ロシア難民受入移送居住センター:難民394人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は599,468人に(2020年9月13日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(9月13日付)を公開し、9月12日に難民394人(うち女性118人、子供201人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民394人(うち女性118人、子供201人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は599,468人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者204,220人(うち女性61,407人、子ども103,880人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,706,136人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は828,748人(うち女性248,683人、子供422,371人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, September 13, 2020をもとに作成。

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ラーミー・マフルーフ氏が父ムハンマド・マフルーフ氏の死に弔意を示す(2020年9月13日)

シリアの有力ビジネスマンで最近になって失脚したラーミー・マフルーフ氏はフェイスブックの自身の公式アカウント(https://www.facebook.com/RamiMakhloufSY/)に以下のようなコメントを書き込み、父であるムハンマド・マフルーフ氏への弔意を示した。

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「大きな悲しみをもって、私は今日、父に別れを告げた。愛すべき会葬者の安全を守るため、我々遺族は新型コロナウイルスのパンデミックという状況を踏まえて、故人との別れの葬儀は行わなかった。

アッラーが皆さんの故人と我々の故人のすべてに憐れみを与え、広大なる楽園に住まわせますように。

あなた方が平和で、アッラーの慈悲と祝福がありますように。」

https://www.facebook.com/RamiMakhloufSY/photos/a.499210930181166/2840911882677714/?type=3&theater

AFP, September 13, 2020、ANHA, September 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 13, 2020、Reuters, September 13, 2020、SANA, September 13, 2020、SOHR, September 13, 2020などをもとに作成。

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イスラエル軍のアドライ報道官はアサド大統領に誕生日のメッセージと風刺画を送る(2020年9月12日)

イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官はツイッターのアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)を通じて、9月11日に55歳の誕生日を迎えたシリアのバッシャール・アサド大統領にアラビア語で「お祝いのメッセージ」と、イラン・イスラーム革命防衛隊のガーセム・ソレイマーニー司令官の前に跪き、その手にキスをする大統領を、雲の上から頭を抱えて見ているハーフィズ・アサド前大統領を描いた風刺画を送った。

メッセージの内容は以下の通り:

55歳となったバッシャール・アサド、そしてシリア南部の住民たちの願いとは、すべてのイランの拠点、そしてヒズブッラーに代表されるイランの民兵からシリアの国土が解放されることで、より美しく、より良い未来となり、破壊され、血塗られたこの国が続くというものだ。

https://twitter.com/AvichayAdraee/status/1304758730634993666

AFP, September 12, 2020、ANHA, September 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 12, 2020、Reuters, September 12, 2020、SANA, September 12, 2020、SOHR, September 12, 2020などをもとに作成。

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アサド大統領のおじでラーミー・マフルーフ氏の父のムハンマド・マフルーフ氏が新型コロナウイルスに感染して死亡(2020年9月12日)

シリアの有力ビジネスマンで最近になって失脚していたラーミー・マフルーフ氏の息子のアリー・マフルーフ氏がインスタグラムのアカウント(https://www.instagram.com/p/CFCMtc6lVkl/)を通じて、自身の祖父でラーミー氏の父親であるビジネスマンのムハンマド・マフルーフ氏(88歳)が死亡したことを認めた。

アリー氏は祖父の写真を掲載し、以下のようなお悔やみのコメントを書き込んでいる。

我々はアッラーに属し、アッラーのもとに戻る。アッラーがあなたを憐れんでくださいますように。

https://www.instagram.com/p/CFCMtc6lVkl/?utm_source=ig_web_copy_link

シリアでは12日、ムハンマド氏が新型コロナウイルスに感染したとする情報がSNSなどで流れていたが、アリー氏の書き込みは、身内としてこれを初めて認めたもの。

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政府寄りのテレビ局ハバル・テレビ(9月12日付)によると、ムハンマド氏は、新型コロナウイルスに感染、8月23日に健康状態が悪化し、ダマスカス県のアサド大学病院に入院し、そこで息を引き取ったという。

