アサド大統領はシリアを訪れたインドのヴェランヴェリー・ムラリーダラン外務担当閣外大臣と会談した。
会談のなかで、アサド大統領は、「ルック・イースト」の原則は、経済・政治関係だけでなく、インドがその基本的な一部をなす東洋が依拠し、シリアも信じ、それに基づいて行動している価値観や原理原則という観点において、シリアの政策が力点を置いているもっとも重要な原則の一つだと述べた。
アサド大統領はまた、シリアとインドを結び付けている関係が、歴史に根ざした深いものだとしたうえで、アラブ世界の諸問題に対するインドの姿勢、シリアの主権や自決権に対する戦争に対する対応、トルコ・シリア大地震の被害に対する支援に謝意を示した。
また、西側諸国が覇権を追求する唯一の方法は国家間に紛争や対立を作り出すことで、そうしたなかで、アジア大陸諸国との良好な関係を築くことが求められると強調し、国家間の共通の利益を実現するには、安定した関係が求められ、それによって新たな多極世界において、より効果的な役割を果たすことにつながると述べた。
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ムラリーダラン外務担当閣外大臣はまた、フサイン・アルヌース首相と会談し、両国経済関係の強化の方途について協議した。
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ムラリーダラン外務担当閣外大臣はさらに、イヤード・ムハンマド・ハティーブ通信技術大臣と会談し、両国の通信および情報テクノロジー分野、とりわけ幹部の養成や両国間の経験の交換における協力の方途や展望について協議した。
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SANA(7月13日付)が伝えた。
AFP, July 13, 2023、ANHA, July 13, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 13, 2023、‘Inab Baladi, July 13, 2023、Reuters, July 13, 2023、SANA, July 13, 2023、SOHR, July 13, 2023などをもとに作成。
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