Monthly Archives: 4月 2018

デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表「アスタナ会議に参加しているのは3カ国だけで、シリアに緊張をもたらした」(2018年4月26日)

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表はBBC(4月26日付)に対し、ロシア、トルコ、イランを保証国とするアスタナ会議がシリア情勢を悪化させていると批判した。 デミストゥラ氏は「アスタナ会議は優れたイニシア … Read More

イドリブ県でシャーム解放機構、トルキスタン人らを狙った暗殺が相次ぐ(2018年4月26日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(4月26日付)によると、マアッラト・ヌウマーン市北部で、シャーム解放機構の司令官の1人アブー・ワルド氏が乗っていた車が何者かの襲撃を受け、同氏が死亡した。 またアフラール軍のメンバ … Read More

シリア政府は、バイト・サフム市、ヤルダー市、バッビーラー町の反体制武装集団に対し、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ、ハジャル・アスワド市でのダーイシュ、シャーム解放機構との戦いへの協力を迫る(2018年4月26日)

ダマスカス県・ダマスカス郊外県では、SANA(4月26日付)によると、シリア軍がヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ、ハジャル・アスワド市にあるダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の拠点に対する爆撃・砲撃を継続した … Read More

ロシア外務省のザハロワ報道官「7日のドゥーマー市での塩素ガス使用疑惑事件の犠牲者、負傷者が1人も見つかっていない」(2018年4月26日)

ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、定例の記者会見で、7日にダマスカス郊外県東グータ地方ドゥーマー市で発生した塩素ガス使用疑惑事件に関して、「犠牲者、負傷者が1人も見つかっていない」としたうえで、化学兵器禁止機関(O … Read More

ドゥーマー市の住民、医師ら17人がOPCWで7日の塩素ガス使用疑惑事件が「フェイク」だったと証言(2018年4月26日)

シリアのガッサーン・ウバイド化学兵器禁止機関(OPCW)副代表とロシアのアレクサンドル・シュルギンOPCW代表は、オランダのハーグにあるOPCW本部で共同記者会見を開き、7日にダマスカス郊外県東グータ地方ドゥーマー市で発 … Read More

ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは3件の停戦違反を、トルコ側は4件の違反を確認(2018年4月26日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(4月26日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を3件(アレッポ県1件、ラタキア県2件)確認したと発表した。 またトルコ側の監視チームも4件(イドリブ県1件、ハマー県2件、 … Read More

米主導の有志連合はシリアとイラクでの爆撃で「意図せず死亡したとされる民間人」は2018年3月末の段階で2,135人、うち死亡が確認されたのは883人と発表(2018年4月26日)

有志連合CJTF-OIR(「生来の決戦作戦」統合任務部隊)は、2018年3月にシリア、イラク両国領内での航空作戦に伴う民間人犠牲者発生にかかる1件の新たな報告を受け、すでに報告されている524件と併せて調査を行い、49件 … Read More

カタールのムハンマド外務大臣は「我々は緊急人道支援を送り、政治的解決に向けて活動する」と述べ、シリアは兵に消極姿勢を示す(2018年4月25日)

カタールのムハンマド・ビン・アブドゥッラフマーン・アール・サーニー外務大臣は、ドナルド・トランプ米大統領が米軍撤退と合わせて、アラブ諸国に対してシリアに部隊を展開するよう求めていることに関して、ツイッターのアカウント(h … Read More

サウジアラビアのジュバイル外務大臣はカタールに対し米軍のシリア駐留の費用を負担し、シリアに派兵するよう要請(2018年4月25日)

サウジアラビアのアーディル・ジュバイル外務大臣は、ドナルド・トランプ米大統領が米軍撤退と合わせて、アラブ諸国に対してシリアに部隊を展開するよう求めていることに関して「カタールは、米が基地配備などを通じて行っているカタール … Read More

OPCWの専門家チームはドゥーマー市で新たなサンプルを採取(2018年4月25日)

インターファクス通信(4月25日付)は、化学兵器禁止機関(OPCW)の専門家チームが、7日に塩素ガス使用疑惑事件が発生したダマスカス郊外県東グータ地方ドゥーマー市に入り、新たなサンプルを採取した。 専門家チームが現場入り … Read More