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反体制系のイナブ・バラディー(9月12日付)が転載した訃報によると、葬儀は9月18日に生地のブスターン・バーシャー村で執り行われる。

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ムハンマド・マフルーフ氏は1932年、ラタキア県ジャブラ市近郊のブスターン・バーシャー村生まれ。

姉のアニーサ・マフルーフ氏(1930~2016年)はハーフィズ・アサド前大統領の妻。

ラーミー氏、イーハーブ氏、ハーフィズ氏、イヤード氏、イブティサーマ氏の四男一女の父親。

シリア・テルの代表取締役社長を務めていたラーミー氏は最近になって失脚、家族と訣別している。

ハーフィズ・アサド前政権下でタバコ公社の代表などを務め、ビジネスマンとして台頭した。

欧州連合(EU)は2011年8月1日に制裁対象に加えている。

一方、米国は、2008年2月13日の大統領令第13460号に基づいて、2月21日に制裁対象としている。

2012年半ば頃からロシアの首都モスクワで、三男で総合情報部ダマスカス課長を務めるハーフィズ氏とともに暮らしていたと伝えられていた。

だが、今年に入り、ラーミー氏への粛清が強まるなか、シリアに帰国したとされている。

AFP, September 12, 2020、ANHA, September 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 12, 2020、al-Khabar TV, September 12, 2020、Reuters, September 12, 2020、SANA, September 12, 2020、SOHR, September 12, 2020などをもとに作成。

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シャーム解放機構に自治を委託されているシリア救国内閣の教育局職員が給与引き下げに抗議してスト(2020年9月12日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構に自治を委託されているシリア救国内閣の教育局職員が、給与引き下げに抗議して、補講試験の採点の職務を放棄し、ストライキを撃った。

シリア救国内閣は、トルコ・リラの下落を受けて、職員への日当を10米ドルから12トルコ・リラ(1米ドル)に引き下げていた。

AFP, September 12, 2020、ANHA, September 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 12, 2020、Reuters, September 12, 2020、SANA, September 12, 2020、SOHR, September 12, 2020などをもとに作成。

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ハサカ県マーリキーヤ市一帯でロシア軍と米軍がそれぞれシリア民主軍を伴いパトロールを実施(2020年9月12日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、タッル・バイダル村に違法に設置されている基地に駐留する米軍装甲車3輌からなる部隊が、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車輌1輌を伴い、マーリキーヤ(ダイリーク)市一帯で通常パトロールを実施した。

これに対して、ロシア軍装甲車6輌からなる部隊もシリア民主軍の車輌1輌を伴い、米軍の影響下にあるマーリキーヤ市南のルーバール(ルーバールヤー)村、ハヤーカー村から下サルマサーフ村を経由し、マアバダ(カルキールキー)町近郊のアールヤーン村にいたる地域でパトロールを実施した。

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シリア人権監視団によると、ロシア軍は、新型コロナウイルス感染症対策として7月に閉鎖していたM4構想道路のハサカ県タッル・タムル町とラッカ県アイン・イーサー市を結ぶ区間を再開した。

AFP, September 12, 2020、ANHA, September 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 12, 2020、Reuters, September 12, 2020、SANA, September 12, 2020、SOHR, September 12, 2020などをもとに作成。

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ダーイシュがラッカ県ラサーファ砂漠でシリア軍を襲撃、兵士6人を殺傷(2020年9月12日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がラサーファ砂漠でシリア軍のパトロール部隊を要撃し、兵士2人を殺害、4人を負傷させた。

AFP, September 12, 2020、ANHA, September 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 12, 2020、Reuters, September 12, 2020、SANA, September 12, 2020、SOHR, September 12, 2020などをもとに作成。

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シャーム解放機構の宗教警察が結成したファラーフ・センターがイドリブ市の水タバコ・カフェを破壊(2020年9月12日)

