Monthly Archives: 4月 2019

アスタナ12会議は制憲委員会メンバー人選で合意に至らないまま閉幕(2019年4月26日)

カザフスタンの首都アスタナ(ヌルスルタン)で25日に開幕したアスタナ12会議は、2日間の日程を終え、閉幕した。 アスタナ会議の保障国であるロシア、イラン、トルコは閉幕声明を発表し、シリアの領土統一、主権尊重、国連憲章の遵 … Read More

ロシア軍がシリアのアル=カーイダ支配下のハマー県、イドリブ県を爆撃し、住民10人が死亡(2019年4月26日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機がタッル・フワーシュ村一帯を爆撃した。 ドゥラル・シャーミーヤ(4月26日付)によると、この爆撃で住民7人が死亡、多数が負傷したという。 また、シリア人権監視団 … Read More

ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから305人、ヨルダンから566人の難民が帰国、避難民10人(うちラクバーン・キャンプからの帰還者0人)が帰宅(2019年4月26日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月26日付)を公開し、4月25日に難民871人が新たに帰国したと発表した。 このうちレバノンから帰国したのは305人(うち女性92人、子供155人) … Read More

レバノンから帰国したばかりの難民の誘拐事件相次ぐ(2019年4月25日)

親政府系の「ダマスカス迫撃砲日記」は、レバノンでの避難生活を終えて帰国したばかりの難民の誘拐事件が最近になって多発していると伝えた。 誘拐犯は、国境地帯で誘拐した難民の身柄と引き替えに多額の身代金を要求しているという。 … Read More

YPG主体のシリア民主軍がダイル・ザウル県北部でダーイシュ・メンバー5人を殺害(2019年4月25日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(4月25日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がズィーバーン町、シュハイル村などでダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルを摘発するための特殊作戦を実施し、ダーイシュ・メ … Read More

アスタナ12会議が開幕:イドリブ県情勢、制憲委員会、難民帰還、復興などについて協議(2019年4月25日)

カザフスタンの首都アスタナ(ヌルスルタン)でシリア危機の解決に向けたアスタナ12会議が開幕した。 SANA(4月25日付)によると、バッシャール・ジャアファリー国連シリア代表を団長とするシリア代表団は、アレクサンドル・ラ … Read More

クナイトラ県でゴラン高原に対するイスラエルの主権を認めたトランプ大統領の決定に抗議するデモ(2019年4月25日)

クナイトラ県では、SANA(4月25日付)によると、ハーン・アルナバ市で、ドナルド・トランプ米大統領が3月25日にシリア領ゴラン高原に対するイスラエルの主権を認める大統領令に署名したことに抗議するデモが行われ、多くの住民 … Read More

ダイル・ザウル県北部でYPG主体のシリア民主軍の退去を求める抗議デモが発生、シリア民主軍の発砲で参加者3人が死亡(2019年4月25日)

ダイル・ザウル県では、SANA(4月25日付)によると、北・東シリア自治局支配下の県北部のダマーン村、アズバ村、ブサイラ市で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の退去を求める抗議デモが発生し、多くの住民が参加した。 … Read More

反体制派が撃った砲弾がラタキア市に着弾し、4人負傷(2019年4月25日)

ラタキア県では、SANA(4月25日付)によると、トルコ国境近くで活動を続ける反体制武装集団が発射したロケット弾1発がラタキア市グラーフ地区(南ラムル地区)の民家に着弾し、子供1人を含む4人が負傷した。 ** ハマー県で … Read More

ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから362人、ヨルダンから672人の難民が帰国、避難民25人(うちラクバーン・キャンプからの帰還者0人)が帰宅(2019年4月25日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月25日付)を公開し、4月24日に難民1,064人が新たに帰国したと発表した。 このうちレバノンから帰国したのは362人(うち女性109人、子供18 … Read More

米主導の有志連合はシリア空爆で「意図せず死亡したとされる民間人」は2019年3月末の段階で1,291人(2019年4月25日)

有志連合CJTF-OIR(「生来の決戦作戦」統合任務部隊)は、2014年8月から2019年3月までにシリア、イラク両国領内での航空作戦に伴う民間人犠牲者発生にかかる7件の新たな報告を受け、すでに報告されている146件と併 … Read More

ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから349人、ヨルダンから665人の難民が帰国、避難民1,999人(うちラクバーン・キャンプからの帰還者1,983人)が帰宅(2019年4月24日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月24日付)を公開し、4月23日に難民1,014人が新たに帰国したと発表した。 このうちレバノンから帰国したのは349人(うち女性105人、子供17 … Read More

オスマン帝国によるアルメニア人虐殺追悼記念日に合わせて、北・東シリア自治局支配下のアルメニア教徒が民兵組織「殉教者ノバル・オザニアン部隊」の結成を宣言(2019年4月24日)

ANHA(4月24日付)は、北・東シリア自治局支配地域のアルメニア教徒が、オスマン帝国による1915年のアルメニア人虐殺の追悼記念日(4月24日)に合わせて、新たな民兵組織「殉教者ノバル・オザニアン部隊」の結成を宣言した … Read More

トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団がタッル・リフアト市近郊を砲撃(2019年4月24日)

アレッポ県では、ANHA(4月24日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が、タッル・リフアト市近郊のシャイフ・イーサー村を砲撃した。 AFP, April 24, 2019、ANHA, April 24 … Read More

北・東シリア自治局の支配下のダイル・ザウル県北部各所でYPG主体のシリア民主軍の素行や治安悪化に抗議するデモが発生(2019年4月24日)