米下院はシリア政府支配地域への支援を禁じた法案を賛成多数で可決(2018年4月25日)

米下院は、シリア政府支配地域への支援を禁じた法案を賛成多数で可決した。 この法案は、2019年度から2023年度までの5年間でシリア復興支援のために資金を拠出する際に大統領の承認を必要とする旨定めている。 『ハヤート』( … Read More

日本は国連機関を通じてシリア政府支配地域、ヨルダン、レバノンへの人道支援を約束:シリア支援国会合は目標額の半分以下の支援資金しか集められず(2018年4月25日)

ベルギーのブリュッセルでEUが主催するシリア支援国会合が2日間の日程を終え閉幕した。 「シリアと地域の未来を支援する」(Suporting the Future of Syria and the Region)ためのブリ … Read More

ロイター通信:ロシア政府がシリア人や傭兵に軍事教練を行っている証拠を掴む(2018年4月25日)

ロイター通信(4月25日付)は、同通信社特派員が最近になって3度、シリアの首都ダマスカスからやって来た複数の男性がロシア南西部のモリキノにある基地に直接向かったとしたうえで、ロシアがシリア領内での空爆以外に、シリア人やロ … Read More

シリア革命反体制国民連立の幹部が相次いで脱会、ムウタスィム旅団も絶縁(2018年4月25日)

ドゥラル・シャーミーヤ(4月25日付)は、シリア革命反体制国民連立の幹部が最近になって相次いで脱会していると伝えた。 脱会を表明したのは、ジョルジュ・サブラー元代表、スハイル・アタースィー氏、ハーリド・ハウジャ元代表ら。 … Read More

トランプ米大統領「米国はイランにシリア支配の余地を与えないような適切な時期を選んで軍を撤退させる」(2018年4月25日)

ドナルド・トランプ米大統領はワシントンDCでフランスのエマニュエル・マクロン大統領と会談した。 会談後の共同記者会見で、トランプ大統領は、シリア情勢について、「米軍をシリアから撤退させ、帰宅させたい。だが、イランにシリア … Read More

シャーム解放機構の幹部でサウジアラビア人説教師のムハイスィニー氏はシャーム解放機構とシリア解放戦線に再び戦火を交えないよう呼びかける(2018年4月25日)

シャーム解放機構の幹部でサウジアラビア人説教師のアブドゥッラー・ムハイスィニー氏はユーチューブ(4月25日付)を通じてビデオ声明を出し、シャーム解放機構、シリア解放戦線、シャームの鷹旅団によるイドリブ県、アレッポ県での停 … Read More

ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ、ハジャル・アスワド市でのシリア軍とダーイシュ、シャーム解放機構の戦闘続く(2018年4月25日)

ダマスカス県・ダマスカス郊外県では、SANA(4月25日付)によると、シリア軍がヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ、ハジャル・アスワド市にあるダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の拠点に対する爆撃・砲撃を継続した … Read More

東カラムーン地方(ダマスカス郊外県)で投降した反体制派戦闘員の免罪手続き開始(2018年4月25日)

ダマスカス郊外県では、SANA(4月25日付)によると、東カラムーン地方で活動を続けていた反体制武装集団戦闘員のうち、退去を希望しないメンバーらに対する免罪手続きがルハイバ市で行われ、戦闘員らが当局に投降した。 また、ル … Read More

ロシア軍参謀本部:米英仏の攻撃に際してシリアの防空システムが撃墜したミサイルの残骸を公開、シリア政府に近く新たな防空システムを供与すると表明(2018年4月25日)

ロシア軍参謀本部機動総局のセルゲイ・ルドスコイ局長は、国防省で4月14日の米英仏のシリア攻撃などに関する記者会見を行った。 このなかで、ルドスコイ局長は、米英仏が攻撃したとする3カ所についての詳細な情報を開示した。 それ … Read More

ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは5件の停戦違反を、トルコ側は4件の違反を確認(2018年4月25日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(4月25日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を6件(アレッポ県1件、ラタキア県5件)確認したと発表した。 またトルコ側の監視チームも5件(ダルアー県1件、イドリブ県1件 … Read More