イドリブ県では、シリア人権監視団が、複数の消息筋から得た情報として、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構に所属する宗教警察の「サワーイド・ハイル」(善なる腕)のメンバーが5月に結成したファラーフ・センター(勧善懲悪委員会)が再び活動を活発化させていると発表した。

同消息筋によると、ファラーフ・センターは、若者たちのたまり場となっているイドリブ市近郊のコルニーシュ街道沿いの水タバコ・カフェを破壊したという。

また、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がイドリブ市内の検問所で、ジハード主義戦闘員12人を逮捕した。

12人が、新興のアル=カーイダ系組織のフッラース・ディーン機構が主導していた「堅固に持せよ」作戦司令室の元メンバーかどうかは不明。

AFP, September 12, 2020、ANHA, September 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 12, 2020、Reuters, September 12, 2020、SANA, September 12, 2020、SOHR, September 12, 2020などをもとに作成。

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アルヌース首相を団長とする政府使節団がハマー県の森林火災現場を視察(2020年9月12日)

フサイン・アルヌース首相を団長とする政府使節団がハマー県スカイラビーヤ郡(ガーブ地方)とミスヤーフ郡の森林火災発生現場一帯を視察した。

使節団には、フサイン・マフルーフ地方行政環境大臣、ムハンマド・ハーリド・ラフムーン内務大臣、ムハンマド・ハッサーン・カトナー農業・農業改革大臣が参加、SANA(9月12日付)によると、アルヌース首相は、被害を受けた地域で植林計画を重点的に実施し、農業部門を復興するための取り組みを続けると強調した。

AFP, September 12, 2020、ANHA, September 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 12, 2020、Reuters, September 12, 2020、SANA, September 12, 2020、SOHR, September 12, 2020などをもとに作成。

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アレッポ県北部を砲撃するトルコ軍が反撃を受け兵士複数人が負傷(2020年9月12日)

アレッポ県では、SANA(9月12日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のウカイバ村、サワーギヤ村を砲撃した。

ANHA(9月12日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍はまた、ブルジュ・カース村を砲撃し、住民複数人が負傷した。

シリア人権監視団によると、これに対して、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍はガザーウィーヤ村に設置されているトルコ軍の拠点を砲撃し、トルコ軍兵士複数人が負傷した。

なお、シリア民主軍の砲撃と戦後して、所属不明の無人偵察機(ドローン)が同地上空に飛来、旋回していたという。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(9月12日付)は複数の地元筋の話として、砲撃がシリア民主軍ではなく、ヌッブル市、ザフラー町に展開する「イランの民兵」によるものだと伝えた。

AFP, September 12, 2020、ANHA, September 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 12, 2020、Reuters, September 12, 2020、SANA, September 12, 2020、SOHR, September 12, 2020などをもとに作成。

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トルコ占領下のハサカ県ラアス・アイン市での連続爆発で住民多数が死傷(2020年9月12日)

ハサカ県では、ANHA(9月12日付)によると、トルコの占領下にあるラアス・アイン市で3度にわたって爆発が続けて発生し、多数の住民が死傷した。

これに関して、SANAは(9月12日付)は、オートバイに仕掛けられていた爆弾が爆発し、住民4人が死亡、5人が負傷したと伝えた。

一方、シリア人権監視団によると、ラアス・アイン市郊外で、国民軍に所属する東部自由人連合と第20師団が交戦した。

交戦は、密輸をめぐる対立がきっかけだったという。

AFP, September 12, 2020、ANHA, September 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 12, 2020、Reuters, September 12, 2020、SANA, September 12, 2020、SOHR, September 12, 2020などをもとに作成。

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ハサカ県とダイル・ザウル県でシリア民主軍が襲撃を受け、3人死亡(2020年9月12日)

ハサカ県では、SANA(9月12日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にある県南部の街道で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車輌が正体不明の武装集団の襲撃を受け、2人が死亡した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(9月12日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるキバル村でシリア民主軍の拠点が襲撃を受け、1人が死亡した。

