月別アーカイブ: 2017年12月

シリア軍はアレッポ県南部でアル=カーイダ系組織シャーム解放機構の車列を攻撃(2017年12月8日)

アレッポ県では、SANA(12月8日付)によると、シリア軍が同盟部隊とともに県南東部でシャーム解放機構に対する掃討戦を継続し、ラムラ村とラスム・スィヤーラ村を結ぶ街道で、車列を攻撃し、戦闘員10人を殲滅した。 ** イド … Read More

ロシアのラヴロフ外務大臣「イドリブ県の停戦をめぐって米国と協力する計画はない」(2017年12月8日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、欧州安保協力機構(OSCE)の閣僚会議に出席するために訪問中のオーストリアの首都ウィーンで記者会見を開き、シリアで活動を続けてきたダーイシュ(イスラーム国)が「最終的に根絶された」と … Read More

ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは6件の停戦違反を、トルコ側は1件の違反を確認(2017年12月8日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(12月8日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を6件(アレッポ県4件、ラタキア県1件、ヒムス県1件)確認したと発表した。 またトルコ側の監視チームも1件(イドリブ県)の停 … Read More

ロシアと反体制派の非公式合意に従い、ダマスカス郊外県東グータ地方から近くアル=カーイダ系のシャーム解放機構が退去(2017年12月8日)

『ハヤート』(12月8日付)は、複数の消息筋の話として、ダマスカス郊外県東グータ地方で活動を続ける反体制武装集団とロシアが、アル=カーイダ系組織のシャーム解放機構の退去に関して非公式に合意し、 シャーム解放機構が近くイド … Read More

欧米諸国はジュネーブ8会議に参加する反体制派にアサド政権退陣要求を「凍結」するよう圧力(2017年12月8日)

『ハヤート』(12月8日付)は、ジュネーブ8会議に参加するためにジュネーブに滞在している反体制派統一代表団(最高交渉委員会)のもとに、西側の特使や外交官が訪れ、アサド政権の退陣要求を「凍結」するよう圧力をかけたと伝えた。 … Read More

シリア軍はダイル・ザウル県ユーフラテス川右岸での対ダーイシュ掃討作戦を終了(2017年12月7日)

SANA(12月8日付)は、シリア軍が同盟部隊とともに、ダイル・ザウル県のユーフラテス川右岸(西岸)に残されていたダーイシュ(イスラーム国)の最後の支配地域(27の村と農場)を制圧し、シリア東部における対ダーイシュ掃討作 … Read More

ヒズブッラーのナスルッラー書記長はエルサレムをイスラエルの首都として承認したトランプ米大統領の決定を拒否、アラブ・イスラーム諸国に対立を解消し、インティファーダを行うよう呼びかける(2017年12月7日)

ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長は「愛すべきパレスチナは解放される」と題してテレビ演説を行い、ドナルド・トランプ米大統領が6日にエルサレムをイスラエルの首都として承認したことを非難し、「パレスチナのための新たなイ … Read More

ヌスラ戦線(現シャーム解放機構)はエルサレムをイスラエルの首都として承認したトランプ米大統領の決定を非難する一方、「拒否と抵抗を続けるイラン同盟」に惑わされず、武装闘争を継続するよう主唱(2017年12月7日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構は声明を出し、ドナルド・トランプ米大統領が6日にエルサレムをイスラエルの首都として承認したことに疑義を呈した。 テレグラムを通じて発表された声明で、シャーム解放機構は、「十 … Read More

シリア国民連合はエルサレムをイスラエルの首都として承認したトランプ米大統領の決定を拒否(2017年12月7日)

トルコのイスタンブールで活動するシリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、ドナルド・トランプ米大統領が6日にエルサレムをイスラエルの首都として承認したことを非難した。 シリア革命反体制勢力国民連立は声明で「エルサレムはパ … Read More

シリア政府代表団はジュネーブ8会議第2ラウンドに参加するため10日スイス入り(2017年12月7日)

SANA(12月7日付)は、外務在外居住者省消息筋の話として、バッシャール・ジャアファリー国連シリア代表を団長とするシリア政府代表団は、5日に開始されたジュネーブ8会議第2ラウンドに参加するため、10日にスイス入りすると … Read More

反体制武装集団に拉致されていたイドリブ県フーア市およびカファルヤー町の住民15人が解放される(2017年12月7日)

SANA(12月7日付)によると、4月15日にイドリブ県フーア市およびカファルヤー町の住民約5,000人を乗せ、アレッポ市に向かっていた車列(旅客バス75台、救急車20台)がアレッポ市西部ラーシディーン地区(第4区)で反 … Read More

ロシア軍はアレッポ県、ハマー県を爆撃(2017年12月7日)

ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月7日付)によると、ロシア軍戦闘機がハーヌータ村一帯を爆撃した。 これに対し、イッザ軍はSNSを通じて、ハラファーヤー市近郊のロシア軍拠点を砲撃したと発表した。 ** アレッポ県 … Read More

米国防総省報道官「シリア国内で米軍兵士2,000人が戦闘に参加している」(2017年12月7日)

米国防総省のエリック・ペイホン報道官は、シリアとイラク領内でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘に参加している米軍兵士の数が約7,000人に達していることを明らかにした。 ペイホン報道官によると、うち2,000人がシリア領 … Read More

ロシア軍参謀本部機動総局「ダーイシュを敗北させるという任務は完了、ロジャヴァ支配地域の復興に向けてダイル・ザウル県東部統治委員会を設置し、参加している」(2017年12月7日)

