ロシアは越境(クロスボーダー)人道支援の6ヵ月の延長を認める決議案を国連安保理に提出(2023年7月7日)

トルコからの越境(クロスボーダー)人道支援や、政府支配地からの境界経由(クロスライン)の人道支援、早期復旧プログラムの推進などを定めた国連安保理決議第2672号(2023年1月9日採択)の期限切れが2023年7月10日に迫るなか、ロシアはイドリブ県のバーブ・ハワー国境通行所1ヵ所を通じたクロスボーダーでの人道支援を6ヵ月間延長することを定めた決議案を安保理に提出した。

なお、これに先立って、スイス、ブラジルはバーブ・ハワー国境通行所1ヵ所を通じたクロスボーダーでの人道支援を12ヵ月間延長することを定めた決議案を提出しており、近く両決議案の採決が行われる。

ANHA(7月8日付)が伝えた。

AFP, July 8, 2023、ANHA, July 8, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 8, 2023、‘Inab Baladi, July 8, 2023、Reuters, July 8, 2023、SANA, July 8, 2023、SOHR, July 8, 2023などをもとに作成。

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