ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣はロシアのセルゲイ・ラヴロフ外務大臣と電話会談を行い、二国間関係、とりわけ国連や国際社会における政治対話、連携、相互支援の方途について意見を交わした。
会談のなかで、ミクダード外務在外居住者大臣は、ウクライナでのロシアの特別軍事作戦に改めて支持を表明、シリアでのロシアによる「テロとの戦い」支援を高く評価するとともに、シリアおよび中東地域情勢の進捗について説明した。
これに対して、ラヴロフ外務大臣は、西側諸国に対抗するロシアに対するシリアの支援に謝意を示す一方、シリアのアラブ連盟復帰などアラブ世界での事態の好転に歓迎の意を示し、アラブ地域の安定、アラブ諸国との共通の課題に取り組むための協力強化に向けた取り組みを支持すると述べた。
SANA(7月3日付)、RIAノーヴォスチ通信(7月3日付)などが伝えた。
AFP, July 3, 2023、ANHA, July 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 3, 2023、‘Inab Baladi, July 3, 2023、Reuters, July 3, 2023、RIA Novosti, July 3, 2023、SANA, July 3, 2023、SOHR, July 3, 2023などをもとに作成。
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