ロシア軍参謀本部機動総局のセルゲイ・ルドスコイ局長は、ダイル・ザウル県でのロシア、シリア両軍によるダーイシュ(イスラーム国)掃討作戦の最近の戦果についてブリーフィングを行った。 それによると、この1週間で、ロシア、シリア … Read More

ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは9件の停戦違反を、トルコ側は4件の違反を確認(2017年12月7日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(12月7日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を9件(アレッポ県7件、ヒムス県2件)確認したと発表した。 またトルコ側の監視チームも4件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県2 … Read More

シリアのシャアバーン大統領府政治報道補佐官「トランプ米大統領は、アラブ保守勢力の了承のもと、エルサレムをイスラエルの首都と承認した」(2017年12月6日)

ブサイナ・シャアバーン大統領府政治報道補佐官は、マヤーディーン・チャンネル(12月6日付)の電話取材に応じ、そのなかでドナルド・トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都として承認したと発表したことに関して、「その歴 … Read More

レバノンのアウン大統領とハリーリー首相はともにエルサレムをイスラエルの首都として承認したトランプ米大統領の決定を拒否(2017年12月6日)

レバノンのミシェル・アウン大統領とサアド・ハリーリー首相は、ドナルド・トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都として承認したと発表したことを批判した。 アウン大統領はツイッターを通じて「地域における和平プロセスのス … Read More

ティラーソン米国務長官「アサドが政権トップである限り、交渉につくべきだとロシアに伝えた」(2017年12月6日)

レックス・ティラーソン米国務長官は、5日に再開されたジュネーブ8会議(第2ラウンド)に関して、ロシアに対してシリア政府代表団を参加させるべきだと伝えたことを明らかにした。 ティラーソン国務長官は「国連安保理決議第2254 … Read More

WHOシリア事務所長「シリア政府は東グータ地方の病人500人の搬送を認めない」(2017年12月6日)

WHO(世界保健機関)シリア事務所長のエリザベス・ホフ氏は、シリア軍の包囲下にあるダマスカス郊外県東グータ地方で約500人の病人が治療のために同地からの搬送を待っている状態にあるが、シリア政府がそれを認めようとしていない … Read More

イスラーム軍は東グータ地方に対するシリア軍の包囲に対処するため、「友好国」、中国、国連に連絡(2017年12月6日)

ダマスカス郊外県東グータ地方で活動を続け、アスタナ会議、ジュネーブ会議に代表を派遣しているイスラーム軍のムハンマド・アッルーシュ政治委員会議長は、テレグラム(12月6日付)を通じて、東グータ地方に対するシリア軍の包囲に対 … Read More

ロシア軍はYPG主体のシリア民主軍を航空支援、ダイル・ザウル県ユーフラテス川左岸(東岸)を爆撃し、多数の民間人を殺傷(2017年12月6日)

ダイル・ザウル県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月6日付)が複数の現地消息筋の話として伝えたところによると、ロシア軍戦闘機が5日深夜、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍を航 … Read More

シリア軍はダイル・ザウル県のユーフラテス川右岸(西岸)全域をダーイシュの支配から解放(2017年12月6日)

ダイル・ザウル県では、SANA(12月6日付)によると、シリア軍が同盟部隊とともに、ユーフラテス川右岸(西岸)でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討戦を継続し、ジャラー村、クスール・ウンム・サーバー村、サフサーファ村、 … Read More

ロシア国防省はシリアでのダーイシュに対する「テロとの戦い」で勝利宣言(2017年12月6日)

ロシア国防省は、ダーイシュ(イスラーム国)支配下にあったシリア領内のすべての地域が解放され、ダーイシュが敗北したと発表した。 ロシア軍のヴァレリー・ゲラシモフ参謀総長(兼第1国防副大臣)は記者会見で「シリア国内におけるダ … Read More

ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは5件の停戦違反を、トルコ側は1件の違反を確認(2017年12月6日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(12月6日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を5件(アレッポ県3件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県2件)確認したと発表した。 またトルコ側の監視チームも1件(ダマスカス … Read More

北シリア民主連邦自治体選挙の結果が発表され、PYDが主導する民主民族リストが大勝(2017年12月5日)

西クルディスタン移行期民政局支配下のハサカ県、ラッカ県、アレッポ県各所で12月1日に実施された北シリア民主連邦自治体(村、町、区、市、郡、地区)議会選挙の投票の結果が、選挙管理委員会(高等選挙委員会)によって発表された。 … Read More

ペイホン米国防総省報道官「米国はシリア駐留を維持する」(2017年12月5日)

米国防総省のエリック・ペイホン報道官は、西クルディスタン移行期民政局支配地域各所とヒムス県のタンフ国境通行所一帯に展開している米軍部隊の撤退の有無に関して、「米国は必要である限り、シリア領内に部隊の駐留を維持する」と述べ … Read More

トルコのエルドアン大統領「米国はシリア北部にテロ回廊を作ろうとしている。米国がやっていることはテロ支援だ」(2017年12月5日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、公正発展党(APK)の国会内会派に所属する議員との会合で、ラッカ市から脱出したダーイシュ(イスラーム国)の幹部や戦闘員とエジプトでのテロ事件との関係を暴露し、米国がテロ … Read More

レバノンのハリーリー首相は辞意を正式に撤回(2017年12月5日)

レバノンのサアド・ハリーリー首相は、サウジアラビア訪問中の11月4日に突如表明した辞意を撤回すると正式に表明した。 撤回発表は、緊急閣議(ミシェル・アウン大統領が議長)での決定を受けたもの。 ハリーリー首相は、記者団を前 … Read More