April 1, 2019、ANHA, April 1, 2019、AP, April 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, April 1, 2019、al-Hayat, April 2, 2019、Reuters, April 1, 2019、SANA, April 1, 2019、UPI, April 1, 2019などをもとに作成。

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イスラエル軍は、米国製の最新鋭THAAD防空ミサイル・システムの配備を完了(2019年4月1日)

イスラエル軍は、米国製の最新鋭防空ミサイル・システムTHAAD(終末高高度防衛ミサイル)の配備を完了したと発表した。

『エルサレム・ポスト』(4月1日付)によると、3月初めに、米欧州軍(USEUCOM)所属の米軍専門家ら250人がイスラエルに派遣され、THAADの配備・稼働に向けた作業を行っていた。

イスラエル軍は「イスラエルの領空を防衛するために必要な作戦能力を向上させる…ために協力している…。THAADの展開は、両国の長期的関係を強化する新たな一歩であり、密接な協力関係をさらに強化する」と発表した。

AFP, April 1, 2019、ANHA, April 1, 2019、AP, April 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, April 1, 2019、al-Hayat, April 2, 2019、Reuters, April 1, 2019、SANA, April 1, 2019、UPI, April 1, 2019などをもとに作成。

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シリア各地でゴラン高原に対するイスラエルの主権を認めたトランプ米大統領の決定に抗議するデモが続く(2019年4月1日)

シリア各地で、地元住民、人民諸組織、組合諸組合などの呼びかけで、ドナルド・トランプ米大統領が25日にシリア領ゴラン高原に対するイスラエルの主権を認める大統領令に署名したことに抗議するデモが行われ、多くの住民が参加した。

抗議デモが行われたのは、ダマスカス郊外県カラムーン地方のダイル・アティーヤ市、クナイトラ県ジュバーター・ハシャブ村、ハサカ県カーミシュリー市、スワイダー県スワイダー市、ダイル・ザウル県ダイル・ザウル市。

ダイル・アティーヤ市
ジュバーター・ハシャブ村
カーミシュリー市
スワイダー市

SANA(4月1日付)が伝えた。

AFP, April 1, 2019、ANHA, April 1, 2019、AP, April 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, April 1, 2019、al-Hayat, April 2, 2019、Reuters, April 1, 2019、SANA, April 1, 2019、UPI, April 1, 2019などをもとに作成。

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シリアのアル=カーイダがシリア政府支配下のムハルダ市(ハマー県)を砲撃(2019年4月1日)

ハマー県では、SANA(4月1日付)によると、反体制武装集団がシリア政府支配下のムハルダ市を砲撃し、砲弾が住宅街に着弾、住居などに被害が出た。

シャーム解放機構に近いイバー・ネット(4月1日付)によると、攻撃を行ったのはシャーム解放機構でシリア軍と親政権民兵の拠点を狙ったという。

これに対して、シリア軍は、カフルズィーター市、ラターミナ町一帯にあるシャーム解放機構、イッザ大隊(イッザ軍)の拠点を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を5件(アレッポ県2件、イドリブ県2件、ラタキア県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を6件(ラタキア県5件、アレッポ県2件、ハマー県1件)確認した。

AFP, April 1, 2019、ANHA, April 1, 2019、AP, April 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, April 1, 2019、al-Hayat, April 2, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, April 1, 2019、Reuters, April 1, 2019、SANA, April 1, 2019、Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, April 1, 2019、UPI, April 1, 2019などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから311人、ヨルダンから768人の難民が帰国、避難民99人が帰宅(2019年4月1日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月1日付)を公開し、3月31日に難民1,079人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは311人(うち女性93人、子供158人)、ヨルダンから帰国したのは768人(うち女性230人、子供392人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は174,465人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者62,949人(うち女性19,027人、子ども32,023人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者111,516人(うち女性33,481人、子ども56,861人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 403,745人(うち女性121,166人、子供205,806人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,696,131人(うち女性2,000,839人、子供3,415,027人)。

一方、国内避難民99人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは40人(うち女性15人、子供13人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは26人(うち女性10人、子供9人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは33人(うち女性4人、子供18人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は15,073人(うち女性5,123人、子供6,479人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,283,669人(うち女性387,682人、子供650,245人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 1, 2019をもとに作成。

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