AFP, September 12, 2020、ANHA, September 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 12, 2020、Reuters, September 12, 2020、SANA, September 12, 2020、SOHR, September 12, 2020などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で30人、北・東シリア自治局支配地域で36人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で23人(2020年9月12日)

保健省は政府支配地域で新たに30人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者15人が完治し、2人が死亡したと発表した。

これにより、9月12日現在の同地での感染者数は計3,506人、うち死亡したのは152人、回復したのは827人となった。

SANA(9月12日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに36人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者33人が完治し、1人が死亡したと発表した。

これにより、9月12日現在の同地での感染者数は計819人、うち死亡したのは43人、回復したのは271人となった。

新規感染者の内訳は、ハサカ県のハサカ市7人、カーミシュリー市8人、マーリキーヤ(ダイリーク)市12人、マアバダ(カルキールキー)町1人、アームーダー市1人、ラッカ県のラッカ市1人、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市1人、シャフバー地区(タッル・リフアト市)2人、ダイル・ザウル県1人。

ANHA(9月12日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で9月12日に新たに23人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、1人が完治したと発表した。

これにより、同地での感染者数は計213人、うち回復したのは87人、死亡したのは3人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1383924738479080/

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一方、シリア人権監視団は、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県の「解放区」とトルコ占領下のアレッポ県北部で、新型コロナウイルス感染者23人が確認されたと発表した。

新規感染者の内訳は、アレッポ県バーブ市14人、アアザーズ市1人、アフリーン市2人、イドリブ県6人(アリーハー市1人を含む)。

これにより、6月9日以降、「解放区」と占領地で確認された感染者数は計213人(うち73人は「解放区」、140人はトルコ占領地)、うち死亡したのは1人、完治したのは87人となった。

AFP, September 12, 2020、ACU, September 12, 2020、ANHA, September 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 12, 2020、Reuters, September 12, 2020、SANA, September 12, 2020、SOHR, September 12, 2020などをもとに作成。

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シリア軍と「決戦」作戦司令室がイドリブ県、ハマー県、アレッポ県で交戦(2020年9月12日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから190日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村一帯、バーラ村、フライフィル村、スフーフン村、カンスフラ村、バイニーン村を砲撃、ファッティーラ村一帯で「決戦」作戦司令室と交戦した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるガーブ平原のフールー村、バフサ村一帯を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるミーズナーズ村を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シャイフ・マスキーン市でシリア軍第61師団の兵士2人が正体不明の武装集団に撃たれて死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を3件(イドリブ県0件、ラタキア県1件、アレッポ県2件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

AFP, September 12, 2020、ANHA, September 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 12, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 12, 2020、Reuters, September 12, 2020、SANA, September 12, 2020、SOHR, September 12, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民417人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は599,074人に(2020年9月12日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(9月12日付)を公開し、9月11日に難民417人(うち女性125人、子供213人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民417人(うち女性125人、子供213人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は599,074人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者203,826人(うち女性61,289人、子ども103,679人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,706,136人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は828,354人(うち女性248,565人、子供422,170人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, September 12, 2020をもとに作成。

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アカイダート部族長が声明を出し、「米主導の有志連合に与えている猶予期間終了後、いかなるシナリオ、影響、そして進展に対応する用意がある」と表明(2020年9月11日)

ダイル・ザウル県のアカイダート部族の族長の1人で8月2日に殺害されたマトシャル・ハンムード・ジャドアーン・ハフル氏の甥のイブラーヒーム・ハリール・ジャドアーン・ハフル氏は声明を出し、「ユーフラテス川以東のアラブ人諸部族は、(米主導の)有志連合に与えている猶予期間終了後、いかなるシナリオ、影響、そして進展に対応する用意がある」と表明した。

ハフル氏は、考え得るシナリオとして、イドリブ県東部全域での平和的なデモや座り込み、武装蜂起、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍からの離反などがあるという。