イスラエルのリーベルマン国防大臣「シリアがイスラエル軍機にS-300を使用したら、力で対応する」(2018年4月24日)

イスラエルのアヴィグドール・リーベルマン国防大臣は、ロシアがシリアにS-300防空システムの供与を検討していることに関して、「シリアがイスラエル軍の戦闘機に対してS-300を使用した場合、力で対応する」と述べた。 『ハヤ … Read More

ロシアのラヴロフ外務大臣「米国はシリアから出て行く意思はない」(2018年4月24日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、中国の北京で開催されている上海条約機構の外相会談で、シリア情勢に関して「米国はシリアから出て行く意思はない」と批判した。 ラブロフ外務大臣は、シリアの経済復興に関して「時間を要するだ … Read More

ブリュッセルでシリア支援国会合開幕、60億ユーロの支援表明をめざす:デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表は国連安保理での分裂解消の試みが失敗したことを明らかに(2018年4月24日)

ベルギーのブリュッセルでEUが主催するシリア支援国会合が開幕した。 「シリアと地域の未来を支援する」(Suporting the Future of Syria and the Region)ためのブリュッセル2会議と題 … Read More

シリア大統領府はイドリブ県への大規模軍事作戦の準備を行っているとのロシアの報道を否定(2018年4月24日)

シリア大統領府の広報局は声明を出し、シリア軍がイドリブ県に対する大規模軍事作戦の準備を行っているとのロシアの報道を否定した。 声明は「一部のサイトや日刊紙がこの数日、バッシャール・アサド大統領の発言だとして偽のニュースを … Read More

先進国7カ国(G7)外相会合はアサド政権下のシリアへの復興支援を行わないことを確認(2018年4月24日)

カナダのトロントで開催されていた先進国7カ国(G7)外相会合は、北朝鮮の核兵器・ミサイルの完全廃棄を目指し、最大限の圧力を維持するなどとした共同声明を採択して閉幕した。 共同声明では、シリア情勢にも言及、「信頼に足る政治 … Read More

アル=カーイダ系のシリア解放戦線はアル=カーイダ系のシャーム解放機構拠点をドローンで爆撃、その後停戦に合意(2018年4月24日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(4月24日付)によると、ザーウィヤ山地方のカンスフラ村にあるシャーム解放機構の拠点複数カ所を、シリア解放戦線(シャーム自由人イスラーム運動、ヌールッディーン・ザンキー運動)が無人航 … Read More

シリア・クルド民主党(アル・パールティ)イブラーヒーム派がハサカ県カフターニーヤ市に事務所開設(2018年4月24日)

ハサカ県では、ANHA(4月24日付)によると、シリア・クルド民主党(アル・パールティ)ナスルッディーン・イブラーヒーム派がカフターニーヤ(ディルベ・スピーイェフ)市に当事務所を開設した。 開設式にはナスルッディーン・イ … Read More

ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ、ハジャル・アスワド市でシリア軍がダーイシュ、シャーム解放機構と激しく交戦する一方、ロシアがヤルダー市、バッビーラー町と停戦協議(2018年4月24日)

ダマスカス県・ダマスカス郊外県では、SANA(4月24日付)によると、シリア軍がヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ、ハジャル・アスワド市にあるダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の拠点に対する爆撃・砲撃を継続した … Read More

東カラムーン地方(ダマスカス郊外県)から反体制武装集団の退去完了(2018年4月24日)

ダマスカス郊外県では、SANA(4月24日付)によると、ロシアの仲介による東カラムーン地方でのシリア政府と反体制武装集団の停戦合意に基づき、21日から行われていた反体制武装集団の戦闘員と家族の退去が終了した。 24日には … Read More

ヒムス県北部、ハマー県南部でシリア軍がアル=カーイダ系のシャーム解放機構と交戦(2018年4月24日)

ヒムス県では、シャーム解放機構に近いイバー通信(4月24日付)によると、シャーム解放機構は、県北部のサリーム村一帯でシリア軍と交戦、これを撃退した。 ** ハマー県では、シャーム解放機構に近いイバー通信(4月24日付)に … Read More