Monthly Archives: 4月 2018

ダマスカス郊外県東カラムーン地方で活動を続けるシャーム解放軍は国連に兵力引き離し部隊の派遣を求める(2018年4月7日)

ダマスカス郊外県東カラムーン地方で活動を続けるシャーム解放軍は声明を出し、国連に対して、「住民が暮らす都市と、人口動態を変化させようとしているイランの民兵、ロシアの占領、アサドの悪党の間に兵力引き離し部隊を派遣」するよう … Read More

イドリブ県でオバマ前米政権の支援を受けていたイッザ軍の司令官暗殺(2018年4月7日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(4月7日付)によると、バラク・オバマ前米政権の支援を受けてきた「穏健な反体制派」の一つ、イッザ軍のナスル・アズクール司令官(アブー・マルワーン)が乗った車がハーン・シャイフーン市・ … Read More

ダーイシュはヒムス県南東部の砂漠地帯でガス田、検問所などをシリア軍から奪取(2018年4月7日)

ヒムス県では、バーディヤ24(4月7日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が6日深夜から7日未明にかけてカルヤタイン市南部のガス田地区のシリア軍拠点を奇襲、同地を制圧した。 ダーイシュはまた、東部砂漠地帯のサブア・ビ … Read More

YPGとYPJはトルコの実質占領下にあるアフリーン市などでトルコ軍と反体制武装集団を攻撃する一方、バーブ市で爆発が発生し8人死亡(2018年4月7日)

アレッポ県では、ANHA(4月7日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊(YPG)と女性防衛隊(YPJ)がアフリーン市内にあるトルコ軍と反体制武装集団を攻撃し、武装集団戦闘員1人を殺害、トルコ軍兵士2人を負 … Read More

SANAはイスラーム軍の広報機関がシリア軍による化学兵器使用を捏造し、情報を拡散しようとしていると報じる(2018年4月7日)

SANA(4月7日付)は、公式筋の情報として、ダマスカス郊外県東グータ地方からの退去に応じないイスラーム軍の広報機関が、シリア軍による化学兵器使用を捏造、情報を拡散することで、シリア軍の進軍を妨害しようとしていると伝えた … Read More

ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは17件の停戦違反を、トルコ側は2件の違反を確認(2018年4月7日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(4月7日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を17件(ラタキア県4件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県10件、ヒムス県2件、アレッポ県1件)確認したと発表した。 またトルコ … Read More

アレッポ市で祝砲を撃った国防隊メンバー多数をムハーバラートが逮捕(2018年4月6日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(4月7日付)によると、アレッポ市内のアシュラフィーヤ地区で国防隊メンバー多数が内務省総合情報部(ムハーバラート)によって逮捕された。 逮捕は、国防隊メンバーが身内の結婚式で祝砲を撃 … Read More

ロシアのプーチン大統領とフランスのマクロン大統領が電話会談で東グータ地方情勢について意見を交わす(2018年4月6日)

ロシアのヴラジミール・プーチン大統領とフランスのエマニュエル・マクロン大統領は電話会談を行い、シリア情勢、とりわけダマスカス郊外県東グータ地方情勢について意見を交わした。 フランス大統領府の声明によると、マクロン大統領は … Read More

ロシアはアル=カーイダ系のシャーム解放機構と自由シリア軍がダルアー市で塩素ガスを使用した挑発行為を計画していると非難(2018年4月6日)

ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターのユリ・エフトシェンコ代表は、アル=カーイダ系組織のシャーム解放機構(旧シャームの民のヌスラ戦線)と「自由シリア軍」がシリア南部の … Read More

イラン・イスラーム革命防衛隊の支援を受けるバーキル旅団はダイル・ザウル県で有志連合に対するジハード作戦の開始を宣言(2018年4月6日)

イラン・イスラーム革命防衛隊の支援を受けるイマーム・ムハンマド・バーキル旅団はバカーラ部族と共同声明を出し、ダイル・ザウル県東部での米主導の有志連合に対する「ジハード作戦」を開始すると宣言、住民に対して米軍の拠点に近づか … Read More

YPGがタッル・リフアト市(アレッポ県)から撤退し、シリア軍が展開か?(2018年4月6日)

親政権紙『ワタン』(4月6日付)は、トルコ軍と反体制武装集団によるアレッポ県アフリーン郡占領の直後、西クルディスタン移行期民政局支配下のアレッポ県タッル・リフアト市に展開していた人民防衛隊(YPG)の全部隊が撤退、これに … Read More

サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン皇太子「アサド大統領はイランの影響力を排除するため自らの体制を強化すべき」(2018年4月6日)

サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン皇太子兼第一副首相兼国防大臣兼経済開発評議会議長は米『タイム』誌(4月6日付)のインタビュー(http://time.com/5228006/mohammed-bin-salm … Read More

シリア軍はイスラーム軍が首都ダマスカスを砲撃したとして東グータ地方を爆撃・砲撃、イスラーム軍は首都砲撃への関与を否定(2018年4月6日)

ダマスカス県では、SANA(4月6日付)によると、ダマスカス郊外県東グータ地方ドゥーマー市で残留しているイスラーム軍が、ラブワ地区、マサーキン・バルザ地区、マッザ86地区、ウマウィーイーン広場一帯を砲撃し、子供1人と女性 … Read More

ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは8件の停戦違反を、トルコ側は5件の違反を確認(2018年4月6日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(4月6日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を8件(ラタキア県4件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県2件、アレッポ県2件)確認したと発表した。 またトルコ側の監視チームも5 … Read More

米主導の有志連合は3月30日~4月5日までの7日間でシリア領内で3回の爆撃を実施(2018年4月6日)

米中央軍(CENTCOM)は、3月30日~4月5日の7日間でのシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。 3月30日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し1回の空爆を実施、このうちシリア領 … Read More

シリア政府とロシアは首都ダマスカス南部の反体制派とダーイシュの支配地域の制圧に向けて本腰に(2018年4月5日)

『ハヤート』(4月6日付)は、複数の消息筋の話として、シリア政府との和解に基づき反体制派の支配が続いているヤルダー市、バービッラー市、バイト・サフム市をロシア軍の士官が度々訪問し、シリア北部への戦闘員の退去、ないしはシリ … Read More

CNN Arabicはマンビジュ市近郊に設営された米軍基地の映像を公開(2018年4月5日)

米CNN Arabic(4月5日付)は、アレッポ県のユーフラテス川以西に位置する西クルディスタン移行期民政局の拠点都市マンビジュ市の近郊に設営された米軍の基地の映像を公開した。 映像には、米軍の軍用車輌複数輌、米国旗、居 … Read More

トランプ米大統領はシリアからの撤退を断念か(2018年4月5日)

米国防総省のケネス・マッケンジー統合参謀本部事務局長は、米軍のシリアからの撤退の是非に関して、ドナルド・トランプ米大統領との協議を経ても、シリアでダーイシュ(イスラーム国)に対して「テロとの戦い」を行うとの方針に変化はな … Read More

トルコ大統領補佐官「東グータの事態を再発させないためイドリブ県に監視所を設置している」(2018年4月5日)

トルコのイブラヒム・カリン大統領府報道官は、3日にアンカラで行われたロシア・イラン・トルコ首脳会談に関して、記者会見で、シリア国内の戦争を終わらせるために必要な措置を講じることが確認されたと述べる一方、イドリブ県の緊張緩 … Read More

ロシアのラヴロフ外務大臣「米国はシリア駐留を正当化するための混乱を望んでいる」(2018年4月5日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、モスクワでの中国の王毅外交部長との会談後の共同記者会見で、シリア情勢に関して「米国は、地政学的・国際的なレベルで自国の国益に資するような現下のこの状態を維持しようとしているという印象 … Read More

トルコ軍と反体制武装集団はアフリーン市で若者45人を拉致連行(2018年4月5日)

アレッポ県では、ANHA(4月5日付)がアフリーン市内の複数の消息筋の話として伝えたところによると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が、市内で若者45人を拉致連行した。 AFP, April 5, 2018、AN … Read More

イスラーム軍の内部対立により東グータ地方からの戦闘員と家族の搬送作業が延期に(2018年4月5日)

ダマスカス郊外県では、SANA(4月5日付)によると、東グータ地方ドゥーマー市で活動を続けていたイスラーム軍の戦闘員と家族をトルコの実質占領下のアレッポ県ジャラーブルス市に搬送する作業が延期された。 ドゥラル・シャーミー … Read More

ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは8件の停戦違反を、トルコ側は4件の違反を確認(2018年4月5日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(4月5日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を8件(ラタキア県5件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県2件、アレッポ県1件)確認したと発表した。 またトルコ側の監視チームも4 … Read More

米軍に続いてフランス軍もマンビジュ市(アレッポ県)のロジャヴァ支配地域内に基地新設(2018年4月4日)

『ハヤート』(4月5日付)は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍傘下のマンビジュ軍事評議会に近い複数の消息筋の話として、フランス軍の複数の車輌が、マンビジュ市北西部にある軍事 … Read More

ロシアのプーチン大統領「ダーイシュはシリアで依然として脅威だ」(2018年4月4日)

ロシアのヴラジミール・プーチン大統領は、モスクワ国際安全保障大会に宛てた祝電で、「ダーイシュ(イスラーム国)は軍事的に敗北したにもかかわらず、シリアで依然として脅威だ」と述べた。 インターファクス通信(4月4日付)やロイ … Read More

米政権高官「トランプ大統領はNSCでシリアに米軍を長期的に残留させることに合意した」(2018年4月4日)

ロイター通信(4月4日付)は、米政権高官の話として、ドナルド・トランプ大統領が国家安全保障会議(NSC)の会合で、シリアに駐留する米軍を長期的に残留させることに合意した、と伝えた。 同高官は「我々は即時撤退はしない。だが … Read More

ダーイシュはダイル・ザウル県東部の油田をYPG主体のシリア民主軍から奪取(2018年4月4日)

ダイル・ザウル県では、ダイル・ザウル24(4月4日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍との戦闘の末、県東部のアズラク油田を制圧、多数の … Read More

英米仏独はハーン・シャイフーン市でのシリア軍による化学兵器使用疑惑事件1周年に合わせて「すべての責任者への制裁を誓約する」との声明を発表(2018年4月4日)

米国、英国、フランス、ドイツの四カ国は、2017年4月4日のイドリブ県ハーン・シャイフーン市でのシリア軍による化学兵器使用疑惑事件発生から1年が経ったのに合わせて共同声明を出し、「すべての責任者への制裁を誓約する。シリア … Read More