ハフル氏はまた、ウマル油田の米軍基地に駐留するとされるサウジアラビア軍がアカイダート部族といかなる会談も行っていないと付言した。

ハフル氏は、米軍が有事に際して、サウジアラビア軍をシリア民主軍とアカイダート部族の仲介役とする意向を持っているが、こうした仲介によって住民の要求に変化がもたらされることはない、と述べた。

そのうえで、8月11日にズィーバーン町での「ダイル・ザウル・ズバイド諸部族子息会合」において発表された「アカイダート部族のための声明」での要求を改めて求めると強調した。

「アカイダート部族のための声明」での要求は以下の通り:

1. マトシャル・ハンムード・ジャドアーン・ハフル殺害事件を調査するための独立専門家調査委員会の設置。
2. いかなる当事者の指導も受けない住民へのダイル・ザウル県の自治の移譲。
3. 無垢の逮捕者の釈放、国内避難民(IDPs)キャンプからの女性と子供の開放。
4. 有志連合およびすべての関係勢力によるシリアでの政治解決プロセス推進。

声明は、これらの要求が実施されるため、1ヶ月という猶予期間を設けると締めくくられていた。

スプートニク・ニュース(9月11日付)が伝えた。

AFP, September 11, 2020、ANHA, September 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 11, 2020、Reuters, September 11, 2020、SANA, September 11, 2020、SOHR, September 11, 2020、Sputnik News, September 11, 2020などをもとに作成。

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イドリブ県各所で「革命は死なず」と銘打った抗議デモが行われる(2020年9月11日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ市で、「革命は死なず」と銘打った抗議デモが行われ、体制打倒、逮捕者釈放などが訴えられた。

ドゥラル・シャーミーヤ(9月11日付)によると、デモは、イドリブ市のほか、サルマダー市でも行われた。

https://youtu.be/kfTD2AYeOok

また、マストゥーマ村に設置されているトルコ軍拠点の前では、住民が抗議デモを行い、2月末から3月初めにかけての戦闘でシリア軍によって制圧された地域を奪還し、国内避難民(IDPs)を帰還させるよう要求した。

AFP, September 11, 2020、ANHA, September 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 11, 2020、Reuters, September 11, 2020、SANA, September 11, 2020、SOHR, September 11, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局の支配下にあるフール・キャンプでイラク難民3人殺害(2020年9月11日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるフール・キャンプのイラク人難民セクションに、3人組の武装集団が浸入し、イラク人女性2人と男性1人を銃で撃って殺害した。

銃を撃つ際、3人組はダーイシュ(イスラーム国)のスローガンを連呼したという。

AFP, September 11, 2020、ANHA, September 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 11, 2020、Reuters, September 11, 2020、SANA, September 11, 2020、SOHR, September 11, 2020などをもとに作成。

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イスラエル軍戦闘機がアレッポ市近郊の防衛工場機構をミサイル攻撃(2020年9月11日)

SANA(9月11日付)は、イスラエル軍戦闘機複数機が午前1時半、アレッポ市一帯に対してミサイル攻撃を行ったが、シリア軍防空部隊がこれを迎撃し、ミサイルのほとんどを撃破したと伝えた。

シリア人権監視団によると、イスラエル軍戦闘機が攻撃したのは、サフィーラ市近郊の防衛工場機構。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(9月11日付)がSNS上の複数の活動家の情報として伝えたところによると、攻撃は「アサドの民兵とイランの民兵」の拠点複数カ所に対して行われた。

AFP, September 11, 2020、ANHA, September 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 11, 2020、Reuters, September 11, 2020、SANA, September 11, 2020、SOHR, September 11, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍がアレッポ県北部を砲撃(2020年9月11日)

アレッポ県では、ANHA(9月11日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊マーリキーヤ村、マルアナーズ村、シャワーリガ村、シャワーリガ砦、アイン・ダクナ村、マンナグ村、マンナグ航空基地を砲撃した。

AFP, September 11, 2020、ANHA, September 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 11, 2020、Reuters, September 11, 2020、SANA, September 11, 2020、SOHR, September 11, 2020などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは、シャーム解放機構がイドリブ県で化学兵器攻撃を偽装する準備を進めていると発表(2020年9月11日)

ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置されている当事者和解調整センターのアレクサンドル・グリンキェヴィチ(Alexander Grynkiewicz)副センター長(海軍少将)は声明を出し、イドリブ県内の緊張緩和地帯南部で、シャーム解放機構(旧シャームの民のヌスラ戦線)が、化学兵器を使用し、シリア軍による攻撃を偽装する準備をしているとの情報を得た、と発表した。

グリンキェヴィチ副センター長によると、シャーム解放機構が化学兵器の使用を偽装しようとしているのはザーウィヤ山地方で、外国人が派遣され、撮影やSNSを通じた偽情報の拡散を準備しているという。

AFP, September 11, 2020、ANHA, September 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 11, 2020、Reuters, September 11, 2020、SANA, September 11, 2020、SOHR, September 11, 2020などをもとに作成。

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ハサカ県、ダイル・ザウル県でシリア民主軍への襲撃が続く一方、住民が抗議デモ(2020年9月11日)

ハサカ県では、SANA(9月11日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるタッル・タムル町近郊で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の兵士1人が、何者かによって仕掛けられた地雷に触れて、爆死した。

一方、米軍の大型トレーラーなど約40輌が、違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に進入し、県内の米軍基地に向かった。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるバーグーズ村で、住民がシリア民主軍による恣意的逮捕や粗暴な振る舞いに抗議するデモを行った。

一方、アズバ村とマイーズィーラ村では、シリア軍、「イランの民兵」、ロシア軍の退去を求めるデモが行われた。

他方、北・東シリア自治局の支配下にあるキバル村の「人民庁舎」(村長舎)で勤務する住民1人が正体不明の武装集団の襲撃を受けて、死亡した。

また、SANA(9月11日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるマーシフ村でシリア民主軍の車輌が路上に仕掛けられていた爆弾の爆発に巻き込まれた。

さらに、ズィーバーン町近郊でもシリア民主軍が同様の爆発に巻き込まれた。

AFP, September 11, 2020、ANHA, September 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 11, 2020、Reuters, September 11, 2020、SANA, September 11, 2020、SOHR, September 11, 2020などをもとに作成。

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内務省はタルトゥース県での火災を引き起こした6人を逮捕、ホワイト・ヘルメットは反体制派支配地に広がった火災の80%を鎮火したと発表(2020年9月11日)

内務省は声明を出し、内務治安部隊が市民6人を、森林火災を引き起こしたとして、タルトゥース県で逮捕した発表した。

6人は、ムジャイディル村、ハマーム・ワースィル町、フスン・スライマーン遺跡、ジャニーン村の住民。

自らの農地で野焼きした火が、森林に燃え移り、大規模な火災が引き起こされたという。

6人はすでに起訴されている。

SANA(9月11日付)が伝えた。

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ホワイト・ヘルメットは、フェイスブック(https://www.facebook.com/SyriaCivilDef/)やツイッター(https://twitter.com/SyriaCivilDef/)の公式アカウントを通じて、シャーム解放機構によって軍事・治安権限が掌握されているイドリブ県西部に広がった火災に対して、ボランティア150人を含むマンパワーや機器を投入し、80%鎮火したと発表した。

https://twitter.com/SyriaCivilDef/status/1304424482078109696

AFP, September 11, 2020、ANHA, September 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 11, 2020、Reuters, September 11, 2020、SANA, September 11, 2020、SOHR, September 11, 2020などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で60人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で20人(2020年9月11日)

保健省は政府支配地域で新たに60人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者15人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、9月11日現在の同地での感染者数は計3,476人、うち死亡したのは150人、回復したのは812人となった。

SANA(9月11日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに新型コロナウイルス感染者3人が死亡したと発表した。

これにより、9月11日現在の同地での感染者数は計783人、うち死亡したのは45人、回復したのは238人となった。

ANHA(9月11日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で9月11日に新たに20人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、5人が完治したと発表した。

