シリア政府の支配下にあるダイル・ザウル県のユーフラテス川東岸の住民が米軍の占領に抗議するデモ(2023年7月12日)

ダイル・ザウル県では、SANA(7月12日付)によると、ダイル・ザウル市の対岸(ユーフラテス川東岸)に位置するサーリヒーヤ町で、シリア政府の支配下にあるユーフラテス川東岸の7町村の住民らが、米軍による占領に抗議するデモを行った。

デモは、米軍が駐留するダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配地から数メートルしか離れていないサーリヒーヤ通行所(サーリヒーヤ橋)前で行われ、ファーディル・ナッジャール県知事、バアス党ダイル・ザウル支部指導部のラーイド・ガドバーン書記長らがも参加した。




これに関して、シリア人権監視団は、デモがバアス党ダイル・ザウル支部によって組織されたとしたうえで、シリア軍が学生や公務員といった民間人を脅迫するなどして圧力をかけ、デモに参加させたと発表した。

AFP, July 12, 2023、ANHA, July 12, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 12, 2023、‘Inab Baladi, July 12, 2023、Reuters, July 12, 2023、SANA, July 12, 2023、SOHR, July 12, 2023などをもとに作成。

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