ダイル・ザウル県では、SANA(4月24日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にある県北部のムハイミーダ村、ヒサーン村、下サフィーラ村、上サフィーラ村、ワスィーア村、ムワイリフ村、ハスィ-ン村、ガリーバ村で、人民防衛 … Read More

シリア政府支配下の首都ダマスカス、ラタキア市、アル=カーイダ支配下のジスル・シュグール市、トルコ占領下のマーリア市で大きな爆発が相次いで発生(2019年4月24日)

ダマスカス県では、SANA(4月24日付)、シリア人権監視団によると、ナフル・イーシャ地区の南部環状線で車に仕掛けられた爆弾が爆発し、運転していた男性1人が死亡、5人が負傷した。 ** ラタキア県では、ドゥラル・シャーミ … Read More

シリア軍はハマー県、イドリブ県でシャーム解放機構の拠点を攻撃(2019年4月24日)

ハマー県では、SANA(4月24日付)によると、シリア軍がカルアト・マディーク町、タッル・フワーシュ村、シャフルナーズ村、フワイズ村にあるシャーム解放機構の拠点を砲撃した。 一方、ドゥラル・シャーミーヤ(4月24日付)に … Read More

米主導の有志連合は4月7日~4月20日までの14日間、シリアでの爆撃を実施せず(2019年4月24日)

米中央軍(CENTCOM)は、4月7日~4月20日の14日間でのシリア、イラク両国における有志連合の爆撃の戦果をHPで発表した。 それによると、両国領内でのダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対する爆撃回数は52回で、う … Read More

YPG報道官「ロシアのシリア政策は陳腐…。シリア政府が我々の地域を攻撃したら、ダーイシュを敗北させたように、政府と対決し、これを敗北させる」(2019年4月23日)

人民防衛隊(YPG)のヌーリー・マフムード報道官は、「シリアにおけるロシアの政策は陳腐で、一時の国益を守ろうとしているだけで、シリア、そしてシリア人を犠牲にしてトルコと取引を繰り返している.…。ロシアは(アスタナ会議の) … Read More

シャーム解放機構はイドリブ県南部でダーイシュ摘発に向けた大規模捜査を開始(2019年4月23日)

イドリブ県では、シャーム解放機構に近いイバー・ネット(4月23日付)によると、シャーム解放機構が県南部でダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセル摘発に向けた大規模な捜査を開始した。 AFP, April 23, 201 … Read More

アフリーン解放軍はアアザーズ市(アレッポ県北部)でトルコの国家諜報機構(MiT)と国民軍の合同本部を攻撃し、MiTメンバー2人を殺害したと発表(2019年4月23日)

アレッポ県では、アフリーン解放軍が声明を出し、22日に県北部のアアザーズ市に設置されているトルコの国家諜報機構(MİT)の事務所の一つが攻撃された事件に関して、MiTと国民軍の合同本部を攻撃し、「アブー・ウマル」を名のる … Read More

トルコはアレッポ県北西のアフリーン市を孤立させるため周辺地域で隔離壁建設進める:反体制派はこの壁が「トルコ軍の基地を防御するためのもの」と説明(2019年4月23日)

SANA(4月23日付)は、トルコ軍が数週間前から、アレッポ県北西部のアフリーン市を取り囲むかたちでセメントの隔離壁を建設し、同地を周辺地域から孤立させようとしていると伝えた。 複数の住民筋そして複数のメディアによると、 … Read More

シリア軍はシャーム解放機構支配下のイドリブ県各所を砲撃する一方、シャーム解放機構はホワイト・ヘルメットとともに化学兵器使用を準備か(2019年4月23日)

イドリブ県では、SANA(4月23日付)によると、シリア軍がジャルジャナーズ町、ハーン・シャイフーン市、タフターヤー村、アブー・フッバ村にあるシャーム解放機構の拠点を砲撃した。 ドゥラル・シャーミーヤ(4月23日付)によ … Read More

ロシアとイランはシリアへの輸入販路をめぐって水面下で対立(2019年4月22日)

ロシアの『ニェザヴィーシマヤ・ガゼータ』(4月22日付)は、シリア政府を支援するロシアとイランがシリアへの輸入販路をめぐって水面下で対立を深めていると伝えた。 同記事が複数の西側メディアの情報として伝えたところによると、 … Read More

ルクバーン・キャンプ一帯で活動する革命特殊任務軍は戦闘員を新たに募集、数十人がこれに応える(2019年4月22日)

米主導の有志連合の占領下にあるヒムス県南東部タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で活動を続ける革命特殊任務軍はツイッターのアカウントを通じて声明を出し、同地の防衛能力の向上を図り、ダーイシュ(イスラーム国)の復活を阻 … Read More

ルクバーン・キャンプの難民数千人が新たにシリア政府支配地域に帰還(2019年4月22日)

SANA(4月22日付)は、米主導の有志連合の占領下にあるヒムス県南東部のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプに身を寄せていたシリア難民多数が、新たにスフナ市南部のジュライ … Read More

ロシア合同連携センターとシリアの国外難民帰還調整委員会が第3回調整会合を開き、ルクバーン・キャンプの現状、難民の帰還状況について協議、米国の改めて妨害を非難(2019年4月22日)

ロシアの合同連携センター(国外難民と国内避難民の帰還を支援するためのロシア国防省と外務省の合同調整センター)とシリアの国外難民帰還調整委員会が、ヒムス県ジャバル・グラーブ(グラーブ山)村で第3回調整会合を開き、米主導の有 … Read More