これにより、同地での感染者数は計190人、うち回復したのは86人、死亡したのは3人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1383077885230432/

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一方、シリア人権監視団は、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県の「解放区」とトルコ占領下のアレッポ県北部で、新型コロナウイルス感染者20人が確認されたと発表した。

新規感染者の内訳は、アレッポ県バーブ市7人、ジャラーブルス市7人、アアザーズ市2人、イドリブ県4人。

これにより、6月9日以降、「解放区」と占領地で確認された感染者数は計190人(うち67人は「解放区」、123人はトルコ占領地)、うち死亡したのは1人となった。

AFP, September 11, 2020、ACU, September 11, 2020、ANHA, September 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 11, 2020、Reuters, September 11, 2020、SANA, September 11, 2020、SOHR, September 11, 2020などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機、「イランの民兵」所属と思われるドローンがイドリブ県各所を爆撃(2020年9月11日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから189日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機1機が、シャーム解放機構によって軍事・治安権限が掌握されているイドリブ市とシャイフ・ユースフ村の間に位置する地域に対して2度にわたる爆撃を実施した。

ドゥラル・シャーミーヤ(9月11日付)によると、ロシア軍戦闘機が爆撃したのは、シャイフ・ユースフ村近郊と、アラブ・サイード村近郊。

また、シリア人権監視団によると、「イランの民兵」所属と思われる所属不明の無人航空機(ドローン)1機が、「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村一帯に爆弾10発以上を投下した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

さらに、シリア軍がザーウィヤ山地方のスフーフン村、カンスフラ村、ファッティーラ村、フライフィル村、ルワイハ村一帯を砲撃した。

このほか、所属不明の無人航空機(ドローン)1機がトルコのハタイ県に近い国境地帯上空に飛来した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室が県西部のバーラー村近郊で士官と思われるシリア軍兵士1人を殺害した。

これに対して、シリア軍はカフル・ハラブ村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、新興のアル=カーイダ系組織の一つアンサール・イスラームがシリア政府支配下のガーブ平原の灌漑計画地区を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ムサイフラ町とキヒール村を結ぶ街道で総合治安、の支援者が正体不明の武装集団の発砲を受けて、死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を3件(イドリブ県0件、ラタキア県1件、アレッポ県2件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

AFP, September 11, 2020、ANHA, September 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 11, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 11, 2020、Reuters, September 11, 2020、SANA, September 11, 2020、SOHR, September 11, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民453人と国内避難民(IDPs)7人が新たにシリア政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は598,657人、2019年以降帰還したIDPsは66,378人に(2020年9月11日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(9月11日付)を公開し、9月10日に難民453人(うち女性136人、子供231人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民453人(うち女性136人、子供231人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は598,657人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者203,409人(うち女性61,164人、子ども103,466人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,706,136人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は827,937人(うち女性248,440人、子供421,957人)となった。

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一方、国内避難民7人が新たに帰宅した。

うちダマスカス郊外県東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは7人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所経由の帰還者のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は7人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は66,378人(うち女性23,135人、子供27,316人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,334,974人(うち女性405,694人、子供671,082人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, September 11, 2020をもとに作成。

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サウジアラビアが米国の同意を得て、ダイル・ザウル県東部で対立を深めるシリア民主軍と地元のアラブ系部族の仲介に乗り出す(2020年9月10日)

レバノン日刊紙の『アフバール』(9月10日付)は、サウジアラビアが米国の同意を得て、ダイル・ザウル県東部で対立を深める人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と地元のアラブ系部族の仲介に乗り出していると伝えた。

同紙によると、サウジアラビア軍が、ハサカ県シャッダーディー市にある米軍基地に派遣され、仲介にあたっているという。

8月11日にズィーバーン町での「ダイル・ザウル・ズバイド諸部族子息会合」において発表された「アカイダート部族のための声明」が設定した猶予期間終了が迫ったのを受けた動き。

「アカイダート部族のための声明」の骨子は以下の通り:

1. マトシャル・ハンムード・ジャドアーン・ハフル殺害事件を調査するための独立専門家調査委員会の設置。
2. いかなる当事者の指導も受けない住民へのダイル・ザウル県の自治の移譲。
3. 無垢の逮捕者の釈放、国内避難民(IDPs)キャンプからの女性と子供の開放。
4. 有志連合およびすべての関係勢力によるシリアでの政治解決プロセス推進。

声明は、これらの要求が実施されるため、1ヶ月という猶予期間を設けると締めくくられていた。

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また、在ダマスカス米大使館は、パン製造所や給水所の新設、肥料の分配などを骨子とするプロジェクトをアラブ系部族に提示し、懐柔を試みているという。。。。

AFP, September 10, 2020、al-Akhbar, September 10, 2020、ANHA, September 10, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 10, 2020、Reuters, September 10, 2020、SANA, September 10, 2020、SOHR, September 10, 2020などをもとに作成。

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森林火災が反体制派支配地域に迫るなか、ホワイト・ヘルメットは非常事態を宣言(2020年9月10日)

タルトゥース県では、SANA(9月10日付)によると、バーニヤース市近郊のジュワイバート村の森林で火災が発生し、地元の消防隊が消火した。

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ハマー県では、SANA(9月10日付)によると、ミスヤーフ郡西部のバイト・シャルフーム山とワーディー・ウユーン村の森林で火災が発生し、地元の消防隊が住民とともに消火活動にあたった。

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ヒムス県では、SANA(9月10日付)によると、県西部のズワイティーナ村の農場とウユーン・ワーディー村の森林で火災が発生し、地元の消防隊と民間防衛隊(ホワイト・ヘルメットではない正規の組織)が消火した。


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一方、シリア人権監視団によると、9月10日未明にシリア政府の支配下にあるハマー県北端のドゥワイル・アクラード村や「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県シャイフ・スィンドヤーン村の森林で発生した火災が、「決戦」作戦司令室の支配下にあるラタキア県のクルド山地方やイドリブ県のヒルバト・ジャウズ村の森林地帯に広がった。

これを受けて、ホワイト・ヘルメットはツイッター(https://twitter.com/SyriaCivilDef/)の公式アカウントを通じて声明を出し、「シリア北東部への火災の拡大に備えて、ホワイト・ヘルメットは非常事態を宣言し、火災拡大を抑えることに努めるため、同地域に資源を展開した」と発表した。

また、ツイッターやフェイスブック(https://www.facebook.com/SyriaCivilDef/)を通じて、メンバーが消火活動にあたる映像や写真を多数公開した。

AFP, September 10, 2020、ANHA, September 10, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 10, 2020、Reuters, September 10, 2020、SANA, September 10, 2020、SOHR, September 10, 2020などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県、ラッカ県でシリア民主軍による住民弾圧続く(2020年9月10日)

ダイル・ザウル県では、SANA(9月10日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるバーグーズ村で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が住民の若者多数を拘束した。

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ラッカ県では、SANA(9月10日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるマンスーラ町の周辺の村々にシリア民主軍が検問所を設置し、住民の若者多数を拘束した。

AFP, September 10, 2020、ANHA, September 10, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 10, 2020、Reuters, September 10, 2020、SANA, September 10, 2020、SOHR, September 10, 2020などをもとに作成。

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トルコ占領下のハサカ県ラアス・アイン市一帯で国民軍所属組織と住民が交戦(2020年9月10日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のラアス・アイン市近郊のタッル・ハラフ村で国民軍に所属するハムザート師団と東部自由人連合が交戦した。

またラアス・アイン市近郊のライハーニーヤ村では、住民とハムザート師団が交戦した。

ハムザート師団の強盗や住居への侵入に住民が抵抗したのがきっかけ。

この戦闘で女性1人が負傷した。

AFP, September 10, 2020、ANHA, September 10, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 10, 2020、Reuters, September 10, 2020、SANA, September 10, 2020、SOHR, September 10, 2020などをもとに作成。

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