トランプ米政権のグリーンブラット国際交渉特別代表はゴラン高原がイスラエル領になった最新の地図を公開(2019年4月16日)

ドナルド・トランプ米政権の国際交渉特別代表を務めるジェイソン・D・グリーンブラット氏はツイッターのアカウントで、トランプ大統領がシリア領ゴラン高原に対するイスラエルの主権を承認する大統領令を出したことを受けて更新された最新のイスラエルの地図を公開した。

https://twitter.com/jdgreenblatt45/status/1118234058872512518

AFP, April 17, 2019、ANHA, April 17, 2019、AP, April 17, 2019、al-Durar al-Shamiya, April 17, 2019、al-Hayat, April 18, 2019、Reuters, April 17, 2019、SANA, April 17, 2019、UPI, April 17, 2019などをもとに作成。

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ルクバーン・キャンプからシリア難民多数が新たに帰国(2019年4月16日)

SANA(4月16日付)は、米主導の有志連合の占領下にあるヒムス県南東部のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプに身を寄せていたシリア難民多数が、スフナ市南部のジュライギーム通行所を通過し、シリアに帰国したと伝え、写真と映像を公開した。

ルクバーン・キャンプの難民帰還をめぐっては、2月19日にロシア当事者和解調整センターと国外難民帰還調整委員会がジュライギーム通行所を開設するなど、受け入れ態勢を整えていたが、米国がこれに消極的な姿勢を示していた。

また、ルクバーン・キャンプを拠点とし、米国から支援を受ける反体制武装集団(革命特殊任務軍)やルクバーン・キャンプ総務政治関係委員会を名のる反体制派が、帰国を拒否すると表明、帰国を希望する難民に多額の金銭支払いを要求するなどの嫌がらせを行ってきた。

ルクバーン・キャンプには約5万人の難民が身を寄せているとされる。

AFP, April 16, 2019、ANHA, April 16, 2019、AP, April 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, April 16, 2019、al-Hayat, April 17, 2019、Reuters, April 16, 2019、SANA, April 16, 2019、UPI, April 16, 2019などをもとに作成。

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ジェフリー米国務省シリア問題担当特使「PYDを排除した安全地帯の設置宣言をトルコと共に行う」(2019年4月16日)

米国のワシントンDCを訪問中のトルコのフルシ・アカル国防大臣は記者団に対して、シリアの主権を尊重するが、テロ撲滅という目的を放棄しないと述べた。

アカル国防大臣は「テロリストを武装解除し、トルコ国境から30~40キロ遠ざけることが我々の基本的な目的だ…。トルコはシリア領の統一を尊重し、シリアの領土を少しも奪おうとはしていない。だが、我が国の国境、我が国の市民をテロリストから守りたい」と述べた。

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これに対し、ジェームズ・ジェフリー米国務省シリア問題担当特使は、トルコの安全保障上の脅威を排除するため、民主統一党(PYD)を排除した安全地帯の設置宣言をトルコと共に行うと述べた。

ジェフリー特使はまた、「イラン人はシリアから立ち去り、家に帰らねばならない」、「米国はPYDに対するトルコの懸念を理解している」、「シリア政府は化学兵器、核兵器を放棄し、テロの温床となってはならない」などと述べた。

そのうえで「トルコはアスタナ会議保障国であり、シリアの住民の約半数を占めるシリア反体制派の代弁者だ。こうしたトルコのありようは、シリアにおける政治プロセスに向けた米国の諸目的との関連で重要だ」と締めくくった。

アナトリア通信(4月16日付)などが伝えた。

AFP, April 16, 2019、Anadolu Ajansı, April 15, 2019、ANHA, April 16, 2019、AP, April 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, April 16, 2019、al-Hayat, April 17, 2019、Reuters, April 16, 2019、SANA, April 16, 2019、UPI, April 16, 2019などをもとに作成。

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イランのザリーフ外務大臣がシリアを訪問し、アサド大統領と会談(2019年4月16日)

イランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣がシリアを訪問し、アサド大統領と会談した。

SANA(4月16日付)によると、アサド大統領は会談で、イラン・イスラーム革命防衛隊をFTO(外国テロ組織)に追加指定したドナルド・トランプ米政権の決定を改めて非難し、米国の失政が中東の不安定の主因だとの見方を示した。

これに対して、ザリーフ外務大臣も、シリア領ゴラン高原に対するイスラエルの主権を承認したトランプ政権の決定に関して、エルサレムを首都とみなした米国の決定やイラン・イスラーム革命防衛隊のFTO指定と無縁ではないと指摘、米政権の弱体化と失政の証だと批判した。

会談では、地域情勢の進展などについて意見が交わされ、ザリーフ外務大臣は情勢変化のなかで、両国が地域レベル、国際レベルの両面で連携を強め、域内の治安と安定の強化に貢献する必要があると強調した。

これに対して、アサド大統領も、米国をはじめとする西側諸国には、国民の権利と利益の防衛に努めるシリア、イラン、そしてその同盟者の取り組みを頓挫させることができないとしたうえで、戦争や経済テロに代わる外交政策を展開することを求められていると述べた。

会談では、4月25~26日にカザフスタンの首都アスタナ(ヌルスルターン)で予定されているアスタナ会議での連携を続けることを確認したほか、両国間の協定の実施状況などについても意見を交わした。

会談には、ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣兼副首相、ブサイナ・シャアバーン大統領府政治報道補佐官、ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣、シャフィーク・ドゥユーブ・アジア局長が同席した。

ザリーフ外務大臣はまた、イマード・ハミース首相、ムアッリム外務在外居住者大臣とも個別に会談した。

AFP, April 16, 2019、ANHA, April 16, 2019、AP, April 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, April 16, 2019、al-Hayat, April 17, 2019、Reuters, April 16, 2019、SANA, April 16, 2019、UPI, April 16, 2019などをもとに作成。

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アサド大統領はインドとブラジルの新大使の信任状捧呈式に臨む(2019年4月16日)

アサド大統領は、首都ダマスカスの人民宮殿で行われた新たに着任したインドのハフズ・ラフマーン駐シリア大使とブラジルのファビオ・ファズ・ベタロカ駐シリア大使の信任状捧呈式に出席、両大使と個別に会談した。

SANA(4月16日付)が伝えた。

AFP, April 16, 2019、ANHA, April 16, 2019、AP, April 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, April 16, 2019、al-Hayat, April 17, 2019、Reuters, April 16, 2019、SANA, April 16, 2019、UPI, April 16, 2019などをもとに作成。

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東グータ地方で独立記念日を祝う祝典(2019年4月16日)

ダマスカス郊外県では、SANA(4月16日付)によると、昨年4月にシリア政府の支配下に復帰した東グータ地方のナシャービーヤ町でバアス党、人民諸組織、職業諸組合、市民団体などの呼びかけで、独立記念日(4月17日)を祝う祝典が催され、住民らが参加した。

AFP, April 16, 2019、ANHA, April 16, 2019、AP, April 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, April 16, 2019、al-Hayat, April 17, 2019、Reuters, April 16, 2019、SANA, April 16, 2019、UPI, April 16, 2019などをもとに作成。

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シリア軍はハマー県、イドリブ県、アレッポ県でシャーム解放機構などと交戦(2019年4月16日)

ハマー県では、SANA(4月16日付)によると、シリア軍がカルアト・マディーク町にあるシャーム解放機構の拠点を砲撃した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(4月16日付)によると、シリア軍はカルカート村を砲撃し、女性1人が死亡、住民多数が負傷した。

シリア軍はまたカルアト・マディーク町を砲撃した。

これに対して反体制武装集団は、サルハブ市、カブル・フィッダ村、カリーム村、ラスィーフ村を砲撃したという。

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イドリブ県では、SANA(4月16日付)によると、シリア軍がジャルジャナーズ町にあるシャーム解放機構の拠点を砲撃した。

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アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(4月16日付)によると、シリア軍がハラサ村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を3件(ラタキア県2件、ハマー県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を18件(イドリブ県8件、ハマー県7件、アレッポ県2件、ラタキア県1件)確認した。

AFP, April 16, 2019、ANHA, April 16, 2019、AP, April 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, April 16, 2019、al-Hayat, April 17, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, April 16, 2019、Reuters, April 16, 2019、SANA, April 16, 2019、UPI, April 16, 2019などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから305人、ヨルダンから661人の難民が帰国、避難民81人が帰宅(2019年4月16日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月16日付)を公開し、4月15日に難民966人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは305人(うち女性92人、子供155人)、ヨルダンから帰国したのは661人(うち女性198人、子供337人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は191,607人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者67,858人(うち女性20,501人、子ども34,526人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者123,749人(うち女性37,151人、子ども63,100人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 420,887人(うち女性126,310人、子供214,548人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,696,131人(うち女性2,000,839人、子供3,415,027人)。

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うち東グータ地方に帰宅したのは16人(うち女性8人、子供5人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは15人(うち女性4人、子供9人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは50人(うち女性6人、子供29人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は19,427人(うち女性6,380人、子供8,553人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,288,023人(うち女性388,939人、子供652,319人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 16, 2019をもとに作成。

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